JP2000078297A - 電話装置 - Google Patents
電話装置Info
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- JP2000078297A JP2000078297A JP10241824A JP24182498A JP2000078297A JP 2000078297 A JP2000078297 A JP 2000078297A JP 10241824 A JP10241824 A JP 10241824A JP 24182498 A JP24182498 A JP 24182498A JP 2000078297 A JP2000078297 A JP 2000078297A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】着信信号(呼出信号)を受けた特定の電話機か
ら所定時間内に応答がない場合でも他の電話機で着信可
能な電話装置を提供すること。 【解決手段】複数の転送先電話番号を登録するメモリ7
と、メモリ7に登録された転送先電話番号の一つへの着
信信号を受けたときに、この電話番号の電話機121,
122に着信信号を転送すると共に、転送先の電話機か
ら応答信号がない場合、メモリ7に登録された他の電話
番号の電話機に着信信号を転送する制御回路10を有す
る電話装置。
ら所定時間内に応答がない場合でも他の電話機で着信可
能な電話装置を提供すること。 【解決手段】複数の転送先電話番号を登録するメモリ7
と、メモリ7に登録された転送先電話番号の一つへの着
信信号を受けたときに、この電話番号の電話機121,
122に着信信号を転送すると共に、転送先の電話機か
ら応答信号がない場合、メモリ7に登録された他の電話
番号の電話機に着信信号を転送する制御回路10を有す
る電話装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の登録された電話
番号の電話機に着信信号を転送する電話機に関するもの
である。
番号の電話機に着信信号を転送する電話機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、発信者側の電話機から相手先の
ダイヤル信号(ダイヤル数字)を送信すると、このダイ
ヤ信号はアナログ公衆電話回線網やISDN公衆電話回
線網等の公衆電話回線網の電話交換機に入力され、この
電話交換機はダイヤル信号(ダイヤル数字)で指定され
た相手先(着信先)の電話機の状態を調べる。そして、
電話交換機は、相手先の電話機が空き状態であるなら
ば、相手先の電話機に呼び出し信号を送ってベルを鳴ら
すと同時に、発信者側の電話機に呼び出し中であること
を伝える呼び出し信号を送る。一方、電話交換機は、相
手先の電話機が話し中のときは、発信者側の電話機に話
し中である信号音を送る。
ダイヤル信号(ダイヤル数字)を送信すると、このダイ
ヤ信号はアナログ公衆電話回線網やISDN公衆電話回
線網等の公衆電話回線網の電話交換機に入力され、この
電話交換機はダイヤル信号(ダイヤル数字)で指定され
た相手先(着信先)の電話機の状態を調べる。そして、
電話交換機は、相手先の電話機が空き状態であるなら
ば、相手先の電話機に呼び出し信号を送ってベルを鳴ら
すと同時に、発信者側の電話機に呼び出し中であること
を伝える呼び出し信号を送る。一方、電話交換機は、相
手先の電話機が話し中のときは、発信者側の電話機に話
し中である信号音を送る。
【0003】また、PHSや携帯電話等の無線を利用し
た移動電話のための電話交換機でも、上述したような呼
び出し処理あるいは話し中の処理の外に、相手先の電話
機が通信可能エリア外にあるか、或いは相手先の電話機
の電源がOFFしている場合に、この旨を伝えるメッセ
ージを発信者側の電話機に送信する様になっている。
た移動電話のための電話交換機でも、上述したような呼
び出し処理あるいは話し中の処理の外に、相手先の電話
機が通信可能エリア外にあるか、或いは相手先の電話機
の電源がOFFしている場合に、この旨を伝えるメッセ
ージを発信者側の電話機に送信する様になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この様な電
話機による通信システムでは、通常、相手先の電話機が
空き状態であるならば、相手先の電話機に呼び出し信号
を送ってベルを鳴らすが、相手が出ない場合(応答がな
い場合)にはベルを鳴らし続けることになり、好ましく
ない。
話機による通信システムでは、通常、相手先の電話機が
空き状態であるならば、相手先の電話機に呼び出し信号
を送ってベルを鳴らすが、相手が出ない場合(応答がな
い場合)にはベルを鳴らし続けることになり、好ましく
ない。
【0005】また、PHSや携帯電話等の移動電話機が
電波の届く範囲外にある場合や、移動電話機の電源がO
FFされている場合、この移動電話機に呼び出し信号を
送っても、応答が得られないことになり、急いでいる場
合には好ましくない。
電波の届く範囲外にある場合や、移動電話機の電源がO
FFされている場合、この移動電話機に呼び出し信号を
送っても、応答が得られないことになり、急いでいる場
合には好ましくない。
【0006】更に、ドアホンの呼出用の電話機が設置さ
れている場所から離れた場所に人がいる建物において、
ドアホンによる呼出に対する応答がない場合、建物内に
人がいるにも拘わらず、不在と判断されることもあり、
好ましくない。
れている場所から離れた場所に人がいる建物において、
ドアホンによる呼出に対する応答がない場合、建物内に
人がいるにも拘わらず、不在と判断されることもあり、
好ましくない。
【0007】また、移動電話機を内線電話として使用す
る様にしたシステムにおいて、移動電話機が内線呼出の
ための呼出信号電波が届く範囲外にあって呼出の応答が
得られない場合、発信者は移動電話機の電話番号をダイ
ヤルしなければ、移動電話機の持ち主と通話できないこ
とになり、面倒である。
る様にしたシステムにおいて、移動電話機が内線呼出の
ための呼出信号電波が届く範囲外にあって呼出の応答が
得られない場合、発信者は移動電話機の電話番号をダイ
ヤルしなければ、移動電話機の持ち主と通話できないこ
とになり、面倒である。
【0008】そこで、本発明の第1の目的は、着信信号
(呼出信号)を受けた特定の電話機から所定時間内に応
答がない場合でも他の電話機で着信可能な電話装置を提
供することにある。
(呼出信号)を受けた特定の電話機から所定時間内に応
答がない場合でも他の電話機で着信可能な電話装置を提
供することにある。
【0009】また、本発明の第2の目的は、ドアホンに
よる呼出信号を受ける特定の電話機から応答がない場合
でも、他の電話機で呼出信号を受けることができる電話
装置を提供することにある。
よる呼出信号を受ける特定の電話機から応答がない場合
でも、他の電話機で呼出信号を受けることができる電話
装置を提供することにある。
【0010】更に、本発明の第3の目的は、移動電話機
が内線呼出のための呼出信号電波が届く範囲外にあって
呼出の応答が得られない場合でも、移動電話機に呼出信
号を自動的に送ることができる電話装置を提供すること
にある。
が内線呼出のための呼出信号電波が届く範囲外にあって
呼出の応答が得られない場合でも、移動電話機に呼出信
号を自動的に送ることができる電話装置を提供すること
にある。
【0011】また、本発明の第4の目的は、移動電話機
が内線呼出のための呼出信号電波が届く範囲外にあって
呼出の応答が得られない場合でも、録音メッセージやか
けなおしのメッセージ等のメッセージで応答できる電話
装置を提供することにある。
が内線呼出のための呼出信号電波が届く範囲外にあって
呼出の応答が得られない場合でも、録音メッセージやか
けなおしのメッセージ等のメッセージで応答できる電話
装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の第1の目的を達成
するため、請求項1の発明は、複数の転送先電話番号を
登録する転送先番号登録手段と、前記転送先番号登録手
段に登録された転送先電話番号の一つへの着信信号を受
けたときに、この電話番号の電話機に着信信号を転送す
ると共に、前記転送先の電話機から応答信号がない場
合、前記転送先番号登録手段に登録された他の電話番号
の電話機に前記着信信号を転送する制御手段を有する電
話装置としたことを特徴とする。
するため、請求項1の発明は、複数の転送先電話番号を
登録する転送先番号登録手段と、前記転送先番号登録手
段に登録された転送先電話番号の一つへの着信信号を受
けたときに、この電話番号の電話機に着信信号を転送す
ると共に、前記転送先の電話機から応答信号がない場
合、前記転送先番号登録手段に登録された他の電話番号
の電話機に前記着信信号を転送する制御手段を有する電
話装置としたことを特徴とする。
【0013】この構成によれば、制御手段は、前記転送
先番号登録手段に登録された転送先電話番号の一つへの
着信信号を受けたときに、この電話番号の電話機に着信
信号を転送すると共に、前記転送先の電話機から応答信
号がない場合、前記転送先番号登録手段に登録された他
の電話番号の電話機に前記着信信号を転送する。従っ
て、着信信号(呼出信号)を受けた特定の電話機から所
定時間内に応答がない場合でも他の電話機で着信可能で
ある。
先番号登録手段に登録された転送先電話番号の一つへの
着信信号を受けたときに、この電話番号の電話機に着信
信号を転送すると共に、前記転送先の電話機から応答信
号がない場合、前記転送先番号登録手段に登録された他
の電話番号の電話機に前記着信信号を転送する。従っ
て、着信信号(呼出信号)を受けた特定の電話機から所
定時間内に応答がない場合でも他の電話機で着信可能で
ある。
【0014】また、第2の目的を達成するため、請求項
2の発明は、ドアホンと、複数の転送先電話番号を登録
する転送先番号登録手段と、前記ドアホンからの着信信
号を受けたときに前記転送先番号登録手段に登録された
複数の転送先電話番号の予め設定された電話機の一つに
最初に転送する制御手段とを備え、前記制御手段は、前
記転送先の電話機から応答信号がない場合、前記転送先
番号登録手段に登録された他の電話番号の電話機に前記
着信信号を転送する様に設定されている電話装置とした
ことを特徴とする。
2の発明は、ドアホンと、複数の転送先電話番号を登録
する転送先番号登録手段と、前記ドアホンからの着信信
号を受けたときに前記転送先番号登録手段に登録された
複数の転送先電話番号の予め設定された電話機の一つに
最初に転送する制御手段とを備え、前記制御手段は、前
記転送先の電話機から応答信号がない場合、前記転送先
番号登録手段に登録された他の電話番号の電話機に前記
着信信号を転送する様に設定されている電話装置とした
ことを特徴とする。
【0015】この構成によれば、前記制御手段は、ドア
ホンからの着信信号を受けたときに前記転送先番号登録
手段に登録された複数の転送先電話番号の予め設定され
た電話機の一つに最初に転送すると共に、前記転送先の
