JP2605526B2 - 携帯電話機の受信装置 - Google Patents

携帯電話機の受信装置

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JP2605526B2 JP3263478A JP26347891A JP2605526B2 JP 2605526 B2 JP2605526 B2 JP 2605526B2 JP 3263478 A JP3263478 A JP 3263478A JP 26347891 A JP26347891 A JP 26347891A JP 2605526 B2 JP2605526 B2 JP 2605526B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車電話機、無線携
帯電話機等の携帯電話機の受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の携帯電話機の受信装置の
概略の構成を示している。
【0003】図5において、1はアンテナ部であり、こ
のアンテナ部1は受信フロントエンド部2の入力側に接
続されている。受信フロントエンド部2は、RF増幅回
路21、周波数変換回路22およびチャネル指定回路2
3を有している。受信フロントエンド部2の出力側は、
中間周波復調部(以下、IF復調部という)3に接続さ
れている。このIF復調部3の出力側は、AF増幅部4
に接続されている。AF増幅部4の出力側はスピーカS
Pに接続されている。5は制御部であり、AF増幅部4
とチャネル指定回路23とに接続されている。
【0004】次に、この構成における動作について説明
する。図示しない基地局から放射された高周波信号はア
ンテナ部1に入射する。入射された高周波信号は、RF
増幅回路21によって増幅された後、周波数変換回路2
2の一方の入力端子に供給される。
【0005】制御部5は、受信しようとする無線チャン
ネルのデータをチャンネル指定回路23に供給してい
る。チャンネル指定回路23は、この無線チャンネルの
データに対応するローカル信号を周波数変換回路22の
他方の入力端子に供給する。
【0006】周波数変換回路22は、このローカル信号
に基づき、上記高周波信号を中間周波信号(以下、IF
信号という)に変換して、IF復調部3に供給する。I
F復調部3は、IF信号を音声周波数帯の信号に復調
し、この音声周波数帯の信号をAF増幅部4に供給す
る。AF増幅部4は、音声周波数帯の信号を増幅してス
ピーカSPに供給するとともに、制御部5に制御信号を
供給する。
【0007】このようにして、従来の受信装置において
も、高周波信号がIF信号に変換され、そのIF信号に
基づいてスピーカSPから音声送出が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、携帯電話機
は、小型・軽量が望まれ、この小型・軽量の実現のため
には、バッテリーの小型化が必要であり、このために
は、回路の低消費電流化が必要である。しかしながら、
携帯電話の受信装置を構成する周波数変換回路22に
は、増幅機能と周波数変換機能とを有するトランジスタ
ミキサ回路が採用されており、このトランジスタミキサ
回路においては、混変調妨害抑圧比を高めるためにエミ
ッタ電流を比較的に大電流に設定しなければならないの
で、消費電流が増大するという問題があった。ここで、
混変調妨害抑圧比を高める必要があるのは、携帯電話に
おいて、自局の送信波と外来妨害波による混変調された
受信周波数成分および中間周波数成分が受信機に入るた
めで、デュープレックスモードで動作しているときであ
る。
【0009】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、混変調妨害抑圧比を高く保持し、かつ消
費電流を低減できる優れた受信装置を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明における携帯電話の受信装置は、トランジス
タを含み、高周波信号を周波数変換して中間周波信号を
出力する周波数変換回路と、周波数変換回路の動作電流
を制御する電流制御回路と、電流制御回路に接続され、
混変調妨害抑圧比を高める必要がある場合に周波数変換
回路のエミッタ電流を大きくし、必要がない場合にエミ
ッタ電流を小さくするように電流制御回路を制御する制
御部とを備えるものである。
【0011】
【作用】したがって、本発明の受信装置によれば、制御
部は、混変調妨害抑圧比を高める必要がある場合に、周
波数変換回路の回路電流を大きくし、必要がない場合
に、回路電流を小さくするように電流制御回路を制御す
るため、混変調妨害抑圧比を高く保持し、かつ消費電流
が低減できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の受信装置の一実施例について
図面をもとに説明する。
【0013】図1は、実施例の構成を示すものである。
なお、従前の図5に示す同一の構成要素には同一の符号
を付し、その詳細な説明は省略する。
【0014】図1において、1はアンテナ部であり、こ
のアンテナ部1は受信フロントエンド部12の入力側に
接続されている。受信フロントエンド部12は、RF増
幅回路21、周波数変換回路22、チャネル指定回路2
3および電流制御回路24を有している。受信フロント
エンド部12の出力側は中間周波復調部(以下、IF復
調部という)3に接続されている。このIF復調部3の
出力側はAF増幅部4に接続されている。AF増幅部4
の出力側はスピーカSPに接続されている。5は制御部
であり、AF増幅部4、チャネル指定回路23および電
流制御回路24に接続されている。
【0015】図2は周波数変換回路22と電流制御回路
24の詳細な構成を示している。図2において、221
はミキサ用のトランジスタであり、このトランジスタ2
21のベースは、コンデンサを通じてRF増幅回路21
