JP2001189988A - マイクロホン装置及びそのマイクロホン装置を有する無線装置 - Google Patents

マイクロホン装置及びそのマイクロホン装置を有する無線装置

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JP2001189988A
JP2001189988A JP37533199A JP37533199A JP2001189988A JP 2001189988 A JP2001189988 A JP 2001189988A JP 37533199 A JP37533199 A JP 37533199A JP 37533199 A JP37533199 A JP 37533199A JP 2001189988 A JP2001189988 A JP 2001189988A
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microphone
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adjusting
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JP37533199A
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Tsunenori Maruyama
恒徳 丸山
Yasuyuki Kanazawa
靖行 金澤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通話相手側に対する音質の劣化を抑制し、音
質の向上を図ったマイクホン装置及びそのマイクロホン
装置を有する無線装置を提供する。 【解決手段】 音声の周放数特性を調整するイコライザ
回路3と出カレベルを調整するアナログスイッチ10を
有する増幅回路4を設け、マイクロホン2から出力され
る音声アナログ信号を通話相手側で聞き取りやすい音質
にして送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声信号を通信回
線を介して相手側に送るのに使用するマイクロホン装置
及びそのマイクロホン装置を有する無線装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の無線装置等で使用されて
いるマイクロホン装置の回路図である。図5に示すよう
に、従来のマイクロホン装置51は、内蔵されたマイク
ロホン52と増幅回路53を設けている。そのマイクロ
ホン52は、入力抵抗54を介してオペアンプ(OPア
ンプ)55に直列接続され、オペアンプ55の出力端子
は、帰還抵抗56を介して入力抵抗54とオペアンプ5
5の接続点に接続されている。そして、マイクロホン5
1から出力されるアナログ信号を増幅回路53で増幅し
て出力する構成になっている。また、増幅されたアナロ
ダ信号は通信回線を介して図示せぬ無線装置に送信さ
れ、所定の信号処理が施されて音声として出カされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のマイクロホン装置では、一般に通話相手との
通信路の回線ロスが大きい。このため、状況により周波
数特性が劣化したり、通話音量が小さくなった場合に、
通話音声の明瞭度が低下する不具合が生じていた。
【0004】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、その目的は通信路の回線ロスによる音
質の劣化を抑制し、音質の向上を図ったマイクホン装置
を提供するものである。
【0005】また、本発明の他の目的は、通信路の回線
ロスによる音質の劣化を抑制し、音質の向上を図った無
線装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のマイクロホン装
置は、マイクロホンに入力された音声の周放数特性を調
整するイコライザ回路と出カレベルを調整する増幅回路
を有し、前記音声を通話相手側で聞き取りやすい音質に
して送信するようにした構成を有している。この構成に
より、通話相手との間の回線ロス等によって周波数特性
が劣化したり、通話音量が小さくなった場合に、送信側
における音声信号の周波数特性や音声信号の出力レベル
をそれぞれ変更し、その変更で音声を通話相手側で聞き
取りやすい音質にして出力することができる。これによ
り、通話音声の明瞭度を向上させることができることと
なる。
【0007】また、本発明のマイクロホン装置は、マイ
クロホンに入力された音声の周波数特性を調整するイコ
ライザ回路と、前記イコライザ回路で調整された前記音
声の出力レベルを調整して出力する増幅回路と、前記イ
コライザ回路による前記周波数特性と前記増幅回路によ
る前記出力レベルを調整し、前記音声を通話相手側で聞
き取りやすい音質にして送信するための制御回路を備え
た構成としたものである。この構成により、通話相手と
の間の回線ロス等によって周波数特性が劣化したり、通
話音量が小さくなった場合に、制御回路がイコライザ回
路と増幅回路を制御し、送信側における音声信号の周波
数特性や音声信号の出力レベルを変更して、音声を通話
相手側で聞き取りやすい音質して出力することができ
る。これにより、通話音声の明瞭度を向上させることが
できることとなる。
