JPH0728265B2 - 携帯電話の電源供給方式 - Google Patents
携帯電話の電源供給方式Info
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- JPH0728265B2 JPH0728265B2 JP1159614A JP15961489A JPH0728265B2 JP H0728265 B2 JPH0728265 B2 JP H0728265B2 JP 1159614 A JP1159614 A JP 1159614A JP 15961489 A JP15961489 A JP 15961489A JP H0728265 B2 JPH0728265 B2 JP H0728265B2
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- Japan
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- power supply
- external power
- input terminal
- battery
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、携帯電話機に関し、特にスーパーヘテロダイ
ン方式の携帯電話の受信部に対する携帯電話の電源供給
方式に関するものである。
ン方式の携帯電話の受信部に対する携帯電話の電源供給
方式に関するものである。
従来の携帯電話は、第2図で示すように、アンテナ52
と、共用器54と、受信部56と、送信部58と、レハーバ60
と、電源スイッチ62と、電源切り換え部64と、電池部66
と、外部電源入力端子68とから成り、電池部66及び外部
電源入力端子68から受信部に電源供給をしていた。そし
て内蔵電池を使用する場合は、電池部66から電源切り換
え部64,電源スイッチ62,安定化電源70を介して電源を供
給し、外部電源を使用する場合は、外部電源入力端子68
に外部電源を接続して電源切り換え部64,電源スイッチ6
2,安定化電源70を介して電源を供給していた。また一般
に、外部電源の電圧V1は、電池の基準電圧V0にほぼ等し
い値(V0≒V1)になるように設計されていた。
と、共用器54と、受信部56と、送信部58と、レハーバ60
と、電源スイッチ62と、電源切り換え部64と、電池部66
と、外部電源入力端子68とから成り、電池部66及び外部
電源入力端子68から受信部に電源供給をしていた。そし
て内蔵電池を使用する場合は、電池部66から電源切り換
え部64,電源スイッチ62,安定化電源70を介して電源を供
給し、外部電源を使用する場合は、外部電源入力端子68
に外部電源を接続して電源切り換え部64,電源スイッチ6
2,安定化電源70を介して電源を供給していた。また一般
に、外部電源の電圧V1は、電池の基準電圧V0にほぼ等し
い値(V0≒V1)になるように設計されていた。
ここで安定化電源70について第2図では、1個の安定化
電源から受信部56全てに電源を供給しているが、実際に
は安定化電源70が受信部56の中に複数個存在する場合も
あり、受信部56と送信部58にまたがって作用する場合も
ある。また安定化電源を用いない場合等もあるが、内蔵
電池及び外部電源のどちらを使用してもほぼ等しい電圧
で受信部56の全ての回路に電源を供給するという点では
同じである。
電源から受信部56全てに電源を供給しているが、実際に
は安定化電源70が受信部56の中に複数個存在する場合も
あり、受信部56と送信部58にまたがって作用する場合も
ある。また安定化電源を用いない場合等もあるが、内蔵
電池及び外部電源のどちらを使用してもほぼ等しい電圧
で受信部56の全ての回路に電源を供給するという点では
同じである。
以上のように、従来の携帯電話機は、内蔵電池と外部電
源のどちらか一方を選択して、電源供給ができるが、携
帯電話機は、持ち運びできることが最大の特徴であるた
め、外部電源を用いずに内蔵電池を用いる場合が殆どで
ある。しか実際に使用する場合には、必ずしも携帯して
使用する場合だけではなく、自動車の中及び事務所内等
で使用する機会も多い。自動車の中及び事務所内でも携
帯電話機を使用する頻度が高い場合については、使用の
際に内蔵電池を電源として使用するよりも、車のバッテ
リ又はAC電源から電源の変換器等を用いて外部電源を使
用するほうが、電池の交換及び充電の手間がかからず、
明らかに便利である。特に車の中で使用する際には、外
部電源を使用するほうが、送信機出力を増大せしめるブ
ースタ装置と併用することにより車載専用の自動車電話
