JP3631836B2 - 資料提示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビカメラで撮像した資料の画像を得る資料提示装置に関し、詳しくはテレビカメラとこれを保持するカメラ保持台とを分離可能に備えた資料提示装置する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の資料提示装置VPでは、図11に示すように、資料載置台DDと資料を撮像するテレビカメラCMとをアームAR等で連結して備えるものが一般的であった。そして、撮像レンズが下方を向けられたテレビカメラCMから出力される画像信号をモニタテレビMTに映し出すことで視聴者に資料載置台DD上の資料DCを提示していた。また、資料提示装置の使用形態の多様化を図るため、テレビカメラCMをアームARに回動可能に取り付けて当該テレビカメラを水平方向に引き起こし可能にし、あたかもビデオカメラのように周りのものを撮像することも行なわれるに至った。この様なテレビカメラの使用では、資料提示者の顔画像を撮像したり、壁等に張り付けられているために資料載置台に載置することができない資料を提示することなども可能となる。
【0003】
また、資料載置台DDを備えず、机等に置かれた資料をテレビカメラCMで直接撮像するものも提案されている。このように資料載置台DDを備えない資料提示装置では、広く一般家庭に普及しているいわゆる電気スタンドの如くの形態を取り、机等に載置されるベースにテレビカメラをアーム等で連結した構造を有する。
【0004】
そして、近年では、テレビカメラをアームから分離可能とし、テレビカメラを手で持って資料載置台DD或いは机等の上の資料を様々な方向から撮像できるよう構成することも提案されており、その使用形態の多様化が図られている。
【0005】
このようにテレビカメラが分離可能の資料提示装置であっても、テレビカメラをアームに固定した状態で、机等に置かれた資料や資料提示者の顔画像を撮像する要求がある。よって、テレビカメラを分離可能とすると共に、テレビカメラを下方向から水平方向に引き起こし可能とすることもなされていた。この場合のテレビカメラの引き起こしは、テレビカメラをアーム先端の雲台に固定し、この雲台を回転させることでなされていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、テレビカメラが分離可能の従来の資料提示装置では、次のような問題点が未解決のまま残されている。
【0007】
テレビカメラが分離可能の資料提示装置では、テレビカメラを手で持って資料を撮像していた状態から、テレビカメラをアームに固定して机等の上の資料や資料提示者の顔画像を撮像するには、テレビカメラの雲台への固定と雲台の回転操作との二つの動作(アクション)が必要であり、煩雑であった。しかも、雲台への固定は、通常ネジ等の締め込みを伴うので面倒であった。よって、テレビカメラを分離可能とすることでその使用形態は多様化したものの、使い勝手が十分ではなかった。
【0008】
本発明は、上記問題点を解決するためになされ、テレビカメラを分離可能とした資料提示装置の使い勝手の向上を図ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
かかる課題を解決するため、本発明の資料提示装置は、
テレビカメラとこれを保持するカメラ保持台とを分離可能に備えた資料提示装置であって、
前記カメラ保持台は、
前記テレビカメラが撮像レンズを下方に向けて撮像する下方撮像姿勢を採るときと、前記テレビカメラが撮像レンズを側方に向けて撮像する側方撮像姿勢を採るときとに共通して用いられ、前記両姿勢を採る前記テレビカメラを保持するためのカメラ保持手段を有し、
前記テレビカメラは、
前記カメラ保持手段と係合する第1係合手段と第2係合手段とを有し、
前記第1係合手段が前記カメラ保持手段と係合すると、前記撮像レンズが下方に向かうよう前記下方撮像姿勢を採り、
前記第2係合手段が前記カメラ保持手段と係合すると、前記撮像レンズが側方に向かうよう前記側方撮像姿勢を採る。
【0010】
この場合、テレビカメラが下方撮像姿勢,側方撮像姿勢を採るときに撮像レンズが向けられる下方,側方とは、本資料提示装置を扱う際のものである。よって、資料提示装置が机,テーブル等に載置されている場合に、テレビカメラが下方撮像姿勢を採ると撮像レンズは下方たる机,テーブル等の上面に向き、テレビカメラが側方撮像姿勢を採ると撮像レンズは資料提示者或いはその周囲の壁等を向き、この資料提示者の側や周囲の壁等の側が側方に当たる。
