JPH0528825U - 階段の手摺部材取付具および支柱取付具 - Google Patents

階段の手摺部材取付具および支柱取付具

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JPH0528825U
JPH0528825U JP3142192U JP3142192U JPH0528825U JP H0528825 U JPH0528825 U JP H0528825U JP 3142192 U JP3142192 U JP 3142192U JP 3142192 U JP3142192 U JP 3142192U JP H0528825 U JPH0528825 U JP H0528825U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 手摺部材を支柱に連結する作業を、正確且つ
迅速になし得るような階段の手摺部材取付具を提供する
こと。 【構成】 下部に支柱12の上端部が嵌合される嵌合部
16を有し、上面部に手摺部材13の下面と接合される
斜面状の取付面15を有する手摺部材取付具14。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、階段に立設された支柱に手摺部材を連結するための階段の手摺部材 取付具および階段の側板に支柱を連結するための階段の支柱取付具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、図6に示すように、階段1に立設された複数個の支柱2に手摺部材 3を連結するにあたっては、まず、手摺部材3の下面に嵌合部としての嵌合凹部 4を複数個形成し、次に、支柱2の上端部を夫々嵌合凹部4に嵌着するようにし ている。
【0003】 また、階段1の側面に側板(図示せず)が設けられている場合には、該側板の 斜状上面に嵌合凹部(図示せず)を形成し、その嵌合凹部に支柱の下端部を嵌着 するようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、手摺部材3に嵌合凹部4を形成する場合、嵌合凹部4の手摺部 材3に対する形成角度や嵌合凹部4の大きさ、深さあるいは位置等に誤差が生じ 易く、その結果、支柱2と嵌合凹部4との間に隙間が生じたり、手摺部材3を階 段1の傾斜に沿うような正規角度で連結できなかったりする欠点があった。この ため、現場にて、熟練工が嵌合凹部4の形状を微調整し、上記隙間及び取付角度 の修正を行うようにしていたが、面倒であり、時間がかかってしまう。
【0005】 また、上記事情は、側板に嵌合凹部を形成する場合にも、同様であり、嵌合凹 部の大きさ,深さ,位置等に誤差が生じ易く、その結果、側板に支柱を連結する にあたって、側板に対して支柱を正規状態で立設することができず、このため、 現場にて、熟練工が嵌合凹部の形状を修正するようにしていた。
【0006】 本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、第1の目的は、手摺部材を支 柱に取付ける作業を、正確且つ迅速になし得る階段の手摺部材取付具を提供する ことであり、第2の目的は、支柱を階段の側板に取付ける作業を、正確且つ迅速 になし得る階段の支柱取付具を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記第1の目的を達成するため、請求項1記載の階段の手摺部材取付具は、下 部に支柱の上端部が嵌合される嵌合部を有し、上面部に所定の斜面状をなして手 摺部材の下面と接合される取付面を有するところに特徴を有する。
【0008】 また、上記第2の目的を達成するため、請求項2記載の階段の支柱取付具は、 上部に支柱の下端部が嵌合される嵌合部を有し、下面部に所定の斜面状をなして 側板の斜状上面と接合される取付面を有するところに特徴を有する。
【0009】
【作用】
階段に立設された支柱に手摺部材を連結するにあたっては、まず、手摺部材の 下面に手摺部材取付具の取付面を接合して、嵌合部を設定する。
【0010】 この場合、従来とは異なり、手摺部材に嵌合凹部を形成する必要がないので、 嵌合部を所定位置に正確に設定でき、その結果、手摺部材取付具の嵌合部を、支 柱の上端部に嵌合すれば、手摺部材取付具における所定の斜面状をなす取付面に より、手摺部材は階段に沿う正規角度で連結されるようになる。従って、従来と は異なり、手摺部材の取付角度の修正を行う必要がなく、手摺部材を支柱に連結 する作業を正確且つ迅速に成し得る。
