JP3163532B2 - 芳香族ジイソシアネート - Google Patents

芳香族ジイソシアネート

Info

Publication number
JP3163532B2
JP3163532B2 JP27651895A JP27651895A JP3163532B2 JP 3163532 B2 JP3163532 B2 JP 3163532B2 JP 27651895 A JP27651895 A JP 27651895A JP 27651895 A JP27651895 A JP 27651895A JP 3163532 B2 JP3163532 B2 JP 3163532B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aromatic
reaction
compound
urethane
solvent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP27651895A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0995476A (ja
Inventor
亨枝 石井
周 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Denko Corp filed Critical Nitto Denko Corp
Priority to JP27651895A priority Critical patent/JP3163532B2/ja
Priority to US08/723,878 priority patent/US5654474A/en
Priority to KR1019960042288A priority patent/KR100291129B1/ko
Priority to CN96122768A priority patent/CN1060469C/zh
Publication of JPH0995476A publication Critical patent/JPH0995476A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3163532B2 publication Critical patent/JP3163532B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C265/00Derivatives of isocyanic acid
    • C07C265/10Derivatives of isocyanic acid having isocyanate groups bound to carbon atoms of rings other than six-membered aromatic rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C265/00Derivatives of isocyanic acid
    • C07C265/12Derivatives of isocyanic acid having isocyanate groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は新規な芳香族ジイソシアネ
ートに関する。本発明の芳香族ジイソシアネートは重合
することにより、高耐熱性などの種々の特性に優れた成
形物となるポリマーが得られる。
【0002】
【従来の技術】芳香族ジイソシアネートは芳香族ポリウ
レタン、芳香族ポリアミド、芳香族ポリイミド、芳香族
ポリウレア、芳香族ポリカルボジイミド等、多くの有用
なポリマーの原料である。
【0003】かかる芳香族ジイソシアネートのうち、本
発明化合物と構造的に幾分関連する化合物としては、特
開平1−132553号に開示の下式(III):
【化3】 (式中、R1及びR2は炭素数1〜4の低級アルキル基又
はハロゲン原子であり、m及びnは1〜4の整数を表
す。)で表される化合物がある。
【0004】また、米国特許4017459号の実施例
12には下式(IV):
【化4】 で表される芳香族ジイソシアネートが開示されている。
【0005】
【発明の目的及び概要】しかしながら、このような芳香
族ジイソシアネート化合物は、本発明の後記式(I)の
化合物とは化学構造が大きく異なる。しかも、これら公
知の芳香族ジイソシアネートを原料とするポリマーは一
般に高融点であるために溶融成形が困難であったり、あ
るいは良好な成形溶媒がないため溶液成形が難しい。ま
た、一般に高重合度のポリマーを製造することも困難で
あることが多い。また、フィルムや成形品に適した機械
的特性を得るためにはポリマー骨格中の2価の芳香族残
基が共軸もしくは並行軸の結合でなければならないが、
このようなポリマー骨格は剛直性を有し、柔軟性に乏し
いという欠点を有している。
【0006】本発明者らは、耐熱性と共に優れた成形性
を有し、かつ柔軟性にも優れた高性能のフィルムや成形
品を与える芳香族ポリマーについて鋭意検討を重ねた結
果、p−フェニレン骨格で、しかも分子中に芳香環を4
つ有し、それぞれがエーテル結合もしくはヘキサフルオ
ロイソプロピリデン結合で構成されたジイソシアネート
