JPH05284403A - カメラ一体型ビデオテープレコーダ - Google Patents

カメラ一体型ビデオテープレコーダ

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JPH05284403A
JPH05284403A JP4105977A JP10597792A JPH05284403A JP H05284403 A JPH05284403 A JP H05284403A JP 4105977 A JP4105977 A JP 4105977A JP 10597792 A JP10597792 A JP 10597792A JP H05284403 A JPH05284403 A JP H05284403A
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JP
Japan
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leg
auxiliary
auxiliary leg
camera
tripod
Prior art date
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Application number
JP4105977A
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English (en)
Inventor
Seiichi Tanaka
誠一 田中
Noriaki Miyamoto
範明 宮元
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH05284403A publication Critical patent/JPH05284403A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明はカメラ一体型ビデオテープレコーダに
おいて、カメラ一体型ビデオテープレコーダとは別に三
脚をいちいち持ち運ぶ必要をなくすと共に、簡易な操作
により三脚を用いる場合と同様の撮影を実現する。 【構成】カメラ一体型ビデオテープレコーダの筺体底面
部に収納及び開脚自在な補助脚を一体に設けると共に筺
体底面部に補助脚の水平バランス調整手段及び仰角調整
手段を設けることにより、三脚をいちいち撮影現場に持
ち運んだり、撮影時に三脚を取り付ける手間をなくすこ
とができ、またカメラ一体型ビデオテープレコーダを設
置したい場所が水平面でない場合や被写体の位置が設置
したい場所の高さと異なる場合にも適切な状態で被写体
を撮影することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1〜図6) 作用(図7〜図16) 実施例(図1〜図16) (1−1)実施例の全体構成(図1) (1−2)前部補助脚3Aの構成(図2〜図4) (1−3)後部補助脚3B及び3Cの構成(図5及び図
6) (2)実施例の動作(図7〜図12) (3)実施例の効果 (4)他の実施例(図13〜図16) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明はカメラ一体型ビデオテー
プレコーダに関し、例えば屋外などで三脚を用いて撮像
する場合に適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、遠隔操作により被写体を撮影した
い場合には水平な場所を採してカメラ一体型ビデオテー
プレコーダを置き撮影をすることが一般に用いられてい
る。
【0004】ところが、屋外などでは必ずしも水平な置
き場所があるとは限らず、置き場所に困ることも多いた
めその制約を受けない三脚を使用することが多い。
【0005】また室内では、高さを調整できる簡易型の
三脚を用いることが多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのように屋
外の撮影等では便利な三脚であるが、実際に三脚を購入
する人は少なく、購入しても持ち運びが不自由であると
いう理由で撮影時に持ち運ばないユーザが多いのが現状
である。
【0007】また三脚をカメラ一体型ビデオテープレコ
