JP2501283B2 - テレビ電話機 - Google Patents

テレビ電話機

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JP2501283B2
JP2501283B2 JP5037395A JP3739593A JP2501283B2 JP 2501283 B2 JP2501283 B2 JP 2501283B2 JP 5037395 A JP5037395 A JP 5037395A JP 3739593 A JP3739593 A JP 3739593A JP 2501283 B2 JP2501283 B2 JP 2501283B2
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JP
Japan
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housing
image
arm
image pickup
lens
Prior art date
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JP5037395A
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English (en)
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JPH06125552A (ja
Inventor
宗幸 横山
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NIPPON DENKI INFUOMEESHON TEKUNOROJII KK
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NIPPON DENKI INFUOMEESHON TEKUNOROJII KK
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人物像と書画像の送・
受像を行うことが可能な机上等に置いて使用するテレビ
電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般に使用されるのテレビ電話機に
おいては、撮像部と画像表示部を含む回路・機構部分
が、1つの直方体状の筐体の中に収納され、固定された
撮像部の前方に可動のミラー機構を設けて、人物撮像と
書画撮像の切り替えを行うようにしていた。例えば、通
常撮像レンズの光軸がほぼ水平に設置された前記撮像部
で人物を撮像し、書画撮像時には机上の書画を撮像する
ため、撮像レンズの直前に、光軸に対して45度に傾い
た反射鏡を繰り出して、光軸を机上面に対しほぼ垂直に
変換し机上に置かれた書画等を撮像し伝送するような構
造を取るのが通例であった(「テレビ電話」本間勉編
著、コロナ社出版、143ページ)。この反射鏡および
その支持体は、通常筐体内部へ引き込まれているが、自
動あるいは手動により、この部分を繰り出すと丁度撮像
レンズの直前で光軸に対して45度で止まるような構造
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のテレビ
電話機においては、撮像素子としてビジコン型撮像管
を、表示素子としてCRTなどの3次元的広がりのある
大容積の部品を使用しているため、筐体が高さ・容積共
に大きくならざるを得なかった。そのため、テレビ電話
機を机上に置いた時には、他の作業の邪魔となったり、
使用している人の視界に入り目ざわりであったり、ある
いは照明との位置関係によっては書画を撮像する場合、
撮像エリアが筐体の陰になり易いなど多くの欠点があっ
た。また、従来の書画撮像構造では、筐体の全高を高く
しなければ、被写体距離を確保することが出来ないとい
う欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来の問題点を解決
する本発明のテレビ電話機は、卓上に置かれる筐体に、
画像表示部と撮像部と撮像レンズとを設けたテレビ電話
機において、前記画像表示部はフラットパネル形表示素
子よりなり、使用者からみて前記筐体の後方上部に前記
筐体上面に対して傾斜して配置され、前記筐体の前方に
は所定長のアームがヒンジ機構を介して回動自在および
前記筐体に収容自在に取り付けられ、前記アームの自由
端には前記撮像部および撮像レンズが設けられ、アーム
の収容時に前記撮像レンズが前記画像表示部の近傍に配
置され、かつこの撮像レンズの光軸が水平よりやや上向
きになるように構成され、前記アームを前方に起こした
時に前記筐体の手前のスペースに置いた被写体を撮像す
るように前記撮像部が前記スペースの上方に配置され、
かつ前記撮像レンズの光軸がほぼ鉛直になる状態で停止
させるストッパーが前記筐体に設けた構成としている。
【0005】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して詳細に説明する。図1と図2に本発明の一実施例に
係るテレビ電話機を示す。図において、1はアーム、2
は撮像レンズ、3は撮像部、4は画像素子部、5はスト
ッパー、6はヒンジ機構、7は筐体である。通常、テレ
ビ電話機の撮像条件としては、人物撮像時においては、
被写体距離50〜100センチメートル程度の時に、人
物の姿勢の変化に対しての余裕を見込んで25〜50セ
ンチメートル程度の視野が必要となり、撮像部3により
表示されている相手側との視線を極力一致させて対話を
より自然に行うために画像表示部4の極力近傍に配置す
るのが望ましい。
【0006】また、書画撮像時には、この種のコンパク
トなテレビ電話機においては、画面の解像度に見合った
15列8行程度の簡単なメモを撮すとして10センチメ
ートル程度の視野により机上の書画を撮像するのが望ま
しく、撮像レンズ2の光軸は画像歪みを避けるため机上
面に対しほぼ垂直でなければならないほど、いくつかの
条件を満たすことが要求される。なお、本件テレビ電話
機の概略を示せば以下のとおりである。 図1に示すよう
に、筐体7は、底面11と、表面12と、フラットパネ
ル形表示素子4をはめ込んだ起立表面13と側面14か
らなる。表面12には、ダイヤルボタン30と、受話音
声のボリューム31と、マイク32と、各種機能ボタン
33と、ハンドセット20とが配置される。これら配置
構成は従来の電話機と何ら変わりはない。 上記起立表面
13は、表面12より傾斜が大きく、使用する人がフラ
ットパネル形表示素子4の映像を見やすいようにしてい
る。また、撮像部3は、筐体7の中に収容された電話機
回路(図示せず)とヒンジ機構6を介して電気的に接続
する。
【0007】本実施例のテレビ電話機においては、上記
画像表示部4をフラットパネル形表示素子(例えば、液
晶カラー表示素子)により構成して筐体7の後部に配置
すると共に、アーム1の一端にフラットパネル形撮像素
子(例えば、CCD2次元センサー)よりなる撮像部3
を保持し、前記アーム1の他端をヒンジ機構6を介して
筐体7前方寄りに固定している。これによって、アーム
1が筐体7に対し光軸と鉛直線を含む平面内において前
後方向に回動するようになっている。そして、アーム1
を後方に倒したときに、アーム1が筐体7に形成した保
持部7aに収納されるように構成してある。また、この
収納状態においては、人物撮像状態に対応して、撮像レ
ンズ2の光軸がほぼ水平やや上向きに保持される。アー
ム1を前方に起こしたとき、すなわち展開したときは、
書画撮像状態に対応してストッパー5の働きにより、ア
ーム1の回動が停止され、光軸は机上面に対してほぼ垂
直となり、書画被写界視野範囲8のほぼ中心点上部に撮
像部3が位置するようになる。
【0008】この場合の視野は、例えば2分の1インチ
型CCD2次元センサーに焦点距離12ミリメートルの
レンズを組み合わせた時、第1図のように人物撮像時に
は、被写体距離50〜100センチメートルで、幅約2
5〜50センチメートルの視野を確保し、第2図のよう
に、書画撮像時には、被写体距離はアーム1の長さによ
り約20センチメートルとなり、机上面に幅約10セン
チメートルの視野を確保出来る。また、前述のアーム1
の回転と連動して、前記撮像素子を光軸方向に対し前後
に移動し、ピントの自動調整を行えば、更に効用を高め
ることができる。
【0009】なお、本実施例に挙げた設計上の数値は、
一例を示したに過ぎず、この数値に限定されるものでは
ない。例えば、アーム1の長さ、撮像素子の寸法、撮像
レンズ2の焦点距離、被写体距離、書画被写界視野範囲
8、ヒンジ機構6の取付位置などは、本発明の主旨を生
かしながら適宜変更が可能である。以上述べたように本
構造によれば、前記アームの収納および展開という一動
作により人物および書画撮像の総ての条件を満たすこと
が可能である。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、卓
上に置かれる筐体に、画像表示部と撮像部と撮像レンズ
とを設けたテレビ電話機において、前記画像表示部は
ラットパネル形表示素子よりなり、使用者からみて前記
筐体の後方上部に前記筐体上面に対して傾斜して配置さ
れ、前記筺体の前方には所定長のアームがヒンジ機構を
介して回動自在および前記筐体に収容自在に取り付けら
れ、前記アームの自由端には前記撮像部および撮像レン
ズが設けられ、アームの収容時に前記撮像レンズが前記
画像表示部の近傍に配置され、かつこの撮像レンズの光
軸が水平よりやや上向きになるように構成され、前記ア
ームを前方に起こした時に前記筐体の手前のスペースに
置いた被写体を撮像するように前記撮像部が前記スペー
スの上方に配置され、かつ前記撮像レンズの光軸がほぼ
鉛直になる状態で停止させるストッパーが前記筐体に設
けられたことにより、筐体を極端に縮小し、筐体の高さ
を低くしたために机上のスペースを有効に利用でき、他
の作業の邪魔とならない。また、書画撮像時には書画の
上部に位置する、撮像部およびアームが小型であるた
め、天井照明により生ずるこれらの陰が映りにくい。さ
らに、コンパクトで低い筐体にしながらも、書画撮像時
には可動型撮像部保持機構により一動作で、通常ほぼ水
平方向である撮像部の撮像レンズの光軸を机上面に対し
てほぼ垂直な方向に換え、必要な被写体距離を確保し、
書画を撮像することが出来る。また、本発明のテレビ電
話機は極めて簡素な方式で、複雑な反射鏡機構も不要と
なり耐久性・経済性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るテレビ電話機の斜視図
である。
【図2】第1図のアームを起立させた状態の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 アーム 2 撮像レンズ 3 撮像部 4 画像表示部 5 ストッパー 6 ヒンジ機構 7 筐体

