JPH07277911A - 殺菌剤組成物およびそれを用いた殺菌方法 - Google Patents

殺菌剤組成物およびそれを用いた殺菌方法

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JPH07277911A
JPH07277911A JP9567294A JP9567294A JPH07277911A JP H07277911 A JPH07277911 A JP H07277911A JP 9567294 A JP9567294 A JP 9567294A JP 9567294 A JP9567294 A JP 9567294A JP H07277911 A JPH07277911 A JP H07277911A
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JP
Japan
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nitroethanol
dibromo
methyl
bactericidal
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Application number
JP9567294A
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Inventor
Yoshiko Takeda
佳子 武田
Shiro Kitai
史郎 北井
Daiki Kusaka
大器 日下
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少量の添加により高い殺菌又は抗菌活性を長
時間に亘り安定に維持し、殺菌効率を高める。 【構成】 殺菌剤組成物は、下記式(1)で表されるイ
ソチアゾロン化合物、下記式(2)で表されるシアノア
セトアミド化合物、および2,2−ジハロ−2−ニトロ
エタノールを含む。 【化1】 (式中、X1 、X2 は水素原子又はハロゲン原子、
1 、R2 は水素原子又はアルキル基を示し、Yはハロ
ゲン原子を示す)各成分の割合は、式(1)で表される
化合物1重量部に対して、式(2)で表される化合物1
〜20重量部および2,2−ジハロ−2−ニトロエタノ
ール1〜15重量部である。被殺菌液に対する殺菌剤組
成物の添加量は、0.1〜10000ppm程度であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製紙、塗料、接着剤な
どの分野において、防腐および防黴処理に有用な殺菌剤
組成物および殺菌方法に関する。
【0002】
【従来の技術】工業用水、例えば、製紙工程中のパルプ
スラリー循環冷却水を供給するための導管、送液路など
の内壁、特に澱む箇所には、スライム(泥状微粒固形
物)が付着し易く、しばしばスライム障害を引き起こ
す。このスライムの発生には細菌類、真菌類、藻類な
ど、多種多様な生物群が関与しているため、1種類の殺
菌剤で前記生物群を防除し、スライム障害を十分に防止
することはできない。そして、スライムがパルプスラリ
ーの異物として混入すると、製品の品質を低下させるだ
けでなく紙切れを生じ、抄紙機の連続運転を阻害する要
因となり生産効率を大幅に低下させる。
【0003】また、上記製紙工業や、塗料、接着剤など
の分野で用いられる合成樹脂水性エマルジョンや水性ラ
テックスは、保存中に微生物により腐敗し、粘度変化や
着色だけでなく、悪臭を発生させる。さらに、例えば、
コート紙製造用コーティングカラーなどに利用される澱
粉糊を含むコーティング剤は、いずれも腐敗し易い。ま
た、澱粉糊などを含むサイズ剤に黴が発生すると、供給
ノズルを詰らせて、連続運転が困難となる。
【0004】工業用水などの防腐剤、防黴剤として、イ
ソチアゾロン化合物とハロニトロアルコールとを組合せ
た殺菌剤組成物が提案されている。例えば、特公昭60
−54281号公報および特開昭60−84203号公
報には、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン
−3−オンなどのイソチアゾロン化合物と、2,2−ジ
