JPH05280410A - 内燃エンジンの異常診断装置 - Google Patents

内燃エンジンの異常診断装置

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JPH05280410A
JPH05280410A JP4103516A JP10351692A JPH05280410A JP H05280410 A JPH05280410 A JP H05280410A JP 4103516 A JP4103516 A JP 4103516A JP 10351692 A JP10351692 A JP 10351692A JP H05280410 A JPH05280410 A JP H05280410A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジン制御を行う入出力対象の異常検出を
所定の運転条件下で行う場合において、異常検出の集中
管理を行うと共に異常検出の誤検知を防止して検知精度
の向上を図る。 【構成】 特定入出力対象の異常が今回ループで始めて
検出されたとき、又は前回ループで特定入出力対象の異
常が検出されたがエンジンの動作環境に変動がなかった
ときは異常時制御のみを実行する一方(ステップS75
→S76又はS75→S77→S76)、今回及び前回
ループの双方で特定入出力対象の異常が検出され且つ動
作環境に変動があったときは、前記異常時制御を行うと
共に警告灯を点灯させて搭乗員にエンジンの異常を知ら
せる(ステップS75→S77→S78→S79→S8
0)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃エンジンの異常診断
装置、特に空燃比フィードバック制御系や排気還流系等
所定の運転条件下にあるときにエンジンの異常を検出す
る内燃エンジンの異常診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子制御システムを備えた車輌駆動用の
内燃エンジンにおいては、該内燃エンジンの異常検出手
法として、運転パラメータ等の特質に応じて次の3種類
に大別される。すなわち、 エンジン冷却水温(TW)センサ、吸気温(TA)
センサ、大気圧(PA)センサ等のようにセンサ出力値
を常時監視し、その異常を検知する異常検出手法(例え
ば、特公昭63−37254号公報) TDCセンサのようにエンジン回転に同期して所定
クランク角度毎に発生するタイミングパルス信号をモニ
タし、該パルス信号の欠落によりその異常を検知するタ
イミング系に適用される異常検出手法(例えば、特開昭
58−27297号公報) 酸素濃度(O2)センサや排気還流制御系或いは空
燃比フィードバック制御系のように条件が限定された所
定の運転条件下で論理的な組合せによりその異常検知を
行う異常検出手法(例えば、特開昭60−173332
号公報) の3種類に大別される。
【0003】そして、従来においては、これらセンサ等
個々の部品の出力値や空燃比フィードバック制御系等の
制御変数が所定時間又は所定回数だけ許容範囲外の数値
を示したときにエンジンが異常であると判断し、かかる
エンジンが異常と判断されたときは直ちに所定の異常時
制御を実行すると共に運転台(ダッシュボード)の警告
灯を点灯させて運転者等の搭乗員にエンジンの異常を知
らせていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の異
常検出手法においては、上述したセンサ出力値を常時監
視して異常検出を行う場合や()タイミング系の異常
検出手法()ではセンサ類の異常を直接的に検出して
いるため、その信頼性は比較的高いが、条件限定下で異
常検出を行う場合()はその異常を論理的に検出して
いるため、あらゆる環境条件下で正確な異常検出をする
ことが困難であり、本来は異常でないにもかかわらず偶
発的な外因によってエンジンの異常が検出される虞があ
るという問題点があった。
【0005】例えば、雨天時や水辺走行時において、エ
ンジンルームに水が浸入してO2センサに水が付着した
ため、O2センサ自体は故障していなくともO2センサ
が異常であると誤検知する虞がある。また、排気還流制
御系においても排気還流弁に一時的にゴミが侵入した場
合や大気圧が低く排気還流弁の作動圧が不足する高地走
行等の場合は、排気還流弁が所望の作動を行なうことが
できず排気還流制御系が一時的に作動不良を起こす場合
があり、かかる場合においても前記排気還流制御系の異
常を検出する。また、上記内燃エンジンにおいては、燃
料タンクから発生する蒸発燃料の排出を抑止するために
キャニスタを設け、前記蒸発燃料を一時的にキャニスタ
に貯蔵した後、該蒸発燃料を前記キャニスタから吸気管
にパージ(放出)している。しかし、キャニスタから大
量の燃料蒸気がパージされた場合、フィードバック制御
