JPH05284769A - 磁気ディスク装置のスピンドルモータ制御装置 - Google Patents

磁気ディスク装置のスピンドルモータ制御装置

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Publication number
JPH05284769A
JPH05284769A JP4105763A JP10576392A JPH05284769A JP H05284769 A JPH05284769 A JP H05284769A JP 4105763 A JP4105763 A JP 4105763A JP 10576392 A JP10576392 A JP 10576392A JP H05284769 A JPH05284769 A JP H05284769A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spindle motor
current
circuit
voltage
boosting
Prior art date
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Pending
Application number
JP4105763A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Hattori
敏明 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4105763A priority Critical patent/JPH05284769A/ja
Publication of JPH05284769A publication Critical patent/JPH05284769A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】磁気ディスク装置に用いられるスピンドルモー
タ制御装置において、起動時の電流を増大させることな
く、十分な起動トルクを確保し、短時間にモータを起動
する。 【構成】スピンドルモータ27に流れる電流値Iを電流
検出回路23によって検出し、電圧制御回路24にフィ
ードバックする。電圧制御回路24は、まず、所定の電
流がスピンドルモータ27に流れるように昇圧回路22
の昇圧動作を制御した後、回転数制御回路26によって
スピンドルモータ27の回転が検出された際に、上記所
定の電流よりも低い電流がスピンドルモータ27に流れ
るように昇圧回路22の昇圧動作を制御する。また、回
転数制御回路26によってスピンドルモータ27が定常
回転に達したことが検出されると、電圧制御回路24は
昇圧回路22の昇圧動作を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置に用
いられるスピンドルモータの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気ディスク装置(以下、HDD
と称す)では、小形化に伴い低電圧化の要求も高まって
いる。例えば2.5インチ以下のHDDでは、3V以下
の電圧が要求される場合が多い。
【0003】ここで、HDDの記録媒体(ディスク)を
回転させるためのスピンドルモータについては、小形化
にゆえにモータのトルクを発生するステータおよびマグ
ネットを実装するスペースがますます小さくなってきて
いる。通常、モータは端子電圧をV、ステータの巻線抵
抗をR、定常回転時の負荷電流をI、定常回転時の逆起
電力をVemf とすると、次のような式が成り立つ。
【0004】V=IR+Vemf …(1) この(1)式において、定常回転数はほとんど変わらな
いため、電圧Vを下げるためには、逆起電力Vemf を下
げるか、またはIRを下げることが必要となる。このう
ち、負荷電流Iは逆起電力Vemf と逆比例の関係にあ
る。すなわち、負荷電流Iを下げると、逆起電力Vemf
が高くなる。したがって、巻線抵抗Rを小さくできれ
ば、電圧Vの減少に見合うことができる。ところが、モ
ータ内部の容積が少ないことから、同一巻線数を確保す
るためには、細い巻線を使用することになり、かえって
巻線抵抗Rが高くなる問題がある。なお、太い巻線を使
用した場合には巻線抵抗Rが低くなり、細い巻線を使用
した場合には巻線抵抗Rが高くなる。
【0005】そこで、一般には、巻線抵抗が増加した状
態でも、低電圧で起動トルクが満たせるような電流が流
せるように、起動時のみモータへの供給電圧をDC/D
Cコンバータ等で昇圧することが行われている。
【0006】図4に従来のモータ制御装置の構成を示
す。図4において、11はリレー駆動回路であり、スタ
ート信号S1 に従ってリレースイッチ12をオン/オフ
する。13は昇圧回路であり、リレースイッチ12を通
じて入力された電圧V1 をV2に昇圧する。14はリレ
ー駆動回路であり、切替信号S2 に従ってリレースイッ
チ15を切り替える。16はモータ駆動回路であり、リ
レースイッチ15を通じて入力された電圧V1 またはV
2 に従ってスピンドルモータ18を駆動する。17は回
転数制御回路であり、モータ駆動回路16からの回転数
信号S3 に基づいて目標回転数との誤差信号S4 をモー
タ駆動回路16に出力すると共に、リレー駆動回路14
に対し切替信号S2 を出力する。スピンドルモータ18
は、ディスク19を回転させるためのモータである。
【0007】このような構成において、スタート信号S
1 がリレー駆動回路11に入力されると、リレースイッ
チ12がオンし、定常電圧V1 が入力される。モータ起
動時において、リレースイッチ15は昇圧回路13の出
力電圧V2 (V2 >V1 )を選択している。これによ
り、定常電圧V1 より高い電圧V2 がモータ駆動回路1
6に供給され、スピンドルモータ18がその電圧V2 に
従って起動される。