ブロモ−2−ニトロエタノールなどのブロモニトロアル
コールとを含む殺菌剤が開示されている。
【0005】イソチアゾロン化合物とハロシアノアセト
アミド化合物とを組合せた殺菌剤組成物について、例え
ば、特開昭61−83105号公報、特開昭62−70
301号公報、特開平3−176407号公報および特
開平5−201810号公報には、5−クロロ−2−メ
チル−4−イソチアゾリン−3−オンなどのイソチアゾ
ロン化合物と、2,2−ジブロモ−3−ニトリロプロピ
オンアミドなどのハロシアノアセトアミド化合物とを含
む抗菌剤が開示されている。
【0006】特開平4−9305号公報には、イソチア
ゾロン化合物と、この化合物を溶解させるための水性溶
媒と、安定化成分としてのニトロブロモ系化合物とを含
む水性製剤が開示され、前記安定化成分としては、2,
2−ジブロモ−2−ニトロエタノール、2,2−ジブロ
モ−3−ニトリロプロピオンアミドなどが記載されてい
る。
【0007】さらに、特開昭60−231603号公報
には、ハロニトロアルコールと、シアノアセトアミド化
合物とを組合せた防菌剤が開示され、特開平2−420
07号公報には、2−ブロモ−2−ニトロ−1,3−ジ
アセトキシプロパンと、5−クロロ−2−メチル−4−
イソチアゾリン−3−オンなどのイソチアゾロン化合
物、ブロモニトロエタノール、ハロシアノアセトアミド
化合物などから選択された殺菌剤とを組合せた工業用殺
菌剤が開示されている。後者の先行文献には、2,2−
ジブロモ−2−ニトロエタノールと2,2−ジブロモ−
3−ニトリロプロピオンアミドとを組合せた例が記載さ
れている。
【0008】これらの殺菌剤組成物は、高い抗菌活性を
示すため、工業用の被処理水、前記エマルジョンやコー
ティング剤などの防腐・防黴に有用である。しかし、前
記殺菌剤の殺菌又は抗菌活性は未だ十分でない。そのた
め、強い殺菌又は抗菌活性を維持するためには、多量の
殺菌剤を添加する必要がある。また、前記殺菌剤組成物
は保存中の安定性が悪く、また効力の持続時間が短いた
め、頻繁に添加したり、過剰量の殺菌剤を添加する必要
がある。このように、長期間に亘り強い殺菌又は抗菌活
性を維持することが困難である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、少量であっても強い殺菌又は抗菌活性を示す殺菌剤
組成物および殺菌方法を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、安定性が高く、強い
殺菌又は抗菌活性を長時間に亘り維持できる殺菌剤組成
物および殺菌方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
を達成するため鋭意検討の結果、イソチアゾロン化合物
とハロシアノアセトアミド化合物とハロニトロアルコー
ル化合物とを組合せると、これらの有効成分のうち2つ
の成分を組合せた場合に比べて、殺菌又は抗菌活性が顕
著に向上するだけでなく、3つの有効成分の安定性が相
互に高まることを見いだし、本発明を完成した。
【0012】すなわち、本発明の殺菌剤組成物は、下記
式(1)で表される化合物、
【0013】
【化3】 (式中、X1 は水素原子又はハロゲン原子を示し、R1
は水素原子又はアルキル基を示す)下記式(2)で表さ
れる化合物、および
【0014】
【化4】 (式中、X2 は水素原子又はハロゲン原子、Yはハロゲ
ン原子を示し、R2 は水素原子又はアルキル基を示す)
2,2−ジハロ−2−ニトロエタノールを含んでいる。
【0015】式(1)及び(2)で表される化合物にお
いて、X1 、X2 は塩素原子又は臭素原子、Yは塩素原
子又は臭素原子、R1 、R2 は炭素数1〜3のアルキル
基である場合が多く、2,2−ジハロ−2−ニトロエタ
ノールにおけるハロゲン原子は、塩素原子又は臭素原子
である場合が多い。
【0016】各有効成分の割合は、例えば、式(1)で
表される化合物1重量部に対して、式(2)で表される
化合物1〜20重量部および2,2−ジハロ−2−ニト
ロエタノール1〜15重量部程度である。
【0017】本発明の方法では、前記殺菌剤組成物を被
