JP4360969B2 - コンテンツ受信制御方法及びその装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数種の通信プラットフォームを経由するコンテンツ配信において、高信頼なコンテンツ送受信制御方法とその装置に関する。
図12は従来技術(例えば特許文献1に示された冗長構成ネットワーク管理システム)におけるコンテンツ送受信システムの概略図である。コンテンツ120を発信する発局12は、自局受信状態信号受信部121と自局回線判定部122と配信状況信号受信部123と回線切替判定部124とコンテンツ受信・送出部125とを備えている。中継局13a,bはコンテンツ受信・送出部130a,bを備えている。受局14は、配信状況信号送出部141とコンテンツ受信判定部142とコンテンツ受信・送出部143とを備え、受信したコンテンツ140を送出している。
従来、複数種の通信プラットフォームを経由するコンテンツ配信において、高信頼なコンテンツ配信を実現するためには、図12に示したコンテンツ送受信システムに示すように、配信経路の切替え(移動体におけるサイトダイバーシチ等)、およびEnd−to−Endによる送達確認(TCP/IPによる再送制御、等)を組み合わせることで、コンテンツ配信の高信頼性を確保していた。つまり、図13に示した制御回線マトリックスように、1次元的な切替え制御であった。
特開2003−099338号公報
しかしながら、回線種別よっては、条件により全く通信が不可能になる状況もあり(衛星通信における台風時等)、その場合の信頼性確保は不可能であった。
さらに、図14に示したコンテンツ受信システムのように、映像コンテンツの放送型ストリーミング配信に代表される一度のみのコンテンツ配信においては、ネットワーク上になんらかの障害が発生した場合、配信経路の切替えを実施したとしても、切替え中に配信される情報は欠落し、配信コンテンツの完全性保証という観点での高信頼性の確保までは至っていない。
本発明は、かかる事情に鑑みなされたもので、その目的は、回線種別も含めた配信経路の切替え制御による高信頼性を確保し、さらに一度のみのコンテンツ配信においても、回線特性に応じた瞬断時または配信経路切替え状態に出力されるコンテンツに対して配信を保証する高信頼なコンテンツ受信制御方法及びその装置の提供にある。
本発明は、複数の種類の通信プラットフォームを経由するコンテンツ配信において、自局回線判定部、自局状態信号送出部、コンテンツ受信・送出部を備え、自局の回線判定部で回線が一定時間より短い間、コンテンツを配信できない場合、ダミーパケットを生成し、受信完了後データの補間を行なっている。また、一定時間より長い間配信できない場合、配信が可能であるネットワークヘの切替を行い、その処理中はダミーパケットを生成し、受信完了後データの補間を行なっている。
本発明のコンテンツ受信制御方法としては、並列的に同一データが送信される複数種の通信プラットフォームを経由するコンテンツ配信システムにおけるコンテンツ受信制御方法であって、自局受信状態信号受信部と、この受信部からの信号に基づきコンテンツの配信を行うか否かの判定を行う回線判定部と、前記判定結果に基づきコンテンツの受信を行うコンテンツ受信部とを有し、前記自局受信状態信号受信部が、他局からの受信状態を回線毎に示す自局受信状態信号を監視する過程と、
前記回線判定部が、前記自局受信状態信号に基づき一定時間以内または一定時間以上のコンテンツの受信が可能でないかを判定する過程と、前記コンテンツ受信部が、前記判定結果が一定時間以内に受信可能となった場合には、前記判定によってコンテンツの受信が可能でないと判断された受信回線は同一として回線が回復するまでの期間、受信を待機し、待機状態では受信処理に必要な同期確保を実現するためにダミー信号を生成し、前記判定結果が一定時間以内に受信可能にならない場合には、受信可能な回線に切替え、前記判定結果が一定時間以内に受信可能にならないかつ受信可能な回線が存在しない場合には、受信不可を意味する状態通知信号を送信局に送出し、受信可能な回線が発生するまで受信を待機する過程とを有する。
