JPH01214042A - 基板の吸着装置 - Google Patents
基板の吸着装置Info
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- JPH01214042A JPH01214042A JP63039206A JP3920688A JPH01214042A JP H01214042 A JPH01214042 A JP H01214042A JP 63039206 A JP63039206 A JP 63039206A JP 3920688 A JP3920688 A JP 3920688A JP H01214042 A JPH01214042 A JP H01214042A
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Landscapes
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は半導体素子や液晶素子等を製造するための半導
体ウェハ、もしくはガラスプレート等の基板を平坦に吸
着固定する装置に関し、特に基板の自動骨は渡し機構と
組み合わせるのに好適な吸着装置に関する。
体ウェハ、もしくはガラスプレート等の基板を平坦に吸
着固定する装置に関し、特に基板の自動骨は渡し機構と
組み合わせるのに好適な吸着装置に関する。
従来より投影型露光装置、X線露光装置、半導体ウェハ
検査装置、レーザリペア装置等では、加工又は検査すべ
きウェハ等の基板を平坦に保持するために、真空吸着ホ
ルダーが使われている。
検査装置、レーザリペア装置等では、加工又は検査すべ
きウェハ等の基板を平坦に保持するために、真空吸着ホ
ルダーが使われている。
第4図(A)、(B)は従来の吸着ホルダーの代表的な
構造を示す平面図と部分断面図である。
構造を示す平面図と部分断面図である。
第4図(A)、(B)において、リニアガイド1に沿っ
て矢印E方向に直線移動するスライダー2には、2本の
フォーク部3a、3bが設けられ、水平面内で一次元的
にウェハを搬送する。
て矢印E方向に直線移動するスライダー2には、2本の
フォーク部3a、3bが設けられ、水平面内で一次元的
にウェハを搬送する。
フォーク部3a、3bの上面にはウェハを載置して固定
する吸着孔4a、4bが形成される。2次元に移動する
ウェハステージSTは予めローディング位置(第4図(
A)の位置)に位置決めされる。フォーク部3a、3b
上のウェハはステージSTの上に設けられたウェハホル
ダーWHの真上の位置まで運ばれる。
する吸着孔4a、4bが形成される。2次元に移動する
ウェハステージSTは予めローディング位置(第4図(
A)の位置)に位置決めされる。フォーク部3a、3b
上のウェハはステージSTの上に設けられたウェハホル
ダーWHの真上の位置まで運ばれる。
ウェハホルダーWHの載置面5には細い溝6が環状に複
数本形成され、この細い溝6はウェハ裏面を吸着するた
めに真空源によって減圧される。
数本形成され、この細い溝6はウェハ裏面を吸着するた
めに真空源によって減圧される。
さらにウェハホルダーWHの蔵置面5の中央部には、セ
ンターアンプ部7が上下動可能に設けられている。さて
、フォーク部3a、3bが所定の位置にくると、第4図
(B)に示すようにセンターアップ部7が載置面5、及
びフォーク部3a、3bよりも上方に移動し、ウェハW
を受は取る。
ンターアンプ部7が上下動可能に設けられている。さて
、フォーク部3a、3bが所定の位置にくると、第4図
(B)に示すようにセンターアップ部7が載置面5、及
びフォーク部3a、3bよりも上方に移動し、ウェハW
を受は取る。
この状態でセンターアンプ部7はウェハWの裏面を真空
吸着し、フォーク部3a、3bは再び第4図(A)の位
置まで戻る。そして最後にセンターア・7プ部7を載置
面5よりも下方に移動させ、ウェハWをホルダーWHの
載置面5に受は渡し、満6を減圧してウェハWを吸着固
定する。これによってウェハWは載置面5の平面度にな
らって平坦化矯正される。また載置面5上のウェハWを
