JPH05283511A - 真空吸着装置 - Google Patents

真空吸着装置

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JPH05283511A
JPH05283511A JP10409792A JP10409792A JPH05283511A JP H05283511 A JPH05283511 A JP H05283511A JP 10409792 A JP10409792 A JP 10409792A JP 10409792 A JP10409792 A JP 10409792A JP H05283511 A JPH05283511 A JP H05283511A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウエハ等の吸着物を変形させずに保持する。 【構成】 基体となる平板10の面上に、真空吸引口を
もつ微小先端部12にウエハ20に比べて極めて薄い真
空封止部材としてポリミイド膜13を固着した円環(真
空固定部)11を3個配置し、これら円環11にてウエ
ハ20を保持するように構成する。これにより、ウエハ
20を各円環11の微小先端部分12に支えて3点で保
持できるので、ウエハを変形させずに保持することがで
きる。しかも、各円環11の真空吸引口の周面にポリイ
ミド膜13を設けているので、その真空封止作用により
吸着力が増大するとともに、その吸着によって横方向の
力に対する拘束力が生じるため、ウエハ保持を強固にす
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はLSI製造における、パ
タン転写装置,描画装置,各種プロセス製造装置,検査
測長装置などの試料保持装置に関し、特にその真空吸着
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のLSI製造においては、半導体素
子の高集積化に伴って、サブミクロンオーダの微細な回
路パタンが要求されている。0.2μm以下のパタン寸
法においては、光転写技術に変わり、X線露光によるパ
タン転写が有望視されている。X線露光はマスクの回路
パタンの原画を1対1でウエハ上に投影して、回路パタ
ンを転写する。このため、マスクの原画寸法は半導体素
子回路パタンと同一でなければならず、マスクには、高
精度な回路パタンの位置精度と寸法精度が要求される。
【0003】マスクは、Siウエハのほぼ中央に回路パ
タンの原画を有するメンブレンが形成されている構成と
なっている。メンブレンは、面積が数10mm×数10
mm、厚さが1μm〜2μmである。このマスクの製作
精度やパタン転写精度を評価するため、マスクの回路パ
タンの位置や寸法精度を光波干渉測長機で測定する場
合、マスクは、従来から、LSI製造装置に用いられて
いる平面矯正型の真空吸着装置に保持していた。この測
長装置に用いられている真空吸着装置の平面図を図9
に、その断面図を図10に示す。
【0004】従来の真空吸着装置は、吸着物を平面に矯
正するために、吸着板1で吸着物であるウエハ2(図9
及び図10は、マスク200を保持しているため中央部
が抜けている。ここではマスク200を一様な厚さのウ
エハ2に置き換えて説明する)の裏面全面を吸着して保
持していた。吸着板1には、円環を同心状に配置して、
突起部3と溝部4を交互に形成する。突起部3の上面が
吸着面5となる。溝部4の底面には、真空排気穴6を開
ける。吸着板1の内部には排気用の通路7が設けてあ
る。各溝部4の排気穴6は排気通路7を経由して吸着板
1の下面、あるいは側面の排気口8に連通している。本
例では、排気口8は吸着面1の下面とした。排気口8は
真空ポンプに排気管で繋がっている。ここでは、真空ポ
ンプと排気管は図示していない。
【0005】ウエハ2を吸着板1上の吸着面5に載せた
状態で、真空ポンプを作動すると、その溝部4が真空と
なる。ウエハ2は、真空吸引力で吸着面5に押し付けら
れ、吸着板1に吸着し、ウエハ2の平面が矯正される。
吸着板1に吸着させたウエハ2の平面は吸着面5の平面
精度に依存する。吸着面5に凹凸や段差があると、ウエ
ハ2は吸着面5の凹凸や段差に倣うように吸着する。ウ
エハ2の表面には、吸着面5の凹凸や段差に対応した形
状の変化が現れる。このため、ウエハ2の平面を高精度
な平面形状にするには、高精度な平面を有する吸着面5
に吸着させる必要がある。
【0006】一方、ウエハ2にはそりや曲がり,厚さむ
らがあり、平面度は個々に異なる。高精度な平面を有す
る吸着面5に吸着させることにより、固有の平面度を有
するウエハ2の平面精度を向上させることができる。こ
のとき、ウエハ2は、吸着面5に倣うように強制的に変
形させられているため、高精度に製作された吸着面5に
吸着させて平面精度を向上させることは、かえってウエ