【0008】ここで、(a)スピンドルモータ18が回
転したことが検出されるか、または(b)スピンドルモ
ータ18の回転数が定常回転数に達すると、回転数制御
回路17からの切替信号S2 が出力され、リレースイッ
チ15を通じて定常電圧V1に切り替わる。図5に上記
(a)の場合の電圧と電流の関係、図6に上記(b)の
場合の電圧と電流の関係を示す。また、このとき、スピ
ンドルモータ18の回転数(モータ駆動回路16からの
回転数信号S3 )に応じた誤差信号S4 が回転数制御回
路17からモータ駆動回路16に出力されており、スピ
ンドルモータ18の回転数が制御される(定常回転を維
持するように制御される)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従
来、一定電圧を出力する昇圧回路を用い、モータが回転
した時に定常電圧に切り替えるか、または、モータが定
常回転に達した時に定常電圧に切り替えていた。しかし
ながら、前者の場合、図5に示すように回転数と共に電
流が減少していき、起動時間が長くなる問題がある。ま
た、後者の場合、図6に示すように、起動時の電流が増
大し過ぎる問題がある。さらに、両者とも、電圧切り替
え時に電流が大きく変動してしまい、ノイズが発生する
などの悪影響を引き起こす問題がある。
【0010】本発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、起動時の電流を増大させることなく、十分な起動
トルクを確保し、短時間にモータを起動できる磁気ディ
スク装置のスピンドルモータ制御装置を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、スピンドルモ
ータに供給すべき電圧を昇圧する昇圧手段を備えたスピ
ンドルモータ制御装置において、上記昇圧手段の昇圧動
作により上記スピンドルモータに流れる電流値を検出
し、その電流値に基づいて上記昇圧手段の昇圧レベルを
制御するようにしたものである。
【0012】また、本発明は、上記スピンドルモータの
回転数を検出する回転数検出手段を具備し、この回転数
検出手段によって上記スピンドルモータが定常回転に達
したことが検出された場合に、上記昇圧手段の昇圧動作
を停止させることを特徴とする。
【0013】
【作用】上記の構成によれば、スピンドルモータに流れ
る電流値に応じた昇圧レベルで昇圧動作が行われるた
め、起動時の電流を増大させることなく、十分な起動ト
ルクを確保でき、短時間にスピンドルモータを起動でき
る。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。
【0015】図1は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。図1において、昇圧器21は、昇圧回路22、電流
検出回路23および電圧制御回路24からなる。昇圧回
路22は、電圧制御回路24によって指定されたレベル
で入力電圧V1 を昇圧する。電流検出回路23は、昇圧
回路22の昇圧レベルに応じた電流値I(昇圧によりス
ピンドルモータ27に流れる電流値)を検出する。電圧
制御回路24は、スタート信号S1 の入力により動作
し、電流検出回路23によって検出される電流値Iおよ
び回転数制御回路26から出力される制御信号S5 また
はS6 に基づいて昇圧回路22の昇圧動作を制御する。
【0016】また、モータ駆動回路25は、昇圧器21
の出力電圧Vx に従ってスピンドルモータ27を駆動す
る。回転数制御回路26は、モータ駆動回路25からの
回転数信号S3 に基づいてスピンドルモータ27の現在
の回転数を検出し、その回転数と目標回転数との誤差信
号S4 をモータ駆動回路25に出力すると共に、ここで
はスピンドルモータ27の回転数に応じて制御信号S5
またはS6 を電圧制御回路24に出力する。制御信号S
5 は、スピンドルモータ27の回転が検出された際に出
力される。制御信号S6 は、スピンドルモータ27の回
転が所定値(定常値)に達した際に出力される。スピン
ドルモータ27は、モータ駆動回路25によって駆動さ
れ、記録媒体であるディスク28を回転させる。
【0017】次に、同実施例の動作を説明する。
【0018】図3に示すように、図示せぬコントローラ
からのスタート信号S1 が昇圧器21内の電圧制御回路
24に入力されると、電圧制御回路24は、まず、モー
タ起動時のトルクを確保するため、ごく短い時間だけ、
aの電流がスピンドルモータ27に流れように昇圧回路
22を制御する。これにより、スピンドルモータ27に
供給される電圧は、昇圧回路22を通じてV1 からV2
まで昇圧されることになる。また、このときスピンドル
モータ27に流れる電流値Iが電流検出回路23によっ
て検出され、電圧制御回路24にフィードバックされ
る。
【0019】ここで、スピンドルモータ27の駆動によ
りディスク28が回転し始めると、回転数制御回路26
から制御信号S5 が出力される。電圧制御回路24は、
この制御信号S5 を入力すると、b(b<a)の電流が
スピンドルモータ27に流れように昇圧回路22を制御
する。これにより、スピンドルモータ27に供給される
電圧は、昇圧回路22を通じてV2 から徐々に下がり始
める。ただし、厳密には、図3に示すように回転時には
逆起電力Vemf が発生するため、その影響を受ける。
【0020】また、スピンドルモータ27が定常回転に
達すると、回転数制御回路26から制御信号S6 が出力
される。電圧制御回路24は、この制御信号S6 を入力
することにより、昇圧回路22の昇圧動作を停止させ
る。これにより、スピンドルモータ27に供給される電
圧は入力電圧であるV1 に近くなる。また、このときス
ピンドルモータ27には、図3に示すc(c<b)の電
流が流れる。なお、起動時の電流aをbに設定すること
もあり、このような場合にはbの電流が所定期間維持さ
れた後、cの電流に移行する。
