JPH05284273A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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Publication number
JPH05284273A
JPH05284273A JP4080056A JP8005692A JPH05284273A JP H05284273 A JPH05284273 A JP H05284273A JP 4080056 A JP4080056 A JP 4080056A JP 8005692 A JP8005692 A JP 8005692A JP H05284273 A JPH05284273 A JP H05284273A
Authority
JP
Japan
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fax
relay
facsimile
broadcast
broadcast transmission
Prior art date
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Application number
JP4080056A
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English (en)
Inventor
Makoto Ujiie
誠 氏家
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】中継同報送信の結果を、同報送信元のファクシ
ミリ装置に通知する。 【構成】同報送信元のファクシミリ装置(FAX1)か
らファクシミリ情報を同報送信する場合に、そのルート
において中継点となるファクシミリ装置(FAX5)
は、自身より1つ前段に位置するファクシミリ装置(F
AX2)から、FAX2の番号を含む中継同報送信依頼
を受信した場合に、自身の送信結果をFAX2に送信す
る。また、上記ルートにおいて中継点となるファクシミ
リ装置(FAX2)は、同報送信元のFAX1から、同
報送信元のFAX1の番号を含む中継同報送信依頼を受
信した場合に、FAX5から受信した送信結果と自身の
送信結果とを合成して、同報送信元のFAX1に送信す
る。 【効果】同報送信の結果を、送信者が確実に把握できる
ようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ情報を中
継して同報送信するネットワークに係り、特に、中継点
となるファクシミリ装置が2つ以上ある場合に、各中継
点における送信結果を同報送信元のファクシミリ装置が
確認することを可能とするネットワークに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ情報を中継して同報
送信を行う方法としては、特開平2−032667号公
報に記載されているように、各ファクシミリ装置(以
下、FAXと称す。)から同報送信を行う際のルートが
それぞれ予め決められており、各ルートにおいて中継点
となるFAXには、1つ以上の同報リストが格納されて
いる。同報リストには、同報送信先や中継同報送信依頼
先となるFAXの情報が記述されており、中継点となる
FAXは、同報送信元のFAXまたは1つ前段に位置し
ているFAXから中継同報送信依頼を受信した場合に、
該当する同報リストを参照することにより、同報送信先
となるFAXに同報送信したり、中継同報送信依頼先と
なるFAXに中継同報送信依頼を送信したりすることに
より、多段に渡って中継する同報送信を実現している。
なお、中継同報送信依頼を送信する際には、相手側のF
AXで参照すべき同報リストを示す同報リストIDを送
信するようにしており、この同報リストIDは、自身の
同報リストに記述されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術においては、同報送信元のFAXおよび中継点となる
各FAXは、自身と同報送信先となるFAXとの間の通
信が正常に終了したか否かを判断することができるが、
さらにその先に中継点となるFAXがある場合には、該
FAXと該FAXの同報送信先となるFAXとの間の通
信が正常に終了したか否かを判断することはできない。
【0004】従って、同報送信の途中で通信障害が発生
し、FAXの復旧手段を用いても回復不可能の場合は、
該FAXより下位のFAXにはファクシミリ情報が送信
されなくなる。しかし、上記従来技術では、送信結果を
同報送信元のFAXに通知する手段がないので、同報送
信元のFAXでは、通信障害の発生を知ることができ
ず、全てのFAXにファクシミリ情報が送信されたか否
かを確認できない。
【0005】そこで、特開平1−49345号公報に記
載されているように、ファクシミリ情報を同報送信され
たFAXの各々が、ファクシミリ情報を受信した旨を示
す情報を、直接同報送信元のFAXに送信するようにす
る方法がある。しかし、この方法では、同報送信元のF
AXに対する送信が集中してしまうという欠点がある。
また、この方法は、全てのFAXが同一のネットワーク
に接続されていることが前提となり、同報送信元のFA
Xと異なるネットワークに接続されているFAXは、フ
ァクシミリ情報を受信した旨を示す情報を同報送信元の
FAXに送信することができない。
【0006】また、いずれの技術においても、一旦中継
同報送信依頼を送信すると、通信の実行は、依頼先のF
AXの管轄化にあるので、通信を強制的に中断すること
ができない。
【0007】本発明の目的は、ファクシミリ情報を中継
して同報送信する際に、全ての送信結果を、同報送信元
のFAXが確認することを可能とすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、多段に渡って中継することにより同報送
信を行う複数のFAXを有するネットワークにおいて、
中継点となるFAXは、同報送信元のFAXまたは自身
より1つ前段に位置する中継点となるFAXから、ファ
クシミリ情報と共に、該FAXの番号を含む中継同報送
信依頼を受信した場合に、自身より1つ後段に位置する
