JPH05281809A - 複写機 - Google Patents

複写機

Info

Publication number
JPH05281809A
JPH05281809A JP4109202A JP10920292A JPH05281809A JP H05281809 A JPH05281809 A JP H05281809A JP 4109202 A JP4109202 A JP 4109202A JP 10920292 A JP10920292 A JP 10920292A JP H05281809 A JPH05281809 A JP H05281809A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
state
driving
load
drive
clutch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4109202A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Kotani
章夫 小谷
Minoru Nakamura
実 仲村
Toshikazu Azuma
敏和 東
Kentaro Iida
健太郎 飯田
Takatoshi Hamada
孝利 濱田
Toru Kasamatsu
徹 笠松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP4109202A priority Critical patent/JPH05281809A/ja
Publication of JPH05281809A publication Critical patent/JPH05281809A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 異常状態の早期発見を行うと共にその際に異
常発生箇所の特定する自己診断を行うことを可能とす
る。 【構成】 第1CPUでは、複写動作の実行前には、各
駆動要素の択一的な駆動の際の駆動源の駆動負荷の検出
結果と、その夫々についての基準値とを比較し、その比
較結果に基づいて各駆動要素の動作状態の良否の診断を
行い、また、複写動作の実行中は、異なる複数のタイミ
ングにおける駆動源の駆動負荷の検出結果と、その夫々
の基準値とを比較し、その比較結果に基づいて各駆動要
素の動作状態の良否の診断を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機に関する。
【0002】
【従来の技術】
【0003】複写機の寿命は、複写プロセスの各エレメ
ントを構成する構成部品の耐久寿命によって決定され
る。複写機の複写プロセスのうち、回転部品が多い駆動
要素を有する給紙プロセス,現像プロセス,搬送プロセ
ス及び定着プロセスでは、その駆動要素の構成部品の劣
化が早く、その構成部品は、予め予測された寿命に至る
前に、異常状態が生じ易くなっており、このような劣化
が早い構成部品は、複写機の寿命までに複数回交換する
ようになっている。
【0004】このように構成部品が劣化した場合、一般
的には複数の駆動要素の駆動源であるメインモータの回
転負荷が大となる確率が高く、これにより、その回転負
荷が駆動要素の耐量を超えて構成部品が破損する状態又
はその回転負荷が駆動源の力量を超えてその駆動源が停
止する状態等の異常状態が発生する。このような異常状
態が発生するときには、複写機の動作中に異音が生じる
ことが多い。従来では、そのような異音が生じた際に、
複写機の構成部品に異常が生じたと判断して、異常の原
因を特定し、その修復作業を実施していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
は、複写機の動作中の異音の発生時にしかその異常状態
の発生を知ることができなかったため、その異常状態の
発生を知った時点では、構成部品が破損する等、その修
復を簡単に行えないような状態に到っており、その異常
状態の原因の特定及び修復作業に多大な工数が必要であ
ったという問題があった。
【0006】本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたも
のであり、異常状態の早期発見を行うと共にその際に異
常発生箇所の特定する自己診断を行うことを可能とする
複写機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る複写機は、
複数の駆動要素と、これらの駆動要素を駆動させる単一
の駆動源とを備え、各駆動要素を所定の順序で駆動する
ことによって複写動作を実行する複写機において、前記
駆動要素の夫々を択一的に駆動させる場合の前記駆動源
の駆動負荷の基準値を各駆動要素毎に記憶する第1記憶
手段と、前記複写動作の実行前に、各駆動要素を択一的
に駆動させる手段と、該手段による各駆動要素の駆動の
際に前記駆動源の駆動負荷を検出する手段と、該手段で
検出された各駆動要素の駆動の際の前記駆動源の駆動負
荷と、前記第1記憶手段に記憶された基準値とを比較す
る手段と、該手段の比較結果に基づいて各駆動要素の動
作状態の良否の診断を行う手段と、前記複写動作を実行
する際の異なる複数のタイミングにおける駆動源の駆動
負荷の基準値を各タイミング毎に記憶する第2記憶手段
と、前記複写動作の実行中に、前記各タイミングにおけ
る駆動源の駆動負荷を検出する手段と、該手段で検出さ
れた各タイミングにおける駆動源の駆動負荷と、前記第
2記憶手段に記憶された基準値とを比較する手段と、該
手段の比較結果に基づいて各駆動要素の動作状態の良否
の診断を行う手段とを具備することを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明にあっては、複写動作の実行前には、各
駆動要素の択一的な駆動の際の駆動源の駆動負荷の検出
結果と、その夫々についての基準値とが比較されるが、
駆動要素の構成部品が劣化した場合は、駆動源の駆動負
荷が前記基準値よりも増加するので、前記検出結果と前
記基準値との比較結果に基づいて各駆動要素の動作状態
の良否の診断が行える。また、複写動作の実行中は、各
駆動要素が同時に動作する状況が多いため、各駆動要素
の動作状態の良否の診断は、異なる複数のタイミングに
おける駆動源の駆動負荷の検出結果と、その夫々の基準
値とを比較すれば行える。この場合も駆動要素の構成部
品が劣化した場合は、駆動源の駆動負荷の検出結果が前
記基準値よりも増加するので、動作状態の良否の診断を
行うことが可能である。
【0009】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
き具体的に説明する。図1は本発明に係る複写機1の要
部を示す正面断面図である。
【0010】同図において、感光体ドラム5は矢印Ma
の方向に一定の周速度vで回転可能に配置され、その内
部には、感光体ドラム5を加熱するためのヒータ5aの
オンオフ制御が行われ、これによって感光体ドラム5の
温度が一定に保たれる。
【0011】感光体ドラム5の周囲には、電子写真プロ
セスのための、帯電チャージャ6、像間イレーサ10、
現像装置7、転写チャージャ28、分離チャージャ2
9、クリーニング装置9及びメインイレーサ8が配置さ
れている。帯電チャージャ6は、メッシュ状のグリット
63を有するスコロトロン方式のチャージャである。ま
た、露光位置X2と像間イレーサ10との間には、感光
体ドラム5の表面電位(V0)を測定するための表面電
位計(以下V0センサという)90が設けられ、分離チ
ャージャ29とクリーニング装置9との間には、基準ト
ナー像の濃度を測定するために発光素子19a及び受光
素子19からなる反射型のフォトセンサ(以下AIDC
センサという)19が設けられている。
【0012】感光体ドラム5の表面は、帯電チャージャ
6を通過することにより一様に帯電され、露光位置X2
にて光学系20により露光される。露光により感光体ド
ラム5の表面電荷は部分的に除電され、感光体ドラム5
の表面に原稿に対応する潜像が形成される。潜像以外の
部分の表面電荷は、像間イレーサ10によって消去され
る。
【0013】光学系20は、原稿ガラス11上に載置さ
れた原稿Dを照射する露光ランプ21、原稿Dからの反
射光Bを露光位置X2へ導くためのミラー22a〜d、
及び投影レンズ23から構成されており、投影レンズ2
3の近傍には、原稿Dからの反射光の光量を検知するA
Eセンサ25が設けられている。原稿Dに対する露光走
査時には、露光ランプ21及びミラー22aは矢印Mb
の方向に速度v/m(mは複写倍率)で移動し、ミラー
22b,22cは速度v/2mで移動可能とされてい
る。感光体ドラム5の表面に形成された潜像は、現像装
置7により現像されてトナー像として顕像化される。
【0014】現像装置7は、磁性キャリアと絶縁性トナ
ーとの混合物からなる現像材を用い、周知の磁性ブラシ
方式によって現像位置X3を通過する潜像(電荷存在部
分即ち非露光部分)にトナーを付着させる、いわゆる正
規現像を行う。現像漕70には、磁気ローラ72を内蔵
した現像スリーブ71、穂高規制板73、バケットロー
ラ74、スクリューローラー75が設けられ、スクリュ
ーローラー75の下方にはトナー濃度センサ(以下AT
DCセンサという)80が配置されている。
【0015】バケットローラ74が矢印Mcの方向に回
転すると、現像剤は現像スリーブ71の外周面に磁気ロ
ーラ72の磁力で吸着され、現像スリーブ71の矢印M
dの方向への回転に基づいて現像位置X3へ搬送され
る。ATDCは、現像剤の透磁率から現像剤の全体に対
するトナーの重量比T/C[wt%]を測定するための
ものである。
【0016】現像漕70の上部にはトナー補給タンク7
6が設けられ、その底部にはトナー補給ローラ77が設
けられている。トナー補給ローラ77が補給モータ78
によって回転駆動されると、トナータンク76からスク
リューローラ75へトナーが補給される。補給されたト
ナーは、スクリューローラーの回転により既に現像漕7
0の内部に存在する現像剤と撹はん混合されてバケット
ローラ74に送られる。ここでの撹はん混合により摩擦
帯電が生じ、磁性キャリア及びトナーは互いに異極性の
電荷を帯びる。負極性のトナーは、現像位置X3におい
て、感光体ドラム5の表面電荷との静電吸着によって感
光体ドラム5の表面に付着する。この時感光体ドラム5
の表面の残留電荷(露光部分に残った電荷)によるトナ
ーの付着を防止するため、現像スリーブ71には所定電
圧の現像バイアスVBが加えられる。
【0017】一方、着脱可能な給紙カセット95から用
紙Pが給紙ローラ31によって1枚ずつ繰り出され、縦
搬送ローラ32aによってタイミングローラ30まで搬
送され、タイミングローラ30により感光体ドラム5の