をモノマーとしこれを重合することにより、前記の条件
を満たすポリマーができることを見いだし本発明を完成
した。
【0007】即ち、本発明は下記一般式(I)で示される
芳香族ジイソシアネートを提供するものである。
【0008】
【化5】
【発明の詳細な開示】前記一般式(I)で示される化合物
は新規化合物である。前記式(I)においてR1、R2、R
3及びR4は、炭素数1〜4の低級アルキル基またはハロ
ゲン原子である。アルキル基の例としては、メチル基、
エチル基、イソプロピル基、ブチル基などの低級アルキ
ル基が挙げられる。また、ハロゲン原子としては塩素、
臭素、フッ素などが挙げられる。なお、R1、R2、R3
及びR4は互いに同一であってもよく、異なってもよ
い。k、l、m及びnは0〜4の整数であって置換基の
数を示す。通常、0またはlであって、特に置換基のな
い下式(II)で表される芳香族ジイソシアネートが好まし
い。
【0009】
【化6】 これに対して、一般式(I)の化合物であってフェニレ
ン環上に2個以上の置換基を有するものは、出発原料で
ある下式(V)で表される芳香族ジアミン化合物が一般
に入手し難い。
【0010】
【化7】 従来、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、ト
リレンジイソシアネート(TDI)などの芳香族ジイソシ
アネートは、種々の芳香族ポリアミドや芳香族ポリカル
ボジイミドのモノマーとして有用であることが知られて
おり、文献等にその合成法、ポリマー、特性データなど
が記載されている。しかしながら、本発明の化合物2,
2−ビス[4−(4−イソシアナート(置換)フェノキシ)
フェニル]ヘキサフルオロプロパンは新規な芳香族ジイ
ソシアネートであり特性値等の報告もない。
【0011】本発明の芳香族ジイソシアネートとして
は、フェニル基上に置換基のない前記2,2−ビス[4−
(4−イソシアナートフェノキシ)フェニル]ヘキサフル
オロプロパン(BAPF−NCO)及びそのアルキル又は
ハロゲン置換体などが挙げられる。
【0012】本発明のジイソシアネート化合物を製造す
るには、当該ジイソシアネート化合物の前駆体をそれ自
体は公知の方法によりイソシアネート化して合成するこ
とができる。かかる前駆体としては、例えば2,2−ビ
ス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]ヘキサフルオ
ロプロパン(BAPF)及びそのアルキル又はハロゲン置
換体(例えば、和歌山精化工業(株)製HFBAPP、セ
ントラル硝子(株)製BIS−AF−A)などが挙げられ
る。
【0013】かかるジアミン化合物をイソシアネート化
する方法としては、ホスゲン、ジフェニルカーボネー
ト、又はカルボニルジイミダゾールを作用させる方法が
挙げられる。また、ジアミン化合物をハロゲン化アルキ
ルホーメートを用いてウレタンとし、これをクロロシラ
ン、カテコールボラン等の触媒存在下にイソシアネート
化してもよい。また、別法ではジイソシアネートの前駆
体として、2,2−ビス[4−(4−カルボキシフェノキ
シ)フェニル]ヘキサフルオロプロパンなどのカルボン
酸を用い、これをクルチウス分解によりイソシアネート
化する方法などを用いてもよい。
【0014】これら製造方法のうち、ジアミン化合物を
ハロゲン化アルキルホーメートを用いてウレタンとし、
これに触媒としてクロロシランを用いる方法(G.Grebe
r.et.al.,Angew.Chem.Int.Ed.,Vo.l7,No.12,941(1968))
やカテコールボランを用いる方法(V.L.K.Valli.et.al.,
J.Org.Chem.,Vol.60,257(1995))が収率及び安全性の点
から好ましい。すなわち、まず対応するジアミン化合物
にメチルクロロホルメート、エチルクロロホルメート、
フェニルクロロホルメート、p−ニトロフェニルクロロ
ホルメートなどを作用させてウレタンを合成する。これ
らのうち、次工程のイソシアネート化を円滑に進行させ
るためにはフェニルクロロホルメートまたはp−ニトロ
フェニルクロロホルメートが好ましい。また、p−ニト
ロフェニルクロロホルメートは活性が高く副反応が起こ
りやすいため、フェニルクロロホルメートが特に好まし
い。
【0015】これら反応に用いられる溶媒はジアミンを
溶解させるものならなんでもよく、例えばTHF、ジエ
チルエーテルなどのエーテル系化合物、アセトン、メチ
ルエチルケトン等のケトン系化合物、酢酸エチルなどの
エステル系化合物、その他、トルエン、キシレン、ベン
ゼンなどの芳香族炭化水素系化合物などが挙げられる。
これらの溶媒は単独で用いてもよく、2種以上混合して
用いてもよい。
【0016】反応温度は−40〜70℃、好ましくは−
20〜50℃、最も好ましくは0〜30℃である。反応
温度が−40℃より低いと反応が進行しにくく、一方、
70℃を越えると縮合などの副反応が起こる可能性があ
る。
【0017】反応により生成する塩化水素をトラップす
る塩基としては、用いた溶媒に溶解し反応を阻害しない
ものなら何でもよく、例えばトリエチルアミン、水酸化
ナトリウムなどが挙げられる。塩基の使用量は用いたジ
アミンのモル数の2.2〜3.4倍がよい。
【0018】得られたウレタンの精製方法は再結晶、カ
