JP2609706B2 - データ伝送装置 - Google Patents
データ伝送装置Info
- Publication number
- JP2609706B2 JP2609706B2 JP27521888A JP27521888A JP2609706B2 JP 2609706 B2 JP2609706 B2 JP 2609706B2 JP 27521888 A JP27521888 A JP 27521888A JP 27521888 A JP27521888 A JP 27521888A JP 2609706 B2 JP2609706 B2 JP 2609706B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- center
- terminal device
- terminal
- network control
- side network
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、通信回線にセンタ側網制御装置を介して接
続されているセンタ装置から、通信回線に端末用網制御
装置を介して接続されている端末装置をノーリンギング
着信で呼び出し、該端末装置からのデータをセンタ装置
に収集するデータ伝送装置に関する。
続されているセンタ装置から、通信回線に端末用網制御
装置を介して接続されている端末装置をノーリンギング
着信で呼び出し、該端末装置からのデータをセンタ装置
に収集するデータ伝送装置に関する。
(従来の技術) この種のデータ伝送装置は、例えば水道、ガス、電力
等のメータを電話回線を介して自動検針し、その使用量
データを収集するテレメータシステムを構成するもので
ある。水道、ガス、電力等を計測するメータは端末装置
を介して電話回線に接続されるが、該電話回線には一般
の電話機も接続されているため、データ収集のために端
末装置を呼び出す時には、該電話機のベルが鳴動しない
ようにノーリンギング着信で呼び出すようになってい
る。なお、データの収集は既存の加入電話回線を使用す
るものであるため、一般の通話に支障がないように通話
が少ない時間帯を利用して行なわれるようになってい
る。
等のメータを電話回線を介して自動検針し、その使用量
データを収集するテレメータシステムを構成するもので
ある。水道、ガス、電力等を計測するメータは端末装置
を介して電話回線に接続されるが、該電話回線には一般
の電話機も接続されているため、データ収集のために端
末装置を呼び出す時には、該電話機のベルが鳴動しない
ようにノーリンギング着信で呼び出すようになってい
る。なお、データの収集は既存の加入電話回線を使用す
るものであるため、一般の通話に支障がないように通話
が少ない時間帯を利用して行なわれるようになってい
る。
更に具体的に、第14図に示すデータ伝送装置のシステ
ム構成図を参照しながら第15図に示す従来の接続手順お
よびデータ収集動作を説明する。
ム構成図を参照しながら第15図に示す従来の接続手順お
よびデータ収集動作を説明する。
まず、第14図を参照して、データ伝送装置のシステム
構成について説明する。同図に示すデータ伝送装置は、
例えば水道、ガス、電力等のメータを電話回線を介して
自動検針し、各メータから検針データを収集するための
ホストコンピュータからなるセンタ装置21を有する。こ
のセンタ装置21は、センタ側網制御装置23に接続され、
該センタ側網制御装置23からセンタ側電話回線25を介し
て電話交換網27に接続されている。電話交換網27はセン
タ側電話回線25に接続された発信側電話交換局29、該発
信側電話交換局29に局間電話回線30を介して接続された
着信側電話交換局31および該着信側電話交換局31に接続
されたノーリンギング着信を行うためのノーリンギング
トランク41を有する。そして、電話交換網27の着信側電
話交換局31に接続された端末側電話回線33には、端末側
網制御装置35を介して例えば水道、ガス、電力等を計測
する各種メータである端末装置37が接続されるととも
に、一般の電話機39も並列に接続されている。なお、ノ
ーリンギングトランク41は端末側電話回線33に接続され
ている端末側網制御装置35および電話機39のうち、該電
話機39のベルが鳴動しないように端末側網制御装置35に
ノーリンギング着信するように制御するトランクであ
る。
構成について説明する。同図に示すデータ伝送装置は、
例えば水道、ガス、電力等のメータを電話回線を介して
自動検針し、各メータから検針データを収集するための
ホストコンピュータからなるセンタ装置21を有する。こ
のセンタ装置21は、センタ側網制御装置23に接続され、
該センタ側網制御装置23からセンタ側電話回線25を介し
て電話交換網27に接続されている。電話交換網27はセン
タ側電話回線25に接続された発信側電話交換局29、該発
信側電話交換局29に局間電話回線30を介して接続された
着信側電話交換局31および該着信側電話交換局31に接続
されたノーリンギング着信を行うためのノーリンギング
トランク41を有する。そして、電話交換網27の着信側電
話交換局31に接続された端末側電話回線33には、端末側
網制御装置35を介して例えば水道、ガス、電力等を計測
する各種メータである端末装置37が接続されるととも
に、一般の電話機39も並列に接続されている。なお、ノ
ーリンギングトランク41は端末側電話回線33に接続され
ている端末側網制御装置35および電話機39のうち、該電
話機39のベルが鳴動しないように端末側網制御装置35に
ノーリンギング着信するように制御するトランクであ
る。
このように構成されるデータ伝送装置のセンタ装置21
は、各端末装置37である各メータから検針データを収集
するためにセンタ側網制御装置23、電話交換網27を介し
て端末側網制御装置35にノーリンギング着信して端末側
網制御装置35との間を接続し、該端末側網制御装置35の
制御のもとにメータ37から検針データを収集するように
なっている。
は、各端末装置37である各メータから検針データを収集
するためにセンタ側網制御装置23、電話交換網27を介し
て端末側網制御装置35にノーリンギング着信して端末側
網制御装置35との間を接続し、該端末側網制御装置35の
制御のもとにメータ37から検針データを収集するように
なっている。
次に、第15図を参照して、前述したデータ伝送装置に
おけるセンタ装置21から端末側網制御装置35への接続手
順および端末装置37からのデータ収集動作において説明
する。なお、第8図では、ノーリンギングトランク41を
NRT、センタ側網制御装置23をC−NCU、端末側網制御装
置35をT−NCUと略称して示す。
おけるセンタ装置21から端末側網制御装置35への接続手
順および端末装置37からのデータ収集動作において説明
する。なお、第8図では、ノーリンギングトランク41を
NRT、センタ側網制御装置23をC−NCU、端末側網制御装
置35をT−NCUと略称して示す。
まず、センタ装置21は、センタ側網制御装置23が端末
装置37の端末側網制御装置35を呼び出し該端末側網制御
装置35との間を接続するために必要な接続指令、すなわ
ちノーリンギングトランク41のダイヤル番号、端末側網
制御装置35のダイヤル番号、端末装置37のアドレス等か
らなる接続指令をセンタ側網制御装置23に伝送する(処
理S100)。センタ側網制御装置23は、センタ装置21から
の接続指令に基づいてオフフックし、センタ側電話回線
25を介して電話交換網27の発信側電話交換局29を捕捉す
ると、電話交換網27の発信側電話交換局29からダイヤル
トーン(DT)がセンタ側網制御装置23に返送されてくる
(処理S100)。
装置37の端末側網制御装置35を呼び出し該端末側網制御
装置35との間を接続するために必要な接続指令、すなわ
ちノーリンギングトランク41のダイヤル番号、端末側網
制御装置35のダイヤル番号、端末装置37のアドレス等か
らなる接続指令をセンタ側網制御装置23に伝送する(処
理S100)。センタ側網制御装置23は、センタ装置21から
の接続指令に基づいてオフフックし、センタ側電話回線
25を介して電話交換網27の発信側電話交換局29を捕捉す
ると、電話交換網27の発信側電話交換局29からダイヤル
トーン(DT)がセンタ側網制御装置23に返送されてくる
(処理S100)。
センタ側網制御装置23は、電話交換網27からダイヤル
トーンを受信すると、ノーリンギングトランク41を選択
するための第1の選択信号を電話交換網27の発信側電話
交換局29に送信し、これによりセンタ側網制御装置23は
センタ側電話回線25から発信側電話交換局29、局間電話
回線30および着信側電話交換局31を介して着信側電話交
換局31のノーリンギングトランク41までの接続を要求す
るとともに、この処理にすぐ続いて接続制御信号(NRT
S)を発信側電話交換局29に送信する(処理S110)。
尚、接続制御信号(NRTS)はノーリンギングトランク41
の捕捉要求してきたものが不正なものでないことを示す
ために、すなわち不正使用防止のために使用されている
ものである。
トーンを受信すると、ノーリンギングトランク41を選択
するための第1の選択信号を電話交換網27の発信側電話
交換局29に送信し、これによりセンタ側網制御装置23は
センタ側電話回線25から発信側電話交換局29、局間電話
回線30および着信側電話交換局31を介して着信側電話交
換局31のノーリンギングトランク41までの接続を要求す
るとともに、この処理にすぐ続いて接続制御信号(NRT
S)を発信側電話交換局29に送信する(処理S110)。
尚、接続制御信号(NRTS)はノーリンギングトランク41
の捕捉要求してきたものが不正なものでないことを示す
ために、すなわち不正使用防止のために使用されている
ものである。
発信側電話交換局29はセンタ側網制御装置23からの第
1の選択信号を受信すると、この第1の選択信号により
指定された着信側電話交換局31のノーリンギングトラン
ク41に着信し、発信側電話交換局29からノーリンギング
トランク41までの間で発信者のチェックを行い、ノーリ
ンギング通信サービスの利用者があるか否かを確認し、
ノーリンギング通信サービスの利用者の場合にはセンタ
装置21からノーリンギングトランク41までの通話路を設
定する(処理S120)。また、ノーリンギングトランク41
はセンタ装置21からの接続制御信号(NRTS)を受信する
と、第2の選択信号要求信号(SDR)をセンタ側網制御
装置23に返送する(処理S130)。センタ側網制御装置23
は第2の選択信号要求信号(SDR)を受信すると、接続
制御信号(NRTS)を断とする。また、ノーリンギングト
ランク41は接続制御信号(NRTS)が断となると、第2の
選択信号要求信号(SDR)を断とする(処理S140)。
1の選択信号を受信すると、この第1の選択信号により
指定された着信側電話交換局31のノーリンギングトラン
ク41に着信し、発信側電話交換局29からノーリンギング
トランク41までの間で発信者のチェックを行い、ノーリ
ンギング通信サービスの利用者があるか否かを確認し、
ノーリンギング通信サービスの利用者の場合にはセンタ
装置21からノーリンギングトランク41までの通話路を設
定する(処理S120)。また、ノーリンギングトランク41
はセンタ装置21からの接続制御信号(NRTS)を受信する
と、第2の選択信号要求信号(SDR)をセンタ側網制御
装置23に返送する(処理S130)。センタ側網制御装置23
は第2の選択信号要求信号(SDR)を受信すると、接続
制御信号(NRTS)を断とする。また、ノーリンギングト
ランク41は接続制御信号(NRTS)が断となると、第2の
選択信号要求信号(SDR)を断とする(処理S140)。
センタ側網制御装置23は、ノーリンギングトランク41
からの第2の選択信号要求信号(SDR)の断を検出する
