JP3781602B2 - ビデオカメラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビデオカメラに関し、特に様々な姿勢にて撮影することが可能な装置に用いて好適なビデオカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術について、特開平8−125890号公報に開示されたものに基づき説明する。
【0003】
図6乃至図12において、2はビデオカメラ1の本体部であり、該本体部2は合成樹脂によって形成され、前方を向いた側面には被写体撮影用のレンズ3や図示しない内蔵マイク等が取着されており、後方を向いた側面には撮影時のスタート/ストップスイッチ4等が設けられ、そして、右側面5にはビデオカメラを保持するためのグリップベルト6が取着されている。
【0004】
そして、本体部2の左側面7には前方及び上方に段部8及び9が形成されることによって、左方、後方及び下方に開口した凹部10が形成されている。
【0005】
また、上記段部8の上下方向における略中間の位置において、凹部10の上下の幅の略3分の1程度の範囲が更に前方に向かって伸びる凹部11が形成され、後述するヒンジユニットを収納するための収納凹部となっている。
【0006】
12はEVF(Electronic View Finder)であり、中央部に稍横長の開口14を有する合成樹脂製の枠体13に、該枠体13の背面側から3乃至4インチ程度のLCDパネル15が取着固定され、このLCDパネル15の背面カバー16によって覆われ、従って、LCDパネル15は枠体13と背面カバー16とによって前後から挟まれ、開口14から表示面15aが露出するようになっている。
【0007】
図9乃至図12に示すように、17は前記EVF12を本体部2に連結支持する金属製の連結ユニットであり、EVF12の水平方向への回動及び該回動軸と直交した軸を中心とする回動(回転)を可能とするものである。
【0008】
18は開閉ブラケットであり、金属板を縦断面形状で略コ字状に折り曲げて成り、水平方向に伸びた上下の端部は外縁部の角が落とされて丸くされた支持片18a、18aとされ、該支持片18a、18aに挟まれた中間の部分が固定片18bとされている。
【0009】
また、上記支持片18a、18aには後述する開閉連結ユニットの回動軸を嵌合してこれを回動自在に支持する支持孔18c、18cが形成されている。
【0010】
そして、上記開閉ブラケット18は前記収納凹部11内に、図11に示すように、本体部2の表面に対して凹部となっている収納凹部11の底面である側面11bに、例えば、ビス止め等の適宜な方法によって固定片18bを固定し、これによって支持片18a、18aが対向して水平方向に伸びるように配置されている。
【0011】
19は開閉ヒンジユニットであり、上記開閉ブラケット18と同様に、金属板を縦断面形状で略コ字状に折り曲げて成るものであり、水平方向に平行して伸びる上下の両端部が被支持片19a、19aであり、該被支持片19a、19aの間で垂直方向に伸びる部分が回転支持部19bである。
【0012】
また、被支持片19a、19aの外縁部は角が落とされて丸く形成され、中央にはそれぞれ上方又は下方へ向かって突出した回動軸20、20が一体的に形成されている。
【0013】
更に、回転支持部19bの中心部には挿通孔21が形成されている。尚、該挿通孔21の内径は、後述する回転ユニットの軸部材の外径より稍大きい程度とされている。
【0014】
そして、開閉ヒンジユニット19は、開閉ブラケット18に収納凹部11内で支持孔18c、18c内に回動軸20、20が挿入されることによって上下から挟まれるようにして支持され、これによって、開閉ヒンジユニット19は垂直方向に伸びる回動軸20、20を中心として水平方向に回動自在となる。
【0015】
22は回転ユニットであり、略円筒状の基部23と軸部材24とから成るものである。
【0016】
即ち、該回転ユニット22の基部23の一端には円盤状の取付フランジ23aが一体に成形され、中心部を一端から他端まで軸方向に貫通した支持孔23bが両端に開口している。
【0017】
また、軸部材24は基部23の支持孔23bの内径より僅かに小さい外径、つまり、後述するように支持孔23b内において回転自在となる程度の外径を有し、一端部には板状で横断面形状が略L字状をした取付ブラケット25がその一方の片25aが軸部材24の軸方向に直交するように、即ち、フランジ状となるように一体的に取着され、他方の片25bが一方の片25aの一側縁から軸部材24の軸方向に且つ軸部材24の突出方向と反対の方向に伸びるようにされ、また、軸部材24の他端部には後述するeリングの位置を固定するため係止溝24aが周方向に形成されている。