中継点となるFAXに、ファクシミリ情報と共に、自身
の番号を含む中継同報送信依頼を送信したならば、中継
同報送信中継依頼を送信したFAXから受信した送信結
果と自身の送信結果とを、中継同報送信依頼元のFAX
に送信し、自身より1つ後段に位置する中継点となるF
AXに、ファクシミリ情報と共に、自身の番号を含む中
継同報送信依頼を送信しなかったならば、自身の送信結
果を、中継同報送信依頼元のFAXに送信するようにし
てもよい。このようにすると、中継点となるFAXが、
同報送信元のFAXとは異なる種類のネットワークに接
続されているような場合に有効である。
【0009】これにより、全ての送信結果を、同報送信
元のFAXに送信することが可能となる。
【0010】さらに、中継点となるFAXは、同報送信
元のFAXまたは自身より1つ前段に位置する中継点と
なるFAXから、中継同報送信依頼を受信した後に、途
中経過通知依頼を受信した場合に、その時点での自身の
送信結果を中継同報送信依頼元のFAXに送信するよう
にすることができる。
【0011】これにより、送信の途中経過を、同報送信
元のFAXに送信することが可能となる。
【0012】また、中継点となるFAXは、同報送信元
のFAXまたは自身より1つ前段に位置する中継点とな
るFAXから中継同報送信依頼を受信した後に、中断依
頼を受信した場合に、その時点で送信を中断するように
することができる。このとき、送信を中断した時点での
自身の送信結果を中継同報送信依頼元のFAXに送信す
るようにしてもよい。
【0013】これにより、送信の中断を行うことが可能
となる。
【0014】また、中継点となるFAXは、同報送信元
のFAXまたは自身より1つ前段に位置する中継点とな
るFAXから中継同報送信依頼を受信した後に、リトラ
イ依頼を受信した場合に、自身の送信結果に正常終了で
ないものが含まれているならば、該正常終了でないFA
Xに対する送信のみを再実行するようにすることができ
る。このとき、送信を再実行した後の送信結果を中継同
報送信依頼元のFAXに送信するようにしてもよい。
【0015】これにより、同報送信をより確実に行うこ
とが可能となる。
【0016】また、中継点となるFAXは、自身の送信
結果に正常終了でないものが含まれているならば、該正
常終了でないFAXの管理者の電話機に発信し、ファク
シミリ情報が未達である旨を通知するようにすることが
できる。
【0017】これにより、同報送信をより確実に行うこ
とが可能となる。
【0018】
【作用】多段に渡って中継することにより同報送信を行
う複数のFAXを有するネットワークにおいては、各F
AXから同報送信を行う際のルートがそれぞれ予め決め
られており、各ルートにおいて中継点となるFAXに
は、1つ以上の同報リストが格納されている。同報リス
トには、同報送信先や中継同報送信依頼先となるFAX
の情報が記述されている。
【0019】中継点となるFAXに送信される中継同報
送信依頼には、該FAXが参照すべき中継リストを示す
同報リストID,中継同報送信依頼元FAXの番号が含
まれている。そこで、中継同報送信依頼を受信したFA
Xは、受信したファクシミリ情報および中継同報送信依
頼元FAXの番号を内部メモリに格納すると共に、同報
リストIDに対応する同報リストを参照することによ
り、同報送信を行う。
【0020】すなわち、同報リストに、同報送信先とな
るFAXの情報が記述されている場合は、ファクシミリ
情報を該FAXに同報送信する。また、同報リストに、
中継同報送信依頼先となるFAXの情報が記述されてい
る場合は、ファクシミリ情報と共に、該FAXが参照す
べき中継リストを示す同報リストID,中継同報送信依
頼元FAXの番号(自身のFAXの番号)を含む中継同
報送信依頼を該FAXに送信する。なお、該FAXが参
照すべき中継リストを示す中継リストIDは、自身の中
継リストに記述されている。
【0021】このようにして、多段に渡って中継して、
同報送信が行われる。
【0022】そして、中継点となるFAXは、自身の送
信結果を中継結果レポートにまとめ、内部メモリに格納
されている中継同報送信依頼元FAXに送信するように
している。中継結果レポートには、該FAXの送信相手
となるFAXごとに、正常に終了した旨または正常に終
了しなかった旨が記述される。
【0023】このようにすると、中継結果レポートは、
1つ前段の中継点となるFAXに送信されることとな
り、中継結果レポートは、順次中継点となるFAXをさ
かのぼって、同報送信元FAXに送信される。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0025】図1は本発明の第1の実施例における同報
送信の送信形態の様子を示す図である。
【0026】本実施例においては、中継段数が2とした
場合について説明する。
【0027】図1において、1〜7は公衆網に接続され
たファクシミリ装置(以下、FAXと称す。)である。
FAX1は、横浜に設置されており、その電話番号は
「045-XXX-1111」である。FAX2,3,4は、大阪に
設置されており、それらの電話番号は、それぞれ、「06
-XXX-1112」,「06-XXX-1113」,「06-XXX-1114」であ
る。FAX5,6,7は、福岡に設置されており、それ
らの電話番号は、それぞれ、「0992-XX-1115」,「0992
-XX-1116」,「0992-XX-1117」である。
【0028】FAX1からFAX2〜7に同報送信を行
う場合に、FAX1からFAX2〜7の各々に直接送信
するよりも、図1に示すように、FAX1からFAX2
に送信し、FAX2からFAX3,4,5に送信し、F
AX5からFAX6,7に送信する方が料金が安くなる
ので、FAX1は、送信者からFAX2〜7に同報送信
を行うよう指示されると、FAX2に中継同報送信依頼
を送信するようにし、FAX2は、FAX1から中継同
報送信依頼を受信すると、FAX3,4に同報送信する
と共に、FAX5に中継同報送信依頼を送信するように
し、FAX5は、FAX2から中継同報送信依頼を受信
すると、FAX6,7に同報送信するようにしている。
【0029】また、FAX2からFAX1,3〜7に同
