JPH0528899Y2 - - Google Patents

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JPH0528899Y2
JPH0528899Y2 JP1987023515U JP2351587U JPH0528899Y2 JP H0528899 Y2 JPH0528899 Y2 JP H0528899Y2 JP 1987023515 U JP1987023515 U JP 1987023515U JP 2351587 U JP2351587 U JP 2351587U JP H0528899 Y2 JPH0528899 Y2 JP H0528899Y2
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JP
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cable
pedestal
spacer
recess
protective cover
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JP1987023515U
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JPS63131528U (ja
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  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自己支持型ケーブルを地表に布設した
場合のケーブル線路に関する。
〔従来技術〕
従来、自己支持型ケーブル1は第2図の如くケ
ーブル本体部2と支持線部3が団子状に連結した
断面瓢箪状の構造をしており、通常このケーブル
は第3図の如く支持線部3を上側にして予め一定
間隔に設置された柱上物4に固定された金具5に
該支持線部3を取りつけることによつて架設され
ていた。
しかしながらこのケーブルは場所によつては中
空に架設すると邪魔になることがあり、例えば自
己支持型ケーブルの中でも漏えい同軸ケーブルな
どは列車線路に沿つて布設されている為、駅構内
などでは重いコンクリート製の所謂トラフ内に収
容されており、しかもこの様なケーブルの収容方
法を既設のケーブルに適用するのは困難なことで
あつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は上記の如き従来の自己支持型ケーブル
を用いたケーブル線路に見られた欠点に鑑み鋭意
検討の結果なされたもので、第1図に示した如
く、所定間隔で設置された支持台6の台座7にケ
ーブル保持用スペーサー8を装着し、該スペーサ
ー8上に、ケーブル本体部2を上側に、支持線部
3を下側にして自己支持型ケーブルを設置布設
し、該ケーブル上を断面逆U字状の保護カバー1
0を開口部を下向きにして覆つたケーブルであつ
て、 前記台座7が、上方に開口するスペーサー挿入
用凹部20を備えたものであり、 前記スペーサー8が、下部21の外形が前記台
座7の凹部20にかん合する形状に形成され、上
面22が前記ケーブル本体部2が置かれるように
凹形に形成され、さらにこの上面22から台座7
の凹部20にかん合する下部21まで達するよう
に、前記支持線部3を挿入するための支持線部挿
入凹部24が形成されたものであり、 前記保護カバー10が台座17の設けられた部
分で継がれており、 この保護カバー10相互の隣接する部分に断面
逆U字上の継目カバー11を被せ、該継目カバー
11の側面より、保護カバー10、台座7、スペ
ーサー8を貫通させて、他方側面に至るまでボル
ト12を貫通させてこれらを一体に固定して構成
したケーブル線路である。
この保護カバー10の材料としては特に特定す
るものではないが、道路や線路脇に設置して車両
や列車の撥ね飛ばす砂利等から内部のケーブルを
保護する場合には耐衝撃性を有する金属やプラス
チツクを、又電波を透過させる必要がある場合に
はプラスチツクや木材等適宜用いるのがよい。
又保護カバー10の断面U字形状の深さはスペ
ーサ8上のケーブルがかくれる程度でよく、開口
部の幅もケーブルが載置される台座7に適合すれ
ばよい。又この保護カバー10の肉厚は適宜その
目的に応じて決定すればよいが、通常20mm程度あ
れば充分である。又、そのU字形状は丸みのある
ものでも、鋭角的なものでもよい。
更に、線路脇等列車の重量によつて下部の砂利
がせりあがつてくる様な場所では、砂利の保護カ
バー内10への侵入を防ぐ為、保護カバー10の
底部に底板を設けてもよい。
〔作用〕
スペーサー8には前記のように、上面から台座
7の凹部20にかん合する下部21まで達するよ
うに支持線部挿入凹部24が形成されているの
で、スペーサー8の下部は柔軟に変形可能であ
る。この結果、スペーサー下部20の寸法が若干
