JPH05288399A - 自動車用空調装置 - Google Patents
自動車用空調装置Info
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- JPH05288399A JPH05288399A JP4085583A JP8558392A JPH05288399A JP H05288399 A JPH05288399 A JP H05288399A JP 4085583 A JP4085583 A JP 4085583A JP 8558392 A JP8558392 A JP 8558392A JP H05288399 A JPH05288399 A JP H05288399A
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- damper
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 フィルムダンパの位置を光検出素子を用いて
判断するものにおいて、フィルムダンパ固定時にダンパ
が何らかの外力を受けて変位した時、その変位の方向を
判断する。 【構成】 フィルムダンパにその移動方向に沿って複数
の透光部を設け、かつこの透光部と対向する位置に一対
の光検出素子を配置する。さらに、透光部の形状は一対
の光検出素子が同時に対向できる形状とする。一対の光
検出素子が同時に透光部に対向する位置を判断すること
で、フィルムダンパの位置を判別する。そして、フィル
ムダンパが固定された状態で、自動車の振動等を受けて
多少のずれが生じた時、左右いずれかの光検出素子から
の信号が変位したかを検出することで、そのフィルムダ
ンパのずれの方向を判断する。
判断するものにおいて、フィルムダンパ固定時にダンパ
が何らかの外力を受けて変位した時、その変位の方向を
判断する。 【構成】 フィルムダンパにその移動方向に沿って複数
の透光部を設け、かつこの透光部と対向する位置に一対
の光検出素子を配置する。さらに、透光部の形状は一対
の光検出素子が同時に対向できる形状とする。一対の光
検出素子が同時に透光部に対向する位置を判断すること
で、フィルムダンパの位置を判別する。そして、フィル
ムダンパが固定された状態で、自動車の振動等を受けて
多少のずれが生じた時、左右いずれかの光検出素子から
の信号が変位したかを検出することで、そのフィルムダ
ンパのずれの方向を判断する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車車室内の冷房や
暖房等を行なう自動車用空調装置に関する。より具体的
には、気流の制御をフィルム状のダンパにて行なう自動
車用空調装置に関する。
暖房等を行なう自動車用空調装置に関する。より具体的
には、気流の制御をフィルム状のダンパにて行なう自動
車用空調装置に関する。
【0002】
【発明の背景】自動車用空調装置において、フィルム状
のダンパ100を用い、このダンパ100に形成された
開口部101の位置を移動させることで気流の制御を行
なうことは知られている。そしてこのようなフィルム状
のダンパを用いた場合には、開口部101がどの位置に
位置しているかを常にフィードバックすべく、フォトト
ランジスタ等の光検出素子102を用いるようになって
いる。図2はこの例を示し、フィルムダンパ100に複
数の開口部103が形成されており、この開口部103
が光検出素子102に対向しているか否かで位置を検知
するようになっている。
のダンパ100を用い、このダンパ100に形成された
開口部101の位置を移動させることで気流の制御を行
なうことは知られている。そしてこのようなフィルム状
のダンパを用いた場合には、開口部101がどの位置に
位置しているかを常にフィードバックすべく、フォトト
ランジスタ等の光検出素子102を用いるようになって
いる。図2はこの例を示し、フィルムダンパ100に複
数の開口部103が形成されており、この開口部103
が光検出素子102に対向しているか否かで位置を検知
するようになっている。
【0003】この図2図示例では、光検出素子102は
2つ用いられており、かつ開口部103のうち最外方の
開口部103aのみ長穴となっている。従って、フィル
ムダンパ100が最大変位した時のみ2つの光検出素子
102が同時に長穴103aに対向する構造となってお
り、2つの光検出素子が同時に長穴103aを介して光
を検知した時にはフィルムダンパ100が最大変位状態
であることがわかるようになっている。
2つ用いられており、かつ開口部103のうち最外方の
開口部103aのみ長穴となっている。従って、フィル
ムダンパ100が最大変位した時のみ2つの光検出素子
102が同時に長穴103aに対向する構造となってお
り、2つの光検出素子が同時に長穴103aを介して光
を検知した時にはフィルムダンパ100が最大変位状態
であることがわかるようになっている。
【0004】しかしながら、この図2図示のようなもの
では、フィルムダンパ100が中間位置にあるとき、い
ずれか一方の光検出素子102のみが開口103を介し
て光を検出することになる。これで、中間位置の状態は
検知できるが、一旦検知された状態で自動車の振動等に
よりフィルムダンパ100が変動した場合には、そのフ