ハ2に歪を生じさせることになる。
【0007】以上のような真空吸着装置でマスク200
を保持する場合、上記の吸着板1を用いて、吸着面5に
メンブレン202の周囲のSiウエハの部分を真空吸着
させる。このSiウエハは吸着面5に倣うように吸着す
るので、平面矯正により変形させられることになる。メ
ンブレン202は極めて薄いので、Siウエハの変形に
より、メンブレン202に歪が生じる。この結果、メン
ブレン202の歪による回路パタンの位置,寸法に誤差
を生じ、正確な値が得られないという問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、マスク2
00の回路パタンの位置や寸法を測定し、マスク200
の精度評価をする場合、このような吸着板1を用いる
と、試料保持による歪で、回路パタンの位置変動や寸法
変化を生じ、マスク200上の回路パタンを正確に測定
できないという欠点があった。特に、サブミクロンオー
ダの回路パタンでは、吸着による歪は無視することがで
きない重要な問題点となっていた。また、マスク200
の回路パタンの位置や寸法測定の結果に信頼性が得られ
ないため、高精度な位置、寸法精度が要求される転写パ
タンは、原画201との精度比較が困難であるという問
題があった。
【0009】本発明は以上の点に鑑み、このような課題
を解決するためになされたもので、その目的は、ウエハ
等の吸着物を変形させずに保持することのできる真空吸
着装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明の真空吸着装置は、基体の面上に、真空吸引口
をもつ微小先端部にウエハ等の吸着物に比べて極めて薄
い真空封止部材を固着した真空固定部を3個有し、これ
ら3個の真空固定部にて吸着物を保持するようにしたも
のである。また、本発明の別の発明は、上記の真空吸着
装置において、真空吸引口をもつ真空封止部材を固着し
た微小先端部よりわずかに低い台座を真空固定部の周り
に設けたものである。また、本発明のさらに別の発明
は、上記の真空吸着装置において、真空吸引口の上に載
せた吸着物の側方に宛てがい吸着物の位置を定める位置
決め用部品を設けたものである。
【0011】
【作用】本発明においては、ウエハ等の吸着物を各真空
固定部の微小先端部分に支えて3点で保持できるので、
その吸着物を変形させずに保持することができる。しか
も、吸着物を保持する各々の真空固定部の吸引口の周面
にポリイミド膜等の真空封止部材を設けているので、そ
の真空封止作用により吸着力が増大するとともに、その
吸着によって横方向の力に対する拘束力が生じるため、
ウエハ等の吸着物の保持を強固にすることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。本発明の実施例である吸着装置の平面
図を図1に、部分断面図を図2に示す。これらの図にお
いて、吸着装置のベースとなる平板10上には、真空吸
引のため微小口をもつ肉厚の薄い円環11を3個設置す
る。3つの微小吸引口をもつ円環11は、保持しようと
するウエハ20の外形寸法内に収まる正三角形の頂点の
位置に配置する。そして、微小吸引口をもつ円環11の
高さは3つとも同じで、ベースの平板10の表面よりわ
ずかに高くする。本実施例における3個の微小吸引口を
もつ円環11は正三角形の頂点の位置に限らず、自由に
配置してよい。また、吸引口の形状も円以外の楕円や矩
形でもよい。
【0013】このような微小吸引口をもつ円環11はそ
の縁12が吸着面となる。またこの円環11の縁12に
は、円環11の外形より大きな真空封止部材のポリミイ
ド膜13を貼る。このポリミイド膜13は、剥がれてい
る所や接着むらなどがないようにしっかりと円環11の
縁12に固着する。本例では、真空封止部材にポリミイ
ド膜13を用いたが、真空封止部材はポリミイド膜13
に限らず、吸着物に対し、厚さが極めて薄く、軟質で弾
性的性質を有するものであれば、どのような材料でもよ
い。微小吸引口をもつ円環11の内側の微小穴は、真空
排気用の排気穴14となるため、ポリミイド膜13で塞
がない。
【0014】また、ベースの平板10内部には排気用の
経路15を形成して排気穴14と連通させ、そのベース
の平板10には排気口16を設ける。この排気口16の
位置は装置構成により決まり、平板10の側面,あるい
は下面に設けてもよい。ここでは、平板10の下面に設
けた。排気口16は、排気管を介して真空ポンプと接続
する。ここでは、排気管と真空ポンプは図示していな
い。
【0015】ウエハ20は、ポリイミド膜13を貼った
3つの微小吸引口をもつ円環11上に載せる。この時、
ウエハ20は各円環11の3点だけで支える。ウエハ2
0を3つの円環11上に載せたとき、ウエハ20を一定
の位置に置くために、ウエハ20の側面を平板10上の