本発明のコンテンツ受信制御装置としては、並列的に同一データが送信される複数種の通信プラットフォームを経由するコンテンツ配信システムにおけるコンテンツ受信制御装置であって他局からの受信状態を回線毎に示す自局受信状態信号を監視する自局受信状態信号受信部と、前記自局受信状態信号を受け、この信号に基づき一定時間以内にコンテンツを受信可能あるか否かを判定する回線判定部と、前記判定結果が一定時間以内に受信可能となった場合には、前記判定によってコンテンツの受信が可能でないと判断された受信回線は同一として回線が回復するまでの期間、受信を待機し、待機状態では受信処理に必要な同期確保を実現するためにダミー信号を生成し、前記判定結果が一定時間以内に受信可能にならない場合には、受信可能な回線に切替え、前記判定結果が一定時間以内に受信可能にならないかつ受信可能な回線が存在しない場合には、受信不可を意味する状態通知信号を送信局に送出し、受信可能な回線が発生するまで受信を待機するコンテンツ受信部とを備える。
前記コンテンツ受信制御方法とその装置においては、複数種の通信プラットフォームを経由するコンテンツ配信において、前記コンテンツ受信部は、受信可能な複数の回線においてコンテンツ受信が可能であり、コンテンツ配信の完了後に、回線断若しくは冗長切替え処理状態により受信不可能であったコンテンツが存在する場合に、その状態において受信可能であった回線における受信データを前記コンテンツに対して補間するようにするとよい。
また、複数種の通信プラットフォームの状態監視において、前記回線判定部が予めネットワークの回線特性または優先割当に基づく回線情報を登録しており、前記コンテンツ受信部がコンテンツの受信状況を監視し、前記回線判定部が、前記受信した受信状況信号と前記予め登録している回線情報とを照合し、この照合結果に基づいて受信可能であるか否かを判定した後、この判定結果に応じて受信不可の事象が一時的な瞬断であるかまたは継続的な回線断であるかの判断を行うものがある。
コンテンツの配信において、前記コンテンツ受信部が、前記受信可能な回線を介してコンテンツの配信を行うパケットフレームを受信し、このパケットフレームのヘッダ部に記録されたパケット番号を意味する情報を読んだ後、前記ヘッダ部に記録されたパケット種別を意味する情報読むものがある。
前記コンテンツ受信部は、前記パケット番号及びパケット種別を意味する情報を読むにあたり前記パケットフレームとして規定されているDVBフレームのヘッダ部先頭より12bitから25bitまでのPID情報を意味する領域パケット番号を意味する領域が含まれこのパケット番号を意味する領域の差分PID領域である情報を読み、前記ヘッダ部先頭より11bitの領域に記録された前記パケットフレームのパケット種別を意味する情報を読むようにするとよい。
本発明によれば、複数種の通信プラットフォームを経由するコンテンツ配信において、複数の回線種別および回線経路を動的に制御可能な冗長機能を実現し、かつストリーミング配信のような一度のみのコンテンツ配信においても、配信コンテンツに対する完全性が高まる。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
本発明のコンテンツ受信制御方法は、複数の回線種別の配信状態を基地局間単位で監視することで、基地局間単位での配信コンテンツの送達確認が行なえる。つまり、図2に示した制御回線マトリックスのように、2次元的な切替え制御が可能としている。
また、図3に示したストリーミングコンテンツ配信方式のように、回線瞬断もしくは配信経路の切替え処理等を原因とする一時的な配信ができない状態が発生した場合、回線回復もしくは切替え後に、配信できない状態が発生した時点からの配信制御(タイムシフト配信)を行うことで、受局は既存技術によるデータ受信を行うことで、伝送損失が生じた場合でも準リアルタイムに全コンテンツのデータが受信可能となり、コンテンツの完全性を重視した準リアルタイムな配信を実現する。