電話機から応答信号がない場合、前記転送先番号登録手
段に登録された他の電話番号の電話機に前記着信信号を
転送する。従って、ドアホンからの着信信号(呼出信
号)を受けた特定の電話機から所定時間内に応答がない
場合でも他の電話機で着信可能である。
ホンからの着信信号を受けたときに前記転送先番号登録
手段に登録された複数の転送先電話番号の予め設定され
た電話機の一つに最初に転送すると共に、前記転送先の
電話機から応答信号がない場合、前記転送先番号登録手
段に登録された他の電話番号の電話機に前記着信信号を
転送する。従って、ドアホンからの着信信号(呼出信
号)を受けた特定の電話機から所定時間内に応答がない
場合でも他の電話機で着信可能である。
【0016】更に、請求項3の発明は、請求項2におい
て、前記ドアホンは複数設けられていると共に、前記制
御手段は前記各ドアホンからの着信信号を前記各転送先
電話番号の予め設定された電話機に対してそれぞれ最初
に転送する様に設定されていることを特徴とする。
て、前記ドアホンは複数設けられていると共に、前記制
御手段は前記各ドアホンからの着信信号を前記各転送先
電話番号の予め設定された電話機に対してそれぞれ最初
に転送する様に設定されていることを特徴とする。
【0017】この構成によれば、制御手段は前記各ドア
ホンからの着信信号を前記各転送先電話番号の予め設定
された電話機に対してそれぞれ最初に転送する。従っ
て、例えば、2世帯住宅等において各世帯毎にドアホン
が設けられている場合に、各世帯が留守でないときには
各世帯に対応するドアホンが操作されると、操作された
ドアホンに対応する世帯において移動電話で応答するこ
とができる。
ホンからの着信信号を前記各転送先電話番号の予め設定
された電話機に対してそれぞれ最初に転送する。従っ
て、例えば、2世帯住宅等において各世帯毎にドアホン
が設けられている場合に、各世帯が留守でないときには
各世帯に対応するドアホンが操作されると、操作された
ドアホンに対応する世帯において移動電話で応答するこ
とができる。
【0018】しかし、前記制御手段は、ドアホンからの
着信信号を受けたときに前記転送先番号登録手段に登録
された複数の転送先電話番号の予め設定された電話機の
一つに最初に転送すると共に、前記転送先の電話機から
応答信号がない場合、前記転送先番号登録手段に登録さ
れた他の電話番号の電話機に前記着信信号を転送する。
従って、上述のように例えば、2世帯住宅等において各
世帯毎にドアホンが設けられている場合に、一方の世帯
が留守であるときに、この留守の世帯に対応するドアホ
ンが操作されても、この操作されたドアホンに対応する
世帯の移動電話からの応答が得られないことになるが、
この場合には他方の世帯の移動電話機にドアホンからの
着信が転送されて、ドアホンの着信に応答することがで
きる。
着信信号を受けたときに前記転送先番号登録手段に登録
された複数の転送先電話番号の予め設定された電話機の
一つに最初に転送すると共に、前記転送先の電話機から
応答信号がない場合、前記転送先番号登録手段に登録さ
れた他の電話番号の電話機に前記着信信号を転送する。
従って、上述のように例えば、2世帯住宅等において各
世帯毎にドアホンが設けられている場合に、一方の世帯
が留守であるときに、この留守の世帯に対応するドアホ
ンが操作されても、この操作されたドアホンに対応する
世帯の移動電話からの応答が得られないことになるが、
この場合には他方の世帯の移動電話機にドアホンからの
着信が転送されて、ドアホンの着信に応答することがで
きる。
【0019】また、第3の目的を達成するため、請求項
4の発明は、少なくとも一つの移動電話機の転送先電話
番号及び他の電話機の転送先電話番号を登録する転送先
番号登録手段と、前記他の前記電話機から内線呼出のた
めの呼出信号電波を前記移動電話機へ発信する機能が設
けられた無線手段と、前記移動電話機が内線呼出のため
の呼出信号電波の届く範囲外にあるのを検出して、前記
移動電話機を外線呼び出しする制御手段を有する電話装
置としたことを特徴とする。
4の発明は、少なくとも一つの移動電話機の転送先電話
番号及び他の電話機の転送先電話番号を登録する転送先
番号登録手段と、前記他の前記電話機から内線呼出のた
めの呼出信号電波を前記移動電話機へ発信する機能が設
けられた無線手段と、前記移動電話機が内線呼出のため
の呼出信号電波の届く範囲外にあるのを検出して、前記
移動電話機を外線呼び出しする制御手段を有する電話装
置としたことを特徴とする。
【0020】この構成によれば、制御手段は、前記移動
電話機が内線呼出のための呼出信号電波の届く範囲外に
あるのを検出して、前記移動電話機を外線呼び出しす
る。
電話機が内線呼出のための呼出信号電波の届く範囲外に
あるのを検出して、前記移動電話機を外線呼び出しす
る。
【0021】更に、請求項5の発明は、少なくとも一つ
の移動電話機の転送先電話番号を登録する転送先番号登
録手段と、前記他の前記電話機から内線呼出のための呼
出信号電波を前記移動電話機へ発信する機能が設けられ
た無線手段と、前記移動電話機が内線呼出のための呼出
信号電波の届く範囲外にあるのを検出したときに、録音
回路を作動させて留守録メッセージを録音させるか、相
手にかけなおして欲しい電話番号を案内する制御手段を
有する電話装置としたことを特徴とする。
の移動電話機の転送先電話番号を登録する転送先番号登
録手段と、前記他の前記電話機から内線呼出のための呼
出信号電波を前記移動電話機へ発信する機能が設けられ
た無線手段と、前記移動電話機が内線呼出のための呼出
信号電波の届く範囲外にあるのを検出したときに、録音
回路を作動させて留守録メッセージを録音させるか、相
手にかけなおして欲しい電話番号を案内する制御手段を
有する電話装置としたことを特徴とする。
【0022】この構成によれば、制御手段は、前記移動
電話機が内線呼出のための呼出信号電波の届く範囲外に
あるのを検出したときに、録音回路を作動させて留守録
メッセージを録音させるか、相手にかけなおして欲しい
電話番号を案内する。
電話機が内線呼出のための呼出信号電波の届く範囲外に
あるのを検出したときに、録音回路を作動させて留守録
メッセージを録音させるか、相手にかけなおして欲しい
電話番号を案内する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0024】(1)実施の形態1 [回線101からの着信による転送例] <実施例>図1はこの発明の実施の形態を示すブロック
図、図2は図1に示した電話装置Aの詳細を示すブロッ
ク図である。
図、図2は図1に示した電話装置Aの詳細を示すブロッ
ク図である。
【0025】図1の電話装置Aは、図2に示したよう
に、回線終端部としてデジタル回線終端装置(DSU)
1、ターミナルアダプタ(TA)2、回線制御回路3、
音声処理回路4、PHS用基地局部としてデジタル無線
ユニット(無線手段)5、アンテナ6、転送先番号登録
手段であるメモリ(記憶部)7、デジタル信号処理回路
8、録音部として録音回路9および制御回路10を備え
る。この実施の形態では、信号処理部は、ターミナルア
ダプタ2、回線制御回路3、音声処理回路4およびデジ
タル信号処理回路8を備える。
に、回線終端部としてデジタル回線終端装置(DSU)
1、ターミナルアダプタ(TA)2、回線制御回路3、
音声処理回路4、PHS用基地局部としてデジタル無線
ユニット(無線手段)5、アンテナ6、転送先番号登録
手段であるメモリ(記憶部)7、デジタル信号処理回路
8、録音部として録音回路9および制御回路10を備え
る。この実施の形態では、信号処理部は、ターミナルア
ダプタ2、回線制御回路3、音声処理回路4およびデジ
タル信号処理回路8を備える。
【0026】デジタル回線終端装置1は、図1に示した
ISDN用の回線(以下、ISDN回線と記す)101
に接続されている。デジタル回線終端装置1は、ISD
N回線101の2つのBチャネル(情報チャネル)を分
離する。
ISDN用の回線(以下、ISDN回線と記す)101
に接続されている。デジタル回線終端装置1は、ISD
N回線101の2つのBチャネル(情報チャネル)を分
離する。
【0027】ターミナルアダプタ2は、デジタル回線終
端装置1が分離したBチャネルからの着信を検出する。
また、ターミナルアダプタ2は、着信があったBチャネ
ルから音声信号を取り出す。そして、ターミナルアダプ
タ2は、制御回路10の制御により、音声信号を音声処
理回路4やデジタル信号処理回路8に送る。また、ター
ミナルアダプタ2は、音声処理回路4からの音声信号を
送信するときに、制御回路10の制御により、空いてい
るBチャネルに音声処理回路4を接続する。
端装置1が分離したBチャネルからの着信を検出する。
また、ターミナルアダプタ2は、着信があったBチャネ
ルから音声信号を取り出す。そして、ターミナルアダプ
タ2は、制御回路10の制御により、音声信号を音声処
理回路4やデジタル信号処理回路8に送る。また、ター
ミナルアダプタ2は、音声処理回路4からの音声信号を
送信するときに、制御回路10の制御により、空いてい
るBチャネルに音声処理回路4を接続する。
【0028】回線制御回路3は、制御回路10の制御に
より、ターミナルアダプタ2の接続制御をする。つま
り、回線制御回路3は、呼の設定や解放などをして、通
信プロトコルの第3層(レイヤ3)の制御を行う。
より、ターミナルアダプタ2の接続制御をする。つま
り、回線制御回路3は、呼の設定や解放などをして、通
信プロトコルの第3層(レイヤ3)の制御を行う。
【0029】音声処理回路4は、ターミナルアダプタ2
からの、ISDN用の音声信号を、PHS用の信号に変
換するための処理と、この逆の処理とをする。
からの、ISDN用の音声信号を、PHS用の信号に変
換するための処理と、この逆の処理とをする。
【0030】デジタル無線ユニット5は、アンテナ6と
共にPHS用無線基地局として動作するものである。ま
た、デジタル無線ユニット5は、転送先番号登録手段で
あるメモリ(記憶部)7に記憶(登録)された複数の転
送先電話番号を基に、複数の移動電話機、例えば本実施
例では2つの移動電話機121,122との間で着信信
号(呼出信号)や外線呼出,内線呼出等のための微弱な
信号電波の授受(送受信)を行うようになっている。こ
の移動電話機121,122は、本実施例では電波シス
テム開発センター(RCR)が制定したPHSの標準規
格に準拠して作られたものを用いている。
共にPHS用無線基地局として動作するものである。ま
た、デジタル無線ユニット5は、転送先番号登録手段で
あるメモリ(記憶部)7に記憶(登録)された複数の転
送先電話番号を基に、複数の移動電話機、例えば本実施
例では2つの移動電話機121,122との間で着信信
号(呼出信号)や外線呼出,内線呼出等のための微弱な
信号電波の授受(送受信)を行うようになっている。こ
の移動電話機121,122は、本実施例では電波シス
テム開発センター(RCR)が制定したPHSの標準規
格に準拠して作られたものを用いている。