【0008】さらに、本発明のマイクロホン装置は、前
記制御回路をマイクロコンピュータで形成した構成とし
たものである。この構成により、装置の構造を簡略化
し、また小型化することができることとなる。
【0009】また、さらに本発明のマイクロホン装置
は、前記マイクロコンピュータをキー操作可能に設けた
構成としたものである。この構成により、マイクロコン
ピュータによる操作態様をキー入力により簡単に行うこ
とができ、操作の簡略化が図れる。
【0010】さらに、本発明のマイクロホン装置は、前
記増幅回路に、この増幅回路による出力レベルの増幅率
を切り換えるためのアナログスイッチを設けた構成とし
たものである。この構成により、アナログスイッチを操
作することにより、増幅回路による出力レベルの増幅率
をリニアに調整することができることとなる。
【0011】本発明の無線装置は、マイクロホンに入力
された音声の周放数特性を調整するイコライザ回路と出
カレベルを調整する増幅回路を有し、前記音声を通話相
手側で聞き取りやすい音質にして送信するマイクロホン
装置を有する構成としたものである。この構成により、
通話音声の明瞭度を向上させて通話相手側で聞き取りや
すい音質にして送信することができることとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。図1に示すように、本発明
のマイクロホン装置1は、マイクロホン2と、このマイ
クロホン2から出力される音声アナログ信号の周波数特
性を調整するイコライザ回路3と、出力レベルを調整す
る増幅回路4と、マイクロホン装置1の全体を制御する
マイクロコンピュータ5を設けている。
【0013】増幅回路4は、入力抵抗6と、この入力抵
抗6と直列接続されているオペアンプ(OPアンプ)7
と、第1帰還抵抗8と、第2帰還抵抗9と、この第2帰
還抵抗9と直列接続されているアナログスイッチ10で
構成されている。また、第2帰還抵抗9及びアナログス
イッチ10は第1帰還抵抗8と並列に接続されていると
ともに、オペアンプ7と並列にして、このオペアンプ7
の入力端子と出力端子に各々接続されている。そして、
この増幅回路4では、アナログスイッチ10が制御され
ると、オペアンプ7の増幅率がリニアに変化し、これに
より増幅回路4の出力レベルを調整することができる。
【0014】マイクロコンピュータ5は、マイクロホン
装置1の外部に設けられている入力操作部2と接続され
ており、送信者による入力操作部12のキー操作による
入力信号11を受けてイコライザ回路3への制御信号と
増幅回路4のアナログスイッチ10への制御信号を生成
する。なお、入力操作部12は、マイクロホン装置1に
内蔵させ、入力操作部12のキー操作をマイクロホン装
置1上で行うようにしてもよいものである。
【0015】次に、このマイクロホン装置の動作を説明
する。送信者は、通話相手との通信路の回線ロス等によ
って周波数特性が劣化したり、あるいは通話音量が小さ
くなった場合に、通話音声の明瞭度を向上させる目的で
入力操作部12のキーを操作し、入力信号11でマイク
ロコンピュータ5に周波数特性の劣化を修正する制御を
指示する。すると、送信側のマイクロコンピュータ5
は、このキー入力を受けてイコライザ回路3への制御信
号と増幅回路4のアナログスイッチ10への制御信号を
生成する。この制御信号により、イコライザ回路3では
マイクロホン2から出力される音声アナログ信号の周波
数特性を調整し、増幅回路4ではアナログスイッチ10
により増幅率が変えられて出力レベルを調整する。
【0016】図2は、上述のようにして周波数特性が調
整された音声アナログ信号の波形を表す図である。無線
による送受信を行なう場合、通常受信側では音声の高音
域が劣化することが多い。したがって図2に示すように
送信側では入力した音声アナログ信号に対して高音域の
出力レベルを他の音域レベルよりも高めた信号aとす
る。
【0017】このような信号を送信すると、受信側では
図3に示すような信号の受信が行なわれる。この図3
は、受信側における受信信号bと、受信側装置の周波数
特性を表す信号cの波形を表す図である。受信信号b
は、送信側において高音域の出力レベルを他の音域レベ
ルよりも高めた信号aとして送信されたから、高音域の
レベルが高い信号が受信されるが、受信装置の周波数特
性は高音域で劣化する性質を有するものであるから、受
信信号bと周波数特性とが相殺し合って図4に示すよう
な、低音域から高音域までレベルがほぼ一定の信号dが
得られる。これにより、通話相手側で聞き取りやすい音
質となるように調整される。
【0018】なお、高音域の出力レベルを高めるため
に、送信側のマイクロコンピュータ5は、出力レベルを
高める周波数帯域、或いはレベルを高める程度を表すデ
ータを複数種類保持しておき、入力操作部12のキー操
作により、最も聞き取り易い状態を作り得るようにする
ことができる。
【0019】また、上の例では受信装置の周波数特性が
音声の高音域が劣化するタイプイについて説明したが、
この他に、周囲雑音が多い場合は送信側で低音域のレベ
ルを上げて通話相手側で聞き取りやすい音質となるよう
にすることもでき、それぞれ相手側の状況によって周波
数特性の調整と出力レベルの調整が行われる。
【0020】以上のように、本発明の実施の形態のマイ
クロホン装置は、通信相手間の回線の状況により、入力
操作部12のキーを操作してマイクロコンピュータ5に