回転とタイミングをとりつつ搬送され、転写位置X4に
て転写チャージャ28によりトナー像が用紙Pに転写さ
れる。トナー像が転写された用紙Pは、分離チャージャ
29により感光体ドラム5から分離され、搬送ベルト1
4によって定着装置15へ送られ、トナー像の定着の
後、複写機1の外部に排出される。
【0018】その後、感光体ドラム5の表面は、クリー
ニング装置9のクリーニングブレード9aによって残余
のトナーが取り除かれ、メインイレーサ8により残留電
荷が除去されて次回の露光に備える。メインイレーサの
光量は、図外の光量センサの出力に基づいて、一定値と
なるように制御される。
【0019】なお、給紙カセット95には、用紙Pの有
無を検知するフォトセンサからなるペーパーセンサ96
が設けられ、図外にフォトセンサ・給紙ローラ・縦搬送
ローラ・給紙カセットを含む多段数の給紙部を持ち数種
類のサイズのペーパーを供給することが出来るように構
成されている。
【0020】図2は複写機1の回転制御負荷に対する駆
動連結構成を示す背面断面図である。
【0021】図2において、メインモータ35は、矢印
Mbの方向に一定の周速度vaで回転可能に配置され、
定着器15に直接駆動伝達ベルト40によって回転力を
伝達し、感光体5には感光体クラッチ5cを介して駆動
伝達ベルト41によって回転力を伝達し、前述の様に感
光体ドラム5は矢印Maの方向に一定の周速度vで回転
可能にする。また、感光体クラッチ5cは、駆動伝達ベ
ルトの感光体ドラムへの動トルク伝達を制御するための
手段である。同様に、現像器70には現像器クラッチ7
0cを介して駆動伝達ベルト42によって、タイミング
ローラ30にはタイミングクラッチ30cを介して駆動
伝達ベルト43によって、縦搬送ローラ32aには縦搬
送クラッチ32acを介して駆動伝達ベルト44によっ
てメインモータ35の回転力を伝達する。
【0022】縦搬送ローラ32b,32c,32dには
駆動伝達ベルト47によって、また給紙ローラ31a〜
dには駆動伝達ベルト45、46によってメインモータ
35の回転力を縦搬送クラッチ32acと給紙クラッチ
31ac、31bc,31cc,31dcを介して伝達
される。各々のクラッチは感光体クラッチ5cと同様に
各々のローラや負荷に対する動トルク伝達を制御するも
のである。また定着圧着モータ15Mは、定着器15の
定着ローラの変形や劣化を防止するために、定着機能を
必要とするコピー中の間だけ定着ローラの圧着力を加え
る様にするための制御手段である。
【0023】図3は複写機1の制御回路200のブロッ
ク図である。
【0024】制御回路200は、複写機1の全体的な制
御を行う第1CPU201、時計機能を持つ第2CPU
223、制御プログラムを格納したプログラムメモリ2
11、電子写真プロセスの制御及び複写機1の管理等に
用いられる各種のデータを記憶するメモリ210等から
構成されている。メモリ210には、図外のメイン電源
によりバックアップされメイン電源をオフすると初期化
されるメモリ、とバッテリーによりバックアップされ書
き込まれたデータはメイン電源のオンオフに係わらず保
持されるメモリがある。
【0025】第1CPU201には、上述のAEセンサ
−25,ATDCセンサ80、V0センサ90、及びA
IDCセンサ19等の各部のセンサからの信号が入力さ
れる。メインモータ35のコントローラ35cから第1
CPU201には、メインモータの消費電流値に比例し
た出力信号及びPLLロック信号が入力され、メインモ
ータ35を駆動させるための信号がコントローラ35c
に出力される。
【0026】また、定着圧着モータ15Mを駆動させる
ための電源55、感光体クラッチ5cを動作させるため
の電源51、現像器クラッチ70cを動作させるための
電源52、タイミングクラッチ30cを動作させるため
の電源53、縦搬送クラッチ32acを動作させるため
の電源54、給紙クラッチ31a〜dを動作させるため
の電源56〜59、露光ランプ21を点灯させるための
露光ランプ電源50、補給モータ78を駆動するための
電源208、感光体ドラム5の表面電位V0を設定する
ための出力回路202、及び現像バイアスVBを印可す
るための高圧電源40等には、第1CPU201から制
御信号が加えられる。また、図中230は、操作パネル
224と第1CPU201との間でデータの送受を行う
ためのインターフェイスである。
【0027】メモリ210に格納されるデータとして
は、電子写真プロセスを制御するための基準となる基準
データBD、制御に際して適宜変更される各部の設定値
や設置環境の情報を含み過去及び現在のコンディション
を示す状態データCD、コピー枚数や消耗品の管理等の
ユーザーの運営管理に関係するユーザーデータUDなど
がある。
【0028】図4(a),(b)は、各回転駆動負荷の
回転トルクを検出するための1つの方法としてあげられ
るメインモータのトルク−軸回転数特性と、トルク−モ
ータ消費電流特性とを示す特性図であり、縦軸に回転数
N(軸回転数)及び全入力電流(モータ消費電流特性)
I、横軸にトルクτをとり、これらの関係を示してあ
る。図4(a)は、低速複写機に多く用いられるACコ
ンデンサモータ及び非定速制御のDCモータの特性であ
り、図4(b)は、中速複写機以上に多く用いられるA
Cシンクロナスモータ及び定速制御DCモータの特性で
ある。
【0029】図4(a)のトルク−軸回転数特性又はト
ルク−消費電流特性を見ると、ほぼ0〜2.0kg・c
mのトルクまでは比例特性であり、回転数、消費電流ど
ちらを検出しても軸トルクを算出することができる。ま
た、図4(b)のトルク−消費電流特性では、0〜25
kg・cmまでは比例特性であり消費電流を測定するこ
とによって軸トルクを算出することができる。また、回
転負荷のトルクを検出する方法として、駆動伝達ベルト
の張り具合いを検出する方法や直接軸の歪を検出する歪
動トルク検出器を用いる方法等がある。
【0030】図5は複写機1の操作パネル100の一例
を示す平面図である。操作パネル100は、複写枚数や
濃度などの複写条件を設定するための操作部219a、
各部の状態の表示に関係する表示操作部219bに区分
される。
【0031】操作部219aには、複写動作をスタート
させるためのプリントキー101、複写枚数等の数値を
表示する7セグメントLED102、各々1,2,…
9,0の数値に対応するテンキー104〜113、複写
条件の設定を解除するするためのクリア・ストップキー
103、複写画像濃度を段階的に変更し設定するための
アップキー114,ダウンキー115、複写画像濃度を
表示する濃度表示部116及び自己診断キー131が配
置されている。前記自己診断キー131は、サービスマ
ンが回転機構部品の異常発生場所を限定し、部品交換及
び清掃等を行うときにマシン内の異常箇所を自動的に検
出して操作パネル100上に表示する機能である第1自
己診断機能を動作させるように設けられたキーである。
【0032】また、表示操作部219bには、液晶ディ
スプレイからなるメッセージ表示部117、サービスマ
ン用キー118〜124が配置されている。サービスマ
ン用キー118〜124は、メモリ210に格納された
情報の表示操作及びデータ処理操作等のサービスマンに
よるメンテナンスにおいて主に使用される。
【0033】なお、自己診断キー131及びサービスマ
ン用キー118〜124は、通常状態での操作が行えな
いように所定のカバーにより被うか、又は本体内に設け
るようにしてもよい。
【0034】図6は第1CPU201のメインルーチン
の動作の概略を示すフローチャートである。
【0035】電源が投入されてプログラムがスタートす
ると、まず、ステップS1で各部の初期設定を行い、ス
テップS2で、第1CPU201の1ルーチンの長さを
規定するための内部タイマーのセットを行う。
【0036】ステップS3では、操作パネル100の操
作キー、各部のセンサやスイッチ類からの信号を受け付
ける入力処理を行う。次に、ステップS4でステートの
判別を行い、ステートに応じて以下の処理を実行する。
【0037】ステップS4におけるステートの判別にお
いて、ステート「A」であると判別された場合は、ステ
ップS5で、第1自己診断信号SUの入力の有無を判別
する。第1自己診断信号SUの入力があった場合には、
ステップS6へ進み、ステートを「B」にする。
【0038】ステップS4におけるステートの判別にお
いて、ステート「B」であると判別された場合は、ステ
ップS7で、第1自己診断処理を実行してもよいか否か
を判別する。つまり、複写動作の途中、故障時、ジャム
発生時、トナーの補給などのために本体カバーが開けら
れている時などのように処理の実行が禁止されている場
合であるか否かを判断する。ステップS7でYESであ
ると判別された場合には、ステップS8でステートを
「C」とする。
【0039】ステップS4におけるステートの判別にお
いて、ステート「C」であると判別された場合は、第1
自己診断処理サブルーチン(ステップS9)及び警告表
示1(ステップS10)を順次実行し、ステップS11
においてステップS9,ステップS10の処理の終了を
確認した後、ステップS12でステートを「A」に戻
す。
【0040】また、ステップS5でNOであると判別さ
れた場合には、ステップS13で複写スタート信号の入
力の有無を判別する。ステップS13において複写スタ
ート信号の入力があったと判別された場合には、ステッ
プS14へ進み、ステートを「D」とする。
【0041】ステップS4におけるステートの判別にお
いて、ステート「D」であると判別された場合は、第2
自己診断処理サブルーチン(ステップS15)及び警告
表示・複写禁止処理サブルーチン(ステップS16)を
順次実行し、ステップS17においてステップS15,
ステップS16の処理の終了を確認した後、ステップS
18でステートを「A」に戻す。
【0042】その後、複写スタート信号があるか否かを
判別し(ステップS19)、複写スタート信号がないと
判別された場合は、後述するステップS21へ進み、一
方、複写スタート信号がないと判別された場合は、次の
ステップS20へ進む。
【0043】ステップS20では、信号複写動作サブル
ーチンを実行し、ステップS21では他のCPUとの通
信処理を実行し、ステップS22で内部タイマーの待ち
合わせを行い、ステップS2へ戻る。電源が投入されて
いる間は、ステップS2〜ステップS22の処理が繰り
返される。
【0044】図7〜図17は上述のステップS9の第1
自己診断処理サブルーチンのフローチャートである。
【0045】このルーチンは、複写機1の回転機構部品
の動作状態が、作像可能で異常なしの適正状態、作像可
能ではあるが画像精度が低下するか又は作像不能に陥る
恐れがある不適正状態、又は作像不能である異常状態の
3種類の状態のうち、何れの状態で有るかを判断する自
己診断処理である。具体的には、複写機1の各回転機構