殺菌液(被処理液)に添加することにより、殺菌する。
この方法において、殺菌剤の添加量は、細菌などの微生
物や生物の生育又は繁殖阻害ないし致死に有効な量、例
えば、0.1〜10000ppm程度であってもよい。
【0018】前記式(1)で表されるイソチアゾロン化
合物において、X1 のハロゲン原子には、フッ素、塩
素、臭素およびヨウ素原子が含まれる。好ましいX
1 は、水素原子、塩素原子又は臭素原子、特に塩素原子
である。R1 で表されるアルキル基としては、例えば、
メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イ
ソブチル、sec−ブチル、t−ブチル、ペンチル、ヘ
キシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル基などの
炭素数1〜10程度の直鎖又は分岐鎖状アルキル基が例
示される。アルキル基のうち、炭素数1〜4程度の直鎖
状又は分岐鎖状アルキル基と、炭素数6〜10程度の直
鎖状又は分岐鎖状アルキル基が好ましい。特に好ましい
1 には、水素原子、炭素数1〜3程度の直鎖状又は分
岐鎖状アルキル基(特にメチル基)、炭素数7〜9程度
の直鎖状又は分岐鎖状アルキル基(特にオクチル基)が
含まれる。
【0019】前記式(1)で表される化合物のうち、好
ましい化合物としては、例えば、2−メチル−4−イソ
チアゾリン−3−オン、2−エチル−4−イソチアゾリ
ン−3−オン、2−プロピル−4−イソチアゾリン−3
−オン、2−イソプロピル−4−イソチアゾリン−3−
オン、2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オ
ンなどの2−アルキル−4−イソチアゾリン−3−オ
ン;2−メチル−5−クロロ−4−イソチアゾリン−3
−オン、2−メチル−5−ブロモ−4−イソチアゾリン
−3−オン、2−エチル−5−クロロ−4−イソチアゾ
リン−3−オン、2−エチル−5−ブロモ−4−イソチ
アゾリン−3−オン、2−n−オクチル−5−クロロ−
4−イソチアゾリン−3−オン、2−n−オクチル−5
−ブロモ−4−イソチアゾリン−3−オンなどの2−ア
ルキル−5−ハロ−4−イソチアゾリン−3−オンなど
が例示される。これらのイソチアゾロン化合物は単独で
又は二種以上組合せて使用できる。好ましいイソチアゾ
ロン化合物(1)には、例えば、2−メチル−4−イソ
チアゾリン−3−オン、2−メチル−5−クロロ−4−
イソチアゾリン−3−オンなどが含まれる。
【0020】式(2)で表されるシアノアセトアミド化
合物において、X2 及びYのハロゲン原子には、フッ
素、塩素、臭素、ヨウ素原子が含まれる。好ましいX2
には、水素原子、塩素又は臭素原子、特に水素原子又は
臭素原子が含まれる。好ましいYには、塩素または臭素
原子、特に臭素原子が含まれる。
【0021】置換基R2 のうちアルキル基としては、例
えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチル、sec−ブチル、t−ブチル、ペンチ
ル、ヘキシル基などの炭素数1〜6程度の直鎖又は分岐
鎖状アルキル基が例示される。置換基R2 のうち、水素
原子又は炭素数1〜4程度の直鎖状又は分岐鎖状アルキ
ル基、特に、水素原子、メチル基又はエチル基が好まし
い。さらに好ましい置換基R2 は水素原子又はメチル基
である。
【0022】式(2)で表されるシアノアセトアミド化
合物の具体例としては、例えば、2−クロロ−3−ニト
リロプロピオンアミド、2−ブロモ−3−ニトリロプロ
ピオンアミドなどの2−ハロ−3−ニトリロプロピオン
アミド;2,2−ジクロロ−3−ニトリロプロピオンア
ミド、2,2−ジブロモ−3−ニトリロプロピオンアミ
ドなどの2,2−ジハロ−3−ニトリロプロピオンアミ
ド;N−メチル−2−クロロ−3−ニトリロプロピオン
アミド、N−メチル−2−ブロモ−3−ニトリロプロピ
オンアミドなどのN−アルキル−2−ハロ−3−ニトリ
ロプロピオンアミド;N−メチル−2,2−ジクロロ−
3−ニトリロプロピオンアミド、N−メチル−2,2−
ジブロモ−3−ニトリロプロピオンアミドなどのN−ア
ルキル−2,2−ジハロ−3−ニトリロプロピオンアミ