【0011】
上記構成を有する本発明の資料提示装置では、分離されていたテレビカメラをカメラ保持台に保持するに当たり、第1係合手段をカメラ保持手段に係合させれば、テレビカメラをその撮像レンズが下方に向いた下方撮像姿勢におくことができる。また、第2係合手段をカメラ保持手段に係合させれば、テレビカメラを側方撮像姿勢におくことができる。よって、テレビカメラを手で持って資料を撮像していた状態から、テレビカメラを固定して机等の上の資料や資料提示者の顔画像等を撮像するには、第1係合手段又は第2係合手段のカメラ保持手段への係合動作という単一の動作を取ればよく、使い勝手を向上させることができる。
【0012】
上記の構成を有する本発明の資料提示装置において、以下の態様も採ることができる。この態様では、前記第1、第2の両係合手段は、前記カメラ保持手段との係合により前記下方撮像姿勢で撮像した画像が正立像であれば、前記カメラ保持手段との係合により前記側方撮像姿勢で撮像した画像も正立像となる位置関係で前記カメラ保持手段と係合するよう、前記テレビカメラの筐体に配設されている。
【0013】
この態様では、カメラ保持手段への第1,第2係合手段の係合を経てテレビカメラをカメラ保持台に保持して下方撮像姿勢又は側方撮像姿勢で撮像した際に、下方撮像姿勢で撮像した画像が正立像であれば側方撮像姿勢でも正立像となる。よって、下方撮像姿勢と側方撮像姿勢を使い分ける際に、テレビカメラにおける撮像レンズの光軸回りの回転動作が不要となる。また、出力画像の電気的な画像処理(正立像の倒立像化或いはその逆)をも必要としない。よって、カメラ保持手段に第1,第2係合手段を係合させれば、自ずから下方撮像姿勢と側方撮像姿勢とで共に正立像を取得できる。或いは、自ずから下方撮像姿勢と側方撮像姿勢とで共に倒立像を取得できる。このため、この態様の資料提示装置によれば、より一層使い勝手を向上させることができる。この結果、以下のような利点がある。
【0014】
原稿や模型などの種々の資料の画像をモニタテレビに映し出しつつ説明を行なう場合、いわゆるプレゼンテーションを行なう場合には、その説明者たる資料提示者は当該資料を見つめ、説明を受ける者はモニタテレビの画像を見つめる。この際、説明者にとって机の上の資料も壁の資料も正立状態であるのに、説明を受ける者にとっては一方が正立像で他方が倒立像であることがある。これを回避するには、資料を撮像する際に机の上の資料と壁の資料の一方を倒立状態とする必要があり、説明者にとっては資料の上下左右に対して違和感がある。もっとも、既述した出力画像の電気的な画像処理を行なえばよいが、そのための制御機器や制御処理が必要となる。
【0015】
しかしながら、上記の態様の資料提示装置では、プレゼンテーションに際して、説明者に対する資料の正立・倒立の関係と説明を受ける者に対する画像の正立・倒立の関係とを一致させることができるので、下方撮像姿勢と側方撮像姿勢のいずれの場合であっても、説明者が見た資料の向きの通りの画像を説明を受ける者に提供できる。よって、上記の態様の資料提示装置によれば、プレゼンテーションに際しての説明者の上記の違和感が解消されるので、資料提示装置の利用分野や利用対象者の拡大を図ることができる。具体的に説明すると、資料提示装置の機構,原理等を知らないと思われる小中学校の学童であっても、違和感なく資料を見ながらその通りの画像を他の者に提示して説明することができる。このため、資料提示装置の利用分野が学校教育における理科や生活科等の授業等にまで拡大し、その利用者も広がる。なお、利用分野と利用者の拡大は学校関係に限られるものではないことは勿論である。
【0016】
また、上記の構成を有する本発明の資料提示装置において、以下の態様も採ることができる。この態様では、前記カメラ保持手段は、下端を固定して上向きに立設された保持軸であり、前記第1係合手段は、前記撮像レンズを下方に向けさせて前記保持軸が入り込み可能に前記テレビカメラの筐体に設けられた保持軸第1係合孔であり、前記第2係合手段は、前記撮像レンズを側方に向けさせて前記保持軸が入り込み可能に前記筐体に設けられた保持軸第2係合孔である。その上で、前記保持軸第1係合孔は、前記撮像レンズの光軸と平行に前記筐体に設けられており、前記保持軸第2係合孔は、前記撮像レンズの光軸と直交して前記筐体に設けられている。
