JPH05284242A - 遠方監視制御装置における電話装置 - Google Patents

遠方監視制御装置における電話装置

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JPH05284242A
JPH05284242A JP7487392A JP7487392A JPH05284242A JP H05284242 A JPH05284242 A JP H05284242A JP 7487392 A JP7487392 A JP 7487392A JP 7487392 A JP7487392 A JP 7487392A JP H05284242 A JPH05284242 A JP H05284242A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、電話機と遠方監視制御装置とを接続
する電線数を少なくして電話機を所望の場所に設置で
き、かつ電話機の操作性を向上して公衆電話回線と接続
された電話機と同等にする。 【構成】親局(100) の電話機(7) によるダイヤルに応じ
た通話呼出信号をトーン信号による第1パルス信号に変
換して子局(200) に送る。子局(200) において親局(10
0) からの第1パルス信号を検出してリンガ信号を発生
してベルを鳴動し、この状態に電話機(8) のオフフック
状態によりトーン信号による第2パルス信号を親局(10
0) に送り、かつ電話機(8) と専用回線(L1)とを接続す
る。そして、親局(100) において上記第2パルス信号を
検出して電話機(7) と専用回線(L1)とを接続し、各電話
機(7)(8)を通話可能状態とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、監視局(以下、親局と
呼ぶ)と被監視局(以下、子局と呼ぶ)とのを通信回線
により接続して親局と子局との間でデータ伝送を行い、
かつ親局及び子局に各電話機を接続して上記通信回線を
介して通話を行う遠方監視制御装置における電話装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図3はかかる遠方監視制御装置における
電話装置の構成図である。親局1と子局2とは専用回線
L1を介して接続されている。親局1は、監視機能及び
通信機能を備えたデータ処理部3を有し、このデータ処
理部3から子局2へ送信すべき制御情報等のデータをモ
デム(MODEM)4を通して専用回線L1に送出して
いる。
【0003】又、子局2は、親局1と同様に監視機能及
び通信機能を備えたデータ処理部5を有し、このデータ
処理部5から親局1へ送信すべき制御情報等のデータを
モデム6を通して専用回線L1に送出している。これに
より、親局1と子局2との間でデータ伝送が行われる。
【0004】一方、親局1及び子局2には電話装置が備
えられている。すなわち、親局1及び子局2には各電話
機(TEL)7、8が接続されている。親局1には、電
話機インタフェース9が備えられ、この電話機インタフ
ェース9にトーン発信回路10、トーン検出回路11及
びローパスフィルタ(LPF)12が接続されている。
トーン発信回路10は通話呼出しのための所定周波数の
トーン信号を発生するものであり、トーン検出回路11
は着信されたトーン信号を検出するものである。又、ロ
ーパスフィルタ12は、通話伝送帯域を抽出するための
もので、このローパスフィルタ12に専用回線L1が接
続されている。
【0005】又、子局も同様に電話機インタフェース1
3が備えられ、この電話機インタフェース13にトーン
発信回路14、トーン検出回路15及びローパスフィル
タ16が接続されている。
【0006】なお、遠方監視制御装置によるデータ伝送
の伝送帯域と電話装置による通話帯域とは、それぞれ異
なった伝送帯域を使用し、同一の専用回線L1を通して
伝送している。
【0007】又、各電話機7、8は、遠方監視制御装置
に備えるものとして専用に作製された特別な電話機であ
り、図4に示すように通話呼出押しボタンスイッチ1
7、ブザー18、送話器19及び受話器20を備えてい
る。そして、これら通話呼出押しボタンスイッチ17な
どは電話機インタフェース9、13に接続されている。
【0008】かかる構成において、親局1の電話機7か
ら子局2の電話機8へ通話呼出しを行う場合、親局1の
電話機7において通話呼出押しボタンスイッチ17が操
作される。この操作により電話機7の通話呼出信号がト
ーン発信回路10によりトーン信号に変換されて専用回