と、端末側網制御装置35が接続されている端末側電話回
線33の電話番号、すなわち端末側網制御装置35が接続さ
れている端末側電話回線33に接続されている電話機39の
電話番号である第2の選択信号およびノーリンギング選
択信号(NRS選択信号)をノーリンギングトランク41に
送信するとともに、また続けて接続制御信号(NRTS)を
送信する(処理S150)。なお、ノーリンギング選択信号
(NRS選択信号)は複数の端末側網制御装置から任意の
端末側網制御装置を選択する信号である。
からの第2の選択信号要求信号(SDR)の断を検出する
と、端末側網制御装置35が接続されている端末側電話回
線33の電話番号、すなわち端末側網制御装置35が接続さ
れている端末側電話回線33に接続されている電話機39の
電話番号である第2の選択信号およびノーリンギング選
択信号(NRS選択信号)をノーリンギングトランク41に
送信するとともに、また続けて接続制御信号(NRTS)を
送信する(処理S150)。なお、ノーリンギング選択信号
(NRS選択信号)は複数の端末側網制御装置から任意の
端末側網制御装置を選択する信号である。
次に、ノーリンギングトランク41がこの送信されてく
る第2の選択信号およびノーリンギング選択信号(NRS
選択信号)に続いて接続制御信号(NRTS)を受信する
と、着信側電話交換局31は端末側電話回線33と端末側網
制御装置35を接続し、ノーリンギングトランク41から端
末側網制御装置35にノーリンギング選択信号(NRS選択
信号)を送出する。選択された端末側網制御装置35はノ
ーリンギング選択信号(NRS選択信号)を受信すると、
応答信号(ANS)を返送する(処理S160)。
る第2の選択信号およびノーリンギング選択信号(NRS
選択信号)に続いて接続制御信号(NRTS)を受信する
と、着信側電話交換局31は端末側電話回線33と端末側網
制御装置35を接続し、ノーリンギングトランク41から端
末側網制御装置35にノーリンギング選択信号(NRS選択
信号)を送出する。選択された端末側網制御装置35はノ
ーリンギング選択信号(NRS選択信号)を受信すると、
応答信号(ANS)を返送する(処理S160)。
ノーリンギングトランク41は選択された端末側網制御
装置35からの応答信号(ANS)を受信すると、発信側電
話交換局29に対して応答信号を送出する。発信側電話交
換局29はこの応答信号に対してセンタ側電話回線25の極
性反転を行い、これによりセンタ側網制御装置23に端末
側網制御装置35の応答を通知する。また、センタ側網制
御装置23はセンタ装置21に対して接続応答を返送する
(処理S170)。
装置35からの応答信号(ANS)を受信すると、発信側電
話交換局29に対して応答信号を送出する。発信側電話交
換局29はこの応答信号に対してセンタ側電話回線25の極
性反転を行い、これによりセンタ側網制御装置23に端末
側網制御装置35の応答を通知する。また、センタ側網制
御装置23はセンタ装置21に対して接続応答を返送する
(処理S170)。
センタ装置21は接続が完了したことを確認すると、端
末装置37との間でデータ伝送を行い、端末装置37からデ
ータを収集する。データ伝送が終了すると、センタ装置
21はセンタ側網制御装置23に対して回線解放指令を送信
する(処理S180)。
末装置37との間でデータ伝送を行い、端末装置37からデ
ータを収集する。データ伝送が終了すると、センタ装置
21はセンタ側網制御装置23に対して回線解放指令を送信
する(処理S180)。
センタ側網制御装置23は回線解放指令を受信すると、
接続制御信号(NRTS)を断とする。接続制御信号(NRT
S)が断されると、ノーリンギングトランク41はセンタ
側網制御装置23との接続を解除して復旧信号を発信側電
話交換局29に送出するとともに、端末側網制御装置35を
復旧させる(処理S190)。
接続制御信号(NRTS)を断とする。接続制御信号(NRT
S)が断されると、ノーリンギングトランク41はセンタ
側網制御装置23との接続を解除して復旧信号を発信側電
話交換局29に送出するとともに、端末側網制御装置35を
復旧させる(処理S190)。
発信側電話交換局29はノーリンギングトランク41から
復旧信号を受信すると、センタ側電話回線25の極性を反
転し、センタ側電話回線25を復旧させる。センタ側網制
御装置23はこのセンタ側電話回線25の極性の反転を検出
し、回線の解放を確認すると、センタ装置21に対して解
放応答信号を伝送する(処理S200)。これによりセンタ
装置21は別の端末装置に対するデータ収集が可能にな
る。
復旧信号を受信すると、センタ側電話回線25の極性を反
転し、センタ側電話回線25を復旧させる。センタ側網制
御装置23はこのセンタ側電話回線25の極性の反転を検出
し、回線の解放を確認すると、センタ装置21に対して解
放応答信号を伝送する(処理S200)。これによりセンタ
装置21は別の端末装置に対するデータ収集が可能にな
る。
(発明が解決しようとする課題) 上述したように、センタ装置21が端末装置37からデー
タ収集を行う場合、センタ装置21とセンタ側網制御装置
23との間におけるアクセスが何回もあるため、センタ装
置21の負荷が大きくなるとともに、アクセスに時間がか
かり、データの収集に時間がかかるという問題がある。
タ収集を行う場合、センタ装置21とセンタ側網制御装置
23との間におけるアクセスが何回もあるため、センタ装
置21の負荷が大きくなるとともに、アクセスに時間がか
かり、データの収集に時間がかかるという問題がある。
なお、上述した接続動作およびデータ収集動作は正常
時の動作であるが、これらの動作中に例えば回線接続エ
ラー等を含む種々のエラーが発生した場合には、このエ
ラーの発生毎にセンタ装置21がアクセスされ、更にセン
タ装置21の負荷が増大し、データ収集に時間がかかるこ
とになる。
時の動作であるが、これらの動作中に例えば回線接続エ
ラー等を含む種々のエラーが発生した場合には、このエ
ラーの発生毎にセンタ装置21がアクセスされ、更にセン
タ装置21の負荷が増大し、データ収集に時間がかかるこ
とになる。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、センタ装置に対するアクセスを低減し、
データ収集を迅速かつ効率的に行うことができるデータ
伝送装置を提供することにある。
するところは、センタ装置に対するアクセスを低減し、
データ収集を迅速かつ効率的に行うことができるデータ
伝送装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を解決するため、本発明のデータ伝送装置
は、第1図(a)に示すように、通信回線1にセンタ側
網制御装置23を介して接続されているセンタ装置21か
ら、通信回線1に端末用網制御装置35を介して接続され
ている端末装置37をノーリンギング着信で呼び出し、該
端末装置37からのデータをセンタ装置21に収集するデー
タ伝送装置であって、前記センタ装置21は、端末装置37
を呼び出して通信回線1を介して両者間を接続するため
の接続情報および端末装置からデータを収集するための
指令情報とを有する一括指令電文をセンタ側網制御装置
23に送信する送信手段3を有し、前記センタ側網制御装
置23は、前記一括指令電文を受信し、該一括指令電文に
基づいて前記端末装置37を呼び出してデータ収集を行う
実行制御手段5を有することを要旨とする。
は、第1図(a)に示すように、通信回線1にセンタ側
網制御装置23を介して接続されているセンタ装置21か
ら、通信回線1に端末用網制御装置35を介して接続され
ている端末装置37をノーリンギング着信で呼び出し、該
端末装置37からのデータをセンタ装置21に収集するデー
タ伝送装置であって、前記センタ装置21は、端末装置37
を呼び出して通信回線1を介して両者間を接続するため
の接続情報および端末装置からデータを収集するための
指令情報とを有する一括指令電文をセンタ側網制御装置
23に送信する送信手段3を有し、前記センタ側網制御装
置23は、前記一括指令電文を受信し、該一括指令電文に
基づいて前記端末装置37を呼び出してデータ収集を行う
実行制御手段5を有することを要旨とする。
また、本発明のデータ伝送装置は、第1図(b)に示
すように、通信回線1にセンタ側網制御装置23を介して
接続されているセンタ装置21から、通信回線1に端末用
網制御装置35を介して接続されている端末装置37をノー
リンギング着信で呼び出し、該端末装置37からのデータ
をセンタ装置21に収集するデータ伝送装置であって、前
記センタ側網制御装置23は、端末装置37を呼び出し端末
装置37にデータ収集を実行させたときのエラー情報およ
び端末装置37から収集した応答情報を有する一括応答電
文をセンタ装置21に返送する返送手段7を有することを
要旨とする。
すように、通信回線1にセンタ側網制御装置23を介して
接続されているセンタ装置21から、通信回線1に端末用
網制御装置35を介して接続されている端末装置37をノー
リンギング着信で呼び出し、該端末装置37からのデータ
をセンタ装置21に収集するデータ伝送装置であって、前
記センタ側網制御装置23は、端末装置37を呼び出し端末
装置37にデータ収集を実行させたときのエラー情報およ
び端末装置37から収集した応答情報を有する一括応答電
文をセンタ装置21に返送する返送手段7を有することを
要旨とする。
更に、本発明のデータ伝送装置は、第1図(c)に示
すように、通信回線1にセンタ側網制御装置23を介して
接続されているセンタ装置21から、通信回線1に端末用
網制御装置35を介して接続されている端末装置37をノー
リンギング着信で呼び出し、該端末装置37からのデータ
をセンタ装置21に収集するデータ伝送装置であって、前
記センタ装置21は、端末装置37を呼び出して通信回線を
介して両者間を接続するための接続情報および端末装置
37からデータを収集するための指令情報とを有する一括
指令電文をセンタ側網制御装置23に送信する送信手段3
を有し、前記センタ側網制御装置23は、前記一括指令電
文を受信し、該一括指令電文に基づいて前記端末装置37
を呼び出してデータ収集を行う実行制御手段5および該
実行制御手段5の制御により端末装置37を呼び出し端末
装置37にデータ収集を実行させたときのエラー情報およ
び端末装置37から収集した応答情報を有する一括応答電
文をセンタ装置21に返送する返送手段7を有することを
要旨とする。
すように、通信回線1にセンタ側網制御装置23を介して
接続されているセンタ装置21から、通信回線1に端末用
網制御装置35を介して接続されている端末装置37をノー
リンギング着信で呼び出し、該端末装置37からのデータ
をセンタ装置21に収集するデータ伝送装置であって、前
記センタ装置21は、端末装置37を呼び出して通信回線を
介して両者間を接続するための接続情報および端末装置
37からデータを収集するための指令情報とを有する一括
指令電文をセンタ側網制御装置23に送信する送信手段3
を有し、前記センタ側網制御装置23は、前記一括指令電
文を受信し、該一括指令電文に基づいて前記端末装置37
を呼び出してデータ収集を行う実行制御手段5および該
実行制御手段5の制御により端末装置37を呼び出し端末
装置37にデータ収集を実行させたときのエラー情報およ
び端末装置37から収集した応答情報を有する一括応答電
文をセンタ装置21に返送する返送手段7を有することを
要旨とする。
一方、本発明のデータ伝送装置は、第1図(d)に示
すように、通信回線1にセンタ側網制御装置23を介して
接続されているセンタ装置21から、通信回線1に端末側
網制御装置35を介して接続されている端末装置37をノー
リンギング着信で呼び出し、該端末装置37からのデータ
をセンタ装置21に収集するデータ伝送装置であって、前
記センタ装置21は、端末装置37を呼び出して通信回線1
