JP2600782Y2 - 中空型枕木 - Google Patents

中空型枕木

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JP2600782Y2
JP2600782Y2 JP1993040452U JP4045293U JP2600782Y2 JP 2600782 Y2 JP2600782 Y2 JP 2600782Y2 JP 1993040452 U JP1993040452 U JP 1993040452U JP 4045293 U JP4045293 U JP 4045293U JP 2600782 Y2 JP2600782 Y2 JP 2600782Y2
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JP
Japan
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rail
sleeper
hollow
axial direction
laying
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JP1993040452U
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JPH0710001U (ja
Inventor
長生 三枝
雅之 猪口
彬夫 田中
治生 清水
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Kubota Corp
Japan Freight Railway Co
Original Assignee
Kubota Corp
Japan Freight Railway Co
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、中空型枕木に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄道線路は路盤上に砂利、砕石な
どによって道床を形成し、道床上に枕木を並べ、その上
に一対のレールを所定の軌間をあけて配置していた。そ
して、近年は木製枕木が腐朽、割裂などの問題があるた
めに、木製枕木に代えてコンクリート製枕木や金属製枕
木が用いられている。従来の金属製枕木においては、T
ボルトおよびレール押さえ金具を介してレールを枕木に
締結している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、軌道の傍らには
信号ケーブルを敷設するための側溝を軌道に沿って設け
ており、軌道の敷設と側溝の敷設を別途に分けて行う必
要があった。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、軌道
の敷設と同時に信号ケーブル等を敷設するための保護管
を形成することができる中空型枕木を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本考案は、レールを支持する左右一対のレール支持部
と、双方のレール支持部を連結する連結部とを備えた中
空型枕木において、レール支持部は、レールの軸心方向
に沿って中空体をなして両端が開口し、上面および底面
が平坦面をなし、上面にパンドロールクリップを挿通す
る孔を有したクリップ支持部を一体に形成し、内面に絶
縁層を設けてなり、レールの軸心方向に沿って連続して
配置する状態において保護管を形成する構成としたもの
である。
【0006】
【0007】
【作用】上記構成により、敷設時には各レール支持部が
連続するように中空型枕木を配置する。このとき、中空
型枕木はレール支持部がレールの軸心方向に適当長さを
有するので、軌間方向のみならず、レールの軸心方向に
おいても安定している。このため、道床に配置した状態
において、平坦面をなすレール支持部の上面が敷設する
レールの軸心に対して容易に平行となり、レールの締結
作業が容易なものとなる。
【0008】また、各レール支持部は中空体をなすので
レール支持部によりレールの軸心方向に沿って連続する
空間が形成される。この空間を信号ケーブル等の敷設空
間として利用することにより、従来のように軌道の敷設
とは別途に側溝を設ける必要がなくなる。したがって、
レール支持部によって信号ケーブルを敷設するための保
護管を容易に形成することができる。
【0009】そして、枕木を敷設した後に、必要に応じ
て枕木の内部に砂等の充填材を充填することにより、枕
木としての重量を増加させて安定性の向上を図ることが
できる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1〜図2において、中空型枕木1はレール2
の軸心方向に沿って連続して配置するもので、左右一対
のレール支持部3a,3bと、双方のレール支持部3
a,3bを連結する連結部4を備えている。
【0011】そして、レール支持部3a,3bはレール
の軸心方向に沿って適当長さを有しており、すくなくと
もレール2を支持する上面5a,5bが平坦面をなして
いる。また、レール支持部3a,3bはレール2の軸心
方向に沿った中空体をなして両端が開口しており、レー
ル支持部3a,3bの内面にはセメントモルタルライニ
ングもしくはプラスチックコーティング等により絶縁層
6を設けている。
【0012】そして、レール支持部3a,3bの上面に
はレール2の左右に位置してクリップ支持部7a,7b
を設けており、クリップ支持部7a,7bの孔8a,8
bに挿通したパンドロールクリップ9でレール2を中空
型枕木1に締結している。
【0013】以下、上記構成における作用を説明する。
敷設時には各レール支持部3a,3bが連続するように
中空型枕木1を配置する。このとき、中空型枕木1はレ
ール支持部3a,3bがレール2の軸心方向に適当長さ
を有するので、軌間方向のみならず、レール2の軸心方
向においても安定している。このため、道床9に配置し
た状態において、平坦面をなすレール支持部3a,3b
の上面5a,5bが敷設するレール2の軸心に対して容
易に平行となり、パンドロールクリップ8によるレール
2の締結作業が容易なものとなる。
【0014】また、各レール支持部3a,3bは中空体
をなすのでレール支持部3a,3bによりレール2の軸
心方向に沿って連続する空間が形成される。この空間を
信号ケーブルや導管等10の敷設空間として利用するこ
とにより、従来のように軌道の敷設とは別途に側溝を設
ける必要がなくなる。したがって、レール支持部3a,
3bによって信号ケーブルや導管等10を敷設するため
の保護管を容易に形成することができる。
【0015】そして、枕木1を敷設した後に、必要に応
じて信号ケーブルや導管等10の周囲に砂等の充填材を
充填することにより、枕木1としての重量を増加させて
安定性の向上を図ることができる。また、砂等を充填す
る場合には、枕木1の内部に信号ケーブルや導管等10
を挿通するための空間を別途に形成し、枕木1の敷設お
よび砂等の充填を行った後に、前記空間に信号ケーブル
や導管等10を挿通する構成としても良い。
【0016】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば、道床
に配置した状態において、平坦面をなすレール支持部の
上面が敷設するレールの軸心に対して容易に平行となる
ので、レールの締結作業を容易に行うことができる。
【0017】また、各レール支持部が信号ケーブル等の
敷設空間となるので、従来のように軌道の敷設とは別途
に側溝を設ける必要がなく、レール支持部によって信号
ケーブルを敷設するための保護管を容易に形成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す中空型枕木の要部断面
図である。
【図2】同実施例における中空型枕木の平面図である。
【符号の説明】
1 中空型枕木 2 レール 3a,3b レール支持部 4 連結部 6 絶縁層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 清水 治生 兵庫県尼崎市大浜町2丁目26番地 株式 会社クボタ武庫川製造所内 (56)参考文献 特開 平5−255902(JP,A) 実開 平5−16801(JP,U) 実開 昭56−16602(JP,U) 特公 昭39−10451(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E01B 3/00 E01B 3/12 E01B 3/22 E01B 3/30 E01B 3/38

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レールを支持する左右一対のレール支持
    部と、双方のレール支持部を連結する連結部とを備えた
    中空型枕木において、 レール支持部は、レールの軸心方向に沿って中空体をな
    して両端が開口し、上面および底面が平坦面をなし、上
    面にパンドロールクリップを挿通する孔を有したクリッ
    プ支持部を一体に形成し、内面に絶縁層を設けてなり、
    レールの軸心方向に沿って連続して配置する状態におい
    て保護管を形成する ことを特徴とする中空型枕木。
JP1993040452U 1993-07-26 1993-07-26 中空型枕木 Expired - Fee Related JP2600782Y2 (ja)

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JPH0710001U JPH0710001U (ja) 1995-02-10
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