ラムなど従来公知の方法を用いることができる。また、
必要に応じて蒸留を行ってもよい。
【0019】このようにして得られたウレタンをイソシ
アネート化するには、ウレタンのモル量の2.2〜4.6
倍のクロロシランを触媒として用いて熱分解を行う。
【0020】かかるクロロシラン類としては、トリメチ
ルクロロシラン、トリエチルクロロシラン、トリメトキ
シクロロシラン、テトラクロロシランなどが用いられる
が、中でも扱いやすさや価格の面から、トリメチルクロ
ロシランが好適である。
【0021】このような反応に用いられる溶媒はウレタ
ンを溶解または懸濁するものなら何でもよく、例えばT
HF、ジオキサン、ジエチルエーテルなどのエーテル系
化合物、ジクロロメタン、クロロホルム、ジクロロエタ
ン、テトラクロロエタンなどのハロゲン化炭化水素、ト
ルエン、キシレン、ベンゼンなどの芳香族炭化水素など
が挙げられる。これらの溶媒は単独で用いてもよく、混
合して用いてもよい。また、場合によっては反応途中で
その一部ないし全部を置換することにより反応温度を変
化させることもできる。
【0022】反応温度は0℃から使用する溶媒の沸点ま
で、好ましくは室温から沸点までである。反応温度が低
すぎると反応が全く進行しない場合がある。逆に反応温
度を上げすぎたり長く熱し過ぎたりすると、生成物が分
解する場合があるので、IRなどで反応をトレースしな
がら徐々に温度を上昇させて進めるのがよい。
【0023】反応の際に生成する塩化水素をトラップす
る塩基としては、用いられた用溶媒に溶解し反応を阻害
しないものなら何でもよく、例えばトリエチルアミンな
どが挙げられる。塩基の使用量は用いたウレタンのモル
数の2.2〜3.4倍がよい。また、このようなクロロシ
ランを触媒として用いたウレタンのイソシアネート化に
替わり、ハロゲン化カテコールボランを触媒として用い
てもよい。
【0024】かかるハロゲン化カテコールボラン類とし
ては、クロロカテコールボラン、ブロモカテコールボラ
ンなどが用いられるが、中でも扱いやすさや価格の面か
ら、クロロカテコールボランが好適である。また、カテ
コールボラン類は前記クロロシラン類よりもウレタンの
熱分解に対してより高い活性を有するので、用いるウレ
タンはフェニルウレタンである必要はない。
【0025】かかる反応に用いられる溶媒はウレタンを
溶解または懸濁するものなら何でもよく、例えばTH
F、ジオキサン、ジエチルエーテルなどのエーテル系化
合物、ジクロロメタン、クロロホルム、ジクロロエタ
ン、テトラクロロエタンなどのハロゲン化炭化水素、ト
ルエン、キシレン、ベンゼンなどの芳香族炭化水素など
は挙げられる。これらの溶媒は単独で用いてもよく、混
合して用いてもよい。また、場合によっては反応途中で
その一部ないし全部を置換することにより反応温度を変
化させることもできる。
【0026】反応温度はフェニルウレタンを用いた場
合、一般に−50℃から80℃まで、好ましくは−20
℃から60℃まで、さらに好ましくは0〜40℃まで
で、用いるウレタンの構造によって変化する。反応温度
が低すぎると反応が全く進行しない場合がある。逆に反
応温度を上げ過ぎたり長く加熱し過ぎたりすると、生成
物が分解する場合があるので、IRなどで反応をトレー
スしながら徐々に温度を上昇させて進めるのがよい。
【0027】反応の際に生成する塩化水素をトラップす
る塩基としては、用いられた溶媒に溶解し、反応を阻害
しないものなら何でもよく、例えばトリエチルアミンな
どが挙げられる。塩基の使用量は用いたウレタンのモル
数の2.2〜3.4倍がよい。このようにして得られた本
発明の化合物(I)はリン系触媒の存在下、公知の方法で
重合することにより高性能のポリカルボジイミドが得ら
れる(J.J.Monagle,J.Org.Chem.,27.3851(1962))。
【0028】本発明の化合物(I)をモノマーとして用
いたポリマー、例えばこの化合物をリン系触媒の存在下
で縮合させて得た芳香族ポリカルボジイミドは溶液成形
性に優れ、高性能の成型品を与える。このような優れた
特性は、分子構造中に剛直なp−フェニレン骨格を有
し、しかもフッ素原子を含むことが原因の1つと推定さ
れる。即ち、化合物(I)を用いて合成したポリマー
は、その剛直な構造のために高耐熱性である。また、フ
ッ素原子が存在するため極性が増し、溶解性が向上する
ので比較的高重合度のポリマーを得やすく高性能の成形
品を得ることができ、溶液成形性に優れる。
【0029】
【実施例】つぎに本発明を実施例に基づきさらに具体的
に説明する。
【0030】[実施例1]滴下漏斗を取り付けた1Lの
三口フラスコにBAPF(2,2−ビス[4−(4−アミノ
フェノキシ)フェニル]ヘキサフルオロプロパン)20
g、THF200mL、トリエチルアミン13.2mL
を仕込んだ。ついで滴下漏斗にフェニルクロロギ酸1
1.6mLを入れ、反応容器を氷浴で0℃に冷却した。
フェニルクロロギ酸を15分かけて滴下し、室温に戻し
ながら30分間撹拌した。生成した塩を100mLの水
で加水分解し、クロロホルムで抽出した。有機層を集め
無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥した。溶媒を留去し
トルエンで再結晶し、22.2g(収率76%)を白色固
