JPH0528142U - 無線機の音量調節回路 - Google Patents

無線機の音量調節回路

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JPH0528142U
JPH0528142U JP084215U JP8421591U JPH0528142U JP H0528142 U JPH0528142 U JP H0528142U JP 084215 U JP084215 U JP 084215U JP 8421591 U JP8421591 U JP 8421591U JP H0528142 U JPH0528142 U JP H0528142U
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JP
Japan
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circuit
output
volume
switching
beep sound
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Pending
Application number
JP084215U
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English (en)
Inventor
敏修 廣森
Original Assignee
株式会社ケンウツド
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 受信音声信号出力とBeep音出力とを切換回路
で切り換えて1個の電子ボリュームで最適音量出力に制
御するものである。 【構成】 Beep音の出力と受信音声信号の出力とを切り
換える切換回路4と、この切換回路の出力信号が供給さ
れる電子ボリューム回路5と、切換回路の切り換え動作
と電子ボユーム回路の設定動作とを制御するマイクロコ
ンピュータ9とを備え、キー操作時に音声ミュート回路
3をON動作してBeep音を最適音量に設定して出力し、受
信時にBeep音ミュート回路10をON動作して音声信号出
力を最適音量に設定して出力するよう構成したものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は無線機の音量調節回路に係り、特に、受信音声信号とキー操作確認 音((以下、Beep音という)とを電子ボリュームで制御して最適音量に設定する のに好適な無線機の音量調節回路に関する。
【0002】
【従来技術】
従来より、無線機の受信音声信号とBeep音の音量調節回路は図3に示すブロッ ク図のものが多く提供されていた。図において、1は無線機の受信アンテナ、2 は受信回路であり、この受信回路2で受信した受信信号は音声信号に検波され、 音声ミュート回路3を介して第1の電子ボユーム回路11に供給され、この第1の 電子ボユーム回路11において最適音量に制御されて増幅回路6を経てスピーカ7 から出力される。
【0003】 8は操作キーであり、この操作キー8はマイクロコンピュータ9(以下、単に マイコン9という)に指示データを供給する。マイコン9は周知のように基本的 にはCPU9b,クロック発振回路9c,ROM9d,RAM9e及び入力ポート9a、出力ポート9fよ り構成され、ROM9d にはCPU9b を制御するプログラムが書き込まれており、CPU9 b はこのプログラムに従って入力ポート9aより必要とされる外部データを取り込 んだり、又はRAM9e との間でデータの授受を行なったりしながら演算処理し、必 要に応じて処理データを出力ポート9fより出力する。
【0004】 10はBeep音ミュート回路であり、マイコン9で生成したBeep音は出力ポ−ト9f よりBeep音ミュート回路10を介して第2の電子ボユーム回路12において最適音量 に制御されて増幅回路6を経てスピーカ7より出力される。
【0005】 この様に構成した無線機の音量調節回路は無線機の受信時にはマイコン9によ ってBeep音ミュート回路10をON動作させBeep音出力を切断し、音声ミュート回路 3を OFF動作して受信音声信号を第1の電子ボユーム回路11で音量調節して出力 していた。
【0006】 一方、操作キー8のキー操作時はマイコン9は音声ミュート回路3をON動作さ せて受信音声信号の出力を切断し、Beep音ミュート回路10を OFF動作してBeep音 を第2の電子ボユーム回路12で音量調節して出力していた。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の受信音声信号及びBeep音信号の音量調節回路は各々第 1及び第2の電子ボユーム回路11,12 によって制御しているため、回路構成が複 雑になり組み立てスペースも大きくなって機器の小型化の障害になるという欠点 があった。