報送信を行う場合には、FAX2は、送信者からFAX
1,3〜7に同報送信を行うよう指示されると、FAX
1,3,4に同報送信すると共に、FAX5に中継同報
送信依頼を送信するようにし、FAX5は、FAX2か
ら中継同報送信依頼を受信すると、FAX6,7に同報
送信するようにしている。また、FAX3からFAX
1,2,4〜7に同報送信を行う場合には、FAX3
は、送信者からFAX1,2,4〜7に同報送信を行う
よう指示されると、FAX4に同報送信すると共に、F
AX2,5に中継同報送信依頼を送信するようにし、F
AX2は、FAX3から中継同報送信依頼を受信する
と、FAX1に同報送信するようにし、FAX5は、F
AX3から中継同報送信依頼を受信すると、FAX6,
7に同報送信するようにしている。FAX4〜7につい
ても同様である。
【0030】このように同報送信を行う際のルートは予
め決められており、各ルートにおいて中継点となるFA
Xには、1つ以上の同報リストが格納されている。同報
リストには、中継同報送信依頼を受信した場合に、同報
送信先および/または中継同報送信依頼先となるFAX
の電話番号と、中継同報送信依頼先となるFAXに対し
ては、該FAXに格納されている同報リストを示す同報
リストIDとが記述されている。
【0031】例えば、FAX2は、FAX1,3,4,
5から中継同報送信依頼を受信する場合があるので、F
AX2に格納されている同報リストは4つである。図2
(a)には、FAX1から中継同報送信依頼を受信した
場合に参照する同報リスト16を示している。図2
(a)において、同報リスト16には、FAX1から中
継同報送信依頼を受信した場合に中継同報送信依頼先と
なるFAX5の電話番号「0992-XX-1115」と同報リスト
「2」、および、同報送信先となるFAX3,4の電話
番号「06-XXX-1113」,「06-XXX-1114」が記述されてい
る。
【0032】また、例えば、FAX5は、FAX2,
6,7から中継同報送信依頼を受信する場合があるの
で、FAX2に格納されている同報リストは3つであ
る。図2(b)には、FAX2から中継同報送信依頼を
受信した場合に参照する同報リスト17を示している。
図2(b)において、同報リスト17には、FAX2か
ら中継同報送信依頼を受信した場合に同報送信先となる
FAX6,7の電話番号「0992-XX-1116」,「0992-XX-
1117」が記述されている。
【0033】以下、FAX1からFAX2〜7に同報送
信を行う場合の動作について詳しく説明する。
【0034】FAX1は、送信者からFAX2〜7に同
報送信を行うよう指示されると、予め決められたルート
に基づいて内部メモリに格納されているFAX2の電話
番号「06-XXX-1112」,同報リストID「1」を取得
し、同報リストID「1」を含む中継同報送信依頼,同
報送信元FAX1の電話番号「045-XXX-1111」,ファク
シミリ情報をFAX2に送信する(図1のルート8)。
【0035】FAX2は、FAX1から受信した同報送
信元FAX1の電話番号「045-XXX-1111」およびファク
シミリ情報を内部メモリに格納すると共に、FAX1か
ら受信したファクシミリ情報を記録する。また、FAX
1から受信した中継同報送信依頼に含まれている同報リ
スト「1」に対応する同報リスト16を参照し、その内
容に基づいて、FAX3〜5に同報送信を行う。
【0036】すなわち、同報リスト16において、FA
X3,4の同報リストID欄が空欄(−)であるので、
通常の同報送信であると判断し、FAX3,4の電話番
号406-XXX-1113」,「06-XXX-1114」を取得し、FAX
1から受信したファクシミリ情報をFAX3,4に送信
する(図1のルート9,10)。FAX3,4は、FA
X2から受信したファクシミリ情報を記録する。また、
同報リスト16において、FAX5の同報リストID欄
にID「2」が記述されているので、中継同報送信依頼
であると判断し、FAX5の電話番号「0992-XX-1115」
を取得し、同報リストID「2」を含む中継同報送信依
頼,FAX1から受信した同報送信元FAX1の電話番
号「045-XXX-1111」,FAX1から受信したファクシミ
リ情報をFAX5に送信する(図1のルート11)。
【0037】なお、FAX2は、FAX3〜5との間の
通信が正常に終了したか否かを判定し、判定結果を、図
3に示すような中継結果レポートにまとめ、内部メモリ
に格納されている同報送信元FAX1の電話番号「045-
XXX-1111」を取得し、中継結果レポートをFAX1に送
信する(図1のルート12)。図3においては、FAX
3〜5との間の通信が正常に終了した旨が記述されてい
るが、通信障害等で正常に通信できず、FAX2による
一定時間経過後の再発信等の復旧処理でも通信できなか
ったならば、通信が正常に終了しなかった旨が記述され
ることとなる。中継レポートの送信後、内部メモリに格
納されている同報送信元FAX1の電話番号「045-XXX-
1111」およびファクシミリ情報を消去する。
【0038】一方、FAX5は、FAX2から受信した
同報送信元FAX1の電話番号「045-XXX-1111」および
ファクシミリ情報を内部メモリに格納すると共に、FA
X2から受信したファクシミリ情報を記録する。また、
FAX2から受信した中継同報送信依頼に含まれている
同報リスト「2」に対応する同報リスト17を参照し、
その内容に基づいて、FAX6,7に同報送信を行う。
【0039】すなわち、同報リスト17において、FA
X6,7の同報リストID欄が空欄(−)であるので、
通常の同報送信であると判断し、FAX6,7の電話番
号「0992-XX-1116」,「0992-XX-1117」を取得し、FA
X2から受信したファクシミリ情報をFAX6,7に送
信する(図1のルート13,14)。FAX6,7は、
FAX5から受信したファクシミリ情報を記録する。
【0040】なお、FAX5は、FAX6,7との間の
通信が正常に終了したか否かを判定し、判定結果を、図
4に示すような中継結果レポートにまとめ、内部メモリ
に格納されている同報送信元FAX1の電話番号「045-
XXX-1111」を取得し、中継結果レポートをFAX1に送