を介して両者間を接続するに必要な接続情報、データ収
集動作を含む端末装置の動作を指示するに必要な指令情
報を含む一括指令電文をセンタ側網制御装置23に送信す
る送信手段4を有し、前記センタ側網制御装置23は、前
記一括指令電文を受信し、該一括指令電文に基づいて前
記端末装置37を呼び出してデータ収集を行い、端末装置
37から収集した応答情報を含む一括応答電文をセンタ装
置21に返送するとともに、通信回線1を解放する返送手
段6を有することを要旨とする。
すように、通信回線1にセンタ側網制御装置23を介して
接続されているセンタ装置21から、通信回線1に端末側
網制御装置35を介して接続されている端末装置37をノー
リンギング着信で呼び出し、該端末装置37からのデータ
をセンタ装置21に収集するデータ伝送装置であって、前
記センタ装置21は、端末装置37を呼び出して通信回線1
を介して両者間を接続するに必要な接続情報、データ収
集動作を含む端末装置の動作を指示するに必要な指令情
報を含む一括指令電文をセンタ側網制御装置23に送信す
る送信手段4を有し、前記センタ側網制御装置23は、前
記一括指令電文を受信し、該一括指令電文に基づいて前
記端末装置37を呼び出してデータ収集を行い、端末装置
37から収集した応答情報を含む一括応答電文をセンタ装
置21に返送するとともに、通信回線1を解放する返送手
段6を有することを要旨とする。
また、本発明のデータ伝送装置は、第1図(e)に示
すように、通信回線1にセンタ側網制御装置23を介して
接続されているセンタ装置21から、通信回線1に端末用
網制御装置35を介して接続されている端末装置37をノー
リンギング着信で呼び出し、該端末装置37からのデータ
をセンタ装置21に収集するデータ伝送装置であって、前
記センタ装置21は、端末装置37を呼び出して通信回線1
を介して両者間を接続するに必要な接続情報および端末
装置に対する指令電文をセンタ側網制御装置23に送信
し、該センタ側網制御装置23に通信回線1を捕捉させて
端末装置37までの接続、端末装置37への電文の送信およ
び端末装置37からの応答電文の受信を行わせしめている
場合に、前記センタ側網制御装置23における異常状態を
検出したとき、センタ側網制御装置23に通信回線1の解
放を指令する解放電文を送信する解放電文送信手段8を
有することを要旨とする。
すように、通信回線1にセンタ側網制御装置23を介して
接続されているセンタ装置21から、通信回線1に端末用
網制御装置35を介して接続されている端末装置37をノー
リンギング着信で呼び出し、該端末装置37からのデータ
をセンタ装置21に収集するデータ伝送装置であって、前
記センタ装置21は、端末装置37を呼び出して通信回線1
を介して両者間を接続するに必要な接続情報および端末
装置に対する指令電文をセンタ側網制御装置23に送信
し、該センタ側網制御装置23に通信回線1を捕捉させて
端末装置37までの接続、端末装置37への電文の送信およ
び端末装置37からの応答電文の受信を行わせしめている
場合に、前記センタ側網制御装置23における異常状態を
検出したとき、センタ側網制御装置23に通信回線1の解
放を指令する解放電文を送信する解放電文送信手段8を
有することを要旨とする。
更に、本発明のデータ伝送装置は、第1図(f)に示
すように、通信回線1にセンタ側網制御装置23を介して
接続されているセンタ装置21から、通信回線1に端末用
網制御装置35を介して接続されている端末装置37をノー
リンギング着信で呼び出し、該端末装置37からのデータ
をセンタ装置21に収集するデータ伝送装置であって、前
記センタ装置21は、端末装置37を呼び出し通信回線1を
介して両者間を接続するに必要な接続情報、データ収集
動作を含む端末装置37の動作を指示する複数の電文およ
び該複数の電文の各々に対応して設けられている電文番
号からなる一括指令電文をセンタ側網制御装置23に送信
する送信手段10を有し、前記センタ側網制御装置23は、
センタ装置21から前記一括指令電文を受信し、該一括指
令電文に基づいて前記端末装置を呼び出し前記複数の電
文を前記端末装置37に送信すると共に、該端末装置37か
ら各電文に対応する複数の応答電文を受信するように制
御する制御手段12および前記各電文に対応して端末装置
37から受信した複数の応答電文を前記各電文に対応する
前記電文番号に対応づけて一括応答電文として前記セン
タ装置21に返送する返送手段14を有することを要旨とす
る。
すように、通信回線1にセンタ側網制御装置23を介して
接続されているセンタ装置21から、通信回線1に端末用
網制御装置35を介して接続されている端末装置37をノー
リンギング着信で呼び出し、該端末装置37からのデータ
をセンタ装置21に収集するデータ伝送装置であって、前
記センタ装置21は、端末装置37を呼び出し通信回線1を
介して両者間を接続するに必要な接続情報、データ収集
動作を含む端末装置37の動作を指示する複数の電文およ
び該複数の電文の各々に対応して設けられている電文番
号からなる一括指令電文をセンタ側網制御装置23に送信
する送信手段10を有し、前記センタ側網制御装置23は、
センタ装置21から前記一括指令電文を受信し、該一括指
令電文に基づいて前記端末装置を呼び出し前記複数の電
文を前記端末装置37に送信すると共に、該端末装置37か
ら各電文に対応する複数の応答電文を受信するように制
御する制御手段12および前記各電文に対応して端末装置
37から受信した複数の応答電文を前記各電文に対応する
前記電文番号に対応づけて一括応答電文として前記セン
タ装置21に返送する返送手段14を有することを要旨とす
る。
(作用) 本発明のデータ伝送装置では、センタ装置が接続情
報、端末装置の動作を指示する指令情報を含む一括指令
電文をセンタ側網制御装置に送信し、センタ側網制御装
置はこの一括指令電文に基づいて端末装置を呼び出して
データ収集を行うまでのすべての動作を一括して行うと
ともに、またこの呼び出しデータ収集動作を実行したと
きのエラー情報および端末装置から収集した応答情報を
含む一括応答電文をセンタ装置に返送している。
報、端末装置の動作を指示する指令情報を含む一括指令
電文をセンタ側網制御装置に送信し、センタ側網制御装
置はこの一括指令電文に基づいて端末装置を呼び出して
データ収集を行うまでのすべての動作を一括して行うと
ともに、またこの呼び出しデータ収集動作を実行したと
きのエラー情報および端末装置から収集した応答情報を
含む一括応答電文をセンタ装置に返送している。
また、本発明のデータ伝送装置では、センタ装置が接
続情報、端末装置の動作を指示する指令情報を含む一括
指令電文をセンタ側網制御装置に送信し、センタ側網制
御装置はこの一括指令電文に基づいて端末装置を呼び出
してデータ収集を行うまでのすべての動作を一括して行
うとともに、また端末装置から収集した応答情報を含む
一括応答電文をセンタ装置に返送すると同時に通信回線
を解放している。
続情報、端末装置の動作を指示する指令情報を含む一括
指令電文をセンタ側網制御装置に送信し、センタ側網制
御装置はこの一括指令電文に基づいて端末装置を呼び出
してデータ収集を行うまでのすべての動作を一括して行
うとともに、また端末装置から収集した応答情報を含む
一括応答電文をセンタ装置に返送すると同時に通信回線
を解放している。
さらに、本発明のデータ伝送装置では、センタ側網制
御装置に端末装置までの接続、端末装置への電文の送
信、端末装置からの応答電文の受信を行わせしめている
場合に、センタ側網制御装置における異常状態を検出し
たとき、センタ側網制御装置に解放電文を送信して通信
回線を解放させている。
御装置に端末装置までの接続、端末装置への電文の送
信、端末装置からの応答電文の受信を行わせしめている
場合に、センタ側網制御装置における異常状態を検出し
たとき、センタ側網制御装置に解放電文を送信して通信
回線を解放させている。
また、本発明のデータ伝送装置では、センタ装置が接
続情報、複数の電文および該複数の電文の各々に対応し
て設けられている電文番号からなる一括指令電文をセン
タ側網制御装置に送信し、センタ側網制御装置はこの一
括指令電文に基づいて端末装置を呼び出して複数の電文
を端末装置に送信し、端末装置から各電文に対応する複
数の応答電文を受信するように制御するとともに、また
この受信した複数の応答電文を前記各電文を対応する前
記電文番号に対応づけて一括応答電文としてセンタ装置
に返送している。
続情報、複数の電文および該複数の電文の各々に対応し
て設けられている電文番号からなる一括指令電文をセン
タ側網制御装置に送信し、センタ側網制御装置はこの一
括指令電文に基づいて端末装置を呼び出して複数の電文
を端末装置に送信し、端末装置から各電文に対応する複
数の応答電文を受信するように制御するとともに、また
この受信した複数の応答電文を前記各電文を対応する前
記電文番号に対応づけて一括応答電文としてセンタ装置
に返送している。
(実施例) 以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
第2図は本発明の一実施例に係るデータ伝送装置の接
続手順およびデータ収集手順を示す図である。同図の手
順で実施するデータ伝送装置は、例えば水道、ガス、電
力等のメータからなる端末装置を電話回線を介してノー
リンギング着信で呼出して自動検針し、その使用量デー
タを収集するテレメータシステムを構成し、前述した第
14図に示すものと同じシステム構成を有するものである
ので、その説明は省略する。
続手順およびデータ収集手順を示す図である。同図の手
順で実施するデータ伝送装置は、例えば水道、ガス、電
力等のメータからなる端末装置を電話回線を介してノー
リンギング着信で呼出して自動検針し、その使用量デー
タを収集するテレメータシステムを構成し、前述した第
14図に示すものと同じシステム構成を有するものである
ので、その説明は省略する。
また、第15図で前述した手順を有する従来のデータ伝
送装置はセンタ装置21とセンタ側網制御装置23との間に
おけるアクセスが多かったものであるが、第2図に示す
本実施例のデータ伝送装置は、このようなセンタ装置21
とセンタ側網制御装置23との間におけるアクセスを少な
くしてセンタ装置21の負荷を低減するとともに、データ
収集動作を短時間で効率的に行うためにセンタ装置21と
センタ側網制御装置23との間のアクセスは最初にセンタ
装置21からセンタ側網制御装置23へ一括指令電文を送信
する場合と最後にセンタ側網制御装置23からセンタ装置
21に一括応答電文を返送する場合の2回だけとなってい
る。
送装置はセンタ装置21とセンタ側網制御装置23との間に
おけるアクセスが多かったものであるが、第2図に示す
本実施例のデータ伝送装置は、このようなセンタ装置21
とセンタ側網制御装置23との間におけるアクセスを少な
くしてセンタ装置21の負荷を低減するとともに、データ
収集動作を短時間で効率的に行うためにセンタ装置21と
センタ側網制御装置23との間のアクセスは最初にセンタ
装置21からセンタ側網制御装置23へ一括指令電文を送信
する場合と最後にセンタ側網制御装置23からセンタ装置
21に一括応答電文を返送する場合の2回だけとなってい
る。
第5図および第6図はそれぞれセンタ装置21からセン
タ側網制御装置23に送信される一括指令電文およびセン
タ側網制御装置23からセンタ装置21へ返送される一括応
答電文の構成を示す図である。
タ側網制御装置23に送信される一括指令電文およびセン
タ側網制御装置23からセンタ装置21へ返送される一括応
答電文の構成を示す図である。
第5図に示す一括指令電文は、ノーリンギングトラン
ク41の電話番号である第1のダイヤル番号51、端末装置
37および電話機39が接続されている端末側電話回線33の
電話番号である第2のダイヤル番号52、同一回線に接続
された複数の端末側網制御装置35のうちの1台を選択す
