JP2004324287A - 鋼製橋梁におけるフローティングラダー軌道の敷設構造及び敷設方法 - Google Patents

鋼製橋梁におけるフローティングラダー軌道の敷設構造及び敷設方法 Download PDF

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Atsushi Sakairi
敦 坂入
Takeshi Kawaguchi
健 川口
Kenichi Miyahara
賢一 宮原
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Abstract

【課題】本発明は、橋梁のキャンバーが大きくしかも温度変化又は地震時の変位が大きい場合でも、フローティングラダー軌道を設置できるフローティングラダー軌道の敷設構造及び敷設方法の提供を課題とする。
【解決手段】本発明は、橋梁100の鋼床版箱桁101上に設けられレール50の長手方向に分割された複数の路盤102と、路盤102上に敷設されたフローティングラダー軌道7とを有する。また、本発明は路盤102同士の接続部分に設けられレール50の長手方向にスライド自在なスライド継手を有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、長大橋梁に好適な鋼製橋梁におけるフローティングラダー軌道の敷設構造及び敷設方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
長大橋梁においては、耐震性能を向上させるべく、上部工を軽量化する要請がある。この場合、上部工を鋼床版箱桁によって構成するのが一般的である。
【0003】
また、このような、長大橋梁の場合、温度伸縮及び大地震動による変形応力を水平分散させるため、相対変位量を例えば最大250mm程度とする動的な上部工環境とするのが普通である。
【0004】
このような動的な上部工環境を有する橋梁では、橋梁上に敷設する軌道が上部工の挙動に追随する必要がある。従来の横枕木を用いた有道床軌道は、橋梁の上部工の挙動に対する追随性が高い。
【0005】
しかしながら、従来の横枕木を用いた有道床軌道は、レールを間欠的に支持するためバラスト緩衝圧力が局部的に大きくなる。そのため、列車荷重による車輪毎の繰り返しの影響を大きく受けて軌道狂いが生じるおそれがあった。
【0006】
この軌道狂いが大きくなると、列車の動揺が増大し乗り心地を低下させる。このため、比較的短期間で定期的に保守作業を行わなければならという問題があった。
【0007】
そこで、列車荷重の分散性を向上させると共に、列車による衝撃力や振動を効率よく吸収するラダーマクラギ軌道が提案されている。
【0008】
このラダーマクラギ軌道は、一対のレールの下に横マクラギに代えてラダーマクラギを敷設したものである。ラダーマクラギには、路盤上に敷設されたバラスト上に設置するバラストラダーマクラギと、バラストを用いずに路盤上に設置するフローティングラダーマクラギとがある。
【0009】
図9は、フローティングラダーマクラギ1を示す(例えば、特許文献1参照。)。このフローティングラダーマクラギ1は、一対のレールの長手方向に沿って延びる一対のコンクリート製の縦梁6と、これらの縦梁6を連結する複数の継材9とを備えている。
【0010】
また、このフローティングラダーマクラギ1は、縦梁6の下面に所定間隔で間欠的に配置された弾性材からなる振動部材のポリウレタン29と、縦梁6の外軌側又は内軌側の少なくとも一方、本例では外軌側に突出するマクラギ突起30と、マクラギ突起30の近傍に設けられた路盤突起31と縦梁6間、及び路盤突起31とマクラギ突起30間に設けられた段絵師部材からなる緩衝材のポリウレタン32とを備えている。
【0011】
このフローティングラダーマクラギ1の縦梁6は、図10に示すように、路盤上に設けられた台座(モルタルベース)28上にポリウレタン29を介して設置される。フローティングラダーマクラギ1の縦梁6と台座28間には、間隔d1が形成されている。すなわち、フローティングラダーマクラギ1全体がポリウレタン29のみによって支持されている。
【0012】
図11は、上記の台座28及び路盤突起31に代えて、フローティングラダーマクラギ1の全長に沿って断面L字状の台座33を設けた例である。
【0013】
この台座33は、図12に示すように、縦梁6の下面を支持する水平部分33aと、縦梁6の側面を支持する垂直部分33bを有している。縦梁6と台座33の水平部分33aとの間には、間隔d1が設けられている。また、この間隔d1内には、ポリウレタン29が間欠的に設けられている。
【0014】
図11に示すように、台座33の垂直部分33bは、マクラギ突起30を避けて設けられている。つまり、台座33の垂直部分33bがマクラギ突起30を挟んでその両側に設けられている。
【0015】
そして、マクラギ突起30の両側が、ポリウレタン32を介して両側の台座33の垂直部分33bによって支持されている。
【0016】