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 卓上に置かれる筐体に、画像表示部と撮
    像部と撮像レンズとを設けたテレビ電話機において、 前記画像表示部はフラットパネル形表示素子よりなり、
    使用者からみて前記筐体の後方上部に前記筐体上面に対
    して傾斜して配置され、 前記筐体の前方には所定長のアームがヒンジ機構を介し
    て回動自在および前記筐体に収容自在に取り付けられ、 前記アームの自由端には前記撮像部および撮像レンズが
    設けられ、アームの収容時に前記撮像レンズが前記画像
    表示部の近傍に配置され、かつこの撮像レンズの光軸が
    水平よりやや上向きになるように構成され、 前記アームを前方に起こした時に前記筐体の手前のスペ
    ースに置いた被写体を撮像するように前記撮像部が前記
    スペースの上方に配置され、かつ前記撮像レンズの光軸
    がほぼ鉛直になる状態で停止させるストッパーが前記筐
    体に設けられたことを特徴とするテレビ電話機。
JP5037395A 1993-02-02 1993-02-02 テレビ電話機 Expired - Lifetime JP2501283B2 (ja)

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JPH06125552A JPH06125552A (ja) 1994-05-06
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JP5445161B2 (ja) * 2010-01-20 2014-03-19 株式会社リコー 遠隔会議システムの会議装置および遠隔会議システム
JP5754618B2 (ja) 2011-01-14 2015-07-29 株式会社リコー 通信装置
JP5533998B2 (ja) 2012-12-26 2014-06-25 セイコーエプソン株式会社 書画カメラ

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