JP3204877B2 - 資料提示装置 - Google Patents

資料提示装置

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JP3204877B2
JP3204877B2 JP16837295A JP16837295A JP3204877B2 JP 3204877 B2 JP3204877 B2 JP 3204877B2 JP 16837295 A JP16837295 A JP 16837295A JP 16837295 A JP16837295 A JP 16837295A JP 3204877 B2 JP3204877 B2 JP 3204877B2
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智行 安達
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株式会社エルモ社
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、資料載置台に載置した
資料をモニタ等で視聴者に提示することで、資料提示者
と視聴者とのコミュニケーションを良好とする資料提示
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の資料提示装置として、資
料載置台と連結された支持手段の端部に画像読取手段を
移動自在に備え、この画像読取手段が移動中には画像信
号の出力を中止するもの(特開昭62−195969号
公報)、また上記支持手段を画像読取手段に対して斜め
に配設したもの(特開昭63−124042号公報)な
どが知られている。
【0003】これらの資料提示装置は、画像信号の出力
端子に接続され、視聴者側に向けられる大型モニタに不
要な画像が表示されないように配慮されたものであり、
画像読取手段の移動中の見苦しい画像、または資料の差
し替え若しくは移動などに伴う操作者の手の画像の放映
を極力避ける構造となっている。
【0004】また、これらの資料提示装置の支持手段に
は、操作者用のモニタ手段が埋設されており、このモニ
タ手段に再生される画像を確認することで、視聴者側に
向けられた大型モニタの表示内容を操作者が容易に視認
することができる構成となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の資
料提示装置では、次のような課題が未解決であった。従
来の資料提示装置の構造は、視聴者側に向けられる大型
モニタに映し出される画像のみに配慮されたものであ
り、資料提示装置の操作者に対しては支持手段に埋設さ
れたモニタ手段が備えられるのみである。
【0006】すなわち、資料提示装置の操作時の見苦し
い画像や操作者の手の画像などは、画像読取手段のスイ
ッチを切ったり、輝度を絞ったりなどの操作者による細
かな配慮で解消され得る。そして、この様な細かな配慮
を操作者が行なうためには、視聴者側に向けられた大型
モニタへの表示内容を正確に把握しておくことが必須と
なる。従来の資料提示装置は、このために支持手段にモ
ニタ手段が埋設されてはいるが、このモニタ手段の大き
さは、物理的に支持手段の大きさにより規制され、極め
て小型で、その表示内容を確認することが困難である。
また、前述のごとく支持手段の端部には、画像読取手段
が配設されているため、立体的な資料を資料載置台に載
置した場合には、その立体的な資料によりモニタ手段が
死角となってしまい、モニタ手段自体を視認することす
ら不可能である。
【0007】また、モニタ手段を別体として用意してお
き、アタッチメントシューを介して資料提示装置に取り
付ける資料提示装置も提供されている。この方法によれ
ば、モニタ手段の大きさが支持手段の大きさに制限され
ることもなく、大型のモニタ手段を操作者に提供するこ
とが可能となる。しかし、この種の資料提示装置にあっ
ては、モニタ手段が大型になるほど資料提示装置と一緒
に持ち運んだり、使用に際しての取り付け・取り外しの
作業に手間がかかり、操作者に充分配慮された構成とは
いい難い。
【0008】本発明の資料提示装置は、こうした問題点
を解決し、持ち運びや利便性に優れると共に視聴者に視
聴されている画像を確実かつ簡単に確認することがで
き、視聴者に配慮した画像制御を操作者自身が行なうこ
