JPH0528936Y2 - - Google Patents

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JPH0528936Y2
JPH0528936Y2 JP8743984U JP8743984U JPH0528936Y2 JP H0528936 Y2 JPH0528936 Y2 JP H0528936Y2 JP 8743984 U JP8743984 U JP 8743984U JP 8743984 U JP8743984 U JP 8743984U JP H0528936 Y2 JPH0528936 Y2 JP H0528936Y2
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resolver
case
rotating
rotating shaft
outside
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は同期電動機形ブラシレスサーボモー
タ(以下ACサーボモータと称す)用検出装置に
関するもので、特にレゾルバを2個、タコジエネ
レータを1個使用する検出装置に関するものであ
る。最近のACサーボモータには磁極位置の検出
器と回転角度検出器と速度検出器との3種の検出
器が必要であつて、これらを綜合した検出装置と
して、レゾルバ、シヤフトエンコーダ及びタコメ
ータジエネレータ(速度検出のみ)が一般に用い
られている。中でもレゾルバを2個用い、1個を
磁極検出に、他方を回転角検出に使用し、そして
さらにその後にタコメータジエネレータをつける
方法が高級サーボ方式として定評がある。ACサ
ーボモータには、モータの後端にこのような検出
器を機械的に結合しなければならないが、この考
案はこのようなACサーボモータ用検出装置の構
造の改良に関するものである。
〔従来技術〕
レゾルバを2個と1個のタコメータジエネレー
タとを設けたACサーボモータ用検出器の従来の
代表的な構造は、第1図に示すようであつて、レ
ゾルバはブラシレス構造のため、回転トランス部
とレゾルバ部とに分離されるので、第1のレゾル
バの回転トランス部1、レゾルバ部2、第2のレ
ゾルバの回転トランス部3、レゾルバ部4、タコ
メータジエネレータ5をモータ軸6と継手7で連
結された回転軸8上に軸方向に順次並べて設け、
これらを1個のケース9に納めて、ケース9をモ
ータの端に取付けた構造であつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、第1のレゾルバと第2のレゾルバとは
普通極数の違うもの同士であるため、互いのロー
タ軸角に対する相対位置を常に一定にする必要が
ある。例えば第3図の出力波形のように、同相へ
立上がる信号を正確に揃えねばならない。この位
置を仮に電気的零位置とした場合、モータの極の
位置関係を正確に合せる都合上、第2図に示すよ
うな、軸とケースに設けた零位置マーク10s
10cと電気的零位置とをさらに正確に合せる必
要が生ずる。従来の構造でこの零合せを行うに
は、予めケースに印をした位置にステータ鉄心を
挿入し、かつ何度も組直しては微調整を繰返さな
ければならなかつた。このように従来の構造には
組込調整が煩雑であるという欠点があつた。その
上、組込調整の煩雑さに加え、従来の構造では、
軸上に縦に並べてレゾルバ等を設けるので、装置
が長くなり過ぎる欠点があつた。このため、組込
精度が悪くなると同時に、ACサーボモータ全体
の長さのバランスを悪くしていた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、従来の検出装置の上記のような欠
点にかんがみてなされたもので、検出装置の軸方
向の長さが短く、組込精度がよく、零合せの容易
なACサーボモータ用検出装置を提供することを
目的とし、この目的達成のために、第1レゾルバ
と第2レゾルバとにそれぞれ分離可能な第1ケー
ス及び第2ケースを設け、第1レゾルバと第2レ
ゾルバとの相対位置の調整が容易にできるよう
に、第1ケースと第2ケースとの取付けを長孔と
し、同時に第1ケースと第2ケースを取付けてで
き上つた検出装置をモータの端の第3ケースに組
込む構造とし、その取付けも長孔にして調整でき
るようにしている。また、全長を短くするよう
に、レゾルバの回転トランスの固定側を軸受ハウ
ジングを兼ねて軸受の径方向外側に装架し、その
外側にレゾルバのステータ部を置いてケースに収
