JPH0528929Y2 - - Google Patents

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JPH0528929Y2
JPH0528929Y2 JP1987039878U JP3987887U JPH0528929Y2 JP H0528929 Y2 JPH0528929 Y2 JP H0528929Y2 JP 1987039878 U JP1987039878 U JP 1987039878U JP 3987887 U JP3987887 U JP 3987887U JP H0528929 Y2 JPH0528929 Y2 JP H0528929Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 【考案の目的】
(産業上の利用分野) この考案は、例えば、小型モータにおいて、回
転子にブラシを介して流す電流の回路を形成する
のに利用する導電部材の取付け構造に関する。 (従来の技術) 従来、例えば、上記のような小型モータにおけ
る導電部材の取付け構造としては、第7図ないし
第9図に示すものがあつた。 すなわち、このような導電部材の取付け構造に
おいて、符号100はエンドブラケツト、符号1
01,102,103はそれぞれ分割した導電部
材、符号104はこの導電部材101,102,
103をエンドブラケツト100に取付けるホル
ダベースである。 エンドブラケツト100には、第7図中上方に
回転子105を収容する図示しないケーシングを
連結するようになつている。 導電部材101,102,103はそれぞれ分
割した状態でホルダベース104に取付けてい
て、回路を形成するようになつている。そして、
導電部材101,102,103のうちの導電部
材102および103の第8図中下方側には、そ
れぞれブラシ106,106を備えたブラシホル
ダ107,107を取付けていて第9図に示すよ
うに、ホルダベース104の裏面に回り込んで折
り曲げ固定をする突条形状の折曲部102a,1
03aをそれぞれ設けている。 ホルダベース104には、エンドブラケツト1
00にビス固定するためのビス孔104aと、回
転子105を挿通することができる開孔104b
とを設けていて、第8図中下側の2個所には、前
記導電材102および103に設けた折曲部10
2a,103aを貫挿することができる貫通孔1
04c,104dを設けている。 そして、導電部材102は、第8図中下側部分
では、折曲部102aをホルダベース104に設
けた貫通孔104cに貫挿し、ホルダベース10
4の裏面に回り込ませて折り曲げ固定していると
ともに、第8図中上側部分では、棒状の外部接続
端子108を加締めることにより、ホルダベース
104に取付けている。 導電部材103は、導電部材102と同様に、
第8図下側部分では、折曲部103aをホルダベ
ース104に設けた貫通孔104dに貫挿し、ホ
ルダベース104の裏面に回り込ませて折り曲げ
固定しているとともに、第8図中上側部分では、
サーキツトブレーカ109の端子109aを第7
図中下方より連結することによりホルダベース1
04に取付けている。 また、導電部材101は、一端部寄りの部分を
棒状の外部接続端子110で加締めているととも
に、他端部寄りの部分を前記サーキツトブレーカ
109の端子109bで第7図中下方より連結し
ていることによりホルダベース104に取付けて
いる。 このようにして、導電部材101,102およ
び103はホルダベース104に取付けていて、
ホルダベース104はこのホルダベース104の
ビス孔104aを介してエンドブラケツト100
にビス固定している。 (考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記した小型モータの導電部材
取付け構造において、例えば、小型モータをヘツ
ドランプウオツシヤ用モータなどの水駆動用とし
て用いる場合や無蓋状態で用いる場合などには、
当該小型モータの水密性について考慮する必要が
あり、従来の小型モータの導電部材取付け構造で
は導電部材102および103の取付けのための
ホルダベース104の貫通孔104c,104d
が、ケーシング側からエンドブラケツト100に
対して貫通状態にあるため、これらの部位を介し
て、電気部品を有するケーシング側に水滴等が浸
入することがありうることから、水密性が低いと
いう問題点があつた。 (考案の目的) そこで、この考案は上記の問題点を解決するた
めに考えられたもので、水密性が高い小型モータ
の導電部材取付け構造を提供することを目的とし
ている。
【考案の構成】
(問題点を解決するための手段) この考案に係わる小型モータの導電部材取付け
構造は、回転子を収容したケーシングの開口部
に、一方のブラシを装着したブラシホルダとサー
キツトブレーカの一方の端子を配設した第1の導
電部材と、他方のブラシを装着したブラシホルダ
と一方の外部接続用端子を配設した第2の導電部
材と、サーキツトブレーカの他方の端子と他方の
外部接続用端子を配設した第3の導電部材を取付
けたエンドブラケツトを固定した小型モータにお
いて、前記エンドブラケツトのケーシング側に有
底の嵌入孔を設けるとともに端子圧入用孔を形成
したグロメツトを装着し、且つ前記導電部材のエ
