JPH05282133A - 演算方式 - Google Patents

演算方式

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JPH05282133A
JPH05282133A JP4108825A JP10882592A JPH05282133A JP H05282133 A JPH05282133 A JP H05282133A JP 4108825 A JP4108825 A JP 4108825A JP 10882592 A JP10882592 A JP 10882592A JP H05282133 A JPH05282133 A JP H05282133A
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JP
Japan
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calculation
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Pending
Application number
JP4108825A
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English (en)
Inventor
Kenji Onishi
賢治 大西
Tsunenori Umeki
恒憲 梅木
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Priority to US08/021,431 priority patent/US5423052A/en
Priority to DE4308516A priority patent/DE4308516C2/de
Publication of JPH05282133A publication Critical patent/JPH05282133A/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F7/00Methods or arrangements for processing data by operating upon the order or content of the data handled
    • G06F7/38Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation
    • G06F7/48Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation using non-contact-making devices, e.g. tube, solid state device; using unspecified devices
    • G06F7/57Arithmetic logic units [ALU], i.e. arrangements or devices for performing two or more of the operations covered by groups G06F7/483 – G06F7/556 or for performing logical operations

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャリー入力を有効とする演算とキャリー入
力を無効とする演算、またはボロー入力を有効とする演
算とボロー入力を無効とする演算を同一のオペコードで
実行する中央演算処理装置を得る。 【構成】 キャリーボローフラグ2の出力とALU3の
キャリーボロー入力の間にオペコードによる中央演算処
理装置11の制御信号と無関係の制御信号10によりA
LU3への入力を切り替える切替回路1を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロコンピュータや
マイクロプロセッサに備えられる中央演算処理装置の演
算方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の演算方式によるマイクロコ
ンピュータの構成を示すブロック図である。図7におい
て、11は中央演算処理装置(以下CPUという)、1
2はメモリである。CPU11は、メモリ12からの演
算に関するデータをラッチするデータラッチ回路5と、
演算に関するデータ及び演算結果を格納する演算レジス
タ4と、この演算レジスタ4に格納される演算結果が所
定のビット数を越えることを示すキャリーと演算レジス
タ4の内容からデータラッチ回路5の内容を引けなかっ
たとき桁借りを示すボローを格納するキャリーボローフ
ラグ2と、データラッチ回路5の内容と演算レジスタ4
の内容とキャリーボローフラグ2の内容に従って演算を
行い該演算結果を演算レジスタ4とキャリーボローフラ
グ2に格納する算術論理演算回路(以下ALUという)
3を有し、メモリ12に書かれたプログラムに従って演
算を行うものである。メモリ12は、データやプログラ
ムを記憶したROM12bと、演算に必要なデータを一
時的に記憶するRAM12aとから構成される。なお、
プログラムは、読み出し専用のROM12bまたは読み
出し書き込み可能なRAM12aのどちらに書かれても
良いが、通常ROM12bに書き込まれる。したがっ
て、以下の説明ではプログラムはROM12bに書き込
まれているものとする。
【0003】次に従来の演算方式の動作を図7を参照し
ながら説明する。CPU11はメモリ12内のROM1
2bに書き込まれたプログラムに従って動作を行う。C
PU11がプログラム上のオペコードを読み込むと、読
み込まれたオペコードはCPU11の図示しない制御装
置に入力され、制御装置は各々のオペコードによって決
まっている手順に従ってCPU11を動作させる。
【0004】図8はADC命令を説明するための図であ
る。ADC命令は演算レジスタ4の内容とメモリ12の
内容とキャリーボローフラグ2の内容を加算する命令で
ある。ここで、メモリ12内の内容とは、メモリ12内
のプログラム上にオペランドとして記述されているデー
タあるいはROM12bに書かれているデータあるいは
RAM12a内に一時記憶されているデータを示す。演
算前のキャリーボローフラグ2の内容が“1”の時は演
算データに下の桁からの桁上がりが有ることを示し、演
算前のキャリーボローフラグ2の内容が“0”の時は演
算データに下の桁からの桁上がりが無いことを示す。演
算結果は演算レジスタ4に格納される。演算結果が演算
レジスタ4のビット数を越える場合、演算終了時にキャ
リーボローフラグ2の内容が“1”になり、演算結果が
演算レジスタ4のビット数内に納まる場合、演算終了時
にキャリーボローフラグ2の内容が“0”になる。
【0005】図9はADD命令を説明するための図であ
る。ADD命令は演算レジスタ4の内容とメモリ12の
内容を加算する命令である。演算結果は演算レジスタ4
に格納される。演算結果が演算レジスタ4のビット数を
越える場合、演算終了時にキャリーボローフラグ2の内
容が“1”になり、演算結果が演算レジスタ4のビット
数内に納まる場合、演算終了時にキャリーボローフラグ
“0”になる。
【0006】図10はSBC命令を説明するための図で
ある。SBC命令は演算レジスタ4の内容からメモリ1
2の内容とキャリーボローフラグ2の内容を減算する命
令である。演算前のキャリーボローフラグ2の内容が
“0”の時は演算データに下の桁からの桁借りが有るこ
とを示し、演算前のキャリーボローフラグ2の内容が
“1”の時は演算データに下の桁からの桁借りが無いこ
とを示す。演算結果は演算レジスタ4に格納される。演
算レジスタ4の内容からメモリ12の内容とキャリーボ
ローフラグ2の内容が引けなかった場合、すなわち演算
結果にボローが生じた場合、演算終了時にキャリーボロ
ーフラグ2の内容が“0”になり、演算結果にボローが
生じなかった場合、演算終了時にキャリーボローフラグ
2の内容が“1”になる。
【0007】図11はSUB命令を説明するための図で
ある。SUB命令は演算レジスタ4の内容からメモリ1
2の内容を減算する命令である。演算結果は演算レジス
タ4に格納される。演算レジスタ4の内容からメモリ1
2の内容とキャリーボローフラグ2の内容が引けなかっ
た場合、すなわち演算結果にボローが生じた場合、演算
終了時にキャリーボローフラグ2の内容が“0”にな
り、演算結果にボローが生じなかった場合、演算終了時
にキャリーボローフラグ2の内容が“1”になる。
【0008】例えばプログラムにオペランド(演算子)
が記述されているイミーディエイト・アドレッシングモ
ードでADC命令を実行する場合、プログラム上のオペ
コード(命令コード)がCPU11に読み込まれると、
CPU11はオペランドをイミーディエイト値の演算デ
ータ(例えばDATA1とする)としてデータラッチ回
路5にラッチする。データラッチ回路5からDATA1
がCPU11の内部バス6aを通ってALU3に入力さ
れ、演算レジスタ4内のデータ(例えばDATA2とす
る)がCPU11の内部バス6bを通ってALU3に入
力され、キャリーボローフラグ2内のデータ(例えばC
1とする)がデータ線7を通ってALU3に入力され
る。DATA1とDATA2とC1がALU3内で加算
され、演算結果(SUM)はCPU11の内部バス6a
を通って演算レジスタ4に入力される。この時、データ
ラッチ回路5の出力はOFFされている。また、演算結
果のキャリー(例えばC2とする)がデータ線9を通っ
てキャリーボローフラグ2に入力される。上記の手順で
ADC命令が完了する。
【0009】同様にイミーディエイト・アドレッシング
モードでADD命令を実行する場合、プログラム上のオ
ペコードがCPU11に読み込まれると、CPU11は
オペランドをイミーディエイト値の演算データDATA
1としてデータラッチ回路5にラッチする。データラッ
チ回路5からDATA1がCPU11の内部バス6aを
通ってALU3に入力され、演算レジスタ4内のデータ
DATA2がCPU11の内部バス6bを通ってALU
3に入力される。このときALU3の最下位ビットのキ
ャリー入力は“0”に固定されている。DATA1とD
ATA2がALU3内で加算され、演算結果SUMはC
PU11の内部バス6aを通って演算レジスタ4に入力
される。この時、データラッチ回路5の出力はOFFさ
れている。また、演算結果のキャリーC2がデータ線9
を通ってキャリーボローフラグ2に入力される。上記の
手順でADD命令が完了する。
【0010】同様にイミーディエイト・アドレッシング
モードでSBC命令を実行する場合、プログラム上のオ
ペコードがCPU11に読み込まれると、CPU11は
オペランドDATA1をイミーディエイト値としてデー
タラッチ回路5にラッチする。データラッチ回路5から
DATA1がCPU11の内部バス6aを通ってALU
3に入力され、ALU3内でビット反転されDATA1
Bとなる。演算レジスタ4内のデータDATA2がCP
U11内部バス6bを通ってALU3に入力され、キャ
リーボローフラグ2内のデータB1がデータ線7を通っ
てALU3に入力される。DATA1BとDATA2と
B1がALU3内で加算され、演算結果SUMはCPU
11の内部バス6aを通って演算レジスタ4に入力され
る。この時、データラッチ回路5の出力はOFFされて
いる。上記の手順でSBC命令が完了する。
【0011】同様にイミーディエイト・アドレッシング
モードでSUB命令を実行する場合、プログラム上のオ
ペコードがCPU11に読み込まれると、CPU11は
オペランドDATA1をイミーディエイト値としてデー
タラッチ回路5にラッチする。データラッチ回路5から
DATA1がCPU11の内部バス6aを通ってALU
3に入力され、ALU3内でビット反転されDATA1
Bとなる。演算レジスタ4内のデータDATA2がCP
U11内部バス6bを通ってALU3に入力される。キ
ャリーボローフラグ2内のデータC1がデータ線7を通
ってALU3に入力される。このときALU3の最下位
ビットのボロー入力は“1”に固定されている。DAT
A1BとDATA2がALU3内で加算され、演算結果
SUMはCPU11の内部バス6aを通って演算レジス
タ4に入力される。この時、データラッチ回路5の出力
はOFFされている。また、演算結果のボローB2がデ
ータ線9を通ってキャリーボローフラグ2に入力され
る。上記の手順でSBC命令が完了する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにADC命
令とADD命令の相違点またはSBC命令とSUB命令
の相違点はALU3に入力されるキャリーボローフラグ
の内容が有効か無効かの違いであるが、従来の演算方式
のマイクロコンピュータは1つのオペコードで定められ
た1つの動作を行うため、ADC命令とADD命令をサ
ポートするためにはそれぞれ別々のオペコードが必要で
ある。また、SBC命令及びSUB命令の場合も同様で
ある。従ってキャリー入力またはボロー入力有効の演算
とキャリー入力またはボロー入力を無効とする演算を複
数のアドレッシングモードについてサポートするために
は片方の演算をサポートする場合の2倍のオペコードを
必要とするという問題点があった。
【0013】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、同一のオペコードでキャリー入力
またはボロー入力有効の演算とキャリー入力またはボロ
ー入力を無効とする演算を実行させることができる演算
方式を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係わる
演算方式は、算術論理演算回路3に入力されるキャリー
ボローフラグ2の内容を変更するスイッチング手段(切
替回路1)を設け、上記スイッチング手段に入力される
制御信号10により、上記算術論理演算回路3に入力さ
れるキャリー入力またはボロー入力を有効とする演算と
キャリー入力またはボロー入力を無効とする演算とを切
り替えることによって、同一命令で演算を実行すること
を特徴とするものである。
【0015】請求項2の発明に係わる演算方式は、算術
論理演算回路3に入力されるキャリー入力またはボロー
入力有効の演算と、キャリー入力またはボロー入力無効
の演算とを切り替え用フラグ13aにより切り替えるこ
とを特徴とするものである。
【0016】請求項3の発明に係わる演算方式は、算術
論理演算回路3に入力されるキャリー入力またはボロー
入力有効の演算と、キャリー入力またはボロー入力無効
の演算との切り替えをプログラムで設定する切り替え用
フラグ13aによって行うことを特徴とするものであ
る。
【0017】請求項4の発明に係わる演算方式は、算術
論理演算回路3に入力されるキャリー入力またはボロー
入力有効の演算と、キャリー入力またはボロー入力無効
の演算との切り替えをリセット時に外部端子14への入
力値で設定される切り替え用フラグ13bによって行う
ことを特徴とするものである。
【0018】請求項5の発明に係わる演算方式は、算術
論理演算回路3に入力されるキャリー入力またはボロー
入力有効の演算と、キャリー入力またはボロー入力無効
の演算とを切り替える切り替え用フラグとして専用のセ
ット命令とリセット命令を持つ中央演算処理装置11の
内部フラグ13cを用いることを特徴とするものであ
る。
【0019】請求項6の発明に係わる演算方式は、算術
論理演算回路3に入力されるキャリー入力またはボロー
入力有効の演算と、キャリー入力またはボロー入力無効
の演算との切り替えを外部端子14からの切り替え信号
によって行うことを特徴とするものである。
【0020】
【作用】請求項1の発明においては、スイッチング手段
(切替回路1)に入力される制御信号10によりキャリ
ーボローフラグ2の内容が変更され、算術論理演算回路
3に入力されるキャリー入力またはボロー入力を有効と
する演算と、キャリー入力またはボロー入力を無効とす
る演算とが切り替えられる。
【0021】請求項2の発明においては、切り替え用フ
ラグ13aにより、算術論理演算回路3に入力されるキ
ャリー入力またはボロー入力有効の演算と、キャリー入
力またはボロー入力無効の演算とが切り替えられる。
【0022】請求項3の発明においては、プログラムで
設定される切り替え用フラグ13aにより、算術論理演
算回路3に入力されるキャリー入力またはボロー入力有
効の演算と、キャリー入力またはボロー入力無効の演算
とが切り替えられる。
【0023】請求項4の発明においては、リセット時に
外部端子14への入力値で設定される切り替え用フラグ
13bにより、算術論理演算回路3に入力されるキャリ
ー入力またはボロー入力有効の演算と、キャリー入力ま
たはボロー入力無効の演算とが切り替えられる。
【0024】請求項5の発明においては、専用のセット
命令とリセット命令を持つ中央演算処理装置11の内部
フラグ13cを切り替え用フラグとして用い、この切り
替えフラグにより、算術論理演算回路3に入力されるキ
ャリー入力またはボロー入力有効の演算と、キャリー入
力またはボロー入力無効の演算とが切り替えられる。
【0025】請求項6の発明においては、外部端子14
からの切り替え信号により、算術論理演算回路3に入力
されるキャリー入力またはボロー入力有効の演算と、キ
ャリー入力またはボロー入力無効の演算とが切り替えら
れる。
【0026】
【実施例】
実施例1.図1は本発明の実施例1に係わる演算方式に
よるマイクロコンピュータの構成を示すブロック図であ
る。図1において、図7に示す構成要素に対応するもの
には同一の符号を付し、この説明を省略する。図1にお
いて、1はALU3に入力されるキャリーボローフラグ
2の内容を変更するスイッチング手段としての切替回路
である。この切替回路1の回路図の一例を図2に示す。
【0027】図2及び図1において、Aは切替回路1へ
の制御信号、Bはキャリーボローフラグ2からの入力、
CはALU3へのキャリーボロー入力、SBCはSBC
命令実行時に“1”になるCPU11の制御信号であ
る。ORゲート17は、複合ゲート15の出力かAND
ゲート16の出力のどちらか一方が“1”のとき“1”
を出力する。制御信号Aが“0”の場合、ANDゲート
16の出力は常に“0”となり、複合ゲート15は、入
力Bが“0”のとき“0”を出力し、入力Bが“1”の
とき“1”を出力する。従って、制御信号Aが“0”の
場合入力Bの値と出力Cの値は等しくなる。制御信号A
が“1”の場合、複合ゲート15の出力は常に“0”に
なり、ANDゲート16は、ADC命令実行時SBCが
“0”となるため“0”を出力し、SBC命令実行時S
BCが“1”となるため“1”を出力する。従って、制
御信号Aが“1”の場合出力Cは、ADC命令実行時
“0”、SBC命令実行時“1”となる。
【0028】図1の構成のマイクロコンピュータにおい
て、制御信号10が“0”の状態でADC命令またはS
BC命令を実行する場合、キャリーボローフラグ2の出
力7と切替回路1の出力8は同一となるため、従来のマ
イクロコンピュータと同様に演算レジスタ4のデータ
と、データラッチ回路5のデータと、キャリーボローフ
ラグ2の内容とがALU3で加算される。制御信号10
が“1”の状態でADC命令を実行する場合、切替回路
1の出力8が“0”となるため、実行結果は演算レジス
タ4のデータとデータラッチ回路5のデータを加算した
ものとなりADD命令の実行結果と同じになる。また、
制御信号10が“1”の状態でSBC命令を実行する場
合、切替回路1の出力8が“1”となるため、実行結果
は演算レジスタ4のデータからデータラッチ回路5のデ
ータを減算したものとなりSUB命令の実行結果と同じ
になる。
【0029】実施例2.図3は切替回路1の切り替えを
行う制御信号10をアドレスを割り付けられた切り替え
用フラグ13aから入力する構成としたもので、CPU
11はメモリ12上のプログラムに従ってADC命令ま
たはSBC命令を実行する場合は、ADC命令またはS
BC命令実行前に切り替え用フラグ13aに“0”を書
き込む命令を実行し、切替回路1の入力10を“0”と
し、ADD命令またはSUB命令を実行する場合は、切
り替え用フラグ13aに“1”を書き込む命令を実行す
ることで、実施例1の動作が期待できる。
【0030】実施例3.図4は切替回路1の切り替えを
行う制御信号10をリセット時に外部端子14からの入
力をラッチする切り替え用フラグ13bから入力する構
成としたもので、リセット時の外部端子14の入力を
“0”とした場合、リセット解除後ADC命令またはS
BC命令と同等の動作となり、リセット時の外部端子1
4の入力を“1”とした場合、リセット解除後ADD命
令またはSUB命令と同等の動作となる。
【0031】実施例4.図5は切替回路1の切り替えを
行う制御信号10をCPU11内部の切り替え用フラグ
13cから入力する構成としたもので、切り替え用フラ
グ13cは専用のセット命令で“1”となり、クリア命
令で“0”となり、上記実施例2と同等の動作が期待で
きる。
【0032】実施例5.図6は切替回路1の切り替えを
行う制御信号10を外部端子14からの入力する構成と
したものである。
【0033】なお上記実施例では、ADC命令とADD
命令の切り替え、SBC命令とSUB命令の切り替えを
同一の制御信号で切り替える例を示したが、それぞれ、
独立した制御信号で切り替えるようにしてもよく、その
他、本発明の特許請求範囲を逸脱しない範囲内におい
て、種々の設計変更が可能である。
【0034】また、上記実施例において、演算データ及
び演算結果を格納する演算レジスタとしてアキュムレー
タや汎用レジスタなどを用いてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、算術論理
演算回路に入力される、キャリーボローフラグの内容を
変更するスイッチング手段を設け、スイッチング手段に
入力される制御信号により、上記算術論理演算回路に入
力されるキャリー入力またはボロー入力を有効とする演
算とキャリー入力またはボロー入力を無効とする演算と
を切り替えることによって、同一命令で演算を実行する
ようにしたので、(制御信号を変更することにより)同
一のオペコードでキャリーまたはボロー入力有効の演算
と、キャリーまたはボロー入力無効の演算とが実行で
き、即ち、一つのオペコードで異なる演算を実行でき、
このためオペコードの数を少なくすることができるとい
う効果が得られる。また、キャリー付き演算またはボロ
ー付き演算を持つマイクロコンピュータ等においてはオ
ペコードを増加させる必要がないため少ないロジック変
更で演算数を増やすことができるという効果が得られ
る。
【0036】また、本発明によれば、キャリー入力また
はボロー入力有効の演算と、キャリー入力またはボロー
入力無効の演算とを切り替えようフラグにより切り替え
るようにしたので、上記効果を容易に達成できる。
【0037】また、キャリー入力またはボロー入力有効
の演算と、キャリー入力またはボロー入力無効の演算と
の切り替えをプログラムで設定する切り替え用フラグに
よって行うようにしたので、上記効果を容易に達成でき
る。
【0038】また、キャリー入力またはボロー入力有効
の演算と、キャリー入力またはボロー入力無効の演算と
の切り替えをリセット時に外部端子への入力値で設定さ
れる切り替え用フラグによって行うようにしたので、上
記効果を容易に達成できる。
【0039】また、キャリー入力またはボロー入力有効
の演算と、キャリー入力またはボロー入力無効の演算と
を切り替え用フラグとして専用のセット命令とリセット
命令を持つ中央処理装置の内部フラグを用いるようにし
たので、上記効果を容易に達成できる。
【0040】また、キャリー入力またはボロー入力有効
の演算と、キャリー入力またはボロー入力無効の演算と
の切り替えを外部端子からの切り替え信号によって行う
ようにしたので、上記効果を容易に達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の演算方式によるマイクロコ
ンピュータの構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例における切替回路の一例を示す回路図
である。
【図3】本発明の実施例2の演算方式によるマイクロコ
ンピュータの構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施例3の演算方式によるマイクロコ
ンピュータの構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施例4の演算方式によるマイクロコ
ンピュータの構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施例5の演算方式によるマイクロコ
ンピュータの構成を示すブロック図である。
【図7】従来の演算方式によるマイクロコンピュータの
構成を示すブロック図である。
【図8】ADC命令を説明するための図である。
【図9】ADD命令を説明するための図である。
【図10】SBC命令を説明するための図である。
【図11】SUB命令を説明するための図である。
【符号の説明】
1 切替回路(スイッチング手段) 2 キャリーボローフラグ 3 算術論理演算回路(ALU) 4 演算レジスタ 5 データラッチ回路 11 中央演算処理装置(CPU) 12 メモリ 13a,13b,13c 切り替え用フラグ 14 外部端子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリからの演算に関するデータをラッ
    チするデータラッチ回路と、演算に関するデータ及び演
    算結果を格納する演算レジスタと、上記演算レジスタに
    格納される演算結果が所定のビット数を越えることを示
    すキャリーと上記演算レジスタの内容から上記データラ
    ッチ回路の内容を引けなかったとき桁借りを示すボロー
    を格納するキャリーボローフラグと、上記データラッチ
    回路の内容と上記演算レジスタの内容と上記キャリーボ
    ローフラグの内容に従って演算を行い該演算結果を上記
    演算レジスタと上記キャリーボローフラグに格納する算
    術論理演算回路を有し、上記メモリに書かれたプログラ
    ムに従って演算を行う中央演算処理装置において、上記
    算術論理演算回路に入力される上記キャリーボローフラ
    グの内容を変更するスイッチング手段を設け、上記スイ
    ッチング手段に入力される制御信号により、上記算術論
    理演算回路に入力されるキャリー入力またはボロー入力
    を有効とする演算とキャリー入力またはボロー入力を無
    効とする演算とを切り替えることによって、同一命令で
    演算を実行することを特徴とする演算方式。
  2. 【請求項2】 メモリからの演算に関するデータをラッ
    チするデータラッチ回路と、演算に関するデータ及び演
    算結果を格納する演算レジスタと、上記演算レジスタに
    格納される演算結果が所定のビット数を越えることを示
    すキャリーと上記演算レジスタの内容から上記データラ
    ッチ回路の内容を引けなかったとき桁借りを示すボロー
    を格納するキャリーボローフラグと、上記データラッチ
    回路の内容と上記演算レジスタの内容と上記キャリーボ
    ローフラグの内容に従って演算を行い該演算結果を上記
    演算レジスタと上記キャリーボローフラグに格納する算
    術論理演算回路を有し、上記メモリに書かれたプログラ
    ムに従って演算を行う中央演算処理装置において、上記
    算術論理演算回路に入力されるキャリー入力またはボロ
    ー入力有効の演算と、キャリー入力またはボロー入力無
    効の演算とを切り替え用フラグにより切り替えることを
    特徴とする演算方式。
  3. 【請求項3】 メモリからの演算に関するデータをラッ
    チするデータラッチ回路と、演算に関するデータ及び演
    算結果を格納する演算レジスタと、上記演算レジスタに
    格納される演算結果が所定のビット数を越えることを示
    すキャリーと上記演算レジスタの内容から上記データラ
    ッチ回路の内容を引けなかったとき桁借りを示すボロー
    を格納するキャリーボローフラグと、上記データラッチ
    回路の内容と上記演算レジスタの内容と上記キャリーボ
    ローフラグの内容に従って演算を行い該演算結果を上記
    演算レジスタと上記キャリーボローフラグに格納する算
    術論理演算回路を有し、上記メモリに書かれたプログラ
    ムに従って演算を行う中央演算処理装置において、上記
    算術論理演算回路に入力されるキャリー入力またはボロ
    ー入力有効の演算と、キャリー入力またはボロー入力無
    効の演算との切り替えをプログラムで設定する切り替え
    用フラグによって行うことを特徴とする演算方式。
  4. 【請求項4】 メモリからの演算に関するデータをラッ
    チするデータラッチ回路と、演算に関するデータ及び演
    算結果を格納する演算レジスタと、上記演算レジスタに
    格納される演算結果が所定のビット数を越えることを示
    すキャリーと上記演算レジスタの内容から上記データラ
    ッチ回路の内容を引けなかったとき桁借りを示すボロー
    を格納するキャリーボローフラグと、上記データラッチ
    回路の内容と上記演算レジスタの内容と上記キャリーボ
    ローフラグの内容に従って演算を行い該演算結果を上記
    演算レジスタと上記キャリーボローフラグに格納する算
    術論理演算回路を有し、上記メモリに書かれたプログラ
    ムに従って演算を行う中央演算処理装置において、上記
    算術論理演算回路に入力されるキャリー入力またはボロ
    ー入力有効の演算と、キャリー入力またはボロー入力無
    効の演算との切り替えをリセット時に外部端子への入力
    値で設定される切り替え用フラグによって行うことを特
    徴とする演算方式。
  5. 【請求項5】 メモリからの演算に関するデータをラッ
    チするデータラッチ回路と、演算に関するデータ及び演
    算結果を格納する演算レジスタと、上記演算レジスタに
    格納される演算結果が所定のビット数を越えることを示
    すキャリーと上記演算レジスタの内容から上記データラ
    ッチ回路の内容を引けなかったとき桁借りを示すボロー
    を格納するキャリーボローフラグと、上記データラッチ
    回路の内容と上記演算レジスタの内容と上記キャリーボ
    ローフラグの内容に従って演算を行い該演算結果を上記
    演算レジスタと上記キャリーボローフラグに格納する算
    術論理演算回路を有し、上記メモリに書かれたプログラ
    ムに従って演算を行う中央演算処理装置において、上記
    算術論理演算回路に入力されるキャリー入力またはボロ
    ー入力有効の演算と、キャリー入力またはボロー入力無
    効の演算とを切り替える切り替え用フラグとして専用の
    セット命令とリセット命令を持つ中央演算処理装置の内
    部フラグを用いることを特徴とする演算方式。
  6. 【請求項6】 メモリからの演算に関するデータをラッ
    チするデータラッチ回路と、演算に関するデータ及び演
    算結果を格納する演算レジスタと、上記演算レジスタに
    格納される演算結果が所定のビット数を越えることを示
    すキャリーと上記演算レジスタの内容から上記データラ
    ッチ回路の内容を引けなかったとき桁借りを示すボロー
    を格納するキャリーボローフラグと、上記データラッチ
    回路の内容と上記演算レジスタの内容と上記キャリーボ
    ローフラグの内容に従って演算を行い該演算結果を上記
    演算レジスタと上記キャリーボローフラグに格納する算
    術論理演算回路を有し、上記メモリに書かれたプログラ
    ムに従って演算を行う中央演算処理装置において、上記
    算術論理演算回路に入力されるキャリー入力またはボロ
    ー入力有効の演算と、キャリー入力またはボロー入力無
    効の演算との切り替えを外部端子からの切り替え信号に
    よって行うことを特徴とする演算方式。
JP4108825A 1992-04-01 1992-04-01 演算方式 Pending JPH05282133A (ja)

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