JPH05282644A - 磁気ヘッド及び磁気記録装置 - Google Patents

磁気ヘッド及び磁気記録装置

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JPH05282644A
JPH05282644A JP4076743A JP7674392A JPH05282644A JP H05282644 A JPH05282644 A JP H05282644A JP 4076743 A JP4076743 A JP 4076743A JP 7674392 A JP7674392 A JP 7674392A JP H05282644 A JPH05282644 A JP H05282644A
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JP
Japan
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head
magnetic
recording medium
magnetic recording
chip
Prior art date
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Pending
Application number
JP4076743A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuzo Seo
雄三 瀬尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Kasei Corp filed Critical Mitsubishi Kasei Corp
Priority to JP4076743A priority Critical patent/JPH05282644A/ja
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トラッキングを容易にするための機構を提供
する。 【構成】 磁気ヘッド10は、ヘッドチップ12にヘッ
ドコア14と受光素子16とを一体に設けたものであ
る。ヘッドチップ12はそれぞれセラミック製の第1の
チップ12aと第2のチップ12bとをボンディングし
たものであって、両者の結合面は磁気記録媒体への対峙
面Aに対し垂直である。これらの結合面の間にヘッドコ
ア14と受光素子16とが挟持されると共に、受光素子
16の該対峙面A側にはガラス製の導光路18が配置さ
れている。 【効果】 磁気ヘッドギャップ位置と光学的検出位置
(受光素子の受光部の位置)が常に磁気記録媒体の回転
中心に対して等半径位にある。従って、この磁気ヘッド
を採用した磁気記録装置においては、偏差を計測補正す
るための装置、工程が省略され、信頼性の高い装置を安
価に構成でき、装置の起動時間も短縮される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学的手段により磁気ヘ
ッドの位置の微調整を行なう磁気記録装置に好適な磁気
ヘッドおよびそれを用いた磁気記録装置に係わる。
【0002】
【従来技術と問題点】コンピュータやワードプロセッサ
などの情報記録用に、フロッピーディスク装置が大量に
使用されている。通常のフロッピーディスク装置は、ヘ
ッドの位置決めを、ステップモータを用いたオープンル
ープ制御(フィードバックなしに通電信号量のみで制御
する方式)によって行なうため、位置決め精度が悪く、
トラック密度を上げることができないという問題点があ
った。
【0003】近年、磁気記録媒体に溝を設け、ヘッドと
一体に設けられた光学的センサーで溝位置を読みとるこ
とによりヘッドの位置を計測することが提案されてい
る。この方法によれば、クローズドループ制御(位置検
出を行なってフィールドバック制御する方式)によって
ヘッドの位置決めを行なうため、位置決め精度が向上
し、従来の装置に比べて一桁高いトラック密度が実現で
きる。
【0004】この原理を応用したフロッピーディスク装
置は、媒体表面上に、トラックピッチに従って多数のピ
ットを設け、ヘッド中央に設けられた穴を通して、受発
光素子および光学系によりこれを読みとり、トラッキン
グを行なっている。
【0005】ところで、上記装置における光学系と磁気
ヘッドとの間隔は、組み立て誤差により、必ずしも一定
せず、光学的なトラック中心位置と、磁気ヘッドギャッ
プのトラック中心位置との間には一定の偏差が生じる。
そこで、この偏差をあらかじめ計測し、偏差を補正して
光学的な位置決めを行なうことにより、磁気ヘッドギャ
ップをトラック中心位置に合わせることが行なわれる。
【0006】偏差の計測法としては、ドライブ組み立て
時に標準ディスクを用いて測定し、この値をROMに書
き込む方法(以下、第1の方法ということがある。)お
よび、ピット位置に対応した磁気的な信号を各媒体に書
き込み、ドライブの電源投入時に偏差を計測する方法
(以下、第2の方法ということがある。)のいずれかが
行なわれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前者の第1の方法に