とを可能にすることで、操作者の意図する視聴効果を確
実に挙げることができる資料提示装置を提供することを
目的としてなされ、次の構成を採った。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項1の発明は、資料を載置する資料載置
台と、上記資料載置台の一端から上方へ向けて設けられ
た支持軸と、支持軸の上部に固定され上記資料載置台に
載置された資料の画像を読み取る読取部と、を備えた資
料提示装置において、 上記読取部により読み取られた画
像の画像信号を出力する画像信号出力手段と、 上記画像
信号出力手段から出力される画像信号を再生するモニタ
手段と、 資料載置台に対して前方正面でありかつ上方に
突出した突出部と、 上記突出部の内部スペースに設けら
れモニタ手段を収納する収納位置と、収納位置から突出
部の前面の開口に向けて配置されモニタ手段を突出部の
外へ露出させる使用位置までスライドガイドするガイド
部を有し、モニタ手段をガイド部により使用位置までス
ライドすると該使用位置にて固定するモニタ収納機構
と、 を備えたことを特徴とする。
【0010】請求項2は、資料を載置する資料載置台
と、上記資料載置台の一端から上方へ向けて設けられた
支持軸と、支持軸の上部に固定され上記資料載置台に載
置された資料の画像を読み取る読取部と、を備えた資料
提示装置において、 上記読取部により読み取られた画像
の画像信号を出力する画像信号出力手段と、 上記画像信
号出力手段から出力される画像信号を再生するモニタ手
段と、 資料載置台に対して前方正面でありかつ上方に突
出した突出部と、 上記突出部の内部スペースに設けられ
モニタ手段を収納する収納位置と、収納位置から突出部
の前面の開口に向けて配置されモニタ手段を突出部の外
へ露出させる使用位置までスライドガイドするガイド部
を有し、モニタ手段をガイド部により使用位置までスラ
イドすると該使用位置にて固定するモニタ収納機構と、
を備えたことを特徴とする資料提示装置。
【0011】請求項3は、請求項1または請求項2にお
けるモニタ手段として、上記使用位置にて少なくとも1
つの自由度を有して回動する構成としたものである。
【0012】
【作用】以上のように構成された本発明の資料提示装置
では、資料載置台や突出部の内部に、モニタ収納機構が
設けられている。モニタ収納機構は、モニタ手段を収納
位置から取り出し、使用位置にて固定する。モニタ手段
は、画像信号出力手段から出力される画像信号を再生す
る。
【0013】請求項1にかかるモニタ収納機構は、モニ
タ手段を資料載置台の収納位置にスライド部により完全
収納することができるので、資料提示装置の持ち運びを
極めて便利にするだけでなく、収納位置にあるモニタ手
段に対して資料載置台が緩衝材としての機能を発揮し、
持ち運びに際しての振動や衝撃からモニタ手段を保護す
ることができる。しかも、モニタ手段が占有体積の大き
な資料載置台に収納されるため、モニタ手段の画面を資
料載置台と略等しい大画面とすることも可能である。
求項2は、モニタ手段を収納する収納位置を、資料載置
台に対して前方正面でありかつ上方に突出した突出部の
内部スペースに設けることにより、請求項1と同様な作
用効果を奏するものである。また、突出部にモニタ手段
を収納した構成では、資料載置台内にランプ等を収納し
ているときに、収納スペースを容易に確保することがで
きる。
【0014】また、モニタ手段は、上記使用位置にて少
なくとも1つの自由度を有して回動自在であり、筐体の
配置位置と無関係にその表示画面の向きが変更できるこ
とが特に望ましい。
【0015】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。
【0016】図1は実施例である資料提示装置20の全
体斜視図、図2はその資料提示装置20の電気回路ブロ
ック図である。図示するようにこの資料提示装置20
は、その底面の大部分を資料載置台22が占めており、
この資料載置台22に対して回動自在に第一支持軸2
4、第二支持軸26、第三支持軸28が取り付けられて
いる。第一支持軸24、第三支持軸28は、資料載置台
22の左右後端部に回動自在に取り付けられるものであ
り、これらの先端部にはそれぞれ演色性に優れたライト
24A,28Aが取り付けられている。資料載置台22