部品の回転負荷トルクを、基本的に1つずつ各負荷にト
ルク伝達するよう制御することによってメインモータ軸
上でモータ消費電流として測定し、この測定結果と、各
部について予め定められた所定の基準レベルとを比較す
ることによって動作状態を自己診断し、その自己診断に
よって得られた各部の状態を示す状態データを記憶する
処理(ステート「1」〜ステート「15」)を行うよう
になっている。
【0046】この第1自己診断処理サブルーチンでは、
最初にステップS101でステートの判別を行い、判別
されたステートに応じて以下のような処理を実行する。
【0047】ステート「1」においては、ステップS1
02で複写待機中であるか否かを判別する。ステップS
102においてYESである場合は、ステップS103
でステートを「2」にする。
【0048】ステート「2」においては、メインモータ
35に直接連結された(クラッチ等の着脱制御手段を介
在しない)負荷の診断を次のように行う。
【0049】まず、ステップS110でメインモータ3
5を起動し、ステップS111でメインモータ消費電流
Imを測定し、ステップS112でImをI0 に代入す
る。そして、ステップS113でI0 がI0C1 より大き
くI0C2 より小さいか否か判断し、その判断結果がYE
Sである場合は、ステップS114で動作状態が適正状
態(正常領域)であることを示す「C0 OK」を記憶
し、ステップS115でステートを「3」とする。
【0050】また、ステップS113の判断結果がNO
である場合は、ステップS116でI0 がI0C3 より大
きくI0C4 より小さいか否か判断し、その判断結果がY
ESである場合は、ステップS117で動作状態が不適
正状態(注意領域)であることを示す「C0 Ab」を記
憶し、ステップS115へ進む。また、ステップS11
6の判断結果がNOである場合は、ステップS118で
動作状態が異常状態(危険領域)であることを示す「C
0 NG」を記憶し、ステップS119でステートを「1
5」にする。
【0051】ステート「3」においては、定着圧着モー
タ15Mによって正常に定着ローラが圧着状態に制御さ
れるかということ又は定着ローラが圧着状態となった時
に異常がないかということとについて、前述のモータの
制御によって次のように負荷の診断を行う。
【0052】まず、ステップS130で定着圧着モータ
15Mを起動し、定着圧着状態として、ステップS13
1でImを測定し、ステップS132でImからI0 を
減算してその減算結果をI1 に代入し(I1 は、圧着状
態になったことによるモータ消費電流の増加分に相当す
る)する。そして、ステップS133でI1 が0よりも
小さいか否かを判断し、その判断結果がYESである場
合は、ステップS134で定着圧着モータ15Mの動作
不良(モータがロックしたまま)であることを示す「C
1 不良」を記憶し、ステップS135でステートを
「4」として、ステップS141で定着圧着解除状態と
する。
【0053】また、ステップS133の判断結果がNO
の場合は、ステップS136でI1がI1C1 より大きく
I1C2 より小さいか否か判断する。ステップS136の
判断結果がYESである場合は、ステップS137で適
正状態(正常領域)であることを示す「C1 OK」を記
憶し、ステップS135へ進む。一方、ステップS13
6の判断結果がNOである場合は、ステップS138で
I1 がI1C3 より大きくI1C4 より小さいか否か判断
し、その判断結果がYESである場合は、ステップS1
39で不適正状態(注意領域)であることを示す「C1
Ab」を記憶し、ステップS135へ進む。また、前記
ステップS138の判断結果がNOである場合は、ステ
ップS140で異常状態(危険領域)であることを示す
「C1 NG」を記憶し、ステップS135へ進む。
【0054】ステート「4」においては、タイミングク
ラッチ30cによって正常にタイミングローラが制御さ
れるか否かを判別するため、次のように負荷の診断を行
う。
【0055】まず、ステップS150でタイミングクラ
ッチ30cをオン状態とし、ステップS151でImを
測定し、ステップS152でImからI0 を減算してそ
の減算結果をI6 に代入し(I6 は、タイミングクラッ
チ30cがオン状態になったことによるモータ消費電流
の増加分に相当する)する。そして、ステップS153
でI6 が0よりも小さいか否かを判断し、その判断結果
がYESである場合は、ステップS154でタイミング
クラッチ30cの動作不良であることを示す「C6 不
良」を記憶し、ステップS155でステートを「5」と
して、ステップS161で定着圧着解除状態とする。
【0056】また、ステップS153の判断結果がNO
の場合は、ステップS156でI1がI1C6 より大きく
I1C6 より小さいか否か判断する。ステップS156の
判断結果がYESである場合は、ステップS157で適
正状態(正常領域)であることを示す「C6 OK」を記
憶し、ステップS155へ進む。一方、ステップS15
6の判断結果がNOである場合は、ステップS158で
I1 がI6C3 より大きくI6C4 より小さいか否か判断
し、その判断結果がYESである場合は、ステップS1
59で不適正状態(注意領域)であることを示す「C6
Ab」を記憶し、ステップS155へ進む。また、前記
ステップS158の判断結果がNOである場合は、ステ
ップS160で異常状態(危険領域)であることを示す
「C6 NG」を記憶し、ステップS155へ進む。
【0057】ステート「5」においては、縦搬送クラッ
チ32acによって縦搬送ローラ及び駆動ベルトが正常
に制御されるか否かを判別するため、次のように負荷の
診断を行う。 ステップS170で縦搬送クラッチ32
acをオンし、縦搬送ローラを回転状態とし、ステップ
S171でImを測定し、ステップS172でImから
I0 を減算してその減算結果をI4 に代入する。そし
て、ステップS173でI4 が0よりも小さいか否かを
判断し、その判断結果がYESである場合は、ステップ
S174で縦搬送クラッチ32acの動作不良であるこ
とを示す「C4 不良」を記憶し、ステップS184でス
テートを「13」として、ステップS183で給紙部の
診断が出来ないことを示す「C5 NG」を記憶する。
【0058】また、ステップS173の判断結果がNO
の場合は、ステップS176でI4がI4C1 より大きく
I4C2 より小さいか否かを判断し、その判断結果がYE
Sである場合は、ステップS177で適正状態(正常領
域)であることを示す「C4OK」を記憶し、ステップ
S178でステートを「6」にする。また、ステップS
176の判断結果がNOである場合は、ステップS17
9でI4 がI4C3 より大きくI4C4 より小さいか否かを
判断し、その判断結果がYESである場合は、ステップ
S180で不適正状態(注意領域)であることを示す
「C4 Ab」を記憶し、ステップS178へ進む。ステ
ップS179でNOである場合は、ステップS181で
異常状態(危険領域)であることを示す「C4 NG」を
記憶し、ステップS184へ進む。
【0059】ステート「6」においては、タイミングク
ラッチ30cの状態により給紙部の診断が実行可能か否
かを次のように判断する。本実施例の機能としては、連
続自動的自己診断であるため、給紙クラッチの制御によ
りペーパーが給紙カセットより送り出されそのペーパー
を排出するまでは次の給紙クラッチの診断が出来ない。
従って、タイミングクラッチ30cまたは縦搬送クラッ
チ32acが異常でペーパーが排出出来ない場合、給紙
部は診断不能となる。
【0060】まず、ステップS190,ステップS19
1では、タイミングクラッチ30cが正常状態であるか
否か(C6 OKが記憶されているか否か)を判断し、そ
の判断結果がYES(異常状態でない)である場合は、
ステップS192でステートを「7」にする。一方、ス
テップS191の判断結果がNO(異常状態)である場
合は、ステップS193で給紙部の診断が出来ないこと
を示す「C5 NG」を記憶し、ステップS194でステ
ートを「13」とする。
【0061】ステート「7」においては、給紙クラッチ
1によって給紙ローラ1及び駆動伝達ベルトが正常に制
御されるか否かの判別と、給紙さばきの滑りにより給紙
ミスが発生する可能性がないか否かの判別とを行うた
め、次のように負荷の診断を行う。
【0062】まず、ステップS200で給紙クラッチ1
をオンし、給紙ローラ1を回転状態として、ステップS
201でImを測定し、ステップS202でImからI
4 を減算してその減算結果をI5.1 に代入する。そし
て、ステップS203でI5.1が0よりも小さいか否か
を判断し、その判断結果がYESである場合は、ステッ
プS204で給紙クラッチ1の動作不良であることを示
す「C5.1 不良」を記憶し、ステップS205でステー
トを「12」とする。
【0063】また、ステップS203の判断結果がNO
の場合は、ステップS206でI5.1 がI5C1 より大き
くI5C2 より小さいか否かを判断し、その判断結果がY
ESである場合は、ステップS207で適正状態(正常
領域)であることを示す「C5.1 OK」を記憶し、ステ
ップS211でステートを「11」として、ステップS
212でnを「8」に設定する。
【0064】また、ステップS206の判断結果がNO
である場合は、ステップS208でI5.1 がI5C3 より
大きくI5C4 より小さいか否かを判断し、その判断結果
がYESである場合は、ステップS210で不適正状態
(注意領域)であることを示す「C5.1 Ab」を記憶
し、ステップS211へ進む。一方、ステップS208
の判断結果がNOである場合は、ステップS209で異
常状態(危険領域)であることを示す「C5.1 NG」を
記憶し、ステップS205へ進む。
【0065】ステート「8」、「9」、「10」は、給
紙クラッチ2〜4の負荷の診断を行うものであり、ステ
ート「8」、「9」、「10」の夫々においては、前述
のステート「7」についてのステップS200〜ステッ
プS212の処理とほぼ同様の処理を行う。このため、
夫々のフローチャートは図12(ステート「8」に関す
る処理),図13(ステート「9」に関する処理),図
14(ステート「10」に関する処理)に記載するが、
その説明は省略する。
【0066】ステート「11」は、給紙クラッチの診断
におけるペーパーの排出を次のように制御するルーチン
である。
【0067】まず、ステップS280でタイミングクラ
ッチ30cをオンし、ステップS281でペーパーの排
出が終了したか否かを判断する。ステップS281の判
断結果がNOである場合は、ステップS285でジャム
か否かを判断し、ジャムである場合は、ステップS28
6で、予め定められたジャム時の処理を行う。一方、ス
テップS281の判断結果がYESである場合は、ステ