【0018】
26はカバー体であり、図9に示すように、一方が開口した長方形の箱状を為し、上下の壁部26a、26bの開口縁には切欠27、27が形成され、閉塞端26cの中央には縦長長方形の開口28が形成されている。
【0019】
以上のような構成を有する回転ユニット22は、基部23の反取付フランジ23a側の支持孔23bの開口から軸部材24を、取付ブラケット25が取着された側と反対側から挿入して取付ブラケット25の一方の片25aと基部23の端面とが当接するようにする。
【0020】
次に、上記したように一体化された回転ユニット22を開閉ヒンジユニット19の回転支持部19bに取着する。
【0021】
即ち、開閉ヒンジユニット19の回転支持部19bに形成された挿通孔21に、回転支持部19bの被支持片19a、19aが水平方向に突出した側から、上記したように組み立てた回転ユニット22の軸部材24を挿入し、挿通孔21の開口縁に取付フランジ23aを当接させて、取付フランジ23aを回転支持部19bに図示しないビス止め等の適宜な方法によって固定する。
【0022】
そして、回転支持部19bの挿通孔21から突出した軸部材24の係止溝24aにeリング29を係止することによって貫け止めを為す。
【0023】
そして最後に、図11及び図12に示すように、カバー体26を連結ユニット17の略全体を覆うように開閉ヒンジユニット19に取付ブラケット25が突出した側から外嵌すると、切欠27、27を通して回動軸20、20が上下に突出し、開口28から回転ユニット22の軸部材24の先端の取付ブラケット25が突出するようになる。
【0024】
このようにして、開閉ヒンジユニット19と回転ユニット22とが、図10乃至図12に示すように一体化され、取付ブラケット25が開閉ヒンジユニット19の回動軸20、20を支点として水平方向に回動自在となり、同時に、回動軸20、20と直交した方向に延びる回転ユニット22の軸部材24を回転軸として回転自在となる。
【0025】
尚、EVF12は取付ブラケット25に取着されて支持されることとなるが、例えば、詳しい図示は省略するが、取付ブラケット25の一方の片25a及び他方の片25bにビス孔を形成する等して、一方の片25aが枠体13に、他方の片25bが背面カバー16にビス止めされる。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】
従来の装置によれば、ビデオカメラの本体部に対し電子ビューファインダーを開閉及び回転自在に取着することによって、電子ビューファインダーの視認性を高めたビデオカメラを実現することができる。
【0027】
ところで、ユーザーは、時には異なった姿勢で撮影したいという欲求にかられることがある。
【0028】
例えば、カメラ本体を垂直方向にして撮影したり、カメラ本体を水平方向にして撮影したいということがある。
【0029】
ところが、従来装置での撮影では、本体2が常に地面に対し垂直方向での撮影となり、水平方向にして撮影すると電子ビューファインダーや外部のディスプレイに表示される被写体は、横向きに表示されるという問題があった。
【0030】
【課題を解決するための手段】
本発明は、撮像に係る矩形のCCDを有するカメラ部と、画像表示を行うモニタ部と、グリップ部を有する機器本体部とを備え、前記モニタ部は前記機器本体部に対して開閉回動を行うことが可能にしてあるビデオカメラであって、前記カメラ部は、前記開閉回動に係る回動軸を中心にして回動可能に前記機器本体部に取り付けてあり、前記モニタ部の開閉回動の範囲は、略90度に規制してあり、前記モニタ部は、前記開閉回動に前記カメラ部が一体的に回動するように前記カメラ部に連結してあり、前記CCDは、閉じた状態の前記モニタ部の表示面に対して該CCDの対向する二辺が夫々直交的になるように前記カメラ部に取り付けてあることを特徴とする。
【0031】
また、前記モニタ部は回転機構を介して前記カメラ部に連結してあり、該回転機構は、前記回動軸に対し直交する軸を中心に回転することが可能であることを特徴とする。
【0032】
また、前記回動軸は、前記カメラ部又は前記機器本体部の一方に設けてあり、前記カメラ部又は前記機器本体部の他方に、前記回転軸に嵌合する嵌合孔が形成してあることを特徴とする。
