JPH05284224A - ボイスメール転送方式および電話交換システム - Google Patents
ボイスメール転送方式および電話交換システムInfo
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- JPH05284224A JPH05284224A JP4074944A JP7494492A JPH05284224A JP H05284224 A JPH05284224 A JP H05284224A JP 4074944 A JP4074944 A JP 4074944A JP 7494492 A JP7494492 A JP 7494492A JP H05284224 A JPH05284224 A JP H05284224A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ボイスメール装置を備え、かつ所定の通信エ
リアを有する基地局に無線電話機を収容する電話交換シ
ステムにおいて、無線電話機が基地局の通信圏外にある
場合に、その無線電話機への着信呼を自動的にボイスメ
ール装置に接続して代行受信を行なわせる。 【構成】 中央処理制御装置30は、構内無線電話機200
a,200b...が無線基地局16,18 の無線ゾーンA,B にそれ
ぞれ在圏するか否かを無線制御回路20,22 を介して所定
の周期にてチェックし、主記憶装置32に構内無線電話機
200a,200b...のそれぞれの在圏の有無を登録する。構内
無線電話機200a,200b...が基地局16,18の通信エリアの
圏外にあるときには、構内無線電話機200a,200b...への
着信呼をボイスメール装置26に接続して、その音声メッ
セージを登録させる。この後、該当電話機200a,200b...
がいずれかの無線ゾーンに入圏した場合には、その電話
機200a,200b...に音声メッセージがあることを通知し
て、この通知に応答した該当電話機200a,200b...に蓄積
した音声メッセージを転送する。
リアを有する基地局に無線電話機を収容する電話交換シ
ステムにおいて、無線電話機が基地局の通信圏外にある
場合に、その無線電話機への着信呼を自動的にボイスメ
ール装置に接続して代行受信を行なわせる。 【構成】 中央処理制御装置30は、構内無線電話機200
a,200b...が無線基地局16,18 の無線ゾーンA,B にそれ
ぞれ在圏するか否かを無線制御回路20,22 を介して所定
の周期にてチェックし、主記憶装置32に構内無線電話機
200a,200b...のそれぞれの在圏の有無を登録する。構内
無線電話機200a,200b...が基地局16,18の通信エリアの
圏外にあるときには、構内無線電話機200a,200b...への
着信呼をボイスメール装置26に接続して、その音声メッ
セージを登録させる。この後、該当電話機200a,200b...
がいずれかの無線ゾーンに入圏した場合には、その電話
機200a,200b...に音声メッセージがあることを通知し
て、この通知に応答した該当電話機200a,200b...に蓄積
した音声メッセージを転送する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は音声メッセージを蓄積し
て転送するボイスメール転送方式およびその電話交換シ
ステムに係り、特に、たとえば無線電話等の無線端末を
収容する電話交換システムおよびこの電話交換システム
に適用されるボイスメール転送方式に関するものであ
る。
て転送するボイスメール転送方式およびその電話交換シ
ステムに係り、特に、たとえば無線電話等の無線端末を
収容する電話交換システムおよびこの電話交換システム
に適用されるボイスメール転送方式に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電話交換システムにおいて、被呼
側端末が話中または不在などの場合に発呼側の音声メッ
セージをボイスメール装置にて蓄積し、被呼側が空いた
ときに被呼側の操作により蓄積した音声メッセージを被
呼側端末に転送するボイスメール転送方式が適用された
交換システムが知られている。
側端末が話中または不在などの場合に発呼側の音声メッ
セージをボイスメール装置にて蓄積し、被呼側が空いた
ときに被呼側の操作により蓄積した音声メッセージを被
呼側端末に転送するボイスメール転送方式が適用された
交換システムが知られている。
【0003】従来、このような交換システムにおけるボ
イスメール転送方式では、たとえば不在代行を行なう場
合は、ボイスメール装置に電話交換機を介して一端末か
ら不在代行登録操作を受け付けると、交換機は該当端末
への着信呼をボイスメール装置に呼接続して、この発呼
端末からの音声メッセージをボイスメール装置に蓄積さ
せる。この着信があると、ボイスメール装置は交換機を
介して該当端末にボイスメールがあることを該当端末の
ランプなどにて表示して通知する。その後、交換機を介
して該当端末からボイスメール聴取操作を受けると、ボ
イスメール装置は蓄積した音声メッセージを交換機を介
して該当端末に転送する。
イスメール転送方式では、たとえば不在代行を行なう場
合は、ボイスメール装置に電話交換機を介して一端末か
ら不在代行登録操作を受け付けると、交換機は該当端末
への着信呼をボイスメール装置に呼接続して、この発呼
端末からの音声メッセージをボイスメール装置に蓄積さ
せる。この着信があると、ボイスメール装置は交換機を
介して該当端末にボイスメールがあることを該当端末の
ランプなどにて表示して通知する。その後、交換機を介
して該当端末からボイスメール聴取操作を受けると、ボ
イスメール装置は蓄積した音声メッセージを交換機を介
して該当端末に転送する。
【0004】また、話中代行を行なう場合は、ボイスメ
ール装置に交換機を介して一端末から話中代行登録を受
け付けると、交換機は該当端末が話中のときに該当端末
への他の着信呼をボイスメール装置に接続して、発呼端
末からの音声メッセージを蓄積させる。その後、該当端
末が空きとなった後に、不在代行と同様の操作を受ける
と蓄積したボイスメールを該当端末に転送する。
ール装置に交換機を介して一端末から話中代行登録を受
け付けると、交換機は該当端末が話中のときに該当端末
への他の着信呼をボイスメール装置に接続して、発呼端
末からの音声メッセージを蓄積させる。その後、該当端
末が空きとなった後に、不在代行と同様の操作を受ける
と蓄積したボイスメールを該当端末に転送する。
【0005】さらに、発呼側端末からボイスメール装置
を介して被呼側端末へボイスメールを送信する場合は、