ップS282で給紙クラッチをオフし、ステップS28
3でタイミングクラッチ30cをオフし、ステップS2
84でステートを「n」にする。この「n」は、給紙ク
ラッチが4つあるため、それを実行するためにある。
【0068】ステート「12」は、1つの給紙クラッチ
の診断後、ペーパー搬送経路に異常がないことを確認
し、異常がなければ次の給紙クラッチの診断に移るよう
に制御するルーチンである。
【0069】まず、ステップS290で給紙クラッチを
オフし、ステップS291でImを測定し、ステップS
292でImがI4 とI0 の和より大きいか否かを判断
する。これは、ペーパー排出後に給紙クラッチの診断前
と後の軸トルクを比較し、その軸トルクが増加していれ
ばペーパーが搬送系のどこかに詰まっていることを示し
ている(ジャム)。ステップS292の判断結果がYE
Sの場合は、ステップS293でステートを「13」と
し、ステップS294でC5 JAMを記憶する。ステッ
プS292の判断結果がNOの場合は、ステップS29
5でステートを「n」にする。
【0070】ステート「13」においては、感光体クラ
ッチ5cによって感光体ドラム5または駆動伝達ベルト
が正常に動作し制御されるか否かの判別と、クリーナ部
のクリーニングブレード及びトナー搬送系に異常が発生
する可能性があるか否かの判別とをするため、以下のよ
うに負荷の診断を行う。
【0071】まず、ステップS300で縦搬送クラッチ
32acをオフし、ステップS301で感光体クラッチ
5cをオンし、感光体ドラム5やトナー搬送ローラを回
転状態とする。そして、ステップS302でImを測定
し、ステップS303でImからI0 を減算しその減算
結果をI2 に代入する。そして、ステップS304でI
2 が0よりも小さいか否かを判断し、その判断結果がY
ESである場合は、ステップS305で感光体クラッチ
5cの動作不良であることを示す「C2 不良」を記憶
し、ステップS306で感光体クラッチ5cをオフし、
ステップS307でステートを「14」とする。
【0072】また、ステップS304の判断結果がNO
の場合は、ステップS308でI2がI2C1 より大きく
I2C2 より小さいか否かを判断し、その判断結果がYE
Sである場合は、ステップS309で適正状態(正常領
域)であることを示す「C2OK」を記憶し、ステップ
S306へ進む。一方、ステップS308の判断結果が
NOである場合は、ステップS310でI2 がI2C3 よ
り大きくI2C4 より小さいか否か判断し、YESである
場合は、ステップS311で不適正状態(注意領域)で
あることを示す「C2 Ab」を記憶し、ステップS30
6へ進む。また、ステップS310の判断結果がNOで
ある場合は、ステップS312で異常状態(危険領域)
であることを示す「C2 NG」を記憶し、ステップS3
06へ進む。
【0073】ステート「14」においては、現像器クラ
ッチ70cによって現像漕内のスクリュウローラや現像
スリーブローラまたは駆動伝達ベルトが正常に動作し制
御されるか否かを判別するため、次のような負荷の診断
を行う。
【0074】まず、ステップS320で現像器クラッチ
70cをオフし、ステップS321でImを測定し、ス
テップS323でImからI0 を減算し、その減算結果
をI3 に代入する。そして、ステップS324でI3 が
0よりも小さいか否かを判断し、その判断結果がYES
である場合は、ステップS325で現像器クラッチ70
cの動作不良であることを示す「C3 不良」を記憶し、
ステップS326で現像器クラッチ70cをオフし、ス
テップS327でステートを「15」とする。
【0075】また、ステップS324の判断結果がNO
の場合は、ステップS328でI3がI3C1 より大きく
I3C2 より小さいか否かを判断し、その判断結果がYE
Sである場合は、ステップS329で適正状態(正常領
域)であることを示す「C3OK」を記憶し、ステップ
S326へ進む。一方、ステップS328の判断結果が
NOである場合は、ステップS330でI3 がI3C3 よ
り大きくI3C4 より小さいか否か判断し、その判断結果
がYESである場合は、ステップS311で不適正状態
(注意領域)であることを示す「C3 Ab」を記憶し、
ステップS326へ進む。また、ステップS330の判
断結果がNOである場合は、ステップS312で異常状
態(危険領域)であることを示す「C3 NG」を記憶
し、ステップS306へ進む。
【0076】ステート「15」には、一連の自己診断が
終了した場合又はどこかの制御ブロックにおいて異常が
あった場合に、第1自己診断処理を中断し終了させるル
ーチンである。ステップS340でメインモータ35を
オフし、ステップS341で第1自己診断処理が終了し
たことを示すフラグFCを「1」にセットする。
【0077】また、図6のステップS10の警告表示1
においては、ステップS9の第1自己診断処理サブルー
チンにおいてメモリに記憶された状態データCn OK,
CnAb,Cn NG,Cn NC,Cn JAMのいずれの
データが各々の負荷部に対して記憶されているかを判断
し、例えば図18に示される表示画面の如き自己診断結
果の表示を行う。
【0078】図19〜図21は図6のS15の第2自己
診断処理サブルーチンのフローチャートである。
【0079】このルーチンでは、複写機1の回転機構部
品の動作状態が、作像可能で異常なしの適正状態、作像
可能ではあるが画像精度が低下するか又は作像不能に陥
る恐れのある不適正状態、作像不能である異常状態の状
態のうち、いずれの状態であるかをコピー中に判断する
自己診断処理を行う。具体的には、複写機1の各回転機
構部品の回転負荷トルクをコピースタート時よりモニタ
ーし、各負荷の制御タイミングにより各々の負荷がオン
される前と後のトルクの差をその負荷のトルクとし、そ
のトルクは、メインモータ軸上でモータ消費電流として
測定し、各部の所定の基準レベルと比較することによっ
て診断し、その自己診断によって得られた各部の状態を
示す状態データを記憶する処理(ステート「30」〜ス
テート「40」)を行うようになっている。
【0080】このルーチンでは、最初にステップS40
0でステートのチェックを行い、ステートに応じて以下
のような処理を実行する。
【0081】ステート「30」においては、ステップS
401でメインモータ35がオンしているか否かを判断
し、その判断結果がYESである場合は、ステップS4
02で定着圧着モータが動作し定着圧着状態であるか否
かを判断し、その判断結果がNOである場合は、メイン
モータ35のみがオンしたと見なしてステップS408
でステートを「31」にする。
【0082】また、ステップS402の判断結果がYE
Sである場合は、ステップS403で感光体クラッチ5
cがオンしたか否かを判断し、その判断結果がNOであ
る場合は、定着圧着状態とモータ直結の負荷のみとによ
りメインモータ軸にトルクがかかっていると見なしてス
テップS409でステートを「32」とする。
【0083】また、ステップS403の判断結果がYE
Sである場合は、ステップS404で現像器クラッチ7
0cがオンしたか否かを判断し、その判断結果がNOで
ある場合は、ステップS414で縦搬送クラッチ32a
cがオンしているか否かを判断する。ステップS414
の判断結果がNOである場合は、感光体クラッチ5c
と、定着圧着状態と、モータ直結の負荷のみとによりメ
インモータ軸にトルクがかかっていると見なしステップ
S418でステートを「33」とする。
【0084】また、ステップS414でYESである場
合は、ステップS415で給紙クラッチがオンしたか否
かを判断し、その判断結果がNOである場合は、縦搬送
クラッチ32acと感光体クラッチ5cと定着圧着状態
とモータ直結の負荷のみとによりメインモータ軸にトル
クがかかっていると見なしてステップS417でステー
トを「35」とする。
【0085】また、ステップS415の判断結果がYE
Sである場合は、給紙クラッチと、縦搬送クラッチ32
acと、感光体クラッチ5cと、定着圧着状態と、モー
タ直結の負荷のみとによりメインモータ軸にトルクがか
かっていると見なしステップS416でステートを「3
4」とする。
【0086】また、ステップS404の判断結果がYE
Sである場合は、ステップS405で縦搬送クラッチ3
2acがオンしたか否かを判断し、その判断結果がNO
である場合は、現像器クラッチ70cと、感光体クラッ
チ5cと、定着圧着状態とモータ直結の負荷のみとによ
りメインモータ軸にトルクがかかっていると見なしてス
テップS410でステートを「36」とする。
【0087】また、ステップS405の判断結果がYE
Sである場合は、ステップS406でタイミングクラッ
チ30cがオンしたか否かを判断し、その判断結果がY
ESである場合は、ステップS412で給紙クラッチが
オンしたか否かを判断する。ステップS412の判断結
果がNOである場合は、タイミングクラッチ30cと、
縦搬送クラッチ32acと、現像器クラッチ70cと、
感光体クラッチ5cと、定着圧着状態とモータ直結の負
荷のみとによりメインモータ軸にトルクがかかっている
と見なしてステップS413でステートを「37」とす
る。
【0088】また、ステップS401の判断結果がNO
である場合は、ステップS419で複写処理が終了した
か否かを判断し、その判断結果がYESである場合は、
第2自己診断処理の終了フラグFDを「1」にセットす
る。
【0089】ステート「31」は、モータ直結の負荷の
みメインモータ軸にトルクがかかっていると見なしてモ
ータ軸のトルク(モータ消費電流Im)を測定しその測
定結果に基づいて診断を行うルーチンである。
【0090】ステート「31」においては、ステップS
430でImを測定し、ステップS431でImをI0
に代入する。そして、ステップS432でI0 がI0C1
より大きくI0C2 より小さいか否かを判断し、その判断
結果がYESである場合は、ステップS433で適正状
態(正常領域)であることを示す「C0 OK」を記憶
し、ステップS434でステートを「30」とする。ま
た、ステップS432の判断結果がNOである場合は、
ステップS435でI0 がI0C3 より大きくI0C4 より
小さいか否かを判断し、その判断結果がYESである場
合は、ステップS436で不適正状態(注意領域)であ
ることを示す「C0 Ab」を記憶し、ステップS434
へ進む。一方、ステップS435の判断結果がNOであ
る場合は、ステップS437で異常状態(危険領域)で
あることを示す「C0 NG」を記憶し、ステップS43
8でステートを「40」にする。
【0091】ステート「32」は、定着圧着状態とメイ
ンモータ直結の負荷のみとにメインモータ軸からトルク
が伝達されていると見なしてモータ軸のトルク(モータ
消費電流)を測定し定着圧着状態に対する診断を行うル