の後端部中央に取り付けられた第二支持軸26の先端部
には、ライト24A,28Aによりライトアップされる
資料載置台22上の資料を撮像する自動焦点式のCCD
カメラ26A(読取部)が配設されている。このCCD
カメラ26Aは、ズーム機構部やホワイトバランス調整
機構部などを備えており、カメラ制御回路26Bを介し
てこれらの各種機構部が制御され、またその出力はカメ
ラ制御回路26BによりNTSC方式の画像信号に変換
されて画像信号処理回路20Aに出力される。
【0017】図1に示す資料載置台22の前縁部には、
操作部30が設けられている。操作部30には、上記ラ
イト24A,28Aのオン/オフ、演色性の変更、CC
Dカメラ26Aの絞り、ズーム、ホワイトバランス調
節、後述する画像切替、画像出力のオン/オフを実行す
るための多数の操作スイッチが列設されている。また、
資料載置台22の右側方には、図1中に点線で示す資料
載置台22の内部空間に用意された収納位置に内蔵モニ
タ40が収納されている。この内蔵モニタ40は、資料
提示装置20の使用時に実線矢印で示すように右方向に
引き出され、そして操作者に見やすい角度に引き起こさ
れるものである。なお、この内蔵モニタ40の詳しい構
造については、後述する。
【0018】図2に示すように画像信号処理回路20A
は、入力4チャンネル/出力1チャンネルの画像信号の
処理を実行するカスタムLSIであり、CCDカメラ2
6Aの撮像結果である画像信号と、3ポートの外部画像
入力端子20Bからの画像信号とを入力し、これらの画
像信号を操作部30からの操作に応じて合成あるいは選
択して出力する。画像信号処理回路20Aの出力は、分
配/切替回路20Cに入力される。この分配/切替回路
20Cは、操作部30の操作に応じて画像信号を2系統
に分配しあるいは1系統のみに切り替えて出力するもの
であり、つまり、この分配/切替回路20Cの1つの出
力が内蔵モニタ40に、他方の出力は画像信号出力ポー
ト20Dに接続されている。従って、画像信号出力ポー
ト20Dとテレビジョンの画像信号入力端子とを接続す
れば、CCDカメラ26Aからの画像及び、外部画像入
力端子20Bを介して入力されるコンピュータ画像やビ
デオ出力画像などを選択的にあるいは合成して映し出す
ことができる。
【0019】また、このように構成される資料提示装置
20は、操作部30を適宜操作することで、上記のよう
にテレビジョンに映し出される画像を予め内蔵モニタ4
0にて確認したり、またはテレビジョンに映し出される
画像を同時に内蔵モニタ40にて視聴することができ
る。次に、この内蔵モニタ40の詳細な構成について説
明する。
【0020】図3ないし図5は内蔵モニタ40の構造説
明図であり、図3はモニタ部を資料載置台22に収納し
ている状態での平面図、図4は内蔵モニタ40を資料載
置台22から引き出した際の平面図、図5(A)は資料
載置台22から内蔵モニタ40を引き出す前の状態を示
す断面図、図5(B)は資料載置台22から内蔵モニタ
40を引き出した後の状態を示す断面図である。
【0021】図示するように内蔵モニタ40は、その不
使用時には資料載置台22の筐体中に用意されたモニタ
収納機構40Aに収納されている。モニタ収納機構40
Aは、収納位置の両側に敷設されたガイドレール42
A,42Bを備えている。ガイドレール42A,42B
には、内蔵モニタ40を載置したモニタ載置台48がス
ライド自在に支持されている。モニタ載置台48の側部
には、ガイドピン44A,44B及びストッパ46A,
46Bが突設されており、このガイドピン44A,44
Bがガイドレール42A,42Bに支持されてモニタ載
置台48及び内蔵モニタ40が一体的にスライドする構
成となっている。
【0022】また、ガイドレール42A,42Bの他端
部には、固定ピン50A,50Bが突設されており、上
記ガイドピン44A,44Bとの間で、伸張された状態
のコイルばね52A,52Bが架設されている。従っ
て、内蔵モニタ40を載置するモニタ載置台48は、図
3の収納位置にある状態にて、コイルばね52A,52
Bにより図面右方向への移動力が加えられている。そし
て、このコイルばね52A,52Bによる図面右方向へ
の移動力に抗するために、モニタ載置台48の底板には
ロックピン56が下方へ向けて突設されており、このロ
ックピン56と後述するようにガイドレール42Bに対