制御の指示を行うと、マイクロコンピュータ5がイコラ
イザ回路3の周波数特性と増幅回路4の出力レベルをそ
の指示された値だけ調整して劣化等を補足することがで
きる。したがって、通信回線のロス等により、通話音声
の明瞭度が劣化するような場合に、送信者の意図によっ
て受信側での通話音声の明瞭度を調整し、通話相手側で
聞き取りやすい音質にして送信することができる。
【0021】なお、上述した実施の形態では、マイクロ
ホン装置単体の場合について説明したが、このマイクロ
ホン装置1を搭載させた無線機として構成してもよく、
このように構成することにより通話音声の明瞭な無線機
を得ることができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は上記実施
の形態より明らかなように、送信者のキー入力操作によ
って、入力された音声信号の周波数特性を所望の特性に
変更することができるとともに、音声信号の出カレベル
を所望のレベルに変更する機能を備えているので、通話
相手との間の回線ロス等によって周波数特性が劣化した
り、通話音量が小さくなった場合に、送信側における音
声信号の周波数特性や音声信号の出力レベルをそれぞれ
変更し、その変更で音声を通話相手側で聞き取りやすい
音質にして出力することができる。これにより、通話音
声の明瞭度が向上するという優れた効果を持つマイクロ
ホン装置及びそのマイクロホン装置を有する無線機を提
供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるマイクロホン装置
の概略構成図
【図2】本発明の実施の形態において周波数特性が調整
された音声アナログ信号の波形を表す図
【図3】本発明の実施の形態において受信側における受
信信号bと、受信側装置の周波数特性を表す信号cの波
形を表す図
【図4】本発明の実施の形態において受信側における最
終出力信号dの波形を表す図
【図5】従来におけるマイクホン装置の概略構成図
【符号の説明】
1 マイクロホン装置 2 マイクロホン 3 イコライザ回路 4 増幅回路 5 マイクロコンピュータ 6 抵抗 7 オペアンプ 8 第1帰還抵抗 9 第2帰還抵抗 10 アナログスイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロホンに入力された音声の周放数
    特性を調整するイコライザ回路と出カレベルを調整する
    増幅回路を有し、前記音声を通話相手側で聞き取りやす
    い音質にして送信することを特徴とするマイクロホン装
    置。
  2. 【請求項2】 マイクロホンに入力された音声の周波数
    特性を調整するイコライザ回路と、 前記イコライザ回路で調整された前記音声の出力レベル
    を調整して出力する増幅回路と、 前記イコライザ回路による前記周波数特性と前記増幅回
    路による前記出力レベルを調整し、前記音声を通話相手
    側で聞き取りやすい音質にして送信するための制御回
    路、 を備えたことを特徴とするマイクロホン装置。
  3. 【請求項3】 前記制御回路をマイクロコンピュータで
    形成したことを特徴とする請求項2記載のマイクロホン
    装置。
  4. 【請求項4】 前記マイクロコンピュータをキー操作可
    能に設けたことを特徴とする請求項3記載のマイクロホ
    ン装置。
  5. 【請求項5】 前記増幅回路に、この増幅回路による出
    力レベルの増幅率を切り換えるためのアナログスイッチ
    を設けたことを特徴とする請求項1または2記載のマイ
    クロホン装置。
  6. 【請求項6】 マイクロホンに入力された音声の周放数
    特性を調整するイコライザ回路と出カレベルを調整する
    増幅回路を有し、前記音声を通話相手側で聞き取りやす
    い音質にして送信するマイクロホン装置を有することを
    特徴とする無線装置。
JP37533199A 1999-12-28 1999-12-28 マイクロホン装置及びそのマイクロホン装置を有する無線装置 Withdrawn JP2001189988A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2104373A1 (en) 2008-03-13 2009-09-23 Kabushiki Kaisha Audio- Technica Condenser microphone
CN106162435A (zh) * 2015-04-24 2016-11-23 钰太芯微电子科技(上海)有限公司 一种抑制谐振的麦克风单体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2104373A1 (en) 2008-03-13 2009-09-23 Kabushiki Kaisha Audio- Technica Condenser microphone
US8126165B2 (en) 2008-03-13 2012-02-28 Kabushiki Kaisha Audio-Technica Condenser microphone
CN106162435A (zh) * 2015-04-24 2016-11-23 钰太芯微电子科技(上海)有限公司 一种抑制谐振的麦克风单体

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