【0017】
この態様の資料提示装置では、単純な軸と孔、並びに孔への軸の入れ込みによって、下方撮像姿勢又は側方撮像姿勢で資料を撮像することができる。よって、テレビカメラを手で持って資料を撮像していた状態から机等の上の資料や資料提示者の顔画像を撮像する際の動作が単純となり、より使い勝手を向上させることができる。換言すれば、小中学校の学童等であっても、十分に本資料提示装置を使いこなすことができる。
しかも、この態様の資料提示装置では、下方撮像姿勢を採った際には、保持軸と撮像レンズを平行に、側方撮像姿勢を採った際には、保持軸と撮像レンズを直交させる。よって、保持軸が垂直にあれば、下方撮像姿勢を採った際にはテレビカメラの撮像レンズを真下に向けて資料を撮像でき、側方撮像姿勢を採った際にはテレビカメラの撮像レンズを真向かい(真正面)に向けて資料を撮像できるので、撮像レンズの向きの調整が不要となりその使い勝手を向上させることができる。
【0018】
更に、上記の構成を有する本発明の資料提示装置において、以下の態様も採ることができる。この態様では、前記保持軸第1係合孔と前記保持軸第2係合孔は、前記保持軸を中心とした前記テレビカメラの回動を許容する孔である。
【0019】
この態様の資料提示装置では、第1,第2保持軸係合孔への保持軸の入れ込みを通して採った下方撮像姿勢と側方撮像姿勢とにおいて、テレビカメラを回動させることができる。よって、この態様の資料提示装置によれば、テレビカメラによる撮像領域の拡張を通して資料を広範囲に亘って撮像でき、より使い勝手を向上させることができる。
【0022】
また、上記の構成を有する本発明の資料提示装置において、前記カメラ保持台は、机等に載置されるベースと、該ベースに設けられて前記カメラ保持手段に係合し、前記カメラ保持手段を前記ベースの上方に支持するアームとを有するものとすることもできる。
【0023】
そして、この態様の資料提示装置において、前記カメラ保持台は、前記アームを、前記ベースに対して所定範囲に亘って揺動可能に有する。
【0024】
この態様の資料提示装置では、下方撮像姿勢或いは側方撮像姿勢を採るテレビカメラの撮像レンズの光軸をアームの揺動により傾けることができる。よって、この態様の資料提示装置によれば、テレビカメラによる撮像領域の拡張を通して資料を広範囲に亘って撮像でき、より使い勝手を向上させることができる。
【0025】
更に、上記の構成を有する本発明の資料提示装置において、以下の態様も採ることができる。この態様では、前記カメラ保持台は、前記カメラ保持手段が前記ベースの上方の高さが異なる二以上の位置を取り得るように、前記アームと前記カメラ保持手段とを有する。
【0026】
この態様の資料提示装置では、テレビカメラをその高さが異なる二以上の位置でベース上方に保持できるので、下方撮像姿勢を採るときの資料の接写や側方撮像姿勢を採るときの撮像高さ調整を容易に行なうことができる。
【0027】
また、上記の構成を有する本発明の資料提示装置において、以下の態様も採ることができる。この態様では、前記カメラ保持台は、前記カメラ保持手段が前記アームに沿って摺動可能に、前記アームと前記カメラ保持手段とを係合して有する。
【0028】
この態様の資料提示装置では、テレビカメラの高さをカメラ保持手段をアームに沿って摺動させることで容易に調整できる。
【0029】
【発明の他の態様】
本発明は、以下のような他の態様を採ることも可能であり、第1の態様は、前記カメラ保持手段が前記ベースの上方の高さが異なる二以上の位置を取り得るようにするために、可撓性を有するいわゆるフレキシブルチューブ等からなるアームや、1以上の間接部を持って屈曲可能なアームを有する。この第1の態様では、容易にテレビカメラの高さを調整できる。
【0030】
また、第2の態様は、前記アームは、前記ベースと平行となるように或いは重なるように前記所定範囲を越えて揺動可能にされている。この第2の態様では、ベースとアームとが平行或いは重なるので、テレビカメラを分離した際に、ベース,アームの側のカメラ保持台の高さを低くすることができる。よって、このように低くなったカメラ保持台と分離済みのテレビカメラとを収納すればよいことから、その収納スペースの省スペース化や収納箱のコンパクト化を図ることができる。しかも、カメラ保持手段をもアームに対して着脱できるような態様にすれば、このカメラ保持手段をテレビカメラと並べて収納できることから、より一層の収納スペースの省スペース化と収納箱のコンパクト化を図ることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る資料提示装置の実施の形態を実施例に基づき説明する。図1は実施例の資料提示装置20の斜視図である。
