JPH05286815A - 工業用殺菌剤 - Google Patents

工業用殺菌剤

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JPH05286815A
JPH05286815A JP5021361A JP2136193A JPH05286815A JP H05286815 A JPH05286815 A JP H05286815A JP 5021361 A JP5021361 A JP 5021361A JP 2136193 A JP2136193 A JP 2136193A JP H05286815 A JPH05286815 A JP H05286815A
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Yutaka Tsunemi
裕 常見
Daiki Kusaka
大器 日下
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】イソチアゾロン系化合物を水溶液中、長期間安
定に保持できる工業用殺菌剤の提供。 【構成】一般式1または2のイソチアゾロン系化合物、
臭素酸またはヨウ素酸のアルカリ金属塩および水を含有
する工業用殺菌剤。 [Yは水素原子または(置換)炭化水素基を、Xおよ
びXは水素原子、ハロゲン原子またはアルキル基を示
す。]、または式: [Yは前記と同意義を、A環は置換されていてもよいベ
ンゼン環を示す。]

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、安定化されたイソチア
ゾロン系化合物を含有する工業用殺菌剤並びにイソチア
ゾロン系化合物の安定化法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、紙パルプ工業分野における抄紙工
程や各種産業分野における循環冷却水等の種々の用水,
水性塗料,紙用塗工液,ラテックスエマルション,織物
エマルション,紡糸油,切削油,捺染糊および皮革等の
製造に用いられる水は有害な微生物が繁殖しやすく、生
産性や品質の低下、悪臭の発生等の原因となって作業環
境を悪化させている。これらの微生物の繁殖の防除や殺
菌のために数多くの防腐剤や殺菌剤が用いられている。
これら工業用品における有害微生物の発生を抑制ないし
は防除する薬剤の1つとしてイソチアゾロン系化合物が
知られており、該化合物は工業用殺菌剤や防菌剤として
優れた効果を有している。しかし、この化合物のフリー
体は水に対しては非常に不安定で分解しやすいため、通
常は水を含まない有機溶媒に溶解して保存されている。
このような有機溶媒としては通常、グリコール系有機溶
媒等が用いられているが、これで溶液化した製剤は例え
ば消防法により危険物の指定を受けること等のため取扱
いや保存に特別な注意を払う必要があり、安全にかつ簡
単に使用することができない。しかし有機溶媒の濃度を
下げるために水によって希釈すると、イソチアゾロン系
化合物が水に対し不安定なため短期間で分解したり沈殿
物が生じて製品として満足できるものではなくなる等の
問題がある。またイソチアゾロン系化合物をグリコール
系有機溶媒に溶解した製品の使用に際して、工業用殺菌
剤として適当な濃度に水で希釈した場合も同様にイソチ
アゾロン化合物が短期間で分解したり沈殿物が生ずる等
の問題がある。そこで製品として長期間安定なイソチア
ゾロン系化合物の水溶液製剤が求められており、例え
ば、特開昭59−78102、特開昭59−7810
3、特開昭59−78104、特開昭59−78109
等には、金属塩(MXn: Mはナトリウム、カリウ
ム、カルシウム、マグネシウム、銅、鉄、亜鉛、バリウ
ム、マンガン、銀、コバルトおよびニッケルから選択さ
れた金属の陽イオンを、Xは塩化物、臭化物、ヨウ化
物、硫酸塩、硝酸塩、亜硝酸塩、酢酸塩、塩素酸塩、過
塩素酸塩、重硫酸塩、重炭酸塩、シュウ酸塩、マレイン
酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、炭酸塩、および燐酸
塩から選択された陰イオンを、nは陰イオンXが陽イオ
ンMの原子価を満たすための整数を示す)による水溶液
中のイソチアゾロン系化合物の安定化についての記載が
ある。しかし、これらの中で一般によく用いられている