【0031】デジタル無線ユニット5は、移動電話機1
21,122が通信可能エリア内にあるかどうかを検出
する。このために、移動電話機121,122は、自身
の位置を知らせるための位置登録信号を位置情報として
定期的に送信する。デジタル無線ユニット5は、アンテ
ナ6を経由して受信する、移動電話機121,122か
らの位置登録信号の有無により、移動電話機121,1
22が通信可能エリア内にあるかどうかを検出する。こ
のデジタル無線ユニット5は、移動電話機121,12
2の発呼を検出して、検出結果を制御回路10に送る。
21,122が通信可能エリア内にあるかどうかを検出
する。このために、移動電話機121,122は、自身
の位置を知らせるための位置登録信号を位置情報として
定期的に送信する。デジタル無線ユニット5は、アンテ
ナ6を経由して受信する、移動電話機121,122か
らの位置登録信号の有無により、移動電話機121,1
22が通信可能エリア内にあるかどうかを検出する。こ
のデジタル無線ユニット5は、移動電話機121,12
2の発呼を検出して、検出結果を制御回路10に送る。
【0032】また、デジタル無線ユニット5は、音声処
理回路4からデジタルの音声信号を受け取ると、この音
声信号をPHS用の無線信号に変換する。そして、デジ
タル無線ユニット5は、無線信号をアンテナ6から電波
として送信する。また、デジタル無線ユニット5は、ア
ンテナ6を経由して、移動電話機121,122からデ
ジタルの音声信号を受信すると、この音声信号を音声処
理回路4に送る様になっている。
理回路4からデジタルの音声信号を受け取ると、この音
声信号をPHS用の無線信号に変換する。そして、デジ
タル無線ユニット5は、無線信号をアンテナ6から電波
として送信する。また、デジタル無線ユニット5は、ア
ンテナ6を経由して、移動電話機121,122からデ
ジタルの音声信号を受信すると、この音声信号を音声処
理回路4に送る様になっている。
【0033】デジタル信号処理回路8は、録音回路9か
ら受け取った、アナログの音声信号をデジタルに変換す
る。この後、デジタル信号処理回路8は、デジタルの音
声信号をターミナルアダプタ2に送る。また、デジタル
信号処理回路8は、ターミナルアダプタ2からデジタル
の音声信号を受け取ると、この信号をアナログに変換す
る。この後、デジタル信号処理回路8は、制御回路10
の制御により、変換した音声信号を録音回路9に送る。
ら受け取った、アナログの音声信号をデジタルに変換す
る。この後、デジタル信号処理回路8は、デジタルの音
声信号をターミナルアダプタ2に送る。また、デジタル
信号処理回路8は、ターミナルアダプタ2からデジタル
の音声信号を受け取ると、この信号をアナログに変換す
る。この後、デジタル信号処理回路8は、制御回路10
の制御により、変換した音声信号を録音回路9に送る。
【0034】録音回路9は、制御回路10の制御で動作
し、デジタル信号処理回路8からアナログの音声信号を
受け取ると、この信号を磁気記録でテープに録音する。
また、録音回路9は、制御回路10の制御により、記録
した音声信号を再生し、再生した信号であるアナログの
音声信号を、デジタル信号処理回路8に送る。
し、デジタル信号処理回路8からアナログの音声信号を
受け取ると、この信号を磁気記録でテープに録音する。
また、録音回路9は、制御回路10の制御により、記録
した音声信号を再生し、再生した信号であるアナログの
音声信号を、デジタル信号処理回路8に送る。
【0035】制御回路10は、内部にCPU(Central
Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)
およびROM(Read Only Memory)を備え、電話装置の
各種の制御や処理をする。制御回路10が行う処理の中
に、外線着信の処理、録音内容を再生する処理がある。
Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)
およびROM(Read Only Memory)を備え、電話装置の
各種の制御や処理をする。制御回路10が行う処理の中
に、外線着信の処理、録音内容を再生する処理がある。
【0036】制御回路10は、外線着信の処理を次のよ
うにして行う。即ち、制御回路10は、メモリ(記憶
部)7に記憶(登録)された移動電話機121又は12
2の電話番号(転送先電話番号)に対応する電話番号の
数字の信号の着信がISDN回線101にあった場合、
デジタル無線ユニット5の検出結果により、移動電話機
121又は122が通信可能エリア内にあると判明すれ
ば、デジタル無線ユニット5を制御して、移動電話機1
21又は122を呼び出す。この後、所定時間以内に応
答があれば、制御回路10は、ターミナルアダプタ2お
よび音声処理回路4を制御して、ISDN回線101の
Bチャネルとデジタル無線ユニット5との間で信号を伝
送可能にする。これにより、移動電話機121又は12
2が、デジタル無線ユニット5を介してISDN回線1
01のBチャネルと信号の授受を行う様になる。
うにして行う。即ち、制御回路10は、メモリ(記憶
部)7に記憶(登録)された移動電話機121又は12
2の電話番号(転送先電話番号)に対応する電話番号の
数字の信号の着信がISDN回線101にあった場合、
デジタル無線ユニット5の検出結果により、移動電話機
121又は122が通信可能エリア内にあると判明すれ
ば、デジタル無線ユニット5を制御して、移動電話機1
21又は122を呼び出す。この後、所定時間以内に応
答があれば、制御回路10は、ターミナルアダプタ2お
よび音声処理回路4を制御して、ISDN回線101の
Bチャネルとデジタル無線ユニット5との間で信号を伝
送可能にする。これにより、移動電話機121又は12
2が、デジタル無線ユニット5を介してISDN回線1
01のBチャネルと信号の授受を行う様になる。
【0037】この外線着信処理に際して制御回路10
は、例えば着信が移動電話機121にあったとき、着信
から所定時間内に移動電話機121から応答がない場
合、或いは移動電話機121がデジタル無線ユニット5
による通信可能範囲外にあって応答がない場合には、移
動電話機122が通信可能範囲内にあるか否かを検出し
て、通信可能範囲内にあれば、移動電話機5に着信を転
送して信号の授受を行わせる様に設定されている。ま
た、同様に、制御回路10は、着信が移動電話機122
にあったとき、着信から所定時間内に移動電話機122
から応答がない場合、或いは移動電話機122がデジタ
ル無線ユニット5による通信可能範囲外にあって応答が
ない場合には、移動電話機121が通信可能範囲内にあ
るか否かを検出して、通信可能範囲内にあれば、移動電
話機5に着信を転送して信号の授受を行わせる様に設定
されている。
は、例えば着信が移動電話機121にあったとき、着信
から所定時間内に移動電話機121から応答がない場
合、或いは移動電話機121がデジタル無線ユニット5
による通信可能範囲外にあって応答がない場合には、移
動電話機122が通信可能範囲内にあるか否かを検出し
て、通信可能範囲内にあれば、移動電話機5に着信を転
送して信号の授受を行わせる様に設定されている。ま
た、同様に、制御回路10は、着信が移動電話機122
にあったとき、着信から所定時間内に移動電話機122
から応答がない場合、或いは移動電話機122がデジタ
ル無線ユニット5による通信可能範囲外にあって応答が
ない場合には、移動電話機121が通信可能範囲内にあ
るか否かを検出して、通信可能範囲内にあれば、移動電
話機5に着信を転送して信号の授受を行わせる様に設定
されている。
【0038】尚、制御回路10は、例えば、移動電話機
121に着信があった場合に、デジタル無線ユニット5
の検出結果により、移動電話機121がデジタル無線ユ
ニット5による通信可能エリア外にあれば、移動電話機
121の利用者が不在であると判断する。この後、制御
回路10は、ターミナルアダプタ2を制御し、空いてい
るBチャネルを利用して外線へ発信し、移動電話機12
1を呼び出して、呼出から所定時間内に移動電話機12
1から応答がなければ、移動電話機122に着信を転送
して呼び出す様にすることもできる。また、移動電話機
122に着信があったときも同様に処理できる。
121に着信があった場合に、デジタル無線ユニット5
の検出結果により、移動電話機121がデジタル無線ユ
ニット5による通信可能エリア外にあれば、移動電話機
121の利用者が不在であると判断する。この後、制御
回路10は、ターミナルアダプタ2を制御し、空いてい
るBチャネルを利用して外線へ発信し、移動電話機12
1を呼び出して、呼出から所定時間内に移動電話機12
1から応答がなければ、移動電話機122に着信を転送
して呼び出す様にすることもできる。また、移動電話機
122に着信があったときも同様に処理できる。
【0039】しかも、制御回路10は、着信から所定時
間以内に移動電話機121及び移動電話機122から応
答がなければ、ターミナルアダプタ2を制御して、留守
を伝えるメッセージを発呼者に送る。この後、制御回路
10は、ターミナルアダプタ2、デジタル信号処理回路
8および録音回路9を制御して、発呼者(発信者)から
のメッセージを録音する。
間以内に移動電話機121及び移動電話機122から応
答がなければ、ターミナルアダプタ2を制御して、留守
を伝えるメッセージを発呼者に送る。この後、制御回路
10は、ターミナルアダプタ2、デジタル信号処理回路
8および録音回路9を制御して、発呼者(発信者)から
のメッセージを録音する。
【0040】制御回路10は、移動電話機121又は1
22を用いて録音内容を再生するための処理を、次のよ
うにして行う。制御回路10は、通信可能エリア内にあ
る移動電話機121又は122からの発呼を示す信号
を、デジタル無線ユニット5から受け取ると、発呼に伴
ってデジタル無線ユニット5から受け取った、移動電話
機121又は122の識別符号と、あらかじめメモリ7
に記憶している識別符号とを比較する。
22を用いて録音内容を再生するための処理を、次のよ
うにして行う。制御回路10は、通信可能エリア内にあ
る移動電話機121又は122からの発呼を示す信号
を、デジタル無線ユニット5から受け取ると、発呼に伴
ってデジタル無線ユニット5から受け取った、移動電話
機121又は122の識別符号と、あらかじめメモリ7
に記憶している識別符号とを比較する。
【0041】この比較により、2つの符号が一致する
と、制御回路10は、デジタル無線ユニット5を制御し
て、移動電話機121又は122とデジタル無線ユニッ
ト5との間の通信回線を形成する。この後、制御回路1
0は、デジタル無線ユニット5から、プッシュボタンの
所定番号の操作である特番操作を示す信号を受け取る
と、ターミナルアダプタ2、音声処理回路4、デジタル
信号処理回路8および録音回路9を制御して、録音回路
9が再生した録音内容をデジタル無線ユニット5に送
る。
と、制御回路10は、デジタル無線ユニット5を制御し
て、移動電話機121又は122とデジタル無線ユニッ
ト5との間の通信回線を形成する。この後、制御回路1