【0032】
図示するように、資料提示装置20は、テレビカメラ22とこれを支持するカメラ保持スタンド24とを別体で分離可能に備える。このテレビカメラ22は、資料提示者が無理なく手でもてるような大きさと重量で作成されている。テレビカメラ22は、その正面には撮像レンズ26を有し、この撮像レンズ26が向けられた範囲の撮像対象を撮像してその画像信号をモニタテレビ(図示省略)に出力する。そして、テレビカメラ22は、その正面からの斜視図である図2と背面からの斜視図である図3および正面縦中央の概略断面図である図4に示すように、以下の構成を備える。
【0033】
テレビカメラ22は、撮像レンズ26の左側方に、撮像時のシャッタ速度を1/60と1/100のいずれかに切り換えるための切換スイッチ28を備え、撮像レンズ26の右側方には、集音マイク(図示省略)を備える。また、撮像レンズ26は、手動にてその焦点が調整されるレンズ構成を備え、その外周に設けられた絞り調整リング30にてその絞りが調整される。更に、図4には図示されていないが、テレビカメラ22は、撮像レンズ26で撮像した画像を画像信号に変換するためのCCD素子を内蔵して備える。そして、テレビカメラ22は、その背面に、画像信号の出力端子32と、集音マイクで集音した音声の音声信号の出力端子34と、画像信号のS−VIDEO端子36と、電源端子38とを有する。従って、このテレビカメラ22からは、その撮像した画像が、音声と共にこれら端子を通して外部機器に出力される。なお、電源端子38には図示しない電源アダプタが接続され、当該アダプタにて直流変換された6Vの直流電圧が印加される。
【0034】
このほか、テレビカメラ22は、カメラ保持スタンド24に取り付けられたときに撮像レンズ26が下方に向いた下方撮像姿勢と撮像レンズ26が側方に向いた側方撮像姿勢を採るための下方姿勢保持孔40と側方姿勢保持孔42とを有する。下方姿勢保持孔40は、図2,図4に示すように、撮像レンズ26が設けられたテレビカメラ22の正面に位置し、テレビカメラ22の正面側ケース22aに撮像レンズ26の光軸と平行に設けられている。そして、テレビカメラ22は、図2に示した状態で撮像レンズ26に対向する資料等の被撮像対象を撮像した場合に、その被撮像対象と同じ向きの画像を出力する。より具体的に説明すると、図2に示すように被撮像対象Hが撮像レンズ26に正立状態で対向していれば、テレビカメラ22からモニタテレビMTに出力されて映し出される画像は正立像となる。その反対に、被撮像対象が倒立状態であれば、モニタテレビMTには倒立像の画像が映し出される。なお、このような像の関係は、テレビカメラ22に内蔵したCCD素子と撮像レンズ26との光学的な結合をその設計段階にて決定することで、予め定まる。
【0035】
一方、側方姿勢保持孔42は、テレビカメラ22の底面に位置し、テレビカメラ22の背面側ケース22bに撮像レンズ26の光軸と直交して設けられている。また、下方姿勢保持孔40と側方姿勢保持孔42は同径とされており、これら保持孔の開口部は、それぞれ大径の座ぐり孔40a,42aとされている。なお、下方姿勢保持孔40,側方姿勢保持孔42によるテレビカメラ22の保持については後述する。
【0036】
カメラ保持スタンド24は、図1およびその斜視図である図5に示すように、机やテーブル等に載置されるベース44と、このベース44から前傾して設けられたアーム46と、テレビカメラ22が載せられるカメラ保持体48とを有する。ベース44は、図1に示すようにテレビカメラ22を保持した場合でも倒れないようにその重量が調整されている。アーム46は、ベース44にその下端で回動できるよう取り付けられており、その取付箇所に図示しないラチェットが組み込まれている。このため、アーム46は、その回動の様子を模式的に表わした図6に示すように、ラチェットにより図示する前傾位置とこのアーム46がベース44に対して直立した直立位置とを採ることができると共に、ラチェットを解除すれば、アーム46がベース44と平行となる水平位置を採ることができる。