線L1に送信される。
【0009】子局2では、トーン検出回路15によりト
ーン信号を検出すると、リンガ信号を発生して電話機8
のブザー18を鳴動させる。逆に子局2の電話機8から
親局1の電話7に通話呼出しを行う場合も同様にして行
われる。
【0010】ところで、各電話機7、8には上記の如く
通話呼出押しボタンスイッチ17等が備えられている
が、これら通話呼出押しボタンスイッチ17等と各電話
機インタフェース9、13との接続にあたり、通話呼出
押しボタンスイッチ17に対して線2本、ブザー18に
対して線2本、送話器19及び受話器20に対して線3
本が用いられる。従って、各電話機7、8と各電話機イ
ンタフェース9、13との間は、少なくとも7本の電線
から成るケーブル等により接続しなければならない。
【0011】又、電話機7又は8から通話呼出しを行う
場合、その都度通話呼出押しボタンスイッチ17を操作
しなければならず、公衆電話回線と接続された電話機と
異なり、その操作に煩わしさがある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上のように電話機
7、8と各電話機インタフェース9、13との間は、少
なくとも7本の電線から成るケーブル(多芯ケーブル)
等により接続されるため、各電話機7、8を親局1、子
局2から離れた所望の場所に自由に設置することができ
ない。又、通話呼出押しボタンスイッチ17の操作があ
って公衆電話回線と接続された電話機と異なり、その操
作に煩わしさがある。
【0013】そこで本発明は、電話機と遠方監視制御装
置とを接続する電線数を少なくして電話機を所望の場所
に設置でき、かつ電話機の操作性を向上して公衆電話回
線と接続された電話機と同等にできる遠方監視制御装置
における電話装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、監視局と被監
視局との間で通信回線を介してデータ伝送を行い、かつ
監視局及び被監視局に各電話機を接続し通信回線を介し
て通話を行う遠方監視制御装置における電話装置におい
て、監視局及び被監視局に、
【0015】電話機によるダイヤルに応じた通話呼出信
号を所定周波数のトーン信号による第1パルス信号に変
換して通信回線に送る第1通話手段と、第1パルス信号
を着信してから電話機がオフフック状態となると、トー
ン信号による第2パルス信号を通信回線に送り、かつ電
話機と通信回線とを接続する第2通話手段と、第2パル
ス信号を検出すると、電話機と通信回線とを接続する第
3通話手段とを備えて上記目的を達成しようとする遠方
監視制御装置における電話装置である。
【0016】
【作用】このような手段を備えたことにより、監視局側
の電話機によりダイヤルされると、第1通話手段はダイ
ヤルに応じた通話呼出信号を所定周波数のトーン信号に
よる第1パルス信号に変換して被監視局に送る。被監視
局側の第2通話手段は監視局からの第1パルス信号を検
出してリンガを発生する。この状態に電話機がオフフッ
ク状態となると、トーン信号による第2パルス信号を通
信回線を介して監視局側に送り、かつ電話機と通信回線
とを接続する。そして、監視局側の第3通話手段は被監
視局側からの第2パルス信号を検出すると、電話機と通
信回線とを接続し、監視局側と被監視局側の各電話機を
通話可能状態とする。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。なお、図3と同一部分には同一符号を付
してその詳しい説明は省略する。図1は遠方監視制御装
置における電話装置の構成図である。親局100及び子
局200には電話機インタフェースが備えられている。
【0018】すなわち、親局100のモデム4には第1
スイッチ30を介して送りと受けとのに分離する2線4
線切換部40が接続され、この2線4線切換部40に専
用回線L1が接続されている。
【0019】一方、電話機7は2線4線切換部50に接
続されている。この2線4線切換部50は音声信号を送
りと受けとに分離するもので、各ローパスフィルタ3
1、32及び第1スイッチ30を介して上記2線4線切
換部40に接続されている。又、電話機7には定電流回
路33を介して電源34が接続されている。定電流回路
33には通話制御部60が接続され、この通話制御部6
0により第1スイッチ30及び第2スイッチ35が開閉
制御されるようになっている。
【0020】又、オシレータ(OSC)36は、周波数
500Hzのトーン信号を発生させるためのもので、第