取り出すときは、全く逆のシーケンスが行なわれる。
吸着し、フォーク部3a、3bは再び第4図(A)の位
置まで戻る。そして最後にセンターア・7プ部7を載置
面5よりも下方に移動させ、ウェハWをホルダーWHの
載置面5に受は渡し、満6を減圧してウェハWを吸着固
定する。これによってウェハWは載置面5の平面度にな
らって平坦化矯正される。また載置面5上のウェハWを
取り出すときは、全く逆のシーケンスが行なわれる。
ただし搬出専用に別のフォーク部を設け、搬入方向(矢
印E方向)と異なる方向ヘラ二ハWを送り出してもよい
。
印E方向)と異なる方向ヘラ二ハWを送り出してもよい
。
上記従来のウェハホルダーでは、ウェハWを安定に、か
つ正確に受は渡しさせるために、センターアップ部7の
ウェハ載置面は比較的大きな面積を必要とした。このた
めウェハホルダーの中心部には比較的大きな貫通穴が設
けられる。このことはウェハホルダーWHO載置面5の
中央部、すなわちウェハ中心部に真空吸着による矯正力
が作用しないことを意味する。近年、ウェハの大口径化
がすすみ、各種プロセスの影響で、数十ミクロン、ある
いは数百ミクロンのオーダでウェハがそったり、歪んだ
りしてくることによる悪影響が問題となってきた。この
ように変形の激しいウェハは、ウェハホルダーへの吸着
力を大きくしないと、平坦化矯正が不十分なまま加工(
露光、レーザリペア等)されてしまう、ところが従来の
ものでは、ウェハ中央部にまったく吸着力が働いていな
いために、ウェハの中央が載置面5から盛り上がり、ウ
ェハ周辺部から1〜31程度の部分が載置面5に密着し
、さらにウェハ周辺では載置面5から浮き上がったよう
な状態で吸着固定されてしまう、現在の投影型露光装置
(ステッパー)の投影レンズの焦点深度はたかだか±1
μm程度のレンジしかなく、平坦化矯正が不十分なまま
だと、レチクル(マスク)パターンの投影像面(最良結
像面)とウェハ上の1つのショット領域内の面とが相対
的に大きく傾<こととなり、半導体素子等の製造に大き
な障害となってしまう。
つ正確に受は渡しさせるために、センターアップ部7の
ウェハ載置面は比較的大きな面積を必要とした。このた
めウェハホルダーの中心部には比較的大きな貫通穴が設
けられる。このことはウェハホルダーWHO載置面5の
中央部、すなわちウェハ中心部に真空吸着による矯正力
が作用しないことを意味する。近年、ウェハの大口径化
がすすみ、各種プロセスの影響で、数十ミクロン、ある
いは数百ミクロンのオーダでウェハがそったり、歪んだ
りしてくることによる悪影響が問題となってきた。この
ように変形の激しいウェハは、ウェハホルダーへの吸着
力を大きくしないと、平坦化矯正が不十分なまま加工(
露光、レーザリペア等)されてしまう、ところが従来の
ものでは、ウェハ中央部にまったく吸着力が働いていな
いために、ウェハの中央が載置面5から盛り上がり、ウ
ェハ周辺部から1〜31程度の部分が載置面5に密着し
、さらにウェハ周辺では載置面5から浮き上がったよう
な状態で吸着固定されてしまう、現在の投影型露光装置
(ステッパー)の投影レンズの焦点深度はたかだか±1
μm程度のレンジしかなく、平坦化矯正が不十分なまま
だと、レチクル(マスク)パターンの投影像面(最良結
像面)とウェハ上の1つのショット領域内の面とが相対
的に大きく傾<こととなり、半導体素子等の製造に大き
な障害となってしまう。
そこで本発明では、従来のようにウェハ等の基板の自動
搬送の際の安定性と確実性を維持したまま、基板全面で
ほぼ均一な平坦化矯正力の得られる吸着装置を提供する
ことを目的とする。
搬送の際の安定性と確実性を維持したまま、基板全面で
ほぼ均一な平坦化矯正力の得られる吸着装置を提供する
ことを目的とする。
C問題点を解決する為の手段〕
上記問題点を解決する為に、本発明ではウェハホルダー
等の載置台のほぼ中央付近に複数の小さな貫通穴を互い
に所定量だけ離して設け、この貫通穴の夫々に貫入して
基板の受は渡しを行なう複数の支持部材を、従来のセン
ターアップ部と同等の機能として設けるようにした。さ
らに実施例で説明するように、支持部材を3本にし、こ
