JPH05286978A - トリアジンオリゴマー類及びその製造法 - Google Patents
トリアジンオリゴマー類及びその製造法Info
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- JPH05286978A JPH05286978A JP4119789A JP11978992A JPH05286978A JP H05286978 A JPH05286978 A JP H05286978A JP 4119789 A JP4119789 A JP 4119789A JP 11978992 A JP11978992 A JP 11978992A JP H05286978 A JPH05286978 A JP H05286978A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 樹脂等の中間体として有用なトリアジンオリ
ゴマー類及びその製造法を提供する。 【構成】 XCN-(CH2)m-(A)-(CH2)m-NCXを相間移動触媒
の存在下に反応させて次式のトリアジンオリゴマー類を
得る。 (式中、Aは3,3´−ジクロロジフェニル−4,4´
−イル等;XはO、S;mは0〜2;nは2以上の数を
示す。)
ゴマー類及びその製造法を提供する。 【構成】 XCN-(CH2)m-(A)-(CH2)m-NCXを相間移動触媒
の存在下に反応させて次式のトリアジンオリゴマー類を
得る。 (式中、Aは3,3´−ジクロロジフェニル−4,4´
−イル等;XはO、S;mは0〜2;nは2以上の数を
示す。)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般式(I)
【化6】 〔式中、Aは
【化7】 (式中、Rは同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、
ニトロ基、ヒドロキシル基、低級アルキル基、低級ハロ
アルキル基、低級アルコキシ基、低級ハロアルコキシ
基、低級アルキルチオ基、低級ハロアルキルチオ基、低
級アルキルスルホニル基、低級ハロアルキルスルホニル
基、カルボキシ基、低級アルコキシカルボニル基、低級
アルキルアミノ基、低級ジアルキルアミノ基、フェニル
基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、低級アル
キル基、低級ハロアルキル基、低級アルコキシ基、低級
ハロアルコキシ基、低級アルキルチオ基、低級ハロアル
キルチオ基から選択される1〜5個の置換基を有するフ
ェニル基、フェノキシ基、同一又は異なっても良く、ハ
ロゲン原子、低級アルキル基、低級ハロアルキル基、低
級アルコキシ基、低級ハロアルコキシ基、低級アルキル
チオ基、低級ハロアルキルチオ基から選択される1〜5
個の置換基を有するフェノキシ基、フェニルチオ基、同
一又は異なっても良く、ハロゲン原子、低級アルキル
基、低級ハロアルキル基、低級アルコキシ基、低級ハロ
アルコキシ基、低級アルキルチオ基、低級ハロアルキル
チオ基から選択される1〜5個の置換基を有するフェニ
ルチオ基、フェニルスルホニル基、同一又は異なっても
良く、ハロゲン原子、低級アルキル基、低級ハロアルキ
ル基、低級アルコキシ基、低級ハロアルコキシ基、低級
アルキルチオ基、低級ハロアルキルチオ基から選択され
る1〜5個の置換基を有するフェニルスルホニル基、ベ
ンゾイル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、
低級アルキル基、低級ハロアルキル基、低級アルコキシ
基、低級ハロアルコキシ基、低級アルキルチオ基、低級
ハロアルキルチオ基から選択される1〜5個の置換基を
有するベンゾイル基、アラルキル基又は同一又は異なっ
ても良く、ハロゲン原子、低級アルキル基、低級ハロア
ルキル基、低級アルコキシ基、低級ハロアルコキシ基、
低級アルキルチオ基、低級ハロアルキルチオ基から選択
される1〜5個の置換基を有するアラルキル基を示し、
mは0〜2の整数を示し、qは0〜2の整数を示す。)
を示し、Xは酸素原子又は硫黄原子を示し、mは0〜2
の整数を示し、nは2以上の数を示す。〕で表されるト
リアジンオリゴマ−類及びその製造法に関するものであ
る。
ニトロ基、ヒドロキシル基、低級アルキル基、低級ハロ
アルキル基、低級アルコキシ基、低級ハロアルコキシ
基、低級アルキルチオ基、低級ハロアルキルチオ基、低
級アルキルスルホニル基、低級ハロアルキルスルホニル
基、カルボキシ基、低級アルコキシカルボニル基、低級
アルキルアミノ基、低級ジアルキルアミノ基、フェニル
基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、低級アル
キル基、低級ハロアルキル基、低級アルコキシ基、低級
ハロアルコキシ基、低級アルキルチオ基、低級ハロアル