ィルムダンパ100の変動は検知できるものの、フィル
ムダンパ100がどちらの方向に移動したかが検知でき
ない構造であった。
では、フィルムダンパ100が中間位置にあるとき、い
ずれか一方の光検出素子102のみが開口103を介し
て光を検出することになる。これで、中間位置の状態は
検知できるが、一旦検知された状態で自動車の振動等に
よりフィルムダンパ100が変動した場合には、そのフ
ィルムダンパ100の変動は検知できるものの、フィル
ムダンパ100がどちらの方向に移動したかが検知でき
ない構造であった。
【0005】そのため、この図2図示の例のフィルムダ
ンパでは、フィルムダンパ100を再度最端部まで移動
させて位置合わせをしたのみに再び所定位置に移動しな
ければならなかった。
ンパでは、フィルムダンパ100を再度最端部まで移動
させて位置合わせをしたのみに再び所定位置に移動しな
ければならなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記点に鑑
みて案出されたもので、フィルムダンパが中間位置に定
置した状態でダンパにずれが生じた時でも、ダンパがど
ちらの方向にずれたかを的確に判断できるようにするこ
とを目的とする。
みて案出されたもので、フィルムダンパが中間位置に定
置した状態でダンパにずれが生じた時でも、ダンパがど
ちらの方向にずれたかを的確に判断できるようにするこ
とを目的とする。
【0007】
【構成】上記目的を達成するため、本発明では光検出素
子を一対設けるとともに、この光検出素子の光を通す透
光部を一対の光検出素子が同時に対向できるような形状
とする。
子を一対設けるとともに、この光検出素子の光を通す透
光部を一対の光検出素子が同時に対向できるような形状
とする。
【0008】
【作用】そのため、本発明では、2つの光検出素子が同
時に透光部に対向することで、フィルムダンパの位置を
判断することができる。そして、一旦停止したフィルム
ダンパが何らかの外力で変位した時には透光部は一対の
光検出素子のいずれか一方側に対向しないこととなる
が、この時どちらの光検出素子が対向しなくなったかを
判断することで、フィルムダンパのずれの方向を検知す
ることができる。
時に透光部に対向することで、フィルムダンパの位置を
判断することができる。そして、一旦停止したフィルム
ダンパが何らかの外力で変位した時には透光部は一対の
光検出素子のいずれか一方側に対向しないこととなる
が、この時どちらの光検出素子が対向しなくなったかを
判断することで、フィルムダンパのずれの方向を検知す
ることができる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例を図に基づいて説明す
る。図1において202は自動車の車室内前方部のフロ
ントグリル下方に配置された空調ケースである。このケ
ース202内には冷媒を蒸発させて空気より気化熱を奪
い空気の冷却を行なう蒸発器200と、自動車走行用エ
ンジンの冷却水温を用いて空気の加熱を行なうヒータコ
ア201とが配置されている。
る。図1において202は自動車の車室内前方部のフロ
ントグリル下方に配置された空調ケースである。このケ
ース202内には冷媒を蒸発させて空気より気化熱を奪
い空気の冷却を行なう蒸発器200と、自動車走行用エ
ンジンの冷却水温を用いて空気の加熱を行なうヒータコ
ア201とが配置されている。
【0010】さらにケース202にはその上流側にファ
ンケース203が接続され、図示しない内外気切替ダン
パにて選択された車室内空気もしくは車外空気が送風機
204により蒸発器200側へ供給されるようになって
いる。またケース200には乗員の頭胸部にむけて空気
を吹出す上方吹出口207,フロントおよびサイドの窓
ガラスに向けて温風を吹出すデフ吹出口208、および
温風を前席乗員の足元に向けて吹出すフロント側ヒート
吹出口210,温風を後席乗員の足ともに向けて吹出す
リア側ヒート吹出口209が開口している。またケース
202の内部にはフィルム状のダンパ205および21
1が配置されている。このダンパ205,211はそれ
ぞれモータ206,212により巻取り,巻戻しがなさ
れ、長手方向に摺動することとなる。フィルムダンパ2
11はエアミックスダンパとして機能し、蒸発器200
で冷却された冷風をヒータコア201へ流す空気流れ
と、ヒータコア201をバイパスするバイパス流路21
3へ流す空気流れとに吹き分ける。この両流れを適宜制
御することで、所定の温度を得ることができる。
ンケース203が接続され、図示しない内外気切替ダン
パにて選択された車室内空気もしくは車外空気が送風機
204により蒸発器200側へ供給されるようになって
いる。またケース200には乗員の頭胸部にむけて空気
を吹出す上方吹出口207,フロントおよびサイドの窓
ガラスに向けて温風を吹出すデフ吹出口208、および
温風を前席乗員の足元に向けて吹出すフロント側ヒート
吹出口210,温風を後席乗員の足ともに向けて吹出す
リア側ヒート吹出口209が開口している。またケース
202の内部にはフィルム状のダンパ205および21
1が配置されている。このダンパ205,211はそれ
ぞれモータ206,212により巻取り,巻戻しがなさ