発呼端末が特番により交換機を介してボイスメール装置
と接続し、送信する音声メッセージと被呼端末の番号を
登録する。ボイスメール装置に蓄積された音声メッセー
ジは、被呼端末が空きのときにボイスメール聴取操作に
よりボイスメール装置から交換機を介して被呼端末に送
られる。
を介して被呼側端末へボイスメールを送信する場合は、
発呼端末が特番により交換機を介してボイスメール装置
と接続し、送信する音声メッセージと被呼端末の番号を
登録する。ボイスメール装置に蓄積された音声メッセー
ジは、被呼端末が空きのときにボイスメール聴取操作に
よりボイスメール装置から交換機を介して被呼端末に送
られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来のボイスメール転送方式では、交換機に収容された有
線端末を対象とする処理であり、それぞれの有線端末の
操作によって不在代行などの登録が行なわれていた。し
かしながら、最近では、無線電話等を含む無線端末を収
容する交換システムがある。これら無線端末は、パーソ
ナル性と移動性により交換機に接続された無線基地局の
通信圏を外れることがある。したがって、このような無
線端末に対しては、話中代行などの登録の他に通信圏を
外れた時の登録がないと、無効呼出しを行なうことにな
る。つまり、話中代行登録中に応答信号のない状態とな
り、この場合、システムは話中代行に移行するか否かの
判定ができない状態となる。したがって、発呼者にメッ
セージを登録させるか否か判断できずに、発呼者に不快
感を与えるという欠点があった。
来のボイスメール転送方式では、交換機に収容された有
線端末を対象とする処理であり、それぞれの有線端末の
操作によって不在代行などの登録が行なわれていた。し
かしながら、最近では、無線電話等を含む無線端末を収
容する交換システムがある。これら無線端末は、パーソ
ナル性と移動性により交換機に接続された無線基地局の
通信圏を外れることがある。したがって、このような無
線端末に対しては、話中代行などの登録の他に通信圏を
外れた時の登録がないと、無効呼出しを行なうことにな
る。つまり、話中代行登録中に応答信号のない状態とな
り、この場合、システムは話中代行に移行するか否かの
判定ができない状態となる。したがって、発呼者にメッ
セージを登録させるか否か判断できずに、発呼者に不快
感を与えるという欠点があった。
【0007】本発明は、このような従来技術の欠点を解
消し、無線端末が通信圏を外れた場合に交換機が自動的
に不在登録を行ない、着信があれば、ボイスメール装置
に接続することができるボイスメール転送方式を提供す
ることを目的とする。
消し、無線端末が通信圏を外れた場合に交換機が自動的
に不在登録を行ない、着信があれば、ボイスメール装置
に接続することができるボイスメール転送方式を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、所定の通信エリアを有する無線基地局を
介して無線端末を収容して、かつ音声メッセージを蓄積
転送するためのボイスメール手段を有する交換システム
のボイスメール転送方式において、交換システムは、無
線端末が無線基地局の通信圏外にある場合に、この無線
端末を不在扱いとして、この不在扱いとされた無線端末
への着呼が生じた際に、この発呼端末とボイスメール手
段とを呼接続して、この際に、ボイスメール手段に呼接
続された発呼端末が音声メッセージをボイスメール手段
に記録した場合に、交換システムは、無線端末が通信圏
に復帰した際に、メッセージありの旨をこの無線端末に
通知して、この無線端末が通知に応答したときに、ボイ
スメール手段に蓄積された音声メッセージを無線端末に
転送することを特徴とする。
決するために、所定の通信エリアを有する無線基地局を
介して無線端末を収容して、かつ音声メッセージを蓄積
転送するためのボイスメール手段を有する交換システム
のボイスメール転送方式において、交換システムは、無
線端末が無線基地局の通信圏外にある場合に、この無線
端末を不在扱いとして、この不在扱いとされた無線端末
への着呼が生じた際に、この発呼端末とボイスメール手
段とを呼接続して、この際に、ボイスメール手段に呼接
続された発呼端末が音声メッセージをボイスメール手段
に記録した場合に、交換システムは、無線端末が通信圏
に復帰した際に、メッセージありの旨をこの無線端末に
通知して、この無線端末が通知に応答したときに、ボイ
スメール手段に蓄積された音声メッセージを無線端末に
転送することを特徴とする。
【0009】この場合、無線端末の在圏の確認は、所定
の間隔をおいて周期的に行なわれるとよい。
の間隔をおいて周期的に行なわれるとよい。
【0010】また、無線端末の不在扱いには、該無線端
末の電源がオフとなっている場合も含むとよい。
末の電源がオフとなっている場合も含むとよい。
【0011】一方、電話端末間の通話路を設定する電話
交換システムにおいて、この交換システムは、所定の範
囲の通信エリアを有して複数の無線端末を収容する無線
基地局と、この無線基地局を収容して無線端末を含む電
話端末間の呼接続を行なう通話路設定手段と、この通話
路設定手段に収容されて少なくとも不在登録された電話
端末に着呼があった場合に、この発呼端末に通話路設定
手段を介して呼接続されて、この発呼端末に音声メッセ
ージの記録を促して発呼端末からの音声メッセージを蓄
積して、不在であった電話端末よりボイスメール聴取を
受けた場合に通話路設定手段を介して蓄積した音声メッ
セージを該当電話端末に転送するボイスメール手段と、
無線基地局を介して無線端末の在圏を所定の間隔でチェ
ックして、この無線端末が無線基地局の通信圏の圏外に
ある場合に不在扱いとしてボイスメール手段に登録し、
このボイスメール手段に不在登録した無線端末が無線基
地局の通信圏に復帰した場合に、ボイスメール手段に該
当無線端末宛の音声メッセージがあるか否かを検出し
て、音声メッセージがある場合に該当端末に無線基地局
を介して通知する制御手段とを備えることを特徴とす
る。
交換システムにおいて、この交換システムは、所定の範
囲の通信エリアを有して複数の無線端末を収容する無線
基地局と、この無線基地局を収容して無線端末を含む電
話端末間の呼接続を行なう通話路設定手段と、この通話
路設定手段に収容されて少なくとも不在登録された電話
端末に着呼があった場合に、この発呼端末に通話路設定
手段を介して呼接続されて、この発呼端末に音声メッセ
ージの記録を促して発呼端末からの音声メッセージを蓄
積して、不在であった電話端末よりボイスメール聴取を
受けた場合に通話路設定手段を介して蓄積した音声メッ