れら3本で囲まれた載置面の領域にも真空吸着及び平坦
化矯正のために必要な局在化された複数の凸部を形成す
るようにした。
等の載置台のほぼ中央付近に複数の小さな貫通穴を互い
に所定量だけ離して設け、この貫通穴の夫々に貫入して
基板の受は渡しを行なう複数の支持部材を、従来のセン
ターアップ部と同等の機能として設けるようにした。さ
らに実施例で説明するように、支持部材を3本にし、こ
れら3本で囲まれた載置面の領域にも真空吸着及び平坦
化矯正のために必要な局在化された複数の凸部を形成す
るようにした。
本発明によれば、複数の支持部材が通る貫通穴が互いに
離れているため、その間の領域に真空吸着力を発生させ
る凸部(凹部)を形成できるため、全面に渡って均一な
平坦化が可能となる。
離れているため、その間の領域に真空吸着力を発生させ
る凸部(凹部)を形成できるため、全面に渡って均一な
平坦化が可能となる。
第1図(A)、(B)は本発明の実施例による吸着装置
の平面図と部分断面図であり、第1図(B)は第1図(
A)の1−B矢視断面である。
の平面図と部分断面図であり、第1図(B)は第1図(
A)の1−B矢視断面である。
第1図(A)に示すようにウェハホルダーWHは金属の
円盤であり、その上面にはウェハWの平面形状に合わせ
て、円周部5aと直線的なフラット部5bとを有する載
置面5が形成されている。載置面5の中心(ウェハ中心
)Olをセンターとする直径りの円CC上にほぼ3等分
された位置の夫々には、直径Rの貫通穴10a、10b
、10Cが設けられている。ここで載置面5の円周部5
aの直径をDとすると、直径りはDよりも十分小さく定
められ、かつL≧2Rとなるように定められている。さ
らに中心0.をセンサーとする直径(L+R)の円は、
第4図に示した2本のフォーク部3 a −、3bの間
隔よりも小さくなるように定められる。また各貫通穴1
0 a、 l Ob、 10 cの周辺にはウェハ
Wの裏面と接触する環状のリム(微小凸部)lla、、
llb、llcが形成され、リムlla、llb、ll
cの上面は載置面5の円周部5a及びフラット部5bの
外側の上面と精密に同一面(基準面)になるように作ら
れている。
円盤であり、その上面にはウェハWの平面形状に合わせ
て、円周部5aと直線的なフラット部5bとを有する載
置面5が形成されている。載置面5の中心(ウェハ中心
)Olをセンターとする直径りの円CC上にほぼ3等分
された位置の夫々には、直径Rの貫通穴10a、10b
、10Cが設けられている。ここで載置面5の円周部5
aの直径をDとすると、直径りはDよりも十分小さく定
められ、かつL≧2Rとなるように定められている。さ
らに中心0.をセンサーとする直径(L+R)の円は、
第4図に示した2本のフォーク部3 a −、3bの間
隔よりも小さくなるように定められる。また各貫通穴1
0 a、 l Ob、 10 cの周辺にはウェハ
Wの裏面と接触する環状のリム(微小凸部)lla、、
llb、llcが形成され、リムlla、llb、ll
cの上面は載置面5の円周部5a及びフラット部5bの
外側の上面と精密に同一面(基準面)になるように作ら
れている。
従って[1面5の直径りをウェハWの外形(国際規格に
より統一されている)よりもわずかに(2〜3m程度)
に小さなものにしておくと、載置面5、すなわちリムl
la、llb、llcの各々の外側で、かつ円周部5a
、フラット部5bで囲まれた円側の領域の全てが、ウェ
ハWによっておおわれることになる。そこで載置面5内
の任意の位置に、1つもしくは複数の真空吸着孔(第1
図(A)では4ケ所)12a、12b、12c、12d
を設けると、ウェハWの裏面は載置面5に吸着固定され
る。
より統一されている)よりもわずかに(2〜3m程度)
に小さなものにしておくと、載置面5、すなわちリムl
la、llb、llcの各々の外側で、かつ円周部5a
、フラット部5bで囲まれた円側の領域の全てが、ウェ
ハWによっておおわれることになる。そこで載置面5内
の任意の位置に、1つもしくは複数の真空吸着孔(第1
図(A)では4ケ所)12a、12b、12c、12d