また、縦梁6の側面と台座33の垂直部分33bとの間には、間隔d2が設けられている。この間隔d2内には、ポリウレタン34が間欠的に設けられている。間隔d2内には、マクラギ突起30の根元部分に位置するポリウレタン32が設けられている。
【0017】
このようなフローティングラダーマクラギ1を用いたフローティングラダー軌道は、横マクラギを用いた軌道に比較して保守に要する時間を大幅に短縮できる。また、列車の荷重分散性に優れ、騒音、振動の低減効果がある。
【0018】
【特許文献1】
特開2001−214402号公報
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のフローティングラダー軌道は、地盤などの土台に固定された路盤上に設置されていたので、長大橋梁のように温度変化又は地震によって大きく変位する橋梁上では、橋梁の変化に路盤が追随できず、フローティングラダー軌道を設置することもできなかった。
【0020】
また、従来のフローティングラダー軌道は、フローティングラダーマクラギと路盤間にコンクリート製の台座を設けていたので、レールのレベルをきめ細かく調整するのは困難であった。そのため、キャンバーの大きい長大橋梁に、フローティングラダー軌道を設置できなかった。
【0021】
しかし、フローティングラダー軌道は、保守が容易であり、荷重分散性に優れているので、このフローティングラダー軌道を長大橋梁上に敷設できれば有利である。
【0022】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、長大橋梁のようにキャンバーが大きくしかも温度変化又は地震時の変位量が大きい場合でも、フローティングラダー軌道を設置することが可能な鋼製橋梁におけるフローティングラダー軌道の敷設構造及び敷設方法の提供を課題とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
【0024】
すなわち、本発明は、上部工が鋼床版箱桁で構成された橋梁上にフローティングラダー軌道が敷設されたフローティングラダー軌道の敷設構造であって、前記鋼床版箱桁上に設けられレールの長手方向に分割された複数の路盤と、前記路盤同士の接続部分に設けられ前記レールの長手方向にスライド自在なスライド継手と、前記路盤上に設置されたフローティングラダー軌道とを備えたことを特徴とする。
【0025】
本発明によれば、複数に分割された路盤同士がレールの長手方向にスライド自在なので、温度変化又は地震によって橋梁が大きく変位した場合でも、この変位に路盤が追随できる。従って、路盤上にフローティングラダー軌道を設置できる。
【0026】
ここで、前記スライド継手は、一方の前記路盤に設けられた棒状部材と、他方の前記路盤に設けられ前記棒状部材をスライド自在に保持する筒状部材とで構成できる。これにより、スライド継手の構成を簡略化できる。筒状部材と棒状部材との間には、潤滑材を充填するのが好ましい。
【0027】
また、前記フローティングラダー軌道のフローティングラダーマクラギと前記路盤との間に、無収縮モルタルによって形成された第1の台座を設けることができる。この場合は、橋梁のキャンバーが大きい場合でも、フローティングラダー軌道のレベル(高低)調整をきめ細かく行うことができる。
【0028】
また、前記第1の台座と前記路盤との間にコンクリートによって形成された第2の台座を設けることができる。
【0029】
この場合は、防振材と路盤との間隔が大きい場合に、高価な無収縮モルタルの使用量を低減できるので、コストダウンを図ることができる。
【0030】
本発明は、一対のレールの下に設置される一対の縦梁と、前記一対の縦梁の下面に設けられた防振材と、前記一対の縦梁を連結する継材とを有するフローティングラダー軌道を、鋼床版箱桁で構成された橋梁上に敷設する方法であって、前記鋼床版箱桁上に前記レールの長手方向に分割された複数の路盤を設け、前記路盤同士の接続部分に前記レールの長手方向にスライド自在なスライド継手を設けたことを特徴とする。
【0031】
ここで、前記防振材と前記路盤との間に無収縮モルタルを打設して第1の台座を形成することができる。
【0032】
また、前記防振材と前記路盤との間隔が所定寸法以上のときは、前記第1の台座と前記路盤との間にコンクリートを打設して第2の台座を形成することができる。
【0033】
なお、以上述べた各構成要素及び各工程は、本発明の趣旨を逸脱しない限り、互いに組み合わせることが可能である。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付した図1から図8に基づいて説明する。
【0035】
図1は、本発明に係る橋梁100に敷設されたフローティングラダー軌道7を示す。橋梁100は、その上部工が鋼床版箱桁101によって構成されている。
【0036】
鋼床版箱桁101は、従来と同様なのでその説明を省略する。鋼床版箱桁101の側端部には、通路103と鋼欄104が設けられている。
【0037】
また、鋼床版箱桁101上には、レール50の長手方向X(図2参照)に分割された複数の路盤102と、これらの路盤102上に敷設されたフローティングラダー軌道7とが設置されている。