ーチンである。
【0092】まず、ステップS440でImを測定し、
ステップS441でImからI0 を減算してその減算結
果をI1 に代入する(I1 は、圧着状態になったことに
起因するモータ消費電流の増加分に相当する)。そし
て、ステップS442で比較定数IC1,IC2,IC3,I
C4に定着圧着状態に関して予め定められた比較定数I1C
1 ,I1C2 ,I1C3 ,I1C4 を代入し、ステップS44
3でデータ比較処理サブルーチンを実行する。そして、
ステップS444で状態データとして記憶されたCOK,
CAb,CNGC不良のいずれかを、対応するC1OK ,C1A
b ,C1NG ,C1不良に置き換える。
【0093】ステート「33」は、感光体クラッチ5c
と定着圧着状態とモータ直結の負荷のみとにメインモー
タ軸からトルクが伝達されていると見なしてモータ軸の
トルク(モータ消費電流)を測定し、その測定結果に基
づいて感光体クラッチ5c又は感光体部の診断を行うル
ーチンである。
【0094】まず、ステップS445でImを測定し、
ステップS446でImから、I1,I0 を減算してそ
の減算結果をI2 に代入する。そして、ステップS44
7で比較定数IC1,IC2,IC3,IC4に、予め定められ
た比較定数I2C1 ,I2C2 ,I2C3 ,I2C4 を代入し、
ステップS448でデータ比較処理サブルーチンを実行
する。そして、ステップS449で状態データとして記
憶されたCOK,CAb,CNG,C不良のいずれかを、対応
するC2OK ,C2Ab ,C2NG ,C2 不良に置き換える。
【0095】ステート「34」は、給紙クラッチと、縦
搬送クラッチ32acと、感光体クラッチ5cと、定着
圧着状態と、モータ直結の負荷のみとにメインモータ軸
からトルクが伝達されていると見なしてモータ軸のトル
ク(モータ消費電流)を測定し、その測定結果に基づい
て給紙クラッチ又は給紙部の診断を行うルーチンであ
る。 まず、ステップS460でImを測定し、ステッ
プS461でImからI4 ,I2 , I1 ,I0 を減算し
てその減算結果をI5 に代入する。そして、ステップS
462で比較定数IC1,IC2,IC3,IC4に、予め定め
られた比較定数I5C1 ,I5C2 ,I5C3 ,I5C4 を代入
し、ステップS463でデータ比較処理サブルーチンを
実行する。そして、ステップS464で状態データとし
て記憶されたCOK,CAb,CNG,C不良のいずれかを、
対応するC5OK ,C5Ab ,C5NG ,C5 不良に置き換え
る。
【0096】ステート「35」は、縦搬送クラッチ32
acと、感光体クラッチ5cと、定着圧着状態と、モー
タ直結の負荷のみとにメインモータ軸からトルクが伝達
されていると見なしてモータ軸のトルク(モータ消費電
流)を測定し、その測定結果に基づいて縦搬送クラッチ
32ac又は縦搬送部の診断を行うルーチンである。
【0097】まず、ステップS465でImを測定し、
ステップS466でImからI2 ,I1 ,I0 を減算し
てその減算結果をI4 に代入する。そして、ステップS
467で比較定数IC1,IC2,IC3,IC4に、予め定め
られた比較定数I4C1 ,I4C2 ,I4C3 ,I4C4 を代入
し、ステップS468でデータ比較処理サブルーチンを
実行する。そして、ステップS469で状態データとし
て記憶されたCOK,CAb,CNG,C不良のいずれかを、
対応するC4OK ,C4Ab ,C4NG ,C4 不良に置き換え
る。
【0098】ステート「36」は、現像器クラッチ70
cと、感光体クラッチ5cと、定着圧着状態と、モータ
直結の負荷のみとにメインモータ軸からトルクが伝達さ
れていると見なしてモータ軸のトルク(モータ消費電
流)を測定し、その測定結果に基づいて現像器クラッチ
70c又は現像器部の診断を行うルーチンである。
【0099】まず、ステップS480でImを測定し、
ステップS481でImからI2 ,I1 ,I0 を減算し
てその減算結果をI3 に代入する。そして、ステップS
482で比較定数IC1,IC2,IC3,IC4に、予め定め
られた比較定数I3C1 ,I3C2 ,I3C3 ,I3C4 を代入
し、ステップS483でデータ比較処理サブルーチンを
実行する。そして、ステップS484で状態データとし
て記憶されたCOK,CAb,CNG,C不良のいずれかを、
対応するC3OK ,C3Ab ,C3NG ,C3 不良に置き換え
る。
【0100】ステート「37」は、タイミングクラッチ
30cと、縦搬送クラッチ32acと、現像器クラッチ
70cと、感光体クラッチ5cと、定着圧着状態とモー
タ直結の負荷のみとにメインモータ軸からトルク伝達さ
れていると見なしてモータ軸のトルク(モータ消費電
流)を測定し、その測定結果に基づいてタイミングクラ
ッチ30c又はタイミング部の診断を行うルーチンであ
る。
【0101】まず、ステップS485でImを測定し、
ステップS486でImからI4 ,I3 ,I2 , I1 ,
I0 を減算してその減算結果をI6 に代入する。そし
て、ステップS487で比較定数IC1,IC2,IC3,I
C4に、予め定められた比較定数I6C1 ,I6C2 ,I6C3
,I6C4 を代入し、ステップS488でデータ比較処
理サブルーチンを実行する。そして、ステップS489
で状態データとして記憶されたCOK,CAb,CNG,C不
良のいずれかを、対応するC6OK ,C6Ab ,C6NG,C6
不良に置き換える。
【0102】ステート「40」においては、負荷の異常
状態であることから本診断処理を中断終了し機械のダメ
ージを最小限に抑えるための処理を行う。即ち、ステッ
プS490で強制複写終了フラグFEを「1」にセット
する。
【0103】図22は上述のステップS443,S44
8,S463,S468,S483,S488における
データ比較処理サブルーチンのフローチャートである。
【0104】ステップS510でIが0よりも小さいか
否かを判断し、その判断結果がYESである場合は、
「C1 不良」を記憶し、ステップS518でステートを
「40」とする。
【0105】また、ステップS510の判断結果がNO
の場合は、ステップS511でI1がI1C1 より大きく
I1C2 より小さいか否かを判断する。ステップS511
の判断結果がYESである場合は、ステップS513で
適正状態(正常領域)であることを示す「COK」を記
憶し、ステップS517でステートを「30」とする。
一方、ステップS511の判断結果がNOである場合
は、ステップS514でI1 がI1C3 より大きくI1C4
より小さいか否かを判断し、前記その判断結果がNOで
ある場合は、ステップS515で異常状態(危険領域)
であることを示す「CNG」を記憶し、ステップS51
8へ進む。また、S514の判断結果がYESである場
合は、ステップS516で不適正状態(注意領域)であ
ることを示す「CAb」を記憶し、ステップS517へ
進む。
【0106】図23は、図6におけるステップS16の
警告表示・複写禁止処理サブルーチンのフローチャート
である。
【0107】このサブルーチンは、第2自己診断処理に
おいて、負荷異常を検出したとき又は負荷状態が注意領
域にあるときの処理を行うルーチンである。
【0108】まず、ステップS500で強制複写終了フ
ラグFEに「1」がセットされているか否かを判断す
る。その判断結果がYESである場合は、ステップS5
01で例えば図24に示される表示画面の如き異常状態
の警告表示を行い、ステップS502で複写禁止処理を
行う。その後、ステップS503で注意領域Cn Abに
相当する負荷があるか否かを判断し、その判断結果がY
ESである場合は、ステップS504で例えば図25に
示される表示画面の如き異常状態の注意表示を行う。
【0109】図26は、上述の第1自己診断処理及び第
2自己診断処理における、異常トルクレベルを検出する
ための所定の比較トルクレベルをマシン個々に初期設定
するためのルーチンのフローチャートである。ステップ
S530で上述の第1自己診断処理を行い、そこで検出
された各々の負荷ブロックの電流値Iを用いて、ステッ
プS531において、比較検出レベルを算出し設定す
る。例えば、その電流値I0 の比較検出レベルI0C1 は
下記(1)式の如く算出される。
【0110】 I0C1 =I0 *(1−K0C1 ) …(1) 但し、K0C1 :初期設定定数
【0111】図27は、上述の第1自己診断処理及び第
2自己診断処理における、異常トルクレベルを検出する
ための所定の比較トルクレベルを経時的にマシン個々に
変更設定するためのルーチンのフローチャートである。
【0112】まず、ステップS535で所定のコピー枚
数毎に比較レベルを変更するためのコピー枚数カウンタ
ーの値CNTが0以下か否かを判断する。その判断結果
がYESである場合は、上述のコピー中のトルクを検出
し診断する第2自己診断処理において検出された各々の
負荷ブロックの電流値Iを用いて、ステップS536に
おいて、比較検出レベルを算出し設定する。例えばその
電流値I0 の比較検出レベルは下記(2)式の如く算出
される。
【0113】 I0C1 =I0 *(1−KS0C1 ) …(2) 但し、KS0C1 :変更設定定数
【0114】そして、コピー枚数カウンターの値CNT
を設定して、リターンする。図28は図6のステップS
3の入力処理サブルーチンのフローチャートである。こ
のルーチンでは、まず、ステップS550で給紙カセッ
ト選択サブルーチンを実行する。そして、ステップS5
51で倍率選択を実行し、ステップS552で10キー
入力処理を実行し、ステップS553でその他の入力処
理を実行する。
【0115】図29は上述のステップS550の給紙カ
セット選択処理サブルーチンのフローチャートである。
ここでは、第2自己診断処理において、4つある給紙部
のうち、少なくとも1つの給紙部に「C5 不良」、「C
5 NG」、「C5 Ab」が発生した場合、即ち、非正常
状態の場合に、非正常状態の給紙カセット部を選択不可
能にする制御を実行する。ここでは図5における操作パ
ネル100の表示操作部219bにおいて表示操作を実
行する。
【0116】まず、ステップS560で「C5 OK」が
記憶されているか否かを判断する。その判断結果がNO
である場合は、ステップS561で選択不可表示を行
い、ステップS573で給紙カセット選択キー118,
119,120,121の何れかのキー入力があったか
否かを判断し、その判断結果がYESである場合は、ス
テップS562で、どの給紙カセット選択キーのキー入
力があったかを判断する。ステップS562で、給紙カ
セット選択キー118のキー入力があったと判断された
場合は、ステップS563で「C5.1 OK」か否かを判
断する。その判断結果がYESである場合は、ステップ
S564で給紙カセット1選択フラグFK1 に「1」を