体として得た。
【0031】白色固体として得られた前記ウレタン20
gを塩化メチレン170mL及びトリエチルアミン1
1.0mLと共に滴下漏斗を取り付けた三口フラスコ(1
L)に仕込んだ。また、滴下漏斗にトリメチルクロロシ
ラン6.6mLを入れ、室温にて5分かけて滴下し、溶
媒をトルエンに置換して徐々に120℃まで温度を上昇
させながら4時間撹拌した。その後120℃で2時間撹
拌した。生成した塩を濾過により取り除き、溶液をエバ
ポレーターで濃縮した。反応混合物をフラッシュカラム
により精製し白色固体7.3g(収率49%)を得た。
【0032】得られた化合物は融点137℃であった。
またマススペクトルでM+=570の分子イオンピーク
が観測され、IRスペクトルで2260cm-1にイソシ
アネートのカルボニル基の吸収が観測された(図1参
照)。なお、マススペクトルは日立M80A(日立製)を
用い、IRスペクトルはIR−810(日本分光工業
製)を用いた。したがって2,2−ビス[4−(4−イソ
シアナートフェノキシ)フェニル]ヘキサフルオロプロパ
ン(BAPF−NCO)であることが確認された。
【0033】[実施例2]50mLの二口フラスコに、
実施例1と同様の方法で合成したBAPF−ウレタン
1.26g、塩化メチレン10mL、トリエチルアミン
0.69mLを入れ、室温でクロロカテコールボラン0.
76gを投入し、そのまま1時間撹拌した。
【0034】反応混合物にヘキサン15mLを入れ、不
溶性成分をろ過により取り除いた。ろ液を濃縮し、塩化
メチレンを展開溶媒としてフラッシュカラムで精製を行
った。溶媒をエバポレートすると白色固体0.55g
(収率57%)が得られた。
【0035】この化合物は、融点が137℃であった。
またマススペクトルでM+=570の分子イオンピーク
が観測され、IRスペクトルで2260cm-1にイソシ
アネートのカルボニル基の吸収が観測された。したがっ
て2,2−ビス[4−(4−イソシアナ−トフェノキ
シ)フェニル]ヘキサフルオロプロパン(BAPF−N
CO)であることが確認された。
【0036】[実施例3]実施例1にて得られたイソシ
アネート化合物(BAPF−NCO)5g、THF25m
L及びカルボジイミド化触媒0.0135gをナスフラ
スコ(100mL)に仕込み60℃にて6.5時間撹拌し
てMn=7,000のポリカルボジイミド樹脂を得た。
この樹脂をガラス板上にキャスティングし、90℃で3
0分間乾燥してフィルムを得たることができた。フィル
ムの熱硬化温度は400℃以上で、250℃で1時間の
熱処理を行っても可撓性を有していた。
【0037】
【発明の効果】本発明の芳香族ジイソシアネートをモノ
マーに用いて得られるポリウレタン、ポリカルボジイミ
ドなどのポリマーは耐熱性に優れ、かつ溶媒に対する溶
解性が高く、高重合度のポリマーが得られると共に溶液
成形性にも優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1にて得られた化合物の赤外吸収スペ
クトルである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) CA(STN) CAOLD(STN) REGISTRY(STN)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I)で表される芳香族ジイソ
    シアネート。 【化1】 (式中、R1、R2、R3及びR4は各々独立に炭素数1〜
    4の低級アルキル基またはハロゲン原子であり、k、
    l、m及びnは0〜4の整数を表す。)
  2. 【請求項2】 下記式(II)で表される請求項1の芳香族
    ジイソシアネート。 【化2】
JP27651895A 1995-09-29 1995-09-29 芳香族ジイソシアネート Expired - Lifetime JP3163532B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27651895A JP3163532B2 (ja) 1995-09-29 1995-09-29 芳香族ジイソシアネート
US08/723,878 US5654474A (en) 1995-09-29 1996-09-23 Aromatic diisocyanate and method of producing the same
KR1019960042288A KR100291129B1 (ko) 1995-09-29 1996-09-25 방향족 디이소시아네이트 및 이의 제조방법
CN96122768A CN1060469C (zh) 1995-09-29 1996-09-27 二异氰酸芳族酯及其制备方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27651895A JP3163532B2 (ja) 1995-09-29 1995-09-29 芳香族ジイソシアネート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0995476A JPH0995476A (ja) 1997-04-08
JP3163532B2 true JP3163532B2 (ja) 2001-05-08