機と同様に取り扱うことができ、かつ同時に電池の充電
を行うこともできる。
源のどちらか一方を選択して、電源供給ができるが、携
帯電話機は、持ち運びできることが最大の特徴であるた
め、外部電源を用いずに内蔵電池を用いる場合が殆どで
ある。しか実際に使用する場合には、必ずしも携帯して
使用する場合だけではなく、自動車の中及び事務所内等
で使用する機会も多い。自動車の中及び事務所内でも携
帯電話機を使用する頻度が高い場合については、使用の
際に内蔵電池を電源として使用するよりも、車のバッテ
リ又はAC電源から電源の変換器等を用いて外部電源を使
用するほうが、電池の交換及び充電の手間がかからず、
明らかに便利である。特に車の中で使用する際には、外
部電源を使用するほうが、送信機出力を増大せしめるブ
ースタ装置と併用することにより車載専用の自動車電話
機と同様に取り扱うことができ、かつ同時に電池の充電
を行うこともできる。
従来の携帯電話の電源供給方式では、外部電源使用の場
合も、受信部の中の各回路ブロックにV1(V1≒V0)の内
蔵電池と同一電圧で電源供給している。従って携帯電話
機の電源として内蔵電池を使用しても、外部電源を利用
しても、受信部の電気的な動作に大差はない。
合も、受信部の中の各回路ブロックにV1(V1≒V0)の内
蔵電池と同一電圧で電源供給している。従って携帯電話
機の電源として内蔵電池を使用しても、外部電源を利用
しても、受信部の電気的な動作に大差はない。
携帯電話機の無線機としての性能の中で、受信部に関係
するものの代表として、受信感度と相互変調特性があ
る。一般的に言って、受信感度及び相互変調特性を大き
く左右する回路ブロックとして高周波増幅部及び周波数
混合部から成るフロントエンドがあり、このフロントエ
ンドの電気的性能は、電源電圧や消費電流と相関が強
く、例えば第一周波数混合部において電源電圧5〔V〕
以下,消費電流3〔mA〕以下という条件で設計されたも
のと、電源電圧12〔V〕以下,消費電流10〔mA〕以下と
いう条件で設計されたものとを比較すると、明らかに後
者のほうが受信感度及び相互変調特性において優れてい
る。
するものの代表として、受信感度と相互変調特性があ
る。一般的に言って、受信感度及び相互変調特性を大き
く左右する回路ブロックとして高周波増幅部及び周波数
混合部から成るフロントエンドがあり、このフロントエ
ンドの電気的性能は、電源電圧や消費電流と相関が強
く、例えば第一周波数混合部において電源電圧5〔V〕
以下,消費電流3〔mA〕以下という条件で設計されたも
のと、電源電圧12〔V〕以下,消費電流10〔mA〕以下と
いう条件で設計されたものとを比較すると、明らかに後
者のほうが受信感度及び相互変調特性において優れてい
る。
一方携帯電話機の性能を表す項目の一つに、持ち受け時
の消費電流の大きさがある。つまり電池のエネルギーを
一定として比較すれば待ち受け時の電流が少ないほど待
ち受け時間を長くすることができ、利用者にとって有益
である。そこで携帯電話機の受信部を設計する際には、
消費電流の削減が重要課題となる。
の消費電流の大きさがある。つまり電池のエネルギーを
一定として比較すれば待ち受け時の電流が少ないほど待
ち受け時間を長くすることができ、利用者にとって有益
である。そこで携帯電話機の受信部を設計する際には、
消費電流の削減が重要課題となる。
従って携帯電話機のフロントエンド設計の際には、無線
機として求められる性能を満足する範囲で、消費電流を
少しでも抑えるように設計する。またブースタ装置等を
外部電源入力端子に接続して使用する場合には、車載型
移動機と同等の高い性能が要求され、受信感度及び相互
変調特性も、より厳しい値を確保しなくてはならない。
このためより高い電圧及び多くの電流を受信部に供給す
ることが有効であることは、前述した通りである。
機として求められる性能を満足する範囲で、消費電流を
少しでも抑えるように設計する。またブースタ装置等を
外部電源入力端子に接続して使用する場合には、車載型
移動機と同等の高い性能が要求され、受信感度及び相互
変調特性も、より厳しい値を確保しなくてはならない。
このためより高い電圧及び多くの電流を受信部に供給す
ることが有効であることは、前述した通りである。
しかし従来の携帯電話の電源供給方式は外部電源モード
を使用して電源供給する場合、受信部の各回路ブロック
に対し、同一の電圧V1(V1≒V0)で電源供給をする。こ
のため携帯電話機の電源が内蔵電池の使用の場合と、外
部電源使用の場合とでは、同一電圧であるため、電源の
使用状態に合わせてフロントエンドの動作条件を変え、
受信部に最適の特性を持たせることができないという欠