例えば硝酸マグネシウムや塩化マグネシウム等で安定化
したイソチアゾロン系化合物の水溶液は、対象品に濁り
や沈殿を生じさせる場合があるため好ましいものではな
い。特にアニオン性高分子水系分散物(例えばラテック
スエマルジョン等)等に添加した場合、共存するマグネ
シウム等の金属塩のために分散物が不安定となり、凝集
物が発生したり分散状態が崩れたりすること等によって
分散物の品質に致命的な問題が生ずる等、製品としては
十分満足できるものではない。また、これら以外の従来
の金属塩は、安定化剤として十分な安定化効果を有して
いないか、またはマグネシウム塩等と同様の欠点を有す
るため、やはり満足できる製品を提供するものではな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、イソチアゾロ
ン系化合物を含有する工業用殺菌剤でアニオン性高分子
水系分散物等に悪影響を与えず、長期間安定に保存で
き、取り扱いが容易で優れた殺菌効果を示すものは未だ
見出されておらず、その出現が望まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、イソチア
ゾロン系化合物の水溶液の安定化について種々研究を行
ったところ、臭素酸またはヨウ素酸のアルカリ金属塩を
共存させると少量で予想外にもイソチアゾロン系化合物
の安定性が著しく向上すること、アニオン性高分子水系
分散物等に添加しても凝集物の発生や分散状態の崩壊等
の悪影響がないこと、さらに取り扱いが簡単で優れた殺
菌,防菌作用を示すことを見出し、これらに基づいて本
発明を完成した。即ち本発明は、(1)イソチアゾロン
系化合物、臭素酸またはヨウ素酸のアルカリ金属塩およ
び水を含有することを特徴とする工業用殺菌剤、(2)
イソチアゾロン系化合物が式:
【化3】 〔式中、Yは水素原子または置換されていてもよい炭化
水素基を、X1およびX2は同一または相異なって水素原
子、ハロゲン原子またはアルキル基を示す。〕、または
式:
【化4】 〔式中、Yは前記と同意義を、A環は置換されていても
よいベンゼン環を示す。〕で表わされる化合物である前
記(1)項記載の工業用殺菌剤、(3)置換されていて
もよい炭化水素基が、ヒドロキシル基、ハロゲン原子、
シアノ基、アミノ基、カルボキシル基、C1-4アルコキ
シ基、C6-10アリールオキシ基、C1-4アルキルチオ基
およびC6-10アリールチオ基より選ばれた1ないし5個
の置換基で置換されていてもよい(i)C1-10アルキル、
(ii)C2-6アルケニル、(iii)C2-6アルキニル、(iv)C
3-10シクロアルキルまたは(v)C6-14アリール基である
前記(2)記載の工業用殺菌剤、(4)アルキル基が炭
素数1ないし6のアルキル基である前記(2)記載の工
業用殺菌剤、(5)置換されていてもよいベンゼン環の
置換基が、ヒドロキシル基、ハロゲン原子、シアノ基、
アミノ基、カルボキシル基、C1−4アルキル基および
1-4アルコキシ基より選ばれた1ないし4個である前
記(2)記載の工業用殺菌剤、
【0005】(6)イソチアゾロン系化合物が、2−メ
チル−4−イソチアゾリン−3−オンまたは(および)
5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オ
ンである前記(1)記載の工業用殺菌剤、(7)2−メ
チル−4−イソチアゾリン−3−オンと5−クロロ−2
−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンとを重量比
1:5ないし20で含有する前記(6)記載の工業用殺
菌剤、(8)アルカリ金属塩がリチウム、ナトリウム、
カリウムまたはルビジウム塩である前記(1)記載の工
業用殺菌剤、(9)臭素酸のアルカリ金属塩が臭素酸カ
リウムである前記(1)記載の工業用殺菌剤、(10)
水溶性グリコール系溶媒をさらに含有する前記(1)記
載の工業用殺菌剤、(11)水溶性グリコール系溶媒が
エチレングリコールまたプロピレングリコールである前
記(10)記載の工業用殺菌剤、(12)イソチアゾロ
ン系化合物と臭素酸またはヨウ素酸のアルカリ金属塩と
の重量比が1:0.02ないし0.5である前記(1)
記載の工業用殺菌剤、(13)イソチアゾロン系化合物
と水との重量比が1:5ないし30である前記(1)記