【0008】 この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは 従来例の欠点を解消し、受信音声信号出力とBeep音出力とを切換回路で切り換え て1個の電子ボリュームで最適音量に制御する無線機の音量調節回路を提供する ところにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案の無線機の音量調節回路は無線機の操作キー操作時、受信回路の音声 ミュート回路をオン動作してキー操作確認音が予め決められた音量で出力し、無 線機の受信時、操作キーの操作確認音ミュート回路をオン動作して受信した音声 信号を予め決められた音量で出力する無線機の音量調節回路において、上記キー 操作確認音の出力と受信音声信号の出力とを切り換える切換回路と、この切換回 路の出力信号が供給される電子ボリューム回路と、上記切換回路の切り換え動作 と上記電子ボユーム回路の設定動作とを制御するマイクロコンピュータとを備え 、上記キー操作時のキー操作確認音出力と受信時の音声信号出力とを最適音量に 設定して出力するよう構成したものである。
【0010】
【作用】
この考案によれば、Beep音出力と受信音声信号出力とを切換回路で切り換え、 この切り換え動作に合わせてBeep音ミュート回路及び音声ミュート回路を制御し 、上記切換回路の出力信号を1個の電子ボリューム回路で各々の出力信号レベル を最適音量に設定して出力することができる。
【0011】 通常の無線機はキー操作入力が無い場合、受信状態に設定されていてマイコン は音声ミュート回路を OFF動作状態に設定し、上記切換回路を受信音声信号出力 側に設定し、受信音声信号を電子ボリューム回路で音量調節することができる。 この受信時はBeep音ミュート回路はON動作状態になっていてBeep音出力は切断さ れている。
【0012】 操作キーが操作されると、マイコンは操作キーからのキー入力を検出し、上記 音声ミュート回路を制御してON動作状態に設定し、上記切換回路を制御してBeep 音出力側に切り換えて受信音声信号の出力を切断する。一方、Beep音ミュート回 路は OFF動作状態に制御され、マイコンからのBeep音は上記Beep音ミュート回路 と上記切換回路を介して電子ボリューム回路に供給される。
【0013】 電子ボリューム回路はマイコンによってメモリに予め記憶されているBeep音レ ベル値になるようBeep音レベルを音量調節して出力し、このBeep音出力信号は増 幅回路を介してスピーカから出力される。
【0014】 この様に、無線機のキー操作や受信モードによって音量調節回路に設けた1個 の電子ボリューム回路の入力信号を切換回路で選別設定し、各ミュート回路のON /OFF動作を制御してBeep音出力及び受信音声信号出力の音量調節を行うことがで き、無線機の音量調節回路の構成を簡潔にして機器の小型化を図り、生産コスト の低減をすることができる。
【0015】
【実施例】 この考案に係る無線機の音量調節回路の実施例を図1及び図2に基づいて説明 する。図1は実施例を示したブロック図であり、図2は動作を説明するフローチ ャートである。なお、従来例と同一部分には同一符号を付してその説明を省略す る。
【0016】 図において、4は受信音声信号出力とBeep音出力とを切り換える切換回路であ り、この切換回路4で切り換えられた出力信号は電子ボリューム回路5に供給さ れて音量調節される。
【0017】 この様に、上記切換回路4と1個の電子ボリューム回路5とで構成した無線機 の音量調節回路は、マイコン9によって音声ミュート回路3及びBeep音ミュート 回路10を制御して音量調節することができ、この音量調節回路の制御動作を図2 のフローチャートにより説明する。
【0018】 通常の無線機は受信状態になっていて音声ミュート回路3は OFF動作状態に設 定され、受信音声信号は切換回路4を介して電子ボリューム回路5で最適音量レ ベルに制御される。この受信状態になっている時、Beep音ミュート回路10はON動 作状態になっていてBeep音出力は切断されている(ステップS1)。
【0019】 今、操作キー8を操作して無線機を操作すると、この操作キー8からのキー入 力データはマイコン9の入力ポート9aより CPU9bに入力され、 CPU9bによってキ ー操作されたことを検出し(ステップS2)、マイコン9は音声ミュート回路3を ON動作状態に設定(ステップS3)して受信音声信号出力を切断する。
【0020】 一方、マイコン9は RAM9eに予めメモリされているBeep音の音量レベルになる よう電子ボリューム回路5を制御して音量の設定をし(ステップS4)、同時に切 換回路4をBeep音出力側に接点を切り換え、更にBeep音ミュート回路10を OFF動 作状態に制御する(ステップS5)。