系の制御変数が小さくなるようにフィードバック制御さ
れるため、フィードバック制御系は正常に作動している
にもかかわらず前記大量の燃料蒸気が発生した場合は前
記制御変数が所定の異常判別限界値を越え、エンジンが
異常であると診断してしまう虞がある。
【0006】このように、上記従来の異常検出手法にお
いては本来ならば異常検出すべきでない場合においても
異常検出してしまい、所望の異常診断を行うことが困難
であるという問題点があった。しかも、異常の発生が本
来の異常とは異なる一時的(偶発的)なものであるにも
かかわらず異常があったことを表示してしまうため、サ
ービスステーションや工場でのチェックでは異常の原因
がわからず、最悪、異常と思われる部品の不要な交換を
してしまうことになるという問題点があった。
【0007】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであって、異常診断の検出精度向上を図ることがで
きる内燃エンジンの異常診断装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、内燃エンジンが所定の運転状態にあるとき
に該エンジンを制御する入出力対象の異常の有無を検出
する異常検出手段と、該異常検出手段により前記入出力
対象の異常が検出されたときは所定の異常時制御を実行
する異常時制御実行手段とを備えた内燃エンジンの異常
診断装置において、前回異常検出時と今回異常検出時と
の間にエンジンの動作環境に変動があったか否かを判別
する動作環境変動判別手段と、前記異常検出手段により
前記入出力対象の異常が検出され且つ前記動作環境変動
判別手段により前記動作環境に変動があったと判別され
たときに前記入出力対象の異常を確定する異常確定手段
と、該異常確定手段により前記入出力対象の異常が確定
されたときは該異常の確定を表示する表示手段とを備え
ていることを特徴とし、さらに前記動作環境変動判別手
段は、エンジン始動時の冷却水温が所定温度以下のとき
にエンジンの動作環境に変動があったと判別することを
特徴としている。
【0009】また、本発明は前記異常検出手段により前
記入出力対象の異常が検出されたときは該異常検出デー
タを記憶する異常検出記憶手段と、前記異常検出手段を
実行した結果前記入出力対象の異常が今回検出されなか
ったときは前記異常検出記憶手段に記憶されている過去
の前記異常検出データを消去する消去手段とを有してい
ることを特徴としている。
【0010】さらに、本発明は、エンジンの外部から所
定の信号が入力される入力端子を備え、該入力端子に前
記所定の信号がエンジンに入力されたときは前記異常確
定手段により確定される異常確定態様を前記異常検出手
段による異常検出と同時に異常確定するように変更する
異常確定態様変更手段を有していることを特徴としてい
る。
【0011】
【作用】上記構成によれば、エンジンの動作環境に変動
があったときに入出力対象の異常が確定し、表示手段に
より運転者等はエンジンの異常を知ることが可能とな
る。
【0012】また、低温時からエンジンが始動するエン
ジン冷却水温が所定温度以下のときにエンジンの動作環
境に変動が生じたと判別される。
【0013】また、今回ループで異常検出手段を実行し
たにもかかわらず前記入出力対象の異常が検出されなか
ったときのみ、前回ループまでに検出された異常検出デ
ータが消去される。
【0014】さらに、車輌の異常箇所を特定する所定信
号が入力される入力信号を備えている場合は、該入力手
段により所定信号が入力されると異常検出手段による異
常検出と同時に入出力対象の異常が検出される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳説す
る。
【0016】図1は本発明に係る内燃エンジンの異常診
断装置の一実施例を示す全体構成図である。
【0017】1は例えば4気筒を有する内燃エンジン
(以下、単に「エンジン」という)であって、該エンジ
ン1の吸気ポートに接続された吸気管2の途中にはスロ
ットルボディ3が設けられ、その内部にはスロットル弁
3′が配されている。また、スロットル弁3′にはスロ
ットル弁開度(θTH)センサ4が連結されており、該
スロットル弁3′の開度に応じた電気信号を出力して電
子コントロールユニット(以下、「ECU」という)5
に供給する。
【0018】燃料噴射弁6は、エンジン1とスロットル
弁3′との間且つ吸気管2の図示しない吸気弁の少し上
流側に各気筒毎に設けられている。また、各燃料噴射弁
6は図示しない燃料ポンプに接続されると共にECU5
に電気的に接続され、該ECU5からの信号により燃料
噴射の開弁時間が制御される。
【0019】また、吸気管2のスロットル弁3′の下流
側には分岐管7が設けられ、該分岐管7の先端には絶対
圧(PBA)センサ8が取付けられている。該PBAセ