載の工業用殺菌剤、(14)水と水溶性グリコール系溶
媒との重量比が1:0.1ないし10である前記(1
0)記載の工業用殺菌剤、(15)イソチアゾロン系化
合物を0.1ないし10重量%の濃度で含有する前記
(1)記載の工業用殺菌剤、(16)2−メチル−4−
イソチアゾリン−3−オン、5−クロロ−2−メチル−
4−イソチアゾリン−3−オン、臭素酸カリウム、水お
よびエチレングリコールを含有する前記(10)記載の
工業用殺菌剤、(17)ラテックス防腐剤である前記
(1)記載の工業用殺菌剤、および(18)イソチアゾ
ロン系化合物、臭素酸またはヨウ素酸のアルカリ金属塩
および水を配合することを特徴とする該イソチアゾロン
系化合物の安定化方法、に関する。
【0006】前記式〔I〕および〔II〕で表わされるイ
ソチアゾロン系化合物において、Yは水素原子または置
換されていてもよい炭化水素基を示す。Yで示される炭
化水素基としては、例えばアルキル基、アルケニル基、
アルキニル基、シクロアルキル基およびアリール基等が
用いられ、好ましくは、例えばアルキル基およびシクロ
アルキル基等、より好ましくは、例えばアルキル基等が
用いられる。Yで示されるアルキル基としては、例えば
メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イ
ソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、ヘ
キシル、ヘプチル、オクチル、イソオクチル、sec−オ
クチル、tert−オクチル、ノニルおよびデシル等の炭素
数1ないし10のアルキル基等が用いられ、好ましく
は、例えばメチル、エチル等の炭素数1ないし3のアル
キル基およびオクチル、tert−オクチル等の炭素数7な
いし9のアルキル基等が、より好ましくは、例えばメチ
ルおよびエチル等の炭素数1ないし3のアルキル基等が
用いられる。Yで示されるアルケニル基としては、例え
ばビニル、アリル、イソプロペニル、1−プロペニル、
2−プロペニルおよび2−メチル−1−プロペニル等の
炭素数2ないし6のアルケニル基等が用いられ、好まし
くは、例えばビニル、アリル等の炭素数2ないし4のア
ルケニル基等が用いられる。Yで示されるアルキニル基
としては、例えば、エチニル、1−プロピニル、2−プ
ロピニル、ブチニルおよびペンチニル等の炭素数2ない
し6のアルキニル基が用いられ、好ましくは、例えばエ
チニルおよびプロピニル等の炭素数2ないし4のアルキ
ニル基等が用いられる。Yで示されるシクロアルキル基
としては、例えばシクロプロピル、シクロブチル、シク
ロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルおよびシ
クロオクチル等の炭素数3ないし10のシクロアルキル
基等が用いられ、好ましくは、例えばシクロペンチルお
よびシクロヘキシル等の炭素数5ないし7のシクロアル
キル基等が用いられる。Yで示されるアリール基として
は、例えばフェニル、ナフチル、アントリルおよびフェ
ナントリル等の炭素数6ないし14のアリール基等が用
いられ、好ましくは、例えばフェニル等の炭素数6ない
し10のアリール基等が用いられる。
【0007】Yで示される置換されていてもよい炭化水
素基の置換基としては、例えばヒドロキシル基、ハロゲ
ン原子(例えば塩素、フッ素、臭素およびヨウ素等)、
シアノ基、アミノ基、カルボキシル基、アルコキシ基
(例えばメトキシおよびエトキシ等の炭素数1ないし4
のアルコキシ基等)、アリールオキシ基(例えばフェノ
キシ基等のC6-10アリールオキシ基等)、アルキルチオ
基(例えばメチルチオ、エチルチオ等の炭素数1ないし
4のアルキルチオ基等)およびアリールチオ基(例えば
フェニルチオ基等のC6-10アリールチオ基等)等が用い
られ、好ましくは、例えばハロゲン原子、C1-4アルコ
キシ基等が用いられる。これらの置換基は同 一または
相異なって1ないし5個、好ましくは1ないし3個置換
してもよい。また、Yの好ましい例としては、メチルま
たはオクチル等が、より好ましくは、例えばメチル等が
用いられる。
【0008】前記式〔I〕で表わされるイソチアゾロン
系化合物において、X1およびX2は同一または相異なっ
て水素原子、ハロゲン原子またはアルキル基を示す。X
1およびX2で示されるハロゲン原子としては、例えばフ