れ、長手方向に摺動することとなる。フィルムダンパ2
11はエアミックスダンパとして機能し、蒸発器200
で冷却された冷風をヒータコア201へ流す空気流れ
と、ヒータコア201をバイパスするバイパス流路21
3へ流す空気流れとに吹き分ける。この両流れを適宜制
御することで、所定の温度を得ることができる。
【0011】一方フィルムダンパ205はモード切替ダ
ンパとして機能し、前述の上方吹出口207,デフ吹出
口208およびヒート吹出口210,209の開閉を行
なう。
ンパとして機能し、前述の上方吹出口207,デフ吹出
口208およびヒート吹出口210,209の開閉を行
なう。
【0012】このフィルムダンパの巻取り部の構造を図
3に示す。モータ212はフィルムダンパ211(20
5)の回転軸214内に配置されている。従って、この
モータの回転212に伴い回転軸214が回動し、それ
につれて回動軸214に端部がフィン215に固定され
たフィルムダンパ211(205)が巻き上げ,巻き戻
しされることとなる。
3に示す。モータ212はフィルムダンパ211(20
5)の回転軸214内に配置されている。従って、この
モータの回転212に伴い回転軸214が回動し、それ
につれて回動軸214に端部がフィン215に固定され
たフィルムダンパ211(205)が巻き上げ,巻き戻
しされることとなる。
【0013】図4は、フィルムダンパ205を取り出し
て図示する斜視図である。このようにフィルムダンパ2
05には、各モード吹出口207,208,210に開
口すべく開口部216,217が形成されている。この
フィルムダンパ205の開口部がどのモード吹出口に対
向するかで空気の流れ方向が制御されることになる。ま
たフィルムダンパ205にはその端部にフィルムダンパ
205の移動方向に沿って複数の長溝230が形成され
ている。そしてこの長溝230に対向する位置に一対の
光検出素子231,232が配置されている。この光検
出素子231,232は一方側に発光部233、他方側
に受光部234が形成されている。そして発光部233
で発光された光が開口230を通して受光部234に検
知されると信号を出力する構造となっている。図5は、
この光検出素子231,232と開口230との関係を
図示したもので、一対の光検出素子231,232が共
に開口230と対向することができるように配置されて
いる。従って2つの光検出素子231,232が共に信
号を出力した状態を検知することで、フィルムダンパ2
05の位置を判断することができる。すなわち、あらか
じめフィルムダンパを端部へ変位しておきそこを初期値
として入力し、移動時いくつ開口230を通ったかで、
フィルムダンパ205の現在位置を知ることができる。
て図示する斜視図である。このようにフィルムダンパ2
05には、各モード吹出口207,208,210に開
口すべく開口部216,217が形成されている。この
フィルムダンパ205の開口部がどのモード吹出口に対
向するかで空気の流れ方向が制御されることになる。ま
たフィルムダンパ205にはその端部にフィルムダンパ
205の移動方向に沿って複数の長溝230が形成され
ている。そしてこの長溝230に対向する位置に一対の
光検出素子231,232が配置されている。この光検
出素子231,232は一方側に発光部233、他方側
に受光部234が形成されている。そして発光部233
で発光された光が開口230を通して受光部234に検
知されると信号を出力する構造となっている。図5は、
この光検出素子231,232と開口230との関係を
図示したもので、一対の光検出素子231,232が共
に開口230と対向することができるように配置されて
いる。従って2つの光検出素子231,232が共に信
号を出力した状態を検知することで、フィルムダンパ2
05の位置を判断することができる。すなわち、あらか
じめフィルムダンパを端部へ変位しておきそこを初期値
として入力し、移動時いくつ開口230を通ったかで、
フィルムダンパ205の現在位置を知ることができる。
【0014】ただ、モータを停止し、フィルムダンパ2
05を固定した状態であっても、自動車の振動や送風機
204からの送風を受けてフィルムダンパ205が多少
変位することがあり得る。図6および図7はこのフィル
ムダンパの変位した状態を示す。図6に示すようにフィ
ルムダンパが右方向に変位すれば、光検出素子231は
依然信号を出力しているものの、光検出素子232は信
号を出力しなくなる。その結果、図中左方向に光検出素
子232が信号を出力しなくなることで、フィルムダン
パ205が図中右方向へ変位したことが判断できる。
05を固定した状態であっても、自動車の振動や送風機
204からの送風を受けてフィルムダンパ205が多少
変位することがあり得る。図6および図7はこのフィル
ムダンパの変位した状態を示す。図6に示すようにフィ
ルムダンパが右方向に変位すれば、光検出素子231は
依然信号を出力しているものの、光検出素子232は信
号を出力しなくなる。その結果、図中左方向に光検出素
子232が信号を出力しなくなることで、フィルムダン
パ205が図中右方向へ変位したことが判断できる。
【0015】逆に図7に示すようにフィルムダンパが左
方向に変位した場合には、図中右方向に位置する光検出