信する(図1のルート15)。図4においては、FAX
6との間の通信が正常に終了した旨が記述されており、
FAX7との間の通信が正常に終了しなかった旨が記述
されている。中継レポートの送信後、内部メモリに格納
されている同報送信元FAX1の電話番号「045-XXX-11
11」およびファクシミリ情報を消去する。
【0041】このように、中継同報送信依頼を受信した
FAX(中継点となるFAX)2,5が、各々、中継結
果レポートを同報送信元FAX1に送信するようにして
いるので、FAX1から同報送信を行うよう指示した送
信者は、各ルートにおける同報通信結果を確実に把握す
ることができる。
【0042】さて、上記第1の実施例においては、中継
点となるFAX2,5が、それぞれ、中継結果レポート
を同報送信元FAX1に送信するようにしているが、F
AX5が、中継結果レポートを中継同報送信依頼元FA
X2に送信するようにし、FAX2が、FAX5から受
信した中継結果レポートと自身の中継結果レポートとを
合成して同報送信元FAX1に送信するようにしてもよ
い。
【0043】このようにすると、異なるネットワークを
介して同報送信を行う場合に適用することができ、以
下、このような第2の実施例について説明する。
【0044】図5は本発明の第2の実施例における同報
送信の送信形態の様子を示す図である。
【0045】本実施例においても、中継段数が2とした
場合について説明する。
【0046】図5において、21,23は公衆網37と
は別のネットワーク36に接続されたFAX、2は公衆
網37とは別のネットワーク36および公衆網37に接
続されたFAX、24〜27は公衆網に接続されたFA
Xである。FAX21,22,23のネットワーク番号
は、それぞれ、「4400-XXX-1111」,「4400-XXX-111
5」,「4400-XXX-1113」である。FAX22,24は、
大阪に設置されており、それらの電話番号は、それぞ
れ、「06-XXX-1112」,「06-XXX-1115」である。FAX
25,26,27は、福岡に設置されており、それらの
電話番号は、それぞれ、「0992-XX-1115」,「0992-XX-
1116」,「0992-XX-1117」である。
【0047】本実施例においても、同報送信を行う際の
ルートは予め決められており、各ルートにおいて中継点
となるFAXには、1つ以上の同報リストが格納されて
いる。同報リストには、中継同報送信依頼を受信した場
合に、同報送信先および/または中継同報送信依頼先と
なるFAXの電話番号と、中継同報送信依頼先となるF
AXに対しては、該FAXに格納されている同報リスト
を示す同報リストIDとが記述されている。
【0048】例えば、FAX22は、FAX21,2
3,24,25から中継同報送信依頼を受信する場合が
あるので、FAX22に格納されている同報リストは4
つである。図6(a)には、FAX21から中継同報送
信依頼を受信した場合に参照する同報リスト38を示し
ている。図6(a)において、同報リスト38には、F
AX21から中継同報送信依頼を受信した場合に中継同
報送信依頼先となるFAX25の電話番号「0992-XX-11
15」と同報リスト「2」、並びに、同報送信先となるF
AX23のネットワーク番号「4400-XXX-1113」および
同報送信先となるFAX24の電話番号「06-XXX-111
5」が記述されている。
【0049】また、例えば、FAX25は、FAX2
2,26,27から中継同報送信依頼を受信する場合が
あるので、FAX22に格納されている同報リストは3
つである。図6(b)には、FAX22から中継同報送
信依頼を受信した場合に参照する同報リスト39を示し
ている。図6(b)において、同報リスト39には、F
AX22から中継同報送信依頼を受信した場合に同報送
信先となるFAX26,27の電話番号「0992-XX-111
6」,「0992-XX-1117」が記述されている。
【0050】以下、FAX21からFAX22〜27に
同報送信を行う場合の動作について詳しく説明する。
【0051】FAX21は、送信者からFAX22〜2
7に同報送信を行うよう指示されると、予め決められた
ルートに基づいて内部メモリに格納されているFAX2
2のネットワーク番号「4400-XXX-1115」,同報リスト
ID「1」を取得し、同報リストID「1」を含む中継
同報送信依頼,同報送信元FAX1のネットワーク番号
「4400-XXX-1111」,ファクシミリ情報をFAX22に
送信する(図5のルート28)。
【0052】FAX22は、FAX21から受信した同
報送信元FAX21のネットワーク番号「4400-XXX-111
1」およびファクシミリ情報を内部メモリに格納すると
共に、FAX21から受信したファクシミリ情報を記録
する。また、FAX21から受信した中継同報送信依頼
に含まれている同報リスト「1」に対応する同報リスト
38を参照し、その内容に基づいて、FAX23〜25
に同報送信を行う。
【0053】すなわち、同報リスト38において、FA
X23の同報リストID欄が空欄(−)であるので、通
常の同報送信であると判断し、FAX3のネットワーク
番号番号「4400-XXX-1113」を取得し、FAX21から
受信したファクシミリ情報をFAX23に送信する(図
5のルート29)。FAX23は、FAX22から受信
したファクシミリ情報を記録する。また、同報リスト3
8において、FAX24の同報リストID欄が空欄
(−)であるので、通常の同報送信であると判断し、F
AX24の電話番号番号「06-XXX-1115」を取得し、F
AX21から受信したファクシミリ情報をプロトコル変
換して、FAX24に送信する(図5のルート30)。
FAX24は、FAX22から受信したファクシミリ情
報を受信して記録する。また、同報リスト38におい
て、FAX25の同報リストID欄にID「2」が記述
されているので、中継同報送信依頼であると判断し、F
AX25の電話番号「0992-XX-1115」を取得し、同報リ
ストID「2」を含む中継同報送信依頼,中継同報送信
依頼元FAX22の電話番号「06-XXX-1112」,FAX
21から受信したファクシミリ情報をプロトコル変換し