ンサ8はECU5に電気的に接続されており、吸気管2
内の絶対圧PBAは前記PBAセンサ8により電気信号
に変換されてECU5に供給される。
【0020】また、分岐管7の下流側の吸気管2の管壁
には吸気温(TA)センサ9が装着され、該TAセンサ
9により検出された吸気温TAは電気信号に変換され、
ECU5に供給される。
【0021】エンジン1のシリンダブロックの冷却水が
充満した気筒周壁にはサーミスタ等からなるエンジン水
温(TW)センサ10が挿着され、該TWセンサ10に
より検出されたエンジン冷却水温TWは電気信号に変換
されてECU5に供給される。
【0022】また、エンジン1の図示しないカム軸周囲
又はクランク軸周囲にはエンジン回転数(NE)センサ
11及び気筒判別(CYL)センサ12が取付けられて
いる。
【0023】NEセンサ11はエンジン1のクランク軸
の180度回転毎に所定のクランク角度位置で信号パル
ス(以下「TDC信号パルス」という)を出力し、CY
Lセンサ12は特定の気筒の所定のクランク角度位置で
TDC信号パルスを出力し、これらの各TDC信号パル
スはECU5に供給される。
【0024】また、エンジン1の各気筒の点火プラグ1
3は、ECU5に電気的に接続され、ECU5により点
火時期が制御される。
【0025】イグニッション・スイッチ(IGSW)セ
ンサ14はエンジン1が作動状態であることを示すIG
SWのオン状態を検出してその電気信号をECU5に供
給する。大気圧(PA)センサ15は、エンジン1の適
所に配設されて大気圧PAを検出し、その電気信号をE
CU5に供給する。車速(VSP)センサ16は、車輪
(図示せず)に取付けられて車速VSPを検出し、その
電気信号をECU5に供給する。VBセンサ17は、バ
ッテリ電圧VBを検出してその電気信号をECU5に供
給する。
【0026】前記エンジン1の排気ポートに接続された
排気管18の途中には触媒装置(三源触媒)19が介装
されており、該触媒装置19により排気ガス中のHC,
CO,NOx等の有害成分の浄化作用が行なわれる。
【0027】さらに、排気管18の途中であってエンジ
ン1と触媒装置19の間には酸素濃度センサ(以下、
「O2センサ」と称する)20が設けられており、該O
2センサ20により検出された排気ガス中の酸素濃度は
電気信号に変換されてECU5に供給される。
【0028】しかして、吸気管2と排気管18との間に
はバイパス状に排気還流路21が配設されている。該排
気還流路21は、その一端が前記O2センサ20より上
流側(つまり、エンジン1側)の排気管18に接続さ
れ、他端がPBAセンサ8より上流側(つまり、スロッ
トル弁3′側)の吸気管2に接続されている。
【0029】また、排気還流路21の途中には排気還流
量制御弁(以下、「EGR弁」という)22が介装され
ている。該EGR弁22は、弁室23とダイヤフラム室
24とからなるケーシング25と、前記弁室23内に位
置して前記排気還流路21が開閉可能となるように上下
方向に可動自在に配設された弁体26と、弁軸27を介
して前記弁体26と連結されたダイヤフラム28と、該
ダイヤフラム28を閉弁方向に付勢するばね29とから
構成されている。また、ダイヤフラム室24は、前記ダ
イヤフラム28を介して下側に画成される大気圧室30
と上側に画成される負圧室31とを備えている。すなわ
ち、大気圧室30は通気孔30aを介して大気に連通さ
れる一方、負圧室31は負圧連通路32に接続されてい
る。
【0030】具体的には、負圧連通路32は、その先端
がスロットル弁3′と排気還流路21の他端との間の吸
気管2に接続され、該吸気管2内の絶対圧PBAが負圧
連通路32を介して前記負圧室30に導入されるように
なっている。また、負圧連通路32の途中には大気連通
路33が接続され、該大気連通路33の途中には圧力調
整弁34が介装されている。該圧力調整弁34は常開型
の電磁弁からなり、大気圧又は負圧が前記圧力調整弁3
4を介して前記ダイヤフラム室24の負圧室31内に選
択的に供給され、負圧室31は所定の制御圧を発生す
る。
【0031】しかして、圧力調整弁34が励磁されて閉
弁すると、EGR弁22におけるダイヤフラム28に作
用する負圧室31内に負圧が大きくなり、ダイヤフラム
28がばね29の付勢力に抗して上方に変位し、EGR
弁22の弁開度(リフト量)が大きくなる。一方、圧力
調整弁34が消磁され開弁すると、前記負圧室31の負
圧が小さくなるため、ダイヤフラム28がばね29の付
勢力によって下方に変位し、EGR弁22の弁開度(リ
フト量)が小さくなる。このように、圧力調整弁34を
励磁又は消磁することにより、EGR弁22の弁開度が
制御される。また、前記圧力調整弁34は前記ECU5
に電気的に接続されており、該ECU5からの指令信号
によって開閉作動して、前記EGR弁22の弁体26の
リフト量及びそのリフト動作速度が制御される。