を設けると、ウェハWの裏面は載置面5に吸着固定され
る。
さて、3つの貫通穴10a、10b、10cの各々には
、第1図(B)で示すように、3本の支持部材14a、
14b、14cを貫入させ、上下動機構16によって一
体に上下動するような構成にする。上下動機構16は駆
動源18によってシーケンスに応じて適宜駆動される。
、第1図(B)で示すように、3本の支持部材14a、
14b、14cを貫入させ、上下動機構16によって一
体に上下動するような構成にする。上下動機構16は駆
動源18によってシーケンスに応じて適宜駆動される。
支持部材14a、14b、14cは本実施例では円柱状
であり、その上端面は同一面になるように構成され、各
上端面には、図のようにウェハWを保持する際に、排気
パイプ21、吸気路20を介して真空吸着する吸着孔が
設けられている。この3本の支持部材14a、14b、
14cの上端面は、ウェハWの自動受は渡しの際は、第
4図(B)に示したセンターアップ部7と同様に載置面
5から一定量上方に持ち上げられ、ウェハWを載置面5
に吸着する際は支持部材14a、14b、14cの各上
端面が載置面5(正確にはリム11a、llb、llc
の上面)よりも下方に沈み込むまで降下される。
であり、その上端面は同一面になるように構成され、各
上端面には、図のようにウェハWを保持する際に、排気
パイプ21、吸気路20を介して真空吸着する吸着孔が
設けられている。この3本の支持部材14a、14b、
14cの上端面は、ウェハWの自動受は渡しの際は、第
4図(B)に示したセンターアップ部7と同様に載置面
5から一定量上方に持ち上げられ、ウェハWを載置面5
に吸着する際は支持部材14a、14b、14cの各上
端面が載置面5(正確にはリム11a、llb、llc
の上面)よりも下方に沈み込むまで降下される。
尚、吸気孔12a、12b、12c、12dの各々はパ
イプ23を介して共通の給排気源につながれる。これは
、ウェハWを吸着した後、パイプ23の真空源(排気源
)との連通を遮断しても、ウェハWの裏面空隙はただち
に大気にリークされることがないため、吸気孔12a、
F2b、12C112dから一時的に陽圧の空気をウェ
ハ裏面へ供給することでウェハWの!!載置面からの取
りはずしを容易、かつ迅速にするためである。
イプ23を介して共通の給排気源につながれる。これは
、ウェハWを吸着した後、パイプ23の真空源(排気源
)との連通を遮断しても、ウェハWの裏面空隙はただち
に大気にリークされることがないため、吸気孔12a、
F2b、12C112dから一時的に陽圧の空気をウェ
ハ裏面へ供給することでウェハWの!!載置面からの取
りはずしを容易、かつ迅速にするためである。
ところで、第1図(A)、(B)に示した載1面5の全
面には例えば第2図(A)、(B)に示すような微小凸
部50がほぼ一定の間隔で多数形成されている。第2図
(A)は第1図(A)で示したリムllaと中心0.と
を含む一部分の平面形状を表わし、第2図CB)はリム
llaを含む一部分の断面形状を表わす、微小凸部50
は中心0、をセンターとするほぼ一定間隔毎の同心円上
に位置するように配列され、その同心円の周方向の長さ
と、径方向の幅は、ともに加工上の安定性が維持される
範囲でな(べく小さ(なるように定められる。第2図C
B)に示すように各微小凸部50の上面はリムlla
(llb、llc及び円周部5a、フラット部5b)の
上面と同一の基準面RFに一致するように形成されてい
る。基準平面RFに対する面精度は、装置の仕様によっ
て異なるが、最もきびしいものでは全面で±ll1m以
内というものもある。また微小凸部50の上面の中心0
.を通る径方向の幅P、と凸部に挟まれた凹部の幅P8
との比(P、/P、)は極端に大きくならなければよい
、−例として通常の6インチ程度のウェハに対してはP
、−0,5〜2■、P、−1〜6!IIの範囲で良好な
平坦化矯正が行なわれた。
面には例えば第2図(A)、(B)に示すような微小凸
部50がほぼ一定の間隔で多数形成されている。第2図
(A)は第1図(A)で示したリムllaと中心0.と