セージを該当電話端末に転送するボイスメール手段と、
無線基地局を介して無線端末の在圏を所定の間隔でチェ
ックして、この無線端末が無線基地局の通信圏の圏外に
ある場合に不在扱いとしてボイスメール手段に登録し、
このボイスメール手段に不在登録した無線端末が無線基
地局の通信圏に復帰した場合に、ボイスメール手段に該
当無線端末宛の音声メッセージがあるか否かを検出し
て、音声メッセージがある場合に該当端末に無線基地局
を介して通知する制御手段とを備えることを特徴とす
る。
【0012】この場合、通話路設定手段は無線基地局を
複数収容し、制御手段は該当無線端末がいずれの無線基
地局の通信エリアにも在圏しない場合に該当無線端末を
不在扱いと判断していずれかの無線基地局の通信エリア
に復帰した場合を該当無線端末の復帰と判断するとよ
い。
複数収容し、制御手段は該当無線端末がいずれの無線基
地局の通信エリアにも在圏しない場合に該当無線端末を
不在扱いと判断していずれかの無線基地局の通信エリア
に復帰した場合を該当無線端末の復帰と判断するとよ
い。
【0013】また、制御手段は、無線端末の電源がオフ
となっている場合も該当無線端末の不在扱いと判断し
て、この無線端末をボイスメール手段に不在登録すると
よい。
となっている場合も該当無線端末の不在扱いと判断し
て、この無線端末をボイスメール手段に不在登録すると
よい。
【0014】
【作用】本発明のボイスメール転送方式および電話交換
システムによれば、制御手段にて無線端末が無線基地局
の通信圏に在圏するか否かを所定の周期でチェックし、
無線端末が無線基地局の圏外へ移動した場合に、この無
線端末を不在扱いとしてボイスメール手段に不在登録す
る。この不在扱いとなった無線端末に着呼があった場合
に、通話路手段は、その着信呼をボイスメール手段に呼
接続して、ボイスメール手段から発呼端末へ音声メッセ
ージの記録を促す。この結果、無線端末の無効呼出しが
なくなり、無線端末が圏内に戻ったときに、この無線端
末にボイスメールの有りの指示を制御手段から無線基地
局を介して通知する。その通知に無線端末が応答した場
合に、この無線端末をボイスメール手段に接続して蓄積
した音声メッセージが該当無線端末に転送される。
システムによれば、制御手段にて無線端末が無線基地局
の通信圏に在圏するか否かを所定の周期でチェックし、
無線端末が無線基地局の圏外へ移動した場合に、この無
線端末を不在扱いとしてボイスメール手段に不在登録す
る。この不在扱いとなった無線端末に着呼があった場合
に、通話路手段は、その着信呼をボイスメール手段に呼
接続して、ボイスメール手段から発呼端末へ音声メッセ
ージの記録を促す。この結果、無線端末の無効呼出しが
なくなり、無線端末が圏内に戻ったときに、この無線端
末にボイスメールの有りの指示を制御手段から無線基地
局を介して通知する。その通知に無線端末が応答した場
合に、この無線端末をボイスメール手段に接続して蓄積
した音声メッセージが該当無線端末に転送される。
【0015】
【実施例】次に添付図面を参照して本発明によるボイス
メール転送方式および電話交換システムの実施例を詳細
に説明する。図1には本発明によるボイスメール転送方
式が適用される交換システムの一実施例が示されてい
る。この実施例における交換システムは、構内無線電話
機への接続を含む電話交換処理およびボイスメール転送
処理を行なう構内交換システムを例に挙げて説明する。
メール転送方式および電話交換システムの実施例を詳細
に説明する。図1には本発明によるボイスメール転送方
式が適用される交換システムの一実施例が示されてい
る。この実施例における交換システムは、構内無線電話
機への接続を含む電話交換処理およびボイスメール転送
処理を行なう構内交換システムを例に挙げて説明する。
【0016】この構内交換システムは、時分割通話路(T
SW)12 に、複数の内線電話機100...を収容する内線制御
回路(LC)14が接続され、複数の構内無線電話機200a,200
b...を無線基地局(BS)16,18 を介して収容する無線制御
回路(FIU)20,22が接続され、トランク制御回路(PV)24を
介して公衆網の局線がそれぞれ接続されて、これら内線
電話、構内無線電話および局相互間の接続を時分割通話
路12にて行なう電話交換システムである。また、この交
換システムでは、時分割通話路12に内線制御回路(LC)26
を介してボイスメール装置(VM)28が接続されて、このボ
イスメール装置28にて音声メッセージを蓄積し、蓄積し
たメッセージを転送する処理を行なうボイスメール転送
システムを含んでいる。時分割通話路12には、各部を制
御する中央処理制御装置(CPU)30 が接続されている。こ
の中央処理装置30には、主記憶装置(MEM) 32が接続され
て、かつ制御線34を介して内線制御回路14,26 と、トラ
ンク回路24と、無線制御回路20,22 とがそれぞれ接続さ
れている。なお、図1では説明の都合上、内線電話機10
0...および構内無線電話機200a,200b...はそれぞれ1台
づつ示されているが、実際はそれぞれ複数台設置されて
いる。
SW)12 に、複数の内線電話機100...を収容する内線制御
回路(LC)14が接続され、複数の構内無線電話機200a,200
b...を無線基地局(BS)16,18 を介して収容する無線制御
回路(FIU)20,22が接続され、トランク制御回路(PV)24を
介して公衆網の局線がそれぞれ接続されて、これら内線
電話、構内無線電話および局相互間の接続を時分割通話
路12にて行なう電話交換システムである。また、この交
換システムでは、時分割通話路12に内線制御回路(LC)26
を介してボイスメール装置(VM)28が接続されて、このボ
イスメール装置28にて音声メッセージを蓄積し、蓄積し
たメッセージを転送する処理を行なうボイスメール転送
システムを含んでいる。時分割通話路12には、各部を制
御する中央処理制御装置(CPU)30 が接続されている。こ
の中央処理装置30には、主記憶装置(MEM) 32が接続され
て、かつ制御線34を介して内線制御回路14,26 と、トラ
ンク回路24と、無線制御回路20,22 とがそれぞれ接続さ
れている。なお、図1では説明の都合上、内線電話機10
0...および構内無線電話機200a,200b...はそれぞれ1台
づつ示されているが、実際はそれぞれ複数台設置されて
いる。
【0017】各部の詳細を説明すると、時分割通話路12
は、時分割スイッチ等からなる通話路であって、局線と
内線電話機100...との間の呼接続と、局線と構内無線電
話機200a,200b...との間の呼接続と、内線電話機100...
同士の呼接続と、構内無線電話200a,200b...同士の呼接
続と、内線電話機100...と構内無線電話機200a,200b...
との間の呼接続とをそれぞれ行ない、さらに内線電話機
100...、局線、または構内無線電話機200a,200b...と、
ボイスメール装置28との間の呼接続処理をそれぞれ行な
う装置である。
は、時分割スイッチ等からなる通話路であって、局線と
内線電話機100...との間の呼接続と、局線と構内無線電
話機200a,200b...との間の呼接続と、内線電話機100...
同士の呼接続と、構内無線電話200a,200b...同士の呼接
続と、内線電話機100...と構内無線電話機200a,200b...
との間の呼接続とをそれぞれ行ない、さらに内線電話機
100...、局線、または構内無線電話機200a,200b...と、
ボイスメール装置28との間の呼接続処理をそれぞれ行な
う装置である。
【0018】内線制御回路14は、内線電話機100...の終
端回路であり、着呼時の電話機100の起動および各種制
御信号の送受信を行なう制御回路である。同様に、内線
制御回路26は,ボイスメール装置28の起動および各種制
御信号の送受信を行なう終端回路である。無線制御回路
20,22 は、無線基地局16,18 を介してそれぞれ無線電話
機200a,200b...を起動および各種制御信号の送受信を行
なう制御回路である。これら制御回路14,20,22,26 は、
中央処理装置30に制御信号を送り、この中央処理装置30
の制御の基にそれぞれの端末の制御を行なう。
端回路であり、着呼時の電話機100の起動および各種制
御信号の送受信を行なう制御回路である。同様に、内線
制御回路26は,ボイスメール装置28の起動および各種制
御信号の送受信を行なう終端回路である。無線制御回路
20,22 は、無線基地局16,18 を介してそれぞれ無線電話
機200a,200b...を起動および各種制御信号の送受信を行
なう制御回路である。これら制御回路14,20,22,26 は、
中央処理装置30に制御信号を送り、この中央処理装置30
の制御の基にそれぞれの端末の制御を行なう。
【0019】無線基地局16,18 は、構内の所定の区域を
通信エリアA,B とする無線送受信機である。この実施例
における無線基地局16,18 は、制御チャネルより通信チ
ャネルの周波数、スロットなどの通信条件を報知情報と
して一定間隔でエリア内の構内無線電話機200a,200b...
に送信して、また、中央処理制御装置30から無線制御回
路20,22 を介して送られくる在圏チェックコマンドを一
定周期で通信エリアA,B の構内無線電話機200a,200b...
にそれぞれ送信する基地局である。さらにこの実施例の
無線基地局19,20 は、構内無線電話機200a,200b...から
識別番号を含む発信信号を受信すると、無線制御回路2
0,22 に発信コマンドを出力する。また、無線電話機200
a,200b...への着呼の場合に、これら無線基地局19,20
は、中央処理制御装置30から無線制御回路20,22 を介し
て識別番号を含む呼出しコマンドを受けると、制御チャ
ネルより着信端末200a,200b...を呼び出し、発着信端末
200a,200b...の無線チャネルを含む通話路の設定を行
う。
通信エリアA,B とする無線送受信機である。この実施例
における無線基地局16,18 は、制御チャネルより通信チ
ャネルの周波数、スロットなどの通信条件を報知情報と
して一定間隔でエリア内の構内無線電話機200a,200b...
に送信して、また、中央処理制御装置30から無線制御回
路20,22 を介して送られくる在圏チェックコマンドを一
定周期で通信エリアA,B の構内無線電話機200a,200b...