【0032】さらに、前記EGR弁22には弁開度(リ
フト)センサ(以下、「Lセンサ」と称する)35が設
けられており、該Lセンサ35は前記EGR弁22の弁
体26の作動位置(リフト量)を検出して、その検出信
号を前記ECU5に供給する。尚、上記EGR制御はエ
ンジン暖機後(エンジン冷却水温TWが所定温度以上の
とき)に実行される。
【0033】また、ECU5にはサービスチェックシグ
ナル(SCS)端子36が接続され、該SCS端子36
をジャンプワイア等で短絡させることによりコンビネー
ションメータ内の警告灯(図示せず)が特定回数点滅可
能とされて車輌の異常箇所の推定が可能とされている。
すなわち、SCS端子36を短絡させることにより前記
警告灯を特定回数点滅させ、かかる点滅回数に応じて車
輌の異常箇所が推定可能とされている。
【0034】しかして、ECU5は、上述の各種センサ
からの入力信号波形を整形し、電圧レベルを所定レベル
に修正し、アナログ信号値をデジタル信号値に変換する
等の機能を有する入力回路5aと、中央演算処理回路
(以下「CPU」という)5bと、該CPU5bで実行
される各種演算プログラムや所定のマップ等を記憶する
ROM及び演算結果等を記憶するRAMからなる記憶手
段5cと、前記燃料噴射弁6、点火プラグ13、圧力調
整弁34に駆動信号を供給する出力回路5dとを備えて
いる。
【0035】さらに、ECU5(CPU5b)は上述の
各種エンジンパラメータ信号に基づいて、フィードバッ
ク制御運転領域やオープンループ制御運転領域等の種々
のエンジン運転状態を判別するとともに、エンジン運転
状態に応じ、数式1に基づき、前記TDC信号パルスに
同期する燃料噴射弁6の燃料噴射時間TOUTを演算す
る。
【0036】 TOUT=Ti×KEGR×KWOT×KO2×K1+K2 …(1) ここに、Tiは燃料噴射弁6の燃料噴射時間TOUTの
基準値であって、エンジン回転数NEと吸気管内絶対圧
PBAに応じて決定される。
【0037】KEGRは燃料量補正係数であって、後述
する排気還流路21の排気還流量の変動に応じて、燃料
量を補正し空燃比を理論空燃比に制御する。
【0038】KWOTはリッチ化係数であって、所定の
高負荷運転状態に応じた所定値に設定される。
【0039】KO2は空燃比補正係数であって、エンジ
ン暖機後におけるフィードバック制御時においては排気
ガス中の酸素濃度、即ちO2センサ20の出力に応じて
設定され、またフィードバック制御を行なわない複数の
特定運転領域(オープンループ制御運転領域)において
は各運転領域に応じて設定される。
【0040】K1及びK2は夫々各種エンジンパラメー
タ信号に応じて演算される補正係数及び補正変数であっ
て、各気筒毎にエンジン運転状態に応じた燃費特性や加
速特性等の諸特性の最適化が図られるような所定値に設
定される。
【0041】また、CPU5bは、所定の運転条件が成
立したときにエンジンを制御する特定入出力対象(O2
センサ20、Lセンサ35、EGR弁22及び空燃比補
正係数KO2)の異常を検出する異常検出手段を備えて
いる。
【0042】図2はO2センサ20の異常検出を行なう
O2センサ異常診断ルーチンのフローチャートであっ
て、本プログラムはTDC信号パルスの発生と同期して
実行される。
【0043】まず、ステップS1ではエンジン冷却水温
TWが所定温度TWH(例えば、82℃)以上か否かを
判別する。そして、その答が否定(NO)のときはその
まま本プログラムを終了する一方、その答が肯定(YE
S)のときは今回ループでエンジンがフューエルカット
状態に突入したか否かを判別する(ステップS2)。こ
こで、フューエルカット状態に突入したか否かは、エン
ジン回転数NEやスロットル弁3′の弁開度θTHに基
づいて判断され、具体的にはフューエルカット判別ルー
チン(図示せず)の実行により判別される。
【0044】ステップS2の答が肯定(YES)のとき
は、前回ループ時においてもエンジンがフューエルカッ
ト状態にあったか否かを判別する(ステップS3)。そ
して、その答が肯定(YES)のときはステップS5に
進む一方、その答が否定(NO)、すなわちエンジンが
今回ループでフューエルカット状態に突入したときは、
該フューエルカット状態突入時のO2センサ出力電圧V
O2FCをO2センサ20の出力電圧VO2とした後
(ステップS4)、ステップS5に進む。
【0045】ステップS5ではO2センサ20の出力電
圧VO2が所定下限電圧VO2L(例えば、3.0V)
以上か否かを判別する。そして、その答が肯定(YE
S)のときはスロットル弁3′の弁開度θTHが全閉か
否かを判別する(ステップS6)。そして、その答が肯
定(YES)のときは今回ループ時のO2センサ出力電
圧VO2とフューエルカット突入時のO2センサ出力電
圧VO2FCとの偏差の絶対値、すなわち今回ループ時