納し、なおかつレゾルバのロータ部を回転トラン
スの回転側の外周上に重ねて回転軸に取付けた構
造を特徴としている。
〔作用〕
このように構成したので、取付孔の長孔によつ
て、角度位置の微調整が容易になり、ケースのま
まで調整ができるので零合せに時間が掛ることが
ない。また回転トランスとロータ部、ステータ部
が径方向に配設されるので、組立長さが小とな
り、組込精度を向上させることができる。
〔考案の実施例〕
以下、図示する実施例について、この考案を詳
細に説明する。
第5図に示すように、回転軸11は第1レゾル
バの回転トランス部の回転側部材12と第2レゾ
ルバの回転トランスの回転側部材22とを軸方向
に並べて取付けていて、更に回転側部材12,2
2の外周上に重ねて、それぞれ第1レゾルバのロ
ータ鉄心14及び第2レゾルバのロータ鉄心24
を固着している。回転軸11には第2レゾルバの
回転トランスの回転側部材22の軸方向外側に軸
受26を隔てて例えばタコジエネレータ又はエン
コーダのようなセンサ31が組込まれている。回
転軸11をモータ側で回転自在に支承する軸受1
6は径方向外側から軸受ハンジングを兼ねた第1
レゾルバの回転トランスの固定側部材13で支持
され、この固定側部材13は第1ケース17に収
納され、第1ケース17はさらに第1レゾルバの
ステータ鉄心15を同じレゾルバのロータ鉄心1
4の径方向外側に保持するように収納している。
第1ケース17はこのように第1レゾルバを収納
し、モータ(第5図に示さず)の端に設け且つ前
記第1ケースより大径の第3ケース37に取付け
るようになつていて、第1ケース17を第3ケー
ス37に取付けるための取付孔は、第6図に示す
ように第3ケース37に設けられた長孔18とな
つている。第3ケース37をモータに取付けるた
めの孔も長孔38(第6図)に形成するとよい。
回転軸11を外側(軸方向)で支承する今一つ
の軸受26は径方向外側にある軸受ハンジングを
兼ねた第2レゾルバの回転トランスの固定側部材
23で支持され、この固定側部材23は第2ケー
ス27に収納され、第2ケース27は同時に第2
レゾルバのステータ鉄心25をも収納し、このス
テータ鉄心25をロータ鉄心24の径方向外側に
保持していて、前記第2ケース27と同径状の第
1ケース17の外側端(モータと反対側)に第1
ケース17と同心に取付けられる。第2ケース2
7を第1ケース17に取付けるために、第7図に
示すように複数個の長孔28が第2ケース27に
設けられている。第2ケース27にはセンサ31
の固定側32が取付けられ、第3ケース37の外
端(第2ケースのある側の端)は裏蓋33で覆わ
れている。符号34は信号取出線を示す。なお、
前述の取付孔が長孔18,28であるため、レゾ
ルバを取付ける際の角度位置調整を自在に可能と
するように構成されている。
検出作用は従来と同様で第4図の結線図に示す
ように、前記各ステータ鉄心15,25に設けら
れた一対のステータ巻線15a,25aと、これ
らの各ステータ鉄心15,25と対向して設けら
れロータ巻線14a,24aを有するロータ鉄心
14,24と、前記各ロータ巻線14a,24a
に接続された回転トランスの回転側部材12,2
2と、この回転側部材12,22と対向して配設
された固定側部材13とから構成されており、レ
ゾルバは周知のように、普通ステータ鉄心に交流
電圧を印加する。それによつて発生した磁束によ
つて、ロータ鉄心に出力電圧が生じる。この出力
電圧をそのまま回転トランスの回転側に印加した
とき、回転トランス固定側に最終出力信号が生じ
る。その結線図を第4図に示す。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、第1
ケースに第1レゾルバを第2ケースに第2レゾル
バを分離して収容し、各ケースは角度位置調整可
能な長孔からなる取付孔を介して取付けられてい
るので、零点位置決めを容易にする効果がある。
従来の構造では、何度も組直さなければ零位置の
調整ができず、例えば、従来方式では±2°の調整
程度であつたものが、±0.1°まで可能となつた。
しかも組込み調整工数を大幅に削減することがで
きる。
また、回転トランスの固定側を軸受ハンジング
と兼合せ、回転トランス回転側の外周上にロータ
鉄心を組込むことにより、装置の長さを、従来の
1/2にすることができた。しかも検出装置完成体
だけで、複雑な調整や検査工程を完了しうるの
で、大幅に工数の削減ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のACサーボモータ用検出装置の