ーダ本体と共に持ち歩く場合にも、使用時にいちいち三
脚をカメラ一体型ビデオテープレコーダ本体底部にネジ
で締めするための手間と時間を要し、面倒であつた。
【0008】一方、簡易型の三脚は仰角調整機能や水平
バランス調整機能を有しないために適当な場所が見つか
らない場合には希望する映像を撮ることができなかつ
た。
【0009】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、カメラ一体型ビデオテープレコーダとは別に三脚を
いちいち持ち運ばなくとも簡易な操作により三脚を用い
る場合と同様の撮影を実現することができるカメラ一体
型ビデオテープレコーダを提案しようとするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、被写体像を撮像し、当該撮像信号
を所定の映像信号に変換する撮像系と、映像信号を所定
の記録信号に変換する映像信号処理系と、所定の記録媒
体上に記録信号を記録する記録手段とを筺体内に有する
カメラ一体型ビデオテープレコーダ1において、筺体底
面部2に一端で回動自在に係着され、当該一端を中心に
収納及び開脚自在の補助脚3A、3B及び3Cと、補助
脚の収納時、補助脚3A、3B及び3Cを筺体底面部2
内に一体に格納する凹形状の補助脚格納部4A、20B
及び20Cとを備えるようにする。
【0011】
【作用】カメラ一体型ビデオテープレコーダ1の筺体底
面部2に収納及び開脚自在な補助脚3A、3B及び3C
を一体に設けることにより、三脚をいちいち撮影現場に
持ち運んだり、撮影時に三脚を取り付ける手間をなくす
ことができ、従来に比して一段と少ない手間で三脚を使
用した撮影を実現することができる。
【0012】これにより従来に比して一段と簡易な手間
により遠隔操作による被写体の撮影をすることができ
る。
【0013】また筺体底面部2に補助脚の水平バランス
調整手段32B、32C及び仰角調整手段16、17を
設けることにより、カメラ一体型ビデオテープレコーダ
を設置したい場所が水平面でない場合や被写体の位置が
設置したい場所の高さと異なる場合にも適切な状態で被
写体の撮影を実行することができる。
【0014】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0015】(1−1)実施例の全体構成 図1において1は全体としてカメラ一体型ビデオテープ
レコーダ(いわゆるビデオカメラ)を示し、長方形形状
の底面2に埋め込み型の3つの補助脚3A、3B及び3
Cを底面内に一体に保持収納し得るようになされてい
る。
【0016】ここで底面2は、前底部2A、中央底部2
B及び後底部2Cの3つの部材で構成され、前底部2A
及び後底部2Cには前部補助脚3A及び後部補助脚3
B、3Cがそれぞれ収納されるようになされている。
【0017】(1−2)前部補助脚3Aの構成 すなわち前底部2Aには前脚収納用凹部4Aが穿設さ
れ、当該前脚収納用凹部4Aに直方体形状の前部補助脚
3Aが収納されるようになされている。
【0018】ここで前脚収納用凹部4Aの前方左右両壁
には軸受5及び6が穿設されており、前脚収納用凹部4
Aに収納された前部補助脚3Aを軸7B、7Cを中心に
回動し得るようになされている。
【0019】また前脚収納用凹部4Aの底面部には中心
軸L0に沿つて2つ折りの板バネ8の一辺8Aが固着さ
れ(図2)、前部補助脚3Aの底部に固定された他辺8
Bをはね上げることにより前部補助脚3Aを前方へ開脚
するようになされている。
【0020】因に前部補助脚3Aの先端部には、中央底
面部2Bと面する前脚収納用凹部4Aの側壁に穿設され
た開孔10と対向する位置にストツパ係止凹部3Bが穿
設されており、当該ストツパ係止凹部3Bは収納時、ス
トツパ11と嵌合するようになされている。
【0021】ここでストツパ11は、開口10を介して
摺動されるようになされており、ストツパ11が固着さ
れた前脚収納解除キー12を矢印aの方向にスライドし
たとき前部補助脚3Aの収納状態を解除するようになさ
れている。
【0022】この実施例の場合、前脚収納解除キー12
は前底部2Aとの境界部に設けられた凹部13の内周に
沿つて前後方向に摺動し得るようになされている。
【0023】因に中央底部2Bの裏面には、前脚収納解