【0011】 また、階段の側板に支柱を連結するにあたっては、まず、側板の斜状上面に支 柱取付具の取付面を接合して嵌合部を設定する。
【0012】 この場合、従来とは異なり、側板に嵌合凹部を形成する必要がないので、嵌合 部を所定位置に正確に設定でき、その結果、支柱の下端部を支柱取付具の嵌合部 に嵌合すれば、支柱取付具における所定の斜面状をなす取付面により、支柱は側 板に正規状態で連結されるようになる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の第1実施例につき図1ないし図3を参照して説明する。
【0014】 まず、全体の構成を示す図3において、階段11には支柱12が多数個(5個 のみ図示する)立設されている。一方、手摺部材13の下面の所定位置には、手 摺部材取付具14が多数個(5個のみ図示する)接合されており、手摺部材13 は手摺部材取付具14を介して支柱12の上端部に連結されている。
【0015】 図1は、上記手摺部材取付具14部分の断面を拡大して示したものである。同 図に示すように、手摺部材取付具14は、上面部に位置して所定の斜面状をなす 取付面15を有し、下部に位置して嵌合部としての凹状の嵌合凹部16を有し、 嵌合凹部16内には,ねじ挿通孔17を有しており、ねじ挿通孔17に挿入され たねじ18を、手摺部材13の下面にねじ込み、以て、手摺部材13に接合され ている。
【0016】 また、階段11と支柱12との間の接合は図2に示す通りである。
【0017】 即ち、階段11の上面には、支持板19が複数個のねじ20によって取付けら れており、支持板19には、予め形成された挿着孔19aに木製のピン21が圧 入されて一体化されている。一方、支柱12の下部には、嵌合凹部12a及びピ ン挿入凹部12bが形成されており、前記支持板19及びピン21に、夫々嵌合 凹部12a及びピン挿入凹部12bを嵌め込み接着し、以て、支柱12が階段1 1に立設されている。
【0018】 而して、手摺部材13を支柱12に連結するにあたっては、まず、手摺部材1 3の下面の所定位置に手摺部材取付具14の取付面15を宛てがい、嵌合凹部1 6側からねじ18を手摺部材13の下面にねじ込み、手摺部材取付具14を手摺 部材13に固定し、次に、手摺部材取付具14の嵌合凹部16を支柱12の上端 部に嵌合する。
【0019】 上記実施例によれば次の効果を奏する。
【0020】 即ち、手摺部材13の下面に、支柱12の上端部が嵌合される嵌合凹部16及 び手摺部材13の下面と接合される取付面15を有する手摺部材取付具14を接 合するようにしたので、従来とは異なり、手摺部材13に嵌合凹部を形成する必 要はなく、手摺部材13の所定位置に正確に嵌合凹部16を設定することができ る。
【0021】 その結果、手摺部材取付具14の嵌合凹部16を、支柱12の上端部に嵌合す れば、手摺部材13は、所定の斜面状に形成された取付面15により、階段11 に沿う正規角度で連結される。従って、従来とは異なり、手摺部材13の取付角 度の修正を行う必要はなくなり、総じて、手摺部材13を支柱12に連結する作 業を正確且つ迅速に行うことができる。
【0022】 次に、本考案の第2実施例につき図4および図5を参照して説明する。尚、上 記第1実施例と同一の部品については、同一の符号を付して説明を省略し、以下 、第1実施例とは異なる部品についてのみ説明する。
【0023】 まず、図5において、階段11の両側面には、これを覆うように夫々側板22 が設けられている(一側面に設けられた側板22のみ図示する)。この側板22 の上面には多数個の支柱取付具23が接合されており、支柱取付具23には夫々 支柱24が連結されている。
【0024】 支柱取付具23は、図4に示すように、下面に位置して所定の斜面状をなす取 付面25を有し、上面部に位置して、嵌合部としての嵌合凹部26を有している 。また、嵌合凹部26内には、嵌合凹部26より径小な凹部27が形成され、凹 部27内にはねじ挿通孔28が形成されており、ねじ挿通孔28に挿入されたね じ29を、側板22の斜状上面にねじ込むことにより、支柱取付具23が側板2 2に接合されている。
【0025】 一方、支柱24の下端面には凹部24aが設けられ、凹部24a内には嵌合部 材30が嵌着されている。