るためのNCU選択番号53、データ収集後における回線の
復旧の方法を指示する回線復旧制御コード54、センタ側
網制御装置23から端末側網制御装置35および端末装置37
等に伝送される検針指令等を含む検針電文55から構成さ
れている。
ク41の電話番号である第1のダイヤル番号51、端末装置
37および電話機39が接続されている端末側電話回線33の
電話番号である第2のダイヤル番号52、同一回線に接続
された複数の端末側網制御装置35のうちの1台を選択す
るためのNCU選択番号53、データ収集後における回線の
復旧の方法を指示する回線復旧制御コード54、センタ側
網制御装置23から端末側網制御装置35および端末装置37
等に伝送される検針指令等を含む検針電文55から構成さ
れている。
前記回線復旧制御コード54は、検針終了後において回
線を解放するか、保持したままにするかをセンタ装置21
からセンタ側網制御装置23に知らせるためのコードであ
り、例えばノーリンギングトランク41の回線を接続した
まま端末装置37の電話番号のみ解放するときにはコード
2が設定され、ノーリンギングトランク41の回線も含め
て回線を解放するときにはコード1が設定され、ノーリ
ンギングトランク41も端末装置37も解放しないときには
コード0が設定される。
線を解放するか、保持したままにするかをセンタ装置21
からセンタ側網制御装置23に知らせるためのコードであ
り、例えばノーリンギングトランク41の回線を接続した
まま端末装置37の電話番号のみ解放するときにはコード
2が設定され、ノーリンギングトランク41の回線も含め
て回線を解放するときにはコード1が設定され、ノーリ
ンギングトランク41も端末装置37も解放しないときには
コード0が設定される。
第6図に示す一括応答電文は、センタ装置21からの指
令、すなわち前記一括指令電文に対する応答であること
を示すモード61、1台のセンタ側網制御装置23に複数の
回線が接続された場合に、どの回線からの応答であるか
を示すチャンネル番号62、回線接続時に発生した各種エ
ラーをセンタ装置21に知らせるためにコード化した第1
のエラーコード63、端末装置37との検針データの送受信
中に発生した各種エラーをセンタ装置21に知らせるため
にコード化した第2のエラーコード64、端末装置37から
センタ側網制御装置23に伝送された応答電文をフォーマ
ット変換やコード変換してセンタ装置21に送信する端末
からの応答電文65から構成されている。
令、すなわち前記一括指令電文に対する応答であること
を示すモード61、1台のセンタ側網制御装置23に複数の
回線が接続された場合に、どの回線からの応答であるか
を示すチャンネル番号62、回線接続時に発生した各種エ
ラーをセンタ装置21に知らせるためにコード化した第1
のエラーコード63、端末装置37との検針データの送受信
中に発生した各種エラーをセンタ装置21に知らせるため
にコード化した第2のエラーコード64、端末装置37から
センタ側網制御装置23に伝送された応答電文をフォーマ
ット変換やコード変換してセンタ装置21に送信する端末
からの応答電文65から構成されている。
前記第1のエラーコード63において表されるエラーと
しては、例えば前記第1のダイヤル番号、第2のダイヤ
ル番号の時の回線使用中、応答なし、センタ装置21から
の指令電文エラー等がある。
しては、例えば前記第1のダイヤル番号、第2のダイヤ
ル番号の時の回線使用中、応答なし、センタ装置21から
の指令電文エラー等がある。
また、第2のエラーコード64において表されるエラー
としては、例えば端末装置37からの応答電文なし、応答
電文エラー、電文エラーによる再検針等がある。
としては、例えば端末装置37からの応答電文なし、応答
電文エラー、電文エラーによる再検針等がある。
次に、第2図を参照して、エラーが発生しない場合の
接続およびデータ収集動作について説明する。
接続およびデータ収集動作について説明する。
まず、センタ装置21は第5図に示すような一括指令電
文を作成し、センタ側網制御装置23に送信する(処理S2
10)。なお、この場合、前記回線復旧制御コード54は
「2」、すなわちノーリンギングトランク41を接続した
まま端末装置37のみを解放するコードに設定されている
ものとする。センタ側網制御装置23はこの一括指令電文
を受信すると、この一括指令電文の内容に応じて第1の
ダイヤル番号、第2のダイヤル番号を送出し、端末側網
制御装置35との間の接続処理を行う(処理S220)。
文を作成し、センタ側網制御装置23に送信する(処理S2
10)。なお、この場合、前記回線復旧制御コード54は
「2」、すなわちノーリンギングトランク41を接続した
まま端末装置37のみを解放するコードに設定されている
ものとする。センタ側網制御装置23はこの一括指令電文
を受信すると、この一括指令電文の内容に応じて第1の
ダイヤル番号、第2のダイヤル番号を送出し、端末側網
制御装置35との間の接続処理を行う(処理S220)。
接続処理が終了すると、一括指令電文内の検針電文55
を端末装置37に送信し、検針動作を行う(処理S230)。
検針が終了すると、センタ側網制御装置23は端末装置37
から送信されてきた電文を第6図の一括応答電文のフォ
ーマットで返送して一括応答すると同時に、センタ側網
制御装置23は回線の解放処理を行う(処理S240)。以上
のように、センタ装置21は指令を行う場合と応答を受信
する場合の2回だけセンタ側網制御装置23とアクセスす
ることになる。
を端末装置37に送信し、検針動作を行う(処理S230)。
検針が終了すると、センタ側網制御装置23は端末装置37
から送信されてきた電文を第6図の一括応答電文のフォ
ーマットで返送して一括応答すると同時に、センタ側網
制御装置23は回線の解放処理を行う(処理S240)。以上
のように、センタ装置21は指令を行う場合と応答を受信
する場合の2回だけセンタ側網制御装置23とアクセスす
ることになる。
なお、回線の解放処理では、回線復旧制御コード54が
「2」であるので、ノーリンギングトランク41を接続し
たまま端末装置37のみを解放され、次の一括指令電文を
センタ側網制御装置23が受信したときには、センタ側網
制御装置23は別の端末装置37を接続する第2のダイヤル
番号からの接続処理を行う(処理S250)。そして、この
別の端末装置37(端末2)の検針を行い、検針終了後、
同様に一括応答電文をセンタ装置21に伝送する(処理S2
60)。このようにして、第1のダイヤル番号を共通に
し、第2のダイヤル番号からのみで複数の端末装置を連
続的に呼び出すことができる。
「2」であるので、ノーリンギングトランク41を接続し
たまま端末装置37のみを解放され、次の一括指令電文を
センタ側網制御装置23が受信したときには、センタ側網
制御装置23は別の端末装置37を接続する第2のダイヤル
番号からの接続処理を行う(処理S250)。そして、この
別の端末装置37(端末2)の検針を行い、検針終了後、
同様に一括応答電文をセンタ装置21に伝送する(処理S2
60)。このようにして、第1のダイヤル番号を共通に
し、第2のダイヤル番号からのみで複数の端末装置を連
続的に呼び出すことができる。
また、回線復旧制御コード54が「1」の場合には、1
回目の回線接続終了後、回線をすべて解放し、次の一括
指令電文では第1のダイヤル番号から開始する。
回目の回線接続終了後、回線をすべて解放し、次の一括
指令電文では第1のダイヤル番号から開始する。
更に、一括指令電文は一定長以下とするが、端末装置
へ送信する電文が所定の長さ以上の場合には、回線復旧
制御コード54を「0」とし、1つの一括指令電文を実行
した後も回線を接続したまま、センタ装置21から次の一
括指令電文を続けて端末装置に送信することができる。
へ送信する電文が所定の長さ以上の場合には、回線復旧
制御コード54を「0」とし、1つの一括指令電文を実行
した後も回線を接続したまま、センタ装置21から次の一
括指令電文を続けて端末装置に送信することができる。
次に、第3図を参照して更に詳細に説明する。
第3図は第2図に示す接続およびデータ収集動作を更
に詳細に示した図である。
に詳細に示した図である。
第3図において、まず、センタ装置21は一括指令電文
を作成し、センタ側網制御装置23に送信する。センタ側
網制御装置23は、センタ装置21からの一括指令電文に基
づいてオフフックし、センタ側電話回線25を介して電話
交換網27の発信側電話交換局29を捕捉すると、電話交換
網27の発信側電話交換局29からダイヤルトーン(DT)が
センタ側網制御装置23に返送されてくる(処理S300)。
を作成し、センタ側網制御装置23に送信する。センタ側
網制御装置23は、センタ装置21からの一括指令電文に基
づいてオフフックし、センタ側電話回線25を介して電話
交換網27の発信側電話交換局29を捕捉すると、電話交換
網27の発信側電話交換局29からダイヤルトーン(DT)が
センタ側網制御装置23に返送されてくる(処理S300)。
センタ側網制御装置23は、電話交換網27からダイヤル
トーンを受信すると、ノーリンギングトランク41を選択
するための第1の選択信号を電話交換網27の発信側電話
交換局29に送信し、これによりセンタ側網制御装置23は
センタ側電話回線25から発信側電話交換局29、局間電話
回線30および着信側電話交換局31を介して着信側電話交
換局31のノーリンギングトランク41までの接続を要求す
るとともに、この処理にすぐ続いて接続制御信号(NRT
S)を発信側電話交換局29に送信する(処理S310)。
尚、接続制御信号(NRTS)はノーリンギングトランク41
の捕捉要求してきたものが不正なものでないことを示す
ために、すなわち不正使用防止のために使用されている
ものである。
トーンを受信すると、ノーリンギングトランク41を選択
するための第1の選択信号を電話交換網27の発信側電話
交換局29に送信し、これによりセンタ側網制御装置23は
センタ側電話回線25から発信側電話交換局29、局間電話
回線30および着信側電話交換局31を介して着信側電話交
換局31のノーリンギングトランク41までの接続を要求す
るとともに、この処理にすぐ続いて接続制御信号(NRT
S)を発信側電話交換局29に送信する(処理S310)。
尚、接続制御信号(NRTS)はノーリンギングトランク41
の捕捉要求してきたものが不正なものでないことを示す
ために、すなわち不正使用防止のために使用されている
ものである。
発信側電話交換局29はセンタ側網制御装置23からの第
1の選択信号を受信すると、この第1の選択信号により
指定された着信側電話交換局31のノーリンギングトラン
ク41に着信し、発信側電話交換局29からノーリンギング
トランク41までの間で発信者のチェックを行い、ノーリ
ンギング通信サービスの利用者があるか否かを確認し、
ノーリンギング通信サービスの利用者の場合にはセンタ
装置21からノーリンギングトランク41までの通話路を設
定する(処理S320)。また、ノーリンギングトランク41
はセンタ装置21からの接続制御信号(NRTS)を受信する
と、第2の選択信号要求信号(SDR)をセンタ側網制御
装置23に返送する(処理S330)。センタ側網制御装置23
は第2の選択信号要求信号(SDR)を受信すると、接続
制御信号(NRTS)を断とする。また、ノーリンギングト
ランク41は接続制御信号(NRTS)が断となると、第2の
選択信号要求信号(SDR)を断とする(処理S340)。
1の選択信号を受信すると、この第1の選択信号により
指定された着信側電話交換局31のノーリンギングトラン
ク41に着信し、発信側電話交換局29からノーリンギング
トランク41までの間で発信者のチェックを行い、ノーリ
ンギング通信サービスの利用者があるか否かを確認し、
ノーリンギング通信サービスの利用者の場合にはセンタ
装置21からノーリンギングトランク41までの通話路を設