してその直角方向にスライド自在のロック解除レバー6
0とが当接している。
【0023】ロック解除レバー60は、長尺状の金属片
であり、その長手方向に沿って穿設された長円状のガイ
ド孔62を備えている。そして、ガイドレール42Bの
張り出し部42Baに直角方向に列設された2つのガイ
ドピン66,68が上記ガイド孔62に嵌合すること
で、ロック解除レバー60はガイドレール42Bの直角
方向にスライド自在とされている。ロック解除レバー6
0のロックピン56との当接部は、このスライド移動に
より変化することとなるが、この変化の範囲内にロック
ピン56との当接を解除するための解除凹部60Aが形
成されている。従って、ロック解除レバー60がスライ
ドすると、ロックピン56は、解除凹部60Aを通過
し、モニタ載置台48は、ストッパ46A,46Bがガ
イドレール42A,42Bの端部に当接するまで資料載
置台22の右側面から突出するのである。
【0024】ロック解除レバー60の他端は、資料載置
台22の筐体に一端が固定される規制ばね70に連結さ
れ、常時はガイドレール42B側に引っ張られてロック
ピン56との当接状態を維持している。この状態からロ
ック解除レバー60をスライド移動させるため、ロック
解除レバー60の他端にはテーパー部60Bが形成され
ている。そして、このテーパー部60Bと資料載置台2
2の右側面から突出している引出ボタン74の先端部と
でフェイスカム機構が形成され、引出ボタン74の押圧
移動がロック解除レバー60のスライド移動に変換され
る。また、このようにして引出ボタン74の押圧操作に
より引き出される内蔵モニタ40は、モニタ載置台48
に載置された状態、すなわち資料載置台22と平行な状
態である。しかし、一旦、内蔵モニタ40が引き出され
たならば、図5(B)に示すように内蔵モニタ40とモ
ニタ載置台48との取り付け部はヒンジ構造をしている
ため、図中の矢印で示すように内蔵モニタ40を自由な
角度に引き起こすことができる。
【0025】また、ロック解除レバー60の先端部に
は、フェースカム機構として作用するテーパー部60C
が形成されている。このテーパー部60Cは、上記テー
パー部60Bとは同じ向きに形成されている。したがっ
て、ロック解除レバー60が規制ばね70により戻され
た状態から、上述のように資料載置台22から引き出さ
れた内蔵モニタ40を再度、資料載置台22に収納する
と、モニタ載置台48に固定されたロックピン56がロ
ック解除レバー60のテーパー部60Cを押してロック
解除レバー60に係合して、ロック状態にする。
【0026】以上詳細に説明した本実施例の資料提示装
置20によれば、次の効果が明らかである。
【0027】まず、本実施例の資料提示装置20は、内
蔵モニタ40を資料載置台22の収納位置に完全収納す
ることができ、持ち運びが極めて便利である。また、こ
の状態にある時、内蔵モニタ40に対して資料載置台2
2が緩衝材としての機能を発揮し、持ち運びに際しての
振動や衝撃から内蔵モニタ40を保護することができ
る。しかも、占有体積の大きな資料載置台22に収納さ
れるため、内蔵モニタ40の画面を資料載置台22と略
等しい大画面とすることも可能である。
【0028】一方、資料提示装置20を使用するとき
は、引出ボタン74を押圧操作するだけで内蔵モニタ4
0が使用可能となり、面倒な取り付け作業を排除するこ
とができる。また、使用状態にある内蔵モニタ40は、
資料載置台22の右側面から突出した位置にあるため、
資料載置台22に立体的、かつ大型の資料を載置した場
合でも容易に視認することができる。しかも、その使用
状態にある内蔵モニタ40は、モニタ載置台48に対し
て自由な角度に引き起こすことができ、資料提示装置2
0の操作者の見易い角度調整が可能である。従って、例
えば内蔵モニタ40として、視野角が狭いが安価で大画
面化できるSTN方式の液晶ディスプレイなどを採用し
た場合であっても、最適視野角に簡単に調整できる。
【0029】図6ないし図9は、他の実施例の資料提示
装置120の説明図であり、図6は資料提示装置120
の内蔵モニタ140を引き出した使用状態を示す全体斜
視図、図7及び図8は内蔵モニタ140を収納した状態
での資料載置台122の要部をそれぞれ示し、図7がA
−A線に沿った端面図、図8がB−B線に沿った端面図