ンドブラケツト側に向けて突出するとともに前記
嵌入孔に圧入可能な有爪状係合部を設け、前記嵌
入孔に前記有爪状係合部を食い込み圧入した状態
で前記導電部材をエンドブラケツトに取付けると
ともに、前記グロメツトの端子圧入用孔に水密性
を保持した状態で外部接続用端子を密着挿入した
構成としたことを特徴としている。 (実施例) 以下、この考案の一実施例による小型モータの
導電部材取付け構造を第1図ないし第6図に基づ
いて説明する。 すなわち、第5図に示すこの考案の一実施例を
示す小型モータ1において、回転子2を収容した
ケーシング3の端部開口側には、エンドブラケツ
ト4をビス5により固定している。そして、前記
ケーシング3に収容した回転子2の端部をエンド
ブラケツト4に貫通させ、前記エンドブラケツト
4と連結したギヤハウジング6にまで延出して設
け、このギヤハウジング6内で前記回転子2の端
部に形成したウオーム部2aとウオームホイール
7とを噛み合わせている。 そして、第5図に示すように、外部接続用端子
8,9をモータ1より突出させ、後述するブラシ
10,11に接続する回路端としている。 エンドブラケツト4は、合成樹脂等の絶縁体か
らなり、第5図に示すケーシング3の端部開口側
すなわち第1図中上側に、分割した導電部材1
2,13,14を取付けるようになつている。そ
して、このエンドブラケツト4には、ほぼ中央位
置に、回転子2を挿通することができる開孔4a
を備えているとともに、第2図中の上側部分に
は、サーキツトブレーカ嵌入用孔4bを備え、棒
状の外部接続用端子8,9を圧入可能とする端子
圧入用孔15a,15aを設けたグロメツト15
を取付けている。また、このエンドブラケツト4
の第2図中下側部分には、このエンドブラケツト
4における導通部材12,13,14の取付け面
4cからギヤハウジング6側に深さを有しかつ端
部を有底とした3個の円形状である嵌入孔4d,
4e,4fを備えている。 一方、導電部材12,13,14のうちの第2
の導電部材13には、第2図に示すように、上側
部分に、棒状の外部接続用端子9を加締め固定し
ているとともに、下側端部に、ブラシ10を備え
たブラシホルダ16を取付けている。そして、第
2図中の下側部分の一部には、第3図および第4
図に示すように、図中下方に延出し、前記嵌入孔
4dに圧入可能であつて、食い込み圧入した状態
で、この導電部材13をエンドブラケツト4に対
して保持することができる有爪状係合部13aを
前記導電部材13および14よりせん断折り曲げ
加工により突出させて備えている。 他方、導電部材12,13,14のうちの第1
の導電部材14には、上側部分に、サーキツトブ
レーカ17の一端側の端子17aを接続している
とともに、下側端部と下側部分の一部には、前記
導電部材13とは対称の位置関係となるブラシ1
1を備えたブラシホルダ18と前記有爪状係合部
13aと同様な有爪状係合部14aとを備えてい
る。そして、この有爪状係合部14aをエンドブ
ラケツト4に備えた嵌入孔4eに圧入した状態
で、この導電部材14をエンドブラケツト4に対
して保持することができるようになつている。 そして、導電部材12,13,14のうちの第
3の導電部材12には、一端部に棒状の外部接続
用端子8を加締め固定しているとともに、他端部
に前記サーキツトブレーカ17の他端側の端子1
7bを接続していて、前記有爪状係合部13aと
同様な有爪状係合部12aを備えている。 つまり、ここで、第2の導電部材13は、この
導電部材13に加締め固定した外部接続用端子9
をエンドブラケツト4の取付けたグロメツト15
の端子圧入用孔15aに圧入し、有爪状係合部1
3aをエンドブラケツト4の嵌入孔4dに圧入す
ることにより、エンドブラケツト4に保持される
ようになつている。そして、第1の導電部材14
と第3の導電部材12とに一方、他方の端子17
a,17bを接続したサーキツトブレーカ17を
エンドブラケツト4のサーキツトブレーカ嵌入用
孔4bに嵌入し、第3の導電部材12に加締め固
定した外部接続用端子8をグロメツト15の端子
圧入用孔15aに圧入し且つ第1の導電部材14
に備えた有爪状係合部14aと第3の導電部材1
2に備えた有爪状係合部12aとをエンドブラケ
ツト4の嵌入孔4eおよび4fに圧入することに
より、第1の導電部材14および第3の導電部材
12はエンドブラケツト4に保持されるようにな
つている。 そして、第6図に示す回路構成図において、外
部接続用端子8は、第3の導電部材12を介して
サーキツトブレーカの他方の端子17bに接続
し、このサーキツトブレーカ17の一方の端子1
7aは第1の導電部材14を介して回転子2に接
続するブラシ11を装着したブラシホルダ18に
接続していて回路を形成している。 一方の外部接続用端子9は、第3の導電部材1
2を介して回転子2に接触するブラシ10を装着
したブラシホルダ16と接続していて回路を形成
している。 ここで、エンドブラケツト4に備えた嵌入孔4
d,4eおよび4fと導電部材13,14および
12に備えた有爪状係合部13a,14aおよび
12aとは互いに係合した状態で保持可能とし且
つ前記嵌入孔4d,4eおよび4fを有底とした
ことから、確実な固定とともに高い水密性を得る
ことができる。また、導電部材12,13および
14のエンドブラケツト4に対する組み付け方向