特に、本発明のパケットフレームにおいては、図4に示したパケットフレームのように、配信パケットのヘッダ部にパケット番号およびパケット種別を意味する情報を記載することで、リアルタイム視聴に対しては、リアルタイム配信を実現するための送受信設備およびネットワークに対する同期およびコネクションの維持を保障し、蓄積視聴に対しては、配信できない状態で発生したパケットの破棄および不整合を生じさせないコンテンツ構築を実現する。
また、回線断が生じた場合、原因が回線特性に応じた一時的な瞬断であるか、回復が見込めないための回線もしくは経路切替えであるかの判定について、回線特性および優先割当情報等を記載したリスト情報の登録・照会を行うことで、エンドユーザに意識させずに自動的かつ高速な回線制御を可能とする。
(実施形態例1) 図1及び図5〜図10を参照しながら本実施形態例について説明する。
ここでは、映像コンテンツの放送型ストリーミング配信に代表される一度のみのコンテンツ配信において、準リアルタイムに高信頼受信制御を実現し、かつ配信終了後は、受信局において送信コンテンツと同一のコンテンツ構築を保証する本発明の実施例が示されている。特に、本実施形態例では、配信元に受信状況信号を伝送するアップリンク回線の常時確保が困難もしくは確保不可であるシステム構成への適用を想定している。
本実施形態のコンテンツ受信制御システムは、複数種の通信プラットフォームを経由するコンテンツ受信系において、複数の回線種別の受信部(リアルタイム視聴および蓄積処理)と受信状態判定部とを有することで、複数の中継局の選択に加えて回線種別を含めた冗長切替え、さらに回線特性に応じた瞬断発生時もしくは回線切替え中に配信されるコンテンツに対して、受信完了後の補間により、配信コンテンツに対する完全性保証を行うことが可能となる。
また、冗長切替えに対する制御および受信処理判定に関し、伝送パケットのヘッダ部に対して制御情報の読取をすることで、整合性を確保したパケット管理を実現する。
図1は本実施形態におけるシステム構成を示した概略図である。
本実施形態における受局30は、自局受信状態信号送出部301と、自局回線判定部302と、コンテンツ受信・送出部303とを備える。従来のシステムと異なる機能部は自局回線判定部302とコンテンツ受信・送出部303である。
自局回線判定部302は、コンテンツ受信・送出部303を介してコンテンツの受信状態を受信し、この信号に基づいてコンテンツを受信できる(受信OK)か、受信できない(受信NG)かの判定を行う。
コンテンツ受信・送出部303は、コンテンツを受信し、受信可能な複数回線において同時受信処理の制御を実施し、受信完了後には、回線断もしくは冗長切替え等で発生したダミーパケットの削除および重複・欠落パケットをなくす整合性管理を行う。
特に、自局回線判定部302における受信OK・NGの判定においては、図6に示した回線リストのような回線特性および優先割当等を反映した回線情報に対する照合に基づくことで、配信NGの事象が一時的な瞬断であるか、継続的な回線断であるかの判断を行う。
また、本実施形態における発局10は、自局受信状態信号受信部101と、自局回線判定部102と、他局受信状態信号受信部103と、他局回線判定部104と、コンテンツ受信・送出部105と、コンテンツバッファリング処理部106と、配信NW切替え部107とを備える。従来のシステムと異なる機能部は、自局回線判定部102と、他局回線判定部104と、コンテンツ受信・送出部105である。
自局回線判定部102は、自局からネットワークに対する配信状況を示す受信状態信号を自局受信状態信号受信部101より受信し(例えば無線通信方式における電界強度等を受信)、この受信した信号に基づいてコンテンツを配信できる(配信OK)か、配信できない(配信NG)かの判定を行う。
他局回線判定部104は、他局(ここでは例えば中継局20)における受信状態信号を他局受信状態信号受信部103より受信し、配信OK・NGの判定を行う。
コンテンツ受信・送出部105は、自局回線判定部102及び他局回線判定部104の判定結果を受信し、この判定結果に基づいてコンテンツバッファリング部106と配信NW切替え部107の制御を行う。