【0037】
また、カメラ保持体48は、その先端に板状とされたテレビカメラ台座50と、これに続くアーム係合部52とを有する。そして、テレビカメラ台座50には、下端を固定して上向きにカメラ保持軸54が立設されており、アーム係合部52には、アーム46の形状に併せたアーム挿入孔56が空けられている。
【0038】
カメラ保持軸54は、上記したテレビカメラ22の下方姿勢保持孔40,側方姿勢保持孔42に嵌合されてテレビカメラ22を保持するためのものであり、その下端はこれら保持孔の座ぐり孔40a,42aに入り込む大径部とされている。この場合、下方姿勢保持孔40,側方姿勢保持孔42はカメラ保持軸54より僅かに大きな径の孔とされているので、これら保持孔にカメラ保持軸54を嵌合させると、テレビカメラ22はカメラ保持軸54を中心に回動することができる。
【0039】
アーム挿入孔56の内部には、フリクション発生部材(図示省略)が対向して組み込まれている。よって、図示するようにこのアーム挿入孔56にアーム46を貫通して配置させると、カメラ保持体48はアーム46に沿って上下に摺動自在となると共に、フリクション発生部材により、アーム46の任意の位置で留まることができる。なお、アーム挿入孔56は、アーム46が図示するように前傾している場合にテレビカメラ台座50がほぼ水平でカメラ保持軸54がほぼ鉛直上向きとなるように、カメラ保持軸54に対して傾斜して空けられている。
【0040】
次に、上記構成の資料提示装置20の使用状態について説明する。机等に載置された資料を撮像する通常の使用状態、即ち撮像レンズ26を下方に向かせた下方撮像姿勢を採って資料を撮像する場合には、カメラ保持スタンド24におけるカメラ保持軸54は、テレビカメラ22の正面に設けられた下方姿勢保持孔40に嵌め込まれる。このようにすると、上記したようなカメラ保持軸54の向き並びに下方姿勢保持孔40の撮像レンズ26に対する位置関係から、図1に示すように、テレビカメラ22はカメラ保持軸54により位置決めされてテレビカメラ台座50により下から支えられ、その撮像レンズ26を下方に向けた下方撮像姿勢を採る。この場合、下方姿勢保持孔40とカメラ保持軸54における径の関係から、テレビカメラ22は、この下方撮像姿勢を採ったままカメラ保持軸54を中心にして回動自在となる。
【0041】
そして、この状態では、資料提示者は、机等に載置された資料Aを見ながらこの資料Aの画像を図示しないモニタテレビに映し出しつつ説明を行なう。この場合、資料提示者は資料Aを正立像でもって見つめており、既述した撮像レンズ26と被撮像対象との関係(図2参照)から、モニタテレビには正立像の画像が映し出される。
【0042】
その一方、資料提示者の顔画像や壁等に貼られた資料を撮像する使用状態、即ち撮像レンズ26を側方に向かせた側方撮像姿勢を採って資料を撮像する場合には、カメラ保持軸54は、テレビカメラ22の底面に設けられた側方姿勢保持孔42に嵌め込まれる。このようにすると、上記したようなカメラ保持軸54の向き並びに側方姿勢保持孔42の撮像レンズ26に対する位置関係から、図7に示すように、テレビカメラ22はカメラ保持軸54によりやはり位置決めされてテレビカメラ台座50により下から支えられ、テレビカメラ22はその撮像レンズ26を側方に向けた側方撮像姿勢を採る。この場合、側方姿勢保持孔42とカメラ保持軸54における径の関係から、テレビカメラ22は、この側方撮像姿勢を採ったままカメラ保持軸54を中心にして回動自在となる。
【0043】
そして、この状態では、資料提示者は、壁等に貼られた資料Bを見ながらこの資料Bの画像を図示しないモニタテレビに映し出しつつ説明を行なう。この場合、資料提示者は資料Bを正立像でもって見つめており、既述した撮像レンズ26と被撮像対象との関係(図2参照)から、この側方撮像姿勢を採った場合でもモニタテレビには正立像の画像が映し出される。
【0044】
なお、下方姿勢保持孔40および側方姿勢保持孔42には、カメラ保持軸54が嵌め込まれる際にエアー抜きとなる図示しない孔が空けられている。よって、上記した下方撮像姿勢と側方撮像姿勢を採る際に、カメラ保持軸54の嵌め込みに支障はない。
【0045】