を含む一部分の平面形状を表わし、第2図CB)はリム
llaを含む一部分の断面形状を表わす、微小凸部50
は中心0、をセンターとするほぼ一定間隔毎の同心円上
に位置するように配列され、その同心円の周方向の長さ
と、径方向の幅は、ともに加工上の安定性が維持される
範囲でな(べく小さ(なるように定められる。第2図C
B)に示すように各微小凸部50の上面はリムlla
(llb、llc及び円周部5a、フラット部5b)の
上面と同一の基準面RFに一致するように形成されてい
る。基準平面RFに対する面精度は、装置の仕様によっ
て異なるが、最もきびしいものでは全面で±ll1m以
内というものもある。また微小凸部50の上面の中心0
.を通る径方向の幅P、と凸部に挟まれた凹部の幅P8
との比(P、/P、)は極端に大きくならなければよい
、−例として通常の6インチ程度のウェハに対してはP
、−0,5〜2■、P、−1〜6!IIの範囲で良好な
平坦化矯正が行なわれた。
また微小凸部50は周方向についても細かく分断された
状態で形成されるが、例えば1/4円周分、あるいは1
/3円周分だけ連続した円弧状とし、同一径の円弧と円
弧の接続部は通気のために凹部にしておいてもよい。
状態で形成されるが、例えば1/4円周分、あるいは1
/3円周分だけ連続した円弧状とし、同一径の円弧と円
弧の接続部は通気のために凹部にしておいてもよい。
以上のように微小凸部によってウェハWの裏面を支持す
るのは、ウェハWと凸部(基準面RF)との間に異物が
挟み込まれる確率を著しく小さくするためである。すな
わち載置面5の全面積に対して、ウェハ裏面と接触する
凸部(基準面RF)の総面積を数%〜十数%に低下させ
るためである。
るのは、ウェハWと凸部(基準面RF)との間に異物が
挟み込まれる確率を著しく小さくするためである。すな
わち載置面5の全面積に対して、ウェハ裏面と接触する
凸部(基準面RF)の総面積を数%〜十数%に低下させ
るためである。
この第2図(A)からも明らかなように、貫通穴10a
、fob、10cに囲まれた中心領域においても複数の
微小凸部50が形成されるため、その中心領域でも十分
な吸着力が得られる。また凸部50の周囲の凹部は、本
実施例の場合、載置面5の全面のどこにおいても連通し
ているため、吸気孔12a、12b、12c、12dは
、例えば中心O1の1ケ所だけにしても吸着が可能であ
第3図は微小凸部の変形例であり、小さな矩形の凸部5
2をx、y方向に一定ピッチでマトリックス状に形成し
たものである。この場合も、凸部52の上面の寸法範囲
0.5〜2 wm、凸部52と52の間の凹部の寸法範
囲を1〜6mとして、任意の組み合わせが可能である。
、fob、10cに囲まれた中心領域においても複数の
微小凸部50が形成されるため、その中心領域でも十分
な吸着力が得られる。また凸部50の周囲の凹部は、本
実施例の場合、載置面5の全面のどこにおいても連通し
ているため、吸気孔12a、12b、12c、12dは
、例えば中心O1の1ケ所だけにしても吸着が可能であ
第3図は微小凸部の変形例であり、小さな矩形の凸部5
2をx、y方向に一定ピッチでマトリックス状に形成し
たものである。この場合も、凸部52の上面の寸法範囲
0.5〜2 wm、凸部52と52の間の凹部の寸法範
囲を1〜6mとして、任意の組み合わせが可能である。
ところで第4図(A)、(B)で示したステージSTが
ステッパー(投影型露光装置、X線露光装置等)のステ
ッピングステージの場合、ステージSTは転写すべき回
路パターンの寸法(ショットサイズ)に応じて一定ピッ
チずつx、y方向にステッピングしていく、投影レンズ
を用いたステッパーでは、1回のステッピングによって
露光できる最大領域は、115縮小投影レンズの場合、
通常は15mX 15m (21φ)の大きさである。
ステッパー(投影型露光装置、X線露光装置等)のステ
ッピングステージの場合、ステージSTは転写すべき回
路パターンの寸法(ショットサイズ)に応じて一定ピッ
チずつx、y方向にステッピングしていく、投影レンズ
を用いたステッパーでは、1回のステッピングによって