Family

ID=17570595

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27651895A Expired - Lifetime JP3163532B2 (ja) 1995-09-29 1995-09-29 芳香族ジイソシアネート

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5654474A (ja)
JP (1) JP3163532B2 (ja)
KR (1) KR100291129B1 (ja)
CN (1) CN1060469C (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3855350B2 (ja) * 1997-03-19 2006-12-06 日東電工株式会社 芳香族ポリカルボジイミド及びそのフィルム
KR100935104B1 (ko) * 2008-02-18 2010-01-06 전북대학교산학협력단 폴리우레탄 스크랩 해중합물을 이용한 폴리이소시아네이트및 그의 제조 방법
US9221073B2 (en) 2011-08-30 2015-12-29 Basf Se High molecular weight polycarbodiimide and method of producing same

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4017459A (en) * 1975-09-19 1977-04-12 The Upjohn Company Polyamide-imides
JPH01132553A (ja) * 1987-11-18 1989-05-25 Teijin Ltd 芳香族ジイソシアネート

Also Published As

Publication number Publication date
US5654474A (en) 1997-08-05
KR970015567A (ko) 1997-04-28
KR100291129B1 (ko) 2001-09-17
JPH0995476A (ja) 1997-04-08
CN1060469C (zh) 2001-01-10
CN1154362A (zh) 1997-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3163532B2 (ja) 芳香族ジイソシアネート
US6008311A (en) Aromatic polycarbodiimide and film thereof
JP3223781B2 (ja) 芳香族ジイソシアネート
JP3892595B2 (ja) 芳香族ポリカルボジイミド及びそのシート
KR100304475B1 (ko) 방향족폴리카보디이미드및이로부터제조된필름
US6313258B1 (en) Aromatic polycarbodiimide and films thereof
JP3180652B2 (ja) 芳香族ポリカルボジイミド及びそのフィルム
JP3892597B2 (ja) 芳香族ポリカルボジイミド及びそのシート
JP3855350B2 (ja) 芳香族ポリカルボジイミド及びそのフィルム
EP0792897B1 (en) Aromatic polycarbodiimide and films thereof
JPH09235341A (ja) 芳香族ポリカルボジイミド及びそのフィルム
JPH1030013A (ja) 芳香族ポリカルボジイミド及びそのモノマー
JP3892601B2 (ja) 芳香族ポリカルボジイミド及びそのシート
JP3769908B2 (ja) 芳香族ポリカルボジイミド及びそのフィルム
JP3892584B2 (ja) 芳香族ポリカルボジイミド及びそのシート
JP3823419B2 (ja) 芳香族ポリカルボジイミド及びそのフィルム
JP4068264B2 (ja) 芳香族ポリカルボジイミド及びそのシート
JP3892598B2 (ja) 芳香族ポリカルボジイミド及びそのシート
JP3892602B2 (ja) 芳香族ポリカルボジイミド及びそのシート
JP4132411B2 (ja) 芳香族ポリカルボジイミド及びそのシート
JP4029246B2 (ja) フルオレン骨格を有するポリウレタン及びその製造方法
JP3892585B2 (ja) 芳香族ポリカルボジイミド及びそのフィルム
JP2000344849A (ja) 芳香族ポリカルボジイミド及びそのシート
JPH01132553A (ja) 芳香族ジイソシアネート
JP2004175987A (ja) 芳香族−脂肪族共重合ポリカルボジイミドおよびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130302

Year of fee payment: 12