以上説明したように、本実施例の資料提示装置20では、テレビカメラ22を手で持ってカメラ保持スタンド24から離し、任意の箇所の資料等を撮像してその画像を提供することができる。しかも、テレビカメラ22の分離は、テレビカメラ22を持ち上げてカメラ保持軸54を下方姿勢保持孔40又は側方姿勢保持孔42から外せばよく、カメラ保持スタンド24へのテレビカメラ22の装着(保持)は、下方姿勢保持孔40又は側方姿勢保持孔42にカメラ保持軸54を嵌め込めばよい。このため、資料提示装置20によれば、テレビカメラ22の分離・装着の際の取り扱いと使い勝手を向上することができる。
【0046】
また、資料提示装置20では、分離されていたテレビカメラ22をカメラ保持スタンド24に装着(保持)するに当たり、下方姿勢保持孔40にカメラ保持軸54を嵌め込めば、分離されていたテレビカメラ22をその撮像レンズ26が下方に向いた下方撮像姿勢におくことができる。また、側方姿勢保持孔42にカメラ保持軸54を嵌め込めば、分離されていたテレビカメラ22を側方撮像姿勢におくことができる。このため、本実施例の資料提示装置20によれば、テレビカメラ22を手で持って資料等を撮像していた状態から、テレビカメラ22を固定して机等の上の資料や資料提示者の顔画像等を撮像するには、下方姿勢保持孔40又は側方姿勢保持孔42へのカメラ保持軸54の嵌め込みという単一の動作を取ればよいので、使い勝手をより向上させることができる。
【0047】
更に、本実施例の資料提示装置20では、下方姿勢保持孔40,側方姿勢保持孔42へのカメラ保持軸54の嵌め込みという単純で単一の動作で、下方撮像姿勢又は側方撮像姿勢で資料を撮像することができる。よって、資料提示装置20によれば、その使い勝手をより向上させることができ、小中学校の学童等であっても、十分に本資料提示装置を使いこなすことができる。
【0048】
しかも、本実施例の資料提示装置20では、下方姿勢保持孔40又は側方姿勢保持孔42へのカメラ保持軸54の嵌め込みを経るだけで下方撮像姿勢又は側方撮像姿勢の両姿勢を採って、それぞれの姿勢で撮像した画像を共に正立像或いは倒立像とすることができる。よって、下方撮像姿勢と側方撮像姿勢を使い分ける際に、テレビカメラ22における撮像レンズ26をその光軸回りに回転させる必要がない。また、出力画像の電気的な画像処理(正立像の倒立像化或いはその逆)をも必要としない。このため、本実施例の資料提示装置20によれば、より一層使い勝手を向上させることができる。また、このように両姿勢で共に正立像或いは倒立像の画像を取得できることから、以下のような利点がある。
【0049】
机等に載置された資料Aや壁等に貼られた資料Bの画像をモニタテレビに映し出しつつ説明を行なうプレゼンテーションの場合には、その説明者たる資料提示者は資料A,Bを見つめ、説明を受ける者はモニタテレビに映し出された資料A,Bの画像を見つめる。この際、既述したように下方撮像姿勢と側方撮像姿勢の両姿勢で共に正立像或いは倒立像の画像を取得できるので、説明者に対する資料A,Bの正立・倒立の関係と説明を受ける者に対する画像の正立・倒立の関係とを一致させることができる。このため、資料提示装置20によれば、下方撮像姿勢と側方撮像姿勢のいずれの場合であっても説明者が見た資料の向きの通りの画像を説明を受ける者に提供できるので、説明者はプレゼンテーションに際して自分の見ている資料の向きと画像の向きを意識する必要がなくなり、違和感なく説明することができる。よって、資料提示装置20の機構,原理等を知らないと思われる小中学校の学童等であっても、違和感なく資料を見ながらその通りの画像を他の者に提示して説明することができるので、その利用分野が例えば学校教育における理科や生活科等の授業等にまで拡大し、その利用者の拡大を図ることができる。なお、利用分野の拡大により、資料提示装置の普及を促進することができる。
【0050】
また、本実施例の資料提示装置20では、下方姿勢保持孔40,側方姿勢保持孔42へのカメラ保持軸54の嵌め込みを通して採った下方撮像姿勢と側方撮像姿勢とにおいて、テレビカメラ22をカメラ保持軸54を中心に左右に回動させることができる。よって、本実施例の資料提示装置20によれば、両姿勢におけるテレビカメラ22の撮像領域の拡張を通して資料を広範囲に亘って撮像でき、より使い勝手を向上させることができる。
【0051】