【0038】
路盤102は、現場でコンクリートを打設することにより形成される。この路盤102の上面には、1/50の勾配が設けられている。また、路盤102内には、鉄筋105が設けられている。鋼欄104の下部側には、路盤102側に突出するスタッドジベル106が設けられている。
【0039】
このスタッドジベル106は、路盤102内に埋設されて定着されている。路盤102は、スタッドジベル106の定着力と、路盤102と鋼床版箱桁101間の摩擦力によって保持されている。
【0040】
路盤102は、図2に示すように、レール50の長手方向Xに分割されている。路盤102同士の接続部分には、レール50の長手方向Xにスライド自在なスライド継手107が設けられている。
【0041】
このスライド継手107は、図3に示すように、一方の路盤102に設けられた棒状部材108と、他方の路盤102に設けられ棒状部材108をX方向に対してスライド自在に保持する筒状部材である鞘管109と、筒状部材109と棒状部材108の間に充填された潤滑材110とを有している。
【0042】
なお、路盤102,102同士の間には、間隔wが設けられている。この間隔w内には、伸縮材で目地を設ける。また、棒状部材108は、鉄筋を使用できる。鞘管109には電縫菅を使用でき、その端部にテープなどで蓋を設ける。また、潤滑材110としては、グリスやオイルなどを使用できる。
【0043】
図1のフローティングラダー軌道7は、図4に示すように、路盤102上に設けられたコンクリート製の台座71と、この台座71上に設置されたフローティングラダーマクラギ5と、このフローティングラダーマクラギ5上に設置された一対のレール50とを有している。なお、図4中の符号52はマクラギ突起、57,60は防振材である。
【0044】
上記のフローティングラダーマクラギ5は、図5に示すように、一対のレール50の下に、レール50の全長に亘って配置される一対の縦梁51と、これらの縦梁51からその外軌側又は内軌側、本例では外軌側に突出するマクラギ突起52と、上記一対の縦梁51を連結する継材53とを有している。なお、図5中の符号81はレール50を縦梁51に固定する固定具である。
【0045】
上記の台座71は、図6に示すように、無収縮モルタルによって形成された第1の台座111と、通常のコンクリートで形成された第2の台座112とを有している。
【0046】
無収縮モルタルとは周知のように、硬化の際に膨張し、乾燥後も収縮しないモルタルである。無収縮モルタルは、膨張材と良質な砂をプレミックスしたセメントを使用する。乾燥亀裂の防止をねらいとして、コンクリートの二次製品(ブロックなど)への利用が多い。膨張モルタルともいう。
【0047】
上記の第1の台座111とフローティングラダーマクラギ5の縦梁51との間には、防振材55が挿入されている。また、第2の台座112はL字状に形成されている。この第2の台座112内には、路盤102から延びる門型の鉄筋113が定着されている。
【0048】
防振材55及び第1の台座111は、図7に示すように、レール50の長手方向Xに沿って間欠的に設けられている。第2の台座112は、縦梁51の全長に亘って設けられている。
【0049】
上記の第2の台座112は、防振材55と路盤102との間隔dが一定以上の場合に設けられる。本例では、台座71内の鉄筋113の直径が16mmの場合、防振材55と路盤102との間隔dが70mm以上の場合に、第2の台座112が設けられる。
【0050】
路盤102内の鉄筋113の直径が16mmで、防振材55と路盤102との間隔dが70mm未満の場合は、図8に示すように、第1の台座111のみが設けられ、第2の台座112は省略される。この場合、第1の台座111内に門型の鉄筋113が定着される。
【0051】
このように、防振材55と路盤102との間隔が70mm以上の場合には、第2の台座112を設けて、その中に直径が16mmの鉄筋113を配筋し、鉄筋113の上下両側にコンクリートのかぶりを27mm以上設けることができる。
【0052】
これに対して、第2の台座112内の鉄筋113の上下両側にコンクリートのかぶりとして必要な寸法を設けることができない場合は、第1の台座111のみ設け、第2の台座112を省略する。この判断は、鉄筋113の直径に応じてなされる。
【0053】
上記のように、本発明によれば、路盤102,102同士の接続部分にスライド継手107が設けられているので、路盤102,102がレール50の長手方向Xにスライド自在になる。
【0054】
従って、温度変化や大地震によって橋梁100が水平方向に大きく変位した場合でも、路盤102,102同士が水平方向に相対的に変位して橋梁100の変位に追随するので、路盤102上にフローティングラダー軌道7を設置できる。
【0055】
また、スライド継手107は、棒状部材108と、この棒状部材108をスライド自在に保持する筒状部材109とで構成されているので、構成を簡略化できる。なお、スライド継手107は、通常の各種のスライド継手を使用できる。
【0056】