除キー12より鉛直方向に突出し、ストツパ11を固着
する突起12Aが設けられており、突起12Aは凸部1
4に固着された板バネ15によりストツパ11を前部底
面部2Aへ押し出すようになされている。
【0024】一方、前底部2Aには前部補助脚3Aに対
して手前側に開脚角度調整用凹部4Bが配設されてお
り、当該開脚角度調整用凹部4Bに嵌合されたスライダ
16及びスライダ解除キー17は長軸方向側面に形成さ
れた案内溝4Cに沿って前後に摺動されるようになされ
ている(図3)。
【0025】この実施例の場合、前部補助脚3Aの開脚
角はスライダ16と前部補助脚3Aとの当接位置に応じ
て調整することができるようになされており、スライダ
16を前方にスライドするほど前部補助脚3Aの開脚角
は大きくなるようになされている。
【0026】ここで長方形状のスライダ16の中央部に
はスライダ解除キー17の上板部17Aが嵌合するよう
に段部17Aが形成されており、当該段部17Aには長
手方向に長方形状の貫通孔16Bが設けられている(図
4)。
【0027】またスライダ16の下面両側には当該貫通
孔16Bに沿つて横手方向にラツク溝16Cが形成され
ており(図4)、バネ18(図示せず)により下方から
上方により押し上げられる係止部材19の係止爪19
A、19Bと歯合するようになされている。
【0028】因に係止爪19A及び19Bは、係止部材
19の両端にラツク溝16Cと対向するように設けられ
ており、当該係止部材19の中央部にはスライダ解除キ
ー17の上板部17Aより貫通孔16Bを介して下方に
突出する凸状の押鍵部17Bに当接する凹部19Cが形
成されている。
【0029】ここで係止部材19の凹部19Cは、ラツ
ク溝16Cと係止爪19A及び19Bの歯合状態が解除
されたとき、押鍵部17Bの長手方向への摺動を案内す
るようになされている。
【0030】このようにスライダ解除キー17は、ユー
ザが当該スライダ解除キー17を押し下げた場合のみ係
止部材19を押鍵部17Bによつて押し下げて係止爪1
9A及び19Bの歯合状態を解除し、押鍵部17Bを凹
部19Cに沿つてスライドさせ、前部補助脚3Aの開脚
角を調整するようになされている。
【0031】(1−3)後部補助脚3B及び3Cの構成 後底部2Cには後脚収納用凹部20B及び20Cが穿設
され、当該後脚収納用凹部20B及び20Cに後部補助
脚3B及び3Cが収納されるようになされている。
【0032】ここで後部補助脚3B及び3Cは平板状で
なり、先端部は凹凸を有する地面等との接地状態が安定
するように半円状の丸みを有している。
【0033】一方、後脚収納用凹部20B及び20Cに
は、側方より軸21B及び21Cが突出するようになさ
れており、後部補助脚3B及び3Cに設けられた軸受2
2B及び22Cと嵌合して後部補助脚3B及び3Cを回
転自在に係着するようになされている(図5)。
【0034】また後脚収納用凹部20B及び20Cの底
面部には中心軸L0と直交する方向に2つ折りの板バネ
23B及び23Cの一辺が固着され、後部補助脚3B及
び3Cの底部に固定された他辺をはね上げることにより
後部補助脚3B及び3Cを左右に開脚するようになされ
ている。
【0035】因に後部補助脚3B及び3Cの先端部に
は、中央底面部2Bと面する後脚収納用凹部20B及び
20Cの側壁に穿設された開孔24と対向する位置にス
トツパ係止凹部25B及び25Cが穿設されており、当
該ストツパ係止凹部25B及び25Cは各ストツパ係止
凹部25B及び25Cと対向するストツパ26B及び2
6Cと嵌合するようになされている。
【0036】ここでストツパ26B及び26Cは、開口
24を介して独立に摺動されるようになされており、ス
トツパ26B及び26Cが固着された後脚収納解除キー
27を矢印bの方向にスライドしたとき前部補助脚3A
の収納状態を解除するようになされている(図1)。
【0037】この実施例の場合、前脚収納解除キー27
は中央底部2Bの前底部2Aとの境界部に設けられた凹
部28の内周に沿つて前後方向に摺動し得るようになさ
れている。
【0038】因に中央底部2Bの裏面には、後脚収納解
除キー27より鉛直方向に突出し、ストツパ26B及び
26Cを固着する突起27Aが設けられており、突起2
7Aは凸部29B及び29Cに固着された板バネ30に