キルチオ基から選択される1〜5個の置換基を有するフ
ェニル基、フェノキシ基、同一又は異なっても良く、ハ
ロゲン原子、低級アルキル基、低級ハロアルキル基、低
級アルコキシ基、低級ハロアルコキシ基、低級アルキル
チオ基、低級ハロアルキルチオ基から選択される1〜5
個の置換基を有するフェノキシ基、フェニルチオ基、同
一又は異なっても良く、ハロゲン原子、低級アルキル
基、低級ハロアルキル基、低級アルコキシ基、低級ハロ
アルコキシ基、低級アルキルチオ基、低級ハロアルキル
チオ基から選択される1〜5個の置換基を有するフェニ
ルチオ基、フェニルスルホニル基、同一又は異なっても
良く、ハロゲン原子、低級アルキル基、低級ハロアルキ
ル基、低級アルコキシ基、低級ハロアルコキシ基、低級
アルキルチオ基、低級ハロアルキルチオ基から選択され
る1〜5個の置換基を有するフェニルスルホニル基、ベ
ンゾイル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、
低級アルキル基、低級ハロアルキル基、低級アルコキシ
基、低級ハロアルコキシ基、低級アルキルチオ基、低級
ハロアルキルチオ基から選択される1〜5個の置換基を
有するベンゾイル基、アラルキル基又は同一又は異なっ
ても良く、ハロゲン原子、低級アルキル基、低級ハロア
ルキル基、低級アルコキシ基、低級ハロアルコキシ基、
低級アルキルチオ基、低級ハロアルキルチオ基から選択
される1〜5個の置換基を有するアラルキル基を示し、
mは0〜2の整数を示し、qは0〜2の整数を示す。)
を示し、Xは酸素原子又は硫黄原子を示し、mは0〜2
の整数を示し、nは2以上の数を示す。〕で表されるト
リアジンオリゴマ−類及びその製造法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、イソシアン酸エステルをトリエチ
ルホスフィンや酢酸カリ等の存在下に三量化させること
は知られている。又、アメリカ特許第2801244号
にはトリブチルホスフィンを使用してジイソシアン酸エ
ステルを三量化した3個のイソシアナ−ト基を有する三
量体が開示されている。
ルホスフィンや酢酸カリ等の存在下に三量化させること
は知られている。又、アメリカ特許第2801244号
にはトリブチルホスフィンを使用してジイソシアン酸エ
ステルを三量化した3個のイソシアナ−ト基を有する三
量体が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は新規なト
リアジンオリゴマ−類に関して鋭意研究を重ねた結果、
本発明を見出したもので、本発明のトリアジンオリゴマ
−類は文献未記載の新規なオリゴマ−であり、更にその
製造法も新規な方法である。一般式(I)で表されるト
リアジンオリゴマ−類は樹脂等の中間体として有用な化
合物である。
リアジンオリゴマ−類に関して鋭意研究を重ねた結果、
本発明を見出したもので、本発明のトリアジンオリゴマ
−類は文献未記載の新規なオリゴマ−であり、更にその
製造法も新規な方法である。一般式(I)で表されるト
リアジンオリゴマ−類は樹脂等の中間体として有用な化
合物である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の一般式(I)で
表されるトリアジンオリゴマ−類は例えば下記に示す製
造方法により製造することができる。
表されるトリアジンオリゴマ−類は例えば下記に示す製
造方法により製造することができる。
【化8】 〔式中、A、X、m及びnは前記に同じ。〕一般式(I
I)で表されるジイソシアン酸エステル又はジイソチオ
シアン酸エステルを不活性溶媒の存在下又は不存在下及
び相間移動触媒の存在下に重合させることにより一般式
(I)で表されるトリアジンオリゴマ−類を製造するこ
とができる。
I)で表されるジイソシアン酸エステル又はジイソチオ
シアン酸エステルを不活性溶媒の存在下又は不存在下及
び相間移動触媒の存在下に重合させることにより一般式
(I)で表されるトリアジンオリゴマ−類を製造するこ
とができる。
【0005】本発明では不活性溶媒の使用は必須ではな
いが、使用する場合に使用できる不活性溶媒としては本
発明の反応の進行を著しく阻害しないものであれば良
く、例えばベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭
化水素類、アセトン、シクロヘキサノン等のケトン類、
エチルエ−テル、ジオキサン、テトラヒドロフラン等の
エ−テル類、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化
炭化水素類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトア
ミド等の脂肪族アミド類、ジメチルスルホキサイド、テ
トラヒドロスルホラン等の不活性溶媒を使用することが