また、自局回線判定部102及び他局回線判定部104における配信OK・NGの判定においては、図6に示した回線リストのような回線特性および優先割当等を反映した回線情報に対する照合に基づくことで、配信できない(配信NG)の事象が一時的な瞬断であるか、または継続的な回線断であるかの判断を行う。
さらに、本実施形態において中継局20も発局10と同じ構成要素を備えている。すなわち、中継局20a,bは、自局受信状態信号受信部201a,bと、自局回線判定部202a,bと、他局受信状態信号受信部203a,bと、他局回線判定部204a,bと、コンテンツ受信・送出部205a,bと、コンテンツバッファリング処理部206a,bと、配信NW切替え部207a,bとを備え、後述の発局10と同様の処理を実行できる。また、中継局20a,bは、自局受信状態信号を他局に送出するための手段としての自局受信状態信号送出部208a,bを備えている。尚、本実施形態例のコンテンツ送信システムにおいては二つの中継局20が介在しているが、本発明のコンテンツ送信システムはこの中継局の数に限定されない。
本実施形態のコンテンツ受信制御システムの動作例について説明する。 1)現在通信中の回線の受信状態が悪く、かつ受信可能な回線が1回線以上存在する場合処理シーケンスを図5〜図8に示す。 受局30では、コンテンツ受信・送出部303において、他局からの受信状態を監視し、状態信号を自局回線判定部302に供給(入力)する。自局回線判定部302は、前記入力された状態信号に対して、図6に示した回線リストとの照合に基づく判定を行い、判定結果をコンテンツ受信・送出部303へ出力する。コンテンツ受信・送出部303は、前記入力された判定結果に応じて次の処理(1)または(2)を実施する。
(1)判定結果が一定時間以内の配信がNGの場合(つまり一時的な瞬断の状態の場合)、受信待機を実施する。待機中に配信されるコンテンツについては、受信完了後、他の受信可能であった回線の受信データより補間を実行する(図5)。
この処理の詳細シーケンスを図7に示した。すなわち、自局受信状態がOKである場合、コンテンツ受信・送出部303は、回線リストに基づき、受信可能な別回線よりデータを出力する。一定時間以内の受信がNGの判定結果の場合、受信回線は同一のまま、受信回復までダミーパケットを生成する。その後、自局受信状態がOKとなった場合、回線リストに基づき、受信可能な別回線よりデータを出力する。
(2)判定結果が一定時間以上の受信がNGの場合(つまり早急な回線回復が見込めない状態の場合)、受信OKであるNW及び中継局20への切替えを実施する。切替え処理中に配信されるコンテンツについては、受信完了後、切替先の受信可能であった回線の受信データより補間を実施する(図5)。
この処理の詳細シーケンスを図8に示した。すなわち、自局受信状態がOKである場合、コンテンツ受信・送出部303は、回線リストに基づき、受信可能な別回線よりデータを出力する。一定時間以上の受信がNGの判定結果の場合、受信可能な別回線に切替える。このとき、切替処理中の視聴パケットとダミーパケットを生成する(同期確保)。その後、自局受信状態がOKとなった場合、回線リストに基づき、受信可能な別回線よりデータを出力する。
特に、伝送を行うパケットフレームにおいて、本実施形態では映像コンテンツの放送型ストリーミング配信を対象としている。また、映像コンテンツ配信フレームとして規定されているDVBフレーム(MPEG2−TS)において、図10に示したパッケットフレームのように、ヘッダ部にパケット番号およびパケット種別を意味する情報を読取することでパケット種別および連続性の判断が可能となり、受信状態での受信設備に対する同期を確保しつつ受信完了後は、不要パケット削除および番号順のパケット結合によるコンテンツ編集を行い、コンテンツの完全性を保証する。ヘッダ部にパケット番号およびパケット種別を意味する情報を読取する形態としては、例えば、映像コンテンツ配信フレームとして規定されているDVBフレームのヘッダ部先頭より12bitから25bitまでのPID情報を意味する領域に対してパケット番号を意味する情報を読み、パケット番号領域の差分をPID領域とし、前記ヘッダ部先頭より11bitの領域にパケット種別を意味する情報を記録し読み取るものがある(図10)。
