JP2021059942A - ラダーマクラギ - Google Patents

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渡辺 勉
Tsutomu Watanabe
勉 渡辺
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【課題】ラダーマクラギの継目部までケーブルを迂回することなく、ケーブルを配設することができるラダーマクラギを提供する。【解決手段】鉄道車両の軌道の延設方向に沿って配置される一対の縦梁と、前記縦梁を連結すると共に、前記延設方向に沿って配置される複数の横梁とを有するラダーマクラギであって、前記縦梁を幅方向に貫通するケーブル防護部材を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、鉄道車両が走行する軌道に用いられるラダーマクラギに関し、特に、軌道に隣接して配設される機器の配線を容易に行うことができるラダーマクラギに関する。
従来、バラスト軌道の保守省力化を目的としてラダーマクラギが用いられている。このような、ラダーマクラギは、種々の形態が知られているが、例えば、レールに沿って配設されるプレストレストコンクリート製の長尺な縦梁と、これを鋼製の継材で繋いで梯子状に形成している。
このようなラダーマクラギは、バラスト軌道の保守省力化や軌道座屈に対する安全面の向上や、高架橋や橋梁の防振対策、既設スラブ軌道やバラスト軌道の更新、軌道の軽量化による既設高架橋の耐震対策などを図ることができる。
特開2002−275802号公報 特許第4538664号公報
しかし、従来のラダーマクラギは、上述したようにバラスト軌道の保守省力化のために、レール継目部、伸縮継目部、踏切部、構造物境界部及び分岐部以外のいわゆる一般部分のみならず、レール継目部、伸縮継目部、踏切部および構造物境界部などの多頻度保守箇所にも導入されている。
このようにラダーマクラギを多頻度保守箇所(例えば、踏切部)に敷設する場合、縦梁が連続する長尺なプレストレストコンクリート製の梁であるため、踏切部に接続されるケーブルが線路を横断できないという問題が生じる。これを解決するために、従来は図4に示すように、ラダーマクラギ110の継ぎ目部分120までケーブルを迂回させてケーブルを横断させる必要があり、これによってケーブル延長が長くなるという問題があった。
また、レールの締結装置にタイプレートを用いて、レールと縦梁の間に遊間を設け、当該遊間にケーブルを通すことで横断させることも考えられるが、タイプレートを用いた場合の遊間は最大でも20mm程度であることや、締結装置のコスト増に繋がることから締結装置はタイプレートを用いずに座面式としたほうが経済的であるため、コストが増加してしまうという問題があった。
そこで、本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、ラダーマクラギを敷設した場合に、ラダーマクラギの継目部までケーブルを迂回することなく、ケーブルを配設することができるラダーマクラギを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るラダーマクラギは、鉄道車両が走行する軌道の延設方向に沿って配置される一対の縦梁と、前記一対の縦梁を互いに連結すると共に、前記延設方向に沿って配置される複数の横梁とを有するラダーマクラギであって、前記縦梁を幅方向に貫通するケーブル防護部材を備えることを特徴とする。
また、本発明に係るラダーマクラギにおいて、前記ケーブル防護部材は、前記横梁と略平行に延びる継材を中空に形成すると好適である。
また、本発明に係るラダーマクラギにおいて、前記ケーブル防護部材は、複数の前記横梁のうち、前記縦梁の延設方向端部側に位置する端部閉合梁内を貫通するように配置されると好適である。
また、本発明に係るラダーマクラギにおいて、前記ケーブル防護部材は、前記延設方向に沿って複数配置されると好適である。
本発明に係るラダーマクラギは、縦梁を幅方向に貫通するケーブル防護部材を備えるので、当該ケーブル防護部材にケーブルを配設することでケーブルの迂回やケーブル延長を伴うことなくケーブルをラダーマクラギに横断させることができる。
本発明の実施形態に係るラダーマクラギの斜視図。 図1におけるA部拡大図。 本発明の実施形態に係るラダーマクラギの変形例を示す斜視図。 従来のケーブル配設方法を示す斜視図。
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の実施形態に係るラダーマクラギの斜視図であり、図2は、図1におけるA部拡大図であり、図3は、本発明の実施形態に係るラダーマクラギの変形例を示す斜視図である。
図1に示すように、本実施形態に係るラダーマクラギ10は、鉄道車両の車輪が接触するレール2が締結装置3によって取り付けられて軌道1を構成している。