とチャンネル指定回路23とに接続されている。トラン
ジスタ221のコレクタは、IF復調部3に接続されて
いる。トランジスタ221のエミッタはコンデンサおよ
び抵抗222を通じて接地されるとともに、電流制御回
路24を構成するスイッチ用のトランジスタ241のエ
ミッタに接続されている。トランジスタ241のコレク
タは抵抗243を通じて接地されている。トランジスタ
241は、他のスイッチ用のトランジスタ242のコレ
クタを通じてオン・オフが制御される。トランジスタ2
42の入力側には、制御部15から制御信号Eが供給さ
れている。
【0016】次に、この構成の動作について説明する。
図示しない基地局から放射された高周波信号はアンテナ
部1に入射する。入射された高周波信号は、RF増幅回
路21によって増幅された後、周波数変換回路22の一
つの入力端子に供給される。
【0017】制御部15は、受信しようとする無線チャ
ンネルのデータをチャンネル指定回路23に供給してい
る。チャンネル指定回路23は、この無線チャンネルの
データに対応するローカル信号を周波数変換回路22の
他の入力端子に供給する。
【0018】周波数変換回路22は、このローカル信号
に基づき、上記高周波信号を中間周波信号(以下、IF
信号という)に変換して、IF復調部3に供給する。I
F復調部3は、IF信号を音声周波数帯の信号に復調
し、この音声周波数帯の信号をAF増幅部4に供給す
る。AF増幅部4は、音声周波数帯の信号を増幅してス
ピーカSPに供給するとともに、制御部5に制御信号を
供給する。スピーカSPは増幅された音声周波数帯の信
号に応じた音を出力する。
【0019】制御部5は機器の動作状況に応じて電流制
御回路24に制御信号Eを供給する。制御信号Eは、図
4に示すように、ハイレベルおよびローレベルを有する
2値信号であり、制御信号Eがハイレベルのときには、
トランジスタ242とトランジスタ241はともにオン
状況になり、トランジスタ221のエミッタ電流IE
比較的に増加する。このエミッタ電流IE の値は、抵抗
222および抵抗243の抵抗値とトランジスタ221
のベースのバイアス電圧で決定される。エミッタ電流I
E が増加したときには、図3の特性30から分かるよう
に、周波数変換回路22における混変調妨害抑圧比は比
較的に大きくなる。
【0020】一方、制御信号Eがローレベルのときに
は、トランジスタ242とトランジスタ241はともに
オフ状況になり、トランジスタ221のエミッタ電流I
E は比較的に減少する。このときのエミッタ電流IE
値は、抵抗222の抵抗値とトランジスタ221のベー
スのバイアス電圧で決定される。エミッタ電流IE が減
少したときには、図3の特性30から分かるように、周
波数変換回路22における混変調妨害抑圧比は比較的に
小さくなる。
【0021】このように、制御部5から制御信号Eがハ
イレベルとして電流制御回路24に供給されたときに
は、周波数変換用のトランジスタ221のエミッタ電流
E が増加し、混変調妨害抑圧比が大きくなる。一方、
制御部5から制御信号Eがローレベルとして電流制御回
路24に供給されたときには、トランジスタ221のエ
ミッタ電流IE が減少して、受信装置の消費電流が減少
する。したがって、受信装置が適用された機器の動作状
況に応じて、制御信号Eをハイレベルまたはローレベル
に切り換えることにより、消費電流が低減できる。
【0022】なお、図2の例では、周波数変換回路22
を構成するトランジスタ221のエミッタに、直接、電
流制御回路24を接続することにより、エミッタ電流I
E 制御するようにしているが、これに限らず、トランジ
スタ221のベースのバイアス抵抗またはコレクタのバ
イアス抵抗に電流制御回路を接続するように変更しても
よい。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
受信装置は、混変調妨害抑圧比を高める必要がある場合
には、周波数変換回路の回路電流を大きくし、必要がな
い場合には、回路電流を小さくするように制御部が電流
制御回路を制御している。このため、混変調妨害抑圧比
を高く保持し、かつ消費電流が低減できるという効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の受信装置の一実施例の構成を示すブロ
ック図
【図2】図1に示す受信装置中、周波数変換回路と電流
制御回路の詳細な構成を示す回路図
【図3】図1および図2に示す周波数変換回路を構成す
るトランジスタのエミッタ電流と混変調妨害抑圧比との
関係を示す特性図
【図4】図2に示す回路の動作説明に供される線図
【図5】従来の受信装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
5 制御部 22 周波数変換回路 24 電流制御回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランジスタを含み、高周波信号を周波
    数変換して中間周波信号を出力する周波数変換回路と、
    前記周波数変換回路の動作電流を制御する電流制御回路
    と、前記電流制御回路に接続され、混変調妨害抑圧比を
    高める必要がある場合に前記周波数変換回路のエミッタ
    電流を大きくし、必要がない場合にエミッタ電流を小さ
    くするように前記電流制御回路を制御する制御部とを
    えた携帯電話機の受信装置。
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JPS57109433A (en) * 1980-12-26 1982-07-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd Frequency converting circuit

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