セットし、ステップS565で表示部に選択表示を行
う。また、ステップS563の判断結果がNOである場
合は、ステップS572で選択不可表示を行う。
【0117】また、ステップS562で、給紙カセット
選択キー119,120,121のキー入力があった場
合も、夫々、上述のステップS563〜ステップS57
2の処理とほぼ同様の処理を、ステップS566〜ステ
ップS572(給紙カセット選択キー119の場合),
ステップS568〜ステップS572(給紙カセット選
択キー120の場合),ステップS570〜ステップS
572(給紙カセット選択キー121の場合)にて実行
する。
【0118】図30は、ジャム検出を説明するための負
荷(トルク)変動のタイミングチャートを示す説明図で
ある。図30において、タイミングaはメインモータ3
5に直結された負荷と、定着圧着状態との負荷が生じた
状態、タイミングbはタイミングaにおける負荷にPC
クラッチの負荷が加えられた状態、タイミングcはタイ
ミングbにおける負荷に縦搬送クラッチ32aの負荷が
加えられた状態、タイミングdはタイミングcにおける
負荷にペーパの負荷が加えられた状態、タイミングeは
タイミングbにおける負荷にペーパの負荷が加えられた
状態、タイミングfはタイミングaにおける負荷にペー
パの負荷が加えられた状態、タイミングgはタイミング
fにおける負荷からペーパの負荷が減じられた状態を夫
々表している。
【0119】図30中に示したように、ペーパー(例と
してA4Yを挙げる)の通紙によるモーター軸トルクの
変動を観察することで、所定外のタイミングで所定外の
トルクを検出しジャムであると判断する。
【0120】例えば、図中のタイミングaの時のトルク
a1 とタイミングgの時のトルクg1 を比較し0よりも
大きければ何かが定着ローラー間に挟間れているという
ことで定着ジャムを検出する事ができる。同様にタイミ
ングbの時のトルクb1 とタイミングeの時のトルクe
1 とを使用して通紙ジャム、タイミングcの時のトルク
c1 とタイミングdの時のトルクd1 とを使用して給紙
ジャムを検出する事ができる。
【0121】図31は図6のステップS20の複写動作
サブルーチンのフローチャートである。
【0122】複写動作サブルーチンでは、ステップS6
00でジャム検出サブルーチンを実行し、ステップS6
01でその他の動作の処理をおこなう。
【0123】図32は上述のステップS600のジャム
処理サブルーチンのフローチャートである。
【0124】まず、ステップS610でコピーがスター
トしたか否かを判断する。その判断結果がYESである
場合は、ステップS611で、図30に示したタイミン
グaの状態であるかを判断し、その判断結果がYESで
ある場合は、ステップS612で、そのときのモーター
軸トルクa1 に対応するモーター消費電流値を記憶す
る。次に、ステップS613で、図30に示したタイミ
ングbの状態であるか否かをを判断し、その判断結果が
YESである場合は、ステップS614で、そのときの
モーター軸トルクb1 に対応するモーター消費電流値を
記憶する。次に、ステップS615で、図30に示した
タイミングcの状態であるか否かを判断し、その判断結
果がYESである場合は、ステップS616で、そのと
きのモーター軸トルクc1 に対応するモーター消費電流
値を記憶する。
【0125】ステップS617で、図30に示したタイ
ミングdの状態であるか否かを判断し、その判断結果が
YESである場合は、ステップS618でそのときのモ
ーター軸トルクd1 に対応するモーター消費電流値を記
憶する。次に、ステップS619で、図30に示したタ
イミングeの状態であるか否かを判断し、その判断結果
がYESである場合は、ステップS620で、そのとき
のモーター軸トルクe1 に対応するモーター消費電流値
を記憶する。次に、ステップS621で、図30に示し
たタイミングgの状態であるか否かを判断し、その判断
結果がYESである場合は、ステップS622で、その
ときのモーター軸トルクg1 に対応するモーター消費電
流値を記憶する。
【0126】次に、ステップS630で、軸トルクd1
に相当する消費電流値が記憶されたか否かを判断する。
その判断結果がYESである場合は、ステップS631
で”d1 −c1 =0”であるか否かを判断し、その判断
結果がYESである場合は、ステップS632でジャム
1(給紙ジャム)処理をおこなう。次に、ステップS6
40で軸トルクe1 に相当する消費電流値が記憶された
か否かを判断する。その判断結果がYESである場合
は、ステップS641で”e1 −b1 =0”であるか否
かを判断し、その判断結果がYESである場合は、ステ
ップS642でジャム2(通紙ジャム)処理をおこな
う。次に、ステップS650で軸トルクg1に相当する
消費電流値が記憶されたか否かを判断する。その判断結
果がYESであればステップS651で”g1 −a1 >
0”であるか否かを判断し、その判断結果がYESであ
る場合は、ステップS652でジャム3(定着ジャム)
処理を行う。
【0127】以上説明した複写機では、次に列挙するよ
うなことが実現できる。回転負荷に於ける異常発生源を
限定することができる。回転負荷制御手段の動作不良を
検出することができる。(例えば、定着圧着モータ等に
よる、定着ローラの圧接、解除状態への制御が確実に実
行されているかを検出することが出来ることで、定着不
良を未然に防ぐことが出来ると共に、解除不良によるロ
ーラのダメージを極力少なくできる。)異常発生前に異
常を予測することができる。異常発生源が、例えば、3
つの給紙経路の内の1つであった場合、それを検出し、
限定しその給紙経路を使用する給紙カセットを自動的に
選択不可能とすることによって、コピー機能全面停止の
トラブルとする事なく、限定付きではあるがコピー機能
を維持することができる。モーター軸トルクにてペーパ
ーの通紙状態をモニター出来る為、所定のタイミングで
そのトルクが所定外に急変した場合及びトルクの増加が
ペーパーセンサー通過後所定の時間経過しても下がらな
い場合には、ペーパー通紙上の異常、即ち、ジャムとし
て検出できる。検出したモーター軸トルクを経時的にメ
モリー手段に記憶し、異常検出等の検出比較レベルをマ
シン調整初期段階において、また経時的に変化させるこ
とによって、個々のマシン状態に対応した異常検出で、
よりシビアな検出を実現することができる。
【0128】次に本発明のその他の実施例について説明
する。図33は本発明のその他の実施例についての制御
のメインルーチンのフローチャートである。
【0129】プログラムがスタートすると、まず、RA
M及び各種のレジスタ等の初期設定を行う(ステップC
1)。続いて、内部タイマをスタートさせる(ステップ
C2)。この内部タイマはマイクロコンピュータの基準
クロックによってカウントされるものである。続いて、
メインスイッチ処理ルーチン(ステップC3)、負荷状
態検出処理ルーチン(ステップC4)及びコピー動作ル
ーチン(ステップC5)を順次実行される。続いて、そ
の他のCPUとの通信に関する処理を行う(ステップC
6)。そして、前記内部タイマが終了したか否かを判断
する(ステップC7)その判断結果がNOである場合
は、内部タイマが終了するまで待ち、一方、その判断結
果がYESである場合は、前記ステップC2へ戻る。複
写機の各種処理は、このメインルーチンを基準とし、こ
れが何回実行されたかによって、時間制御が行われる。
【0130】次に、前記ステップC3のメインスイッチ
処理ルーチンについて説明する。図34はメインスイッ
チ処理ルーチンのフローチャートである。ここでは、メ
インスイッチが投入されたときに、負荷状態を検出する
動作をする上での条件設定を行う。
【0131】まず、ステップC31にて、メインスイッ
チがオンエッジされたか否かを判断する。その判断結果
がYESである場合は、ステップC32で、フラグCを
クリアする。このフラグCは、負荷の条件を調べる上で
の各負荷の切替のために設定するフラグである。また、
前記ステップC31の判断結果がNOである場合は、そ
のままリターンする。
【0132】次に、前記ステップC4の負荷状態検出処
理ルーチンについて説明する。図35及び図36は負荷
状態検出処理ルーチンのフローチャートである。ここで
は、負荷状態の検出を行う。メインスイッチが投入され
ると、各種の負荷を切替えた状態でメインモータ35を
駆動して、夫々のPLLロック信号がハイレベルからロ
ーレベルに変化するまでの時間を計測し、その計測時間
が規定値以上である場合に負荷トルク増加の警告を行う
ようになっている。
【0133】まず、ステップC401にて、メインスイ
ッチ信号がオン状態であるか否かを判断する。その判断
結果がYESである場合は、ステップC412へ進む。
ステップC412では、フラグCが0であるか否かを判
断し、その判断結果がYESである場合は、ステップC
402へ進む。ステップC402では、T−Aタイマが
終了したか否かを判断し、その判断結果がNOである場
合は、ステップC403へ進む。ステップC403で
は、メインモータ35の駆動信号がオン状態であるか否
かを判断し、その判断結果がNOである場合は、ステッ
プC408へ進み、ステップC408でタイマをセット
してカウンタβをクリアする。このタイマは、メインモ
ータ35の負荷検出動作での動作時間を決めるためのも
のである。また、前記カウンタβは、メインモータ35
のオン状態からPLLロック信号がハイレベルからロー
レベルに変化するまでの時間と、その時間の規定値αと
の比較のために用いるものである。
【0134】続いて、ステップC409にて、メインモ
ータ35の駆動信号をオンすると共に現像器クラッチ7
0cをオンしてリターンする。また、前記ステップC4
03の判断結果がYESである場合は、ステップC40
4に進み、ステップC404で、PLLロック信号がハ
イレベルであるか否かを判断する。その判断結果がYE
Sである場合は、ステップC405に進み、このステッ
プC405で、カウンタβを1カウントインクリメント
する。続いて、ステップC406で、カウンタβと、規
定値α1 とを比較する。この規定値α1 は、現像器クラ
ッチ70cをオンした場合にメインモータ35が一定速
度になるまでの上限値である。
【0135】前記ステップC406で、カウンタβが規
定値α1 以上であると判断された場合は、ステップC4
07へ進み、このステップC407でメインモータ35
の負荷増加の警告を行う。ここでの警告は、操作パネル
100上に警告情報表示する方法及び又は電話回線を利
用して複写機のサービスセンター等の遠隔地へ警告情報
を送信する方法を用いる。
【0136】また、前記ステップC404の判断結果が
NOである場合は、リターンする。また、前記ステップ
C402の判断結果がYESである場合は、ステップC
410にてメインモータ35の駆動信号をオフすると共
に現像器クラッチ70cをオフし、ステップC411に
てフラグCを1インクリメントしてリターンする。
【0137】以上の処理は、現像部に関する負荷増加の
警告処理であり、以上の処理が終了すると、フラグCが
1となり、ステップC413へ進み、縦搬送部に関する
負荷増加の警告処理を行う。この縦搬送部に関する処理
では、現像部に関する負荷増加の警告処理と同様の処理
を行う。即ち、前記ステップC402〜ステップC41
2と同様の処理をステップC414〜ステップC423
にて行う。以降、このような負荷増加の警告処理を、複
写機の各駆動系について順次行う。
【0138】以上説明した如きその他の実施例の複写機
では、メインスイッチの投入時にメインモータ35の各
負荷を断続させて、メインモータ35の回転速度が一定
速度になるまでの時間を計測し、その計測値が規定値以
上である場合に、グリスの劣化及び構成部品の摩耗等の
原因による異常状態の発生を予測し、修理が必要である
ことを警告するようになっているため、使用者及び修理
の専門技術者は、異常状態が発生する前に複写機の動作
状態を把握できるので、異常発生箇所の修理作業の効率
を向上させることができる。
【0139】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明に係る複写機
では、複写動作の実行前には、各駆動要素の択一的な駆
動の際の駆動源の駆動負荷の検出結果と、その夫々につ
いての基準値との比較結果に基づいて、各駆動要素の動
作状態の良否の診断ができ、また、複写動作の実行中
は、異なる複数のタイミングにおける駆動源の駆動負荷
の検出結果と、その夫々の基準値との比較結果に基づい
て、動作状態の良否の診断を行うことができるようにな
っており、これらの基準値を厳しく設定しておけば、異
常状態の早期発見を行うことが可能であり、また、複写
動作の実行前は夫々の駆動要素の駆動について、駆動源
の駆動負荷の検出に基づく動作状態の良否の診断を行う
ので、異常発生箇所を特定することができ、また、複写
動作の実行中についても、前記タイミングを、夫々の駆
動要素の駆動負荷を求めることができるようなタイミン
グとすることにより、異常発生箇所を特定することがで
きる等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複写機の要部を示す正面断面図で
ある。
【図2】複写機の回転制御負荷に対する駆動連結構成を
示す背面断面図である。
【図3】複写機の制御回路のブロック図である。
【図4】各回転駆動負荷の回転トルクを検出するための
1つの方法としてあげられるメインモータのトルク−軸
回転数特性とトルク−モータ消費電流特性とを示す特性
図である。
【図5】複写機の操作パネルの一例を示す平面図であ
る。
【図6】第1CPUのメインルーチンの動作の概略を示
すフローチャートである。
【図7】第1自己診断処理サブルーチンのフローチャー
トである。
【図8】第1自己診断処理サブルーチンのフローチャー
トである。
【図9】第1自己診断処理サブルーチンのフローチャー
トである。
【図10】第1自己診断処理サブルーチンのフローチャ
ートである。
【図11】第1自己診断処理サブルーチンのフローチャ
ートである。
【図12】第1自己診断処理サブルーチンのフローチャ
ートである。
【図13】第1自己診断処理サブルーチンのフローチャ
ートである。
【図14】第1自己診断処理サブルーチンのフローチャ
ートである。
【図15】第1自己診断処理サブルーチンのフローチャ
ートである。
【図16】第1自己診断処理サブルーチンのフローチャ
ートである。
【図17】第1自己診断処理サブルーチンのフローチャ
ートである。
【図18】自己診断結果の表示画面図である。
【図19】第2自己診断処理サブルーチンのフローチャ
ートである。
【図20】第2自己診断処理サブルーチンのフローチャ
ートである。
【図21】第2自己診断処理サブルーチンのフローチャ
ートである。
【図22】データ比較処理サブルーチンのフローチャー
トである。
【図23】警告表示・複写禁止処理サブルーチンのフロ
ーチャートである。
【図24】異常状態の警告表示画面図である。
【図25】異常状態の注意表示画面図である。
【図26】第1自己診断処理及び第2自己診断処理にお
ける、異常トルクレベルを検出するための所定の比較ト
ルクレベルをマシン個々に初期設定するためのルーチン
のフローチャートである。
【図27】第1自己診断処理及び第2自己診断処理にお
ける、異常トルクレベルを検出するための所定の比較ト
ルクレベルを経時的にマシン個々に変更設定するための
ルーチンのフローチャートである。
【図28】入力処理サブルーチンのフローチャートであ
る。
【図29】給紙カセット選択処理サブルーチンのフロー
チャートである。
【図30】ジャム検出を説明するための負荷(トルク)
変動のタイミングチャートである。
【図31】複写動作サブルーチンのフローチャートであ
る。
【図32】ジャム処理サブルーチンのフローチャートで
ある。
【図33】本発明のその他の実施例についての制御のメ
インルーチンのフローチャートである。
【図34】メインスイッチ処理ルーチンのフローチャー
トである。
【図35】負荷状態検出処理ルーチンのフローチャート
である。
【図36】負荷状態検出処理ルーチンのフローチャート
である。
【符号の説明】
5c 感光体クラッチ 15M 定着圧着モータ 30c タイミングクラッチ 32a 縦搬送クラッチ 35 メインモータ 70c 現像器クラッチ 31a,31b,31c,31d 給紙クラッチ 201 第1CPU 210 メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東 敏和 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社 内 (72)発明者 飯田 健太郎 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社 内 (72)発明者 濱田 孝利 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社 内 (72)発明者 笠松 徹 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社 内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の駆動要素と、これらの駆動要素を
    駆動させる単一の駆動源とを備え、各駆動要素を所定の
    順序で駆動することによって複写動作を実行する複写機
    において、 前記駆動要素の夫々を択一的に駆動させる場合の前記駆
    動源の駆動負荷の基準値を各駆動要素毎に記憶する第1
    記憶手段と、 前記複写動作の実行前に、各駆動要素を択一的に駆動さ
    せる手段と、 該手段による各駆動要素の駆動の際に前記駆動源の駆動
    負荷を検出する手段と、 該手段で検出された各駆動要素の駆動の際の前記駆動源
    の駆動負荷と、前記第1記憶手段に記憶された基準値と
    を比較する手段と、 該手段の比較結果に基づいて各駆動要素の動作状態の良
    否の診断を行う手段と、 前記複写動作を実行する際の異なる複数のタイミングに
    おける駆動源の駆動負荷の基準値を各タイミング毎に記
    憶する第2記憶手段と、 前記複写動作の実行中に、前記各タイミングにおける駆
    動源の駆動負荷を検出する手段と、 該手段で検出された各タイミングにおける駆動源の駆動
    負荷と、前記第2記憶手段に記憶された基準値とを比較
    する手段と、 該手段の比較結果に基づいて各駆動要素の動作状態の良
    否の診断を行う手段とを具備することを特徴とする複写
    機。
JP4109202A 1992-04-01 1992-04-01 複写機 Pending JPH05281809A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4109202A JPH05281809A (ja) 1992-04-01 1992-04-01 複写機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4109202A JPH05281809A (ja) 1992-04-01 1992-04-01 複写機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05281809A true JPH05281809A (ja) 1993-10-29

Family

ID=14504202

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4109202A Pending JPH05281809A (ja) 1992-04-01 1992-04-01 複写機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05281809A (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998049606A1 (de) * 1997-04-30 1998-11-05 Oce Printing Systems Gmbh Verfahren und schaltung zum initialisieren eines druckers oder kopierers
JP2001175328A (ja) * 1999-09-15 2001-06-29 Xerox Corp 電子システムのリアルタイム診断を行うためのハイブリッド診断方式のためのシステム及び方法
JP2005189163A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Ricoh Co Ltd 異常判定方法、異常判定装置及び画像形成装置
US7203431B2 (en) 2003-12-26 2007-04-10 Ricoh Company, Ltd. Abnormality determining method, abnormality determining apparatus, and image forming apparatus
JP2007187953A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Konica Minolta Business Technologies Inc 駆動力伝達装置、および駆動力伝達装置を有する画像形成装置
JP2007298875A (ja) * 2006-05-02 2007-11-15 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及びその運転方法