である。また、図9は内蔵モニタ140を引き出した状
態でのB−B端面図である。本実施例の資料提示装置1
20は、その基本的な機械的構造、電気的構造は前述の
資料提示装置20と同一であり、内蔵モニタ140の内
蔵箇所及びその内蔵に関する機械的構造が一部相違する
のみである。従って、説明の重複を避けるため前述の実
施例と同一の構成要素については同一の符号を使用し、
その説明を省略しつつ本実施例の特徴的である構成につ
いて説明する。
【0030】本実施例では、資料載置台122の後部に
内蔵モニタ140の収納スペースが確保されており、こ
の収納スペースに断面コ字状のモニタトレイ150が装
着されている。このモニタトレイ150の両側壁には、
その全長手方向に沿ってガイド溝150A,150Bが
穿設されており、このガイド溝150A,150Bに内
蔵モニタ140の両側から突出する移動ガイドピン14
0A,140Bを遊嵌している。従って内蔵モニタ14
0は、移動ガイドピン140A,140Bがガイド溝1
50A,150Bに沿って移動する量だけスライドする
ことが可能となる。この内蔵モニタ140のスライド移
動により、資料載置台122に形成された開閉蓋122
Aから内蔵モニタ140を資料提示装置120の手前側
へ引き出すことができる。こうして手前に引き出された
内蔵モニタ140は、移動ガイドピン140A,140
Bを軸として回動自在であり、開閉蓋122Aにより規
制される回転角度までの自由な位置に支持固定して使用
することができる。
【0031】このように構成される本実施例の資料提示
装置120は、上記実施例と同様の効果を奏することは
勿論である。しかも、本実施例の資料提示装置120
は、厚みのある資料載置台122の後部に内蔵モニタ1
40を収納しているために、収納スペース上から収納構
造を簡単にでき、しかも、開閉蓋122Aを開ければ、
収納状態にある内蔵モニタ140を手動で引き出すこと
ができる。従って、その構造が簡略化され、安価であ
る。
【0032】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明はこうした実施例に何等限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない種々なる態様により具現化さ
れることは勿論である。例えば、上記2つの実施例で
は、内蔵モニタ40,140として薄型のディスプレイ
装置を例示しているが、資料載置台22,122を備え
た任意の筐体を厚みのある形状にすれば、奥行きの必要
なCRTタイプのディスプレイ装置を内蔵モニタとして
採用することもできる。この場合には、視野角が広くな
り、動画への追随性が良好となる。
【0033】また、上記実施例において、それぞれの内
蔵モニタ40,140は、1つの回転軸を有して回動自
在とする例のみを開示しているが、複数の回転軸を用意
して更に配置調節の自由度を大きくしたり、内蔵モニタ
を複数収納して、操作者の都合に応じて内蔵モニタを1
または2を選択できる構成としたり、適宜その構成を変
化させてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明の資料提示装
置は、資料載置台や読取部を有する占有体積の大きな筐
体の内部にモニタ手段の収納位置が設けられ、この収納
位置から適宜取り出して使用位置にて固定されてモニタ
手段が使用される。従って、資料提示装置の持ち運び及
び設置が簡便である。また、モニタ手段を通じて、資料
載置台に載置する資料の如何にかかわらず、視聴者に視
聴されている画像を確実かつ簡単に確認することができ
る。
【0035】また、モニタ手段の収納位置が筐体のうち
資料載置台の正面前方に設けた突出部に設けることによ
り、内蔵のための各種機構部を構成したり、モニタ手段
として表示能力の大きなディスプレイを採用することが
できる。
【0036】さらに、モニタ手段が使用位置にて少なく
とも1つの自由度を有して回動自在であれば、筐体の配
置位置と無関係にモニタ手段の表示画面の向きが変更で
き、特に視野角の狭い液晶ディスプレイなどを有効利用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である資料提示装置20の全
体斜視図である。
【図2】その資料提示装置20の電気回路ブロック図で
ある。