と前回ループ時のO2センサの出力電圧の偏差の絶対値
が所定電圧ΔVO2より小さいか否かを判別する(ステ
ップS7)。そして、その答が肯定(YES)のとき
は、今回ループでスロットル弁3′の弁開度θTHが全
閉状態にあるにもかかわらず今回ループと前回ループに
おけるO2センサ20の出力電圧の偏差が小さい場合で
ある。つまり、スロットル弁3′の弁開度θTHが全閉
状態のときは燃料噴射をしていないため、O2センサ2
0はリーン出力すべきであるにもかかわらず、O2セン
サ20が所望のリーン出力をしていない場合であり、O
2センサ20は断線していると判断してフラグFFSO
2を「1」にセットし(ステップS8)、O2センサ2
0の異常を検出して本プログラムを終了する。
【0046】一方、ステップS5〜S7の答のうち少な
くとも1つの答が否定(NO)のときは、O2センサ2
0は正常に動作していると判断してフラグFFSO2を
「0」にセットし(ステップS9)本プログラムを終了
する。
【0047】また、ステップS2の答が否定(NO)、
すなわちエンジンがフューエルカット状態にないと判別
されたときはフラグFWOTが「1」か否かを判別し、
エンジンが所定の高負荷運転状態にあるか否かを判断す
る(ステップS10)。そして、その答が肯定(YE
S)のときはエンジンが所定の高負荷運転状態にあると
判断してステップS11に進み、リッチ化係数KWOT
が所定値KWOTXより大きいか否かを判別する。そし
て、その答が肯定(YES)のときはO2センサ20の
出力電圧VO2が所定電圧VO2W(例えば、0.06
V)より小さいか否かを判別する(ステップS12)。
そして、その答が肯定(YES)のときは燃料増量中で
あって、O2センサ20の出力電圧VO2が大きくなけ
ればならないにもかかわらず、O2センサ20の出力電
圧VO2が小さい場合であり、O2センサ20の電気系
続が短絡していると判断してフラグFFSO2を「1」
にセットして(ステップS8)本プログラムを終了す
る。
【0048】一方、ステップS10、S11の答のうち
少なくとも1つの答が否定(NO)のときはフラグFF
SO2を「0」にセットして(ステップS9)本プログ
ラムを終了する。
【0049】図3は、Lセンサ35の異常を検出するL
センサ異常診断ルーチンのフローチャートであって、本
プログラムはECU5に内蔵されたタイマにより例え
ば、40ms毎に発生する擬似信号パルスに同期して実
行される。
【0050】ステップS21ではエンジン回転数NEが
EGR弁22が作動する所定上限回転数NEH(例え
ば、4000rpm)より小さいか否かを判別する。そ
して、その答が肯定(YES)のときはLセンサ35の
出力電圧VLIFTが所定上限電圧VLIFTH(例え
ば、4.88V)より大きいか否かを判別する(ステッ
プS22)。そして、その答が肯定(YES)のときは
EGR弁22の作動回転領域内においてLセンサ35の
出力電圧VLIFTが所定上限電圧VLIFTHより大
きい場合であり、Lセンサ35は異常であると判断して
フラグFFSLを「1」にセットし(ステップS23)
本プログラムを終了する。一方、ステップS21及びス
テップS22の答のうち、少なくとも1つの答が否定
(NO)のときはフラグFFSLを「0」にセットし
(ステップS24)本プログラムを終了する。
【0051】図4は、EGR弁22の異常検出を行なう
EGR弁異常診断ルーチンのフローチャートであって、
本プログラムはECU5に内蔵されたタイマにより例え
ば40ms毎に発生する擬似信号パルスに同期して実行
される。
【0052】ステップS31では、フラグFFSLが
「0」か否か(Lセンサ異常診断ルーチン(図3)で設
定される)を判別し、前記Lセンサ35が正常動作をし
ているか否かを判断する。そして、その答が肯定(YE
S)のときはエンジン回転数NEがEGR弁22が作動
する所定上限回転数NEH(例えば、4000rpm)
より低いか否かを判別する(ステップS32)。そし
て、その答が肯定(YES)のときはバッテリ電圧VB
がEGR弁22が作動するに必要な所定下限電圧VBL
(例えば、10.5V)より大きいか否かを判別する
(ステップS33)。そして、その答が肯定(YES)
のときは大気圧PAと吸気管内絶対圧PBAとの差圧、
すなわち吸気管内負圧(ゲージ圧)が所定上限値PBG
H(例えば、−190mmHg)より大きいか否かを判
別する(ステップS34)。そして、その答が肯定(Y
ES)のときはEGR弁22(弁体26)の目標弁開度
値LCMDが所定下限値LCMDL(例えば、1.2m
m)より大きいか否かを判別し(ステップS35)、次
いでその答が肯定(YES)のときはステップS36に
進み、目標弁開度値LCMDと実弁開度値LACTの大
小関係が前回ループと今回ループとで変わらなかったか
否かを判別する。そして、その答が肯定(YES)のと