にそれぞれ送信する基地局である。さらにこの実施例の
無線基地局19,20 は、構内無線電話機200a,200b...から
識別番号を含む発信信号を受信すると、無線制御回路2
0,22 に発信コマンドを出力する。また、無線電話機200
a,200b...への着呼の場合に、これら無線基地局19,20
は、中央処理制御装置30から無線制御回路20,22 を介し
て識別番号を含む呼出しコマンドを受けると、制御チャ
ネルより着信端末200a,200b...を呼び出し、発着信端末
200a,200b...の無線チャネルを含む通話路の設定を行
う。
【0020】構内無線電話機200a,200b...は、小電力の
携帯電話機にてそれぞれ構成され、無線基地局16,18 を
介して相互にまたは内線電話機100...に呼接続され、ま
た局線を介して公衆網との間の通信を行なう。この構内
無線電話機200a,200b...は、電源投入後、または、無線
基地局16,18 の通信エリアA,B にそれぞれ入圏したと
き、基地局16,18 からの報知情報を受信して、同制御チ
ャネルを介して識別番号を含む位置登録通知を送信して
位置登録を行なう。また、この実施例における構内無線
電話機200a,200b...はボイスメール登録することなく、
無線基地局16,18の通信エリアA,B の圏外に出た際に着
呼があった場合に、発呼端末からの音声メッセージをボ
イスメール装置28から受けるための通知を表示するため
の機能を有する。この機能は、たとえばランプ表示、ま
たは液晶などを用いたキャラクタ表示などによって実現
される。
携帯電話機にてそれぞれ構成され、無線基地局16,18 を
介して相互にまたは内線電話機100...に呼接続され、ま
た局線を介して公衆網との間の通信を行なう。この構内
無線電話機200a,200b...は、電源投入後、または、無線
基地局16,18 の通信エリアA,B にそれぞれ入圏したと
き、基地局16,18 からの報知情報を受信して、同制御チ
ャネルを介して識別番号を含む位置登録通知を送信して
位置登録を行なう。また、この実施例における構内無線
電話機200a,200b...はボイスメール登録することなく、
無線基地局16,18の通信エリアA,B の圏外に出た際に着
呼があった場合に、発呼端末からの音声メッセージをボ
イスメール装置28から受けるための通知を表示するため
の機能を有する。この機能は、たとえばランプ表示、ま
たは液晶などを用いたキャラクタ表示などによって実現
される。
【0021】一方、ボイスメール装置28は、自局内の電
話機100,200a,200b...からまたは局線を介して外部から
発信された自局宛の音声メッセージを蓄積して、この蓄
積した音声メッセージを指定の電話端末装置へ配送する
装置である。本実施例においては、特に、内線電話機10
0 が不在代行を登録したときに不在代行処理を行ない、
または構内無線電話機200a,200b...が通信圏外にあると
きに、これら構内無線電話機200a,200b...への発呼側と
時分割通話路12を介して呼接続され、発呼側の音声メッ
セージをボイスメールとして蓄積して、転送する機能を
有する。
話機100,200a,200b...からまたは局線を介して外部から
発信された自局宛の音声メッセージを蓄積して、この蓄
積した音声メッセージを指定の電話端末装置へ配送する
装置である。本実施例においては、特に、内線電話機10
0 が不在代行を登録したときに不在代行処理を行ない、
または構内無線電話機200a,200b...が通信圏外にあると
きに、これら構内無線電話機200a,200b...への発呼側と
時分割通話路12を介して呼接続され、発呼側の音声メッ
セージをボイスメールとして蓄積して、転送する機能を
有する。
【0022】主記憶装置32は、中央処理制御装置30の交
換接続を制御するプログラムおよび各種データを記憶す
るRAM(Random access memory)等にて構成されている。
この実施例においては、特に、構内無線電話機200a,200
b...がいずれの無線基地局16,18 の通信エリアA,B に在
圏するか、またはいずれの通信エリアA,B にも在圏しな
いかを記憶する無線端末テーブル230 を備えている。こ
のテーブル領域230 は図2に示すように、在圏テーブル
領域300 と、構内無線電話機200a,200b...が圏外に、ま
たは電源オフとなった場合にボイスメール装置28に着信
があったか否かが蓄積される圏外テーブル領域310 とを
備えている。在圏テーブル領域300 には構内無線電話機
200a,200b...が通信エリアA,B のいずれかに在圏すると
きに、それぞれ"A" または"B" が記録されて、圏外のと
きは"0" が記録される。圏外テーブル領域310 には、ボ
イスメール装置26が構内無線電話機200a,200b...の音声
メッセージを記憶しているときに"1" 、音声メッセージ
がないときに"0" がそれぞれ記録される。
換接続を制御するプログラムおよび各種データを記憶す
るRAM(Random access memory)等にて構成されている。
この実施例においては、特に、構内無線電話機200a,200
b...がいずれの無線基地局16,18 の通信エリアA,B に在
圏するか、またはいずれの通信エリアA,B にも在圏しな
いかを記憶する無線端末テーブル230 を備えている。こ
のテーブル領域230 は図2に示すように、在圏テーブル
領域300 と、構内無線電話機200a,200b...が圏外に、ま
たは電源オフとなった場合にボイスメール装置28に着信
があったか否かが蓄積される圏外テーブル領域310 とを
備えている。在圏テーブル領域300 には構内無線電話機
200a,200b...が通信エリアA,B のいずれかに在圏すると
きに、それぞれ"A" または"B" が記録されて、圏外のと
きは"0" が記録される。圏外テーブル領域310 には、ボ
イスメール装置26が構内無線電話機200a,200b...の音声
メッセージを記憶しているときに"1" 、音声メッセージ
がないときに"0" がそれぞれ記録される。
【0023】中央処理制御装置30は、主記憶装置32のプ
ログラムに従って時分割通話路12およびそれぞれの回線
制御回路14,20,24,26 を制御する装置である。具体的に
は、制御線34を介して内線制御回路14,26 、無線制御回
路20,22 、トランク制御回路24を制御して、内線電話機
100 、ボイスメール装置28、無線基地局16,18 、局線か
らの発呼を検出し、着呼側の呼出しなどの交換制御を行
ない、発着呼端末間の通話路を時分割通話路12にそれぞ