尚、本実施形態例では、アップリンク回線の常時確保が困難もしくは確保不可の場合を考慮しており、受信局単独での冗長切替えを可能とするために、配信NGではないNW及び中継局20が複数存在する場合は、複数回線にてコンテンツが配信されている系を対象とする。
2)現在通信中の回線の受信状態が悪くかつ受信可能な回線が無しの場合(システム構成においてアップリンク回線の確保が可能な場合)の処理シーケンスを図5及び図9に示した。
受局30では、コンテンツ受信・送出部303における受信状態を監視し、状態信号を自局回線判定部302に供給(入力)する。自局回線判定部302は入力された状態信号に対して、図6に示したような回線リストとの照合に基づく判定を行い、その判定結果をコンテンツ受信・送出部303へ出力する。コンテンツ受信・送出部303では、入力された判定結果に応じて次の処理(3)を実行する。
(3)受信NGの状態通知を行い、受信待機を実施する。待機中は図10に示したパケットフレーム構成においてダミーを意味するパケットの生成を行い、他の受信処理設備に対する同期確保を保証する(図5)。
この処理の詳細シーケンスを図9に示した。すなわち、自局受信状態がOKである場合、コンテンツ受信・送出部303は、回線リストに基づき、受信可能な別回線よりデータを出力する。全ての回線の受信がNGの判定結果の場合、送信局に対する受信NGの状態通知を行い、受信回復までダミーパケットを生成する。その後、自局受信状態がOKとなった場合、回線リストに基づき、受信可能な別回線よりデータを出力する。
ネットワークの冗長機能に関して従来は1次元的な制御を実施していたが、本実施形態によれば、前述の1)及び2)の機能により、2次元的な制御が可能となりコンテンツの配信において信頼性が向上する。 特に、コンテンツ受信状況の自動判定、判定結果に基づくコンテンツ受信・送出部303に対する受信制御及び映像コンテンツ配信フレームとして規定されるパケットフレームとの互換性を継承した制御情報の読取により、映像コンテンツの放送型ストリーミング配信に代表される一度のみのコンテンツ配信において、準リアルタイムに高信頼配信制御を実現し、かつ配信終了後は、送信コンテンツと同一のコンテンツ構築が可能となる。
(実施形態例2)
図11は本実施形態における処理シーケンスを示した概略図である。
ここでは、映像コンテンツの放送型ストリーミング配信に代表される一度のみのコンテンツ配信において、準リアルタイムに高信頼配信制御を実現し、かつ配信終了後は、受信局において送信コンテンツと同一のコンテンツ構築を行なう。特に、本実施形態例では、配信元に受信状況信号を伝送するアップリンク回線が常時確保可能であるシステム構成への適用を想定している。
現在通信中の回線の受信状態が悪い場合の処理シーケンス動作は、回線リソースの効率的利用を考慮し、受信回線数が1回線であることであること以外は、実施形態例1係る処理シーケンスのものと同様である。つまり、受信NGであると判定された場合、受信NGの状態通知がなされ、受信待機が実施される。待機中はダミーパケットが生成され、受信処理の同期確保が実行される(図11)。
このように本実施形態のコンテンツ受信制御システムにおいても、コンテンツ受信状況の自動判定、判定結果に基づくコンテンツ受信・送出部303に対する受信制御及び映像コンテンツ配信フレームとして規定されるパケットフレームとの互換性を継承した制御情報の読取により、映像コンテンツの放送型ストリーミング配信に代表される一度のみのコンテンツ配信において、準りアルタイムに高信頼配信制御を実現し、かつ配信終了後は、送信コンテンツと同一のコンテンツ構築が可能となる。