素子231が信号を出力しなくなる。そこで、その右側
の光検出素子231の出力停止に伴い、フィルムダンパ
205が図中左側へ変位したことが判断できる。
方向に変位した場合には、図中右方向に位置する光検出
素子231が信号を出力しなくなる。そこで、その右側
の光検出素子231の出力停止に伴い、フィルムダンパ
205が図中左側へ変位したことが判断できる。
【0016】ただ、本例では全ての開口230を長穴と
したことで、図2に示す例に比べて最外端位置を判断す
ることが困難となる。すなわち、一対の光検出素子23
1,232が同時に開口230と対向した状態であって
も、それがフィルムダンパの中間位置であるのか最外端
であるのかの判断ができないことになる。
したことで、図2に示す例に比べて最外端位置を判断す
ることが困難となる。すなわち、一対の光検出素子23
1,232が同時に開口230と対向した状態であって
も、それがフィルムダンパの中間位置であるのか最外端
であるのかの判断ができないことになる。
【0017】そこで、本例では図8に示すようなフロー
に従ってフィルムダンパの位置の初期化を行なうことと
なる。以下このフローを説明する。ステップ240にて
イグニッションスイッチのオン、もしくはオフを検知す
るのは、このフィルムダンパの位置初期化がエンジンの
始動時もくしは停止時のいずれかで行なえばよいためで
ある。起動時に行なう場合には、エンジンが起動したの
ちに空調装置が作動するものであるので、空調装置の作
動に先立ちその都度フィルムダンパ位置の初期化を行な
うことになる。この場合には、初期化がより確実になさ
れることになる。
に従ってフィルムダンパの位置の初期化を行なうことと
なる。以下このフローを説明する。ステップ240にて
イグニッションスイッチのオン、もしくはオフを検知す
るのは、このフィルムダンパの位置初期化がエンジンの
始動時もくしは停止時のいずれかで行なえばよいためで
ある。起動時に行なう場合には、エンジンが起動したの
ちに空調装置が作動するものであるので、空調装置の作
動に先立ちその都度フィルムダンパ位置の初期化を行な
うことになる。この場合には、初期化がより確実になさ
れることになる。
【0018】イグニッションスイッチがオフした状態は
エンジンの停止に伴い空調装置の作動が停止した時にフ
ィルムダンパの初期化を行なうことになる。これは、そ
の後に再びイグニッションスイッチをオンし空調装置を
作動させる時には常に初期値が設定された状態で行なう
ことができるようにするためである。このようにすれ
ば、次の空調装置を作動させるとき直ちにフィルムダン
パを所定値に起動することができ、応答性がよくなる。
エンジンの停止に伴い空調装置の作動が停止した時にフ
ィルムダンパの初期化を行なうことになる。これは、そ
の後に再びイグニッションスイッチをオンし空調装置を
作動させる時には常に初期値が設定された状態で行なう
ことができるようにするためである。このようにすれ
ば、次の空調装置を作動させるとき直ちにフィルムダン
パを所定値に起動することができ、応答性がよくなる。
【0019】ステップ241では、メモリーされていた
フィルムダンパの位置が最も巻き戻された状態もしくは
最も巻き出された状態のいずれの方向に近いかを判断す
る。これは、初期化のためのフィルムダンパの移動量を
最小とするためである。
フィルムダンパの位置が最も巻き戻された状態もしくは
最も巻き出された状態のいずれの方向に近いかを判断す
る。これは、初期化のためのフィルムダンパの移動量を
最小とするためである。
【0020】ステップ242では、その記憶されていた
位置に基づきその位置から近いほうの最外端までの変位
に要する時間を計算する。そしてこの計算された時間よ
りさらに所定時間余分にモータを駆動する(ステップ2
43)。これは記憶されていた位置がたとえ間違ってい
たとしても、所定の余裕度をもってさらにモータを駆動
することが確実にフィルムダンパを初期値に設定するた
めである(ステップ244)。
位置に基づきその位置から近いほうの最外端までの変位
に要する時間を計算する。そしてこの計算された時間よ
りさらに所定時間余分にモータを駆動する(ステップ2
43)。これは記憶されていた位置がたとえ間違ってい
たとしても、所定の余裕度をもってさらにモータを駆動
することが確実にフィルムダンパを初期値に設定するた
めである(ステップ244)。
【0021】なお、上述の例では光検出素子231,2
32の光を透過させるために開口230を形成したが、
開口230に代えてフィルムダンパのうち開口230に
相当する位置のみ透明としてもよい。要は本発明におけ
る透光部は開口のみならず光が通過可能な部位であれば
よい。
32の光を透過させるために開口230を形成したが、
開口230に代えてフィルムダンパのうち開口230に
相当する位置のみ透明としてもよい。要は本発明におけ
る透光部は開口のみならず光が通過可能な部位であれば
よい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では一対の
光検出素子と、この一対の光検出素子が同時に開口可能
な形状をした透光部とを用いたため、フィルムダンパの
各位置が検出できるとともに、その後フィルムダンパが
変動した時にも、フィルムダンパがどちらかに移動した