定する(処理S320)。また、ノーリンギングトランク41
はセンタ装置21からの接続制御信号(NRTS)を受信する
と、第2の選択信号要求信号(SDR)をセンタ側網制御
装置23に返送する(処理S330)。センタ側網制御装置23
は第2の選択信号要求信号(SDR)を受信すると、接続
制御信号(NRTS)を断とする。また、ノーリンギングト
ランク41は接続制御信号(NRTS)が断となると、第2の
選択信号要求信号(SDR)を断とする(処理S340)。
センタ側網制御装置は、ノーリンギングトランク41か
らの第2の選択信号要求信号(SDR)の断を検出する
と、端末側網制御装置35が接続されている端末側電話回
線33の電話番号、すなわち端末側網制御装置35が接続さ
れている端末側電話回線33に接続されている電話機39の
電話番号である第2の選択信号およびノーリンギング選
択信号(NRS選択信号)をノーリンギングトランク41に
送信するとともに、また続けて接続制御信号(NRTS)を
送信する(処理S350)。なお、ノーリンギング選択信号
(NRS選択信号)は複数の端末側網制御装置から任意の
端末側網制御装置を選択する信号である。
らの第2の選択信号要求信号(SDR)の断を検出する
と、端末側網制御装置35が接続されている端末側電話回
線33の電話番号、すなわち端末側網制御装置35が接続さ
れている端末側電話回線33に接続されている電話機39の
電話番号である第2の選択信号およびノーリンギング選
択信号(NRS選択信号)をノーリンギングトランク41に
送信するとともに、また続けて接続制御信号(NRTS)を
送信する(処理S350)。なお、ノーリンギング選択信号
(NRS選択信号)は複数の端末側網制御装置から任意の
端末側網制御装置を選択する信号である。
次に、ノーリンギングトランク41がこの送信されてく
る第2の選択信号およびノーリンギング選択信号(NRS
選択信号)に続いて接続制御信号(NRTS)を受信する
と、着信側電話交換局31は端末側電話回線33と端末側網
制御装置35を接続し、ノーリンギングトランク41から端
末側網制御装置35にノーリンギング選択信号(NRS選択
信号)を送出する。選択された端末側網制御装置35はノ
ーリンギング選択信号(NRS選択信号)を受信すると、
応答信号(ANS)を返送する(処理S360)。
る第2の選択信号およびノーリンギング選択信号(NRS
選択信号)に続いて接続制御信号(NRTS)を受信する
と、着信側電話交換局31は端末側電話回線33と端末側網
制御装置35を接続し、ノーリンギングトランク41から端
末側網制御装置35にノーリンギング選択信号(NRS選択
信号)を送出する。選択された端末側網制御装置35はノ
ーリンギング選択信号(NRS選択信号)を受信すると、
応答信号(ANS)を返送する(処理S360)。
ノーリンギングトランク41は選択された端末側網制御
装置35からの応答信号(ANS)を受信すると、発信側電
話交換局29に対して応答信号を送出する。発信側電話交
換局29はこの応答信号に対してセンタ側電話回線25の極
性反転を行い、これによりセンタ側網制御装置23に端末
側網制御装置35の応答を通知する(処理S370)。
装置35からの応答信号(ANS)を受信すると、発信側電
話交換局29に対して応答信号を送出する。発信側電話交
換局29はこの応答信号に対してセンタ側電話回線25の極
性反転を行い、これによりセンタ側網制御装置23に端末
側網制御装置35の応答を通知する(処理S370)。
センタ側網制御装置は接続が完了したことを確認する
と、端末装置37との間でデータ伝送を行い、端末装置37
からデータを収集する。データ伝送が終了すると、セン
タ側網制御装置23は接続制御信号(NRTS)を断とする
(処理S380)。接続制御信号(NRTS)が断されると、ノ
ーリンギングトランク41はセンタ側網制御装置23との接
続を解除して復旧信号を発信側電話交換局29に送出する
とともに、端末側網制御装置35を復旧させる(処理S39
0)。
と、端末装置37との間でデータ伝送を行い、端末装置37
からデータを収集する。データ伝送が終了すると、セン
タ側網制御装置23は接続制御信号(NRTS)を断とする
(処理S380)。接続制御信号(NRTS)が断されると、ノ
ーリンギングトランク41はセンタ側網制御装置23との接
続を解除して復旧信号を発信側電話交換局29に送出する
とともに、端末側網制御装置35を復旧させる(処理S39
0)。
発信側電話交換局29はノーリンギングトランク41から
復旧信号を受信すると、センタ側電話回線25の極性を反
転し、センタ側電話回線25を復旧させる。センタ側網制
御装置23はこのセンタ側電話回線25の極性の反転を検出
すると、一括応答電文をセンタ装置21に返送するととも
に、回線の解放を確認する(処理S300)。
復旧信号を受信すると、センタ側電話回線25の極性を反
転し、センタ側電話回線25を復旧させる。センタ側網制
御装置23はこのセンタ側電話回線25の極性の反転を検出
すると、一括応答電文をセンタ装置21に返送するととも
に、回線の解放を確認する(処理S300)。
次に、第4図を参照して、接続処理および検針処理の
途中でエラーが発生した場合について説明する。
途中でエラーが発生した場合について説明する。
センタ装置21がセンタ側網制御装置23に対して一括指
令電文を送信すると、センタ側網制御装置23は該一括指
令電文に従って接続処理を行う(処理S500)。しかしな
がら、この接続処理において、例えば相手話中、タイム
アウトによる呼放棄等の接続エラーが発生した場合に
は、この発生したエラーをコード化し、第1のエラーコ
ード63として設定する(処理S510)。
令電文を送信すると、センタ側網制御装置23は該一括指
令電文に従って接続処理を行う(処理S500)。しかしな
がら、この接続処理において、例えば相手話中、タイム
アウトによる呼放棄等の接続エラーが発生した場合に
は、この発生したエラーをコード化し、第1のエラーコ
ード63として設定する(処理S510)。
そして、所定の時間後に、再接続処理を行う(処理S5
20)。再接続処理が終了すると、センタ側網制御装置23
は端末装置37に対して検針電文を送信する。この検針電
文に対する端末装置37からの応答電文にエラーが発生し
たり、または端末装置37から応答がない場合には、この
発生したエラーをコード化し、第2のエラーコード64と
して設定する(処理S530)。
20)。再接続処理が終了すると、センタ側網制御装置23
は端末装置37に対して検針電文を送信する。この検針電
文に対する端末装置37からの応答電文にエラーが発生し
たり、または端末装置37から応答がない場合には、この
発生したエラーをコード化し、第2のエラーコード64と
して設定する(処理S530)。
それから、エラー内容に応して再検針処理を実施し、
応答電文を受信する(処理S540)。センタ側網制御装置
23は、以上のようにして得られた第1のエラーコード6
3、第2のエラーコード64および応答電文65に対して一
括応答であることを示すモード61とチャンネル番号62を
付加して一括応答電文を構成し、この一括応答電文をセ
ンタ装置21に返送する(処理S550)。
応答電文を受信する(処理S540)。センタ側網制御装置
23は、以上のようにして得られた第1のエラーコード6
3、第2のエラーコード64および応答電文65に対して一
括応答であることを示すモード61とチャンネル番号62を
付加して一括応答電文を構成し、この一括応答電文をセ
ンタ装置21に返送する(処理S550)。
なお、本実施例では上述した如くエラーをコード化し
一括応答電文に含めてセンタ装置21に返送するようにし
ているが、センタ側網制御装置23における異常状態を検
出したときにセンタ装置21がセンタ側網制御装置に解放
電文を送信して通信回線を解放するようにしてもよく、
これにより回線利用の無駄をなくしデータ収集動作の効
率向上に寄与し得る。
一括応答電文に含めてセンタ装置21に返送するようにし
ているが、センタ側網制御装置23における異常状態を検
出したときにセンタ装置21がセンタ側網制御装置に解放
電文を送信して通信回線を解放するようにしてもよく、
これにより回線利用の無駄をなくしデータ収集動作の効
率向上に寄与し得る。
第7図および第8図はそれぞれこの変形例に係るデー
タ伝送装置の接続手順およびデータ収集手段を示す説明
図およびフローチャートである。両図で実施するデータ
伝送装置は、例えば水道、ガス、電力等のメータからな
る端末装置を電話回線を介してノーリンギング着信で呼
び出して自動検針し、その使用量データを収集するテレ
メータシステムを構成し、前述した第14図に示すものと
同じシステム構成を有するものであるので、その説明は
省略する。
タ伝送装置の接続手順およびデータ収集手段を示す説明
図およびフローチャートである。両図で実施するデータ
伝送装置は、例えば水道、ガス、電力等のメータからな
る端末装置を電話回線を介してノーリンギング着信で呼
び出して自動検針し、その使用量データを収集するテレ
メータシステムを構成し、前述した第14図に示すものと
同じシステム構成を有するものであるので、その説明は
省略する。
本変形例のデータ伝送装置においては、センタ装置
は、センタ側網制御装置を介して端末装置を呼び出して
データ収集するために、端末装置までのダイヤル情報等
の接続情報および端末装置に対するデータ収集電文を含
む第9図に示す指令電文をセンタ側網制御装置に送信す
るとともに、またセンタ側網制御装置が端末装置を呼び
出し、端末装置に電文を送信したり、また端末装置から
応答電文を受信する動作を行っている最中にセンタ側網
制御装置において異常状態が発生したとき、具体的には
端末装置までの通信回線の接続中に通信網における話
中、端末装置の話中または無応答、データ伝送中におけ
る端末装置の無応答等に遭遇したことによりセンタ側網
制御装置が停止状態または動作中断状態の異常状態がセ
ンタ側網制御装置に発生したとき、センタ装置は、セン
タ側網制御装置に通信回線の解放を指令する第10図に示
す解放電文をセンタ側網制御装置に送信している。
は、センタ側網制御装置を介して端末装置を呼び出して
データ収集するために、端末装置までのダイヤル情報等
の接続情報および端末装置に対するデータ収集電文を含
む第9図に示す指令電文をセンタ側網制御装置に送信す
るとともに、またセンタ側網制御装置が端末装置を呼び
出し、端末装置に電文を送信したり、また端末装置から
応答電文を受信する動作を行っている最中にセンタ側網
制御装置において異常状態が発生したとき、具体的には
端末装置までの通信回線の接続中に通信網における話
中、端末装置の話中または無応答、データ伝送中におけ
る端末装置の無応答等に遭遇したことによりセンタ側網
制御装置が停止状態または動作中断状態の異常状態がセ
ンタ側網制御装置に発生したとき、センタ装置は、セン
タ側網制御装置に通信回線の解放を指令する第10図に示
す解放電文をセンタ側網制御装置に送信している。
第9図および第10図を参照して前述した指令電文およ
び解放電文について説明する。
び解放電文について説明する。
第9図に示す指令電文は、センタ装置からの指令電文
であることを示すモード71、1台のセンタ側網制御装置
に複数の回線が接続された場合にどの回線への指令であ
るかを示すチャンネル番号72、端末装置を接続するまで
の接続ダイヤル情報、具体的にはノーリンギングトラン
クの電話番号である第1のダイヤル番号および端末装置
および電話機が接続されている端末側電話回線の電話番
号である第2のダイヤル番号等からなるダイヤル情報7
3、端末装置に送信される検針電文74から構成されてい
る。
であることを示すモード71、1台のセンタ側網制御装置
に複数の回線が接続された場合にどの回線への指令であ
るかを示すチャンネル番号72、端末装置を接続するまで
の接続ダイヤル情報、具体的にはノーリンギングトラン
