JPH0529033Y2 - - Google Patents

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JPH0529033Y2
JPH0529033Y2 JP1989093726U JP9372689U JPH0529033Y2 JP H0529033 Y2 JPH0529033 Y2 JP H0529033Y2 JP 1989093726 U JP1989093726 U JP 1989093726U JP 9372689 U JP9372689 U JP 9372689U JP H0529033 Y2 JPH0529033 Y2 JP H0529033Y2
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spring
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pressing
plate
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は家庭での漬物製造に使用される漬物容器
に関するものである。
(従来の技術及び考案が解決しようとする課題) 従来の漬物容器は野菜を収納する容器体と、野
菜を加圧する押圧盤を有する蓋体からなり、押圧
盤の加圧構造の相違で大きく二つに分けられる。
一つは蓋体と押圧盤の間に単にバネ部材を介在せ
しめたもの、他は実公昭55−37029号公報他に示
されているように蓋体にメネジ部材を回動自在に
装着し、押圧盤を連結したネジ棒を該メネジ部材
に螺合し、メネジ部材を回動することによつて押
圧盤を上下せしめてなるものである。
本案は特に前者の構造の改良に係るもので、こ
の種の漬物容器としては実公昭60−16309号公報
に示されているように容器体に押圧板(漬物を押
圧する押圧盤とは異なる)の一側を枢支し、この
押圧板にバネを作用せしめたものが知られてい
る。しかし、押圧板を枢支してなる構造のための
枢支部に食品屑が詰まり押圧板の機能が損なわれ
てしまう虞があり、また押圧板に付設する発条が
金属性であるため、発条が錆易い欠点がある。
また実公昭61−67号公報に示されているよう
に、∩状の合成樹脂製のバネ板を蓋体と押圧盤と
の間に介在せしめたものも知られている、しかし
これは∩状のバネ板の下端が押圧盤上面をスライ
ドしてバネの伸縮で行われるためバネ板下端と押
圧盤との間に僅かでも引つ掛りが生ずると蓋体が
しまらなくなる欠点がある。
(課題を解決するための手段) 本案は前記課題を鑑み、特に発条体の構造を改
良したものである。
本案に係る漬物容器は従来と同様に発条体を内
面側に設けた蓋体と、発条体によつて下圧される
押圧盤と、容器体とで構成される漬物容器で、特
に発条体を厚板状に形成した基部と押圧部とを薄
板状に形成した連結部で連結すると共に、前記基
部と押圧部に各々連絡片を突設した発条体部材
を、樹脂一体成形で形成し、前記発条体部材の連
続部部分で折曲すると共に基部と押圧部との各連
絡腕片を連結して形成してなるもので、この発条
体をその基部を蓋体内面に固着してなるものであ
る。
(作用) 発条体は折曲した薄板状の連結部の弾性によつ
て発条機能が発揮され押圧部で押圧盤を下圧し、
押圧盤下方に収納した野菜を漬物にするものであ
る。
(実施例) 次に本案の実施例について説明する。
本案漬物容器は2個の蓋体1、2個の押圧盤2
及び2槽式の容器体3で構成され、蓋体1は相対
向する下縁部分に掛止鉤部11と係止突部12を
設けると共に内面側に発条体13を装着してなる
ものである。この発条体13は樹脂の一体成形で
発条体部材13′を形成し、これを加工して形成
したもので、発条体部材13′は第2図に示すよ
うに厚板状に形成した基部131と押圧部132
とを薄板状に形成した連結部133で連結すると
共に、基部131の基端部に2本の止着用鉤片1
34を連設し、且つ軸状突部135を突設した連
結腕片136を基部131の上面側に突設し、一
方前記連結腕片136と対応する押圧部132側
に、軸状突部135が嵌合できる溝孔137を有
する連結腕片138を設けてなるものである。こ
の発条体部材13を発条体13にするには、連結
部133を中心に折曲して連結腕片136の軸状
突部135を連結腕片138の溝孔137に嵌合
し、両連結腕片136,138を連結するもので
ある(第3図参照)。前記発条体13を蓋体1の
内面に装着するには基体1の内面に前記発条体1
3の止着用鉤片134と対応して差込用受部14
を形成しておき、この差込用受部14に鉤片13
4を圧入貫通せしめて発条体13と蓋体1とを一
体化する(第4図参照)。押圧盤2は液抜き孔2
1を適当数穿設すると共に、前記発条体13の押
圧部132と対応する受突条22を設けてなる。
容器体3は2個の蓋体1の各掛止鉤部11と係止
突部12と対応する受鉤部31と受突部32を設
けてなる。
而して使用に際しては、容器体3の各々に異な
る漬物用野菜Aを入れ適宜な水、塩、調味料等を
加え、野菜Aの上に押圧盤2を載置し、蓋体1の
掛止鉤部11を容器体3の受鉤部31とを噛合せ
しめ、この噛合部を中心に蓋体1を回動し、係止
突部12を受突部32に係止して容器体3と蓋体
1を一体化する。蓋体1及び容器体3の内部にお
いては発条体13の連結部133がより折曲され
押圧部132の先端が押圧盤2の受突条22と当
接し、連結部133の復帰力で押圧盤2を下圧す
ることになり、それに伴つて野菜の漬物化が達成
されるものである。
本案の漬物容器は樹脂で全体形成すると共に、
折曲によつて発条機能を発揮せしめた発条体を用
いたことを特徴とすもので、特に容器体と蓋体と
の連結を前記鉤状掛止とせずに枢結するものでも
良く、また発条体13の蓋体への取り付けも前記
した実施例に特定されることなく任意の手段で装
着しても良い。
(考案の効果) 本案は以上のようにオール樹脂製で且つ折曲し
た樹脂自体の弾性によつて発条機能を発揮せしめ
た発条体を用いた漬物容器で、発条体自体の装着
は単なる固着手段で良く、且つ押圧盤と当接して
のスライド距離が非常に少ないので、従前の簡易
タイプ漬物容器の欠点を解消できたものである。
【図面の簡単な説明】
図は本案の実施例を示すもので、第1図は分解
斜視図、第2図は発条体部材の斜視図、第3図は
発条体の斜視図、第4図は蓋体と発条体の止着状
態を示す図、第5図は使用状態を示す断面図であ
る。 1は蓋体、11は掛止鉤部、12は係止突部、
13は発条体、13′は発条体部材、131は基
部、132は押圧部、133は連結部、134は
止着用鉤片、135は軸状突部、136,138
は連結腕片、137は溝孔、14は差込用受部、
2は押圧盤、21は液抜き孔、22は受突条、3
は容器体、31は受鉤部、32は受突部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 発条体を内面側に設けた蓋体と、発条体によつ
    て下圧される押圧盤と、容器体とで構成される漬
    物容器に於いて、 厚板状に形成した基部と押圧部とを薄板状に形
    成した連結部で連結すると共に、前記基部と押圧
    部に各々連結腕片を突設した発条部材を、樹脂一
    体成形で形成し、前記発条部材の連結部部分で折
    曲すると共に基部と押圧部との各連結腕片を連結
    して発条体とし、前記発条体の基部を蓋体内面に
    固着してなることを特徴とする漬物容器。
JP1989093726U 1989-08-09 1989-08-09 Expired - Lifetime JPH0529033Y2 (ja)

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JP5223687B2 (ja) * 2009-01-09 2013-06-26 ソニー株式会社 立体視用眼鏡
JP6350895B2 (ja) * 2013-01-28 2018-07-04 齋藤 達夫 保存容器を兼ねた多彩な漬物器

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