点がある。
を使用して電源供給する場合、受信部の各回路ブロック
に対し、同一の電圧V1(V1≒V0)で電源供給をする。こ
のため携帯電話機の電源が内蔵電池の使用の場合と、外
部電源使用の場合とでは、同一電圧であるため、電源の
使用状態に合わせてフロントエンドの動作条件を変え、
受信部に最適の特性を持たせることができないという欠
点がある。
本発明の目的は、このような欠点を解消し、内蔵電池モ
ードの使用状態及び外部電源モードの使用状態において
も、それぞれの使用状態に合った最適の特性を持つ受信
部を有する携帯電話の電源供給方式を提供することにあ
る。
ードの使用状態及び外部電源モードの使用状態において
も、それぞれの使用状態に合った最適の特性を持つ受信
部を有する携帯電話の電源供給方式を提供することにあ
る。
本発明は、高周波増幅部と周波数混合部とを備えるフロ
ントエンドを、スーパーヘテロダイン方式の受信部に有
し、この受信部に、内蔵電池又は外部電源入力端子を使
用して電源を供給する携帯電話の電源供給方式におい
て、 前記外部電源入力端子は、 前記内蔵電池の標準電圧に相当する所定の電圧V1を入力
する一方の外部電源入力端子と、 V2>V1なる所定の電圧V2を入力する他方の外部電源入力
端子とを有し、 一方の前記外部電源入力端子から前記受信部に電源を供
給し、他方の前記電源入力端子から前記フロントエンド
に電源を供給することを特徴とする。
ントエンドを、スーパーヘテロダイン方式の受信部に有
し、この受信部に、内蔵電池又は外部電源入力端子を使
用して電源を供給する携帯電話の電源供給方式におい
て、 前記外部電源入力端子は、 前記内蔵電池の標準電圧に相当する所定の電圧V1を入力
する一方の外部電源入力端子と、 V2>V1なる所定の電圧V2を入力する他方の外部電源入力
端子とを有し、 一方の前記外部電源入力端子から前記受信部に電源を供
給し、他方の前記電源入力端子から前記フロントエンド
に電源を供給することを特徴とする。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は、本発明の一実施例を示す回路ブロック図であ
る。
る。
この携帯電話の電源供給方式は、アンテナ2と、共用器
4と、送信部6と、受信部8と、レシーバ34と、電源ス
イッチ36と、電源切り換え部38と、電池部40と、外部電
源入力端子42と、外部電源入力端子44とを備えている。
4と、送信部6と、受信部8と、レシーバ34と、電源ス
イッチ36と、電源切り換え部38と、電池部40と、外部電
源入力端子42と、外部電源入力端子44とを備えている。
アンテナ2は、電波を送受信し、共用器4は、双方向通
信において、送信部6における送信波と受信部8におけ
る受信波の分離等を行う。送信部6は、音声信号を送信
波として送信し、受信部8はスーパーヘテロダイン方式
を用いた受信部であり、受信波を受信して音声信号に変
換等を行う。
信において、送信部6における送信波と受信部8におけ
る受信波の分離等を行う。送信部6は、音声信号を送信
波として送信し、受信部8はスーパーヘテロダイン方式
を用いた受信部であり、受信波を受信して音声信号に変
換等を行う。
この受信部8は、受信部のフロントエンド10と、第一局
部発振部20と、第二周波数混合部22と、第二局部発振部
24と、中間周波増幅部26と、復調部28と、低周波増幅部
30と、安定化電源32とを備え、受信部のフロントエンド
10は、高周波増幅部12と、第一周波数混合部14と、ダイ
オード16と、ダイオード18とを備えている。
部発振部20と、第二周波数混合部22と、第二局部発振部
24と、中間周波増幅部26と、復調部28と、低周波増幅部
30と、安定化電源32とを備え、受信部のフロントエンド
10は、高周波増幅部12と、第一周波数混合部14と、ダイ
オード16と、ダイオード18とを備えている。
受信部のフロントエンド10は、高周波増幅部12及び第一
周波数混合部14からなるフロントエンドであり、高周波
増幅部12はアンテナ2より受信した高周波入力信号を選
択増幅し、第一周波数混合部14は第一局部発振部20から
の発振周波数により、高周波増幅部12からの受信周波数
をそれより低い周波数に変換して増幅する。内蔵電池又
は外部電源から高周波増幅部12及び第一周波数混合部14
のフロントエンドに、ダイオード16又はダイオード18を
介して異なった電圧で電源供給することにより、受信部
の受信感度等の性能を良くすることができる。第一局部
発振部20は、発振周波数を第一周波数混合部14に送出す
る。
周波数混合部14からなるフロントエンドであり、高周波