は、従来のように折り曲げを必要としない一方向
のみであつて、部品の積み重ねによる自動組立て
を行なうことが容易となる。なお、第1図および
第2図では導電部材13,14に対して、有爪状
係合部を説明上1個所しか設けていないが、固定
の安定のためには複数個設けた方が良い。
【考案の効果】 以上説明してきたように、この考案に係わる小
型モータの導電部材取付け構造は、エンドブラケ
ツトのケーシング側に有底の嵌入孔を設けるとと
もに端子圧入用孔を形成したグロメツトを装着
し、且つ前記導電部材のエンドブラケツト側に向
けて突出するとともに前記嵌入孔に圧入可能な有
爪状係合部を設け、前記嵌入孔に前記有爪状係合
部を食い込み圧入した状態で前記導電部材をエン
ドブラケツトに取付けるとともに、前記グロメツ
トの端子圧入用孔に水密性を保持した状態で外部
接続用端子を密着挿入したことから、ブラシとサ
ーキツトブレーカ、ブラシと外部接続用端子、外
部接続用端子とサーキツトブレーカの接続にリー
ド線を不要とし且つ導電部材の水密性を確実に保
持するという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による小型モータ
の導電部材取付け構造を説明するエンドブラケツ
トまわりの各部品の外観斜視図、第2図は第1図
におけるエンドブラケツトまわりの側面図、第3
図は第2図のA−A線断面図、第4図は第2図の
B−B線断面図、第5図はこの考案の一実施例に
よる小型モータの正面図、第6図はこの考案の一
実施例による小型モータの回路構成図、第7図は
従来の小型モータの伝導部材取付け構造を説明す
るエンドブラケツトまわりの各部品の外観斜視
図、第8図は従来の小型モータの導電部材取付け
構造におけるエンドブラケツトまわりの側面図、
第9図は第8図のC−C断面図である。 1……小型モータ、2……回転子、3……ケー
シング、4……エンドブラケツト、4d,4e,
4f……嵌入孔、10,11……ブラシ、12,
13,14……導電部材、12a,13a,14
a……有爪状係合部、16,18……ブラシホル
ダ、17a,17b……サーキツトブレーカの端
子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回転子を収容したケーシングの開口部に、一方
    のブラシを装着したブラシホルダとサーキツトブ
    レーカの一方の端子を配設した第1の導電部材
    と、他方のブラシを装着したブラシホルダと一方
    の外部接続用端子を配設した第2の導電部材と、
    サーキツトブレーカの他方の端子と他方の外部接
    続用端子を配設した第3の導電部材を取付けたエ
    ンドブラケツトを固定した小型モータにおいて、 前記エンドブラケツトのケーシング側に有底の
    嵌入孔を設けるとともに端子圧入用孔を形成した
    グロメツトを装着し、且つ前記導電部材のエンド
    ブラケツト側に向けて突出するとともに前記嵌入
    孔に圧入可能な有爪状係合部を設け、前記嵌入孔
    に前記有爪状係合部を食い込み圧入した状態で前
    記導電部材をエンドブラケツトに取付けるととも
    に、前記グロメツトの端子圧入用孔に水密性を保
    持した状態で外部接続用端子を密着挿入したこと
    を特徴とする小型モータの導電部材取付け構造。
JP1987039878U 1987-03-20 1987-03-20 Expired - Lifetime JPH0528929Y2 (ja)

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JPS63149167U JPS63149167U (ja) 1988-09-30
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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6225513B2 (ja) * 2013-07-04 2017-11-08 株式会社富士通ゼネラル モールドモータ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6152462B2 (ja) * 1978-12-28 1986-11-13 Fuji Photo Film Co Ltd

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54111706U (ja) * 1978-01-26 1979-08-06
JPH0218672Y2 (ja) * 1984-09-11 1990-05-24

Patent Citations (1)

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JPS6152462B2 (ja) * 1978-12-28 1986-11-13 Fuji Photo Film Co Ltd

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JPS63149167U (ja) 1988-09-30

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