【0033】
また、前記機器本体部は前記カメラ部の周面に対向する1面を有しており、前記カメラ部の周面には、前記モニタ部が閉じた時に、前記1面と略平行に対向して当接する第1平面と、該第1平面に直交的であり、前記モニタ部が開いた時に、前記1面と略平行に対向して当接する第2平面と、前記第1平面及び第2平面に連続し、前記回動軸と同心である略円筒面とが形成してあることを特徴とする。
さらに、前記CCDの対向する二辺は、短辺であることを特徴とする。
さらに、また、前記機器本体部に固着してあるビューファインダを備えることを特徴とする。
【0034】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態について、図1乃至図5に基づき以下説明する。
【0035】
図1は本発明のビデオカメラの本体部1を水平方向にして使用する場合の斜視図であり、図1(a)はモニタ部2が開いた状態の図、図1(b)はモニタ部2が閉じた状態の図、図2は本体部1を垂直方向にした場合の斜視図、図3は本発明のビデオカメラでの撮影状態の1具体例を示す図であり、図3(a)は本体部1を垂直方向にして通常撮影する場合を示す図、図3(b)は本体部1を垂直方向にして対面撮影(ユーザーが自分自身を撮影)する場合を示す図、図4は本発明を説明するための図、図5は本発明を説明するための図である。
【0036】
なお、本発明のビデオカメラは、カメラ部3にて撮影された信号を例えば、ディスクや半導体メモリ等の記憶媒体に記録するビデオカメラであり、本発明においては、記憶媒体にディスクを用いた例で説明する。
【0037】
最初に、本発明のビデオカメラの構成を説明する。
【0038】
図1(a),図1(b),図5において、本発明のビデオカメラは、記録再生手段を備える機器の本体部である本体部1、本体部1に設けられたディスク挿入口1a,ディスク挿入口の蓋である蓋1b,グリップ部1c,本体部1の1d、画像を表示するモニタ部2、モニタ部2に設けられ画像を表示する面となる表示面2a、被写体を撮像するカメラ部3、カメラ部3に設けられ後述する回動軸4aと嵌合する嵌合孔3a,カメラ部3の面3b,3c,3d、本体部1に固着されるビューファインダ4、ビューファインダ4に固着された回動軸4a、マイク5、ズーム操作を行うズーム釦6、モニタ部2とカメラ部3とに連結される回転機構7を備える。
【0039】
次に、図1(a),図1(b)において、本体部1には撮像時に被写体を確認するビューファインダ4が固着されている。
【0040】
ビューファインダ4には、回動軸4aが固着され、更に、回動軸4aにはカメラ部3に設けられた嵌合孔3aが嵌合されることで、カメラ部3は、回動軸4aを中心に矢印A方向に回動可能に、ビューファインダ4に取付けられている。
【0041】
また、カメラ部3には回転機構7が連結され、回転機構7にモニタ部2が連結されることで、モニタ部2は、回転機構7を中心に矢印B方向に回動可能に、回転機構7を介してカメラ部3に連結されている。
【0042】
なお、回転機構7については、従来例で説明した機構や製品としても既に存在しており、公知の技術で実現され、具体的な説明は省略する。
【0043】
次に動作説明をする。図1(a),図1(b)は本体部1を水平方向にして撮像あるいは再生する場合の1具体例の斜視図である。
【0044】
図1(b)に示すように、通常、モニタ部2は閉じた状態で収納されている。ここで、図1(b)においては、モニタ部2の表示面2aは、表側に収納されているが、モニタ部2とカメラ部3とに連結された回転機構7により、モニタ部2は180°回転可能であり、表示面2aを中側、裏面を表側に収納することもできる。
【0045】
次に、図1(b)の状態から、モニタ部2を矢印C方向に略90°開くと、モニタ部2とカメラ部3とに連結された回転機構7を介して、カメラ部3も回動し、図1(a)のように、モニタ部2が開くとともに、カメラ部3も連動して回動する。
【0046】
但し、図1(a)は、更にモニタ部2を180°回転した状態である。なお、図示はしていないがモニタ部2とカメラ部3には、一方にロック孔、他方にバネ部材とロック部材を設けた所謂セルフロック機構が設けられ、モニタ部2のガタを防止している。
【0047】
次に、蓋1bを開けディスク挿入口1aより、ディスク(図示せず)を装着し、蓋1bを閉めることで記憶媒体が装着され、カメラ部3にて撮像された信号を記録することができる。
【0048】