露光できる最大領域は、115縮小投影レンズの場合、
通常は15mX 15m (21φ)の大きさである。
X線露光ではプロキシミティ一方式を採用するため光学
系による転写領域の制限はないものの、実用上の観点か
ら20■X20閣程度に定められている。
系による転写領域の制限はないものの、実用上の観点か
ら20■X20閣程度に定められている。
このためウェハW上の各ショットの配列によっては、あ
る特定のシップHH域の直下に貫通穴10 a、 10
b−、l Ocのいずれか1つが位置することも起り
得る。この場合、その特定のショット領域の全面に対し
ては貫通穴によって吸着力が作用しないことになり、最
悪の場合はそのショット領域が解像不良を起してしまう
、そこで貫通穴10a、10b、10cの径寸法R(又
は面積)は、転写すべきシリッH1域の寸法(又は面積
)よりも小さくなるように、好ましくはショット領域(
矩形)の対角線の長さの2/3以下になるように定める
とよい。
る特定のシップHH域の直下に貫通穴10 a、 10
b−、l Ocのいずれか1つが位置することも起り
得る。この場合、その特定のショット領域の全面に対し
ては貫通穴によって吸着力が作用しないことになり、最
悪の場合はそのショット領域が解像不良を起してしまう
、そこで貫通穴10a、10b、10cの径寸法R(又
は面積)は、転写すべきシリッH1域の寸法(又は面積
)よりも小さくなるように、好ましくはショット領域(
矩形)の対角線の長さの2/3以下になるように定める
とよい。
また3ケ所の貫通穴10a、fob、locで囲まれた
内側の領域は、その他の領域と同等の吸着力が得られる
ことが望ましい。ところが貫通穴10a、10b、10
cの夫々を中心01に近づけすぎると、中心部領域での
凸部50.52の数、すなわち凹部の面積が少なくなっ
てくるため、必然的に吸着力が低下する。このため、か
ならずL≧2Rの条件を満たすようにする。さらに3つ
の貫通穴10 a、 10 b、 l Ocに内接す
る円、又は直径りの円CCを考えたとき、この円の最小
径は1つのショット領域を概ね含む程度の大きさに定め
ておくとよい。
内側の領域は、その他の領域と同等の吸着力が得られる
ことが望ましい。ところが貫通穴10a、10b、10
cの夫々を中心01に近づけすぎると、中心部領域での
凸部50.52の数、すなわち凹部の面積が少なくなっ
てくるため、必然的に吸着力が低下する。このため、か
ならずL≧2Rの条件を満たすようにする。さらに3つ
の貫通穴10 a、 10 b、 l Ocに内接す
る円、又は直径りの円CCを考えたとき、この円の最小
径は1つのショット領域を概ね含む程度の大きさに定め
ておくとよい。
以上のようにウェハ上のシゴッDI域毎にステップアン
ドリピート方式で露光する場合に、貫通穴の径31円C
Cの径り等の関係をショット領域の寸法を考慮して最適
的に決めることで、各ショット領域の夫々を最良の解像
条件で露光することができる。
ドリピート方式で露光する場合に、貫通穴の径31円C
Cの径り等の関係をショット領域の寸法を考慮して最適
的に決めることで、各ショット領域の夫々を最良の解像
条件で露光することができる。
さらに本実施例の構成によって、ウェハ吸着時のウェハ
フラットネスは最良に矯正されるため、例えウェハ個有
の厚みムラ、テーパ等のために、ウェハホルダーWHを
レベリング(傾斜)させるとしても、その量が少なくな
り、レベリング動作によるスループ7トの低下を極めて
小さく押えることができる。
フラットネスは最良に矯正されるため、例えウェハ個有
の厚みムラ、テーパ等のために、ウェハホルダーWHを
レベリング(傾斜)させるとしても、その量が少なくな
り、レベリング動作によるスループ7トの低下を極めて
小さく押えることができる。
また本実施例では、ウェハの平坦化矯正を例示したが、
液晶表示素子(テレビ画面)等を作り込む大型のガラス
プレートを吸着する場合も同様に適用できる0本実施例
では支持部材を3本としたが、ウェハ裏面との接触面が
細長い矩形状をした上面を有する板状の支持部材の2本