US7457550B2 (en) 2005-01-18 2008-11-25 Ricoh Company, Limited Abnormality determining apparatus, image forming apparatus, copying machine, and information obtaining method
US7539599B2 (en) 2004-02-12 2009-05-26 Ricoh Company, Ltd. Abnormality diagnosing method, condition appraisal apparatus, image forming apparatus, management apparatus and management system
US7920800B2 (en) 2007-02-15 2011-04-05 Ricoh Company Limited Image forming apparatus and failure detection method therefor
US8064782B2 (en) 2007-08-03 2011-11-22 Ricoh Company, Ltd. Management device of an image forming apparatus
US8175467B2 (en) 2005-06-14 2012-05-08 Ricoh Company, Ltd. Apparatus, method, and system for detecting a state of an apparatus
US8190037B2 (en) 2008-06-23 2012-05-29 Ricoh Company, Limited Fault prediction method, fault prediction system, and image forming apparatus
JP2012247764A (ja) * 2011-05-31 2012-12-13 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
US8339637B2 (en) 2007-08-03 2012-12-25 Ricoh Company, Ltd. Management apparatus, management system, operation status determination method, and image forming apparatus
US8872956B2 (en) 1997-01-09 2014-10-28 Nikon Corporation Electronic camera with self-explanation/diagnosis mode

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8872956B2 (en) 1997-01-09 2014-10-28 Nikon Corporation Electronic camera with self-explanation/diagnosis mode
WO1998049606A1 (de) * 1997-04-30 1998-11-05 Oce Printing Systems Gmbh Verfahren und schaltung zum initialisieren eines druckers oder kopierers
JP2001175328A (ja) * 1999-09-15 2001-06-29 Xerox Corp 電子システムのリアルタイム診断を行うためのハイブリッド診断方式のためのシステム及び方法
JP2005189163A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Ricoh Co Ltd 異常判定方法、異常判定装置及び画像形成装置
US7203431B2 (en) 2003-12-26 2007-04-10 Ricoh Company, Ltd. Abnormality determining method, abnormality determining apparatus, and image forming apparatus
US7327962B2 (en) 2003-12-26 2008-02-05 Ricoh Company, Ltd. Abnormality determining method, abnormality determining apparatus, and image forming apparatus
US7539599B2 (en) 2004-02-12 2009-05-26 Ricoh Company, Ltd. Abnormality diagnosing method, condition appraisal apparatus, image forming apparatus, management apparatus and management system
US7778555B2 (en) 2005-01-18 2010-08-17 Ricoh Company, Limited Abnormality determining apparatus, image forming apparatus, copying machine, and information obtaining method
US7457550B2 (en) 2005-01-18 2008-11-25 Ricoh Company, Limited Abnormality determining apparatus, image forming apparatus, copying machine, and information obtaining method
US8175467B2 (en) 2005-06-14 2012-05-08 Ricoh Company, Ltd. Apparatus, method, and system for detecting a state of an apparatus
JP2007187953A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Konica Minolta Business Technologies Inc 駆動力伝達装置、および駆動力伝達装置を有する画像形成装置
JP2007298875A (ja) * 2006-05-02 2007-11-15 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及びその運転方法
US7920800B2 (en) 2007-02-15 2011-04-05 Ricoh Company Limited Image forming apparatus and failure detection method therefor
US8064782B2 (en) 2007-08-03 2011-11-22 Ricoh Company, Ltd. Management device of an image forming apparatus
US8339637B2 (en) 2007-08-03 2012-12-25 Ricoh Company, Ltd. Management apparatus, management system, operation status determination method, and image forming apparatus
US8358941B2 (en) 2007-08-03 2013-01-22 Ricoh Company, Ltd. Management device of an image forming apparatus
US8190037B2 (en) 2008-06-23 2012-05-29 Ricoh Company, Limited Fault prediction method, fault prediction system, and image forming apparatus
JP2012247764A (ja) * 2011-05-31 2012-12-13 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05281809A (ja) 複写機
JP4650780B2 (ja) 交換ユニットが装着された画像形成装置、画像形成システム及び画像形成装置の制御方法
JP4539220B2 (ja) 画像形成装置及びその方法
US20050254833A1 (en) Image forming device and image forming system having a replacement unit mounted therein
US7773888B2 (en) Image forming apparatus maintenance via error transmission
US5790917A (en) Developing device having a residual toner amount discrimination feature and image forming apparatus using same
JP4933167B2 (ja) 診断システム
JP2005326731A (ja) 交換ユニットが装着された画像形成装置及び画像形成システム
JP5002120B2 (ja) 交換ユニットが装着された画像形成装置及び画像形成システム
JP2001092234A (ja) 画像形成装置
JP2001305845A (ja) 画像形成装置
JPH0635309A (ja) 画像形成装置
JP4499216B2 (ja) 画像形成装置
JPH06138760A (ja) 画像形成装置
JP2005326727A (ja) 交換ユニットが装着された画像形成装置
JPH11258897A (ja) 電子写真式画像形成装置
US11188024B2 (en) Image forming apparatus to which container containing developer is detachably attached
JPH03226772A (ja) 画像形成装置管理システム
JP7284934B2 (ja) 画像形成装置
JPH0566669A (ja) 電子写真複写機
JP2024047741A (ja) 画像形成装置、情報処理装置
JP2024047397A (ja) 画像形成装置、及び画像形成装置と通信可能な情報処理装置
JPH10198089A (ja) 画像形成装置
JP2780348B2 (ja) 画像形成装置
JPH06202407A (ja) 画像形成装置