撮影は、図1(b)の状態のように、モニタ部2を閉じビューファインダ4にて、被写体を確認しながら撮影する。
【0049】
更に、ビデオカメラを人体上部の高さまで持ち上げることなく、グリップ部1cを掴みながら、人体の低い手先位置のまま、モニタ部2を上から確認しながら撮影するということもできる。
【0050】
また、本体部1を水平方向にした撮影においては、ビデオカメラを物の上に置いたまま撮影するということもできる。
【0051】
再生は、図1(a),図1(b)の状態、図1(a)の状態からモニタ部2を回動した状態、図1(b)の状態から本体部1を垂直方向に立てた状態等、様々な状態で再生することができる。
【0052】
次に、図2,図3に基づき本体部1を垂直方向にして撮影する場合について説明する。
【0053】
図2の状態からモニタ部2を矢印D方向に略90°開くと、モニタ部2とカメラ部3とに連結された回転機構7を介して、カメラ部3も回動し、カメラ部3は図3(a),図3(b)の状態となる。
【0054】
図3(a)は、更にモニタ部2を矢印E方向に略90°回動したものであり、図3(b)は矢印F方向に略90°回動したものである。
【0055】
図3(a)の状態にすることで、本体部1を垂直方向にして通常撮影が可能となり、また、図3(b)の状態にすることで、本体部1を垂直方向にして対面撮影(ユーザーが自分自信を撮影)が可能となる。
【0056】
なお、グリップ部1cに指を入れることでビデオカメラをしっかり把持することができる。
【0057】
なお、以上の説明において、回動軸4aをビューファインダ4に固着し、嵌合孔3aをカメラ部3に設けた例で説明したが、回動軸4aをカメラ部3に固着し、嵌合孔3aをビューファインダ4に設けても、同様の回動が可能である。
【0058】
更に、ビューファインダ4を用いず、本体部1を延長して、回動軸4aや嵌合孔3aを設けてもよい。
【0059】
図4に基づき本発明の要旨を説明する。図4は、カメラ部3に取付けられるCCDの配置と、カメラ部3の回動とCCDの位置関係を示す図である。
【0060】
まず、図4(a)に示すように、図1(b)におけるカメラ部3の状態におけるCCDの取付位置は水平位置に取付けられている。
【0061】
次に、図4(b)に示すように、図1(a)のようにカメラ部3が略90°回動すると、CCDも略90°回動した位置となる。また、図2の状態においても図1(a)と同じ状態である。
【0062】
次に、図4(b)に示すような図2の状態から、図4(a)に示すような図3(a),図3(b)の状態に、カメラ部3が略90°回動すると、CCDも略90°回動した位置となって水平位置となり、図1(b)のように本体部1が水平状態、図3(a),図3(b)のように、本体部1が垂直状態のいずれにおいても、問題なく撮像された画像を表示することが可能なビデオカメラを実現できる。
【0063】
図5に基づき本発明の更なる要旨を説明する。図5からも解かるように、本発明のカメラ部3の形状は、図5(b)に示すように、モニタ部2を閉じた時に、本体部1の1面1dと略平行となる面3bと、図5(a)に示すように、モニタ部2を開いた時に、本体部1の1面1dと略平行となる面3cと、回動軸4aと同心の略円筒面3dを有している。
【0064】
従って、モニタ部2の回動に支障をきたすことがないのは勿論のこと、更に、モニタ部2を閉じた時及びモニタ部2を開いた時、カメラ部3と本体部1とをぴったりと当接することが実現でき、操作性のよいビデオカメラを実現できる。
【0065】
【発明の効果】
本願請求項1に記載のビデオカメラによれば、モニタ部の回動に連動してカメラ部を回動することで、ビデオカメラ本体を垂直方向にして撮影したり、水平方向にして撮影したりすることができ、操作性の向上したビデオカメラを実現することができる。
【0066】
本願請求項2に記載のビデオカメラによれば、垂直方向にして撮影したり、水平方向にして撮影したりすることができるビデオカメラを実現する効果に加えて、通常撮影や対面撮影が可能なビデオカメラを実現することができる。
【0067】
本願請求項3に記載のビデオカメラによれば、比較的簡単な構成でモニタ部の回動に連動して、カメラ部を回動することのできるビデオカメラを実現することができる。
【0068】
本願請求項4に記載のビデオカメラによれば、モニタ部の回動に支障をきたすことなく、更に、モニタ部を閉じた時及びモニタ部を開いた時、カメラ部と本体部とをぴったりと当接することが実現でき、操作性のよいビデオカメラを実現できる。