を、互いに平行に一定間隔だけ離して設けてもよい、こ
の場合、載置面5上には2本の支持部材が貫入するスリ
ット状の貫通穴が2つ形成される。
液晶表示素子(テレビ画面)等を作り込む大型のガラス
プレートを吸着する場合も同様に適用できる0本実施例
では支持部材を3本としたが、ウェハ裏面との接触面が
細長い矩形状をした上面を有する板状の支持部材の2本
を、互いに平行に一定間隔だけ離して設けてもよい、こ
の場合、載置面5上には2本の支持部材が貫入するスリ
ット状の貫通穴が2つ形成される。
さらに支持部材(14a、14b、14C)は載置台と
してのウェハホルダーWHに対して上下動するものとし
たが、装置によってはウェハホルダーWHの方を支持部
材に対して上下動させてもよい。
してのウェハホルダーWHに対して上下動するものとし
たが、装置によってはウェハホルダーWHの方を支持部
材に対して上下動させてもよい。
以上本発明によれば、基板を載置して吸着する実効的な
面積を、従来のものと比較して大きく取れるとともに、
吸着力を発生しない部分が分散されているため、基板の
全面にわたってほぼ均一な平坦化矯正力が得られる。こ
のため平面度の悪いウェハ等を確実に矯正することがで
きる。特に現在、生産現場で使われはじめた8インチ等
の大口径ウェハにおいては、ウェハのそり量も太き(な
るため、本発明の構成を採用することで、確実な平坦化
、安定な受は渡し動作の両方を十分な精度で維持するこ
とができる。
面積を、従来のものと比較して大きく取れるとともに、
吸着力を発生しない部分が分散されているため、基板の
全面にわたってほぼ均一な平坦化矯正力が得られる。こ
のため平面度の悪いウェハ等を確実に矯正することがで
きる。特に現在、生産現場で使われはじめた8インチ等
の大口径ウェハにおいては、ウェハのそり量も太き(な
るため、本発明の構成を採用することで、確実な平坦化
、安定な受は渡し動作の両方を十分な精度で維持するこ
とができる。
第1図<A)は本発明の実施例による吸着装置の裁置台
の構成を示す平面図、第1図(B)は第1図(A)の1
−B矢視断面を示す部分断面図、第2図(A)は載置面
の一部分の構成を示す平面図、第2図(B)は第2図(
A)の一部分の断面構造を示す断面図、第3図はia載
置面構造の他の例を示す平面図、第4図(A)、第4図
(B)は従来の吸着装置の構造を示す平面図と部分断面
図である。 〔主要部分の符号の説明〕 W・・・ウェハ、 WH・・・ウェハホルダー、5・・
・載置面、 7・・・センターアップ部、10a、1
0b、10cm・・貫通穴、14a、14b、 14
c・・・支持部材、16・・・上下動機構、 50.5
2・・・微小凸部、手続補正書く方式) 1.事件の表示 昭和63年 特許願 第39206号 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号名称
(411) 株式会社ニコン4、代理人 住所 畢140東京部品川区西大井1丁目6番3号5、
補正命令の日付
の構成を示す平面図、第1図(B)は第1図(A)の1
−B矢視断面を示す部分断面図、第2図(A)は載置面
の一部分の構成を示す平面図、第2図(B)は第2図(
A)の一部分の断面構造を示す断面図、第3図はia載
置面構造の他の例を示す平面図、第4図(A)、第4図
(B)は従来の吸着装置の構造を示す平面図と部分断面
図である。 〔主要部分の符号の説明〕 W・・・ウェハ、 WH・・・ウェハホルダー、5・・
・載置面、 7・・・センターアップ部、10a、1
0b、10cm・・貫通穴、14a、14b、 14
c・・・支持部材、16・・・上下動機構、 50.5
2・・・微小凸部、手続補正書く方式) 1.事件の表示 昭和63年 特許願 第39206号 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号名称
(411) 株式会社ニコン4、代理人 住所 畢140東京部品川区西大井1丁目6番3号5、
補正命令の日付
Claims (4)
- (1)平坦化矯正すべき基板の外形とほぼ同形の載置面