0は、デジタル無線ユニット5から、プッシュボタンの
所定番号の操作である特番操作を示す信号を受け取る
と、ターミナルアダプタ2、音声処理回路4、デジタル
信号処理回路8および録音回路9を制御して、録音回路
9が再生した録音内容をデジタル無線ユニット5に送
る。
【0042】制御回路10は、外出先の電話機からの指
示により録音内容を再生するための処理を、次のように
して行う。制御回路10は、着信を示す信号をターミナ
ルアダプタ2から受け取ると、ターミナルアダプタ2を
制御して、着信に対して応答する。この後、制御回路1
0は、移動電話機121又は122の電話番号通知機能
および発信者番号通知機能により、移動電話機121又
は122の電話番号および発信者番号を受け取る。制御
回路10は、あらかじめメモリ7に記憶している電話番
号および発信者番号と、受け取った番号とを比較する。
これらの番号が一致すると、制御回路10は、この後、
ターミナルアダプタ2から受け取った特番操作を示す信
号により、録音内容の再生と判断する。そして、制御回
路10は、ターミナルアダプタ2、デジタル信号処理回
路8および録音回路9を制御して、録音内容をデジタル
回線終端装置1に送る。
示により録音内容を再生するための処理を、次のように
して行う。制御回路10は、着信を示す信号をターミナ
ルアダプタ2から受け取ると、ターミナルアダプタ2を
制御して、着信に対して応答する。この後、制御回路1
0は、移動電話機121又は122の電話番号通知機能
および発信者番号通知機能により、移動電話機121又
は122の電話番号および発信者番号を受け取る。制御
回路10は、あらかじめメモリ7に記憶している電話番
号および発信者番号と、受け取った番号とを比較する。
これらの番号が一致すると、制御回路10は、この後、
ターミナルアダプタ2から受け取った特番操作を示す信
号により、録音内容の再生と判断する。そして、制御回
路10は、ターミナルアダプタ2、デジタル信号処理回
路8および録音回路9を制御して、録音内容をデジタル
回線終端装置1に送る。
【0043】なお、外出先からの指示により録音内容を
再生する処理のとき、制御回路10は、着信に対する応
答後、PB(プッシュボタン)信号による暗証番号をタ
ーミナルアダプタ2から受け取ると、あらかじめ記憶し
ている暗証番号と、受け取った番号とを比較する。2つ
の番号が一致すると、制御回路10は、この後、ターミ
ナルアダプタ2から受け取った特番操作を示す信号によ
り、録音内容の再生と判断する。そして、制御回路10
は、ターミナルアダプタ2、デジタル信号処理回路8お
よび録音回路9を制御して、録音内容をデジタル回線終
端装置1に送る。
再生する処理のとき、制御回路10は、着信に対する応
答後、PB(プッシュボタン)信号による暗証番号をタ
ーミナルアダプタ2から受け取ると、あらかじめ記憶し
ている暗証番号と、受け取った番号とを比較する。2つ
の番号が一致すると、制御回路10は、この後、ターミ
ナルアダプタ2から受け取った特番操作を示す信号によ
り、録音内容の再生と判断する。そして、制御回路10
は、ターミナルアダプタ2、デジタル信号処理回路8お
よび録音回路9を制御して、録音内容をデジタル回線終
端装置1に送る。
【0044】こうして、制御回路10は、外線着信の処
理、ドアホン着信の処理、録音内容を再生する処理をす
る。
理、ドアホン着信の処理、録音内容を再生する処理をす
る。
【0045】次に、この実施の形態の動作について説明
する。
する。
【0046】ISDN回線101のBチャネルからの着
信があると、この着信は、デジタル回線終端装置1を経
由して、ターミナルアダプタ2に送られる。ターミナル
アダプタ2は、外線着信を検出すると、制御回路10に
検出結果を示す信号を送る。制御回路10は、この着信
を受け取ると、この着信がメモリ7に記憶された転送先
電話番号すなわち移動電話機121,122のいずれの
ものであるかを判断して、着信が移動電話機121のも
のである場合にはデジタル無線ユニット5の検出結果か
ら移動電話機121がデジタル無線ユニット5による通
信可能範囲(通信可能エリア)内にあるか否かを判断
し、着信が移動電話機122のものである場合にはデジ
タル無線ユニット5の検出結果から移動電話機122が
デジタル無線ユニット5による通信可能範囲(通信可能
エリア)内にあるか否かを判断する。
信があると、この着信は、デジタル回線終端装置1を経
由して、ターミナルアダプタ2に送られる。ターミナル
アダプタ2は、外線着信を検出すると、制御回路10に
検出結果を示す信号を送る。制御回路10は、この着信
を受け取ると、この着信がメモリ7に記憶された転送先
電話番号すなわち移動電話機121,122のいずれの
ものであるかを判断して、着信が移動電話機121のも
のである場合にはデジタル無線ユニット5の検出結果か
ら移動電話機121がデジタル無線ユニット5による通
信可能範囲(通信可能エリア)内にあるか否かを判断
し、着信が移動電話機122のものである場合にはデジ
タル無線ユニット5の検出結果から移動電話機122が
デジタル無線ユニット5による通信可能範囲(通信可能
エリア)内にあるか否かを判断する。
【0047】そして、制御回路10は、移動電話機12
1又は122がデジタル無線ユニット5による通信可能
エリア内にあると、デジタル無線ユニット5を制御し
て、移動電話機121又は122を呼び出す。この後、
所定時間以内に応答があれば、制御回路10は、ターミ
ナルアダプタ2および音声処理回路4を制御して、音声
処理回路4とデジタル無線ユニット5との間で信号を伝
送可能にする。
1又は122がデジタル無線ユニット5による通信可能
エリア内にあると、デジタル無線ユニット5を制御し
て、移動電話機121又は122を呼び出す。この後、
所定時間以内に応答があれば、制御回路10は、ターミ
ナルアダプタ2および音声処理回路4を制御して、音声
処理回路4とデジタル無線ユニット5との間で信号を伝
送可能にする。
【0048】この制御回路10は、着信が移動電話機1
21の場合において、着信から所定時間内に移動電話機
121から応答がなければ、着信を移動電話機122に
転送する。また、制御回路10は、着信が移動電話機1
22の場合において、着信から所定時間内に移動電話機
122から応答がなければ、着信を移動電話機121に
転送する。応答がない場合としては、電源がOFFされ
ている場合も含まれる。
21の場合において、着信から所定時間内に移動電話機
121から応答がなければ、着信を移動電話機122に
転送する。また、制御回路10は、着信が移動電話機1
22の場合において、着信から所定時間内に移動電話機
122から応答がなければ、着信を移動電話機121に
転送する。応答がない場合としては、電源がOFFされ
ている場合も含まれる。
【0049】尚、着信が移動電話機121のもので、デ
ジタル無線ユニット5の検出結果から移動電話機121
がデジタル無線ユニット5による通信可能範囲(通信可
能エリア)外にある場合、移動電話機121に外線呼出
をし、呼出(着信)から所定時間内に移動電話機121
から応答がなければ、着信を移動電話機122に転送す
る様にしてもよい。また、着信が移動電話機122のも
ので、デジタル無線ユニット5の検出結果から移動電話
機122がデジタル無線ユニット5による通信可能範囲
(通信可能エリア)外にある場合、移動電話機122に
外線呼出をし、呼出(着信)から所定時間内に移動電話
機122から応答がなければ、着信を移動電話機121
に転送する様にしてもよい。
ジタル無線ユニット5の検出結果から移動電話機121
がデジタル無線ユニット5による通信可能範囲(通信可
能エリア)外にある場合、移動電話機121に外線呼出
をし、呼出(着信)から所定時間内に移動電話機121
から応答がなければ、着信を移動電話機122に転送す
る様にしてもよい。また、着信が移動電話機122のも
ので、デジタル無線ユニット5の検出結果から移動電話
機122がデジタル無線ユニット5による通信可能範囲
(通信可能エリア)外にある場合、移動電話機122に
外線呼出をし、呼出(着信)から所定時間内に移動電話
機122から応答がなければ、着信を移動電話機121
に転送する様にしてもよい。
【0050】そして、制御回路10は、移動電話機12
1及び122から応答がない場合には、ターミナルアダ
プタ2を制御して、留守を伝えるメッセージを、着信が
あったBチャネルに送信する。これにより、発呼者にメ
ッセージが送られる。この後、制御回路10は、ターミ
ナルアダプタ2、デジタル信号処理回路8および録音回
路9を制御して、発呼者からのメッセージを録音する。
応答がない場合としては、電源がOFFされている場合
や、移動電話機121,122が通信不能な場所にある
場合も含まれる。
1及び122から応答がない場合には、ターミナルアダ
プタ2を制御して、留守を伝えるメッセージを、着信が
あったBチャネルに送信する。これにより、発呼者にメ
ッセージが送られる。この後、制御回路10は、ターミ
ナルアダプタ2、デジタル信号処理回路8および録音回
路9を制御して、発呼者からのメッセージを録音する。
応答がない場合としては、電源がOFFされている場合
や、移動電話機121,122が通信不能な場所にある
場合も含まれる。
【0051】ところで、利用者が、留守の際に録音され
た内容を、移動電話機121又は122を用いて聞く場
合、デジタル無線ユニット5が利用者からの発呼を検出
する。制御回路10は、ターミナルアダプタ2から発呼
を示す信号を受け取ると、この後、移動電話機121又
は122から送られてくる識別符号の受信待ちとなる。
た内容を、移動電話機121又は122を用いて聞く場
合、デジタル無線ユニット5が利用者からの発呼を検出
する。制御回路10は、ターミナルアダプタ2から発呼
を示す信号を受け取ると、この後、移動電話機121又
は122から送られてくる識別符号の受信待ちとなる。
【0052】移動電話機121,122が自身の識別符
号を送信すると、デジタル無線ユニット5がこの識別符
号を受信する。御回路10は、デジタル無線ユニット5
から識別符号を受け取ると、この識別符号と、あらかじ
めメモリ7に記憶している識別符号とを比較する。2つ
の符号が一致すると、制御回路10は、デジタル無線ユ
ニット5を制御して、移動電話機121又は122とデ
ジタル無線ユニット5との間の通信回線を形成する。こ
の後、制御回路10は、特番待ちとなる。
号を送信すると、デジタル無線ユニット5がこの識別符
号を受信する。御回路10は、デジタル無線ユニット5
から識別符号を受け取ると、この識別符号と、あらかじ
めメモリ7に記憶している識別符号とを比較する。2つ
の符号が一致すると、制御回路10は、デジタル無線ユ
ニット5を制御して、移動電話機121又は122とデ
ジタル無線ユニット5との間の通信回線を形成する。こ
の後、制御回路10は、特番待ちとなる。
【0053】利用者が移動電話機121又は122を操
作して、再生のための特番を入力すると、デジタル無線