クの電話番号である第1のダイヤル番号および端末装置
および電話機が接続されている端末側電話回線の電話番
号である第2のダイヤル番号等からなるダイヤル情報7
3、端末装置に送信される検針電文74から構成されてい
る。
第10図に示す解放電文は、センタ装置からの解放指令
であることを示すモード75、1台のセンタ側網制御装置
に複数の回線が接続された場合にどの回線への解放指令
であるかを示すチャンネル番号76、回線解放指令の種別
を示す復旧コード77から構成されている。
であることを示すモード75、1台のセンタ側網制御装置
に複数の回線が接続された場合にどの回線への解放指令
であるかを示すチャンネル番号76、回線解放指令の種別
を示す復旧コード77から構成されている。
なお、第10図の解放電文の復旧コードは、具体的に
は、例えばノーリンギングトランクを接続したまま端末
装置側のみを解放するときは、「2」のコードが設定さ
れ、全ての電話回線を解放するときは、「1」のコード
が設定される。
は、例えばノーリンギングトランクを接続したまま端末
装置側のみを解放するときは、「2」のコードが設定さ
れ、全ての電話回線を解放するときは、「1」のコード
が設定される。
次に、第7図に示す接続手順および第8図のフローチ
ャートを参照して、作用を説明する。
ャートを参照して、作用を説明する。
まず、センタ装置21は第9図に示すような指令電文を
作成し、センタ側網制御装置23に送信する(第7図の処
理S610/第8図のステップ710)。センタ側網制御装置23
はこの指令電文を受信すると、この指令電文の内容に応
じてダイヤル情報を送出し、端末側網制御装置35との間
の接続処理を行う(処理S620)。
作成し、センタ側網制御装置23に送信する(第7図の処
理S610/第8図のステップ710)。センタ側網制御装置23
はこの指令電文を受信すると、この指令電文の内容に応
じてダイヤル情報を送出し、端末側網制御装置35との間
の接続処理を行う(処理S620)。
この接続処理の途中において、電話交換網における話
中または相手端末装置の話中や無応答等により接続がで
きない場合(処理S720)、または相手端末装置までの接
続は完成したが、相手端末装置から応答がない場合(ス
テップ720)等のような異常状態の場合には、センタ装
置21は解放電文をセンタ側網制御装置に送信することに
なるが(処理S630)、更に具体的には第8図のステップ
740で示すように端末装置37から応答がないことを時間
監視し、タイムオーバになった場合、前記復旧コード77
を解放電文に設定し、この解放電文をセンタ側網制御装
置に送信する(ステップ750,760)。なお、異常状態に
遭遇することもなく、端末装置37を正常に呼び出し、端
末装置から応答が正常にあった場合には、端末装置37か
ら応答電文を送信し、データ収集動作を終了する(ステ
ップ720,730)。
中または相手端末装置の話中や無応答等により接続がで
きない場合(処理S720)、または相手端末装置までの接
続は完成したが、相手端末装置から応答がない場合(ス
テップ720)等のような異常状態の場合には、センタ装
置21は解放電文をセンタ側網制御装置に送信することに
なるが(処理S630)、更に具体的には第8図のステップ
740で示すように端末装置37から応答がないことを時間
監視し、タイムオーバになった場合、前記復旧コード77
を解放電文に設定し、この解放電文をセンタ側網制御装
置に送信する(ステップ750,760)。なお、異常状態に
遭遇することもなく、端末装置37を正常に呼び出し、端
末装置から応答が正常にあった場合には、端末装置37か
ら応答電文を送信し、データ収集動作を終了する(ステ
ップ720,730)。
そして、第8図のステップ770に示すように、センタ
装置は送信した解放電文の復旧コード77の内容に応じ
て、復旧コード77が「1」の場合には、全ての電話回線
を解放させることになるので、第9図に示す指令電文と
して第1および第2のダイヤル番号からなるダイヤル情
報72を設定し(ステップ780)、また復旧コード77が
「2」の場合には、端末装置の電話回線のみ解放させる
ことになるので、指令電文として第2のダイヤル情報の
みを設定し直し(ステップ790)、最初のステップ710に
戻る。
装置は送信した解放電文の復旧コード77の内容に応じ
て、復旧コード77が「1」の場合には、全ての電話回線
を解放させることになるので、第9図に示す指令電文と
して第1および第2のダイヤル番号からなるダイヤル情
報72を設定し(ステップ780)、また復旧コード77が
「2」の場合には、端末装置の電話回線のみ解放させる
ことになるので、指令電文として第2のダイヤル情報の
みを設定し直し(ステップ790)、最初のステップ710に
戻る。
そして、最初のステップに戻ると、ステップ780また
は790で設定された指令電文が再送信され(処理S64
0)、以下同様な動作を繰り返して、接続処理および検
針動作によるデータ収集を正常に行い(処理S650,66
0)、応答電文をセンタ装置に返送する(処理S670)。
は790で設定された指令電文が再送信され(処理S64
0)、以下同様な動作を繰り返して、接続処理および検
針動作によるデータ収集を正常に行い(処理S650,66
0)、応答電文をセンタ装置に返送する(処理S670)。
したがって、この変形例によれば、センタ側網制御装
置に端末装置までの接続、端末装置への電文の送信、端
末装置からの応答電文の受信を行わせしめている場合
に、センタ側網制御装置における異常状態を検出したと
き、センタ側網制御装置に解放電文を送信して通信回線
を解放させているので、センタ側網制御装置を介した端
末装置の接続中に通信回線の話中、端末装置の話中や無
応答に遭遇したり、データ収集中に端末装置の無応答等
に遭遇して、センタ側網制御装置の動作が停止または中
断し、回線が無駄に捕捉されるような異常状態になって
も、センタ装置から解放電文を送信することにより無駄
に捕捉している回線をすぐに解放し、時間の無駄をなく
すことができ、効率のよいデータ収集動作を行うことが
できる。
置に端末装置までの接続、端末装置への電文の送信、端
末装置からの応答電文の受信を行わせしめている場合
に、センタ側網制御装置における異常状態を検出したと
き、センタ側網制御装置に解放電文を送信して通信回線
を解放させているので、センタ側網制御装置を介した端
末装置の接続中に通信回線の話中、端末装置の話中や無
応答に遭遇したり、データ収集中に端末装置の無応答等
に遭遇して、センタ側網制御装置の動作が停止または中
断し、回線が無駄に捕捉されるような異常状態になって
も、センタ装置から解放電文を送信することにより無駄
に捕捉している回線をすぐに解放し、時間の無駄をなく
すことができ、効率のよいデータ収集動作を行うことが
できる。
また、本実施例では、一括指令電文および一括応答電
文の構成をそれぞれ第5図および第6図のようにしてい
るが、これに限定されるものではないことはいうまでも
ない。具体的には、例えば一括指令電文を接続情報、複
数の電文および該複数の電文の各々に対応して設けられ
ている電文番号からなる構成とし、また一括応答電文を
端末装置からの複数の応答電文を前記電文番号に応答づ
けた構成とし、センタ装置が一括指令電文をセンタ側網
制御装置に送信し、センタ側網制御装置はこの一括指令
電文に基づいて端末装置を呼び出して複数の電文を端末
装置に送信し、端末装置から各電文に対応する複数の応
答電文を受信するように制御するとともに、またこの受
信した複数の応答電文を前記各電文に対応する前記電文
番号に対応づけて一括応答電文としてセンタ装置に返送
するようにしてもよい。
文の構成をそれぞれ第5図および第6図のようにしてい
るが、これに限定されるものではないことはいうまでも
ない。具体的には、例えば一括指令電文を接続情報、複
数の電文および該複数の電文の各々に対応して設けられ
ている電文番号からなる構成とし、また一括応答電文を
端末装置からの複数の応答電文を前記電文番号に応答づ
けた構成とし、センタ装置が一括指令電文をセンタ側網
制御装置に送信し、センタ側網制御装置はこの一括指令
電文に基づいて端末装置を呼び出して複数の電文を端末
装置に送信し、端末装置から各電文に対応する複数の応
答電文を受信するように制御するとともに、またこの受
信した複数の応答電文を前記各電文に対応する前記電文
番号に対応づけて一括応答電文としてセンタ装置に返送
するようにしてもよい。
具体的には第11図乃至第13図を用いて以下に説明す
る。
る。
第11図はこの変形例に係るデータ伝送装置の接続手順
およびデータ収集手順を示す図である。同図の手順で実
施するデータ伝送装置は、例えば水道、ガス、電力等の
メータからなる端末装置を電話回線を介してノーリンギ
ング着信で呼び出して自動検針し、その使用量データを
収集するテレメータシステムを構成し、前述した第14図
に示すものと同じシステム構成を有するものであるの
で、その説明は省略する。
およびデータ収集手順を示す図である。同図の手順で実
施するデータ伝送装置は、例えば水道、ガス、電力等の
メータからなる端末装置を電話回線を介してノーリンギ
ング着信で呼び出して自動検針し、その使用量データを
収集するテレメータシステムを構成し、前述した第14図
に示すものと同じシステム構成を有するものであるの
で、その説明は省略する。
また、第15図で前述した手順を有する従来のデータ伝
送装置はセンタ装置21とセンタ側網制御装置23との間に
おけるアクセスが多かったものであるが、第11図に示す
本変形例のデータ伝送装置は、このようなセンタ装置21
とセンタ側網制御装置23との間におけるアクセスを少な
くしてセンタ装置21の負荷を低減するとともに、データ
収集動作を短時間で効率的に行うためにセンタ装置21と
センタ側網制御装置23との間のアクセスは最初にセンタ
装置21からセンタ側網制御装置23へ一括指令電文を送信
する場合と最後にセンタ側網制御装置23からセンタ装置
21に一括応答電文を返送する場合の2回だけとなってい
る。
送装置はセンタ装置21とセンタ側網制御装置23との間に
おけるアクセスが多かったものであるが、第11図に示す
本変形例のデータ伝送装置は、このようなセンタ装置21
とセンタ側網制御装置23との間におけるアクセスを少な
くしてセンタ装置21の負荷を低減するとともに、データ
収集動作を短時間で効率的に行うためにセンタ装置21と
センタ側網制御装置23との間のアクセスは最初にセンタ
装置21からセンタ側網制御装置23へ一括指令電文を送信
する場合と最後にセンタ側網制御装置23からセンタ装置
21に一括応答電文を返送する場合の2回だけとなってい
る。
第12図および第13図はそれぞれセンタ装置21からセン
タ側網制御装置23に送信される一括指令電文およびセン
タ側網制御装置23からセンタ装置21へ返送される一括応
答電文の構成を示す図である。
タ側網制御装置23に送信される一括指令電文およびセン
タ側網制御装置23からセンタ装置21へ返送される一括応
答電文の構成を示す図である。
第12図に示す一括指令電文は、ノーリンギングトラン
ク41の電話番号である第1のダイヤル番号81、端末装置
37および電話機39が接続されている端末側電話回線33の
電話番号である第2のダイヤル番号82、同一回線に接続
された複数の端末側網制御装置35のうちの1台を選択す
るためのNCU選択番号83、センタ側網制御装置23から端
末装置37に送信される第1の電文であることを示す第1
の電文番号84a、センタ側網制御装置23から端末装置37
に送信される第1の電文84b、電文間の区切りを示す電
文区切り信号85、センタ側網制御装置23から端末装置37
に送信される第2の電文であることを示す第2の電文番
号86a、センタ側網制御装置3から端末装置37に送信さ
れる第2の電文86b、電文間の区切りを示す電文区切り
信号85、・・・センタ側網制御装置23から端末装置37に
