JPH07297786A - 送信電力制御回路 - Google Patents

送信電力制御回路

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Publication number
JPH07297786A
JPH07297786A JP6111873A JP11187394A JPH07297786A JP H07297786 A JPH07297786 A JP H07297786A JP 6111873 A JP6111873 A JP 6111873A JP 11187394 A JP11187394 A JP 11187394A JP H07297786 A JPH07297786 A JP H07297786A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
variable attenuator
output
transmission
signal
control circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP6111873A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Utsuki
敦 宇津木
Hiroshi Hoshigami
浩 星上
Atsuhiro Hirama
厚広 平間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
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Publication of JPH07297786A publication Critical patent/JPH07297786A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】移動送受信機(子機)が親機に接近して受信入
力レベルを示すRSSI信号がしきい値を超えたとき、
送信電力増幅器の利得を変えて送信出力を下げる場合の
電力増幅器の不安定動作を回避する。 【構成】送信電力増幅器6’のゲート電圧VG を固定
し、この電力増幅器6’の前段にGaAsFETを用い
た可変減衰器5を挿入する。RSSI信号を比較回路8
でしきい値と比較し、しきい値を超えたとき、その出力
によってレベルシフト回路9を切替えて可変減衰器5に
与える制御信号e,fの極性を反転させることにより可
変減衰器5の減衰量を0dBから20dBに変化させる
ように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はFM無線送受信機に用い
られる送信電力制御回路に関し、特に、移動無線送受信
機の送信電力制御回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、パーソナルハンディホン(PH
P)と呼ばれるディジタルコードレス電話システムの端
末装置のように、親機のゾーン内を移動する子機のよう
な移動無線送受信機などでは、通話中あるいは通話の度
に子機が親機に近づいたり離れたりして子機と親機の距
離が頻繁に変わる場合がある。親機のゾーン、すなわ
ち、親機,子機の最大送信出力(空中線電力)は、ゾー
ンの周辺部で送受信が行われる値に予め設定されてい
る。しかし、子機が親機に接近したとき、互いの送信出
力が一定であると電界強度が大となり受信入力が過入力
状態となり、混変調が発生して通話品質が低下する。そ
こで、送受信機には、距離が近づいたとき、受信入力か
ら受信電界強度指示信号(RSSI信号:Receiving Si
gnal Strength Indicator 信号)を検出し、そのレベル
が所定のしきい値を超えたとき送信出力を下げる機能、
すなわち、送信電力制御回路を備えて通話品質の低下を
防いでいる。
【0003】図3は従来の送信電力制御回路の構成例図
である。図3では、送信側の変調器1からアンテナ10
までと、受信部(図示は省略した)から検出したRSS
I信号をディジタル変換するA/D変換器(A/D)7
から以降の回路が示されている。変調器1の出力と局部
発振器11の出力とをミキサ2によって混合し、バンド
パスフィルタ(BPF)3で規定周波数帯域信号を選択
し、励振増幅器4で増幅した後、可変利得電力増幅器6
によって規定の電力に増幅しアンテナ10から送出す
る。一方、受信部から検出されたRSSI信号をA/D
変換器7によってディジタル値に変換し、そのディジタ
ル値としきい値を比較回路8で比較し、ディジタル値が
しきい値より大きいとき、比較回路8からディジタル信
号を出力し、D/A変換器12によって可変利得電力増
幅器6のFETのゲート電圧(VG )を変化させて電力
増幅器6の電力利得を減少させて、送信出力を、例えば
20dB下げる制御を行っている。しかし、上記従来の
構成によると、可変利得電力増幅器6の動作点が変化す
るため、異状発振を起こしたり、歪の劣化等の不安定な
動作になりやすい欠点がある。
【0004】本発明の目的は、上記のような可変利得電
力増幅器6が不安定動作となる欠点をなくし、可変利得
電力増幅器6の安定動作を維持しながら送信電力を制御
することのできる送信電力制御回路を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の送信電力制御回
路は、固定親機のゾーン内を移動する移動無線送受信機
と前記固定親機との距離により該移動無線送受信機の送
信出力を制御するために、規定周波数帯域に制限された
送信信号を増幅する励振増幅器と、該励振増幅器の出力
を切替制御信号によって切替えられた減衰量で減衰させ
て出力する可変減衰器と、該可変減衰器の出力を電力増