れ設定させる制御を行なう。特に、この実施例では、構
内無線電話機200a,200b...が通信エリアA,B にいるか否
かを定期的にチェックし、主記憶装置32の在圏テーブル
領域300 に在圏の有無を登録する処理を行なう。
ログラムに従って時分割通話路12およびそれぞれの回線
制御回路14,20,24,26 を制御する装置である。具体的に
は、制御線34を介して内線制御回路14,26 、無線制御回
路20,22 、トランク制御回路24を制御して、内線電話機
100 、ボイスメール装置28、無線基地局16,18 、局線か
らの発呼を検出し、着呼側の呼出しなどの交換制御を行
ない、発着呼端末間の通話路を時分割通話路12にそれぞ
れ設定させる制御を行なう。特に、この実施例では、構
内無線電話機200a,200b...が通信エリアA,B にいるか否
かを定期的にチェックし、主記憶装置32の在圏テーブル
領域300 に在圏の有無を登録する処理を行なう。
【0024】次に、上記構成による交換システムのボイ
スメール転送方式を図3〜図5を参照して説明する。図
3は構内無線電話機200a,200b...が無線基地局16,18 の
通信エリアA,B のいずれかに在圏しているか否かをチェ
ックする在圏チェックのフローを示したものである。こ
の図において、中央処理制御装置30は、制御線34より無
線制御回路20,22 を介して在圏チェックコマンドを無線
基地局16,18 に所定の周期で供給する。無線基地局16,1
8 は、在圏チェックコマンドを送信して構内無線電話機
200a,200b...の在圏をチェックし(ステップS101)、一
定時間後に構内無線電話機200a,200b...より識別番号を
含む在圏応答があるか否かを調べる(ステップS102)。
無線基地局16,18 は、応答を受けた場合に識別番号を含
む在圏情報を無線制御回路20,22 に転送し、中央処理制
御装置30はこれを読み取り、識別番号と対応する主記憶
装置32の在圏テーブル領域300 に在圏を記録する(ステ
ップS103)。無線基地局16,18 は、応答のない場合に識
別番号を含む不在情報を出力し、中央処理制御装置30
は、在圏テーブル領域300 に圏外不在を記録し(ステッ
プS104)、在圏チェックを終了する。
スメール転送方式を図3〜図5を参照して説明する。図
3は構内無線電話機200a,200b...が無線基地局16,18 の
通信エリアA,B のいずれかに在圏しているか否かをチェ
ックする在圏チェックのフローを示したものである。こ
の図において、中央処理制御装置30は、制御線34より無
線制御回路20,22 を介して在圏チェックコマンドを無線
基地局16,18 に所定の周期で供給する。無線基地局16,1
8 は、在圏チェックコマンドを送信して構内無線電話機
200a,200b...の在圏をチェックし(ステップS101)、一
定時間後に構内無線電話機200a,200b...より識別番号を
含む在圏応答があるか否かを調べる(ステップS102)。
無線基地局16,18 は、応答を受けた場合に識別番号を含
む在圏情報を無線制御回路20,22 に転送し、中央処理制
御装置30はこれを読み取り、識別番号と対応する主記憶
装置32の在圏テーブル領域300 に在圏を記録する(ステ
ップS103)。無線基地局16,18 は、応答のない場合に識
別番号を含む不在情報を出力し、中央処理制御装置30
は、在圏テーブル領域300 に圏外不在を記録し(ステッ
プS104)、在圏チェックを終了する。
【0025】図4は、構内無線電話機200a(図では端末
a)に構内無線電話機200b(図では端末b)より着呼が
生じた場合の圏外ボイスメールの登録のフローを示した
ものである。まず、図1に示した通信エリアBの構内無
線電話機200bより通信エリアAの構内無線電話機200aに
対して発呼操作を行なうと(ステップS111)、中央処理
制御装置30は、主記憶装置32の在圏テーブル領域300 に
アクセスし、構内無線電話機200aが無線基地局16,18 の
いずれかの通信エリアA,B に在圏するか否かを調べる
(ステップS112)。いずれかに在圏していれば、構内無
線電話機200aの識別番号を含む呼出しコマンドを無線基
地局16,18 に供給して構内無線電話機200aを呼び出し
(ステップS113)、これに構内無線電話機200aが応答す
ると(ステップS114)、無線基地局16,18 を時分割通話
路12を介して呼接続し、構内無線電話機200bより同電話
機200aへの着信接続が完了する(ステップS115)。
a)に構内無線電話機200b(図では端末b)より着呼が
生じた場合の圏外ボイスメールの登録のフローを示した
ものである。まず、図1に示した通信エリアBの構内無
線電話機200bより通信エリアAの構内無線電話機200aに
対して発呼操作を行なうと(ステップS111)、中央処理
制御装置30は、主記憶装置32の在圏テーブル領域300 に
アクセスし、構内無線電話機200aが無線基地局16,18 の
いずれかの通信エリアA,B に在圏するか否かを調べる
(ステップS112)。いずれかに在圏していれば、構内無
線電話機200aの識別番号を含む呼出しコマンドを無線基
地局16,18 に供給して構内無線電話機200aを呼び出し
(ステップS113)、これに構内無線電話機200aが応答す
ると(ステップS114)、無線基地局16,18 を時分割通話
路12を介して呼接続し、構内無線電話機200bより同電話
機200aへの着信接続が完了する(ステップS115)。
【0026】構内無線電話機200aがいずれの通信エリア
A,B にも在圏しない場合(ステップS112)および構内無
線電話機200aの応答がない場合(ステップS114)に、中
央処理制御装置30は、発呼電話機200bを時分割通話路12
を介してボイスメール装置26に接続する(ステップS11
6)。発呼電話機200bは、ボイスメール装置26より登録
案内の音声メッセージを受けると、着呼電話機200aの識
別番号を送信する登録操作を行ない、音声メッセージを
送話する(ステップS117)。中央処理制御装置30は、メ
ッセージを記憶したボイスメール装置26より着呼電話機
200aの識別番号を含むメッセージ記憶通知を受け、主記
憶装置32の構内無線電話機200aの圏外ボイスメール領域
310 に圏外ボイスメール"1" を記録する。
A,B にも在圏しない場合(ステップS112)および構内無
線電話機200aの応答がない場合(ステップS114)に、中
央処理制御装置30は、発呼電話機200bを時分割通話路12