送信される第nの電文であることを示す第nの電文番号
88a、センタ側網制御装置23から端末装置37に送信され
る第nの電文88bから構成されている。
ク41の電話番号である第1のダイヤル番号81、端末装置
37および電話機39が接続されている端末側電話回線33の
電話番号である第2のダイヤル番号82、同一回線に接続
された複数の端末側網制御装置35のうちの1台を選択す
るためのNCU選択番号83、センタ側網制御装置23から端
末装置37に送信される第1の電文であることを示す第1
の電文番号84a、センタ側網制御装置23から端末装置37
に送信される第1の電文84b、電文間の区切りを示す電
文区切り信号85、センタ側網制御装置23から端末装置37
に送信される第2の電文であることを示す第2の電文番
号86a、センタ側網制御装置3から端末装置37に送信さ
れる第2の電文86b、電文間の区切りを示す電文区切り
信号85、・・・センタ側網制御装置23から端末装置37に
送信される第nの電文であることを示す第nの電文番号
88a、センタ側網制御装置23から端末装置37に送信され
る第nの電文88bから構成されている。
第13図に示す一括応答電文は、前記一括指令電文の第
1の電文に対する端末装置37からの第1の応答電文であ
ることを示す第1の電文番号94a、前記一括指令電文の
第1の電文に対する端末装置37からの第1の応答電文94
b、応答電文間の区切りを示す応答電文区切り信号95、
前記一括指令電文の第2の電文に対する端末装置37から
の第2の応答電文であることを示す第2の電文番号96
a、前記一括指令電文の第2の電文に対する端末装置37
からの第2の応答電文96b、・・・前記一括指令電文の
第nの電文に対する端末装置37からの第nの応答電文で
あることを示す第nの電文番号98a、前記一括指令電文
の第nの電文に対する端末装置37からの第nの応答電文
98bから構成されている。
1の電文に対する端末装置37からの第1の応答電文であ
ることを示す第1の電文番号94a、前記一括指令電文の
第1の電文に対する端末装置37からの第1の応答電文94
b、応答電文間の区切りを示す応答電文区切り信号95、
前記一括指令電文の第2の電文に対する端末装置37から
の第2の応答電文であることを示す第2の電文番号96
a、前記一括指令電文の第2の電文に対する端末装置37
からの第2の応答電文96b、・・・前記一括指令電文の
第nの電文に対する端末装置37からの第nの応答電文で
あることを示す第nの電文番号98a、前記一括指令電文
の第nの電文に対する端末装置37からの第nの応答電文
98bから構成されている。
次に、第11図を参照して、センタ装置21からセンタ側
網制御装置23を介して端末装置37を呼び出し、データ収
集する動作について説明する。
網制御装置23を介して端末装置37を呼び出し、データ収
集する動作について説明する。
まず、センタ装置21は第12図に示すような一括指令電
文を作成し、センタ側網制御装置23に送信する(処理S8
10)。センタ側網制御装置23はこの一括指令電文を受信
すると、この一括指令電文の内容に応じて第1のダイヤ
ル番号、第2のダイヤル番号を送出し、端末側網制御装
置35との間の接続処理を行う(処理S820)。
文を作成し、センタ側網制御装置23に送信する(処理S8
10)。センタ側網制御装置23はこの一括指令電文を受信
すると、この一括指令電文の内容に応じて第1のダイヤ
ル番号、第2のダイヤル番号を送出し、端末側網制御装
置35との間の接続処理を行う(処理S820)。
接続処理が終了すると、一括指令電文内の第1の電文
84bを端末装置37に送信する。端末装置37はこの第1の
電文を受信すると、この電文に応じた動作、例えば検針
動作を実施し、この動作で得たデータを第1の応答電文
としてセンタ側網制御装置23に送信する。センタ側網制
御装置23はこの端末装置37からの応答電文を第1の応答
電文として一時保存する(処理S830)。センタ側網制御
装置23は、第1の応答電文を一時保存すると、続けて第
2の電文86bを端末装置37に送信し、同様に端末装置37
から該第2の電文に対する第2の応答電文を受信し、一
時保存する(処理S840)。以下同様にして、第nの電文
の送信および第nの応答電文の受信まで行う(処理S85
0)。第nの電文の送信および第nの応答電文の受信ま
でのすべての電文の送受信を終了すると、センタ側網制
御装置23は、回線の解放処理を実施すると同時に、端末
装置37から受信し一時的に保存しておいた第1〜第nの
応答電文をそれぞれ第1〜第nの電文番号と対応づけて
第13図に示すフォーマットの一括応答電文を形成し、こ
の一括応答電文をセンタ装置21に返送し、データ収集動
作を終了する(処理S860)。
84bを端末装置37に送信する。端末装置37はこの第1の
電文を受信すると、この電文に応じた動作、例えば検針
動作を実施し、この動作で得たデータを第1の応答電文
としてセンタ側網制御装置23に送信する。センタ側網制
御装置23はこの端末装置37からの応答電文を第1の応答
電文として一時保存する(処理S830)。センタ側網制御
装置23は、第1の応答電文を一時保存すると、続けて第
2の電文86bを端末装置37に送信し、同様に端末装置37
から該第2の電文に対する第2の応答電文を受信し、一
時保存する(処理S840)。以下同様にして、第nの電文
の送信および第nの応答電文の受信まで行う(処理S85
0)。第nの電文の送信および第nの応答電文の受信ま
でのすべての電文の送受信を終了すると、センタ側網制
御装置23は、回線の解放処理を実施すると同時に、端末
装置37から受信し一時的に保存しておいた第1〜第nの
応答電文をそれぞれ第1〜第nの電文番号と対応づけて
第13図に示すフォーマットの一括応答電文を形成し、こ
の一括応答電文をセンタ装置21に返送し、データ収集動
作を終了する(処理S860)。
したがって本実施例によれば、センタ装置が接続情
報、複数の電文および該複数の電文の各々に対応して設
けられている電文番号からなる一括指令電文をセンタ側
網制御装置に送信し、センタ側網制御装置はこの一括指
令電文に基づいて端末装置を呼び出して複数の電文を端
末装置に送信し、端末装置から各電文に対応する複数の
応答電文を受信するように制御するとともに、またこの
受信した複数の応答電文を前記各電文に対応する前記電
文番号に対応づけて一括応答電文としてセンタ装置に返
送しているので、センタ装置とセンタ側網制御装置との
間におけるアクセスが少なく、従来のようなアクセスに
要する時間が不要となるため、データ収集を短時間かつ
効率的に行うことができ、回線使用コストを低減するこ
とができるとともに、センタ装置に対する負荷が低減
し、更に大規模なデータ収集装置を容易に構成すること
ができる。また、各電文および応答電文はそれぞれ対応
する電文番号を有しているので、指令電文と応答電文と
の対応がつき易く、トラブル発生時の処理時間、ソフト
ウェアの開発時間を短縮することができる。
報、複数の電文および該複数の電文の各々に対応して設
けられている電文番号からなる一括指令電文をセンタ側
網制御装置に送信し、センタ側網制御装置はこの一括指
令電文に基づいて端末装置を呼び出して複数の電文を端
末装置に送信し、端末装置から各電文に対応する複数の
応答電文を受信するように制御するとともに、またこの
受信した複数の応答電文を前記各電文に対応する前記電
文番号に対応づけて一括応答電文としてセンタ装置に返
送しているので、センタ装置とセンタ側網制御装置との
間におけるアクセスが少なく、従来のようなアクセスに
要する時間が不要となるため、データ収集を短時間かつ
効率的に行うことができ、回線使用コストを低減するこ
とができるとともに、センタ装置に対する負荷が低減
し、更に大規模なデータ収集装置を容易に構成すること
ができる。また、各電文および応答電文はそれぞれ対応
する電文番号を有しているので、指令電文と応答電文と
の対応がつき易く、トラブル発生時の処理時間、ソフト
ウェアの開発時間を短縮することができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、センタ装置が
接続情報、端末装置の動作を指示する指令情報を含む一
括指令電文をセンタ側網制御装置に送信し、センタ側網
制御装置はこの一括指令電文に基づいて端末装置を呼び
出してデータ収集を行うまでのすべての動作を一括して
行うとともに、またこの呼び出しデータ収集動作を実行
したときのエラー情報および端末装置から収集した応答
情報を含む一括応答電文をセンタ装置に返送しているの
で、センタ装置とセンタ側網制御装置との間におけるア
クセスが少なく、従来のようなアクセスに要する時間が
不要となるため、データ収集を短時間かつ効率的に行う
ことができるとともに、センタ装置に対する負荷が低減
し、更に大規模なデータ伝送装置を容易に構成すること
ができる。また、端末装置の呼び出し接続動作中に例え
ば回線接続エラー等が発生したとしてもセンタ側網制御
装置はセンタ装置にアクセスすることなく再試行して端
末装置を適確に呼び出すとともに、発生したエラー情報
を一括応答電文としてセンタ装置に返送するので、エラ
ー発生によるセンタ装置へのアクセスもないため、更に
センタ装置の負荷を低減し、かつデータ収集時間を迅速
かつ効率的に行うことができる。
接続情報、端末装置の動作を指示する指令情報を含む一
括指令電文をセンタ側網制御装置に送信し、センタ側網
制御装置はこの一括指令電文に基づいて端末装置を呼び
出してデータ収集を行うまでのすべての動作を一括して
行うとともに、またこの呼び出しデータ収集動作を実行
したときのエラー情報および端末装置から収集した応答
情報を含む一括応答電文をセンタ装置に返送しているの
で、センタ装置とセンタ側網制御装置との間におけるア
クセスが少なく、従来のようなアクセスに要する時間が
不要となるため、データ収集を短時間かつ効率的に行う
ことができるとともに、センタ装置に対する負荷が低減
し、更に大規模なデータ伝送装置を容易に構成すること
ができる。また、端末装置の呼び出し接続動作中に例え
ば回線接続エラー等が発生したとしてもセンタ側網制御
装置はセンタ装置にアクセスすることなく再試行して端
末装置を適確に呼び出すとともに、発生したエラー情報
を一括応答電文としてセンタ装置に返送するので、エラ
ー発生によるセンタ装置へのアクセスもないため、更に
センタ装置の負荷を低減し、かつデータ収集時間を迅速
かつ効率的に行うことができる。
第1図は、本発明のクレーム対応図、第2図は本発明の
一実施例に係るデータ伝送装置の接続およびデータ収集
手順を示す図、第3図は第2図の更に詳細な接続および
データ収集手順を示す図、第4図は本発明の他の実施例
に係るデータ伝送装置の接続およびデータ収集手順を示
す図、第5図は第2図に示すデータ伝送装置の接続およ
びデータ収集手順で使用する一括指令電文の構成図、第
6図は第4図に示すデータ伝送装置の接続およびデータ
収集手順で使用する一括応答電文の構成図、第7図は本
発明の一実施例に係るデータ伝送装置の接続およびデー
タ収集手順を示す図、第8図は第7図の作用を示すフロ
ーチャート、第9図は第7図に示すデータ伝送装置の接
続およびデータ収集手順で使用する指令電文の構成図、
第10図は第7図に示すデータ伝送装置の接続およびデー
タ収集手順で使用する解放電文の構成図、第11図は本発
明の一実施例に係るデータ伝送装置の接続およびデータ
収集手順を示す図、第12図は第11図に示すデータ伝送装
置の接続およびデータ収集手順で使用する一括指令電文
の構成図、第13図は第11図に示すデータ伝送装置の接続
およびデータ収集手順で使用する一括応答電文の構成
図、第14図はデータ伝送装置のシステム構成図、第15図
は従来のデータ伝送装置における接続およびデータ収集