また、本願請求項5に記載のビデオカメラによれば、カメラ部が備える矩形のCCDを、モニタ部の表示面に対して矩形の短辺が直交的になるように配置することで、本体部が水平状態又は垂直状態のいずれにおいても、問題なく撮像された画像を表示することが可能なビデオカメラを実現できる。
さらに、本願請求項6に記載のビデオカメラによれば、ビューファインダと本体部との位置関係を固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のビデオカメラの本体部1を水平方向にして使用する場合の斜視図であり、図1(a)はモニタ部2が開いた状態の図、図1(b)はモニタ部2が閉じた状態の図である。
【図2】本発明のビデオカメラの本体部1を垂直方向にした場合の斜視図である。
【図3】本発明のビデオカメラでの撮影状態の1具体例を示す図であり、図3(a)は本体部1を垂直方向にして通常撮影する場合を示す図、図3(b)は本体部1を垂直方向にして対面撮影(ユーザーが自分自身を撮影)する場合を示す図である。
【図4】本発明のビデオカメラにおいて、カメラ部3に取付けられるCCDの配置と、カメラ部3の回動とCCDの位置関係を示す図である。
【図5】本発明のビデオカメラの斜視図であり、図5(a)はモニタ部を開いた状態を示す図であり、図5(b)はモニタ部を閉じた状態を示す図である。
【図6】従来のビデオカメラの使用状態を示す斜視図である。
【図7】EVFが収納された状態を示す斜視図である。
【図8】EVFを図2とは逆の向きで収納した状態を示す斜視図である。
【図9】要部の分解斜視図である。
【図10】要部の拡大水平断面図である。
【図11】図10のVI−VI線に沿う断面図である。
【図12】図11のVII−VII線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 本体部
1a ディスク挿入口
1b 蓋
1c グリップ部
1d 1面
2 モニタ部
2a 表示面
3 カメラ部
3a 嵌合孔
3b,3c,3d 面
4 ビューファインダ
4a 回動軸
5 マイク
6 ズーム釦
7 回転機構
Claims (6)
- 撮像に係る矩形のCCDを有するカメラ部と、画像表示を行うモニタ部と、グリップ部を有する機器本体部とを備え、前記モニタ部は前記機器本体部に対して開閉回動を行うことが可能にしてあるビデオカメラであって、
前記カメラ部は、前記開閉回動に係る回動軸を中心にして回動可能に前記機器本体部に取り付けてあり、
前記モニタ部の開閉回動の範囲は、略90度に規制してあり、
前記モニタ部は、前記開閉回動に前記カメラ部が一体的に回動するように前記カメラ部に連結してあり、
前記CCDは、閉じた状態の前記モニタ部の表示面に対して該CCDの対向する二辺が夫々直交的になるように前記カメラ部に取り付けてあることを特徴とするビデオカメラ。 - 前記モニタ部は回転機構を介して前記カメラ部に連結してあり、
該回転機構は、前記回動軸に対し直交する軸を中心に回転することが可能であることを特徴とする請求項1に記載のビデオカメラ。 - 前記回動軸は、前記カメラ部又は前記機器本体部の一方に設けてあり、
前記カメラ部又は前記機器本体部の他方に、前記回転軸に嵌合する嵌合孔が形成してあることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のビデオカメラ。 - 前記機器本体部は前記カメラ部の周面に対向する1面を有しており、
前記カメラ部の周面には、
前記モニタ部が閉じた時に、前記1面と略平行に対向して当接する第1平面と、
該第1平面に直交的であり、前記モニタ部が開いた時に、前記1面と略平行に対向して当接する第2平面と、
前記第1平面及び第2平面に連続し、前記回動軸と同心である略円筒面と
が形成してあることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載のビデオカメラ。 - 前記CCDの対向する二辺は、短辺であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載のビデオカメラ。
- 前記機器本体部に固着してあるビューファインダを備えることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載のビデオカメラ。
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