できるが、本発明はこれらの不活性溶媒に限定されるも
のではない。本発明で使用する相間移動触媒としては、
例えばテトラブチルアンモニウムクロリド、テトラブチ
ルアンモニウムブロミド、ベンジルトリエチルアンモニ
ウムクロリド、ベンジルトリエチルアンモニウムブロミ
ド、トリオクチルメチルアンモニウムクロリド、トリオ
クチルメチルアンモニウムブロミド等の四級アンモニウ
ム塩類、テトラブチルホスホニウムクロリド、テトラブ
チルホスホニウムブロミド、テトラフェニルホスホニウ
ムクロリド、テトラフェニルホスホニウムブロミド等の
ホスホン酸塩類、クラウンエ−テル類等を使用すること
ができ、その使用量は一般式(II)で表されるジイソ
シアン酸エステル又はジイソチオシアン酸エステルに対
して0.001モル〜0.5モルの範囲で適宜選択して
使用すれば良く、好ましくは0.01〜0.1モルの範
囲である。
いが、使用する場合に使用できる不活性溶媒としては本
発明の反応の進行を著しく阻害しないものであれば良
く、例えばベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭
化水素類、アセトン、シクロヘキサノン等のケトン類、
エチルエ−テル、ジオキサン、テトラヒドロフラン等の
エ−テル類、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化
炭化水素類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトア
ミド等の脂肪族アミド類、ジメチルスルホキサイド、テ
トラヒドロスルホラン等の不活性溶媒を使用することが
できるが、本発明はこれらの不活性溶媒に限定されるも
のではない。本発明で使用する相間移動触媒としては、
例えばテトラブチルアンモニウムクロリド、テトラブチ
ルアンモニウムブロミド、ベンジルトリエチルアンモニ
ウムクロリド、ベンジルトリエチルアンモニウムブロミ
ド、トリオクチルメチルアンモニウムクロリド、トリオ
クチルメチルアンモニウムブロミド等の四級アンモニウ
ム塩類、テトラブチルホスホニウムクロリド、テトラブ
チルホスホニウムブロミド、テトラフェニルホスホニウ
ムクロリド、テトラフェニルホスホニウムブロミド等の
ホスホン酸塩類、クラウンエ−テル類等を使用すること
ができ、その使用量は一般式(II)で表されるジイソ
シアン酸エステル又はジイソチオシアン酸エステルに対
して0.001モル〜0.5モルの範囲で適宜選択して
使用すれば良く、好ましくは0.01〜0.1モルの範
囲である。
【0006】本発明の反応温度は0℃〜300℃の範囲
から適宜選択すれば良く、好ましくは50℃〜200℃
の範囲である。反応時間は反応温度、反応規模等により
一定しないが数分〜48時間の範囲でおこなえば良い。
反応終了後、目的物を常法により単離することにより目
的物を製造することができる。
から適宜選択すれば良く、好ましくは50℃〜200℃
の範囲である。反応時間は反応温度、反応規模等により
一定しないが数分〜48時間の範囲でおこなえば良い。
反応終了後、目的物を常法により単離することにより目
的物を製造することができる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の代表的な実施例を例示する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0008】実施例1 トルエン−2,4−ジイソシアナ−ト8.7g(0.0
5モル)及びトリオクチルメチルアンモニウムクロリド
1.0g(5%モル)を130℃で加熱攪拌下に3時間
反応を行った。反応終了後、反応物を冷却して析出する
固体をエ−テルで洗浄し、乾燥することにより目的とす
るトリアジンオリゴマ−類を得た。 収量 8.7g 融点 265℃以上 得られたトリアジンオリゴマ−のIRスペクトルデ−タ
を図1に示す。
5モル)及びトリオクチルメチルアンモニウムクロリド
1.0g(5%モル)を130℃で加熱攪拌下に3時間
反応を行った。反応終了後、反応物を冷却して析出する
固体をエ−テルで洗浄し、乾燥することにより目的とす
るトリアジンオリゴマ−類を得た。 収量 8.7g 融点 265℃以上 得られたトリアジンオリゴマ−のIRスペクトルデ−タ
を図1に示す。
【0009】実施例2 実施例1で使用した相間移動触媒であるトリオクチルメ
チルアンモニウムクロリドの添加量、反応温度及び反応
時間をかえて、実施例1と同様に行った。結果を第1表
に示す。
チルアンモニウムクロリドの添加量、反応温度及び反応
時間をかえて、実施例1と同様に行った。結果を第1表
に示す。
【表1】
【0010】実施例3 トルエン−2,4−ジイソシアナ−ト8.7g(0.0
5モル)、テトラブチルアンモニウムクロリド0.13
g(5%モル)及びジメチルホルムアミド2.0gを1