位置決めピン40に当てる。本例では、位置決めピン4
0は、ウエハ20のオリエンテーションフラットの位置
に2本、オリエンテーションフラットに平行な方向を規
制する位置に1本、合計3本配置した。位置決めピン4
0は、ウエハ20を一定の位置で保持できれば、本数,
配置位置に制限はない。また位置決めピン40の高さ
は、本例ではウエハ上面から飛び出さない高さにした。
位置決めピン40は、装置構成上、許される範囲の高さ
にしてもよいことは言うまでもない。
【0016】一方、微小吸引口をもつ円環11の周りに
はその円環11の高さよりも低い、平板10の表面より
高い台座50を設ける。ウエハ20をポリミイド膜13
を貼った微小吸引口をもつ円環11の上に載せたとき、
ウエハ20と台座50との間にポリミイド膜13が入
り、自由に動くだけの隙間を設ける。台座50は、ポリ
ミイド膜13の外形より大きくする。台座50は、ウエ
ハ20を吸着していないときにポリミイド膜13を支
え、ポリミイド膜13の垂れ下がりを抑える。真空吸引
時には、ポリミイド膜13が容易に浮き上がるようにす
る。
【0017】ここで、円環11が平板10の表面よりわ
ずかに高く、ポリミイド膜13が真空吸引時に容易に浮
き上がることができるように装置構成ができ、ポリミイ
ド膜13が損傷しないように保護できれば、台座50は
設ける必要はない。真空ポンプ(ここでは、図示しな
い)を作動させて、真空排気をすると、ウエハ20は微
小吸引口をもつ円環11の縁12に真空吸着する。
【0018】ポリミイド膜13の吸着の原理は、次の通
りである。図3及び図4の部分断面の拡大図に示すよう
に、3つの微小吸引口をもつ円環11上にウエハ20を
載せた状態で、真空ポンプを作動して、排気管を通して
排気口16から排気すれば、排気口16から空気が吸引
され、空気がウエハ20の裏面と微小吸引口をもつ円環
11の縁12に貼られたポリイミド膜13との隙間を流
れるため、この隙間の圧力が減少し、ポリイミド膜13
が大気圧によって下方から押されて弾性変形し、ウエハ
20の裏面に吸着する。このため、ポリミイド膜13の
内側、すなわち、微小吸引口をもつ円環11内が真空と
なり、ウエハ20は大気圧によって、微小吸引口をもつ
円環11の縁12に押し付けられる。
【0019】一方、ウエハ20を外すときは真空排気を
止め、排気穴14を大気圧にする。これにより、ポリミ
イド膜13は自動的に弾性復帰するので、容易にウエハ
を外すことができる。排気穴14の口径は小さいので、
真空度は低く、ウエハを吸引する力は弱い。しかし、排
気穴14の周りのポリミイド膜13の真空封止作用によ
り吸着力が増大する。
【0020】さらに、ポリイミド膜13の吸着によって
横方向の拘束力が生じ、ウエハ20の横方向の保持を強
固にする。このウエハ20の保持において、ウエハ20
を支えているのは3つの微小吸引口をもつ円環11だけ
である。微小吸引口をもつ円環11は肉厚が薄く、吸着
面となる縁12の面積は小さい。したがって、ウエハ2
0との接触面積は小さい。その上、真空吸引力が弱いの
で、微小吸引口をもつ円環11では、真空吸着によって
ウエハ20は変形しない。微小吸引口をもつ円環11と
ポリミイド膜13の他にウエハ20に接触しているもの
はない。したがって、ウエハ20を変形させる要因はウ
エハ20の自重だけである。
【0021】また、微小吸引口をもつ円環11の縁12
は細く、面積が小さいので、その縁12上にゴミが滞留
する確率が小さい。一方、図5に示すように、ポリミイ
ド膜13上に滞留したゴミ30は、ポリミイド膜13が
柔らかいので、吸着時には、ポリイミド膜13に包ま
れ、ウエハ20を変形させることはない。このように、
ゴミ30がウエハ20の表面形状に及ぼす影響を小さく
することができるため、安定した高精度な平面を得るこ
とができる。
【0022】図6及び図7に、本実施例の吸着装置を用
いて、4インチウエハの真空吸着前後の平面度を干渉計
により測定した結果を示す。図6は真空吸着前、図7が
真空吸着後である。真空吸着前後において、ウエハ20
表面の干渉縞の模様に変化は認められない。このことか
ら、真空吸着によってウエハ20は変形していないこと
が分かる。これにより、本実施例の吸着装置をX線露光
に用いるマスクに適用しても、半導体素子の回路パタン
の原画を有する極めて薄いメンブレンに歪を与えずに保
持することができる。このため、メンブレン上の回路パ
タンの原画の正確な位置,寸法計測ができる。
【0023】次に、本実施例の吸着装置を光波干渉測長
機(ニコン製:Laser XY-31 )の試料移動機構のテーブ
ル上に取り付け、ウエハ20上に転写したパタンを対象
に、位置の再現性を測定した。測定は、4インチウエハ
に6mmピッチで2次元配列した25点の十文字マーク
の位置を計測した。測定は、この計測を20回繰り返し