て、FAX25に送信する(図5のルート31)。
【0054】なお、FAX22は、FAX23〜25と
の間の通信が正常に終了したか否かを判定し、判定結果
を、図8の上部に示すような中継結果レポートにまと
め、内部メモリに格納する。図8においては、FAX2
3〜25との間の通信が正常に終了した旨が記述されて
いるが、通信障害等で正常に通信できず、FAX22に
よる一定時間経過後の再発信等の復旧処理でも通信でき
なかったならば、通信が正常に終了しなかった旨が記述
されることとなる。
【0055】一方、FAX25は、FAX22から受信
した中継同報送信依頼元FAX22の電話番号「06-XXX
-1112」およびファクシミリ情報を内部メモリに格納す
ると共に、FAX22から受信したファクシミリ情報を
記録する。また、FAX22から受信した中継同報送信
依頼に含まれている同報リスト「2」に対応する同報リ
スト39を参照し、その内容に基づいて、FAX26,
27に同報送信を行う。
【0056】すなわち、同報リスト39において、FA
X26,27の同報リストID欄が空欄(−)であるの
で、通常の同報送信であると判断し、FAX26,27
の電話番号「0992-XX-1116」,「0992-XX-1117」を取得
し、FAX22から受信したファクミリ情報をFAX2
6,27に送信する(図5のルート32,33)。FA
X26,27は、FAX25から受信したファクシミリ
情報を記録する。
【0057】なお、FAX25は、FAX26,27と
の間の通信が正常に終了したか否かを判定し、判定結果
を、図7に示すような中継結果レポートにまとめ、内部
メモリに格納されている中継同報送信依頼FAX22の
電話番号「06-XXX-1112」を取得し、中継結果レポート
をFAX22に送信する(図5のルート34)。図7に
おいては、FAX6,7との間の通信が正常に終了した
旨が記述されているが、通信障害等で正常に通信でき
ず、FAX22による一定時間経過後の再発信等の復旧
処理でも通信できなかったならば、通信が正常に終了し
なかった旨が記述されることとなる。中継結果レポート
の送信後、内部メモリに格納されている中継同報送信依
頼FAX22の電話番号「06-XXX-1112」およびファクシ
ミリ情報を消去する。
【0058】FAX22は、FAX25から中継結果レ
ポートを受信すると、図8に示すように、受信した中継
結果レポートと内部メモリに格納されている中継結果レ
ポートとを合成し、内部メモリに格納されている同報送
信元FAX21のネットワーク番号「4400-XXX-1111」
を取得し、合成した中継結果レポートをFAX21に送
信する(図5のルート35)。中継結果レポートの送信
後、内部メモリに格納されている同報送信元FAX21
のネットワーク番号「4400-XXX-1111」およびファクシ
ミリ情報を消去する。
【0059】このように、中継同報送信依頼を受信した
FAX(中継点となるFAX)22,25が、順にさか
のぼって、中継結果レポートを同報送信元FAX21に
送信するようにしているので、FAX21から同報送信
を行うよう指示した送信者は、各ルートにおける同報通
信結果を確実に把握することができる。
【0060】さて、上記実施例においては、送信者は、
同報送信元FAXから同報送信の途中経過を出力する指
示を行うことができる。途中経過の出力指示は、同報送
信元FAXに、全ての中継結果レポートが出力される前
であれば、何時でも行うことができる。
【0061】以下、上記第1の実施例において、途中経
過の出力指示を行う場合について説明するが、上記第2
の実施例においても同様である。
【0062】同報送信元FAX1は、図9に示すよう
に、FAX2がFAX3,4へ同報送信した時点で、送
信者から途中経過の出力指示が行われると、途中経過通
知依頼をFAX2に送信する(図9のルート41)。な
お、以降は、途中経過通知依頼は、上述した中継同報送
信依頼と同様のルートで送信されることとなる。
【0063】FAX2は、FAX1から途中経過通知依
頼を受信すると、内部メモリに格納されている中継同報
送信元FAX1の電話番号「045-XXX-1111」を取得し、
現時点までの通信結果である中継結果レポートを送信す
る(図9のルート42)。このときの中継結果レポート
を図10に示す。図10において、FAX3,4との間
の通信は正常に終了した旨が記述されており、FAX5
には未だ中継同報送信依頼を送信していない旨が記述さ
れている。途中経過を示す中継結果レポートを送信し終
えると、FAX2は、引き続き同報送信を行う。
【0064】また、FAX2は、FAX5に中継同報送
信依頼を送信した時点で、途中経過通知依頼を受信した
場合には、内部メモリに格納されている同報送信元FA
X1の電話番号「045-XXX-1111」を取得し、現在までの
通信結果である中継結果レポートを送信すると共に、途
中経過通知依頼をFAX5に送信する。
【0065】また、上記実施例においては、送信者は、
同報送信元FAXから同報送信を中断する指示を行うこ
とができる。中断指示は、同報送信元FAXに、全ての
中継結果レポートが出力される前であれば、何時でも行
うことができる。
【0066】以下、上記第1の実施例において、中断指
示を行う場合について説明するが、上記第2の実施例に
おいても同様である。
【0067】同報送信元FAX1は、図11に示すよう
に、FAX2がFAX3,4に同報送信し、FAX5に
中継同報送信依頼を送信した時点で、送信者から中断指
示が行われると、中断依頼をFAX2に送信する(図1
1のルート43)。なお、以降は、中断依頼は、上述し
た中継同報送信依頼と同様のルートで送信されることと
なる。
【0068】FAX2は、FAX1から中断依頼を受信
すると、現時点までで同報送信を中断するが、この場合
は、既にFAX3,4に同報送信し、FAX5に中継同
報送信依頼を送信しているので、中断することはできな
い。ところが、既にFAX5に中継同報送信依頼を送信
しているので、FAX2は、中断依頼をFAX5に送信
する(図11のルート44)。そして、FAX2は、内
部メモリに格納されている同報送信元FAX1の電話番
号「045-XXX-1111」を取得し、現在までの通信結果であ