実施形態例1のシステム構成を示した概略図。 本発明における制御回線マトリックス。 本発明おけるストリーミングコンテンツ配信方式の説明図。 本発明におけるパケットフレーム。 実施形態例1における処理シーケンス。 実施形態例1における回線リスト。 実施形態例1における処理(1)の詳細シーケンス。 実施形態例1における処理(2)の詳細シーケンス。 実施形態例1における処理(3)の詳細シーケンス。 実施形態例1におけるパッケットフレーム。 実施形態例2における処理シーケンス。 従来技術におけるコンテンツ受信システムの概略図。 従来技術における制御回線マトリックス。 従来技術におけるストリーミングコンテンツ配信方式の説明図。
符号の説明
10…発局、101…自局(発局)受信状態信号受信部、102…自局(発局)回線判定局、103…他局(中継局)受信状態信号受信部、104…他局(中継局)回線判定部、105…コンテンツ受信・送出部、106…コンテンツバッファリング部、107…配信NW(ネットワーク)切替部
20a,b…中継局、201a,b…自局(発局)受信状態信号受信部、202a,b…自局(発局)回線判定局、203a,b…他局(中継局)受信状態信号受信部、204a,b…他局(中継局)回線判定部、205a,b…コンテンツ受信・送出部、206a,b…コンテンツバッファリング部、207a,b…配信NW(ネットワーク)切替部
30…受局、301…自局(受局)回線判定部、302…自局(受局)受信状態信号送出部、303…コンテンツ受信・送出部

Claims (10)

  1. 並列的に同一データが送信される複数種の通信プラットフォームを経由するコンテンツ配信システムにおけるコンテンツ受信制御方法であって
    自局受信状態信号受信部と、この受信部からの信号に基づきコンテンツの配信を行うか否かの判定を行う回線判定部と、前記判定結果に基づきコンテンツの受信を行うコンテンツ受信部とを有し、
    前記自局受信状態信号受信部が、他局からの受信状態を回線毎に示す自局受信状態信号を監視する過程と、
    前記回線判定部が、前記自局受信状態信号に基づき一定時間以内にコンテンツを受信可能あるか否かを判定する過程と、
    前記コンテンツ受信部が、
    前記判定結果が一定時間以内に受信可能となった場合には、前記判定によってコンテンツの受信が可能でないと判断された受信回線は同一として回線が回復するまでの期間、受信を待機し、待機状態では受信処理に必要な同期確保を実現するためにダミー信号を生成し、
    前記判定結果が一定時間以内に受信可能にならない場合には、受信可能な回線に切替え、
    前記判定結果が一定時間以内に受信可能にならないかつ受信可能な回線が存在しない場合には、受信不可を意味する状態通知信号を送信局に送出し、受信可能な回線が発生するまで受信を待機する過程と
    を有することを特徴とするコンテンツ受信制御方法。
  2. 複数種の通信プラットフォームを経由するコンテンツ配信において、
    前記コンテンツ受信部は、受信可能な複数の回線においてコンテンツ受信が可能であり、コンテンツ配信の完了後に、回線断若しくは冗長切替え処理状態により受信不可能であったコンテンツが存在する場合に、その状態において受信可能であった回線における受信データを前記コンテンツに対して補間すること
    を特徴とする請求項1記載のコンテンツ受信制御方法。
  3. 複数種の通信プラットフォームの状態監視において、
    前記回線判定部は、予めネットワークの回線特性と優先割当とに基づく回線情報を登録しており、
    前記コンテンツ受信部が、コンテンツの受信状況を監視する過程と、
    前記回線判定部が、前記受信した受信状況信号と前記予め登録している回線情報とを照合する過程と、この照合結果に基づいて受信可能であるか否かを判定する過程と、この判定結果に応じて受信不可の事象が一時的な瞬断であるかまたは継続的な回線断であるかの判断を行う過程とを実行する過程と
    を有することを特徴とする請求項1または2記載のコンテンツ受信制御方法。
  4. コンテンツの配信において、前記コンテンツ受信部が、前記受信可能な回線を介してコンテンツの配信を行うパケットフレームを受信し、このパケットフレームのヘッダ部に記録されたパケット番号を意味する情報を読む過程と、前記ヘッダ部に記録されたパケット種別を意味する情報読む過程とを実行すること