ユニット5が特番を受信する。制御回路10は、デジタ
ル無線ユニット5から特番操作を示す信号を受け取る
と、録音内容の再生と判断する。そして、制御回路10
は、ターミナルアダプタ2、音声処理回路4、デジタル
信号処理回路8および録音回路9を制御して、録音回路
9が再生した録音内容をデジタル無線ユニット5に送
る。
作して、再生のための特番を入力すると、デジタル無線
ユニット5が特番を受信する。制御回路10は、デジタ
ル無線ユニット5から特番操作を示す信号を受け取る
と、録音内容の再生と判断する。そして、制御回路10
は、ターミナルアダプタ2、音声処理回路4、デジタル
信号処理回路8および録音回路9を制御して、録音回路
9が再生した録音内容をデジタル無線ユニット5に送
る。
【0054】このようにして、利用者は、移動電話機1
21又は122を用いて、留守に録音された内容を聞く
ことができる。このとき、移動電話機121又は122
の識別符号により利用者かどうかを判断するので、利用
者が暗証番号を移動電話機121又は122に入力する
ことを不要にし、少ない操作で、録音内容の再生を可能
にする。
21又は122を用いて、留守に録音された内容を聞く
ことができる。このとき、移動電話機121又は122
の識別符号により利用者かどうかを判断するので、利用
者が暗証番号を移動電話機121又は122に入力する
ことを不要にし、少ない操作で、録音内容の再生を可能
にする。
【0055】ところで、留守に録音された内容を外出先
で聞く場合、利用者は、発呼のために、移動電話機12
1又は122を操作する。ターミナルアダプタ2は、デ
ジタル回線終端装置1を経由して、利用者からの着信を
検出する。制御回路10は、着信を示す信号をターミナ
ルアダプタ2から受け取ると、ターミナルアダプタ2を
制御して、着信に対して応答する。この後、制御回路1
0は、移動電話機121又は122の電話番号通知機能
および発信者番号通知機能により、移動電話機121又
は122の電話番号および発信者番号を受け取る。制御
回路10は、あらかじめ記憶している電話番号および発
信者番号と、受け取った番号とを比較する。これらの番
号が一致すると、制御回路10が特番待ちとなる。
で聞く場合、利用者は、発呼のために、移動電話機12
1又は122を操作する。ターミナルアダプタ2は、デ
ジタル回線終端装置1を経由して、利用者からの着信を
検出する。制御回路10は、着信を示す信号をターミナ
ルアダプタ2から受け取ると、ターミナルアダプタ2を
制御して、着信に対して応答する。この後、制御回路1
0は、移動電話機121又は122の電話番号通知機能
および発信者番号通知機能により、移動電話機121又
は122の電話番号および発信者番号を受け取る。制御
回路10は、あらかじめ記憶している電話番号および発
信者番号と、受け取った番号とを比較する。これらの番
号が一致すると、制御回路10が特番待ちとなる。
【0056】利用者が外出先で移動電話機121又は1
22を操作して、再生のための特番を入力すると、ター
ミナルアダプタ2がデジタル回線終端装置1を経由し
て、特番を受け取る。制御回路10は、ターミナルアダ
プタ2から受け取った特番操作を示す信号により、録音
内容の再生と判断する。そして、制御回路10は、ター
ミナルアダプタ2、デジタル信号処理回路8および録音
回路9を制御して、録音内容をデジタル回線終端装置1
に送る。
22を操作して、再生のための特番を入力すると、ター
ミナルアダプタ2がデジタル回線終端装置1を経由し
て、特番を受け取る。制御回路10は、ターミナルアダ
プタ2から受け取った特番操作を示す信号により、録音
内容の再生と判断する。そして、制御回路10は、ター
ミナルアダプタ2、デジタル信号処理回路8および録音
回路9を制御して、録音内容をデジタル回線終端装置1
に送る。
【0057】このようにして、利用者が発信のための操
作と、特番を入力するための操作を行えば、暗証番号の
入力を不要にして、外出先の移動電話機121又は12
2により録音内容を送信することができる。
作と、特番を入力するための操作を行えば、暗証番号の
入力を不要にして、外出先の移動電話機121又は12
2により録音内容を送信することができる。
【0058】なお、外出先の電話機から録音内容を聞く
場合、利用者が発呼のために電話機を操作する。制御回
路10は、利用者からの着信に対する応答後、制御回路
10は、暗証番号待ちとなる。利用者が電話機を操作し
て、暗証番号を入力すると、制御回路10が、PB(プ
ッシュボタン)信号による暗証番号をターミナルアダプ
タ2から受け取る。そして、制御回路10は、あらかじ
め記憶している暗証番号と、受け取った番号とを比較す
る。2つの番号が一致すると、制御回路10が特番待ち
となる。利用者が特番を入力すると、制御回路10は、
ターミナルアダプタ2から受け取った特番操作を示す信
号により、録音内容の再生と判断する。そして、制御回
路10は、ターミナルアダプタ2、デジタル信号処理回
路8および録音回路9を制御して、録音内容をデジタル
回線終端装置1に送る。
場合、利用者が発呼のために電話機を操作する。制御回
路10は、利用者からの着信に対する応答後、制御回路
10は、暗証番号待ちとなる。利用者が電話機を操作し
て、暗証番号を入力すると、制御回路10が、PB(プ
ッシュボタン)信号による暗証番号をターミナルアダプ
タ2から受け取る。そして、制御回路10は、あらかじ
め記憶している暗証番号と、受け取った番号とを比較す
る。2つの番号が一致すると、制御回路10が特番待ち
となる。利用者が特番を入力すると、制御回路10は、
ターミナルアダプタ2から受け取った特番操作を示す信
号により、録音内容の再生と判断する。そして、制御回
路10は、ターミナルアダプタ2、デジタル信号処理回
路8および録音回路9を制御して、録音内容をデジタル
回線終端装置1に送る。
【0059】また、この実施の形態では、録音回路9が
磁気録音で音声信号を録音したが、録音回路9として、
特に磁気記録方式に限定されない。例えば、録音回路9
として、RAMを用いる。このときには、デジタル信号
処理回路8は、デジタルの音声信号を録音回路9に送
る。
磁気録音で音声信号を録音したが、録音回路9として、
特に磁気記録方式に限定されない。例えば、録音回路9
として、RAMを用いる。このときには、デジタル信号
処理回路8は、デジタルの音声信号を録音回路9に送
る。
【0060】<変形例>以上説明した実施例では、移動
電話機121,122は電波システム開発センター(R
CR)が制定したPHSの標準規格に準拠して作られた
ものを用いているが、携帯電話機であっても良い。この
移動電話機121,122が携帯電話機の場合には、デ
ジタル無線ユニット5はアンテナ6と共に携帯電話用無
線基地局として動作する様にする。
電話機121,122は電波システム開発センター(R
CR)が制定したPHSの標準規格に準拠して作られた
ものを用いているが、携帯電話機であっても良い。この
移動電話機121,122が携帯電話機の場合には、デ
ジタル無線ユニット5はアンテナ6と共に携帯電話用無
線基地局として動作する様にする。
【0061】また、上述した例では回線101をISD
N回線とした例を示したが、回線101はアナログ回線
であっても良い。
N回線とした例を示したが、回線101はアナログ回線
であっても良い。
【0062】更に、移動電話機が2台以上複数のグルー
プに分けられている場合であっても、グループ毎に上述
の移動電話機121,122との間における様な転送処
理を行うこともできる。
プに分けられている場合であっても、グループ毎に上述
の移動電話機121,122との間における様な転送処
理を行うこともできる。
【0063】また、上述した実施例では、電話装置Aへ
の回線が101一つだけであるが、電話装置Aへの回線
を複数設けて、複数の回線間で上述の移動電話機12
1,122との間における様な転送処理を行うこともで
きる。
の回線が101一つだけであるが、電話装置Aへの回線
を複数設けて、複数の回線間で上述の移動電話機12
1,122との間における様な転送処理を行うこともで
きる。
【0064】(2)実施の形態2 [ドアホンからの着信による転送例]図3,図4は、こ
の発明の他の実施の形態を示したものである。
の発明の他の実施の形態を示したものである。
【0065】本実施例では、第1実施例の電話装置Aの
回路に、ドアホン接続部としてドアホンインターフェー
ス(ドアホンIF)20を設けている。このドアホンイ
ンターフェース20には、ドアホン111,112が接
続されている。このドアホン111,112の音声信
号、即ちデジタル信号処理回路8を経由して受け取る音
声信号は、音声処理回路4によりPHSである移動電話
機121,122が取り扱う信号に変換される。また、
この音声処理回路4は、PHSである移動電話機12
1,122が取り扱う信号をドアホン111,112の
ための音声信号に変換する処理をする。
回路に、ドアホン接続部としてドアホンインターフェー
ス(ドアホンIF)20を設けている。このドアホンイ
ンターフェース20には、ドアホン111,112が接
続されている。このドアホン111,112の音声信
号、即ちデジタル信号処理回路8を経由して受け取る音
声信号は、音声処理回路4によりPHSである移動電話
機121,122が取り扱う信号に変換される。また、
この音声処理回路4は、PHSである移動電話機12
1,122が取り扱う信号をドアホン111,112の
ための音声信号に変換する処理をする。
【0066】ドアホンインターフェース20は、ドアホ
ン111又は112の操作の後、ドアホン111又は1
12からの、アナログの音声信号を受け取ると、レベル
調整などをして、この信号をデジタル信号処理回路8の
入力用に変換する。この後、ドアホンインターフェース
20は、変換した音声信号をデジタル信号処理回路8に
送る。
ン111又は112の操作の後、ドアホン111又は1
12からの、アナログの音声信号を受け取ると、レベル
調整などをして、この信号をデジタル信号処理回路8の
入力用に変換する。この後、ドアホンインターフェース
20は、変換した音声信号をデジタル信号処理回路8に
送る。
【0067】デジタル信号処理回路8は、ドアホンイン
ターフェース20や録音回路9から受け取った、アナロ
グの音声信号をデジタルに変換する。この後、デジタル
信号処理回路8は、デジタルの音声信号をターミナルア
ダプタ2に送る。また、デジタル信号処理回路8は、タ
ーミナルアダプタ2からデジタルの音声信号を受け取る
と、この信号をアナログに変換する。この後、デジタル
信号処理回路8は、制御回路10の制御により、変換し
た音声信号を録音回路9に送る。
ターフェース20や録音回路9から受け取った、アナロ
グの音声信号をデジタルに変換する。この後、デジタル
信号処理回路8は、デジタルの音声信号をターミナルア
ダプタ2に送る。また、デジタル信号処理回路8は、タ
ーミナルアダプタ2からデジタルの音声信号を受け取る
と、この信号をアナログに変換する。この後、デジタル
信号処理回路8は、制御回路10の制御により、変換し