よりストツパ26B及び26Cを後底部2Cへそれぞれ
押し出すようになされている。
【0039】またこの実施例の場合、後部補助脚3B及
び3Cの開脚角はビデオカメラ付きビデオテープレコー
ダ本体1Bから底面2に対して直交するように突き出た
開脚角調整棒31B及び31Cの突出量により調整でき
るようになされている。
【0040】ここで開脚角調整棒31B及び31Cには
螺旋状にねじが切られており、当該開脚角調整棒31B
及び31Cを回転軸とするダイヤル32B及び32Cを
回転することにより開脚角調整棒31B及び31Cを溝
33B及び33Cに沿つて鉛直方向に摺動させ、突出量
をに調整できるようになされている。
【0041】(2)実施例の動作 以上の構成において、例えば卓上にいわゆるビデオカメ
ラ1を載置し、リモートコントローラを用いて遠隔操作
により被写体を撮影したい場合、前脚収納解除キー12
及び後脚収納解除キー27を矢印a及びbの方向にスラ
イドさせる。
【0042】このときストツパ11及び26A、26B
は、ストツパ係止凹部3B及び25B、25Cに係合さ
れた状態から当該前脚収納解除キー12及び後脚収納解
除キー27の移動方向に引き抜かれる。
【0043】ここで前部補助脚3Aは板バネ8の力によ
り前方へ開かれると共に、後部補助脚3B、3Cは板バ
ネ23B及び23Cの力により左右にハの字状に開脚さ
れ(図7)、いわゆるビデオカメラ1はこれら前部補助
脚3A及び後部補助脚3B、3Cにより支持され、水平
に保たれる。
【0044】ところで一般には被写体のほうが、ビデオ
カメラ1が載置された台の高さより高い位置にある場合
が多いため、前部補助脚3Aを台に対して垂直になるよ
うに開脚角を調整し、焦点位置を上方に移動させる必要
がある。
【0045】この場合、ユーザは底面2のスライダ解除
キー17を底面側へ押し込み、係止爪19A、19Bの
ラツク溝16Cとの歯合状態を解除してスライダ16を
後方へ移動させる。
【0046】この後、ユーザは希望する焦点位置が得ら
れる角度までスライダ16を移動し、スライダ解除キー
17の押圧を中止するとバネ18の力により再度係止爪
19A、19Bとラツク溝16Cとを歯合状態に保持す
る。
【0047】このとき前部補助脚3Aはスライダ16の
前部補助脚3A側端部に当接し、開脚角度が固定され、
希望する撮像方向を撮影することができる(図8)。
【0048】またこれとは逆に、屋外等で撮影する場合
のようにいわゆるビデオカメラ1を載置する場所として
適当な水平な場所が見当たらないときは、各後部補助脚
3B及び3Cの開脚角を調整すれば被写体を水平な状態
で撮像することができる(図9)。
【0049】例えば右側に傾斜した斜面にビデオカメラ
1を載置せざるを得ない場合、後脚収納解除キー27を
矢印bの方向に引くことにより、ストツパ26A及び2
6Bによる後部補助脚3B、3Cの係止状態を解除し、
当該後部補助脚3B、3Cを開脚させる。
【0050】続いてビデオカメラ1本体両側に設けられ
たダイヤル32B及び32Cを回転させ、開脚角調整棒
31B及び31Cの底面2からの突出量を調整すること
により、右側の後部補助脚3Cを立てると共に左側の後
部補助脚3Bはやや寝かせぎみに開脚角度を調整する。
【0051】これにより図10に示すように斜面におい
てもビデオカメラ1の姿勢を水平に保つて被写体を撮像
することができる。
【0052】また図11及び図12に示すように凹凸の
ある場所にビデオカメラ1を載置して被写体を撮影する
必要がある場合にも、上述と同様の手順により前部補助
脚3A及び後部補助脚3B、3Cを底面から開脚させた
後、開脚角を調整することにより被写体を所定の角度で
撮影することができる。
【0053】(3)実施例の効果 以上の構成によれば、いわゆるビデオカメラ1の底面2
に出し入れ自在な前部補助脚3A及び後部補助脚3B、
3Cを設けると共に、各補助脚3A及び3B、3Cの開
脚角を調整できるようにすることにより、撮影の都度、
ビデオカメラ1と共に三脚を持ち運ばなくとも必要に応
じてその場で三脚を用いた撮影をすることができ、ユー
ザの使い勝手を一段と向上することができる。
【0054】またビデオカメラ1の設置場所として水平
な場所が見当たらない場合や設置場所が被写体に対して
低すぎる場合にも適切な状態で被写体を撮影することが