かを的確に判断することができる。
光検出素子と、この一対の光検出素子が同時に開口可能
な形状をした透光部とを用いたため、フィルムダンパの
各位置が検出できるとともに、その後フィルムダンパが
変動した時にも、フィルムダンパがどちらかに移動した
かを的確に判断することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す断面図。
【図2】フィルムダンパの比較例を示す斜視図。
【図3】図1図示フィルムダンパの駆動モータ部を示す
断面図。
断面図。
【図4】図1図示フィルムダンパを示す斜視図。
【図5】図4図示フィルムダンパの開口部を示す正面
図。
図。
【図6】図4図示フィルムダンパの開口部を示す正面
図。
図。
【図7】図4図示フィルムダンパの開口部を示す正面
図。
図。
【図8】フィルムダンパの初期化のフローチャート。
202 ケース 205,211 フィルムダンパ 216 開口部 230 透光部をなす開口 231,232 光検出素子
Claims (1)
- 【請求項1】 空気の通過する開口部を有するフィルム
状のダンパと、このフィルム状のダンパを移動させるこ
とで空気流れを制御するダンパ駆動モータとを備えた自
動車用空調装置であって、 前記フィルム状ダンパには、その移動方向に沿って複数
の透光部を形成し、 かつ透光部と対向可能に一対の光検出素子を前記フィル
ム状ダンパの移動方向に配置し、 前記透光部の形状を一対の光検出素子に同時に対向可能
な形状とし、 さらに前記一対の光検出素子のそれぞれが透光部と対向
している状態か否かを判断する判断手段を設けたことを
特徴とする自動車用空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4085583A JP2973694B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 自動車用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4085583A JP2973694B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 自動車用空調装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05288399A true JPH05288399A (ja) | 1993-11-02 |
JP2973694B2 JP2973694B2 (ja) | 1999-11-08 |
Family
ID=13862838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4085583A Expired - Fee Related JP2973694B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 自動車用空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2973694B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007069714A (ja) * | 2005-09-06 | 2007-03-22 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
KR101892872B1 (ko) * | 2017-10-31 | 2018-08-28 | 나인선 | 유지관리가 간편하고 이물질 유입 차단으로 오동작을 예방하는 고효율 천장설치형 환기장치 |
KR101892873B1 (ko) * | 2017-10-31 | 2018-08-28 | 나인선 | 특수필터 유닛을 구비하여 유지관리가 편리하고 이물질 유입이 차단된 고효율 천장설치형 환기장치 |
-
1992
- 1992-04-07 JP JP4085583A patent/JP2973694B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007069714A (ja) * | 2005-09-06 | 2007-03-22 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
KR101892872B1 (ko) * | 2017-10-31 | 2018-08-28 | 나인선 | 유지관리가 간편하고 이물질 유입 차단으로 오동작을 예방하는 고효율 천장설치형 환기장치 |
KR101892873B1 (ko) * | 2017-10-31 | 2018-08-28 | 나인선 | 특수필터 유닛을 구비하여 유지관리가 편리하고 이물질 유입이 차단된 고효율 천장설치형 환기장치 |
Also Published As
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---|---|
JP2973694B2 (ja) | 1999-11-08 |
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