た音声信号を録音回路9に送る。
【0068】この制御回路10は、ドアホン111又は
112が来訪者に操作されると、ドアホンインターフェ
ース20からドアホン111又は112の操作を示す信
号を受け取る様になっている。しかも、制御回路10
は、ドアホン111と移動電話機121との間で通話可
能に制御し、ドアホン112と移動電話機122との間
で通話可能に制御するように初期設定がされている。
112が来訪者に操作されると、ドアホンインターフェ
ース20からドアホン111又は112の操作を示す信
号を受け取る様になっている。しかも、制御回路10
は、ドアホン111と移動電話機121との間で通話可
能に制御し、ドアホン112と移動電話機122との間
で通話可能に制御するように初期設定がされている。
【0069】<ドアホン111の操作の場合>従って、
制御回路10は、ドアホン111が来訪者に操作される
と、ドアホンインターフェース20からドアホン111
の操作を示す信号を受け取って、デジタル無線ユニット
5の検出結果から、移動電話機121がデジタル無縁ユ
ニット5による通信可能エリア内にあるか否かを判断す
る。そして、制御回路10は、移動電話機121がデジ
タル無縁ユニット5による通信可能エリア内にあること
を検出すると、デジタル無線ユニット5を制御して、移
動電話機121を呼び出す。この後、制御回路10は、
呼出(着信)から所定時間以内に応答があれば、ターミ
ナルアダプタ2、音声処理回路4およびデジタル信号処
理回路8を制御して、ドアホンインターフェース20と
デジタル無線ユニット5との間で音声信号を伝送可能に
すると共に、ドアホン111と移動電話機121との間
で通話可能にする。
制御回路10は、ドアホン111が来訪者に操作される
と、ドアホンインターフェース20からドアホン111
の操作を示す信号を受け取って、デジタル無線ユニット
5の検出結果から、移動電話機121がデジタル無縁ユ
ニット5による通信可能エリア内にあるか否かを判断す
る。そして、制御回路10は、移動電話機121がデジ
タル無縁ユニット5による通信可能エリア内にあること
を検出すると、デジタル無線ユニット5を制御して、移
動電話機121を呼び出す。この後、制御回路10は、
呼出(着信)から所定時間以内に応答があれば、ターミ
ナルアダプタ2、音声処理回路4およびデジタル信号処
理回路8を制御して、ドアホンインターフェース20と
デジタル無線ユニット5との間で音声信号を伝送可能に
すると共に、ドアホン111と移動電話機121との間
で通話可能にする。
【0070】一方、制御回路10は、呼出(着信)から
所定時間以内に移動電話機121から応答がなければ、
デジタル無線ユニット5の検出結果から、移動電話機1
22がデジタル無縁ユニット5による通信可能エリア内
にあるか否かを判断する。また、、制御回路10は、ド
アホン着信の処理のときに、デジタル無線ユニット5の
検出結果により、移動電話機121が通信可能エリア外
にある場合、利用者の不在と判断し、応答がないとし、
デジタル無線ユニット5の検出結果から、移動電話機1
22がデジタル無縁ユニット5による通信可能エリア内
にあるか否かを判断する。
所定時間以内に移動電話機121から応答がなければ、
デジタル無線ユニット5の検出結果から、移動電話機1
22がデジタル無縁ユニット5による通信可能エリア内
にあるか否かを判断する。また、、制御回路10は、ド
アホン着信の処理のときに、デジタル無線ユニット5の
検出結果により、移動電話機121が通信可能エリア外
にある場合、利用者の不在と判断し、応答がないとし、
デジタル無線ユニット5の検出結果から、移動電話機1
22がデジタル無縁ユニット5による通信可能エリア内
にあるか否かを判断する。
【0071】そして、制御回路10は、移動電話機12
2がデジタル無縁ユニット5による通信可能エリア内に
あることを検出すると、デジタル無線ユニット5を制御
して、移動電話機122を呼び出す。この後、制御回路
10は、呼出(着信)から所定時間以内に応答があれ
ば、ターミナルアダプタ2、音声処理回路4およびデジ
タル信号処理回路8を制御して、ドアホンインターフェ
ース20とデジタル無線ユニット5との間で音声信号を
伝送可能にすると共に、ドアホン111と移動電話機1
22との間で通話可能にする。
2がデジタル無縁ユニット5による通信可能エリア内に
あることを検出すると、デジタル無線ユニット5を制御
して、移動電話機122を呼び出す。この後、制御回路
10は、呼出(着信)から所定時間以内に応答があれ
ば、ターミナルアダプタ2、音声処理回路4およびデジ
タル信号処理回路8を制御して、ドアホンインターフェ
ース20とデジタル無線ユニット5との間で音声信号を
伝送可能にすると共に、ドアホン111と移動電話機1
22との間で通話可能にする。
【0072】<ドアホン112の操作の場合>また、制
御回路10は、ドアホン112が来訪者に操作される
と、ドアホンインターフェース20からドアホン112
の操作を示す信号を受け取って、デジタル無線ユニット
5の検出結果から、移動電話機122がデジタル無縁ユ
ニット5による通信可能エリア内にあるか否かを判断す
る。そして、制御回路10は、移動電話機122がデジ
タル無縁ユニット5による通信可能エリア内にあること
を検出すると、デジタル無線ユニット5を制御して、移
動電話機122を呼び出す。この後、制御回路10は、
呼出(着信)から所定時間以内に応答があれば、ターミ
ナルアダプタ2、音声処理回路4およびデジタル信号処
理回路8を制御して、ドアホンインターフェース20と
デジタル無線ユニット5との間で音声信号を伝送可能に
すると共に、ドアホン112と移動電話機122との間
で通話可能にする。
御回路10は、ドアホン112が来訪者に操作される
と、ドアホンインターフェース20からドアホン112
の操作を示す信号を受け取って、デジタル無線ユニット
5の検出結果から、移動電話機122がデジタル無縁ユ
ニット5による通信可能エリア内にあるか否かを判断す
る。そして、制御回路10は、移動電話機122がデジ
タル無縁ユニット5による通信可能エリア内にあること
を検出すると、デジタル無線ユニット5を制御して、移
動電話機122を呼び出す。この後、制御回路10は、
呼出(着信)から所定時間以内に応答があれば、ターミ
ナルアダプタ2、音声処理回路4およびデジタル信号処
理回路8を制御して、ドアホンインターフェース20と
デジタル無線ユニット5との間で音声信号を伝送可能に
すると共に、ドアホン112と移動電話機122との間
で通話可能にする。
【0073】一方、制御回路10は、呼出(着信)から
所定時間以内に移動電話機122から応答がなければ、
デジタル無線ユニット5の検出結果から、移動電話機1
21がデジタル無縁ユニット5による通信可能エリア内
にあるか否かを判断する。また、制御回路10は、ドア
ホン着信の処理のときに、デジタル無線ユニット5の検
出結果により、移動電話機121が通信可能エリア外に
ある場合、利用者の不在と判断し、応答がないとし、デ
ジタル無線ユニット5の検出結果から、移動電話機12
2がデジタル無縁ユニット5による通信可能エリア内に
あるか否かを判断する。
所定時間以内に移動電話機122から応答がなければ、
デジタル無線ユニット5の検出結果から、移動電話機1
21がデジタル無縁ユニット5による通信可能エリア内
にあるか否かを判断する。また、制御回路10は、ドア
ホン着信の処理のときに、デジタル無線ユニット5の検
出結果により、移動電話機121が通信可能エリア外に
ある場合、利用者の不在と判断し、応答がないとし、デ
ジタル無線ユニット5の検出結果から、移動電話機12
2がデジタル無縁ユニット5による通信可能エリア内に
あるか否かを判断する。
【0074】そして、制御回路10は、移動電話機12
1がデジタル無縁ユニット5による通信可能エリア内に
あることを検出すると、デジタル無線ユニット5を制御
して、移動電話機121を呼び出す。この後、制御回路
10は、呼出(着信)から所定時間以内に応答があれ
ば、ターミナルアダプタ2、音声処理回路4およびデジ
タル信号処理回路8を制御して、ドアホンインターフェ
ース20とデジタル無線ユニット5との間で音声信号を
伝送可能にすると共に、ドアホン112と移動電話機1
21との間で通話可能にする。
1がデジタル無縁ユニット5による通信可能エリア内に
あることを検出すると、デジタル無線ユニット5を制御
して、移動電話機121を呼び出す。この後、制御回路
10は、呼出(着信)から所定時間以内に応答があれ
ば、ターミナルアダプタ2、音声処理回路4およびデジ
タル信号処理回路8を制御して、ドアホンインターフェ
ース20とデジタル無線ユニット5との間で音声信号を
伝送可能にすると共に、ドアホン112と移動電話機1
21との間で通話可能にする。
【0075】<メッセージ処理>制御回路10は、ドア
ホン着信の処理のときに、移動電話機121,122か
ら所定時間以内に応答がなければ、ドアホンインターフ
ェース20を制御して、来訪者に留守を伝えるメッセー
ジを送る。そして、制御回路10は、デジタル信号処理
回路8および録音回路9を制御して、来訪者のメッセー
ジを録音する。
ホン着信の処理のときに、移動電話機121,122か
ら所定時間以内に応答がなければ、ドアホンインターフ
ェース20を制御して、来訪者に留守を伝えるメッセー
ジを送る。そして、制御回路10は、デジタル信号処理
回路8および録音回路9を制御して、来訪者のメッセー
ジを録音する。
【0076】この後、制御回路10は、ターミナルアダ
プタ2を制御し、空いているBチャネルを利用して、外
線へ発信する。これにより、制御回路10は、移動電話
機121,122を携帯している利用者に来訪者を知ら
せる。
プタ2を制御し、空いているBチャネルを利用して、外
線へ発信する。これにより、制御回路10は、移動電話
機121,122を携帯している利用者に来訪者を知ら
せる。
【0077】利用者からの応答がなければ、制御回路1
0は、ターミナルアダプタ2を制御して、来訪者に留守
を伝えるメッセージを送る。この後、制御回路10は、
デジタル信号処理回路8および録音回路9を制御して、
来訪者のメッセージを録音する。
0は、ターミナルアダプタ2を制御して、来訪者に留守
を伝えるメッセージを送る。この後、制御回路10は、
デジタル信号処理回路8および録音回路9を制御して、
来訪者のメッセージを録音する。
【0078】<その他>上述した例では2つのドアホン
11,112及び2つの移動電話機121,122との
間での通話切替を行うようにしたが、ドアホン及び移動
電話機は3以上でも良い。また、移動電話機は複数個毎
にグループ分けして、各グループとドアホンとを対応さ
せて、ドアホン11,112及び2つの移動電話機12
1,122との間での通話切替と同様な処理を行うよう
にしても良い。
11,112及び2つの移動電話機121,122との
間での通話切替を行うようにしたが、ドアホン及び移動
電話機は3以上でも良い。また、移動電話機は複数個毎