は、ドライブ組み立て工程が複雑になる、組み立て後の
偏差の変化(熱膨張や機械的衝撃によっておこる)に対
応できないなどの問題点がある。
【0008】後者の第2の方法には、媒体の価格が高価
になる、軌道毎に計測のための時間が必要になるなどの
問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の磁気ヘッド
は、ヘッドチップと、該ヘッドチップに設けられたヘッ
ドコアとを有し、該ヘッドコアのギャップが円盤状の磁
気記録媒体の盤面に対面される磁気ヘッドにおいて、該
磁気記録媒体に設けられたトラックに対する磁気ヘッド
の位置を光学的に検知するための投光部又は受光部を該
ヘッドチップに一体に設けた磁気ヘッドであって、該ヘ
ッドコアのギャップと該投光部又は受光部とは、前記磁
気記録媒体の回転中心に対して等半径位に位置されてい
ることを特徴とするものである。
【0010】請求項2の磁気ヘッドは、請求項1におい
て、前記ヘッドチップは第1のチップと第2のチップと
を結合したものであって、該第1及び第2のチップは、
それぞれ、磁気記録媒体の盤面への対峙面に対し、垂直
な平面状の端面を有しており、これら端面同志を向き合
わせ、且つ両端面の間に前記ヘッドコアと前記投光部又
は受光部とを介在させて両チップが結合されていること
を特徴とするものである。
【0011】請求項3の磁気記録装置は、円盤状の磁気
記録媒体と、該磁気記録媒体を回転駆動させる装置と、
該磁気記録媒体の一方の盤面に対峙され、該磁気記録媒
体の半径方向に進退される請求項1記載の磁気ヘッド
と、該磁気記録媒体の他方の盤面に配置され、該磁気ヘ
ッドと同期して同方向に進退される受光部又は投光部で
あって、該磁気記録媒体を挟んで前記磁気ヘッドの投光
部又は受光部と対峙されて受光又は投光を行なう受光部
又は投光部と、該受光部の受光信号に基づいて該磁気ヘ
ッドの位置を調整する装置と、を備えてなるものであ
る。
【0012】
【作用】請求項1の磁気ヘッドは、ヘッドコアのギャッ
プと投光部又は受光部とを、同一のトラック位置(同一
の媒体軌跡上)に設けてあるため、偏差は原理的に0で
あり、熱膨張なども影響しない。
【0013】請求項2の磁気ヘッドにあっては、ヘッド
コアのギャップと投光部又は受光部とを正確に規定位置
に配置することができる。
【0014】請求項3の磁気記録装置によると、磁気ヘ
ッドを高精度にてトラッキングする。
【0015】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すヘッドの平面
図、図2及び図3は図1のII−II線及び III−III 線に
沿う断面図である。
【0016】この磁気ヘッド10は、ヘッドチップ12
にヘッドコア14と受光素子16とを一体に設けたもの
である。ヘッドチップ12はそれぞれセラミック製の第
1のチップ12aと第2のチップ12bとをガラス等で
ボンディングしたものであって、両者の結合面は磁気記
録媒体への対峙面Aに対し垂直である。これらの結合面
の間にヘッドコア14と受光素子16とが挟持されると
共に、受光素子16の該対峙面A側にはガラス製の導光
路18が配置されている。
【0017】このヘッドコア14は2組の巻線20、2
2とギャップ24、26とを有している。このように巻
線とギャップが2組設けられているのは、一方を読み書
きに用い、一方を書き込み時の消去に用いるためであ
る。
【0018】図4は、磁気記録装置に組み込んだ時のヘ
ッド部(裏側のヘッド部を含む)を示したものであり、
図3と同じ部分の断面を示している。
【0019】円盤状の磁気記録媒体28を挟んで磁気ヘ
ッド10と反対側(以下、裏側ということがある。)に
別の磁気ヘッド30が配置されている。これらの磁気ヘ
ッド10、30は同一の支持装置に支持され、磁気記録
媒体28の半径方向に一体となって移動される。
【0020】この磁気ヘッド30においては、ヘッドコ
ア32が、セラミックチップ34および36に挟まれて
いる。このヘッドコア32は、表面側のヘッドコア14
とは異なるトラック位置に配置されている。ここで、少
なくともセラミックチップ36はガラスなどの透光性材
料で構成されている。発光素子40が磁気記録媒体28
を挟んで受光素子16の裏側に配置されている。この発
光素子40からの光は、チップ36を透過して磁気記録
媒体28に照射され、該磁気記録媒体28を透過した光
線が導光路18を経て受光素子16に導かれる。
【0021】このような磁気ヘッド10及びそれを採用
した磁気記録装置においては、磁気ヘッド30の発光素
子40からの光が磁気記録媒体28のトラックの両側の
溝にかからないように磁気ヘッド10の位置が制御され
る。これにより、磁気ヘッド10のヘッドコア14のギ
ャップ24、26が常に磁気記録媒体28のトラックに
正対した位置をとるようになる。
【0022】この磁気ヘッド10にあっては、受光素子
16とヘッドコア14とがチップ12a、12b間に挟
持されており、両者間の偏差は全くなく、チップ12
a、12bの熱膨張があっても両者の位置(磁気記録媒
体28の回転中心に対する半径方向の位置)にズレは全
く生じない。