る中継結果レポートを送信する(図11のルート1
2)。中継結果レポートの送信後、内部メモリに格納さ
れている中継同報送信元FAX1の電話番号「045-123-
1111」およびファクシミリ情報を消去する。
【0069】FAX5は、FAX2から中断依頼を受信
すると、現時点までで同報送信を中断する。この場合
は、FAX6,7に同報送信していないので、この時点
で中断する。そして、FAX5は、内部メモリに格納さ
れている同報送信元FAX1の電話番号「045-XXX-111
1」を取得し、現在までの通信結果である中継結果レポ
ートを送信する(図11のルート45)。このときの中
継結果レポートを図12に示す。図12において、FA
X6,7との間の通信を中断した旨が記述されている。
中継結果レポートの送信後、内部メモリに格納されてい
る同報送信元FAX1の電話番号「045-XXX-1111」およ
びファクシミリ情報を消去する。
【0070】また、上記実施例においては、送信者は、
同報送信元FAXから同報送信をリトライする指示を行
うことができる。リトライ指示は、同報送信元FAX
に、全ての通信が正常である旨が記述された中継結果レ
ポートが出力される前であれば、何時でも行うことがで
きる。
【0071】以下、上記第1の実施例において、リトラ
イ指示を行う場合について説明するが、上記第2の実施
例においても同様である。
【0072】FAX5からFAX1に送信された中継結
果レポートが図4に示すようになっている場合、すなわ
ち、FAX5とFAX7との間の通信が正常に終了しな
かった場合に、FAX5は、内部メモリに格納されてい
る同報送信元FAX1の電話番号「045-XXX-1234」およ
びファクシミリ情報を消去せず、また、中継結果レポー
トを内部メモリに格納しておく。
【0073】送信者は、FAX5からFAX1に送信さ
れた中継結果レポートを見て、FAX7にファクシミリ
情報が送信されていないので、同報送信元FAX1から
リトライ指示を行う。同報送信元FAX1は、送信者か
らリトライ指示が行われると、リトライ依頼をFAX2
に送信する。なお、以降は、リトライ依頼は、上述した
中継同報送信依頼と同様のルートで送信されることとな
る。
【0074】FAX2は、全ての同報送信が正常終了し
ているので、同報送信元FAX1の電話番号「045-XXX-
1234」およびファクシミリ情報は内部メモリから既に消
去されている。そこで、FAX1からリトライ依頼を受
信すると、リトライ依頼をFAX5に送信する。
【0075】FAX5は、同報送信元FAX1の電話番
号「045-XXX-1234」,ファクシミリ情報,中継結果レポ
ートが内部メモリに格納されたままになっている。そこ
で、FAX2からリトライ依頼を受信すると、中継結果
レポートを参照し、正常終了していない旨が記述されて
いるFAX7に、内部メモリに格納されているファクシ
ミリ情報を送信する。そして、FAX5は、内部メモリ
に格納されている同報送信元FAX1の電話番号「045-
XXX-1111」を取得し、中継結果レポートを送信する。
【0076】なお、リトライ依頼に基づいてFAX7に
送信した結果、再び正常に終了しなかった場合も考えら
れる。このような場合は、図14に示すように、FAX
6,7に対応して予め記憶してある、FAX6,7の管
理者の電話機の電話番号からFAX7の管理者の電話機
の電話番号「0992-XX-2117」を取得し、該電話番号「09
92-XX-2117」に発信して、ファクシミリ情報が未達とな
っている旨を、例えば、音声合成等で通知するように
し、その旨を中継結果レポートに記述するようにしても
よい。そうすれば、内部メモリに格納されたままになっ
ている同報送信元FAX1の電話番号「045-XXX-123
4」,ファクシミリ情報,中継結果レポートを消去する
ことができ、内部メモリを有効に使用することができ
る。なお、このときは、FAX1からFAX7に直接フ
ァクシミリ情報を送信することとなる。
【0077】また、同報送信元FAX1は、図13に示
すように、送信者からリトライ指示が行われると、送信
された中継結果レポートを参照し、正常に終了しなかっ
た旨が記述されている中継結果レポートを送信したFA
X5に直接リトライ依頼を送信するようにしてもよい
(図13のルート46)。
【0078】このとき、FAX5は、上述と同様に、同
報送信元FAX1の電話番号「045-XXX-1234」,ファク
シミリ情報,中継結果レポートが内部メモリに格納され
たままになっている。そこで、FAX1からリトライ依
頼を受信すると、中継結果レポートを参照し、正常終了
していない旨が記述されているFAX7に、内部メモリ
に格納されているファクシミリ情報を送信する(図13
のルート47)。そして、FAX5は、内部メモリに格
納されている同報送信元FAX1の電話番号「045-XXX-
1111」を取得し、中継結果レポートを送信する(図13
のルート48)。
【0079】なお、リトライ依頼に基づいてFAX7に
送信した結果、再び正常に終了しなかった場合も考えら
れる。このような場合は、図14に示すように、FAX
6,7に対応して予め記憶してある、FAX6,7の管
理者の電話機の電話番号からFAX7の管理者の電話機
の電話番号「0992-XX-2117」を取得し、該電話番号「09
92-XX-2117」に発信して、ファクシミリ情報が未達とな
っている旨を、例えば、音声合成等で通知するように
し、その旨を中継結果レポートに記述するようにしても
よい。そうすれば、内部メモリに格納されたままになっ
ている同報送信元FAX1の電話番号「045-XXX-123
4」,ファクシミリ情報,中継結果レポートを消去する
ことができ、内部メモリを有効に使用することができ
る。なお、このときは、FAX1からFAX7に直接フ
ァクシミリ情報を送信することとなる。
【0080】また、同報送信元FAX1は、送信者から
リトライ指示が行われると、送信された中継結果レポー
トを参照し、正常に終了しなかった旨が記述されている
FAX7に直接ファクシミリ情報を送信するようにして
もよい。
【0081】このようにするためには、FAX1は、全
ての通信が正常である旨が記述された中継結果レポート