【図3】そのモニタ部を資料載置台に収納している状態
での平面透視図である。
【図4】モニタ部を資料載置台から引き出した際の平面
透視図である。
【図5】内蔵モニタを収納及び引き出した状態を説明す
る説明図である。
【図6】他の実施例である資料提示装置120の全体斜
視図である。
【図7】図6に示す内蔵モニタ140を収納した状態に
おける資料載置台122のA−A端面図である。
【図8】図6に示す内蔵モニタ140を収納した状態に
おける資料載置台122のB−B端面図である。
【図9】図8の状態から内蔵モニタ140を引き出した
状態を示す説明図である。
【符号の説明】
20…資料提示装置 20A…画像信号処理回路 20B…外部画像入力端子 20C…分配/切替回路 20D…画像信号出力ポート 22,122…資料載置台 24…第一支持軸 24A,28A…ライト 26…第二支持軸 26A…CCDカメラ 26B…カメラ制御回路 28…第三支持軸 30…操作部 40…内蔵モニタ 40A…モニタ収納機構 42A,42B…ガイドレール 44A,44B…ガイドピン 46A,46B…ストッパ 48…モニタ載置台 50A,50B…固定ピン 52A,52B…コイルばね 56…ロックピン 60…ロック解除レバー 60A…解除凹部 60B…テーパー部 60C…逆テーパー部 62…ガイド孔 66,68…ガイドピン 70…規制ばね 74…引出ボタン 120…資料提示装置 122…資料載置台 122A…開閉蓋 140…内蔵モニタ 140A,140B…移動ガイドピン 150…モニタトレイ 150A,150B…ガイド溝 LSI…カスタム
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/222 - 5/257 G03B 21/132

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 資料を載置する資料載置台と、上記資料
    載置台の一端から上方へ向けて設けられた支持軸と、支
    持軸の上部に固定され上記資料載置台に載置された資料
    の画像を読み取る読取部と、を備えた資料提示装置にお
    いて、 上記読取部により読み取られた画像の画像信号を出力す
    る画像信号出力手段と、上記 画像信号出力手段から出力される画像信号を再生す
    るモニタ手段と、上記資料載置台の内部スペースに設けられモニタ手段を
    収納する収納位置と、 収納位置から資料載置台の側面の開口に向けて配置され
    モニタ手段を資料載置台の外へ露出させる使用位置まで
    スライドガイドするガイド部と、を有し、モニタ手段を
    ガイド部により使用位置までスライドすると該使用位置
    にて固定するモニタ収納機構と、 を備えた ことを特徴とする資料提示装置。
  2. 【請求項2】 資料を載置する資料載置台と、上記資料
    載置台の一端から上方へ向けて設けられた支持軸と、支
    持軸の上部に固定され上記資料載置台に載置された資料
    の画像を読み取る読取部と、を備えた資料提示装置にお
    いて、 上記読取部により読み取られた画像の画像信号を出力す
    る画像信号出力手段と、 上記画像信号出力手段から出力される画像信号を再生す
    るモニタ手段と、 資料載置台に対して前方正面でありかつ上方に突出した
    突出部と、 上記突出部の内部スペースに設けられモニタ手段を収納
    する収納位置と、収納位置から突出部の前面の開口に向
    けて配置されモニタ手段を突出部の外へ露出させる使用
    位置までスライドガイドするガイド部を有し、モニタ手
    段をガイド部により使用位置までスライドすると該使用
    位置にて固定するモニタ収納機構と、 を備えたことを特徴とする資料提示装置。
  3. 【請求項3】 上記モニタ収納機構は、上記使用位置に
    て、上記モニタ手段を少なくとも1つの自由度を有して
    回動させて支持するように構成した請求項1または請求
    項2に記載の資料提示装置。
JP16837295A 1995-06-08 1995-06-08 資料提示装置 Expired - Lifetime JP3204877B2 (ja)

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