2スイッチ35を介して第1スイッチ30及び上記2線
4線切換部40に接続されている。トーン検出回路37
は、第2スイッチ35を介して2線4線切換部40に接
続され、かつトーン検出信号が通話制御部60に送られ
るようになっている。一方、子局200は、親局100
と同一構成であり、同一部分には同一符号を付してその
詳しい説明は省略する。
【0021】具体的に親局100及び子局200は図2
に示す構成となっている。2線4線切換部40は、専用
回線L1に接続されるトランス41を備え、このトラン
ス41に2線4線切換回路(H)42が接続されてい
る。この2線4線切換回路42の一端子には増幅器43
を介してバンドリジェクトフィルタ44及びバンドパス
フィルタ45が接続されている。このうちバンドリジェ
クトフィルタ44は周波数500Hzのトーン信号を除
去する機能を有し、バンドパスフィルタ45は周波数5
00Hzのトーン信号を通過させる機能を有している。
バンドリジェクトフィルタ44の出力端子は第1スイッ
チ30の各接点30a、30bに接続されている。
【0022】この第1スイッチ30の各接点30c、3
0dには、周波数500Hzのトーン信号を除去するバ
ンドリジェクトフィルタ46及び増幅器47を介して2
線4線切換回路42の他端子に接続されている。
【0023】上記2線4線切換部50は、トランス51
及び2線4線切換回路52から成り、このうち2線4線
切換回路52の各端子に各ローパスフィルタ31、32
が接続されている。このうち、ローパスフィルタ31の
入力端子は第1スイッチ30の接点30bに接続され、
又ローパスフィルタ32の出力端子は第1スイッチ30
の接点30dに接続されている。上記定電流回路33に
はDC/DC変換器34aを介して電源34に接続され
ている。
【0024】上記通話制御部60は次のような構成とな
っている。定電流回路33に対してフック検出回路61
が接続され、このフック検出回路61の出力端子にパル
スダイヤル検出回路62を介して発呼パルス発生回路6
3が接続されている。又、ローパスフィルタ32の出力
端子にはDTMF検出回路64を介して発呼パルス発生
回路63が接続されている。
【0025】ところで、上記電話機7、8にはパルス式
及びプッシュホン式があるが、上記パルスダイヤル検出
回路62及びDTMF検出回路64はこれら電話機のダ
イヤル番号を検知するものとなっている。すなわち、パ
ルス式の電話機ではダイヤル信号は電流の流れがパルス
となるので、フック検出回路61によりパルス信号を検
出し、パルスダイヤル検出回路62によりダイヤル番号
を検出している。又、プッシュホン式の電話機ではロー
パルフィルタ32からの信号を受けてDTMF検出回路
64によりダイヤル番号を検出している。
【0026】発呼パルス発生回路63は、パルスダイヤ
ル検出回路62又はDTMF検出回路64からのダイヤ
ル検出信号を受けると、第2スイッチ35に対して通話
呼出パルスを発生する機能を有している。この場合、通
話呼出パルスは、1秒間ハイレベル、2秒間ローレベル
の周期で繰り返し送出され、ハイレベレ期間に接点35
aが閉じるものとなっている。このとき、接点35bは
開放状態に制御される。
【0027】又、発呼パルス発生回路63は、パルスダ
イヤル検出回路62又はDTMF検出回路64からのダ
イヤル検出信号を受けた後、フック検出回路61からの
フック検出信号を受けると、接点35aを閉じるハイレ
ベルパルスを第2スイッチ35に送出する機能を有して
いる。
【0028】上記第2スイッチ35の接点35aにはオ
シレータ36が接続され、接点35aが閉じることによ
りオシレータ36と増幅器47とが接続されるようにな
っている。
【0029】又、第2スイッチ35の接点35bを介し
てバンドパスフィルタ45とトーン検出回路37とが接
続され、このトーン検出回路37のトーン検出信号がリ
ンガ発生回路65に送られている。このリンガ発生回路
65はトーン検出信号を受けるとリンガ信号を電話機
7、8に送出してベルを鳴動させ、フック検出回路61
からのオフフック信号を受けてベルの鳴動を停止する機
能を有している。着呼パルス検出回路66は、トーン検
出回路37からのトーン検出信号を受けると、通話切換
回路67に着信検出信号を送出する機能を有している。
【0030】通話切換回路67は、第1スイッチ30及
び第2スイッチ35の開閉制御を行う機能を有するもの
で、着呼パルス検出回路66からの着信検出信号を受け
たときに第2スイッチ35の接点35aを開放する切換
信号を送出するとともに第1切換スイッチ30の各接点