構成の一例を示す縦断面図、第2図は第1図の矢
印方向に見た正面図、第3図は第1レゾルバと
第2レゾルバの出力波形を示す図、第4図はレゾ
ルバの結線図、第5図はこの考案によるACサー
ボモータ用検出装置の一実施例を示す縦断面図、
第6図は第5図の矢印方向に見た正面図、第7
図は第5図の線−における部分断面図であ
る。 11……回転軸、12……第1レゾルバ回転ト
ランス回転側、13……第1レゾルバ回転トラン
ス固定側、14……第1レゾルバのロータ鉄心、
15……第1レゾルバのステータ鉄心、16,2
6……軸受、17……第1ケース、18……長
孔、22……第2レゾルバ回転トランス回転側、
23……第2レゾルバ回転トランス固定側、24
……第2レゾルバのロータ鉄心、25……第2レ
ゾルバのステータ鉄心、27……第2ケース、2
8……長孔、37……第3ケース、38……長
孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 同軸上に2個のレゾルバを配置した構造のAC
    サーボモータ用検出装置において、径方向外側に
    それぞれロータ鉄心を固着した第1レゾルバ及び
    第2レゾルバの回転トランスの回転側部材を軸方
    向に並べて装架した回転軸と、この回転軸を支承
    する軸受を径方向最内側に、その外側に前記第1
    レゾルバの回転トランスの固定側部材を保持しか
    つ前記第1レゾルバのロータ鉄心の径方向外側に
    前記第1レゾルバのステータ鉄心を保持し、軸方
    向の一端に第2ケースを支持し他端がモータ端の
    第3ケースに取付けられる第1ケースと、前記回
    転軸を支承する今一つの軸受を径方向最内側に装
    架しその外側に前記第2レゾルバの回転トランス
    の固定側部材を支持しかつ前記第2レゾルバのロ
    ータ鉄心の径方向外側に前記第2レゾルバのステ
    ータ鉄心を保持し前記第1ケースに同心に取付け
    られる第2ケースとを備え、前記第1、第2、第
    3ケースに角度位置調整可能とするための長孔よ
    りなる取付孔が設けられ、前記回転軸の今一つの
    軸受の外側端部にタコジエネレータ又はエンコー
    ダからなるセンサが設けられ、前記第2ケースの
    前記センサと対応して位置するセンサの固定側が
    設けられ、前記第1ケースと第2ケースは同径状
    に構成され、前記第3ケースは前記第1、第2ケ
    ースよりも大径状に構成されていることを特徴と
    するACサーボモータ用検出装置。
JP8743984U 1984-06-14 1984-06-14 Acサ−ボモ−タ用検出装置 Granted JPS617266U (ja)

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JP8743984U JPS617266U (ja) 1984-06-14 1984-06-14 Acサ−ボモ−タ用検出装置

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JP8743984U JPS617266U (ja) 1984-06-14 1984-06-14 Acサ−ボモ−タ用検出装置

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JPS617266U JPS617266U (ja) 1986-01-17
JPH0528936Y2 true JPH0528936Y2 (ja) 1993-07-26

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JPH0615495Y2 (ja) * 1987-07-20 1994-04-20 工業技術院長 アクチュエ−タの冷却構造
JP4703968B2 (ja) * 2004-03-30 2011-06-15 Ntn株式会社 回転センサ付軸受およびその回転センサの被検出部着磁方法
JP4542916B2 (ja) * 2005-02-10 2010-09-15 ミネベア株式会社 レゾルバユニット、それを用いたレゾルバ

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JPS617266U (ja) 1986-01-17

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