ラダーマクラギ10は、レール2の延設方向に沿って配設される一対の縦梁11と当該一対の縦梁11を連結するように幅方向に沿って配設される横梁12を備えている。横梁12は、レール2の延設方向に沿って複数配設されていると好適であり、例えば、図1に示すように、縦梁11の少なくとも延設方向の両端近傍に一対ずつ端部閉合梁として配設されると好適である。また、横梁12と平行に配列される継材13を備えており、当該継材13によってラダーマクラギ10の重量を増加させることなく、縦梁11の連結力を補強している。
また、本実施形態に係るラダーマクラギ10は、縦梁11を幅方向に貫通するケーブル防護部材20を備えている。図2に示すように、ケーブル防護部材20は、縦梁11を貫通する中空の部材であって、中空鋼管などが好適に用いられる。このようにケーブル防護部材20を備えることで、本実施形態に係るラダーマクラギ10を踏切部などの多頻度保守箇所に敷設した場合であっても、ケーブル防護部材20にケーブルを挿通させることで、ケーブルの迂回をすることなくラダーマクラギ10を横断させることが可能となる。
なお、本実施形態に係るラダーマクラギ10は、プレストレストコンクリートで構成さ
れると好適であり、ケーブル防護部材20は、緊張材としてPC鋼棒14と接触しないようにケーブル防護部材20とPC鋼棒14とが配設されている。
また、ケーブル防護部材20は、図1に示すように、横梁12を貫通するように構成しても構わないが、例えば継材13を中空に形成することで、ケーブル防護部材20としての作用を付与することも可能である。さらに、ケーブル防護部材20は、ラダーマクラギ10の継材13に支障しない位置およびバラストの突き固め作業に支障しない位置に設けると好適である。
なお、本実施形態に係るラダーマクラギ10は、図1に示すように、横梁12を縦梁11の両端部分に一対配置した例について説明を行ったが、横梁12の数や位置はこれに限らず、例えば、図3に示すように横梁12を複数形成し、それぞれの横梁12にケーブル防護部材20を設けたラダーマクラギ10´としても構わない。このように、複数の横梁12を設けることで、バラストの受圧面積を増加させて軌道1の座屈を防止することができる。また、複数のケーブル防護部材20を設けることで、ケーブルをより最適な位置でラダーマクラギ10を横断するように配置することができるので、ケーブルの迂回を極小化することが可能となる。
この場合、横梁12は、バラストの突き固めに支障しないように適切な間隔を有して配置されると好適であり、ケーブル防護部材20にケーブルを挿通することで、当該バラストの突き固め作業などの軌道整備作業によってケーブルが損傷することを防止することも可能となる。
また、上述した本実施形態に係るラダーマクラギ10,10´は、ケーブル防護部材20を横梁12や継材13に形成した場合について説明を行ったが、横梁12や継材13とは別に別途ケーブル防護部材20を配置しても構わない。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれうることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 軌道, 2 レール, 3 締結装置, 10,10´ ラダーマクラギ,
11 縦梁, 12 横梁, 13 継材, 14 PC鋼棒, 20 ケーブル防護部材。

Claims (4)

  1. 鉄道車両が走行する軌道の延設方向に沿って配置される一対の縦梁と、前記一対の縦梁を互いに連結すると共に、前記延設方向に沿って配置される複数の横梁とを有するラダーマクラギであって、
    前記縦梁を幅方向に貫通するケーブル防護部材を備えることを特徴とするラダーマクラギ。
  2. 請求項1に記載のラダーマクラギにおいて、
    前記ケーブル防護部材は、前記横梁と略平行に延びる継材を中空に形成したことを特徴とするラダーマクラギ。
  3. 請求項1に記載のラダーマクラギにおいて、
    前記ケーブル防護部材は、複数の前記横梁のうち、前記縦梁の延設方向端部側に位置する端部閉合梁内を貫通するように配置されることを特徴とするラダーマクラギ。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のラダーマクラギにおいて、
    前記ケーブル防護部材は、前記延設方向に沿って複数配置されることを特徴とするラダーマクラギ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114232391A (zh) * 2021-12-14 2022-03-25 中铁第四勘察设计院集团有限公司 一种cft枕式无砟轨道及其施工方法

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