手順を示す図である。 1……通信回線、3,4,10……送信手段 5……実行制御手段、6,7,14……返送手段 8……解放電文送手段、12……制御手段 21……センタ装置、23……センタ側網制御装置 27……電話交換網、35……端末側網制御装置 37……端末装置
一実施例に係るデータ伝送装置の接続およびデータ収集
手順を示す図、第3図は第2図の更に詳細な接続および
データ収集手順を示す図、第4図は本発明の他の実施例
に係るデータ伝送装置の接続およびデータ収集手順を示
す図、第5図は第2図に示すデータ伝送装置の接続およ
びデータ収集手順で使用する一括指令電文の構成図、第
6図は第4図に示すデータ伝送装置の接続およびデータ
収集手順で使用する一括応答電文の構成図、第7図は本
発明の一実施例に係るデータ伝送装置の接続およびデー
タ収集手順を示す図、第8図は第7図の作用を示すフロ
ーチャート、第9図は第7図に示すデータ伝送装置の接
続およびデータ収集手順で使用する指令電文の構成図、
第10図は第7図に示すデータ伝送装置の接続およびデー
タ収集手順で使用する解放電文の構成図、第11図は本発
明の一実施例に係るデータ伝送装置の接続およびデータ
収集手順を示す図、第12図は第11図に示すデータ伝送装
置の接続およびデータ収集手順で使用する一括指令電文
の構成図、第13図は第11図に示すデータ伝送装置の接続
およびデータ収集手順で使用する一括応答電文の構成
図、第14図はデータ伝送装置のシステム構成図、第15図
は従来のデータ伝送装置における接続およびデータ収集
手順を示す図である。 1……通信回線、3,4,10……送信手段 5……実行制御手段、6,7,14……返送手段 8……解放電文送手段、12……制御手段 21……センタ装置、23……センタ側網制御装置 27……電話交換網、35……端末側網制御装置 37……端末装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−124894(JP,A) 特開 昭58−97953(JP,A) 特開 昭59−117851(JP,A) 特開 昭59−161166(JP,A) 特開 昭60−198943(JP,A) 特開 昭59−161169(JP,A)
Claims (6)
- 【請求項1】通信回線にセンタ側網制御装置を介して接
続されているセンタ装置から、通信回線に端末用網制御
装置を介して接続されている端末装置をノーリンギング
着信で呼び出し、該端末装置からのデータをセンタ装置
に収集するデータ伝送装置であって、前記センタ装置
は、端末装置を呼び出して通信回線を介して両者間を接
続するための接続情報および端末装置からデータを収集
するための指令情報とを有する一括指令電文をセンタ側
網制御装置に送信する送信手段を有し、前記センタ側網
制御装置は、前記一括指令電文を受信し、該一括指令電
文に基づいて前記端末装置を呼び出してデータ収集を行
う実行制御手段を有することを特徴とするデータ伝送装
置。 - 【請求項2】通信回線にセンタ側網制御装置を介して接
続されているセンタ装置から、通信回線に端末用網制御
装置を介して接続されている端末装置をノーリンギング
着信で呼び出し、該端末装置からのデータをセンタ装置
に収集するデータ伝送装置であって、前記センタ側網制
御装置は、端末装置を呼び出し端末装置にデータ収集を
実行させたときのエラー情報および端末装置から収集し
た応答情報を有する一括応答電文をセンタ装置に返送す
る返送手段を有することを特徴とするデータ伝送装置。 - 【請求項3】通信回線にセンタ側網制御装置を介して接
続されているセンタ装置から、通信回線に端末用網制御
装置を介して接続されている端末装置をノーリンギング
着信で呼び出し、該端末装置からのデータをセンタ装置
に収集するデータ伝送装置であって、前記センタ装置
は、端末装置を呼び出して通信回線を介して両者間を接
続するための接続情報および端末装置からデータを収集
するための指令情報とを有する一括指令電文をセンタ側
網制御装置に送信する送信手段を有し、前記センタ側網
制御装置は、前記一括指令電文を受信し、該一括指令電
文に基づいて前記端末装置を呼び出してデータ収集を行
う実行制御手段および該実行制御手段の制御により端末
装置を呼び出し端末装置にデータ収集を実行させたとき
のエラー情報および端末装置から収集した応答情報を有
する一括応答電文をセンタ装置に返送する返送手段を有
することを特徴とするデータ返送装置。 - 【請求項4】通信回線にセンタ側網制御装置を介して接
続されているセンタ装置から、通信回線に端末用網制御
装置を介して接続されている端末装置をノーリンギング
着信で呼び出し、該端末装置からのデータをセンタ装置
に収集するデータ伝送装置であって、前記センタ装置
は、端末装置を呼び出して通信回線を介して両者間を接
続するに必要な接続情報、データ収集動作を含む端末装
置の動作を指示するに必要な指令情報を含む一括指令電
文をセンタ側網制御装置に送信する送信手段を有し、前
記センタ側制御装置は、前記一括指令電文を受信し、該
一括指令電文に基づいて前記端末装置を呼び出してデー
タ収集を行い、端末装置から収集した応答情報を含む一
括応答電文をセンタ装置に返送するとともに、通信回線
を解放する返送手段を有することを特徴とするデータ伝
送装置。 - 【請求項5】通信回線にセンタ側網制御装置を介して接
続されているセンタ装置から、通信回線に端末用網制御
装置を介して接続されている端末装置をノーリンギング
着信で呼び出し、該端末装置からのデータをセンタ装置
に収集するデータ伝送装置であって、前記センタ装置
は、端末装置を呼び出して通信回線を介して両者間を接
続するに必要な接続情報および端末装置に対する指令電
文をセンタ側網制御装置に送信し、該センタ側網制御装
置に通信回線を捕捉させて端末装置までの接続、端末装
置への電文の送信および端末装置からの応答電文の受信
を行わせしめている場合に、前記センタ側網制御装置に
おける異常状態を検出したとき、センタ側網制御装置に
通信回線の解放を指令する解放電文を送信する解放電文
送信手段を有することを特徴とするデータ伝送装置。 - 【請求項6】通信回線にセンタ側網制御装置を介して接
続されているセンタ装置から、通信回線に端末用網制御
装置を介して接続されている端末装置をノーリンギング
着信で呼び出し、該端末装置からのデータをセンタ装置
に収集するデータ伝送装置であって、前記センタ装置
は、端末装置を呼び出し通信回線を介して両者間を接続
するに必要な接続情報、データ収集動作を含む端末装置
の動作を指示する複数の電文および該複数の電文の各々
に対応して設けられている電文番号からなる一括指令電
文をセンタ側網制御装置に送信する送信手段を有し、前
記センタ側網制御装置は、センタ装置から前記一括指令
電文を受信し、該一括指令電文に基づいて前記端末装置
を呼び出し前記複数の電文を前記端末装置に送信すると
共に、該端末装置から各電文に対応する複数の応答電文
を受信するように制御する制御手段および前記各電文に
対応して端末装置から受信した複数の応答電文を前記各
電文に対応する前記電文番号に対応づけて一括応答電文
として前記センタ装置に返送する返送手段を有すること
を特徴とするデータ伝送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27521888A JP2609706B2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | データ伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27521888A JP2609706B2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | データ伝送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02121556A JPH02121556A (ja) | 1990-05-09 |
JP2609706B2 true JP2609706B2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=17552347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27521888A Expired - Lifetime JP2609706B2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | データ伝送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2609706B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2649182B2 (ja) * | 1989-09-27 | 1997-09-03 | シャープ株式会社 | データ通信システム |
-
1988
- 1988-10-31 JP JP27521888A patent/JP2609706B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02121556A (ja) | 1990-05-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2609706B2 (ja) | データ伝送装置 | |
JP3204392B2 (ja) | ボタン電話装置とインターネット通信システム | |
JP2640464B2 (ja) | 内線・外線両用フアクシミリ装置 | |
JPS58213558A (ja) | 多回線切換えシステム | |
JPS5814779B2 (ja) | 交換方式 | |
JP2551838B2 (ja) | バックアップ回線切替方式 | |
JP2756984B2 (ja) | データ端末装置の制御方法 | |
JP2835411B2 (ja) | 網制御装置 | |
JP3397719B2 (ja) | 電気通信網による呼の保留・接続方法 | |
JPS592223B2 (ja) | 回線切換方式 | |
JPH0124458B2 (ja) | ||
JP3678657B2 (ja) | ターミナルアダプタ | |
JPS5972853A (ja) | フアクシミリ交換方式 | |
JP3105870B2 (ja) | 通信機器とその機器情報交換による相互確認方法 | |
JP2526791B2 (ja) | ファクシミリ通信における呼び出し信号の自動送信停止制御方法および制御システム | |
JPH1098528A (ja) | 通報回線の自動試験方式 | |
JPS6229350A (ja) | 局間コ−ルバツク制御装置 | |
JPH05252298A (ja) | 端末網制御装置 | |
JPS62146044A (ja) | 蓄積サ−ビス入力方式 | |
JPS5838059A (ja) | ファクシミリ通信方式 | |
JP2005252395A (ja) | 相互接続通信網における障害伝達方法 | |
JPH11122360A (ja) | コールバックシステム及び通信装置 | |
JPS61186055A (ja) | 構内交換機相互間情報伝送方式 | |
JP2002044270A (ja) | ページャを利用したトラフィックの集中緩和方法 | |
JPS6291041A (ja) | 通信端末制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080213 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090213 Year of fee payment: 12 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090213 Year of fee payment: 12 |