30℃で加熱攪拌下に30分間反応を行った。反応終了
後、反応物を冷却して析出する固体をエ−テルで洗浄
し、乾燥することにより目的とするトリアジンオリゴマ
−を得た。 収量 8.7g 融点 265℃以上
5モル)、テトラブチルアンモニウムクロリド0.13
g(5%モル)及びジメチルホルムアミド2.0gを1
30℃で加熱攪拌下に30分間反応を行った。反応終了
後、反応物を冷却して析出する固体をエ−テルで洗浄
し、乾燥することにより目的とするトリアジンオリゴマ
−を得た。 収量 8.7g 融点 265℃以上
【0011】実施例4 4,4’−ジフェニルメタンジイソシアナ−ト6.3g
(0.025モル)、トリオクチルメチルアンモニウム
クロリド0.25g(2.5%モル)及びジメチルホル
ムアミド3.0gを130℃で加熱攪拌下に4時間反応
を行った。反応終了後、反応物を冷却して得られるガム
状物質をエ−テルで洗浄して乾燥することにより目的と
するトリアジンオリゴマ−を得た。 収量 6.3g 物性 ガム状物質 得られたトリアジンオリゴマ−のIRスペクトルデ−タ
を図2に示す。
(0.025モル)、トリオクチルメチルアンモニウム
クロリド0.25g(2.5%モル)及びジメチルホル
ムアミド3.0gを130℃で加熱攪拌下に4時間反応
を行った。反応終了後、反応物を冷却して得られるガム
状物質をエ−テルで洗浄して乾燥することにより目的と
するトリアジンオリゴマ−を得た。 収量 6.3g 物性 ガム状物質 得られたトリアジンオリゴマ−のIRスペクトルデ−タ
を図2に示す。
【0012】実施例5 3,3’−ジクロロジフェニル−4,4’−ジイソシア
ネ−ト8.0g(0.025モル)、トリオクチルメチ
ルアンモニウムクロリド0.25g(2.5%モル)及
びジメチルホルムアミド3.0gを130℃で加熱攪拌
下に4時間反応を行った。反応終了後、反応物を冷却し
て得られる固体物質をエ−テルで洗浄して乾燥すること
により目的とするトリアジンオリゴマ−を得た。 収量 8.0g 物性 固体物質 得られたトリアジンオリゴマ−のIRスペクトルデ−タ
を図3に示す。
ネ−ト8.0g(0.025モル)、トリオクチルメチ
ルアンモニウムクロリド0.25g(2.5%モル)及
びジメチルホルムアミド3.0gを130℃で加熱攪拌
下に4時間反応を行った。反応終了後、反応物を冷却し
て得られる固体物質をエ−テルで洗浄して乾燥すること
により目的とするトリアジンオリゴマ−を得た。 収量 8.0g 物性 固体物質 得られたトリアジンオリゴマ−のIRスペクトルデ−タ
を図3に示す。
【0013】実施例6 m−キシリレンジイソシアネ−ト4.7g(0.025
モル)及びトリオクチルメチルアンモニウムクロリド
0.25g(2.5%モル)を130℃で加熱攪拌下に
4時間反応を行った。反応終了後、反応物を冷却して得
られる油状物をエ−テルで洗浄して乾燥することにより
目的とするトリアジンオリゴマ−を得た。 収量 4.7g 物性 油状物 得られたトリアジンオリゴマ−のIRスペクトルデ−タ
を図4に示す。
モル)及びトリオクチルメチルアンモニウムクロリド
0.25g(2.5%モル)を130℃で加熱攪拌下に
4時間反応を行った。反応終了後、反応物を冷却して得
られる油状物をエ−テルで洗浄して乾燥することにより
目的とするトリアジンオリゴマ−を得た。 収量 4.7g 物性 油状物 得られたトリアジンオリゴマ−のIRスペクトルデ−タ
を図4に示す。
【図1】実施例1で得られたトリアジンオリゴマ−のI
Rスペクトルデ−タを示すグラフ。
Rスペクトルデ−タを示すグラフ。
【図2】実施例4で得られたトリアジンオリゴマ−のI
Rスペクトルデ−タを示すグラフ。
Rスペクトルデ−タを示すグラフ。
【図3】実施例5で得られたトリアジンオリゴマ−のI
Rスペクトルデ−タを示すグラフ。
Rスペクトルデ−タを示すグラフ。
【図4】実施例6で得られたトリアジンオリゴマ−のI
Rスペクトルデ−タを示すグラフ。
Rスペクトルデ−タを示すグラフ。
Claims (4)
- 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 〔式中、Aは 【化2】 (式中、Rは同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、
ニトロ基、ヒドロキシル基、低級アルキル基、低級ハロ
アルキル基、低級アルコキシ基、低級ハロアルコキシ
基、低級アルキルチオ基、低級ハロアルキルチオ基、低
級アルキルスルホニル基、低級ハロアルキルスルホニル
基、カルボキシ基、低級アルコキシカルボニル基、低級
アルキルアミノ基、低級ジアルキルアミノ基、フェニル
基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、低級アル
キル基、低級ハロアルキル基、低級アルコキシ基、低級