ッ素、塩素、臭素およびヨウ素等が用いられ、好ましく
は、例えば塩素が用いられる。X1およびX2で示される
アルキル基としては、例えばメチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチ
ル、tert−ブチルおよびペンチル等の炭素数1ないし6
のアルキル基等が用いられ、好ましくは、例えばメチ
ル、エチルおよびプロピル等の炭素数1ないし4のアル
キル基等が用いられる。また、X1の好ましい例として
は、水素原子または塩素等が、より好ましくは、例えば
塩素等が用いられ、X2の好ましい例としては、水素原
子または塩素等が、 より好ましくは、例えば水素原子
等が用いられる。前記式〔II〕で表わされるイソチアゾ
ロン系化合物においてA環は置換されていてもよいベン
ゼン環を示す。A環で表わされるベンゼン環の置換基と
しては、例えばヒドロキシル基、ハロゲン原子(例えば
塩素、フッ素、臭素およびヨウ素等)、シアノ基、アミ
ノ基、カルボキシル基、アルキル基(例えばメチル、エ
チル、プロピル等の炭素数1ないし4のアルキル基等)
およびアルコキシ基(例えばメトキシおよびエトキシ等
の炭素数1ないし4のアルコキシ基等)等が用いられ、
好ましくは、例えばハロゲン原子、C1-4アルキル基等
が用いられる。これらの置換基は、同一または相異なっ
て1ないし4個、好ましくは1または2個置換してもよ
い。
【0009】イソチアゾロン系化合物〔I〕および〔I
I〕の具体例としては、例えば5−クロロ−2−メチル
−4−イソチアゾリン−3−オン、2−メチル−4−イ
ソチアゾリン−3−オン、2−n−オクチル−4−イソ
チアゾリン−3−オン、4,5−ジクロロ−2−n−オ
クチル−4−イソチアゾリン−3−オン、2−エチル−
4−イソチアゾリン−3−オン、4,5−ジクロロ−2
−シクロヘキシル−4−イソチアゾリン−3−オン、5
−クロロ−2−エチル−4−イソチアゾリン−3−オ
ン、5−クロロ−2−t−オクチル−4−イソチアゾリ
ン−3−オンおよび1,2−ベンゾイソチアゾリン−3
−オン等が用いられ、好ましくは5−クロロ−2−メチ
ル−4−イソチアゾリン−3−オン、2−メチル−4−
イソチアゾリン−3−オン、2−n−オクチル−4−イ
ソチアゾリン−3−オン、4,5−ジクロロ−2−n−
オクチル−4−イソチアゾリン−3−オンおよび1,2
−ベンゾイソチアゾリン−3−オン等が用いられ、より
好ましくは5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリ
ン−3−オンおよび2−メチル−4−イソチアゾリン−
3−オン等が用いられる。これらの化合物は適宜混合し
て使用してもよい。これらのイソチアゾロン系化合物は
例えば、米国特許第3761488号、第384943
0号、第3870795号、第4067878号、第4
150026号、第4241214号、第351702
2号、第3065123号、第3761489号、およ
び第3849430号等に記載の方法またはそれに準ず
る方法によって製造することができる。
【0010】臭素酸またはヨウ素酸のアルカリ金属塩の
アルカリ金属としては、例えばリチウム、ナトリウム、
カリウムおよびルビジウム等が用いられ、好ましくはナ
トリウムおよびカリウム等が用いられる。臭素酸または
ヨウ素酸のアルカリ金属塩の具体例としては、例えば臭
素酸カリウム,臭素酸ナトリウム,ヨウ素酸カリウム,
ヨウ素酸ナトリウムなどの臭素酸塩及びヨウ素酸塩等
が、好ましくは、例えば臭素酸カリウム等が用いられ
る。これらは、水に溶解して用いる場合には適切な溶媒
を適宜添加してもよい。そのような溶媒としては、通常
水溶性グリコール系溶媒、例えばエチレングリコール,
ジエチレングリコール,プロピレングリコール,ジプロ
ピレングリコール等が用いられ、好ましくはエチレング
リコール等が用いられる。また、本発明で用いられる原
料のイソチアゾロン系化合物および臭素酸またはヨウ素
酸のアルカリ金属塩は、これら原料の製造過程において
完全に除去することが不可能な製造中間体その他の不純
物を含んでいてもよい。本発明の工業用殺菌剤中のイソ
チアゾロン系化合物の濃度は、0.1〜10重量%、好
ましくは1〜7重量%である。本発明におけるイソチア
ゾロン系化合物と臭素酸またはヨウ素酸のアルカリ金属