増幅部12はアンテナ2より受信した高周波入力信号を選
択増幅し、第一周波数混合部14は第一局部発振部20から
の発振周波数により、高周波増幅部12からの受信周波数
をそれより低い周波数に変換して増幅する。内蔵電池又
は外部電源から高周波増幅部12及び第一周波数混合部14
のフロントエンドに、ダイオード16又はダイオード18を
介して異なった電圧で電源供給することにより、受信部
の受信感度等の性能を良くすることができる。第一局部
発振部20は、発振周波数を第一周波数混合部14に送出す
る。
第二周波数混合部22は、第一周波数混合部14と同じ機能
を持ち、第一周波数混合部14からの受信周波数をさらに
低い周波数に変換する。第二局部発振部24は、発振周波
数を第二周波数混合部22に送出する。中間周波増幅部26
は、第一周波数混合部14及び第二周波数混合部22で周波
数変換された中間周波数を増幅し復調部28に送出する。
復調部28は、中間周波増幅部26の信号から、信号波を取
り出し、低周波増幅部30は、復調部28からの信号波を増
幅する。
を持ち、第一周波数混合部14からの受信周波数をさらに
低い周波数に変換する。第二局部発振部24は、発振周波
数を第二周波数混合部22に送出する。中間周波増幅部26
は、第一周波数混合部14及び第二周波数混合部22で周波
数変換された中間周波数を増幅し復調部28に送出する。
復調部28は、中間周波増幅部26の信号から、信号波を取
り出し、低周波増幅部30は、復調部28からの信号波を増
幅する。
安定化電源32は、内蔵電池又は外部電源から電力の供給
を受け、受信部8の全ての回路に一定の電圧で電源を供
給する。レシーバ34は、低周波増幅部30からの音声信号
を音声に変換する。
を受け、受信部8の全ての回路に一定の電圧で電源を供
給する。レシーバ34は、低周波増幅部30からの音声信号
を音声に変換する。
電源スイッチ36は、送信部6及び受信部8の安定化電源
32と接続され、スイッチを“オン”することにより、送
信部6及び安定化電源32等に電源を供給する。
32と接続され、スイッチを“オン”することにより、送
信部6及び安定化電源32等に電源を供給する。
電源切り換え部38は、電池部40及び外部電源入力端子42
と接続され、電池部40からの内蔵電池による電源と、外
部電源入力端子42からの外部電源による電源の内、どち
らか一方を選択し、電源スイッチ36に送出する。電源切
り換え部38は、例えば機械的なスイッチから成り、外部
電源入力端子42及び外部電源入力端子44にACアダプタ等
のジャックを差し込むことにより、内蔵電池の電池部40
からの供給から、外部電源による外部電源入力端子42及
び外部電源入力端子44からの供給に切り換わる。
と接続され、電池部40からの内蔵電池による電源と、外
部電源入力端子42からの外部電源による電源の内、どち
らか一方を選択し、電源スイッチ36に送出する。電源切
り換え部38は、例えば機械的なスイッチから成り、外部
電源入力端子42及び外部電源入力端子44にACアダプタ等
のジャックを差し込むことにより、内蔵電池の電池部40
からの供給から、外部電源による外部電源入力端子42及
び外部電源入力端子44からの供給に切り換わる。
電池部40は、例えば充電可能な電池より成り、電源切り
換え部38に送出する。この電池部40の電圧V0は、外部電
源入力端子42からの外部電源の電圧V1とほぼ同一の電圧
(V0≒V1)に設定されている。
換え部38に送出する。この電池部40の電圧V0は、外部電
源入力端子42からの外部電源の電圧V1とほぼ同一の電圧
(V0≒V1)に設定されている。
外部電源入力端子42及び外部電源入力端子44は、外部電
源を使用する場合に、外部電源を接続する。この場合外
部電源入力端子42の電圧V1と外部電源入力端子44の電圧
は、ブースタ装置等を用いて、V2>V1になるように設定
する。
源を使用する場合に、外部電源を接続する。この場合外
部電源入力端子42の電圧V1と外部電源入力端子44の電圧
は、ブースタ装置等を用いて、V2>V1になるように設定
する。
次に、本実施例の動作について説明する。内蔵電池を使
用する場合は、外部電源入力端子42及び外部電源入力端
子44に外部電源を接続しなければ、電源切り換え部38が
内蔵電池モードを選択し、回路を切り換える。電源スイ
ッチ36のスイッチを“オン”にすることにより、送信部
6及び受信部8に電源が供給される。受信部8では、安
定化電源32が電池部40から電力の供給を受け、受信部8
の各回路ブロックに一定の電圧で電源を供給する。この
場合受信部のフロントエンド10の高周波増幅部12及び第