ハロアルコキシ基、低級アルキルチオ基、低級ハロアル
キルチオ基から選択される1〜5個の置換基を有するフ
ェニル基、フェノキシ基、同一又は異なっても良く、ハ
ロゲン原子、低級アルキル基、低級ハロアルキル基、低
級アルコキシ基、低級ハロアルコキシ基、低級アルキル
チオ基、低級ハロアルキルチオ基から選択される1〜5
個の置換基を有するフェノキシ基、フェニルチオ基、同
一又は異なっても良く、ハロゲン原子、低級アルキル
基、低級ハロアルキル基、低級アルコキシ基、低級ハロ
アルコキシ基、低級アルキルチオ基、低級ハロアルキル
チオ基から選択される1〜5個の置換基を有するフェニ
ルチオ基、フェニルスルホニル基、同一又は異なっても
良く、ハロゲン原子、低級アルキル基、低級ハロアルキ
ル基、低級アルコキシ基、低級ハロアルコキシ基、低級
アルキルチオ基、低級ハロアルキルチオ基から選択され
る1〜5個の置換基を有するフェニルスルホニル基、ベ
ンゾイル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、
低級アルキル基、低級ハロアルキル基、低級アルコキシ
基、低級ハロアルコキシ基、低級アルキルチオ基、低級
ハロアルキルチオ基から選択される1〜5個の置換基を
有するベンゾイル基、アラルキル基又は同一又は異なっ
ても良く、ハロゲン原子、低級アルキル基、低級ハロア
ルキル基、低級アルコキシ基、低級ハロアルコキシ基、
低級アルキルチオ基、低級ハロアルキルチオ基から選択
される1〜5個の置換基を有するアラルキル基を示し、
mは0〜2の整数を示し、qは0〜2の整数を示す。)
を示し、Xは酸素原子又は硫黄原子を示し、mは0〜2
の整数を示し、nは2以上の数を示す。〕で表されるト
リアジンオリゴマ−類。 - 【請求項2】 一般式(II) 【化3】 XCN-(CH2)m-(A)-(CH2)m-NCX (II) 〔式中、Aは 【化4】 (式中、Rは同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、
ニトロ基、ヒドロキシル基、低級アルキル基、低級ハロ
アルキル基、低級アルコキシ基、低級ハロアルコキシ
基、低級アルキルチオ基、低級ハロアルキルチオ基、低
級アルキルスルホニル基、低級ハロアルキルスルホニル
基、カルボキシ基、低級アルコキシカルボニル基、低級
アルキルアミノ基、低級ジアルキルアミノ基、フェニル
基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、低級アル
キル基、低級ハロアルキル基、低級アルコキシ基、低級
ハロアルコキシ基、低級アルキルチオ基、低級ハロアル
キルチオ基から選択される1〜5個の置換基を有するフ
ェニル基、フェノキシ基、同一又は異なっても良く、ハ
ロゲン原子、低級アルキル基、低級ハロアルキル基、低
級アルコキシ基、低級ハロアルコキシ基、低級アルキル
チオ基、低級ハロアルキルチオ基から選択される1〜5
個の置換基を有するフェノキシ基、フェニルチオ基、同
一又は異なっても良く、ハロゲン原子、低級アルキル
基、低級ハロアルキル基、低級アルコキシ基、低級ハロ
アルコキシ基、低級アルキルチオ基、低級ハロアルキル
チオ基から選択される1〜5個の置換基を有するフェニ
ルチオ基、フェニルスルホニル基、同一又は異なっても
良く、ハロゲン原子、低級アルキル基、低級ハロアルキ
ル基、低級アルコキシ基、低級ハロアルコキシ基、低級
アルキルチオ基、低級ハロアルキルチオ基から選択され
る1〜5個の置換基を有するフェニルスルホニル基、ベ
ンゾイル基、同一又は異なっても良く、ハロゲン原子、
低級アルキル基、低級ハロアルキル基、低級アルコキシ
基、低級ハロアルコキシ基、低級アルキルチオ基、低級
ハロアルキルチオ基から選択される1〜5個の置換基を
有するベンゾイル基、アラルキル基又は同一又は異なっ
ても良く、ハロゲン原子、低級アルキル基、低級ハロア
ルキル基、低級アルコキシ基、低級ハロアルコキシ基、
低級アルキルチオ基、低級ハロアルキルチオ基から選択
される1〜5個の置換基を有するアラルキル基を示し、
mは0〜2の整数を示し、qは0〜2の整数を示す。)
を示し、Xは酸素原子又は硫黄原子を示し、mは0〜2
の整数を示す。〕で表されるジイソシアン酸エステル又
はジイソチオシアン酸エステルを相間移動触媒の存在下
に重合させることを特徴とする一般式(I) 【化5】 〔式中、A、X及びmは前記に同じくし、nは2以上の
数を示す。〕で表されるトリアジンオリゴマ−類の製造
法。 - 【請求項3】 相間移動触媒が四級アンモニウム塩類、
ホスホン酸塩類又はクラウンエ−テル類である請求項第
2項記載のトリアジンオリゴマ−の製造法。 - 【請求項4】 相間移動触媒が四級アンモニウム塩類で
ある請求項第3項記載のトリアジンオリゴマ−の製造