30b、30dを閉じる切換信号を送出し、かつフック
検出回路61からオフフック検出信号を受けたときに各
接点30b、30dを閉じる切換信号を送出する機能を
有している。次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて説明する。 (1) 親局100の電話機7の受話器が取られると、電話
機7に流れる電流が変化し、電話機7のオフフック状態
がフック検出回路61により検出される。
【0031】この状態に、通話切換回路67からダイヤ
ルを要求するダイヤルトーンを2線4線変換回路52、
トランス51を介して電話機7に送出し、指定した番号
がダイヤルされると、ダイヤルトーンを停止する。
【0032】又、指定した番号がダイヤルされると、ダ
イヤル信号は電流の流れがパルスとなり、フック検出回
路61はこのパルスを検出し、パルスダイヤル検出回路
62はこのパルスを受けてダイヤル番号を検出する。こ
のパルスダイヤル検出回路62はダイヤル番号を検出し
てダイヤル検出信号を発呼パルス発生回路63に送出す
る。
【0033】この発呼パルス発生回路63は、ダイヤル
検出信号を受けて第2スイッチ35に対して1秒間ハイ
レベル、2秒間ローレベルの周期で繰り返される通話呼
出パルスを発生する。この第2スイッチ35の接点35
aは、通話呼出パルスのハイレベレ期間に閉じる。な
お、接点35bは開放状態に制御される。
【0034】これにより、オシレータ36の周波数50
0Hzのトーン信号は、接点35aの開閉に応じた第1
パルス信号に変換され、増幅器47、2線4線変換回路
42及びトランス41を通して専用回線L1に送出され
る。なお、この通話呼出し状態は、電話機7の受話器が
置かれてオンフック状態となるか、又は子局200から
通話状態の応答があるまで続く。
【0035】(2) 一方、子局200において第2スイッ
チ35は、接点35aが開放で、接点35bが閉じた状
態にある。この状態に、第1パルス信号に変換されたト
ーン信号が着信すると、このトーン信号はトランス4
1、2線4線変換回路42、増幅器43、バンドパスフ
ィルタ45及び接点35bを通してトーン検出回路37
に入力する。
【0036】このトーン検出回路37は、トーン信号を
検出すると、トーン検出信号をリンガ発生回路65に送
出する。このリンガ発生回路65は、トーン検出信号を
受けてリンガ信号を発生する。このリンガ信号は定電流
回路33を通して電話機8に送られる。これにより、電
話機8のベルが鳴動する。この場合、ベルの鳴動は、1
秒間鳴動し、2秒間停止する周期となっている。
【0037】この状態に電話機8の受話器が取られてオ
フフック状態となると、フック検出回路61はこれを検
出してオフフック検出信号をリンガ発生回路65、並び
に発呼パルス発生回路63、通話切換回路67に送出す
る。リンガ発生回路65はオフフック検出信号を受けて
リンガ信号の発生を停止し、これにより電話機8のベル
の鳴動は停止する。
【0038】これとともに発呼パルス発生回路63は、
オフフック検出信号を受けて第2スイッチ35に対し、
その接点35aを閉じるハイレベルのパルス信号を送出
する。これにより、接点35aは閉じ、周波数500H
zのトーン信号がフック状態信号(第2パルス信号)と
して専用回線L1に送出される。
【0039】この後、通話切換回路67は、3秒後に第
2スイッチ35の接点35aを開放する切換信号を第2
スイッチ35に送出し、かつ第1スイッチ30の各接点
30b、30dを閉じる切換信号を送出する。これによ
り、周波数500Hzのトーン信号が3秒間だけ専用回
線L1に送出される。又、子局200側の電話機8は第
1スイッチ30などを介して専用回線L1に接続され
る。
【0040】(3) 再び、親局100において子局200
からのフック状態信号としてのトーン信号が着信する
と、このトーン信号はトランス41、2線4線変換回路
42、増幅器43、バンドパスフィルタ45及び接点3
5bを通してトーン検出回路37に入力する。
【0041】このトーン検出回路37は、フック状態信
号としてのトーン信号を検出すると、子局200におい
てトーン信号が着信したと判断し、その着信検出信号を
着呼パルス発生回路66に送出する。この着呼パルス発
生回路66は、着信検出信号を受けると、第1スイッチ
30に対し、その接点30b、30dを閉じる切換信号
を送出する。これにより、親局100側の電話機7は第
1スイッチ30などを介して専用回線L1に接続され
る。
【0042】かくして、親局100側の電話機7と子局