【0021】 この様に、マイコン9は各部を制御してメモリに記憶されていたBeep音を最適 音量でスピーカ7より出力することができる(ステップS6)。このBeep音が出力 されると、マイコン9は音声ミュート回路3を OFF動作状態に設定し(ステップ S7)、無線機を通常の受信状態にして次の操作キー8のキー操作を検出するよう 上記ステップS1に戻ってキー操作入力データの待機状態になる。
【0022】 一方、操作キー8が操作されずキー入力が無い場合、音声ミュート回路3は O FF動作状態にあり、またBeep音ミュート回路10はON動作状態にあり、マイコン9 は電子ボリューム回路5の音量設定の変化の有無を検出し(ステップS8)、変化 が無い場合は電子ボリューム回路5の音量設定をこのままの状態で受信音声信号 を出力し(ステップS10)、変化が有った場合は変化後の新しい音量設定値のデー タで電子ボリューム回路5を設定し(ステップS9)、受信音声信号を増幅回路6 を介してスピーカ7より出力する(ステップS10)。
【0023】 この様に、1個の電子ボリューム回路5で受信音声信号とBeep音とを必要に応 じて各々最適音量に調節して出力することができる。
【0024】 以上、無線機の受信時の受信音声信号出力とキー操作時のBeep音出力とについ て説明したが、無線機以外の電子機器において、複数の異なる設定状態の出力信 号を電子ボリューム回路を用いて各々音量調節して出力する場合には、この考案 の音量調節回路は広く応用することができる。
【0025】
【考案の効果】
この考案に係る無線機の音量調節回路は前述のように、受信音声信号出力とBe ep音出力とを切換回路を介して1個の電子ボリューム回路で最適音量レベルに自 動的に設定することができるので、従来例のように各々の出力信号に対して各々 の電子ボリューム回路を構成する必要が無く、音量調節回路が簡潔になり部品点 数も削減されて組立スペースやプリント基板などを小スペースで実現することが でき、機器の小型化が図れるという効果がある。
【0026】 また、電子ボリューム回路が1個で実現することができるので、生産コストの 低減ができるという効果もあり、しかも、構造が簡単であって、実施も容易であ るなどの優れた特長を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の無線機の音量調節回路の実施例を示
したブロック図である。
【図2】この考案の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図3】従来例を示したブロック図である。
【符号の説明】
1 受信アンテナ 2 受信回路 3 音声ミュート回路 4 切換回路 5 電子ボリューム回路 6 増幅回路 7 スピーカ 8 操作キー 9 マイクロコンピュータ(マイコン) 10 キー操作確認音(Beep音)ミュート回路
【手続補正書】
【提出日】平成3年12月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線機の操作キー操作時、受信回路の音
    声ミュート回路をオン動作してキー操作確認音が予め決
    められた音量で出力し、無線機の受信時、操作キーの操
    作確認音ミュート回路をオン動作して受信した音声信号
    を予め決められた音量で出力する無線機の音量調節回路
    において、 上記キー操作確認音の出力と受信音声信号の出力とを切
    り換える切換回路と、この切換回路の出力信号が供給さ
    れる電子ボリューム回路と、上記切換回路の切り換え動
    作と上記電子ボユーム回路の設定動作とを制御するマイ
    クロコンピュータとを備え、上記キー操作時のキー操作
    確認音出力と受信時の音声信号出力とを最適音量に設定
    して出力するよう構成したことを特徴とする無線機の音
    量調節回路。
JP084215U 1991-09-19 1991-09-19 無線機の音量調節回路 Pending JPH0528142U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6311042B2 (ja) * 1979-06-07 1988-03-11 Buriteitsushu Pitorooriamu Co Plc Za

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6311042B2 (ja) * 1979-06-07 1988-03-11 Buriteitsushu Pitorooriamu Co Plc Za

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