また、本実施例の資料提示装置20では、下方姿勢保持孔40を撮像レンズ26の光軸と平行に、側方姿勢保持孔42を撮像レンズ26の光軸と直交させ、図示するようにアーム46が前傾した状態ではカメラ保持軸54を鉛直上向きとした。よって、この資料提示装置20によれば、下方撮像姿勢を採った際にはテレビカメラ22の撮像レンズ26を真下に向けて資料を撮像でき、側方撮像姿勢を採った際には撮像レンズ26を真向かい(真正面)に向けて資料を撮像できるので、撮像レンズ26の向きの調整が不要となりその使い勝手を向上させることができる。
【0052】
また、この資料提示装置20では、カメラ保持体48が嵌め込まれるアーム46をその下端で回動可能にベース44に設け、このアーム46を図示する前傾位置とベース44に対して直立した直立位置におくことができる。このため、図8に示すように、側方撮像姿勢を採っていたテレビカメラ22における撮像レンズ26の光軸を上方に向けて傾けることができる。下方撮像姿勢を採る場合でも同様である。よって、資料提示装置20によれば、テレビカメラ22による撮像領域の拡張を通して資料を広範囲に亘って撮像でき、より使い勝手を向上させることができる。
【0053】
更に、この資料提示装置20では、ベース44に設けたアーム46に沿ってカメラ保持体48を上下に摺動させ、このカメラ保持体48をアーム46の任意の位置で止めることができる。このため、資料提示装置20によれば、種々の高さでテレビカメラ22を保持することを通して、下方撮像姿勢を採るときの資料の接写や側方撮像姿勢を採るときの撮像高さ調整を容易に行なうことができる。
【0054】
また、この資料提示装置20では、アーム46をベース44と平行となる水平位置におくことができる。このため、図9に示すように、アーム46をベース44と平行にし、このアーム46の左右にテレビカメラ22とカメラ保持体48を配置して、これら全体、即ち資料提示装置20そのものを収納することができる。よって、この実施例の資料提示装置20によれば、その収納スペースの省スペース化や収納箱のコンパクト化を図ることができる。
【0055】
また、資料提示装置20は、撮像レンズ26の右側方に集音マイクを有するので、図7に示すように側方撮像姿勢を採らせた場合には、この姿勢を採っていわゆるテレビ会議システムの会議出席者撮像用に用いると、特に利点がある。即ち、会議出席者の顔画像の出力と共に、その出席者の発言を集音マイクで出力できるので、本実施例の資料提示装置20をテレビ会議システムの構成機器として利用できる。なお、テレビカメラ22を撮像レンズ26が側方を向くようにして机上に直に載置して使用したりすることもでき、この際には、撮像レンズ26が会議出席者の顔に向くよう斜め上方に向けてテレビカメラ22が載置されるとより好ましい。
【0056】
以上本発明の実施例について説明したが、本発明は上記の実施例や実施形態になんら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
【0057】
例えば、本実施例では、カメラ保持体48にはカメラ保持軸54を設け、テレビカメラ22には下方姿勢保持孔40,側方姿勢保持孔42を設けたが、カメラ保持体48にはカメラ保持孔を空け、テレビカメラ22にはこの保持孔に嵌合する下方姿勢保持軸と側方姿勢保持軸とを、下方姿勢保持孔40,側方姿勢保持孔42の位置に設けることもできる。
【0058】
また、テレビカメラ22には、図10に示すように、下方姿勢保持用舌片41と側方姿勢保持用舌片43とをテレビカメラ22の上面(上端面)と背面に設け、カメラ保持体48には、これら舌片が嵌り込む舌片嵌合開口49aを形成するカメラ保持用ブリッジ49を設ける。この場合、下方姿勢保持用舌片41は、撮像レンズ26の光軸と平行でその開口先端が撮像レンズ26の側に位置するよう形成されており、側方姿勢保持用舌片43は、撮像レンズ26の光軸と直交しその開口先端がテレビカメラ22の底面の側に位置するよう形成されている。このテレビカメラ22にあっては、下方撮像姿勢を採るときにはカメラ保持用ブリッジ49の舌片嵌合開口49aに下方姿勢保持用舌片41が嵌め込まれ、側方撮像姿勢を採るときには舌片嵌合開口49aに側方姿勢保持用舌片43が嵌め込まれる。そして、このテレビカメラ22を有する資料提示装置によっても、上記した本実施例と同様の効果を得ることができる。
【0059】
更に、アーム46を図9に示す位置から180度回動できるようにすれば、ベース44にアーム46をその一部が重なるようにすることができる。そして、このように構成すれば、より一層の収納スペースの省スペース化や収納箱のコンパクト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】撮像レンズ26を下方に向けさせた下方撮像姿勢を採る実施例の資料提示装置20の斜視図。