が出力されるまで、ファクシミリ情報を内部メモリに格
納しておく必要があるが、FAX5は、同報送信元FA
X1の電話番号「045-111-1234」,ファクシミリ情報,
中継結果レポートを内部メモリに格納しておく必要はな
い。
【0082】なお、中継同報送信依頼先となるFAXと
の間の通信が正常に終了しなかった場合は、下位のFA
X全てにファクシミリ情報が送信されなくなってしまう
ので、このような場合の対処方法として、以下に説明す
るような方法が考えられる。
【0083】以下、上記第1の実施例において、FAX
5との間が正常に終了しなかった場合の対処方法につい
て説明するが、上記第2の実施例においても同様であ
る。
【0084】図16に示すように、FAX2の同報リス
ト16に、中継同報送信依頼の送信先となるFAX5と
の間の通信が正常に終了しなかった場合に、代替となる
FAX6の電話番号「0992-XX-1116」,同報リストID
「3」を記述しておく。そして、FAX6の同報リスト
ID「3」に対応する同報リスト18に、FAX5,7
の電話番号「0992-XX-1115」,「0992-XX-1117」を記述
しておく。
【0085】そして、FAX2は、中継同報送信依頼を
FAX5に送信した場合に、FAX5との間の通信が正
常に終了しなかったならば、FAX6の電話番号「0992
-XX-1116」を取得し、同報リストID「3」を含む中継
同報送信依頼,FAX1から受信した同報送信元FAX
1の電話番号「045-XXX-1111」,FAX1から受信した
ファクシミリ情報をFAX6に送信する(図15のルー
ト52)。
【0086】なお、FAX2は、中継結果レポートに、
FAX3,4との間の通信が正常に終了した旨を記述
し、FAX5との間の通信が正常に終了しなかったの
で、FAX6に中継同報送信依頼を送信し、FAX6と
の間の通信が正常に終了した旨を記述し、内部メモリに
格納されている同報送信元FAX1の電話番号「045-XX
X-1111」を取得して、中継結果レポートをFAX1に送
信する(図15のルート12)。中継レポートの送信
後、内部メモリに格納されている同報送信元FAX1の
電話番号「045-XXX-1111」およびファクシミリ情報を消
去する。
【0087】一方、FAX6は、FAX2から受信した
同報送信元FAX1の電話番号「045-XXX-1111」および
ファクシミリ情報を内部メモリに格納すると共に、FA
X2から受信したファクシミリ情報を記録する。また、
FAX2から受信した中継同報送信依頼に含まれている
同報リスト「3」に対応する同報リスト18を参照し、
その内容に基づいて、FAX5,7に同報送信を行う。
【0088】すなわち、同報リスト18において、FA
X5,7の同報リストID欄が空欄(−)であるので、
通常の同報送信であると判断し、FAX5,7の電話番
号「0992-XX-1115」,「0992-XX-1117」を取得し、FA
X2から受信したファクシミリ情報をFAX5,7に送
信する(図15のルート53,54)。FAX5,7
は、FAX6から受信したファクシミリ情報を記録す
る。
【0089】なお、FAX6は、FAX5,7との間の
通信が正常に終了したか否かを中継結果レポートに記述
し、内部メモリに格納されている同報送信元FAX1の
電話番号「045-XXX-1111」を取得して、中継結果レポー
トをFAX1に送信する(図15のルート55)。中継
レポートの送信後、内部メモリに格納されている同報送
信元FAX1の電話番号「045-XXX-1111」およびファク
シミリ情報を消去する。
【0090】上述したように、本実施例によれば、一旦
指示した同報送信の途中経過を知ることや、中断指示を
行うことが可能となる。また、未達となった送信先に再
送信したり、該当するFAXの管理者に通知したりする
ことができるので、同報送信の信頼性が向上する。ま
た、未達となった場合には、代替のルートにより送信す
ることが可能となるので、より確実に同報送信を行うこ
とができる。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、同報送
信元FAXから中継同報送信を行った場合に、その結果
を、同報送信元FAXに通知することが可能となるの
で、同報送信の結果を送信者が確実に把握できるように
なり、通信障害等により通信できない場合も、その内容
を確認することができるようになるという効果がある。
【0092】また、同報送信が異なる種類のネットワー
クを経由して行われる場合でも、その結果を、同報送信
元FAXに通知することが可能となるので、同報送信の
結果を送信者が確実に把握できるようになるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例における同報送信の送信形態を示
す説明図。
【図2】第1の実施例における同報リストを示す説明
図。
【図3】第1の実施例における中継結果レポートを示す
説明図。
【図4】第1の実施例における中継結果レポートを示す
説明図。
【図5】第2の実施例の同報送信の送信形態を示す説明
図。
【図6】第2の実施例における同報リストを示す説明
図。
【図7】第2の実施例における中継結果レポートを示す
説明図。
【図8】第2の実施例における中継結果レポートを示す
説明図。
【図9】途中経過通知依頼を送信した場合の送信形態を
示す説明図。
【図10】途中経過通知依頼を送信した場合の中継結果
レポートを示す説明図。
【図11】中断依頼を送信した場合の送信形態を示す説
明図。
【図12】中断依頼を送信した場合の中継結果レポート
を示す説明図。
【図13】リトライ依頼を送信した場合の送信形態を示
す説明図。
【図14】FAX管理者の電話機の電話番号を記憶した
テーブルを示す説明図。
【図15】代替ルートで同報送信を行う場合の送信形態
を示す説明図。
【図16】代替ルートで同報送信を行う場合の同報リス
トを示す説明図。
【符号の説明】
1〜7,21〜27…ファクシミリ装置(FAX)、1
6〜18,38,39…同報リスト。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同報送信元のファクシミリ装置または自身