幅して送信出力をアンテナに与える一定利得の電力増幅
器と、受信信号から検出した受信電界強度指示信号に応
じたディジタル信号が入力され、予め設定されたしきい
値と比較し、前記ディジタル信号が該しきい値を超えた
とき出力を“L”レベル値から“H”レベル値に変える
比較器と、該比較器から“L”レベル値が入力されたと
き前記可変減衰器の減衰量を0dBにする前記切替制御
信号を出力し、前記比較器から“H”レベル値が入力さ
れたとき前記可変減衰器の減衰量を20dBにする前記
切替制御信号を出力するレベルシフト回路とを備えたこ
とを特徴とし、前記可変減衰器は、ガリウム砒素FET
と抵抗から構成されたことを特徴とするものである。
【0006】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す構成図である。
図1において、図3と同一部分には同一符号を用いた。
すなわち、1は変調器、2はミキサ、3はBPF、4は
励振増幅器である。5は本発明により設けた多段階の可
変減衰器(ATT)であり、6’は電力増幅器である。
7はA/D変換器、8は比較回路である。9は本発明で
設けたレベルシフト回路、10はアンテナ、11は局部
発振器である。
【0007】次に、この回路の動作について述べる。変
調器1の出力は、ミキサ2によって周波数変換され、B
PF3により所定の帯域信号を取り出し、励振増幅器4
で増幅し、可変減衰器5を通り、さらに電力増幅器6’
で増幅してアンテナ10から送出される。電力増幅器
6’のゲート電圧VG は一定である。可変減衰器5の減
衰量は通常0dBである。この時、比較回路8の出力は
“L”であり、可変減衰器5を制御する切替制御信号
e,fはそれぞれ(e:f)=(L:H)の関係になっ
ている。一方、RSSI信号はA/D変換器7によりデ
ィジタル信号に変換され、比較回路8でしきい値と比較
してディジタル信号がしきい値より大きいとき、比較回
路8の出力は“H”に変わりレベルシフト回路9に入力
されて、切替制御信号e,fを(e:f)=(H:L)
の関係に逆転させる。この切替制御信号e,fを可変減
衰器5に与えることによって減衰量を20dBに増や
し、送信出力を抑圧する。
【0008】図2は本発明に用いた2段の可変減衰器5
の構成例図であり、4個のGaAs(ガリウム砒素)F
ETと複数の抵抗によって構成されている。通常はFE
1 を導通状態として入力信号(IN)をそのまま出力
(OUT)させ、RSSI信号がしきい値を超えたと
き、FET1 を“開”とし、他のFETと抵抗により2
0dBの減衰器が構成される。
【0009】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明を実
施することにより、電力増幅器の動作を安定した領域に
固定した状態で送信電力を制御することができ、発振等
不安定な動作にならないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の可変減衰器の回路構成例図である。
【図3】従来の回路例図である。
【符号の説明】
1 変調器 2 ミキサ 3 BPF 4 励振増幅器 5 可変減衰器 6 可変利得電力増幅器 6’ 電力増幅器 7 A/D変換器 8 比較回路 9 レベルシフト回路 10 アンテナ 11 局部発振器 12 D/A変換器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定親機のゾーン内を移動する移動無線
    送受信機と前記固定親機との距離により該移動無線送受
    信機の送信出力を制御するために、 規定周波数帯域に制限された送信信号を増幅する励振増
    幅器と、 該励振増幅器の出力を切替制御信号によって切替えられ
    た減衰量で減衰させて出力する可変減衰器と、 該可変減衰器の出力を電力増幅して送信出力をアンテナ
    に与える一定利得の電力増幅器と、 受信信号から検出した受信電界強度指示信号に応じたデ
    ィジタル信号が入力され、予め設定されたしきい値と比
    較し、前記ディジタル信号が該しきい値を超えたとき出
    力を“L”レベル値から“H”レベル値に変える比較器
    と、 該比較器から“L”レベル値が入力されたとき前記可変
    減衰器の減衰量を0dBにする前記切替制御信号を出力
    し、前記比較器から“H”レベル値が入力されたとき前
    記可変減衰器の減衰量を20dBにする前記切替制御信
    号を出力するレベルシフト回路とを備えた送信電力制御
    回路。
  2. 【請求項2】 前記可変減衰器は、ガリウム砒素FET
    と抵抗から構成されたことを特徴とする請求項1記載の
    送信電力制御回路。
JP6111873A 1994-04-28 1994-04-28 送信電力制御回路 Pending JPH07297786A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006345581A (ja) * 1995-12-29 2006-12-21 At & T Corp パワー制御と有向チャネル割当てを併用して隣接チャネル干渉の管理を行なうためのシステムおよび方法

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JPH05300072A (ja) * 1992-04-06 1993-11-12 Nec Corp 基地局無線機送信電力制御方式
JPH06501345A (ja) * 1990-05-14 1994-02-10 アジレント・テクノロジーズ・インク スイッチング可能な利得段を備えた減衰器

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