ドなどが含まれる。これらの化合物は一種又は二種以上
組合せて使用できる。
【0023】好ましいシアノアセトアミド化合物(2)
には、2,2−ジクロロ−3−ニトリロプロピオンアミ
ド、2,2−ジブロモ−3−ニトリロプロピオンアミ
ド、N−メチル−2,2−ジブロモ−3−ニトリロプロ
ピオンアミドなどが含まれる。
【0024】前記2,2−ジハロ−2−ニトロエタノー
ルにおいてハロゲン原子には、フッ素、塩素、臭素およ
びヨウ素原子が含まれる。これらのハロゲン原子のう
ち、塩素原子又は臭素原子、特に臭素原子が好ましい。
【0025】2,2−ジハロ−2−ニトロエタノールの
具体例としては、例えば、2,2−ジクロロ−2−ニト
ロエタノール、2,2−ジブロモ−2−ニトロエタノー
ル、2−ブロモ−2−クロロ−2−ニトロエタノールな
どが挙げられる。これらの化合物は一種又は二種以上組
合せて使用できる。好ましい化合物には、2,2−ジブ
ロモ−2−ニトロエタノールが含まれる。
【0026】本発明の特色は、前記式(1)で表される
イソチアゾロン化合物と、前記式(2)で表されるシア
ノアセトアミド化合物と、2,2−ジハロ−2−ニトロ
エタノールとを組合せることにより、少量であっても強
い殺菌又は抗菌活性を発現させるとともに、前記3つの
有効成分の安定性をそれぞれ高める点にある。すなわ
ち、前記3成分を組合せると、殺菌剤組成物の使用量が
1/5以下程度であっても、2成分を組合せた殺菌剤組
成物と同等に殺菌又は抗菌活性を示す。換言すれば、2
成分の殺菌剤組成物に比べて5倍以上に殺菌又は抗菌活
性を高めることができる。また、3成分を組合せると、
2成分の殺菌剤組成物と異なり、各成分の安定性を相互
に補完し、2成分の殺菌剤組成物では得られない高い安
定性が得られる。そのため、長期間に亘り強い殺菌又は
抗菌活性を安定に維持できる。
【0027】本発明の殺菌剤において、好ましい化合物
の組合せは、例えば、次の通りである。
【0028】(1)2−メチル−5−クロロ−4−イソ
チアゾリン−3−オン、2,2−ジクロロ−2−ニトロ
エタノールおよび2,2−ジクロロ−3−ニトリロプロ
ピオンアミドの組合せ、(2)2−メチル−5−クロロ
−4−イソチアゾリン−3−オン、2,2−ジクロロ−
2−ニトロエタノールおよび2,2−ジブロモ−3−ニ
トリロプロピオンアミドの組合せ、(3)2−メチル−
5−クロロ−4−イソチアゾリン−3−オン、2,2−
ジクロロ−2−ニトロエタノールおよびN−メチル−
2,2−ジブロモ−3−ニトリロプロピオンアミドの組
合せ、(4)2−メチル−5−クロロ−4−イソチアゾ
リン−3−オン、2,2−ジブロモ−2−ニトロエタノ
ールおよび2,2−ジクロロ−3−ニトリロプロピオン
アミドの組合せ、(5)2−メチル−5−クロロ−4−
イソチアゾリン−3−オン、2,2−ジブロモ−2−ニ
トロエタノールおよび2,2−ジブロモ−3−ニトリロ
プロピオンアミドの組合せ、(6)2−メチル−5−ク
ロロ−4−イソチアゾリン−3−オン、2,2−ジブロ
モ−2−ニトロエタノールおよびN−メチル−2,2−
ジブロモ−3−ニトリロプロピオンアミドの組合せ、
(7)上記(1)〜(6)において、さらに2−メチル
−4−イソチアゾリン−3−オンを添加した組合せ、
(8)上記(1)〜(6)において、2−メチル−5−
クロロ−4−イソチアゾリン−3−オンを2−オクチル
−5−クロロ−4−イソチアゾリン−3−オンで置換し
た組合せなど。
【0029】特に好ましい化合物の組合せには前記
(5)の組合せ、及び(7)の組合せのうち(5)にお
いて2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンを添加
した組合せが含まれる。
【0030】前記3つの有効成分の割合は、強い殺菌・
抗菌活性を示し、有効成分の安定性を損わない範囲で選
択でき、例えば、式(1)で表されるイソチアゾロン化
合物1重量部に対して、式(2)で表されるシアノアセ
トアミド化合物1〜20重量部、好ましくは3〜15重
量部、さらに好ましくは5〜10重量部、および2,2
−ジハロ−2−ニトロエタノール1〜15重量部、好ま
しくは2〜10重量部、さらに好ましくは2.5〜7.