を介してボイスメール装置26に接続する(ステップS11
6)。発呼電話機200bは、ボイスメール装置26より登録
案内の音声メッセージを受けると、着呼電話機200aの識
別番号を送信する登録操作を行ない、音声メッセージを
送話する(ステップS117)。中央処理制御装置30は、メ
ッセージを記憶したボイスメール装置26より着呼電話機
200aの識別番号を含むメッセージ記憶通知を受け、主記
憶装置32の構内無線電話機200aの圏外ボイスメール領域
310 に圏外ボイスメール"1" を記録する。
【0027】次いで、図5は構内無線電話機200aへの圏
外ボイスメールの転送処理のフローを示したものであ
る。この図において、中央処理制御装置30は、周期的に
主記憶装置32の構内無線電話機200aの圏外テーブル領域
310 に圏外ボイスメールの登録があるか否かをチェック
して(ステップS121)、登録があれば、主記憶装置32の
電話機200aの領域テーブル300 に在圏の記録があるかを
チェックする(ステップS122)。在圏の記録があれば、
中央処理制御装置30は時分割通話路12、無線基地局16,1
8 を介して構内無線電話機200aに圏外ボイスメール登録
の通知コマンドを送出することで、構内無線電話機200a
のランプを点灯させるか、文字表示の信号を送出させる
(ステップS123)。構内無線電話機200aがボイスメール
聴取の操作をすると、ボイスメール装置26を接続し、ボ
イスメール装置26は蓄積した音声メッセージを構内無線
電話機200aに転送して、このとき中央処理制御装置30
は、主記憶装置32より圏外ボイスメール登録"1" を"0"
に書き換えて、その記録を解除し(ステップS124)、転
送フローを終了する。ステップS121にて圏外ボイスメー
ルの登録がない場合およびステップS122で構内無線電話
機200aがいずれの通信エリアA,B にも在圏しない場合に
は、中央処理制御装置30は、転送フローを終了する。
外ボイスメールの転送処理のフローを示したものであ
る。この図において、中央処理制御装置30は、周期的に
主記憶装置32の構内無線電話機200aの圏外テーブル領域
310 に圏外ボイスメールの登録があるか否かをチェック
して(ステップS121)、登録があれば、主記憶装置32の
電話機200aの領域テーブル300 に在圏の記録があるかを
チェックする(ステップS122)。在圏の記録があれば、
中央処理制御装置30は時分割通話路12、無線基地局16,1
8 を介して構内無線電話機200aに圏外ボイスメール登録
の通知コマンドを送出することで、構内無線電話機200a
のランプを点灯させるか、文字表示の信号を送出させる
(ステップS123)。構内無線電話機200aがボイスメール
聴取の操作をすると、ボイスメール装置26を接続し、ボ
イスメール装置26は蓄積した音声メッセージを構内無線
電話機200aに転送して、このとき中央処理制御装置30
は、主記憶装置32より圏外ボイスメール登録"1" を"0"
に書き換えて、その記録を解除し(ステップS124)、転
送フローを終了する。ステップS121にて圏外ボイスメー
ルの登録がない場合およびステップS122で構内無線電話
機200aがいずれの通信エリアA,B にも在圏しない場合に
は、中央処理制御装置30は、転送フローを終了する。
【0028】なお、構内無線電話機200aがボイスメール
聴取の操作をせずに、再度圏外となった場合は、圏外ボ
イスメールは転送されず、テーブル310 の登録"1" の状
態が残り、圏内に復帰した場合に、圏内登録が行なわ
れ、転送処理が開始される。
聴取の操作をせずに、再度圏外となった場合は、圏外ボ
イスメールは転送されず、テーブル310 の登録"1" の状
態が残り、圏内に復帰した場合に、圏内登録が行なわ
れ、転送処理が開始される。
【0029】また、図4では、構内無線電話機200a,200
b...が発呼すると中央処理制御装置30が在圏をチェック
し、在圏の場合に発呼側をボイスメール装置26に接続し
たが他の方法として在圏をチェックせずに被呼端末を呼
び出し、一定時間後に被呼端末の応答がない場合に、発
呼端末からの音声メッセージを受け付けるようにしても
よい。
b...が発呼すると中央処理制御装置30が在圏をチェック
し、在圏の場合に発呼側をボイスメール装置26に接続し
たが他の方法として在圏をチェックせずに被呼端末を呼
び出し、一定時間後に被呼端末の応答がない場合に、発
呼端末からの音声メッセージを受け付けるようにしても
よい。
【0030】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明のボイ
スメール転送方式によれば、無線端末が圏外へ移動した
ときに、この無線端末への着信呼を即時にボイスメール
手段に接続することにより、無線端末の無効呼出しがな
くなり、発呼側に不快感を与えることがなくなってサー
ビス性が向上する効果がある。また、無線端末の移動に
より不在時間が一般電話端末より長い無線端末の無効呼
出しがなくなるので、無効呼出しによる交換機の処理能
力の低下を防ぐ効果がある。
スメール転送方式によれば、無線端末が圏外へ移動した
ときに、この無線端末への着信呼を即時にボイスメール
手段に接続することにより、無線端末の無効呼出しがな
くなり、発呼側に不快感を与えることがなくなってサー
ビス性が向上する効果がある。また、無線端末の移動に
より不在時間が一般電話端末より長い無線端末の無効呼
出しがなくなるので、無効呼出しによる交換機の処理能
力の低下を防ぐ効果がある。
【図1】本発明によるボイスメール転送方式が適用され
る電話交換システムの一実施例を示す中継方式図であ
る。
る電話交換システムの一実施例を示す中継方式図であ
る。
【図2】本実施例における主記憶装置のテーブル領域を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図3】本実施例における構内無線電話機の在圏チェッ
クのフローチャートである。
クのフローチャートである。
【図4】本実施例における構内無線電話機の圏外ボイス
メールの登録のフローチャートである。
メールの登録のフローチャートである。
【図5】本実施例における圏外ボイスメールの転送処理
のフローチャートである。
のフローチャートである。
10 時分割交換機 12 時分割通話路 14,26 内線制御回路 100 電話機 26 ボイスメール装置 20,22 無線制御回路 16,18 無線基地局 24 トランク制御回路 30 中央処理制御装置 32 主記憶装置 200a,200b 構内無線電話機
Claims (6)