【0021】このように、スピンドルモータ27の起動
時においては、昇圧によってスピンドルモータ27に流
れる電流値がフィードバックされ、その電流値に応じて
昇圧レベルが制御される。したがって、図3に示すよう
に、起動時の電流aを増大させることなく、十分な起動
トルクを確保でき、短時間にスピンドルモータ27を起
動できる。また、電流変動が少ないため、ノイズ等の悪
影響を防止することもできる。
【0022】なお、上記実施例では、昇圧器21内に電
流検出回路23を設けるようにしたが、例えば図2に示
すように、電流検出回路が内蔵されているモータ駆動回
路25aを用いても良い。この場合には、昇圧器21a
は昇圧回路22および電圧制御回路24からなり、電圧
制御回路24はモータ駆動回路25aから出力される電
流値Iに応じて昇圧回路22の昇圧レベルを制御するこ
とになる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、モータに
流れる電流値に基づいて昇圧レベルを制御するようにし
たため、起動時の電流を増大させることなく、十分な起
動トルクを確保でき、短時間にモータを起動できる。し
たがって、磁気ディスク装置の小形化および低電圧化に
対して有効なモータ制御を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る構成を示すブロック
図。
【図2】本発明の他の実施例に係る構成を示すブロック
図。
【図3】本発明の昇圧動作を説明するための図。
【図4】従来の構成を示すブロック図。
【図5】従来の昇圧動作を説明するための図。
【図6】従来の昇圧動作を説明するための図。
【符号の説明】
21および21a…昇圧器、22…昇圧回路、23…電
流検出回路、24…電圧制御回路、25および25a…
モータ駆動回路、26…回転数制御回路、27…スピン
ドルモータ、28…ディスク。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピンドルモータの駆動力により記録媒
    体を回転させる磁気ディスク装置において、 上記スピンドルモータに供給すべき電圧を昇圧する昇圧
    手段と、 この昇圧手段の昇圧動作により上記スピンドルモータに
    流れる電流値を検出する電流検出手段と、 この電流検出手段によって検出される上記電流値に基づ
    いて上記昇圧手段の昇圧レベルを制御する昇圧制御手段
    とを具備したことを特徴とするスピンドルモータ制御装
    置。
  2. 【請求項2】 上記スピンドルモータの回転数を検出す
    る回転数検出手段を具備し、この回転数検出手段によっ
    て上記スピンドルモータが定常回転に達したことが検出
    された場合に、上記昇圧制御手段は上記昇圧手段の昇圧
    動作を停止させることを特徴とする請求項1記載のスピ
    ンドルモータ制御装置。
JP4105763A 1992-03-31 1992-03-31 磁気ディスク装置のスピンドルモータ制御装置 Pending JPH05284769A (ja)

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JP4105763A JPH05284769A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 磁気ディスク装置のスピンドルモータ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4105763A JPH05284769A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 磁気ディスク装置のスピンドルモータ制御装置

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JPH05284769A true JPH05284769A (ja) 1993-10-29

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ID=14416241

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JP4105763A Pending JPH05284769A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 磁気ディスク装置のスピンドルモータ制御装置

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JP (1) JPH05284769A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6922299B2 (en) 2002-03-12 2005-07-26 Kabushiki Kaisha Toshiba Power saving method and apparatus for driving a spindle motor and voice coil motor in a disk drive
JP2006074928A (ja) * 2004-09-03 2006-03-16 Fujitsu Ten Ltd モータ制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6922299B2 (en) 2002-03-12 2005-07-26 Kabushiki Kaisha Toshiba Power saving method and apparatus for driving a spindle motor and voice coil motor in a disk drive
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