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4119789A JPH05286978A (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | トリアジンオリゴマー類及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4119789A JPH05286978A (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | トリアジンオリゴマー類及びその製造法 |
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JPH05286978A true JPH05286978A (ja) | 1993-11-02 |
Family
ID=14770266
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JP (1) | JPH05286978A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2015155366A1 (de) | 2014-04-11 | 2015-10-15 | Bayer Materialscience Ag | Zusammensetzung zur herstellung transparenter polythiourethan-körper |
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EP3424974A1 (en) | 2017-07-04 | 2019-01-09 | Covestro Deutschland AG | Article comprising expanded tpu and a water based coating |
-
1992
- 1992-04-13 JP JP4119789A patent/JPH05286978A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012010524A1 (de) | 2010-07-20 | 2012-01-26 | Bayer Materialscience Ag | Polyurethane mit geringem volumenschrumpf |
DE102010031681A1 (de) | 2010-07-20 | 2012-01-26 | Bayer Materialscience Ag | Polyurethane mit geringem Volumenschrumpf |
WO2015155366A1 (de) | 2014-04-11 | 2015-10-15 | Bayer Materialscience Ag | Zusammensetzung zur herstellung transparenter polythiourethan-körper |
US10252988B2 (en) | 2014-04-11 | 2019-04-09 | Covestro Deutschland Ag | Composition for producing transparent polythiourethane bodies |
EP3424973A1 (en) | 2017-07-04 | 2019-01-09 | Covestro Deutschland AG | Article comprising expanded tpu and a coating |
EP3424974A1 (en) | 2017-07-04 | 2019-01-09 | Covestro Deutschland AG | Article comprising expanded tpu and a water based coating |
WO2019007770A1 (en) | 2017-07-04 | 2019-01-10 | Covestro Deutschland Ag | ARTICLE COMPRISING EXPANDED TPU AND WATER BASED COATING |
WO2019007767A1 (en) | 2017-07-04 | 2019-01-10 | Covestro Deutschland Ag | ARTICLE COMPRISING EXPANDED TPU AND COATING |
US10927274B2 (en) | 2017-07-04 | 2021-02-23 | Covestro Deutschland Ag | Article comprising expanded TPU and a water based coating |
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