にグループ分けして、各グループとドアホンとを対応さ
せて、ドアホン11,112及び2つの移動電話機12
1,122との間での通話切替と同様な処理を行うよう
にしても良い。
【0079】(3)実施の形態3 [移動電話から他の移動電話への内線呼出から外線呼出
の例]実施の形態1においては、電話装置Aに登録され
た複数の移動電話機の一つへの着信が回線101から電
話装置AのDSU1にあった場合に、電話装置Aのデジ
タル無線ユニット5から指定された移動電話機に着信を
転送し、転送を受けた移動電話機からの応答がない場合
に、登録された他の移動電話機に着信を転送する様にし
ているが、必ずしもこれに限定されるものではない。
の例]実施の形態1においては、電話装置Aに登録され
た複数の移動電話機の一つへの着信が回線101から電
話装置AのDSU1にあった場合に、電話装置Aのデジ
タル無線ユニット5から指定された移動電話機に着信を
転送し、転送を受けた移動電話機からの応答がない場合
に、登録された他の移動電話機に着信を転送する様にし
ているが、必ずしもこれに限定されるものではない。
【0080】例えば、図5に示したように、電話装置A
に登録された複数の移動電話機121,122の一つか
ら、例えば移動電話機121から登録された他の移動電
話機122への内線呼出(着信)が電話装置Aのデジタ
ル無線ユニット5にあった場合において、他の移動電話
機122がデジタル無線ユニット5の通信可能範囲(内
線呼出範囲)外にあるのを検出した場合、他の電話機1
22に外線発信を自動的に行わせるようにしても良い。
この移動電話機122がデジタル無線ユニット5の通信
可能範囲(内線呼出範囲)外にあるか否かの検出判断
は、実施の形態1と同様に制御回路10によって行われ
る。また、他の電話機122に外線発信を自動的に行わ
せる制御も制御回路10によって行われる。
に登録された複数の移動電話機121,122の一つか
ら、例えば移動電話機121から登録された他の移動電
話機122への内線呼出(着信)が電話装置Aのデジタ
ル無線ユニット5にあった場合において、他の移動電話
機122がデジタル無線ユニット5の通信可能範囲(内
線呼出範囲)外にあるのを検出した場合、他の電話機1
22に外線発信を自動的に行わせるようにしても良い。
この移動電話機122がデジタル無線ユニット5の通信
可能範囲(内線呼出範囲)外にあるか否かの検出判断
は、実施の形態1と同様に制御回路10によって行われ
る。また、他の電話機122に外線発信を自動的に行わ
せる制御も制御回路10によって行われる。
【0081】一方、他の移動電話機122がデジタル無
線ユニット5の通信可能範囲(内線呼出範囲)内にある
場合には、移動電話機121はデジタル無線ユニット5
を介して移動電話機122と無線で接続されて、通話可
能な状態となる。
線ユニット5の通信可能範囲(内線呼出範囲)内にある
場合には、移動電話機121はデジタル無線ユニット5
を介して移動電話機122と無線で接続されて、通話可
能な状態となる。
【0082】尚、移動電話機122から移動電話機12
1を内線呼出した場合の処理も同様にして行われる。
1を内線呼出した場合の処理も同様にして行われる。
【0083】上述のように、デジタル無線ユニット5を
介して移動電話機間で内線呼出をした場合であって、呼
び出される移動電話機がデジタル無線ユニット5の通信
可能範囲(内線呼出範囲)外にある場合には、デジタル
無線ユニット5を介しての移動電話機間での内線通話が
できない。しかし、移動電話機間で通話をしたい場合、
桁数の多い移動電話(特にPHS)の番号ダイヤルする
ことなく、自動的に外線呼出をして通話できるようにし
ているので、呼出操作が面倒とならず、利用者は呼び出
す移動無線機がデジタル無線ユニット5の通話可能範囲
(内線通話可能範囲)にあるか否かを意識することなく
呼び出すことができる。
介して移動電話機間で内線呼出をした場合であって、呼
び出される移動電話機がデジタル無線ユニット5の通信
可能範囲(内線呼出範囲)外にある場合には、デジタル
無線ユニット5を介しての移動電話機間での内線通話が
できない。しかし、移動電話機間で通話をしたい場合、
桁数の多い移動電話(特にPHS)の番号ダイヤルする
ことなく、自動的に外線呼出をして通話できるようにし
ているので、呼出操作が面倒とならず、利用者は呼び出
す移動無線機がデジタル無線ユニット5の通話可能範囲
(内線通話可能範囲)にあるか否かを意識することなく
呼び出すことができる。
【0084】(4)実施の形態4 [実施の形態1〜3における回線101の無線回線への
変更例]以上説明した実施例では、公衆電話回線網を有
線の回線101を用いて電話装置AのDSU1に接続し
た例を説明したが、必ずしもこれに限定されるものでは
ない。例えば、図6に示したように、移動電話機の基地
局200と移動電話機121,122とをリピーター
(電話装置)A1を介して接続するようにしても良い。
この場合、リピーターA1の構成は、第1実施例におけ
るDSU1を基地局200との通信周波数を有するデジ
タル無線ユニット201に変更したものである。この基
地局200としてはPHS用や携帯用の基地局が考えら
れる。202はデジタル無線ユニット201のアンテ
ナ、203は基地局200のアンテナである。
変更例]以上説明した実施例では、公衆電話回線網を有
線の回線101を用いて電話装置AのDSU1に接続し
た例を説明したが、必ずしもこれに限定されるものでは
ない。例えば、図6に示したように、移動電話機の基地
局200と移動電話機121,122とをリピーター
(電話装置)A1を介して接続するようにしても良い。
この場合、リピーターA1の構成は、第1実施例におけ
るDSU1を基地局200との通信周波数を有するデジ
タル無線ユニット201に変更したものである。この基
地局200としてはPHS用や携帯用の基地局が考えら
れる。202はデジタル無線ユニット201のアンテ
ナ、203は基地局200のアンテナである。
【0085】(5)実施の形態5 [移動電話がデジタル無線ユニット5の通信可能範囲外
の場合の処理例]また、図7において、実線で示した有
線の回線101から電話装置Aに着信があった場合、又
は、無線の基地局200から無線で電話装置A1に着信
があった場合、或いはドアホン111から電話装置A又
はA1に着信があった場合において、移動電話機121
がデジタル無線ユニット5による内線通話可能範囲外で
あると制御回路10が判断したとき、この制御回路10
は録音回路9を制御して留守メッセージを録音するか、
或いは相手にかけなおして欲しい移動電話機(PHS,
携帯電話機)や加入電話機などの電話番号(予め録音し
ておいたもの)を録音回路9を介して案内した後、回線
を切断して制御回路10による処理を終了する。
の場合の処理例]また、図7において、実線で示した有
線の回線101から電話装置Aに着信があった場合、又
は、無線の基地局200から無線で電話装置A1に着信
があった場合、或いはドアホン111から電話装置A又
はA1に着信があった場合において、移動電話機121
がデジタル無線ユニット5による内線通話可能範囲外で
あると制御回路10が判断したとき、この制御回路10
は録音回路9を制御して留守メッセージを録音するか、
或いは相手にかけなおして欲しい移動電話機(PHS,
携帯電話機)や加入電話機などの電話番号(予め録音し
ておいたもの)を録音回路9を介して案内した後、回線
を切断して制御回路10による処理を終了する。
【0086】上述した例では回線101をISDN回線
とした例を示したが、回線101はアナログ回線であっ
ても良い。また、上述した実施例では、電話装置Aへの
回線が101一つだけであるが、電話装置Aへの回線を
複数設けてもうよい。また、移動電話機は121一つだ
けであり、ドアホンは111一つだけであるが、この移
動電話機やドアホンは複数あっても良い。
とした例を示したが、回線101はアナログ回線であっ
ても良い。また、上述した実施例では、電話装置Aへの
回線が101一つだけであるが、電話装置Aへの回線を
複数設けてもうよい。また、移動電話機は121一つだ
けであり、ドアホンは111一つだけであるが、この移
動電話機やドアホンは複数あっても良い。
【0087】更に、回線や移動電話機,ドアホンが2台
以上複数のグループに分けられている場合であっても、
グループ毎に上述の留守録音やかけなおして欲しい処理
を行うこともできる。
以上複数のグループに分けられている場合であっても、
グループ毎に上述の留守録音やかけなおして欲しい処理
を行うこともできる。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、複数の転送先電話番号を登録する転送先番号登録手
段と、前記転送先番号登録手段に登録された転送先電話
番号の一つへの着信信号を受けたときに、この電話番号
の電話機に着信信号を転送すると共に、前記転送先の電
話機から応答信号がない場合、前記転送先番号登録手段
に登録された他の電話番号の電話機に前記着信信号を転
送する制御手段を有する構成としたので、着信信号(呼
出信号)を受けた特定の電話機から所定時間内に応答が
ない場合でも他の電話機で着信可能である。
は、複数の転送先電話番号を登録する転送先番号登録手
段と、前記転送先番号登録手段に登録された転送先電話
番号の一つへの着信信号を受けたときに、この電話番号
の電話機に着信信号を転送すると共に、前記転送先の電
話機から応答信号がない場合、前記転送先番号登録手段
に登録された他の電話番号の電話機に前記着信信号を転
送する制御手段を有する構成としたので、着信信号(呼
出信号)を受けた特定の電話機から所定時間内に応答が
ない場合でも他の電話機で着信可能である。
【0089】また、請求項2の発明は、ドアホンと、複
数の転送先電話番号を登録する転送先番号登録手段と、
前記ドアホンからの着信信号を受けたときに前記転送先
番号登録手段に登録された複数の転送先電話番号の予め
設定された電話機の一つに最初に転送する制御手段とを
備え、前記制御手段は、前記転送先の電話機から応答信
号がない場合、前記転送先番号登録手段に登録された他
の電話番号の電話機に前記着信信号を転送する様に設定
されている構成としたので、ドアホンからの着信信号
(呼出信号)を受けた特定の電話機から所定時間内に応
答がない場合でも他の電話機で着信可能である。
数の転送先電話番号を登録する転送先番号登録手段と、
前記ドアホンからの着信信号を受けたときに前記転送先
番号登録手段に登録された複数の転送先電話番号の予め
設定された電話機の一つに最初に転送する制御手段とを
備え、前記制御手段は、前記転送先の電話機から応答信
号がない場合、前記転送先番号登録手段に登録された他
の電話番号の電話機に前記着信信号を転送する様に設定
されている構成としたので、ドアホンからの着信信号
(呼出信号)を受けた特定の電話機から所定時間内に応
答がない場合でも他の電話機で着信可能である。
【0090】更に、請求項3の発明は、請求項2におい
て、前記ドアホンは複数設けられていると共に、前記制