一周波数混合部14へは、安定化電源32からダイオード18
を介して電源供給される。
用する場合は、外部電源入力端子42及び外部電源入力端
子44に外部電源を接続しなければ、電源切り換え部38が
内蔵電池モードを選択し、回路を切り換える。電源スイ
ッチ36のスイッチを“オン”にすることにより、送信部
6及び受信部8に電源が供給される。受信部8では、安
定化電源32が電池部40から電力の供給を受け、受信部8
の各回路ブロックに一定の電圧で電源を供給する。この
場合受信部のフロントエンド10の高周波増幅部12及び第
一周波数混合部14へは、安定化電源32からダイオード18
を介して電源供給される。
外部電源を使用する場合は、外部電源を外部電源入力端
子42及び外部電源入力端子44に接続する。接続すると、
電源切り換え部38が外部電源モードを選択し、回路を切
り換える。そして外部電源入力端子42からは電圧V1で、
電源切り換え部38,電源スイッチ36を介して安定化電源3
2に電源供給され、安定化電源32から一定電圧で受信部
8の各回路ブロックに電源供給される。また外部電源入
力端子44からも、ブースタ装置等を使用して電源供給さ
れ、受信部のフロントエンド10の高周波増幅部12及び第
一周波数混合部14にダイオード16を介して電源供給され
る。外部電源モードの場合、電源切り換え部38の電圧V0
と外部電源入力端子42の電圧V1はほぼ同一電圧(V0≒
V1)であり、外部電源入力端子44の電圧V2は外部電源入
力端子の電圧V1より高い電圧(V2>V1)に設定する。
子42及び外部電源入力端子44に接続する。接続すると、
電源切り換え部38が外部電源モードを選択し、回路を切
り換える。そして外部電源入力端子42からは電圧V1で、
電源切り換え部38,電源スイッチ36を介して安定化電源3
2に電源供給され、安定化電源32から一定電圧で受信部
8の各回路ブロックに電源供給される。また外部電源入
力端子44からも、ブースタ装置等を使用して電源供給さ
れ、受信部のフロントエンド10の高周波増幅部12及び第
一周波数混合部14にダイオード16を介して電源供給され
る。外部電源モードの場合、電源切り換え部38の電圧V0
と外部電源入力端子42の電圧V1はほぼ同一電圧(V0≒
V1)であり、外部電源入力端子44の電圧V2は外部電源入
力端子の電圧V1より高い電圧(V2>V1)に設定する。
以上説明したように本発明の携帯電話の電源供給方式
は、携帯電話の受信部のフロントエンドへの電源とし
て、外部電源モードと内蔵電池モードとで異なった電圧
を供給することができる。このため外部電源モードの電
圧を内蔵電池モードの電圧より高く設定することによ
り、ブースタ装置等との接続もあり得る外部電源モード
の状態においては、フロントエンド内の高周波増幅部及
び周波数混合部にかかる電圧を高くすることができる。
一方内蔵電池使用状態においては、フロントエンドへ要
求される性能を満足する範囲で、消費電流を抑えること
ができる。
は、携帯電話の受信部のフロントエンドへの電源とし
て、外部電源モードと内蔵電池モードとで異なった電圧
を供給することができる。このため外部電源モードの電
圧を内蔵電池モードの電圧より高く設定することによ
り、ブースタ装置等との接続もあり得る外部電源モード
の状態においては、フロントエンド内の高周波増幅部及
び周波数混合部にかかる電圧を高くすることができる。
一方内蔵電池使用状態においては、フロントエンドへ要
求される性能を満足する範囲で、消費電流を抑えること
ができる。
尚、本実施例では、受信部をダブルスーパーヘテロダイ
ン方式で構成したものを示しているが、第二周波数混合
部と第二局部発振とを備えないシングルスーパーヘテロ
ダイン方式の受信部であっても、本発明を充分に適用で
きる。
ン方式で構成したものを示しているが、第二周波数混合
部と第二局部発振とを備えないシングルスーパーヘテロ
ダイン方式の受信部であっても、本発明を充分に適用で
きる。
以上説明したように本発明は、内蔵電池及び外部電源を
使用することにより、携帯電話の受信部のフロントエン
ドに対し、異なった電圧で電源供給することが可能であ
る。このため外部電源モードの電圧を、内蔵電池モード
の電圧より高く設定することにより、ブースタ装置等と
の接続もあり得る外部電源使用状態においては、フロン
トエンド内の高周波増幅部,周波数混合部にかかる電圧
を高くして能動素子への電圧,電流の制約を弱めること
により、受信感度及び相互変調特性の厳しい値に対して
も対応できる受信部を持つ携帯電話を実現できる効果が
ある。また内蔵電池使用状態においては、受信部のフロ