きは、目標弁開度値LCMDと実弁開度値LACTとの
偏差の絶対値が所定値ΔLCM(例えば、0.3mm)
より大きいか否かを判別し(ステップS37)、その答
が肯定(YES)のときはステップS40に進む。
【0053】一方、ステップS31〜S37の答のうち
少なくとも1つの答が否定(NO)のときはステップS
38に進み、タイマtmFSEを所定値T1(例えば、
0.5sec)に設定して該タイマtmFSEをスター
トさせた後、フラグFFSEを「0」にセットして(ス
テップS39)本プログラムを終了する。
【0054】ステップS40では前記タイマtmFSE
が「0」か否か、すなわちタイマtmFSEがスタート
して所定値T1経過し「0」になったか否かを判別す
る。そして、その答が否定(NO)のときはフラグFF
SEを「0」にセットして(ステップS39)本プログ
ラムを終了る一方、その答が肯定(YES)のときは、
EGR弁22が異常であると判断してフラグFFSEを
「1」にセットし(ステップS41)、本プログラムを
終了する。
【0055】すなわち、Lセンサ35が正常であり且つ
EGR弁22の作動圧力源が充分にあるときはEGR弁
22は実弁開度値LACTが目標弁開度値LCMDに追
随して変化するはずであるにもかかわらず、その偏差が
所定時間T1以上の間所定値ΔLCMより大きいときは
EGR弁22へのゴミ等の固着により実弁開度値LAC
Tが目標弁開度値LCMDに追随しない場合であると判
断してEGR弁22の異常を検出する。
【0056】図5は空燃比フィードバック制御系の制御
値の一つである空燃比補正係数KO2の異常を検出する
KO2異常検出ルーチンのフローチャートであって、本
プログラムはバックグラウンド時に処理される。
【0057】ステップS51ではエンジン回転数が所定
上限回転数NEHより低いか否かを判別する。そして、
その答が肯定(YES)のときはフラグFIDLが
「0」か否かを判別し(ステップS53)、エンジンが
アイドル運転状態にないか否かを判断する(ステップS
52)。そして、その答が肯定(YES)のときは車速
VSPが所定下限車速VSL(例えば、5Km/hr)
より速いか否かを判別し、その答が否定(NO)のとき
はステップS55に進む一方、その答が肯定(YES)
のときは吸気管内絶対圧PBAが所定値PBAXより大
きいか否かを判別し(ステップS54)、その答が肯定
(YES)のときはステップS55に進む。
【0058】ステップS55では空燃比補正係数KO2
が所定上限値KO2H(例えば、1.4)より大きいか
否かを判別し、その答が肯定(YES)のときは空燃比
補正係数KO2は異常値を示していると判断してフラグ
FFSKO2を「1」にセットし(ステップS57)本
プログラムを終了する。
【0059】一方、ステップS55の答が否定(NO)
のときは空燃比補正係数KO2が所定下限値KO2L
(例えば、0.75)より小さいか否かを判別し(ステ
ップS56)、その答が肯定(YES)のときは空燃比
補正係数KO2が異常値を示していると判断してフラグ
FFSKO2を「1」にセットし(ステップS57)本
プログラムを終了する。すなわち、空燃比のフィードバ
ック制御中に空燃比補正係数KO2が所定範囲内(0.
75<KO2<1.4)から外れたときに空燃比補正係
数KO2の異常を検出する。
【0060】尚、ステップS51,S52,S54,S
56の答のうち少なくとも1つの答が否定(NO)のと
きはフラグFFSKO2を「0」にセットして(ステッ
プS58)本プログラムを終了する。
【0061】しかして、上記CPU5bは、エンジンの
冷却水温TWに基づきエンジンの動作環境に変動があっ
たか否かを判別する動作環境変動判別手段を備えてい
る。
【0062】図6は動作環境変動判別ルーチンのフロー
チャートであって、本プログラムはIGSWのECU5
へのオン信号の入力に同期して実行される。
【0063】ステップS61では、今回異常検出フラグ
FNGn(n=0〜2、0はO2センサの異常検出、1
はEGR制御系の異常検出、2は空燃比フィードバック
制御系の異常検出を夫々示す)を「0」にリセットす
る。次いで、ステップS62では空燃比のフィードバッ
ク制御を許可するフラグFFO2FBを「0」にセット
する。さらに、ステップS63ではIGSWが「オン」
したときのエンジン冷却水温TWIを記憶手段5cに記
憶させる。
【0064】次に、ステップS64では、前記エンジン
冷却水温TWIが所定温度TWTRより低いか否かを判
別する。ここで、所定温度TWTRとしては、暖機温度
近傍の適宜値、例えば、50〜60℃に設定される。そ
して、その答が否定(NO)のときはエンジンの動作環
境に変動はなかったと判断して動作環境変動フラグFT
RIPを「0」にセットし(ステップS65)本プログ
ラムを終了する。
【0065】一方、ステップS64の答が肯定(YE