大きくても台座7の凹部20に容易に装着でき
る。また気温変化に伴う、スペーサー8および台
座7の寸法変化があつても、支持線部挿入凹部2
4の変形により両者の寸法変化の差を吸収でき
る。
また保護カバー10および継目カバー11は断
面逆U字状なので、柔軟であり、開口部の幅を容
易に変化させることができる。この結果、保護カ
バー10の開口部の幅と前記台座7の外寸とが若
干異なつていても、この差を容易に吸収できる。
また気温変化に伴う寸法変化の差があつても、保
護カバー10、継目カバー11の変形によりこれ
を吸収できる。
しかも本考案のケーブル線路では、これら継目
カバー11、保護カバー10、台座7およびスペ
ーサー8を、ボルト12を貫通させて一体化させ
ているので、ボルト12を貫通させるだけで全体
を組立できる。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例であり、2mおきに
地上高30cmに設置されたコンクリート製の支持台
6上に鉄製のチヤンネル状の台座7をボルトで固
定し、該台座7上に断面Y字形状のクボミを有す
るスペーサー8を置き、該スペーサーの溝9にケ
ーブル本体部2を上側にして自己支持型漏えい同
軸ケーブル LCX 33Dを載置した。そして、そ
の外周上に図の如く長さ2000mm、幅130mm、深さ
150mm、厚さ20mmの逆U字形状のポリエチレン製
の保護カバー10を被せ、保護カバー10と保護
カバー10が隣接する部分には継目カバー11を
被せ、該継目カバー11の横から保護カバー1
0、台座7、スペーサー8を貫通する穴にボルト
12を通してこれらを固定し、本考案の自己支持
型ケーブル線路を完成した。
〔効果〕
以上説明した構成を有する本考案のケーブル線
路によれば、ボルト一本で、継目カバー11、保
護カバー10、スペーサー8、および台座7を一
体化できるので、自己支持型ケーブルを地表に布
設する場合にケーブルを外部から充分に保護され
た状態に短期間にて組立て、施工し得る。
加えて、本考案のケーブル線路は前述のごとく
各部の寸法差が柔軟に吸収される構成にされてい
るので、製造時の寸法誤差の許容範囲が大きく、
しかも気温が大幅に変化する地域でも設置できる
実用的なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の部分斜視図、第2図
は自己支持型ケーブルの部分斜視図、第3図は自
己支持型ケーブルを柱上に架設した模式図であ
る。 1……自己支持型ケーブル、2……ケーブル本
体部、3……支持線部、4……柱上物、5……金
具、6……支持台、7……台座、8……スペーサ
ー、9……溝、10……保護カバー、11……継
目カバー、12……ボルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 所定間隔で設置された支持台の台座にケーブル
    保持用スペーサーを装着し、該スペーサー上に、
    ケーブル本体部を上側に、支持線部を下側にして
    自己支持型ケーブルを設置布設し、該ケーブル上
    を断面逆U字状の保護カバーを開口部を下向きに
    して覆つたケーブル線路であつて、 前記台座が、上方に開口するスペーサー挿入用
    凹部を備えたものであり、 前記スペーサーが、下部の外形が前記台座の凹
    部にかん合する形状に形成され、上面が前記ケー
    ブル本体部が置かれるように凹形に形成され、さ
    らにこの上面から台座の凹部にかん合する下部ま
    で達するように、前記支持線部を挿入するための
    支持線部挿入凹部が形成されたものであり、 前記保護カバーが台座の設けられた部分で継が
    れており、 この保護カバー相互の隣接する部分に断面逆U
    字状の継目カバーを被せ、該継目カバーの側面よ
    り、保護カバー、台座、スペーサーを貫通させ
    て、他方側面に至るまでボルトを貫通させてこれ
    らを一体に固定して構成したケーブル線路。
JP1987023515U 1987-02-19 1987-02-19 Expired - Lifetime JPH0528899Y2 (ja)

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JPS63131528U JPS63131528U (ja) 1988-08-29
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JP7360312B2 (ja) * 2019-12-11 2023-10-12 古河電気工業株式会社 漏洩同軸ケーブル敷設構造、漏洩同軸ケーブルの敷設方法、漏洩同軸ケーブルを収納するトラフ本体及び漏洩同軸ケーブル敷設構造を用いた通信方法並びに通信システム

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