5重量部程度である。
【0031】なお、2,2−ジハロ−2−ニトロエタノ
ールに対する式(2)で表されるシアノアセトアミド化
合物の割合は、例えば、シアノアセトアミド化合物/
2,2−ジハロ−2−ニトロエタノール=50〜80/
50〜20(重量比)、好ましくは55〜75/45〜
25(重量%)程度である場合が多い。
【0032】イソチアゾロン化合物(1)の使用量は、
殺菌剤組成物の形態により異なるが、液剤である場合、
通常、0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜7重量
%、さらに好ましくは1〜5重量%程度である。
【0033】本発明の殺菌剤組成物は、前記のように3
つの有効成分を組合せているので、広い抗菌スペクトル
を示す。そのため、多種多様の生物群が関与して、腐
敗、黴や悪臭などが発生する被処理液であっても、1つ
の殺菌剤により効率よく殺菌できる。
【0034】本発明の殺菌剤は、前記3種類の有効成分
を含む限り、その形態は特に制限されず、例えば、粉
剤、粒剤、微粉剤、ペースト剤などであってもよいが、
通常、乳剤、水和剤、水溶剤、懸濁剤などの液剤、特に
溶液状水性液剤として使用する場合が多い。
【0035】粉剤などにおける固体担体としては、例え
ば、カオリン、ベントナイト、酸性白土などのクレー
類、タルク類、シリカ類、アルミナ、活性炭などが挙げ
られ、これらの固体担体は一種又は二種以上使用でき
る。
【0036】液剤における溶媒(液体担体)としては、
前記3種類の有効成分を溶解又は分散可能な種々の溶
媒、例えば、水及び/又は有機溶媒が使用できる。溶媒
は水単独であってもよいが、有機溶媒と併用する場合が
多い。
【0037】有機溶媒としては、例えば、メチルアルコ
ール、エチルアルコール、プロピルアルコール、イソプ
ロピルアルコール、ブチルアルコールなどのアルコール
類;酢酸メチル、酢酸エチルなどのエステル類;アセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなど
のケトン類;ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロ
ホルム、四塩化炭素などのハロゲン化炭素水素類;ジオ
キサン、テトラヒドロフランなどのエーテル類;ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、アセトニトリ
ルなどの極性溶媒;エチレングリコール、ジエチレング
リコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール、1,4−ブタンジオ
ール、1,5−ペンタンジオール、グリセリンなどの多
価アルコールとその誘導体などが挙げられる。多価アル
コールの誘導体には、グリコール系溶媒、例えば、エチ
レングリコールモノメチルエーテル(メチルセロソル
ブ)、エチレングリコールモノエチルエーテル(エチル
セロルブ)、エチレングリコールモノブチルエーテル
(ブチルセロソルブ)などのセロソルブ類;ジエチレン
グリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコール
モノエチルエーテルなどのカルビトール類、トリプロピ
レングリコールモノメチルエーテルなどが含まれる。こ
れらの溶媒は一種又は二種以上混合して使用できる。
【0038】好ましい溶媒には、水、アルコール類、多
価アルコール類とその誘導体などの親水性有機溶媒(特
に水溶性有機溶媒)が挙げられる。好ましい多価アルコ
ールとその誘導体には、例えば、グリコール類(例え
ば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ジプロピレングリコールなど)、セ
ロソルブ類(例えば、エチレングリコールモノメチルエ
ーテル、エチレングリコールモノエチルエーテルな
ど)、カルビトール類(例えば、ジエチレングリコール
モノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチル
エーテルなど)が含まれる。
【0039】水と有機溶媒との割合は、前記殺菌剤組成
物の活性および安定性を損わない範囲で選択でき、例え
ば、水/有機溶媒=95/5〜5/95(重量比)、好
ましくは10/90〜90/10(重量比)、さらに好
ましくは25/75〜75/25(重量比)程度であ
る。
【0040】前記殺菌剤には、その目的、用途などに応
じて、種々の添加剤、例えば、界面活性剤、カルボキシ
メチルセルロース、アルギン酸とその塩、ポリビニルア
ルコールなどの安定剤、防錆剤などの助剤、ベントナイ
ト、植物油、他の殺菌剤や殺虫剤、香料などを添加して
もよい。
【0041】界面活性剤としては、石鹸類、ノニオン系
界面活性剤、アニオン系界面活性剤、カチオン系界面活
性剤、両イオン系界面活性剤、高分子系界面活性剤など
を使用できる。これらの界面活性剤は一種または二種以
上併用できる。好ましい界面活性剤には、ノニオン系界
面活性剤、アニオン系界面活性剤が含まれる。
【0042】ノニオン系界面活性剤としては、例えば、
ポリオキシアルキレンアリールフェニルエーテル、ポリ
オキシエチレンノニルフェニルエーテル、脂肪酸多価ア
ルコールエステル、脂肪酸多価アルコールポリオキシエ
チレンエーテル、脂肪酸ショ糖エステル、酸化エチレン
と酸化プロピレンとのブロック共重合体などが挙げられ
る。
【0043】アニオン系界面活性剤としては、例えば、
アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンス
ルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、ポリカルボ
ン酸とその塩、2−スルホコハク酸ジアルキル塩、ポリ
オキシエチレンジスチレン化フェニルエーテルサルフェ
ート塩、リグニンスルホン酸塩、リグニンスルホン酸塩
などが挙げられる。前記塩としては、例えば、アンモニ
ウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩などのアルカリ金属
塩が挙げられる。
【0044】界面活性剤の使用量は、例えば、液剤の場
合、前記3種類の有効成分(殺菌剤)の総量100重量
部に対して、0.01〜10重量部、好ましくは0.1
〜5重量部程度である場合が多い。
【0045】前記液剤は、慣用の方法、例えば、必要に
応じて界面活性剤や他の添加剤とともに、前記成分と溶
媒とを撹拌手段により撹拌混合することにより調製でき
る。
【0046】本発明の殺菌剤は、少量であっても長期に
亘り安定した抗菌活性を示すので、前記殺菌剤を、防腐
や防黴などが必要とされる被殺菌液(被処理液)に添加
することにより効率よく殺菌でき、高い防腐・防黴効果
を維持できる。そのため、前記殺菌剤は、種々の用途、
例えば、製紙パルプ工場、冷却水循環工程のスライムコ
ントロール剤、殺菌洗浄剤として利用できるとととも
に、金属加工油剤、カゼイン、澱粉塗工液、表面サイズ
剤、水性塗料、水性接着剤における防腐剤、防黴剤など
の工業用殺菌剤として使用できる。
【0047】製紙工程に用いる場合、パルプがスラリー
状で存在する場所、例えば、パルプ濃度の比較的低いリ
フラー、フローボックス、白水ピットなどに殺菌剤を添
加するのが好ましい。また、合成樹脂エマルジョン、澱
粉糊、にかわ、切削油などには、殺菌剤を直接添加して
もよく、或いはその二次製品であるコーティングカラ
ー、塗料、印刷インキ、接着剤、サイズ剤などに殺菌剤
を添加してもよい。また、化粧用品、不織布、皮革など
の殺菌処理などにも利用できる。
【0048】本発明の殺菌剤組成物は、3種類の有効成
分の組合せにより、少量であっても高い殺菌及び抗菌活
性が発現するので、被処理液の性質、例えば、分散安定
性、流動性などに悪影響を及ぼすことがない。また、安
定性が高いので、長期間に亘り高い殺菌及び抗菌活性を
持続できる。そのため、殺菌剤組成物の添加量は、被殺
菌液(被処理液)の種類に応じて、例えば、0.1〜1