S)、すなわちエンジンが低温状態から始動したときは
エンジンの動作環境が変動した(つまり、エンジンを停
止して時間が経過し、水温が低下した)と判断して動作
環境変動フラグFTRIPを「1」にセットし(ステッ
プS66)本プログラムを終了する。
【0066】尚、上記動作環境変動判別ルーチンでは動
作環境の変動をエンジン冷却水温TWにより判断してい
るが、吸気温TA、吸気管内絶対圧PBA、エンジン回
転数NE等の他の運転パラメータの変動やこれら複数の
運転パラメータの組合わせにより動作環境の変動の有無
を判断してもよく、エンジン停止後の経過時間によって
判断してもよい。
【0067】しかして、上記CPU5bは、多数のセン
サ類や制御変数の異常検出を集中管理する集中管理シス
テムを備えており、さらに該集中管理システムは、特定
入出力対象の異常が検出され且つ前記エンジンの動作環
境に変動があったときは前記特定入出力対象の異常を確
定する第1の異常確定手段を有する一方、前記特定入出
力手段の異常が検出され且つSCS端子36から所定信
号がECU5に入力されたときは前記特定入出力対象の
異常を確定する第2の異常確定手段を有している。
【0068】図7は、異常検出集中管理システムのルー
チンを示すフローチャートであって、本プログラムはバ
ックグラウンド時に処理される。
【0069】まず、ステップS71ではエンジンの特定
箇所の異常が検出されたか否かを判別する。そして、そ
の答が否定(NO)のときはそのまま本プログラムを終
了する一方、その答が肯定(YES)のときはステップ
S72に進み、SCS端子36が短絡しているか否かを
判別する。そして、その答が否定(NO)のときはステ
ップS73に進み、特定入出力対象(O2センサ20、
Lセンサ35、EGR弁22、KO2値)のうちのいず
れかの異常を検出したか否かを判別する。そして、その
答が肯定(YES)のときは該当する異常検出フラグF
NGn(n=0〜2)を「1」にセットした後(ステッ
プS74)、前回異常検出フラグFZNGnが「0」か
否かを判別し(ステップS75)、その答が肯定(YE
S)のときはステップS76に進む。
【0070】一方、ステップS75の答が否定(N
O)、すなわち前回ループ時にも異常が検出されている
場合は、ステップS77に進み、動作環境変動フラグF
TRIPが「0」か否かを判別する。そして、その答が
肯定(YES)のときはステップS76に進む。
【0071】ステップS76では、前記特定入出力対象
に対する所定の異常時制御を実行し、本プログラムを終
了する。すなわち、O2センサ20の異常が検出された
ときは補正係数KO2を所定値に変更し、またEGR制
御系の異常が検出されたときは排気還流を停止し、さら
に空燃比フィードバック制御系の異常が検出されたとき
はフィードバック制御を停止することにより、夫々異常
時に対する制御動作を実行する。
【0072】これにより、今回ループで初めてO2セン
サ20等特定入出力対象の異常が検出されたとき、又は
前回ループで前記異常が検出されたがエンジンが暖機始
動したためエンジンの動作環境に変動がなかったと判断
されたときは異常時制御のみを実行し、警告灯に点灯指
令を発することなく本プログラムを終了する。よって、
検出された異常が真の異常か偶発的な異常かにかかわら
ず、異常時の制御のみ実行し、また真の異常と判断され
るまでは運転者に異常の表示を行なわないようにするこ
とができる。
【0073】一方、ステップS73又はステップS77
の答が否定(NO)のときは所定の異常検出コード(該
異常検出コードは各種センサ類や各種制御系に応じて予
め定められている)を記憶手段5cに記憶した後(ステ
ップS78)、これら異常検出コードに対応した異常時
制御を実行し(ステップS79)、警告灯に点灯指令を
発した後(ステップS80)本プログラムを終了する。
すなわち、TWセンサ10など前記特定入出力対象以外
の箇所で異常が検出された場合、及び今回ループと前回
ループの双方で特定入出力対象の異常が検出され且つエ
ンジンが低温始動してエンジンの動作環境に変動があっ
たと判断されたときはそれらの異常を確定させて所定の
異常時制御を実行した後(ステップS79)、警告灯を
点灯させ(ステップS80)運転者等搭乗員にエンジン
の異常を知らせて本プログラムを終了する。
【0074】また、ステップS72の答が肯定(YE
S)、すなわちSCS端子36が短絡中のときは工場や
サービスステーション等で車輌が異常状態にあるか否か
を検査している場合であり、かかる場合はそのままステ
ップS78に進み、次いでステップS79及びステップ
S80を実行する。すなわち、工場やサービスステーシ
ョン等で車輌の異常状態を検査しているときはステップ
S73〜ステップS77の各ステップを実行することな
く直ちに車輌の異常を確定させ、警告灯を点灯させるこ
とを可能にする。
【0075】これにより、工場等で車輌検査中のときは