- 【請求項1】 所定の通信エリアを有する無線基地局を
介して無線端末を収容し、かつ音声メッセージを蓄積転
送するためのボイスメール手段を有する交換システムの
ボイスメール転送方式において、 前記交換システムは、前記無線端末が前記無線基地局の
通信圏外にある場合に該無線端末を不在扱いとして、該
不在扱いとされた無線端末への着呼が生じた際に、該発
呼端末と前記ボイスメール手段とを呼接続して、 この際に、前記ボイスメール手段に呼接続された発呼端
末が音声メッセージを該ボイスメール手段に記録した場
合に、前記交換システムは、前記無線端末が通信圏に復
帰した際に、メッセージありの旨を該無線端末に通知し
て、 該無線端末が前記通知に応答したときに、前記ボイスメ
ール手段に蓄積された音声メッセージを前記無線端末に
転送することを特徴とするボイスメール転送方式。 - 【請求項2】 請求項1に記載のボイスメール転送方式
において、前記無線端末の在圏の確認は、所定の間隔を
おいて周期的に行なわれることを特徴とするボイスメー
ル転送方式。 - 【請求項3】 請求項1に記載のボイスメール転送方式
において、前記無線端末の不在扱いには、該無線端末の
電源がオフとなっている場合も含むことを特徴とするボ
イスメール転送方式。 - 【請求項4】 電話端末間の通話路を設定する電話交換
システムにおいて、該システムは、 所定の範囲の通信エリアを有して複数の無線端末を収容
する無線基地局と、 該無線基地局を収容して、前記無線端末を含む電話端末
間の呼接続を行なう通話路手段と、 該通話路設定手段に収容され、少なくとも不在登録され
た前記電話端末に着呼があった場合に該発呼端末に前記
通話路設定手段を介して呼接続され、該発呼端末に音声
メッセージの記録を促して該発呼端末からの音声メッセ
ージを蓄積し、不在であった前記電話端末よりボイスメ
ール聴取を受けた場合に前記通話路設定手段を介して蓄
積した音声メッセージを該当電話端末に転送するボイス
メール手段と、 前記無線基地局を介して前記無線端末の在圏を所定の間
隔でチェックして、該無線端末が前記無線基地局の通信
圏の圏外にある場合に不在扱いとして前記ボイスメール
手段に登録し、該ボイスメール手段に不在登録した無線
端末が前記無線基地局の通信圏に復帰した場合に、前記
ボイスメール手段に該当無線端末宛の音声メッセージが
あるか否かを検出して、音声メッセージがある場合に該
当端末に前記無線基地局を介して通知する制御手段とを
備えることを特徴とする電話交換システム。 - 【請求項5】 請求項4に記載の電話交換システムにお
いて、前記通話路設定手段は、前記無線基地局を複数収
容して、前記制御手段は、該当無線端末がいずれの無線
基地局の通信エリアにも在圏しない場合に該当無線端末
を不在扱いと判断して、いずれかの無線基地局の通信エ
リアに復帰した場合を該当無線端末の復帰と判断するこ
とを特徴とする電話交換システム。 - 【請求項6】 請求項4に記載の電話交換システムにお
いて、前記制御手段は、前記無線端末の電源がオフとな
っている場合も該無線端末を不在扱いと判断して、該無
線端末を前記ボイスメール手段に不在登録することを特
徴とする電話交換システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4074944A JPH05284224A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | ボイスメール転送方式および電話交換システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4074944A JPH05284224A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | ボイスメール転送方式および電話交換システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05284224A true JPH05284224A (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=13561956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4074944A Withdrawn JPH05284224A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | ボイスメール転送方式および電話交換システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05284224A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08298686A (ja) * | 1995-04-25 | 1996-11-12 | Nec Corp | 移動通信網 |
JPH0965430A (ja) * | 1995-08-28 | 1997-03-07 | Nec Corp | 移動体ボイスメールメッセージ連絡システム |
JPH09162990A (ja) * | 1995-12-13 | 1997-06-20 | Nec Corp | 移動通信システム |
KR100520668B1 (ko) * | 1997-11-07 | 2005-12-01 | 삼성전자주식회사 | 무선 전화 시스템에서 이동국에 착신되었던 무응답 호 확인방법 |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP4074944A patent/JPH05284224A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08298686A (ja) * | 1995-04-25 | 1996-11-12 | Nec Corp | 移動通信網 |
JPH0965430A (ja) * | 1995-08-28 | 1997-03-07 | Nec Corp | 移動体ボイスメールメッセージ連絡システム |
JPH09162990A (ja) * | 1995-12-13 | 1997-06-20 | Nec Corp | 移動通信システム |
KR100520668B1 (ko) * | 1997-11-07 | 2005-12-01 | 삼성전자주식회사 | 무선 전화 시스템에서 이동국에 착신되었던 무응답 호 확인방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990608 |