    より1つ前段に位置するファクシミリ装置から、ファク
    シミリ情報と共に、該ファクシミリ装置の番号を含む中
    継同報送信依頼を受信した場合に、自身より1つ後段に
    位置するファクシミリ装置に、ファクシミリ情報を送信
    するファクシミリ装置において、 上記自身より1つ後段に位置するファクシミリ装置に、
    自身の番号を含む中継同報送信依頼を送信する機能と、
    中継同報送信中継依頼を送信したファクシミリ装置から
    受信した送信結果と自身の送信結果とを合成する機能
    と、合成された送信結果を中継同報送信依頼元のファク
    シミリ装置に送信する機能とを備えたことを特徴とする
    ファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、 上記同報送信元のファクシミリ装置または自身より1つ
    前段に位置するファクシミリ装置から中継同報送信依頼
    を受信した後に、途中経過通知依頼を受信した場合に、
    上記自身より1つ後段に位置するファクシミリ装置に、
    自身の番号を含む中継同報送信依頼を送信したならば、
    該自身より1つ後段に位置するファクシミリ装置に、自
    身の番号を含む途中経過通知依頼を送信する機能を備
    え、 上記合成機能は、途中経過通知依頼を送信したファクシ
    ミリ装置から受信した送信結果と途中経過通知依頼を受
    信した時点での自身の送信結果とを合成することを特徴
    とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のファクシミリ装置
    において、 上記同報送信元のファクシミリ装置または自身より1つ
    前段に位置するファクシミリ装置から中継同報送信依頼
    を受信した後に、中断依頼を受信した場合に、その時点
    で送信を中断する機能を備えたことを特徴とするファク
    シミリ装置。
  4. 【請求項4】請求項1,2または3記載のファクシミリ
    装置において、 上記同報送信元のファクシミリ装置または自身より1つ
    前段に位置するファクシミリ装置から中継同報送信依頼
    を受信した後に、リトライ依頼を受信した場合に、自身
    の送信結果に正常終了でないものが含まれているなら
    ば、該正常終了でないファクシミリ装置に対する送信の
    みを再実行する機能を備えたことを特徴とするファクシ
    ミリ装置。
  5. 【請求項5】請求項1,2,3または4記載のファクシ
    ミリ装置において、 自身の送信結果に正常終了でないものが含まれているな
    らば、該正常終了でないファクシミリ装置の管理者の電
    話機に発信し、ファクシミリ情報が未達である旨を通知
    する機能を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】多段に渡って中継することにより同報送信
    を行う複数のファクシミリ装置を有するネットワークに
    おいて、 各ファクシミリ装置から同報送信を行う際に予め決めら
    れたルートにおいて中継点となるファクシミリ装置は、
    該ルートごとに、同報送信先および/または中継同報送
    信依頼先となるファクシミリ装置の情報が記述されてい
    る同報リストを有しており、 上記中継点となるファクシミリ装置は、ファクシミリ情
    報と共に、該ファクシミリ装置が参照すべき中継リスト
    を示す同報リストID,中継同報送信依頼元のファクシ
    ミリ装置の番号を含む中継同報送信依頼を受信した場合
    に、受信したファクシミリ情報および中継同報送信依頼
    元のファクシミリ装置の番号を保持する手段と、 上記同報リストIDに対応する同報リストを参照し、同
    報リストに同報送信先となるファクシミリ装置の情報が
    記述されているならば、上記保持手段により保持されて
    いるファクシミリ情報を該同報送信先となるファクシミ
    リ装置に同報送信し、また、同報リストに中継同報送信
    依頼先となるファクシミリ装置の情報が記述されている
    ならば、上記保持手段により保持されているファクシミ
    リ情報と共に、該情報に含まれている、該中継同報送信
    依頼先となるファクシミリ装置が参照すべき中継リスト
    を示す同報リストID、および、上記保持手段により保
    持されている中継同報送信依頼元のファクシミリ装置の
    番号を含む中継同報送信依頼を該中継同報送信依頼先と
    なるファクシミリ装置に送信する同報送信手段と、 上記同報送信手段により中継同報送信依頼を送信したな
    らば、該中継同報送信中継依頼を送信したファクシミリ
    装置から受信した送信結果と上記同報送信手段による送
    信結果とを、上記保持手段により保持されている中継同
    報送信依頼元のファクシミリ装置に送信し、また、上記
    同報送信手段により中継同報送信依頼を送信しなかった
    ならば、上記同報送信手段による送信結果を、上記保持
    手段により保持されている中継同報送信依頼元のファク
    シミリ装置に送信結果送信手段とを備えたことを特徴と
    するネットワーク。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012010296A (ja) * 2010-06-28 2012-01-12 Toshiba Corp 無線通信システム及び中継装置
JP2014187664A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Brother Ind Ltd 通信装置
JP2014187666A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Brother Ind Ltd 通信装置
JP2017121090A (ja) * 2017-04-10 2017-07-06 富士ゼロックス株式会社 中継装置及びfax送受信プログラム

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