塩との使用割合(重量比)は、水の使用量等によって異
なるが通常1:0.01〜1(100:1〜1:1)で
あり、好ましくは1:0.02〜0.5(50:1〜
2:1)である。また、本発明におけるイソチアゾロン
系化合物と水との重量比は1:1〜100であり、好ま
しくは1:3〜80、より好ましくは1:5〜30であ
る。本発明の工業用殺菌剤は、イソチアゾロン系化合
物、臭素酸またはヨウ素酸のアルカリ金属塩および水を
配合することによって製造される。配合はどのような順
序で行ってもよいが、イソチアゾロン系化合物と水とを
配合する前にどちらかまたは両方を臭素酸またはヨウ素
酸のアルカリ金属塩と配合しておく方が好ましい。配合
方法は、公知の方法に従って行うことができる。
【0011】本発明の工業用殺菌剤は目的達成のため悪
影響を与えない有機溶媒を含めて製造してもよい。この
ような溶媒としては、例えばアルコール系溶媒(メチル
アルコール、エチルアルコール等)、ケトン系溶媒(例
えばアセトン等)、エーテル系溶媒(ジオキサン、テト
ラヒドロフラン、セロソルブ等)、ハロゲン化炭化水素
系溶媒(例えばクロロホルム等)、酸アミド系溶媒(例
えばジメチルホルムアミド等)、ニトリル系溶媒(例え
ばアセトニトリル等)またはグリコール系溶媒(例えば
エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレ
ングリコール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペン
タジオール、エチレングリコールモノメチルエーテル、
エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリ
コールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノ
メチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエー
テル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル等
のポリオールまたはポリオールエーテル系液状化合物
等)等が用いられる。これらの中で好ましい有機溶媒と
しては、例えばグリコール類、より好ましくは水溶性グ
リコール系溶媒が用いられ、特に好ましいものとしてエ
チレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレン
グリコール、ジプロピレングリコール、1,4−ブタン
ジオール等のC2〜C6アルキレングリコール等が、とり
わけエチレングリコール等が繁用される。水と有機溶媒
との使用割合(重量比)は、有機溶媒の種類等によって
異なるが、通常1:0.1〜10(0.1:1〜10:
1)、好ましくは1:0.2〜5(0.2:1〜5:1
である。より具体的には、水とエチレングリコールの場
合の使用割合(重量比)は1:0.2〜5(0.2:1
〜5:1)の範囲であり、好ましくは1:1/3〜4
(0.25:1〜3:1)、より好ましくは1:0.5
〜2(0.5:1〜2:1)である。
【0012】本発明の工業用殺菌剤は、目的が達成され
る限り、工業用殺菌剤の製造に一般的に用いられる他の
添加物質(例えば殺菌剤、殺虫剤、香料等)を含有して
いてもよい。本発明の工業用殺菌剤を使用するにあたっ
ては、対象、目的などにより異なるが、例えば滴下法、
間欠添加法、塗布法、噴霧法、浸漬法などの公知の方法
を適宜使用してもよく、一般に対象となる含水組成物に
対して有効成分の最終濃度が10〜5000ppm、好
ましくは50〜1000ppm程度になるように添加す
るのが好ましい。例えばラテックスの場合は有効成分
(イソチアゾロン系化合物)の最終濃度が50〜500
ppmになるよう添加するのが好ましい。本発明の工業
用殺菌剤は、一般の工業用殺菌剤の用途と同様に使用可
能であるが、好ましくは製紙工程における白水、合成高
分子エマルション、顔料、塗料、印刷板用処理液、接着
剤、冷却用水、インキ、切削油、化粧用品、不織布、紡
糸油、皮革等の用途等に用い、より好ましくは合成高分
子エマルション、水性塗料、紡糸油、切削油等に用い
る。中でも特に合成高分子エマルション等の製造に用い
ると好結果が得られる。
【0013】
【実施例】以下に実施例および試験例をあげて本発明を