できる。
【0055】(4)他の実施例 なお上述の実施例においては、底面2に3個の補助脚3
A、3B及び3Cを収納する場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、図13に示すように、前脚3Aの
みを底面2Aに収納し、前脚3Aの開脚角度の調整によ
り仰角を調整するようにしても良い。
【0056】また上述の実施例においては、底面2に3
個の補助脚3A、3B及び3Cを収納する場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、図14に示すよう
に、前脚40Aと後脚40Bの2脚を底面2に収納する
場合にも適用し得る。
【0057】さらに上述の実施例においては、前部に補
助脚を1つ設けると共に後部に補助脚を2つ設ける場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、図15に示
すように、前部に補助脚を2つ設けると共に後部に補助
脚を2つ設けるようにしても良い。
【0058】この実施例の場合、後脚40Bの開脚角を
調整することにより仰角を調整するようにしても良い。
【0059】さらに上述の実施例においては、底面2に
3個の補助脚3A、3B及び3Cを収納する場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、図16に示すよう
に、底面2に4つの脚45A〜45Dを収納する場合
等、複数の脚を底面部に収納させる場合に広く適用し得
る。
【0060】さらに上述の実施例においては、底面2に
収納される3つの脚3A、3B及び3Cを図1に示す形
状に構成する場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、種々の形状を取る場合にも適用し得る。
【0061】さらに上述の実施例においては、前部補助
脚3A及び後部補助脚3B、3Cの開脚角を手動で調整
する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、遠
隔操作により開脚角を調整できるようにしても良い。
【0062】さらに上述の実施例においては、補助脚の
収納及びその開脚角の調整に用いる機構として、板ばね
を用いて補助脚の開閉やストツパの摺動を制御する場合
やスライダの裏側に形成されたラツク溝によりスライダ
の位置を固定する場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、コイルばねを利用する場合やスライダの側壁
にラツク溝を設ける等、補助脚の収納及びその開脚角の
調整に用いる機構として他の機構を用いることができ
る。
【0063】さらに上述の実施例においては、いわゆる
ビデオカメラ1の底面2に収納可能な補助脚を設ける場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、カメラの
底面部に補助三脚を収納する場合にも広く適用し得る。
【0064】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、カメラ一
体型ビデオテープレコーダの筺体底面部に収納及び開脚
自在な補助脚を一体に設けることにより、三脚をいちい
ち撮影現場に持ち運んだり、撮影時に三脚を取り付ける
手間をなくすことができ、従来に比して一段と少ない手
間で三脚を使用した撮影をすることができる。
【0065】また筺体底面部に補助脚の水平バランス調
整手段及び仰角調整手段を設けることにより、カメラ一
体型ビデオテープレコーダを設置したい場所が水平面で
ない場合や被写体の位置が設置したい場所の高さと異な
る場合にも適切な状態で被写体を撮影することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカメラ一体型ビデオテープレコー
ダの底面の構成を示す斜視図である。
【図2】前部補助脚の開閉動作の説明に供する部分断面
図である。
【図3】前底部の説明に供する部分断面図である。
【図4】スライダの構成を示す平面図である。
【図5】補助脚開脚用ばね及び補助脚係止用ばねの配置
の説明に供する平面図である。
【図6】後部補助脚の開閉動作の説明に供する部分断面
図である。