200側の電話機8とが通話可能状態となる。そして、
通話が終了し、各電話機7、8の受話器が置かれてオン
フック状態となると、このオンフック状態がフック検出
回路61により検出され、各スイッチ30、35は初期
の接続状態に戻る。
【0043】このように上記一実施例においては、親局
100の電話機7によるダイヤルに応じた通話呼出信号
をトーン信号による第1パルス信号に変換して子局20
0に送り、子局200において親局100からの第1パ
ルス信号を検出してリンガ信号を発生してベルを鳴動
し、この状態に電話機8のオフフック状態によりトーン
信号による第2パルス信号を親局100に送って電話機
8と専用回線L1とを接続し、親局100において上記
第2パルス信号を検出して電話機7と専用回線L1とを
接続するようにしたので、親局100及び子局200に
対する各電話機7、8との接続は2本の線により接続で
きる。これにより、各電話機7、8の設置場所は親局1
00及び子局200の近傍に限らず、任意の場所に自由
に設置でき、配線設備費用も低価格にできる。
【0044】又、各電話器7、8は公衆電話回線に接続
する電話機を使用できるので、所望デザインの各電話機
7、8を選択でき、かつ専用電話機と比較して低価格で
品質の高い電話機を選択できる。
【0045】さらに、周波数500Hzのトーン信号に
より通話呼出し及びフック状態状態を示す各信号として
いるので、1種類のオシレータ36、バンドパスフィル
タ45及びトーン検出回路37により構成できる。さら
に、遠方監視制御装置のデータ信号及び通話信号からト
ーン信号の周波数成分を除去するバンドリジェクトフィ
ルタ44も1種類で構成できる。なお、バンドリジェク
トフィルタ44を接続したことで、通話中に通話呼出パ
ルス及びフック状態信号としてのトーン信号を伝送して
も通話者には不快感を与えない。
【0046】なお、本発明は上記一実施例に限定される
ものでなくその要旨を変更しない範囲で変形してもよ
い。例えば、遠方監視制御装置のデータ信号の帯域と通
話信号の帯域とを分離している場合は、第1スイッチ3
0の各接点30a、30cを閉じた状態とし、上記各帯
域を分離してない場合は第1スイッチ30の各接点30
a、30cを開放状態とする。
【0047】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、電
話機と遠方監視制御装置とを接続する電線数を少なくし
て電話機を所望の場所に設置でき、かつ電話機の操作性
を向上して公衆電話回線と接続された電話機と同等にで
きる遠方監視制御装置における電話装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる遠方監視制御装置における電話
装置の一実施例を示す構成図。
【図2】同装置の具体的な構成図。
【図3】従来装置の構成図。
【図4】同装置に備えられる電話機の接続線を示す図。
【符号の説明】
100…親局、200…子局、3,5…データ処理部、
4,6…モデム、7,8…電話機、30…第1スイッ
チ、31,32…ローパスフィルタ、33…定電流回
路、35…第2スイッチ、36…オシレータ、37…ト
ーン検出回路、60…通話制御部、61…フック検出回
路、62…パルスダイヤル検出回路、63…発呼パルス
発生回路、64…DTMF検出回路、65…リンガ発生
回路、66…着呼パルス検出回路、67…通話切換回
路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視局と被監視局との間で通信回線を介
    してデータ伝送を行い、かつ前記監視局及び前記被監視
    局に各電話機を接続し前記通信回線を介して通話を行う
    遠方監視制御装置における電話装置において、 前記監視局及び前記被監視局に、 前記電話機によるダイヤルに応じた通話呼出信号を所定
    周波数のトーン信号による第1パルス信号に変換して前
    記通信回線に送る第1通話手段と、 前記第1パルス信号を着信してから前記電話機がオフフ
    ック状態となると、前記トーン信号による第2パルス信
    号を前記通信回線に送り、かつ前記電話機と前記通信回
    線とを接続する第2通話手段と、 前記第2パルス信号を検出すると、前記電話機と前記通
    信回線とを接続する第3通話手段と、 を具備したことを特徴とする遠方監視制御装置における
    電話装置。
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