より具体的に説明するが、本発明はその要旨を越えない
限り以下の実施例に限定されるものではない。 実施例1 臭素酸カリウム0.1gを水20gに溶解させた後、エ
チレングリコール39.9gとMITs溶液(2−メチ
ル−4−イソチアゾリン−3−オンを1.1重量%、5
−クロル−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン
を10.9重量%の割合でエチレングリコールに溶解し
たもの)40gを加えて十分に混和し、100gの製品
を得た。
【0014】実施例2〜15 以下、実施例1と同様にして下記〔表1〕に記載した組
成(重量%)の製品を製造した。
【表1】
【0015】実施例16 臭素酸カリウム3gを蒸留水47gに溶解させた後、M
ITs溶液400gを加えて十分に混和した。さらに蒸
留水550gを加えて混和し、1000gの製品を得
た。 実施例17 臭素酸カリウム3gを蒸留水47gに溶解させた後、M
ITs溶液450gを加えて十分に混和した。さらに蒸
留水500gを加えて混和し、1000gの製品を得
た。 実施例18 臭素酸カリウム3gを蒸留水47gに溶解させた後、M
ITs溶液500gを加えて十分に混和した。さらに蒸
留水450gを加えて混和し、1000gの製品を得
た。 実施例19 ラテックスエマルジョンに実施例18で作成した本発明
の製剤を750ppmの濃度で添加し、腐敗したラテック
スエマルジョンから得た微生物をエマルジョン1g当た
り106個、毎週添加しながら33℃の恒温槽で放置し
た。56日経過後、エマルジョン中に生きた微生物は検
出できなかった。
【0016】参考例1 水20gにエチレングリコールを40g,MITs溶液
を40g加えて十分に混和し、100gの製品を得た。 参考例2〜3 以下、参考例1と同様にして下記〔表2〕に記載した組
成(重量%)の製品を製造した。
【表2】
【0017】試験例1 試験法:上記実施例及び参考例で得られた製品を各々ガ
ラス容器に入れて密封し、50℃の恒温槽に入れて3週
間後に外観の状態を肉眼で観察すると共に高速液体クロ
マトグラフィーでイソチアゾロン系化合物の残存率(重
量%)を測定した。外観の変化は、濁り又は沈殿物が生
じないものを○、濁り又は沈殿物が生じたものを×と
し、結果を〔表3〕に示した。
【表3】 〔表3〕の結果から、臭素酸カリウムを含有する実施例
1〜15で代表される本発明の工業用殺菌剤は、50℃
で3週間保存の際に有効成分の残存率(92.5%以上)が
高くかつ濁り又は沈殿物を生じない極めて安定な製品で
あるのに対し、臭素酸カリウムを含有しない従来製品は
有効成分が残らず(残存率:0%)、濁り又は沈殿が生じ
極めて不安定であることが示される。
【0018】試験例2 1gの下記の試験化合物A〜Hをそれぞれ水40gに溶
解させた後、エチレングリコールを19g、MITs溶
液を40g加えて十分に混和し、100gの製品を得
た。 A:KBr、B:KBrO3、C:NaBrO3、D:KIO
3、E:NaIO3、 F:KIO4、G:NaClO3、H:NaClO4 試験法:これらの製品を各々ガラス容器に入れて密封
し、60℃の恒温槽に入れて1週間後に外観の状態を肉
眼で観察した。外観の変化は、濁り又は沈殿物が生じな
いものを○、濁り又は沈殿物が生じたものを×とし、結
果を〔表4〕に示した。
【表4】 〔表4〕の結果から、臭素酸のカリウム又はナトリウム
塩あるいはヨウ素酸のカリウム又はナトリウム塩を含有
している組成物B〜Eで代表される本発明の工業用殺菌
剤は、60℃で1週間保存の際に濁り又は沈殿物を生じ
ない極めて安定な製品であるのに対し、臭化カリウム,
過ヨウ素酸カリウム,塩素酸ナトリウムまたは過塩素酸
ナトリウム等の類似のアルカリ金属塩を含有する組成物
A、F〜Hで示される従来の製品は、濁り又は沈殿を生
じ不安定であって、従来製品に比べると本発明の工業用
殺菌剤の安定化効果が予想外のものであることが分か
る。
【0019】
【発明の効果】本発明は水の共存する条件下イソチアゾ
ロン化合物が長期間安定化された取扱いの容易な優れた
殺菌作用を示す商品価値の高い工業用殺菌剤を提供す
る。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イソチアゾロン系化合物、臭素酸またはヨ