ントエンドへ要求される性能を満足する範囲で、消費電
流を抑えることにより、携帯電話の低消費電力化が実現
できる効果がある。
使用することにより、携帯電話の受信部のフロントエン
ドに対し、異なった電圧で電源供給することが可能であ
る。このため外部電源モードの電圧を、内蔵電池モード
の電圧より高く設定することにより、ブースタ装置等と
の接続もあり得る外部電源使用状態においては、フロン
トエンド内の高周波増幅部,周波数混合部にかかる電圧
を高くして能動素子への電圧,電流の制約を弱めること
により、受信感度及び相互変調特性の厳しい値に対して
も対応できる受信部を持つ携帯電話を実現できる効果が
ある。また内蔵電池使用状態においては、受信部のフロ
ントエンドへ要求される性能を満足する範囲で、消費電
流を抑えることにより、携帯電話の低消費電力化が実現
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の一実施例を示す回路ブロック図、 第2図は、従来の携帯電話の電源供給方式を示す回路ブ
ロック図である。 8,56……受信部 10……受信部のフロントエンド 32,70……安定化電源 36,62……電源スイッチ 38,64……電源切り換え部 40,66……電池部 42,44,68……外部電源入力端子
ロック図である。 8,56……受信部 10……受信部のフロントエンド 32,70……安定化電源 36,62……電源スイッチ 38,64……電源切り換え部 40,66……電池部 42,44,68……外部電源入力端子
Claims (1)
- 【請求項1】高周波増幅部と周波数混合部とを備えるフ
ロントエンドを、スーパーヘテロダイン方式の受信部に
有し、この受信部に、内蔵電池又は外部電源入力端子を
使用して電源を供給する携帯電話の電源供給方式におい
て、 前記外部電源入力端子は、 前記内蔵電池の標準電圧に相当する所定の電圧V1を入力
する一方の外部電源入力端子と、 V2>V1なる所定の電圧V2を入力する他方の外部電源入力
端子とを有し、 一方の前記外部電源入力端子から前記受信部に電源を供
給し、他方の前記電源入力端子から前記フロントエンド
に電源を供給することを特徴とする携帯電話の電源供給
方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1159614A JPH0728265B2 (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | 携帯電話の電源供給方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1159614A JPH0728265B2 (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | 携帯電話の電源供給方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0326028A JPH0326028A (ja) | 1991-02-04 |
JPH0728265B2 true JPH0728265B2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=15697563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1159614A Expired - Fee Related JPH0728265B2 (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | 携帯電話の電源供給方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0728265B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPWO2013088635A1 (ja) * | 2011-12-15 | 2015-04-27 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 高出力電力増幅器 |
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1989
- 1989-06-23 JP JP1159614A patent/JPH0728265B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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