【図2】テレビカメラ22をその正面から見た斜視図。
【図3】テレビカメラ22をその背面から見た斜視図。
【図4】テレビカメラ22の正面縦中央の概略断面図。
【図5】カメラ保持スタンド24の斜視図。
【図6】アーム46の回動の様子を模式的に表わした説明図。
【図7】撮像レンズ26を側方(正面)に向けさせた側方撮像姿勢を採る資料提示装置20の斜視図。
【図8】側方撮像姿勢を採った状態でアーム46をベース44に対して直立した直立位置においた場合の資料提示装置20の斜視図。
【図9】資料提示装置20の収納の様子を説明するための説明図。
【図10】変形例のテレビカメラ22の正面縦中央の概略断面図。
【図11】従来の資料提示装置VPを説明するための説明図。
【符号の説明】
20…資料提示装置
22…テレビカメラ
22a…正面側ケース
22b…背面側ケース
24…カメラ保持スタンド
26…撮像レンズ
40…下方姿勢保持孔
40a,42a…座ぐり孔
41…下方姿勢保持用舌片
42…側方姿勢保持孔
43…側方姿勢保持用舌片
44…ベース
46…アーム
48…カメラ保持体
49…カメラ保持用ブリッジ
49a…舌片嵌合開口
50…テレビカメラ台座
52…アーム係合部
54…カメラ保持軸
56…アーム挿入孔
A,B…資料
Claims (8)
- テレビカメラとこれを保持するカメラ保持台とを分離可能に備えた資料提示装置であって、
前記カメラ保持台は、
前記テレビカメラが撮像レンズを下方に向けて撮像する下方撮像姿勢を採るときと、前記テレビカメラが撮像レンズを側方に向けて撮像する側方撮像姿勢を採るときとに共通して用いられ、前記両姿勢を採る前記テレビカメラを保持するためのカメラ保持手段を有し、
前記テレビカメラは、
前記カメラ保持手段と係合する第1係合手段と第2係合手段とを有し、
前記第1係合手段が前記カメラ保持手段と係合すると、前記撮像レンズが下方に向かうよう前記下方撮像姿勢を採り、
前記第2係合手段が前記カメラ保持手段と係合すると、前記撮像レンズが側方に向かうよう前記側方撮像姿勢を採る
ことを特徴とする資料提示装置。 - 請求項1記載の資料提示装置であって、
前記第1、第2の両係合手段は、前記カメラ保持手段との係合により前記下方撮像姿勢で撮像した画像が正立像であれば、前記カメラ保持手段との係合により前記側方撮像姿勢で撮像した画像も正立像となる位置関係で前記カメラ保持手段と係合するよう、前記テレビカメラの筐体に配設されている。 - 請求項1又は請求項2記載の資料提示装置であって、
前記カメラ保持手段は、下端を固定して上向きに立設された保持軸であり、
前記第1係合手段は、前記撮像レンズを下方に向けさせて前記保持軸が入り込み可能に前記テレビカメラの筐体に設けられた保持軸第1係合孔であり、
前記第2係合手段は、前記撮像レンズを側方に向けさせて前記保持軸が入り込み可能に前記筐体に設けられた保持軸第2係合孔であり、
前記保持軸第1係合孔は、前記撮像レンズの光軸と平行に前記筐体に設けられており、
前記保持軸第2係合孔は、前記撮像レンズの光軸と直交して前記筐体に設けられている。 - 請求項3記載の資料提示装置であって、
前記保持軸第1係合孔と前記保持軸第2係合孔は、前記保持軸を中心とした前記テレビカメラの回動を許容する孔である。 - 請求項1ないし請求項4いずれか記載の資料提示装置であって、
前記カメラ保持台は、
机等に載置されるベースと、
該ベースに設けられて前記カメラ保持手段に係合し、前記カメラ保持手段を前記ベースの上方に支持するアームとを有する。 - 請求項5記載の資料提示装置であって、
前記カメラ保持台は、
前記アームを、前記ベースに対して所定範囲に亘って揺動可能に有する。 - 請求項5又は請求項6記載の資料提示装置であって、
前記カメラ保持台は、
前記カメラ保持手段が前記ベースの上方の高さが異なる二以上の位置を取り得るように、前記アームと前記カメラ保持手段とを有する。 - 請求項7記載の資料提示装置であって、
前記カメラ保持台は、
前記カメラ保持手段が前記アームに沿って摺動可能に、前記アームと前記カメラ保持手段とを係合して有する。
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