御手段は前記各ドアホンからの着信信号を前記各転送先
電話番号の予め設定された電話機に対してそれぞれ最初
に転送する様に設定されている構成としたので、例え
ば、2世帯住宅等において各世帯毎にドアホンが設けら
れている場合に、各世帯が留守でないときには各世帯に
対応するドアホンが操作されると、操作されたドアホン
に対応する世帯において移動電話で応答することができ
る。また、2世帯住宅等において各世帯毎にドアホンが
設けられている場合に、一方の世帯が留守であるとき
に、この留守の世帯に対応するドアホンが操作されて
も、この操作されたドアホンに対応する世帯の移動電話
からの応答が得られないことになるが、この場合には他
方の世帯の移動電話機にドアホンからの着信が転送され
て、ドアホンの着信に応答することができる。
て、前記ドアホンは複数設けられていると共に、前記制
御手段は前記各ドアホンからの着信信号を前記各転送先
電話番号の予め設定された電話機に対してそれぞれ最初
に転送する様に設定されている構成としたので、例え
ば、2世帯住宅等において各世帯毎にドアホンが設けら
れている場合に、各世帯が留守でないときには各世帯に
対応するドアホンが操作されると、操作されたドアホン
に対応する世帯において移動電話で応答することができ
る。また、2世帯住宅等において各世帯毎にドアホンが
設けられている場合に、一方の世帯が留守であるとき
に、この留守の世帯に対応するドアホンが操作されて
も、この操作されたドアホンに対応する世帯の移動電話
からの応答が得られないことになるが、この場合には他
方の世帯の移動電話機にドアホンからの着信が転送され
て、ドアホンの着信に応答することができる。
【0091】また、請求項4の発明は、少なくとも一つ
の移動電話機の転送先電話番号及び他の電話機の転送先
電話番号を登録する転送先番号登録手段と、前記他の前
記電話機から内線呼出のための呼出信号電波を前記移動
電話機へ発信する機能が設けられた無線手段と、前記移
動電話機が内線呼出のための呼出信号電波の届く範囲外
にあるのを検出して、前記移動電話機を外線呼び出しす
る制御手段を有する構成としたので、呼び出された移動
電話機が内線呼出のための呼出信号電波の届く範囲外に
あっても、外線呼出のために桁数の多い電話番号のダイ
ヤルをすること無しに移動電話機の外線呼び出しを簡易
且つ自動的に行うことができ、操作性が向上する。
の移動電話機の転送先電話番号及び他の電話機の転送先
電話番号を登録する転送先番号登録手段と、前記他の前
記電話機から内線呼出のための呼出信号電波を前記移動
電話機へ発信する機能が設けられた無線手段と、前記移
動電話機が内線呼出のための呼出信号電波の届く範囲外
にあるのを検出して、前記移動電話機を外線呼び出しす
る制御手段を有する構成としたので、呼び出された移動
電話機が内線呼出のための呼出信号電波の届く範囲外に
あっても、外線呼出のために桁数の多い電話番号のダイ
ヤルをすること無しに移動電話機の外線呼び出しを簡易
且つ自動的に行うことができ、操作性が向上する。
【0092】更に、請求項5の発明は、少なくとも一つ
の移動電話機の転送先電話番号を登録する転送先番号登
録手段と、前記他の前記電話機から内線呼出のための呼
出信号電波を前記移動電話機へ発信する機能が設けられ
た無線手段と、前記移動電話機が内線呼出のための呼出
信号電波の届く範囲外にあるのを検出したときに、録音
回路を作動させて留守録メッセージを録音させるか、相
手にかけなおして欲しい電話番号を案内する制御手段を
有する構成としたので、移動電話機が内線呼出のための
呼出信号電波の届く範囲外にある場合でも、録音回路を
作動させて留守録メッセージを録音させて、確実にメッ
セージを伝えることができるか、相手にかけなおして欲
しい電話番号を案内して、かか直しによる直接対話の機
会を早期に与えることができる。
の移動電話機の転送先電話番号を登録する転送先番号登
録手段と、前記他の前記電話機から内線呼出のための呼
出信号電波を前記移動電話機へ発信する機能が設けられ
た無線手段と、前記移動電話機が内線呼出のための呼出
信号電波の届く範囲外にあるのを検出したときに、録音
回路を作動させて留守録メッセージを録音させるか、相
手にかけなおして欲しい電話番号を案内する制御手段を
有する構成としたので、移動電話機が内線呼出のための
呼出信号電波の届く範囲外にある場合でも、録音回路を
作動させて留守録メッセージを録音させて、確実にメッ
セージを伝えることができるか、相手にかけなおして欲
しい電話番号を案内して、かか直しによる直接対話の機
会を早期に与えることができる。
【図1】この発明に係る電話装置を有する通話システム
の概略説明図である。
の概略説明図である。
【図2】図1に示した電話装置の制御回路のブロック図
である。
である。
【図3】この発明に係る電話装置を有する通話システム
の他の例を示す概略説明図である。
の他の例を示す概略説明図である。
【図4】図3の電話装置の制御回路のブロック図であ
る。
る。
【図5】この発明に係る電話装置を有する通話システム
の他の例を示す概略説明図である。
の他の例を示す概略説明図である。
【図6】この発明に係る電話装置を有する通話システム
の他の例を示す概略説明図である。
の他の例を示す概略説明図である。
【図7】この発明に係る電話装置を有する通話システム
の他の例を示す概略説明図である。
の他の例を示す概略説明図である。
A・・・電話装置 A1・・・リピーター(電話装置) 5・・・デジタル無線ユニット(無線手段) 7・・・メモリ(転送先番号登録手段) 9・・・録音回路 10・・・制御回路(制御手段) 101・・・回線 111,112・・・ドアホン 121,122・・・移動電話機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K015 AA00 AA06 AB00 AF03 AF05 GA02 GA08 HA01 HA04 5K038 AA06 CC06 CC10 DD08 DD22 EE02 EE05 EE13 FF12 GG03 5K049 AA15 AA17 BB05 BB16 BB18 CC08 CC11 EE02 FF01 FF15 FF47 GG07 KK02 KK14
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の転送先電話番号を登録する転送先
番号登録手段と、 前記転送先番号登録手段に登録された転送先電話番号の
一つへの着信信号を受けたときに、この電話番号の電話
機に着信信号を転送すると共に、前記転送先の電話機か
ら応答信号がない場合、前記転送先番号登録手段に登録
された他の電話番号の電話機に前記着信信号を転送する
制御手段を有することを特徴とする電話装置。 - 【請求項2】 ドアホンと、 複数の転送先電話番号を登録する転送先番号登録手段
と、 前記ドアホンからの着信信号を受けたときに前記転送先
番号登録手段に登録された複数の転送先電話番号の予め
設定された電話機の一つに最初に転送する制御手段とを
備え、 前記制御手段は、前記転送先の電話機から応答信号がな
い場合、前記転送先番号登録手段に登録された他の電話
番号の電話機に前記着信信号を転送する様に設定されて
いることを特徴とする電話装置。 - 【請求項3】 前記ドアホンは複数設けられていると共
に、前記制御手段は前記各ドアホンからの着信信号を前
記各転送先電話番号の予め設定された電話機に対してそ
れぞれ最初に転送する様に設定されていることを特徴と
する請求項2に記載の電話装置。 - 【請求項4】 少なくとも一つの移動電話機の転送先電
話番号及び他の電話機の転送先電話番号を登録する転送
先番号登録手段と、 前記他の前記電話機から内線呼出のための呼出信号電波
を前記移動電話機へ発信する機能が設けられた無線手段
と、 前記移動電話機が内線呼出のための呼出信号電波の届く
範囲外にあるのを検出して、前記移動電話機を外線呼び
出しする制御手段を有することを特徴とする電話装置。 - 【請求項5】 少なくとも一つの移動電話機の転送先電
話番号を登録する転送先番号登録手段と、 前記他の前記電話機から内線呼出のための呼出信号電波
を前記移動電話機へ発信する機能が設けられた無線手段
と、 前記移動電話機が内線呼出のための呼出信号電波の届く
範囲外にあるのを検出したときに、録音回路を作動させ
て留守録メッセージを録音させるか、相手にかけなおし
て欲しい電話番号を案内する制御手段を有することを特
徴とする電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10241824A JP2000078297A (ja) | 1998-08-27 | 1998-08-27 | 電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10241824A JP2000078297A (ja) | 1998-08-27 | 1998-08-27 | 電話装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000078297A true JP2000078297A (ja) | 2000-03-14 |
Family
ID=17080051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10241824A Pending JP2000078297A (ja) | 1998-08-27 | 1998-08-27 | 電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000078297A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002345031A (ja) * | 2001-05-15 | 2002-11-29 | Kyocera Corp | 基地局装置及び無線通信システム |
JP2003198738A (ja) * | 2001-12-26 | 2003-07-11 | Yamaha Corp | インターフォンシステム、インターフォン装置及び携帯電話機 |
-
1998
- 1998-08-27 JP JP10241824A patent/JP2000078297A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002345031A (ja) * | 2001-05-15 | 2002-11-29 | Kyocera Corp | 基地局装置及び無線通信システム |
JP4593004B2 (ja) * | 2001-05-15 | 2010-12-08 | 京セラ株式会社 | 基地局装置及び無線通信システム |
JP2003198738A (ja) * | 2001-12-26 | 2003-07-11 | Yamaha Corp | インターフォンシステム、インターフォン装置及び携帯電話機 |
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