【0026】 而して、支柱24を側板22に連結するにあたっては、まず、側板22の斜状 上面の所定位置に支柱取付具23の取付面25を宛てがい、嵌合凹部26側から ねじ29を側板22にねじ込み、支柱取付具23を側板22に固定する。次に、 支柱取付具23の下端部及び嵌合部材30を、夫々支柱取付具23の嵌合凹部2 6及び凹部27内に嵌合する。
【0027】 上記実施例によれば次の効果を奏する。
【0028】 即ち、側板22の上面に、支柱24の下端部が嵌合される嵌合凹部26及び側 板22の斜状上面と接合される取付面25を有する支柱取付具23を接合するよ うにしたので、従来とは異なり、側板22に嵌合凹部を形成する必要はなく、側 板22の所定位置に正確に嵌合凹部26を設定することができる。
【0029】 その結果、支柱24の下端部を支柱取付具23の嵌合凹部26に嵌合すれば、 支柱24は、側板22、即ち階段11に対して正規状態で連結される。従って、 従来とは異なり、嵌合凹部の形状を修正する必要はなく、総じて、支柱24を側 板22に連結する作業を正確且つ迅速に行うことができる。
【0030】 尚、上記第2実施例においては、支柱24に嵌合部材30を設け、支柱取付具 23には嵌合部材30が嵌合される凹部27を設けたが、これら嵌合部材30及 び凹部27は必要に応じて設ければ良い。
【0031】 また、上記第1及び第2実施例では、手摺部材取付具14及び支柱取付具23 に、嵌合部として嵌合凹部16,26を設ける構成としたが、例えば、支柱12 、24の上端部および下端部に凹部を設け、手摺部材取付具14の下面部および 支柱取付具23の上面部に、前記凹部と嵌合する嵌合部として、ピンを突設する 構成としても良い。
【0032】
【考案の効果】
以上の説明にて明らかなように、本考案によれば、以下に述べる如く優れた効 果を奏する。
【0033】 請求項1記載の階段の手摺部材取付具によれば、下部に支柱の上端部が嵌合さ れる嵌合部を設け、上面部に所定の斜面状をなして手摺部材の下面と接合される 取付面を設けるようにしたので、嵌合部を手摺部材の所定位置に正確に設定でき 、その結果、手摺部材取付具の嵌合部を支柱の上端部に嵌合すれば、手摺部材取 付具の取付面により、手摺部材は階段に沿う正規角度で連結されるようになるた め、手摺部材を支柱に連結する作業を正確且つ迅速になし得る。
【0034】 請求項2記載の階段の支柱取付具によれば、上部に支柱の下端部が嵌合される 嵌合部を設け、下面部に所定の斜面状をなして側板の斜状上面と接合される取付 面を設けるようにしたので、嵌合部を階段の側板の所定位置に正確に設定でき、 その結果、支柱の下端部を支柱取付具の嵌合部に嵌合すれば、支柱は側板に対し て正規状態で連結されるようになるため、支柱を階段の側板に連結する作業を正 確且つ迅速になし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す縦断側面図
【図2】支柱と階段の接合状態を示す縦断側面図
【図3】全体の構成を示す側面図
【図4】本考案の第2実施例を示す縦断側面図
【図5】図3相当図
【図6】従来例を示す図3相当図
【符号の説明】
11は階段、12は支柱、13は手摺部材、14は手摺
部材取付具、15は取付面、16は嵌合凹部(嵌合
部)、22は側板、23は支柱取付具、24は支柱、2
5は取付面、26は嵌合凹部(嵌合部)を示す。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階段に立設された支柱に手摺部材を連結
    するためのものであって、下部に前記支柱の上端部が嵌
    合される嵌合部を有し、上面部に所定の斜面状をなして
    前記手摺部材の下面と接合される取付面を有する階段の
    手摺部材取付具。
  2. 【請求項2】 階段の側面に設けられた側板の斜状上面
    に支柱を立設するためのものであって、上部に前記支柱
    の下端部が嵌合される嵌合部を有し、下面部に所定の斜
    面状をなして前記側板の斜状上面と接合される取付面を
    有する階段の支柱取付具。
JP1992031421U 1991-08-08 1992-05-13 階段の手摺部材取付具および支柱取付具 Expired - Lifetime JP2582895Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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