を有し、該載置面の全面に局在化された凸部をほぼ均等
な分布で形成し、該局在化された凸部の囲りの凹部を減
圧することによって前記基板の裏面を前記複数の凸部の
上面で規定される基準面にならわせて吸着する載置台を
備えた装置であって、前記載置台には前記載置面を貫通
した複数の貫通穴が相互に離間して設けられ、前記載置
面に前記基板の裏面を接触させて載置するとともに、前
記基板の裏面を前記載置面から所定量だけ離すために、
前記複数の貫通穴の夫々に貫入して前記載置台と相対的
に上下動する複数の支持部材と;該複数の支持部材の夫
々の上端面に設けられ、前記基板が前記載置面から離れ
ているとき、前記基板の裏面を吸着する吸気孔とを備え
たことを特徴とする基板の吸着装置。 - (2)前記複数の貫通穴の夫々は、前記載置面のほぼ中
央に設定された直径Lの円上の3ケ所にほぼ等角度間隔
で形成され、前記載置面は円形基板にあわせて直径Dの
ほぼ円形に形成され、前記3ケ所の各貫通穴の径寸法を
Rとしたとき、 D>L≧2R を満し、前記3ケ所の貫通穴で内包された領域及び各貫
通穴の間の領域に前記局在化された凸部の複数が形成さ
れていることを特徴とする請求項(1)記載の装置。 - (3)ステップアンドリピート方式でマスクのパターン
を感応基板の小領域の夫々に順次転写するために、該感
応基板を保持して2次元的にステッピングする可動ステ
ージに前記吸着装置を設ける場合に、前記3ケ所の貫通
穴の夫々の位置する直径Lの円の最小径が前記感応基板
上の転写すべき小領域を含む程度の大きさに定められて
いることを特徴とする請求項(2)記載の装置。 - (4)前記3ケ所の貫通穴の夫々の面積を、前記感応基
板上に1回のステッピング時に転写し得る最大の領域の
面積よりも小さく定めたことを特徴とする請求項(3)
記載の装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63039206A JPH0831513B2 (ja) | 1988-02-22 | 1988-02-22 | 基板の吸着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63039206A JPH0831513B2 (ja) | 1988-02-22 | 1988-02-22 | 基板の吸着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01214042A true JPH01214042A (ja) | 1989-08-28 |
JPH0831513B2 JPH0831513B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=12546661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63039206A Expired - Lifetime JPH0831513B2 (ja) | 1988-02-22 | 1988-02-22 | 基板の吸着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0831513B2 (ja) |
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US10101666B2 (en) | 2007-10-12 | 2018-10-16 | Nikon Corporation | Illumination optical apparatus, exposure apparatus, and device manufacturing method |
-
1988
- 1988-02-22 JP JP63039206A patent/JPH0831513B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0831513B2 (ja) | 1996-03-27 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |