JPH05281982A - 振動低減装置 - Google Patents
振動低減装置Info
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- JPH05281982A JPH05281982A JP4075000A JP7500092A JPH05281982A JP H05281982 A JPH05281982 A JP H05281982A JP 4075000 A JP4075000 A JP 4075000A JP 7500092 A JP7500092 A JP 7500092A JP H05281982 A JPH05281982 A JP H05281982A
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- vibration
- generating means
- control signal
- detecting means
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 低減させたい振動に対して逆振動を発生する
ことにより振動の低減を図る振動低減装置において、リ
ファレンス信号を生成する必要がなく、また伝達関数モ
デルを必要としない簡易な構成により周期振動の低減を
図る。 【構成】 所定部位における低減対象振動d(k)に対する
逆振動x(k)を発生する逆振動発生手段20と、上記所定部
位における振動を検出する振動検出手段14と、上記低減
対象振動d(k)の周波数を検出する周波数検出手段と、振
動検出手段14が検出した振動の検出信号e(k)に基づい
て逆振動発生手段20を駆動させるための制御振動y(k)を
生成する制御信号生成手段24とを設け、制御信号生成手
段24の伝達関数W(z) を下式によって定める。 W(z) =B(z) /Ad(z) ここでAd(z)は、Ad(z)=1−Z-Nと表わされるZ変換
関数、B(z) は、制御信号生成手段24を含むフィード
バックループを安定させるZ変換関数である。
ことにより振動の低減を図る振動低減装置において、リ
ファレンス信号を生成する必要がなく、また伝達関数モ
デルを必要としない簡易な構成により周期振動の低減を
図る。 【構成】 所定部位における低減対象振動d(k)に対する
逆振動x(k)を発生する逆振動発生手段20と、上記所定部
位における振動を検出する振動検出手段14と、上記低減
対象振動d(k)の周波数を検出する周波数検出手段と、振
動検出手段14が検出した振動の検出信号e(k)に基づい
て逆振動発生手段20を駆動させるための制御振動y(k)を
生成する制御信号生成手段24とを設け、制御信号生成手
段24の伝達関数W(z) を下式によって定める。 W(z) =B(z) /Ad(z) ここでAd(z)は、Ad(z)=1−Z-Nと表わされるZ変換
関数、B(z) は、制御信号生成手段24を含むフィード
バックループを安定させるZ変換関数である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低減させたい振動すな
わち低減対象振動に対して該振動を打ち消す逆振動を発
生してこれを低減対象振動に重ねることによって振動低
減を図る振動低減装置に関し、特に、周期振動の低減に
係る振動低減装置に関するものである。
わち低減対象振動に対して該振動を打ち消す逆振動を発
生してこれを低減対象振動に重ねることによって振動低
減を図る振動低減装置に関し、特に、周期振動の低減に
係る振動低減装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動車の室内におけるエン
ジン騒音、排気騒音、風騒音等の騒音(空気の振動)
や、エンジン振動、路面振動等による車体の振動など、
不快あるいは障害となる振動を低減させたいという要請
は種々の分野においてある。
ジン騒音、排気騒音、風騒音等の騒音(空気の振動)
や、エンジン振動、路面振動等による車体の振動など、
不快あるいは障害となる振動を低減させたいという要請
は種々の分野においてある。
【0003】近年、低減させたい振動すなわち低減対象
振動に対して該振動を打ち消す逆振動を発生してこれを
低減対象振動に重ねることによって振動低減を図るいわ
ば積極的振動低減対策が注目されている。
振動に対して該振動を打ち消す逆振動を発生してこれを
低減対象振動に重ねることによって振動低減を図るいわ
ば積極的振動低減対策が注目されている。
【0004】このような積極的振動低減対策に関する従
来技術としては、特表平1-501344号公報に開示された振
動低減装置が知られている。図6はこの従来技術による
振動低減装置を説明するための制御ブロック図である。
図6に示すように、上記公報記載の振動低減装置は、所
定部位における振動を検出する振動検出手段(マイクロ
ホン)2と、上記所定部位における低減対象振動d(k)
(k はサンプリング時刻を表わすパラメータ。以下同
様。)を低減させるための逆振動x(k)を発生する逆振動
発生手段(スピーカ)4と、該逆振動発生手段4を駆動
させるための制御信号y(k)を生成する制御信号生成手段
6とから構成されている。
来技術としては、特表平1-501344号公報に開示された振
動低減装置が知られている。図6はこの従来技術による
振動低減装置を説明するための制御ブロック図である。
図6に示すように、上記公報記載の振動低減装置は、所
定部位における振動を検出する振動検出手段(マイクロ
ホン)2と、上記所定部位における低減対象振動d(k)
(k はサンプリング時刻を表わすパラメータ。以下同
様。)を低減させるための逆振動x(k)を発生する逆振動
発生手段(スピーカ)4と、該逆振動発生手段4を駆動
させるための制御信号y(k)を生成する制御信号生成手段
6とから構成されている。
【0005】上記制御信号y(k)は、振動源(エンジン)
8の振動(あるいは振動源8の振動の情報が得られるも
の)を直接検出し、この検出信号fd(k) に基づいて生成
したリファレンス信号r(k)を制御手段6内の適応フィル
タF(z) (なお、本願明細書においては、Z変換関数に
は符号に(z) を付すものとする。)に通過させることに
より生成されている。この制御信号y(k)により上記逆振
動発生手段4が駆動され、振動源8から上記所定部位に
伝達された低減対象振動d(k)に対する逆振動x(k)が発生
されて上記振動d(k)に重ねられる。
8の振動(あるいは振動源8の振動の情報が得られるも
の)を直接検出し、この検出信号fd(k) に基づいて生成
したリファレンス信号r(k)を制御手段6内の適応フィル
タF(z) (なお、本願明細書においては、Z変換関数に
は符号に(z) を付すものとする。)に通過させることに
より生成されている。この制御信号y(k)により上記逆振
動発生手段4が駆動され、振動源8から上記所定部位に
伝達された低減対象振動d(k)に対する逆振動x(k)が発生
されて上記振動d(k)に重ねられる。
【0006】振動源8から伝達される低減対象振動d(k)
と逆振動発生手段4から伝達される振動x(k)との合成振
動は、振動検出手段2により検出され、これがエラー信
号e(k)として制御手段6に入力される。そして、上記適
応フィルタF(z) の係数は、上記エラー信号が最小とな
るように時々刻々と調整され、これにより振動低減が図
られることになる。
と逆振動発生手段4から伝達される振動x(k)との合成振
動は、振動検出手段2により検出され、これがエラー信
号e(k)として制御手段6に入力される。そして、上記適
応フィルタF(z) の係数は、上記エラー信号が最小とな
るように時々刻々と調整され、これにより振動低減が図
られることになる。
【0007】このように、従来の振動低減装置は、振動
源8の振動を直接検出してリファレンス信号r(k)を生成
し、このリファレンス信号r(k)に基づいて振動源8から
伝達された所定部位における振動d(k)に対する逆振動z
(k)を発生するというフィードフォワード制御的なシス
テム構成となっている。
源8の振動を直接検出してリファレンス信号r(k)を生成
し、このリファレンス信号r(k)に基づいて振動源8から
伝達された所定部位における振動d(k)に対する逆振動z
(k)を発生するというフィードフォワード制御的なシス
テム構成となっている。
【0008】なお、上記適応フィルタF(z) の係数の調
整を行なうための適応アルゴリズムとしては、LMS法
(Least Mean Square Method)、シンプレックス(Simpl
ex)法、ポエル(Powell)法などが知られており、図6に
示すのはこのうちLMS法によるものである。LMS法
では、逆振動発生手段4と振動検出手段2との間の伝達
関数H(z) をも考慮して適応フィルタF(z) の係数を調
整するために、上記伝達関数H(z) をフィルタ10により
モデル化した伝達関数モデルH°(z) を用いており、こ
れにより逆振動発生手段4と振動検出手段2との間の空
間的距離がいわば補間されることになる。
整を行なうための適応アルゴリズムとしては、LMS法
(Least Mean Square Method)、シンプレックス(Simpl
ex)法、ポエル(Powell)法などが知られており、図6に
示すのはこのうちLMS法によるものである。LMS法
では、逆振動発生手段4と振動検出手段2との間の伝達
関数H(z) をも考慮して適応フィルタF(z) の係数を調
整するために、上記伝達関数H(z) をフィルタ10により
モデル化した伝達関数モデルH°(z) を用いており、こ
れにより逆振動発生手段4と振動検出手段2との間の空
間的距離がいわば補間されることになる。
【0009】また、図6においては、説明の都合上適応
フィルタの数、逆振動発生手段4および振動検出手段2
等の個数をいずれも1つとしているが、実際にはこれら
が複数個設けられることが多い。さらに、図6において
は、振動源8、振動検出手段2間の伝達特性を伝達関数
Gd(z)として示している。
フィルタの数、逆振動発生手段4および振動検出手段2
等の個数をいずれも1つとしているが、実際にはこれら
が複数個設けられることが多い。さらに、図6において
は、振動源8、振動検出手段2間の伝達特性を伝達関数
Gd(z)として示している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
振動低減装置では、逆振動を発生させるために、振動源
の振動を直接検出して生成したリファレンス信号を用い
ている。しかし、リファレンス信号を生成するために
は、振動源の振動を直接検出するための専用のセンサ
や、検出した信号の波形整形を行なうための回路などが
必要となるので装置の構成が複雑となり、またコスト高
にもなる。
振動低減装置では、逆振動を発生させるために、振動源
の振動を直接検出して生成したリファレンス信号を用い
ている。しかし、リファレンス信号を生成するために
は、振動源の振動を直接検出するための専用のセンサ
や、検出した信号の波形整形を行なうための回路などが
必要となるので装置の構成が複雑となり、またコスト高
にもなる。
【0011】また、従来の振動低減装置においては、L
MS法のような適応アルゴリズムを用いており、特にL
MS法では、逆振動発生手段、振動検出手段間の伝達関
数モデルが必要であるため、これにより構成が複雑とな
るだけではなく、逆振動発生手段、振動検出手段間の伝
達関数が変化するような場合には十分な振動低減効果が
得られないという問題があった。
MS法のような適応アルゴリズムを用いており、特にL
MS法では、逆振動発生手段、振動検出手段間の伝達関
数モデルが必要であるため、これにより構成が複雑とな
るだけではなく、逆振動発生手段、振動検出手段間の伝
達関数が変化するような場合には十分な振動低減効果が
得られないという問題があった。
【0012】本発明は、上記課題に鑑み、リファレンス
信号を生成する必要がなく、また伝達関数モデルを必要
としない、簡易な構成により十分な振動低減効果を得ら
れる振動低減装置を提供することを目的とするものであ
る。
信号を生成する必要がなく、また伝達関数モデルを必要
としない、簡易な構成により十分な振動低減効果を得ら
れる振動低減装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明による振動低減装置は、周期振動を低減させる
振動低減装置であって、所定部位における低減対象振動
を低減させるための逆振動を発生する逆振動発生手段
と、前記所定部位における振動を検出する振動検出手段
と、前記低減対象振動の周波数を検出する周波数検出手
段と、前記振動検出手段が検出した検出信号に基づいて
前記逆振動発生手段を駆動させるための制御信号を生成
する制御信号生成手段とを備えてなり、前記制御信号生
成手段のZ変換された伝達関数W(z) は、前記周波数検
出手段が検出した検出信号によって更新される下式で表
わされることを特徴とするものである。
に本発明による振動低減装置は、周期振動を低減させる
振動低減装置であって、所定部位における低減対象振動
を低減させるための逆振動を発生する逆振動発生手段
と、前記所定部位における振動を検出する振動検出手段
と、前記低減対象振動の周波数を検出する周波数検出手
段と、前記振動検出手段が検出した検出信号に基づいて
前記逆振動発生手段を駆動させるための制御信号を生成
する制御信号生成手段とを備えてなり、前記制御信号生
成手段のZ変換された伝達関数W(z) は、前記周波数検
出手段が検出した検出信号によって更新される下式で表
わされることを特徴とするものである。
【0014】W(z) =B(z) /Ad(z) ここでAd(z)は、Ad(z)=1−Z-Nと表わされるZ変換
関数(ただし、Z-Nは、離散時間において、f(k)=f(k-
N)となる周期関数f(k)に対してZ-N・f(k)=f(k-N)
となるオペレータ。)であり、B(z) は、上記制御信号
生成手段を含むフィードバックループを安定させるZ変
換関数である。
関数(ただし、Z-Nは、離散時間において、f(k)=f(k-
N)となる周期関数f(k)に対してZ-N・f(k)=f(k-N)
となるオペレータ。)であり、B(z) は、上記制御信号
生成手段を含むフィードバックループを安定させるZ変
換関数である。
【0015】
【作用および効果】上記本発明による振動低減装置の作
用および効果について、添付図面の図2に基づいて説明
する。図2は本発明の一実施例による振動低減装置のシ
ステムの構成を概略的に示す制御ブロック図である。
用および効果について、添付図面の図2に基づいて説明
する。図2は本発明の一実施例による振動低減装置のシ
ステムの構成を概略的に示す制御ブロック図である。
【0016】上記本発明による振動低減装置は、所定部
位における低減対象振動d(k)を低減させるための逆振動
x(k)を逆振動発生手段20により発生する一方、この逆振
動発生手段20が発生した逆振動x(k)と上記低減対象振動
d(k)との合成振動を振動検出手段14により検出すると共
に、この検出信号e(k)に基づいて、上記逆振動発生手段
18を駆動させる制御信号y(k)を制御信号生成手段24によ
り生成することによって、上記所定部位における周期振
動を低減させるものである。
位における低減対象振動d(k)を低減させるための逆振動
x(k)を逆振動発生手段20により発生する一方、この逆振
動発生手段20が発生した逆振動x(k)と上記低減対象振動
d(k)との合成振動を振動検出手段14により検出すると共
に、この検出信号e(k)に基づいて、上記逆振動発生手段
18を駆動させる制御信号y(k)を制御信号生成手段24によ
り生成することによって、上記所定部位における周期振
動を低減させるものである。
【0017】上記制御信号生成手段26のZ変換された伝
達関数W(z) は、
達関数W(z) は、
【0018】
【数1】
【0019】で表わされ、またこの式中のAd(z)は、 Ad(z)=1−Z-N …(2) で表わされるZ変換関数であり、さらにこの式中のZ-N
は、f(k)=f(k-N)となる周期関数f(k)に対して Z-N・f(k)=f(k-N) …(3) となるオペレータであるので、周波数検出手段24が検出
した振動源Eの振動fd(k) が、fd(k) =fd(k- M)とな
る周期関数である場合、Ad(z)=1−Z-Mとすれば、 Ad(z)・fd(k) =(1−Z-M)・fd(k) =0 …(4) となる。
は、f(k)=f(k-N)となる周期関数f(k)に対して Z-N・f(k)=f(k-N) …(3) となるオペレータであるので、周波数検出手段24が検出
した振動源Eの振動fd(k) が、fd(k) =fd(k- M)とな
る周期関数である場合、Ad(z)=1−Z-Mとすれば、 Ad(z)・fd(k) =(1−Z-M)・fd(k) =0 …(4) となる。
【0020】一方、図2において、振動源E、振動検出
手段14間のZ変換された伝達関数をGd(z)、逆振動発生
手段18、振動検出手段14間のZ変換された伝達関数をH
(z)とすると、上記振動検出手段14によって検出された
検出信号e(k)のZ変換E(z)は、
手段14間のZ変換された伝達関数をGd(z)、逆振動発生
手段18、振動検出手段14間のZ変換された伝達関数をH
(z)とすると、上記振動検出手段14によって検出された
検出信号e(k)のZ変換E(z)は、
【0021】
【数2】
【0022】と表わされる。
【0023】(4) 式の性質により(5) 式中のE(z) は、 E(z) →0 …(6) となるので、これにより上記所定部位における低減対象
振動d(k)を逆振動x(k)により低減させることが可能とな
る。
振動d(k)を逆振動x(k)により低減させることが可能とな
る。
【0024】なお、上記低減対象振動d(k)は、振動源E
の振動fd(k) に起因して振動源Eから振動検出手段14位
置まで伝達されたものであり、該低減対象振動d(k)の周
波数は、振動源Eの振動fd(k) の周波数と同一となる。
また、上記(4) 式中のN′は、周波数検出手段(図示
略)により検出された振動fd(k) の周波数に基づいて算
定され、該周波数の変化に応じて逐次更新されるもので
ある。
の振動fd(k) に起因して振動源Eから振動検出手段14位
置まで伝達されたものであり、該低減対象振動d(k)の周
波数は、振動源Eの振動fd(k) の周波数と同一となる。
また、上記(4) 式中のN′は、周波数検出手段(図示
略)により検出された振動fd(k) の周波数に基づいて算
定され、該周波数の変化に応じて逐次更新されるもので
ある。
【0025】上述のように本発明による振動低減装置に
よれば、従来技術のようにリファレンス信号を生成する
必要がなく、また伝達関数モデルを使用する必要もない
ので、構成が簡易となり、コストの低減が図れる。ま
た、制御システムが、伝達関数モデルを必要せず、直接
検出した振動に基づいて逆振動を生成するというフィー
ドバック制御となっているので、逆振動発生手段と振動
検出手段との間の伝達関数が変動した場合においても有
効に振動を低減することが可能となる。
よれば、従来技術のようにリファレンス信号を生成する
必要がなく、また伝達関数モデルを使用する必要もない
ので、構成が簡易となり、コストの低減が図れる。ま
た、制御システムが、伝達関数モデルを必要せず、直接
検出した振動に基づいて逆振動を生成するというフィー
ドバック制御となっているので、逆振動発生手段と振動
検出手段との間の伝達関数が変動した場合においても有
効に振動を低減することが可能となる。
【0026】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明による振動
低減装置の実施例を説明する。
低減装置の実施例を説明する。
【0027】図1は本発明の一実施例による振動低減装
置の概略を示す図である。
置の概略を示す図である。
【0028】図示した本実施例による振動低減装置は、
自動車の室内における振動のうち、乗員が着座した位置
において感じられるエンジンEを振動源とする耳障りな
周期的な空気の振動、すなわち周期的なエンジン騒音を
低減させるものである。図1に示すように、この振動低
減装置は、各座席のヘッドレスト12位置に取り付けられ
た振動検出手段としての複数個のマイクロホン14と、エ
ンジン騒音周波数を検出する周波数検出手段としてのイ
グニッションパルス検出器(以下、IGパルス検出器と
称する。)16と、該IGパルス検出器16から送出された
イグニッションパルス信号(以下、IGパルス信号と称
する。)および上記各マイクロホン14によって検出され
た騒音を変換してなる検出信号を入力されるコントロー
ラ18と、該コントローラ18により駆動され上記ヘッドレ
スト12位置における騒音を低減させる音を発生する逆振
動発生手段としての複数個のスピーカ20とを備えてい
る。
自動車の室内における振動のうち、乗員が着座した位置
において感じられるエンジンEを振動源とする耳障りな
周期的な空気の振動、すなわち周期的なエンジン騒音を
低減させるものである。図1に示すように、この振動低
減装置は、各座席のヘッドレスト12位置に取り付けられ
た振動検出手段としての複数個のマイクロホン14と、エ
ンジン騒音周波数を検出する周波数検出手段としてのイ
グニッションパルス検出器(以下、IGパルス検出器と
称する。)16と、該IGパルス検出器16から送出された
イグニッションパルス信号(以下、IGパルス信号と称
する。)および上記各マイクロホン14によって検出され
た騒音を変換してなる検出信号を入力されるコントロー
ラ18と、該コントローラ18により駆動され上記ヘッドレ
スト12位置における騒音を低減させる音を発生する逆振
動発生手段としての複数個のスピーカ20とを備えてい
る。
【0029】上記各マイクロホン14は、各乗員の両耳の
位置と略一致する位置に配されており、これによりコン
トローラ18には、各乗員に実際に聞こえている音に応じ
た検出信号が入力されることになる。また、上記各スピ
ーカ20は、CD、磁気テープ、チューナ等からの音声信
号を音に変えて出力する一般のオーディオ用スピーカで
あって、このような音と上記騒音の打ち消し音とを同時
に、または一方のみを出力するようになっている。
位置と略一致する位置に配されており、これによりコン
トローラ18には、各乗員に実際に聞こえている音に応じ
た検出信号が入力されることになる。また、上記各スピ
ーカ20は、CD、磁気テープ、チューナ等からの音声信
号を音に変えて出力する一般のオーディオ用スピーカで
あって、このような音と上記騒音の打ち消し音とを同時
に、または一方のみを出力するようになっている。
【0030】さらに、運転席のインストルメントパネル
近傍には、乗員が本装置のON/OFFあるいは打ち消
す騒音の種類の切換えを適宜行なうためのスイッチ22が
設けられている。また、IGパルス検出器16は、エンジ
ンEの回転に周期した信号を取り出すもので、例えばク
ランク軸の回転検出あるいはイグナイタからのイグニッ
ションタイミング検出等により得られたエンジンEの振
動をIGパルス信号として出力するものである。
近傍には、乗員が本装置のON/OFFあるいは打ち消
す騒音の種類の切換えを適宜行なうためのスイッチ22が
設けられている。また、IGパルス検出器16は、エンジ
ンEの回転に周期した信号を取り出すもので、例えばク
ランク軸の回転検出あるいはイグナイタからのイグニッ
ションタイミング検出等により得られたエンジンEの振
動をIGパルス信号として出力するものである。
【0031】本装置は、マイクロホン14が実際に検出し
た周期的なエンジン騒音に基づいて、これを打ち消すた
めの打ち消し音をスピーカ20より出力し、この打ち消し
音を周期的なエンジン騒音に重ねることによって、この
周期騒音の低減を図るものであり、このよう騒音低減制
御は、図2に示す制御システムによって実行される。
た周期的なエンジン騒音に基づいて、これを打ち消すた
めの打ち消し音をスピーカ20より出力し、この打ち消し
音を周期的なエンジン騒音に重ねることによって、この
周期騒音の低減を図るものであり、このよう騒音低減制
御は、図2に示す制御システムによって実行される。
【0032】図2は本実施例による振動低減装置の制御
システムの構成を概略的に示す制御ブロック図である。
システムの構成を概略的に示す制御ブロック図である。
【0033】図2に示すようにマイクロホン14には、ス
ピーカ20から出力された打ち消し音x(k)(k はサンプル
時刻を表わすパラメータ。以下同様。)と、エンジンE
からマイクロホン14位置に伝達された周期的なエンジン
騒音d(k)との合成音が検出され、この合成音は、マイク
ロホン14によりエラー信号e(k)としてコントローラ18に
時々刻々と入力される。なお、本実施例では、エンジン
E、マイクロホン14間の伝達関数をGd(z)((z) はZ変
換関数であることを示す。以下同様。)スピーカ20、マ
イクロホン14間の伝達関数をH(z) としている。
ピーカ20から出力された打ち消し音x(k)(k はサンプル
時刻を表わすパラメータ。以下同様。)と、エンジンE
からマイクロホン14位置に伝達された周期的なエンジン
騒音d(k)との合成音が検出され、この合成音は、マイク
ロホン14によりエラー信号e(k)としてコントローラ18に
時々刻々と入力される。なお、本実施例では、エンジン
E、マイクロホン14間の伝達関数をGd(z)((z) はZ変
換関数であることを示す。以下同様。)スピーカ20、マ
イクロホン14間の伝達関数をH(z) としている。
【0034】コントローラ18は、入力されたエラー信号
e(k)に基づいてスピーカ18を駆動させるための制御信号
y(k)を生成する。この制御信号y(k)は、コントローラ18
内の制御信号生成手段としてのフィルタ24にエラー信号
e(k)を通過させることにより得られ、この制御信号y(k)
によりスピーカ20を駆動させて打ち消し音x(k)を発生さ
せることにより上記エンジン騒音d(k)を低減させること
が可能となる。以下、このことを詳述する。
e(k)に基づいてスピーカ18を駆動させるための制御信号
y(k)を生成する。この制御信号y(k)は、コントローラ18
内の制御信号生成手段としてのフィルタ24にエラー信号
e(k)を通過させることにより得られ、この制御信号y(k)
によりスピーカ20を駆動させて打ち消し音x(k)を発生さ
せることにより上記エンジン騒音d(k)を低減させること
が可能となる。以下、このことを詳述する。
【0035】エンジン騒音d(k)の原因となるエンジン振
動fd(k) が、 fd(k) = fA ・sin (ωk T) …(7) ここで、 fA ;エンジン振動の振幅 ω;エンジン振動の角周波数[rad/sec ] T;サンプリング周期 k ;サンプリング時刻 となる正弦波である場合、離散化されたZ変換関数Ad
(z)を、 Ad(z)=1−2cos (ωT)・Z-1+Z-2 …(8) ここでZ-N(Nは整数)は、離散時間においてf(k)=f
(k-N)となる周期関数f(k)に対して、 Z-N・f(k)=f(k-N)(k ≧N) となるオペレータ。
動fd(k) が、 fd(k) = fA ・sin (ωk T) …(7) ここで、 fA ;エンジン振動の振幅 ω;エンジン振動の角周波数[rad/sec ] T;サンプリング周期 k ;サンプリング時刻 となる正弦波である場合、離散化されたZ変換関数Ad
(z)を、 Ad(z)=1−2cos (ωT)・Z-1+Z-2 …(8) ここでZ-N(Nは整数)は、離散時間においてf(k)=f
(k-N)となる周期関数f(k)に対して、 Z-N・f(k)=f(k-N)(k ≧N) となるオペレータ。
【0036】と定めると、 Ad(z)・fd(k) =(1−2cos (ωT)・Z-1+Z-2)fd(k) =0 …(9) となる。
【0037】そこで、本実施例においては、上記制御信
号生成手段としてのフィルタ24のZ変換された伝達関数
W(z) を、上記Ad(z)を利用して、
号生成手段としてのフィルタ24のZ変換された伝達関数
W(z) を、上記Ad(z)を利用して、
【0038】
【数3】
【0039】ここでB(z) は、図2におけるフィルタ24
を含むフィードバックループを安定させる項である。
を含むフィードバックループを安定させる項である。
【0040】とすることにより、上記エンジン騒音d(k)
の低減を図るものである。
の低減を図るものである。
【0041】すなわち、図2においてエラー信号e(k)の
Z変換E(z) は、各伝達関数を用いて、
Z変換E(z) は、各伝達関数を用いて、
【0042】
【数4】
【0043】と表わすことができる。
【0044】(9) 式の性質より、(11)式は、 E(z) →0 …(12) となり、これによりマイクロホン14位置でのエンジン騒
音d(k)が低減できることになる。
音d(k)が低減できることになる。
【0045】なお、上記フィルタ24の伝達関数W(z)
(詳しくはAd(z))は、IGパルス検出器16により検出
されたエンジン振動fd(k) の角周波数ωによって更新さ
れ、これによりエンジン騒音d(k)の周波数の変化に対し
ても対応することが可能となる。
(詳しくはAd(z))は、IGパルス検出器16により検出
されたエンジン振動fd(k) の角周波数ωによって更新さ
れ、これによりエンジン騒音d(k)の周波数の変化に対し
ても対応することが可能となる。
【0046】上述のように本実施例による振動低減装置
によれば、従来技術のようにリファレンス信号を生成す
る必要がなく、またLMS法のような伝達関数モデルを
必要とする適応アルゴリズムを使用していないので構成
が簡易となり、低コスト化が図れる。また、制御システ
ムが、伝達関数モデルを必要とせず、直接検出した騒音
に基づいて打ち消し音を生成するという、フィードバッ
ク制御となっているので、車室内の伝達関数H(z) が、
乗員の増減、窓の開閉により変動するような場合におい
ても有効に騒音低減が図れる。
によれば、従来技術のようにリファレンス信号を生成す
る必要がなく、またLMS法のような伝達関数モデルを
必要とする適応アルゴリズムを使用していないので構成
が簡易となり、低コスト化が図れる。また、制御システ
ムが、伝達関数モデルを必要とせず、直接検出した騒音
に基づいて打ち消し音を生成するという、フィードバッ
ク制御となっているので、車室内の伝達関数H(z) が、
乗員の増減、窓の開閉により変動するような場合におい
ても有効に騒音低減が図れる。
【0047】以上、本発明による振動低減装置の一実施
例を説明したが、本発明による振動低減装置は、かかる
態様に限定されるものではなく、種々の変更を行なうこ
とが可能である。
例を説明したが、本発明による振動低減装置は、かかる
態様に限定されるものではなく、種々の変更を行なうこ
とが可能である。
【0048】例えば、上記実施例は、自動車の室内にお
ける周期的なエンジン騒音を低減させるために、スピー
カより打ち消し音を発生する構成としているが、低減さ
せたい周期騒音が、ある固体(例えばエンジンの車体へ
のマウント部)の周期振動に起因するものである場合、
この周期振動を直接低減することによって周期騒音の低
減を図ることも可能である。
ける周期的なエンジン騒音を低減させるために、スピー
カより打ち消し音を発生する構成としているが、低減さ
せたい周期騒音が、ある固体(例えばエンジンの車体へ
のマウント部)の周期振動に起因するものである場合、
この周期振動を直接低減することによって周期騒音の低
減を図ることも可能である。
【0049】このような振動低減装置の概略を図3に示
す。図3は本発明の他の実施例による振動低減装置の概
略を示す図である。
す。図3は本発明の他の実施例による振動低減装置の概
略を示す図である。
【0050】図3に示す本実施例による振動低減装置が
上記実施例による装置と異なるのは、エンジンEから発
生する周期騒音を低減させるための逆振動を発生する逆
振動発生手段が、スピーカではなくエンジンEの車体フ
レーム28へのマウント部Mに取り付けられたアクチュエ
ータ30である点にある。すなわち、本装置においては、
車室内に設けられた各マイクロホン14により検出された
周期騒音の検出信号がコントローラ18に入力され、コン
トローラ18は、この入力信号に基づいて上記マイクロホ
ン14位置における周期騒音の原因となるエンジンEのマ
ウント部Mにおける車体フレーム28の周期振動を打ち消
すために、その逆振動をアクチュエータ30により発生さ
せ、この逆振動が上記周期振動と重ねられることによ
り、車室内における上記周期騒音の低減が図られる。な
お、コントローラ18の構成は、上記実施例のものと同様
であり、説明は省略する。
上記実施例による装置と異なるのは、エンジンEから発
生する周期騒音を低減させるための逆振動を発生する逆
振動発生手段が、スピーカではなくエンジンEの車体フ
レーム28へのマウント部Mに取り付けられたアクチュエ
ータ30である点にある。すなわち、本装置においては、
車室内に設けられた各マイクロホン14により検出された
周期騒音の検出信号がコントローラ18に入力され、コン
トローラ18は、この入力信号に基づいて上記マイクロホ
ン14位置における周期騒音の原因となるエンジンEのマ
ウント部Mにおける車体フレーム28の周期振動を打ち消
すために、その逆振動をアクチュエータ30により発生さ
せ、この逆振動が上記周期振動と重ねられることによ
り、車室内における上記周期騒音の低減が図られる。な
お、コントローラ18の構成は、上記実施例のものと同様
であり、説明は省略する。
【0051】また、本発明による振動低減装置は、車室
内の周期騒音の低減のためではなく、車体の周期振動自
体の低減のためにも適用できる。このような振動低減装
置の概略を図4に示す。図4は本発明のその他の実施例
による振動低減装置の概略を示す図、および図5はその
制御システムの構成を概略的に示す図である。
内の周期騒音の低減のためではなく、車体の周期振動自
体の低減のためにも適用できる。このような振動低減装
置の概略を図4に示す。図4は本発明のその他の実施例
による振動低減装置の概略を示す図、および図5はその
制御システムの構成を概略的に示す図である。
【0052】図4に示す本実施例による振動低減装置に
おいては、振動検出手段が、マイクロホン14ではなく、
エンジンEの車体フレーム28へのマウント部M近傍に設
けられた振動センサ32である点が前の実施例と異なる。
また、図5に示すようにコントローラ18内のフィルタ22
の伝達関数W(z) に用いられるB(z) (図2参照)とし
て、振動センサ32が検出した振動加速度を積分して振動
速度に変換する積分項を用いている。すなわち、図2と
図5との対比において、本実施例は、B(z) を
おいては、振動検出手段が、マイクロホン14ではなく、
エンジンEの車体フレーム28へのマウント部M近傍に設
けられた振動センサ32である点が前の実施例と異なる。
また、図5に示すようにコントローラ18内のフィルタ22
の伝達関数W(z) に用いられるB(z) (図2参照)とし
て、振動センサ32が検出した振動加速度を積分して振動
速度に変換する積分項を用いている。すなわち、図2と
図5との対比において、本実施例は、B(z) を
【0053】
【数5】
【0054】とした具体例と考えることができる。な
お、その他の構成については基本的に変わらないので、
その詳細な説明は省略する。
お、その他の構成については基本的に変わらないので、
その詳細な説明は省略する。
【0055】なお、本発明による振動低減装置が、自動
車における周期振動の低減のみならず、他の種々の分野
における周期振動の低減に関しても適応可能であること
は勿論である。
車における周期振動の低減のみならず、他の種々の分野
における周期振動の低減に関しても適応可能であること
は勿論である。
【図1】本発明の一実施例による振動低減装置の概略を
示す図
示す図
【図2】上記振動低減装置の制御システムの構成を概略
的に示す制御ブロック図
的に示す制御ブロック図
【図3】本発明の他の実施例による振動低減装置の概略
を示す図
を示す図
【図4】本発明のその他の実施例による振動低減装置の
概略を示す図
概略を示す図
【図5】本発明のその他の実施例による振動低減装置の
制御システムの構成を概略的に示す制御ブロック図
制御システムの構成を概略的に示す制御ブロック図
【図6】従来技術による振動低減装置を説明するための
制御ブロック図
制御ブロック図
2,14 マイクロホン(振動検出手段) 4,20 スピーカ(逆振動発生手段) 16 イグニッションパルス検出器(周波数検出手段) 24 制御信号生成手段 E エンジン(振動源)
Claims (1)
- 【請求項1】 周期振動を低減させる振動低減装置であ
って、 所定部位における低減対象振動を低減させるための逆振
動を発生する逆振動発生手段と、前記所定部位における
振動を検出する振動検出手段と、前記低減対象振動の周
波数を検出する周波数検出手段と、前記振動検出手段が
検出した検出信号に基づいて前記逆振動発生手段を駆動
させるための制御信号を生成する制御信号生成手段とを
備えてなり、 前記制御信号生成手段のZ変換された伝達関数W(z)
は、前記周波数検出手段が検出した検出信号によって更
新される下式で表わされることを特徴とする振動低減装
置。 W(z) =B(z) /Ad(z) ここでAd(z)は、Ad(z)=1−Z-Nと表わされるZ変換
関数(ただし、Z-Nは、離散時間において、f(k)=f(k-
N)となる周期関数f(k)に対してZ-N・f(k)=f(k-N)
となるオペレータ。)であり、 B(z) は、上記制御信号生成手段を含むフィードバック
ループを安定させるZ変換関数である。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4075000A JPH05281982A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 振動低減装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4075000A JPH05281982A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 振動低減装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05281982A true JPH05281982A (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=13563511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4075000A Pending JPH05281982A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 振動低減装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05281982A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021214962A1 (ja) * | 2020-04-24 | 2021-10-28 | 日本電信電話株式会社 | 振動キャンセル方法、装置及びプログラム |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP4075000A patent/JPH05281982A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021214962A1 (ja) * | 2020-04-24 | 2021-10-28 | 日本電信電話株式会社 | 振動キャンセル方法、装置及びプログラム |
JPWO2021214962A1 (ja) * | 2020-04-24 | 2021-10-28 |
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