【図7】補助脚の開脚による水平撮影の説明に供する略
線図である。
【図8】前部補助脚を用いた仰角の調整の説明に供する
略線図である。
【図9】後部補助脚を用いた水平バランスの調整の説明
に供する略線図である。
【図10】補助脚を用いた斜面での撮影の説明に供する
略線図である。
【図11】補助脚を用いた起伏面での撮影の説明に供す
る略線図である。
【図12】補助脚を用いた起伏面での仰角の調整の説明
に供する略線図である。
【図13】1つの補助脚を有するカメラ一体型ビデオテ
ープレコーダの説明に供する略線図である。
【図14】前後に2つの補助脚を有するカメラ一体型ビ
デオテープレコーダの説明に供する略線図である。
【図15】前部に2つの補助脚を有するカメラ一体型ビ
デオテープレコーダの説明に供する略線図である。
【図16】4つの補助脚を有するカメラ一体型ビデオテ
ープレコーダの説明に供する略線図である。
【符号の説明】
1……ビデオカメラ、2……底面、2A……前底部、2
B……中央底部、2C……後底部、3A……前部補助
脚、3B、3C……後部補助脚、4A……前脚収納用凹
部、4B……開脚角度調整用凹部、4C、19C……案
内溝、5、6、22B、22C……軸受、7、21B、
21C……軸、8、23B、23C……板バネ、10…
…開孔、11……ストツパ、12……前脚収納解除キ
ー、13……凹部、14……凸部、15……板バネ、1
6……スライダ、16A……段部、16B……貫通孔、
16C……ラツク溝、17……スライダ解除キー、17
A……上板部、17B……押鍵部、18……バネ、19
……係止部材、19A、19B……係止爪、20B及び
20C……後脚収納用凹部、24……開孔、25B、2
5C……ストツパ係止凹部、26B、26C……ストツ
パ、27……後脚収納解除キー、27A……突起、28
……凹部、29B、29C……凸部、30……板バネ、
31B、31C……開脚角調整棒、32B、32C……
ダイヤル、33B、33C……溝。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体像を撮像し、当該撮像信号を所定の
    映像信号に変換する撮像系と、上記映像信号を所定の記
    録信号に変換する映像信号処理系と、所定の記録媒体上
    に上記記録信号を記録する記録手段とを筺体内に有する
    カメラ一体型ビデオテープレコーダにおいて、 上記筺体底面部に一端で回動自在に係着され、当該一端
    を中心に収納及び開脚自在の補助脚と、 上記補助脚の収納時、上記補助脚を上記筺体底面部内に
    一体に格納する凹形状の補助脚格納部とを具えることを
    特徴とするカメラ一体型ビデオテープレコーダ。
  2. 【請求項2】上記補助脚の周辺に配設され、上記補助脚
    の左右方向への開脚角を制御し、上記筺体の水平バラン
    スを調整する水平バランス調整手段を具えることを特徴
    とする請求項1に記載のカメラ一体型ビデオテープレコ
    ーダ。
  3. 【請求項3】上記補助脚の周辺に配設され、上記補助脚
    の前後方向への開脚角を制御し、上記筺体の仰角を調整
    する仰角調整手段を具えることを特徴とする請求項1に
    記載のカメラ一体型ビデオテープレコーダ。
JP4105977A 1992-03-31 1992-03-31 カメラ一体型ビデオテープレコーダ Pending JPH05284403A (ja)

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JP4105977A Pending JPH05284403A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 カメラ一体型ビデオテープレコーダ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012029190A (ja) * 2010-07-27 2012-02-09 Nikon Corp 電子機器及びカメラ
JP2014168307A (ja) * 2014-06-06 2014-09-11 Ricoh Co Ltd 撮像装置

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