    ウ素酸のアルカリ金属塩および水を含有することを特徴
    とする工業用殺菌剤。
  2. 【請求項2】イソチアゾロン系化合物が式: 【化1】 〔式中、Yは水素原子または置換されていてもよい炭化
    水素基を、X1およびX2は同一または相異なって水素原
    子、ハロゲン原子またはアルキル基を示す。〕、または
    式: 【化2】 〔式中、Yは前記と同意義を、A環は置換されていても
    よいベンゼン環を示す。〕で表わされる化合物である請
    求項1記載の工業用殺菌剤。
  3. 【請求項3】置換されていてもよい炭化水素基が、ヒド
    ロキシル基、ハロゲン原子、シアノ基、アミノ基、カル
    ボキシル基、C1-4アルコキシ基、C6-10アリールオキ
    シ基、C1-4アルキルチオ基およびC6-10アリールチオ
    基より選ばれた1ないし5個の置換基で置換されていて
    もよい(i)C1-10アルキル、(ii)C2-6アルケニル、(ii
    i)C2-6アルキニル、(iv)C3-10シクロアルキルまたは
    (v)C6-14アリール基である請求項2記載の工業用殺菌
    剤。
  4. 【請求項4】アルキル基が炭素数1ないし6のアルキル
    基である請求項2記載の工業用殺菌剤。
  5. 【請求項5】置換されていてもよいベンゼン環の置換基
    が、ヒドロキシル基、ハロゲン原子、シアノ基、アミノ
    基、カルボキシル基、C1-4アルキル基およびC1-4アル
    コキシ基より選ばれた1ないし4個である請求項2記載
    の工業用殺菌剤。
  6. 【請求項6】イソチアゾロン系化合物が、2−メチル−
    4−イソチアゾリン−3−オンまたは(および)5−ク
    ロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンであ
    る請求項1記載の工業用殺菌剤。
  7. 【請求項7】2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オ
    ンと5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3
    −オンとを重量比1:5ないし20で含有する請求項6
    記載の工業用殺菌剤。
  8. 【請求項8】アルカリ金属塩がリチウム、ナトリウム、
    カリウムまたはルビジウム塩である請求項1記載の工業
    用殺菌剤。
  9. 【請求項9】臭素酸のアルカリ金属塩が臭素酸カリウム
    である請求項1記載の工業用殺菌剤。
  10. 【請求項10】水溶性グリコール系溶媒をさらに含有す
    る請求項1記載の工業用殺菌剤。
  11. 【請求項11】水溶性グリコール系溶媒がエチレングリ
    コールまたプロピレングリコールである請求項10記載
    の工業用殺菌剤。
  12. 【請求項12】イソチアゾロン系化合物と臭素酸または
    ヨウ素酸のアルカリ金属塩との重量比が1:0.02な
    いし0.5である請求項1記載の工業用殺菌剤。
  13. 【請求項13】イソチアゾロン系化合物と水との重量比
    が1:5ないし30である請求項1記載の工業用殺菌
    剤。
  14. 【請求項14】水と水溶性グリコール系溶媒との重量比
    が1:0.1ないし10である請求項10記載の工業用
    殺菌剤。
  15. 【請求項15】イソチアゾロン系化合物を0.1ないし
    10重量%の濃度で含有する請求項1記載の工業用殺菌
    剤。
  16. 【請求項16】2−メチル−4−イソチアゾリン−3−
    オン、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−
    3−オン、臭素酸カリウム、水およびエチレングリコー
    ルを含有する請求項10記載の工業用殺菌剤。
  17. 【請求項17】ラテックス防腐剤である請求項1記載の
    工業用殺菌剤。
  18. 【請求項18】イソチアゾロン系化合物、臭素酸または
    ヨウ素酸のアルカリ金属塩および水を配合することを特
    徴とする該イソチアゾロン系化合物の安定化方法。
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