【0023】上記実施例では磁気ヘッド10に受光素子
16を設け、磁気ヘッド30に発光素子40を設けてい
るが、逆に、磁気ヘッド30に受光素子を設け、磁気ヘ
ッド10に投光素子を設けても良い。これらの受光素子
や投光素子の代わりに、例えば次の図5の実施例の如
く、光ファイバーを設けても良い。
【0024】図5は本発明の他の実施例に係る磁気ヘッ
ド44を示したものであって、受光素子16の代わりに
光ファイバー42を用いた例を示す。光ファイバー42
の一端は図示しない制御基板上に設けられた受光素子に
導かれ、溝の検出を行なう。なお、この場合において
も、光ファイバー42の先端から光を投射するようにし
ても良い。
【0025】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1、
2に係る複合ヘッドは、磁気ヘッドギャップ位置と光学
的検出位置(投光部又は受光部の位置)が常に磁気記録
媒体の回転中心に対して等半径位にある。
【0026】従って、この磁気ヘッドを採用した磁気記
録装置においては、偏差を計測補正するための装置、工
程が省略され、信頼性の高い装置を安価に構成でき、装
置の起動時間も短縮される。更に、位置検出用の投光部
又は受光部が磁気ヘッドと一体に形成されるため、装置
全体が小型になり、装置構成費用も削減される。
【0027】また、請求項2によると、磁気ヘッドにお
けるヘッドコアと受光素子をきわめて簡単に正規位置に
設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る磁気ヘッドの平面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】図1の III−III 線に沿う断面図である。
【図4】実施例に係る磁気記録装置の要部断面図であ
る。
【図5】別の実施例に係る磁気ヘッドの断面図である。
【符号の説明】
10 磁気ヘッド 12 ヘッドチップ 12a、12b チップ 14 ヘッドコア 16 受光素子 18 導光路 20、22 巻線 24、26 ギャップ 28 磁気記録媒体 30 磁気ヘッド 40 発光素子 42 光ファイバー 44 磁気ヘッド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドチップと、該ヘッドチップに設け
    られたヘッドコアとを有し、該ヘッドコアのギャップが
    円盤状の磁気記録媒体の盤面に対面される磁気ヘッドに
    おいて、 該磁気記録媒体に設けられたトラックに対する磁気ヘッ
    ドの位置を光学的に検知するための投光部又は受光部を
    該ヘッドチップに一体に設けた磁気ヘッドであって、 該ヘッドコアのギャップと該投光部又は受光部とは、前
    記磁気記録媒体の回転中心に対して等半径位に位置され
    ていることを特徴とする磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ヘッドチップは
    第1のチップと第2のチップとを結合したものであっ
    て、該第1及び第2のチップは、それぞれ、磁気記録媒
    体の盤面への対峙面に対し、垂直な平面状の端面を有し
    ており、 これら端面同志を向き合わせ、且つ両端面の間に前記ヘ
    ッドコアと前記投光部又は受光部とを介在させて両チッ
    プが結合されていることを特徴とする磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】 円盤状の磁気記録媒体と、該磁気記録媒
    体を回転駆動させる装置と、 該磁気記録媒体の一方の盤面に対峙され、該磁気記録媒
    体の半径方向に進退される請求項1記載の磁気ヘッド
    と、 該磁気記録媒体の他方の盤面に配置され、該磁気ヘッド
    と同期して同方向に進退される受光部又は投光部であっ
    て、該磁気記録媒体を挟んで前記磁気ヘッドの投光部又
    は受光部と対峙されて受光又は投光を行なう受光部又は
    投光部と、 該受光部の受光信号に基づいて該磁気ヘッドの位置を調
    整する装置と、を備えてなる磁気記録装置。
JP4076743A 1992-03-31 1992-03-31 磁気ヘッド及び磁気記録装置 Pending JPH05282644A (ja)

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6385057U (ja) * 1986-11-20 1988-06-03
JPH02137844U (ja) * 1989-04-17 1990-11-16
JPH0471438U (ja) * 1990-10-30 1992-06-24
JPH05292839A (ja) * 1991-12-27 1993-11-09 Rakuto Batsuku Kk 植木鉢
JPH065430U (ja) * 1992-05-20 1994-01-25 白眉宝飾工芸株式会社 植物栽培用容器

Patent Citations (5)

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