0000ppm、好ましくは1〜750ppm、さらに
好ましくは5〜500ppm程度の範囲から適当に選択
できる。殺菌剤の添加量は、例えば、製紙工業用水の場
合は用水量に対して0.01〜200ppm、好ましく
は0.1〜50ppm程度、合成樹脂エマルジョンに対
しては1〜1000ppm、好ましくは10〜500p
pm程度、表面サイズ剤に対しては1〜1000pp
m、好ましくは10〜500ppm程度、澱粉糊をバイ
ンダーとして用いるコーティングカラーに対しては1〜
1000ppm、好ましくは10〜200ppm程度で
ある。
【0049】
【発明の効果】本発明の殺菌剤組成物は、3種類の有効
成分の組合せにより、殺菌又は抗菌活性を高めることが
できるので、少量であっても高い殺菌又は抗菌活性を示
す。また、3種類の有効成分の組合せにより、各成分の
安定性も高めることができる。そのため、安定性が高
く、強い殺菌又は抗菌活性を長時間に亘り維持できる。
【0050】本発明の方法では、前記殺菌剤組成物を用
いるので、殺菌剤の使用量を低減できるとともに、強い
殺菌又は抗菌活性により、被処理液を効率よく処理でき
る。
【0051】
【実施例】以下に、製剤例および実施例に基づいて本発
明をより詳細に説明する。
【0052】製剤例1 2−メチル−5−クロロ−4−イソチアゾリン−3−オ
ンの工業用原体(ロームアンドハース社製、ケーソンL
X Plus、有効成分濃度14.0重量%)14.3重量
部、2,2−ジブロモ−3−ニトリロプロピオンアミド
(三新化学(株)製、DBNPA)16.0重量部、
2,2−ジブロモ−2−ニトロエタノールの工業用原体
(パーマケムアジア(株)製、パーマケムSL700、
有効成分濃度21.0重量%)48.1重量部とを混合
し、エチレングリコールを添加して総量100重量部と
した。
【0053】製剤例2 2−メチル−5−クロロ−4−イソチアゾリン−3−オ
ンの工業用原体14.3重量部、2,2−ジブロモ−3
−ニトリロプロピオンアミド21.0重量部、2,2−
ジブロモ−2−ニトロエタノールの工業用原体21.0
重量部とを混合し、エチレングリコールで100重量部
とした。
【0054】製剤例3 2−メチル−5−クロロ−4−イソチアゾリン−3−オ
ンの工業用原体21.0重量部、2,2−ジブロモ−3
−ニトリロプロピオンアミド16.0重量部、2,2−
ジブロモ−2−ニトロエタノールの工業用原体21.0
重量部とを混合し、エチレングリコールで100重量部
とした。
【0055】比較製剤例1 2−メチル−5−クロロ−4−イソチアゾリン−3−オ
ンの工業用原体35.5重量部、2,2−ジブロモ−3
−ニトリロプロピオンアミド0.53重量部とを混合
し、エチレングリコールで100重量部とした。
【0056】比較製剤例2 2−メチル−5−クロロ−4−イソチアゾリン−3−オ
ンの工業用原体42.8重量部、2,2−ジブロモ−2
−ニトロエタノールの工業用原体28.8重量部とを混
合し、エチレングリコールで100重量部とした。
【0057】比較製剤例3 2,2−ジブロモ−3−ニトリロプロピオンアミド1
6.0重量部と、2,2−ジブロモ−2−ニトロエタノ
ールの工業用原体48.1重量部とを混合し、エチレン
グリコールで100重量部とした。
【0058】実施例1および比較例1〜3 前記製剤例1、比較製剤例1〜3で調製した殺菌剤組成
物を、次のような抗菌試験、防腐試験および安定性試験
に供した。なお、製剤例1、比較製剤例1〜3で調製し
た殺菌剤組成物の組成を表1に示す。なお、表中、2−
メチル−5−クロロ−4−イソチアゾリン−3−オンを
「MIT」、2,2−ジブロモ−3−ニトリロプロピオ
ンアミドを「DBNPA」、2,2−ジブロモ−2−ニ
トロエタノールを「DBNE」として記載する。
【0059】抗菌試験:日産360トン、6層抄円網抄
紙機の表下層のバットの白水に、1分間当り60mlの
割合で液剤を30分間滴下する操作を1日に3回行なっ
た。そして、製剤例で調製した液剤を添加する直前、添
加中、および添加1時間後に、試料1ml当りの生菌数
をブイヨン寒天培地を用いて、混釈法により測定した。
結果を表1に示す。
【0060】
【表1】 防腐試験:7.5重量%のポリビニルアルコール水溶液
を、工業用水で希釈し、ポリビニルアルコール含量を
4.0重量%に調製した。ポリビニルアルコール水溶液
30gに、製剤例で調製した液剤を表2に示す濃度に添
加し、33℃で密封保存した。そして、試料調製時、お
よび33℃で1週間又は2週間保存後の細菌の生菌数を
ブイヨン寒天培地を用いて測定した。結果を表2に示
す。
【0061】
【表2】 安定性試験:製剤例で調製した液剤10mlを収容した
ガラス製の透明容器(1.5cmφ×深さ5cm)を密
閉して、40℃および60℃でそれぞれ保存し、所定期
間経過後、液剤中の有効成分量を高速液体クロマトグラ
フィーにより測定した。結果を表3に示す。なお、表3
において、試料調製時の各有効成分濃度を100%と
し、残存する有効成分濃度を相対値で示した。
【0062】
【表3】 表1および表2から明らかなように、三種類の有効成分
を組合せた実施例の液剤は、二種類の有効成分を組合せ
た比較例1〜3の液剤に比べて、極めて強い殺菌及び抗
菌活性を示す。特に、表2から明らかなように、実施例
の液剤は、比較例1〜3の液剤の1/5程度の添加量で
あっても、高い殺菌及び抗菌活性を長時間に亘って維持
できる。さらに、表3において、比較例1〜3との対比
から明らかなように、実施例の液剤は、3種類の有効成
分を組合せることにより、各有効成分の安定性を相互に
補完し、安定性を高めることができる。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式(1) 【化1】 (式中、X1 は水素原子又はハロゲン原子を示し、R1
    は水素原子又はアルキル基を示す)で表される化合物、
    下記式(2) 【化2】 (式中、X2 は水素原子又はハロゲン原子、Yはハロゲ
    ン原子を示し、R2 は水素原子又はアルキル基を示す)
    で表される化合物、および2,2−ジハロ−2−ニトロ
    エタノールを含む殺菌剤組成物。
  2. 【請求項2】 式(1)で表される化合物において、X
    1 が塩素原子又は臭素原子であり、R1 が炭素数1〜3
    のアルキル基である請求項1記載の殺菌剤組成物。
  3. 【請求項3】 式(2)で表される化合物において、X
    2 が塩素原子又は臭素原子であり、Yが塩素原子又は臭
    素原子であり、R2 が水素原子又は炭素数1〜3のアル
    キル基である請求項1記載の殺菌剤組成物。
  4. 【請求項4】 2,2−ジハロ−2−ニトロエタノール
    におけるハロゲン原子が、塩素原子又は臭素原子である
    請求項1記載の殺菌剤組成物。
  5. 【請求項5】 式(1)で表される化合物1重量部に対
    して、式(2)で表される化合物1〜20重量部および
    2,2−ジハロ−2−ニトロエタノール1〜15重量部
    を含む請求項1記載の殺菌剤組成物。
  6. 【請求項6】 2−メチル−5−クロロ−4−イソチア
    ゾリン−3−オン、2,2−ジブロモ−3−ニトリロプ
    ロピオンアミドおよび2,2−ジブロモ−2−ニトロエ
    タノールを含む請求項1記載の殺菌剤組成物。
  7. 【請求項7】 2−メチル−5−クロロ−4−イソチア
    ゾリン−3−オン1重量部に対して、2,2−ジブロモ
    −3−ニトリロプロピオンアミド5〜10重量部および
    2,2−ジブロモ−2−ニトロエタノール2.5〜7.
    5重量部を含む請求項1記載の殺菌剤組成物。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の殺菌剤組成物を、被殺菌
    液に添加する殺菌方法。
  9. 【請求項9】 殺菌剤組成物0.1〜10000ppm
    を添加する請求項8記載の殺菌方法。
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