更に、本発明は、フローティングラダー軌道7の防振材55と路盤102との間に、無収縮モルタルによって形成された第1の台座111が設けられているので、橋梁上にフローティングラダー軌道7を敷設する際に、フローティングラダー軌道7のレベル(高低)調整をきめ細かく行うことができる。
【0057】
従って、キャンバーが大きい橋梁上にフローティングラダー軌道7を設置できる。
【0058】
また、防振材55と路盤102との間隔dが所定寸法以上の場合は、第1の台座111と路盤102との間に、コンクリートによって形成された第2の台座112を設けたので、高価な無収縮モルタルの使用量を低減でき、コストダウンを図ることができる。
【0059】
【発明の効果】
本発明では、路盤がレールの長手方向にスライド自在なので、橋梁が温度変化又は地震によって大きく変位した場合でも、橋梁の変位に路盤が追随できる。従って、この路盤上にフローティングラダー軌道を設置できる。
【0060】
また、フローティングラダーマクラギの下面に設けられた防振材と路盤との間に、無収縮モルタルによって形成された第1の台座を設けたので、橋梁のキャンバーが大きい場合でも、フローティングラダー軌道の高低調整をきめ細かく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフローティングラダー軌道の敷設構造を示す平面図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】図2のB−B断面図である。
【図4】図1のC矢視図である。
【図5】本発明に係るフローティングラダーマクラギを示す平面図である。
【図6】図4のD−D断面図である。
【図7】図6のE矢視図である。
【図8】本発明に係る第1の台座を示す断面図である。
【図9】従来例を示す平面図である。
【図10】図10のF−F断面図である。
【図11】別の従来例を示す平面図である。
【図12】図11のG−G断面図である。
【符号の説明】
1 フローティングラダーマクラギ
5 フローティングラダーマクラギ
6 縦梁
7 フローティングラダー軌道
9 継材
28 台座
29 ポリウレタン
30 マクラギ突起
31 路盤突起
32 ポリウレタン
33 台座
33a 水平部分
33b 垂直部分
34 ポリウレタン
50 レール
51 縦梁
52 マクラギ突起
53 継材
55 防振材
57 防振材
60 防振材
71 台座
81 固定具
100 橋梁
101 鋼床版箱桁
102 路盤
103 通路
104 鋼欄
105 鉄筋
106 スタッドジベル
107 スライド継手
108 棒状部材
109 鞘管(筒状部材)
110 潤滑材
111 第1の台座
112 第2の台座
113 鉄筋

Claims (7)

  1. 上部工が鋼床版箱桁で構成された橋梁上にフローティングラダー軌道が敷設されたフローティングラダー軌道の敷設構造であって、
    前記鋼床版箱桁上に設けられレールの長手方向に分割された複数の路盤と、
    前記路盤同士の接続部分に設けられ前記レールの長手方向にスライド自在なスライド継手と、
    前記路盤上に設置されたフローティングラダー軌道とを備えたことを特徴とする鋼製橋梁におけるフローティングラダー軌道の敷設構造。
  2. 前記スライド継手は、一方の前記路盤に設けられた棒状部材と、他方の前記路盤に設けられ前記棒状部材をスライド自在に保持する筒状部材と、を有することを特徴とする請求項1に記載の鋼製橋梁におけるフローティングラダー軌道の敷設構造。
  3. 前記フローティングラダー軌道のフローティングラダーマクラギと前記路盤との間に設けられ、無収縮モルタルによって形成された第1の台座を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の鋼製橋梁におけるフローティングラダー軌道の敷設構造。
  4. 前記第1の台座と前記路盤との間に設けられコンクリートによって形成された第2の台座を有することを特徴とする請求項3に記載の鋼製橋梁におけるフローティングラダー軌道の敷設構造。
  5. 一対のレールの下に設置される一対の縦梁と、前記一対の縦梁の下面に設けられた防振材と、前記一対の縦梁を連結する継材とを有するフローティングラダー軌道を、鋼床版箱桁で構成された橋梁上に敷設する方法であって、
    前記鋼床版箱桁上に前記レールの長手方向に分割された複数の路盤を設け、
    前記路盤同士の接続部分に前記レールの長手方向にスライド自在なスライド継手を設けたことを特徴とする鋼製橋梁におけるフローティングラダー軌道の敷設方法。
  6. 前記防振材と前記路盤との間に無収縮モルタルを打設して第1の台座を形成することを特徴とする請求項5に記載の鋼製橋梁におけるフローティングラダー軌道の敷設方法。
  7. 前記防振材と前記路盤との間隔が所定寸法以上のときは、前記第1の台座と前記路盤との間にコンクリートを打設して第2の台座を形成することを特徴とする請求項6に記載の鋼製橋梁におけるフローティングラダー軌道の敷設方法。
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