    を特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のコンテンツ受信制御方法。
  5. 前記パケット番号及びパケット種別を意味する情報を読む過程において、前記コンテンツ受信部は、前記パケットフレームとして規定されているDVBフレームのヘッダ部先頭より12bitから25bitまでのPID情報を意味する領域パケット番号を意味する領域が含まれこのパケット番号を意味する領域の差分PID領域である情報を読み、前記ヘッダ部先頭より11bitの領域に記録された前記パケットフレームのパケット種別を意味する情報を読むこと
    を特徴とする請求項4記載のコンテンツ受信制御方法。
  6. 並列的に同一データが送信される複数種の通信プラットフォームを経由するコンテンツ配信システムにおけるコンテンツ受信制御装置であって
    他局からの受信状態を回線毎に示す自局受信状態信号を監視する自局受信状態信号受信部と、
    前記自局受信状態信号を受け、この信号に基づき一定時間以内にコンテンツを受信可能あるか否かを判定する回線判定部と、
    前記判定結果が一定時間以内に受信可能となった場合には、前記判定によってコンテンツの受信が可能でないと判断された受信回線は同一として回線が回復するまでの期間、受信を待機し、待機状態では受信処理に必要な同期確保を実現するためにダミー信号を生成し、
    前記判定結果が一定時間以内に受信可能にならない場合には、受信可能な回線に切替え、
    前記判定結果が一定時間以内に受信可能にならないかつ受信可能な回線が存在しない場合には、受信不可を意味する状態通知信号を送信局に送出し、受信可能な回線が発生するまで受信を待機するコンテンツ受信部と
    を備えたことを特徴とするコンテンツ受信制御装置。
  7. 複数種の通信プラットフォームを経由するコンテンツ配信において、
    前記コンテンツ受信部は、受信可能な複数の回線においてコンテンツ受信が可能であり、コンテンツ配信の完了後に、回線断若しくは冗長切替え処理状態により受信不可能であったコンテンツが存在する場合に、その状態において受信可能であった回線における受信データを前記コンテンツに対して補間すること
    を特徴とする請求項6記載のコンテンツ受信制御装置。
  8. 複数種の通信プラットフォームの状態監視において、
    前記回線判定部は、予めネットワークの回線特性または優先割当に基づく回線情報を登録しており、
    前記コンテンツ受信部が、コンテンツの受信状況を監視し、
    前記回線判定部が、前記受信した受信状況信号と前記予め登録している回線情報とを照合し、この照合結果に基づいて受信可能であるか否かを判定した後、この判定結果に応じて受信不可の事象が一時的な瞬断であるかまたは継続的な回線断であるかの判断を行うこと
    を特徴とする請求項6または7記載のコンテンツ受信制御装置。
  9. コンテンツの配信において、前記コンテンツ受信部が、前記受信可能な回線を介してコンテンツの配信を行うパケットフレームを受信し、このパケットフレームのヘッダ部に記録されたパケット番号を意味する情報を読んだ後、前記ヘッダ部に記録されたパケット種別を意味する情報読むこと
    を特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載のコンテンツ受信制御装置。
  10. 前記コンテンツ受信部は、前記パケット番号及びパケット種別を意味する情報を読むにあたり前記パケットフレームとして規定されているDVBフレームのヘッダ部先頭より12bitから25bitまでのPID情報を意味する領域パケット番号を意味する領域が含まれこのパケット番号を意味する領域の差分PID領域である情報を読み、前記ヘッダ部先頭より11bitの領域に記録された前記パケットフレームのパケット種別を意味する情報を読むこと
    を特徴とする請求項9記載のコンテンツ受信制御装置。
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