行った。その測定の結果を図8に示す。パタン位置の再
現性は、X方向が3σで±0.012μm、Y方向が3
σで±0.010μmと高精度な値が得られた。ウエハ
20は、測定中にテーブルが2次元方向に移動しても動
かず、吸着装置に確実に保持されている。このため、半
導体素子の回路パタンの正確で安定した位置,寸法計測
ができる。
【0024】このように、円環11の微小吸引口、すな
わち、排気穴14の口径は非常に小さいので、真空度は
低く、ウエハ20を吸引する力は弱いが、排気穴14の
周りにポリミイド膜13を設けたことによって、(i) ポ
リイミド膜13の真空封止作用により吸着力が増大す
る、(ii)ポリイミド膜13の吸着によって横方向の力に
対する拘束力が生じるためウエハ20の保持を強固にす
ることができる。上記の測定結果は、ポリイミイド膜1
3が有効に作用していることを示す。
【0025】以上の結果により、本実施例の吸着装置で
は、真空吸着によってウエハ20は変形をしない。すな
わちウエハの平面性状を自然のまま、つまり加工仕上げ
面の状態で、ウエハを変形させずに保持することができ
る。また、試料移動機構のテーブル移動に伴う加減速
時、定速移動時の慣性力によって、ウエハ20が位置変
動や吸着装置からの脱落を起こさずに、ウエハ20を確
実に保持している。特に、微小口径の排気穴14である
ための低真空吸引力をカバーするポリイミド膜13の補
強効果が顕著である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明の真空吸着装
置は、ウエハ等の吸着物を3個の真空固定部の微小先端
部分に支えて3点で真空吸着することにより、吸着物を
変形させずに保持することができる。また、吸着物を保
持する各真空固定部の吸引口の周面にポリイミド膜等の
真空封止部材を設けているので、その真空封止作用によ
り吸着力が増大するとともに、その吸着によって横方向
の力に対する拘束力が生じるため、ウエハ等の吸着物の
保持を強固にすることができる。さらに、微小吸引口を
もつ円環などの真空固定部でウエハ等の吸着物を支える
構成であるため、構造が単純であり、装置構成が簡単に
できる等の効果がある。
【0027】また、本発明の別の発明は、上記の真空吸
着装置において、ウエハ等の吸着物保持位置を一定にさ
せる位置決め部品をその吸着物の側面に当てることによ
り、吸着物保持に、より一層の安定性と確実性が得られ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の真空吸着装置の平面図であ
る。
【図2】(a)は図1のX−O−Y線断面を示す部分断面
図で、(b)は同(b) のA部の拡大図である。
【図3】本実施例のポリミイド膜の吸着原理を説明する
部分断面の拡大図である。
【図4】本実施例のポリミイド膜の吸着原理を説明する
部分断面の拡大図である。
【図5】本実施例のポリミイド膜の効果を説明する部分
断面の拡大図である。
【図6】本実施例の吸着装置を用いた実験結果で、真空
吸着前の平面度を示すウエハ表面の干渉縞の図である。
【図7】本実施例の吸着装置を用いた実験結果で、真空
吸着後の平面度を示すウエハ表面の干渉縞の図である。
【図8】本実施例の吸着装置を光波干渉測長機の試料移
動機構に取り付けて、パタン位置の再現性を測定した結
果を示す図である。
【図9】従来の真空吸着装置の平面図である。
【図10】従来の真空吸着装置の断面図である。
【符号の説明】
10 平板 11 微小吸引口をもつ円環(真空固定部) 12 微小吸引口をもつ円環の縁 13 ポリミイド膜(真空封止部材) 14 排気穴 15 排気用の経路 16 排気口 20 ウエハ 30 ゴミ 40 位置決めピン 50 台座

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体の面上に、真空吸引口をもつ微小先
    端部にウエハなどの吸着物に比べて極めて薄い真空封止
    部材を固着した真空固定部を3個有し、この3個の真空
    固定部にて前記吸着物を保持するようにしたことを特徴
    とする真空吸着装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の真空吸着装置において、真空
    吸引口をもつ真空封止部材を固着した微小先端部よりわ
    ずかに低い台座を真空固定部の周りに設けたことを特徴
    とする真空吸着装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の真空吸着装置において、真空
    吸引口の上に載せた吸着物の側方に宛てがい吸着物の位
    置を定める部品を設けたことを特徴とする真空吸着装
    置。
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