エンジンの異常を迅速に確定することができる。
【0076】しかして、上記異常診断装置においては、
O2センサ等特定入出力対象の異常診断がエンジンの所
定運転条件下にあるときに行われるのに対し、動作環境
変動判別ルーチン(図6)は前述の如くIGSWのオン
信号が入力されたときに実行される。したがって、前
回、すなわちIGSWがオフ→オン→オフする間に異常
検出され且つ今回IGSWがオンしてからオフするまで
1回も異常診断ルーチン(図2〜図5)が実行されなか
ったときでも前回異常検出フラグFZNGnが消去さ
れ、入出力対象に異常が生じているにもかかわらず、異
常確定に支障が生じる虞がある。
【0077】そこで、かかる前回異常検出データの消去
を回避するため、上記CPU5bは、前記特定入出力対
象の異常診断ルーチンを少なくとも1回以上実行し且つ
前記特定入出力対象の異常がIGSWのオフ時までに検
出されなかったときにのみ記憶手段5cに記憶された過
去の異常検出データを消去する消去手段を有している。
【0078】図8は異常検出モード解除ルーチンのフロ
ーチャートであって、本プログラムはIGSWのオフ信
号の入力に同期して実行される。
【0079】まず、ステップS81では前回異常検出フ
ラグFZNGnが「1」か否かを判別し、前回ループで
前記特定入出力対象の異常が検出されたか否かを判断す
る。そして、その答が否定(NO)のときはステップS
84に進み、今回異常検出フラグFNGnを前回異常検
出フラグFZNGn(=0)に等値した後、パワー・オ
フして(ステップS85)本プログラムを終了する。一
方、ステップS81の答が肯定(YES)のときは動作
環境変動フラグFTRIPが「1」か否かを判別し、エ
ンジンの動作環境が変動したか否かを判断する(ステッ
プS82)。そして、その答が否定(NO)のときはパ
ワー・オフして(ステップS85)本プログラムを終了
する一方、その答が肯定(YES)のときはISGWが
オンしてからオフするまでに特定入出力対象の異常を1
回以上検査したか否かを判別する(ステップS83)。
【0080】そして、その答が否定(NO)のとき、す
なわち、所定の運転条件が充足せずIGSWがオンして
からオフするまで特定入出力対象の異常を検査しなかっ
たと判断された場合は、パワー・オフして(ステップS
85)本プログラムを終了する。
【0081】一方、ステップS83の答が肯定(YE
S)のときは、今回ループで異常を検出しなかった場合
(FNGn=0)は前回異常検出フラグFZNGn
「1」を消去して「0」とした後(ステップS84)パ
ワー・オフして(ステップS85)本プログラムを終了
する。また、今回ループで異常を検出した場合は(FN
Gn=1)は前回異常検出フラグFZNGnをそのまま
の状態(FZNGn=1)にして(ステップS84)パ
ワー・オフし(ステップS85)本プログラムを終了す
る。
【0082】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、内燃エン
ジンが所定の運転状態にあるときに該エンジンを制御す
る入出力対象の異常の有無を検出する異常検出手段と、
該異常検出手段により前記入出力対象の異常が検出され
たときは所定の異常時制御を実行する異常時制御実行手
段とを備えた内燃エンジンの異常診断装置において、前
回異常検出時と今回異常検出時との間にエンジンの動作
環境に変動があったか否かを判別する動作環境変動判別
手段と、前記異常検出手段により前記入出力対象の異常
が検出され且つ前記動作環境変動判別手段により前記動
作環境に変化があったと判別されたときに前記入出力対
象の異常を確定する異常確定手段と、該異常確定手段に
より前記入出力対象の異常が確定されたときは該異常の
確定を表示する表示手段とを備えているので、エンジン
の動作環境に変動があったときのみ、前記入出力対象の
異常が確定されることとなり、何らかの外因により一時
的に異常を検出しても異常状態が確定されるのを極力回
避することができ、異常検出の精度向上を図ることがで
きる。
【0083】具体的には、前記動作環境変動判別手段
は、エンジン始動時の冷却水温が所定温度以下のときに
エンジンの動作環境に変動があったと判別することによ
り、エンジン冷却水温が所定温度以上のときは動作環境
に変動なしと判断され、同一の動作環境においては一時
的に異常を検出していても異常が確定せず異常診断の誤
検知を極力回避することができる。
【0084】さらに、本発明は、前記異常検出手段によ
り前記入出力対象の異常が検出されたときは該異常検出
データを記憶する異常検出記憶手段と、前記異常検出手
段を実行した結果前記入出力対象の異常が今回検出され
なかったときは前記異常検出記憶手段に記憶されている
過去の前記異常検出データを消去する消去手段とを有し
ているので、所定の運転状態下で異常検出手段が確実に
実行されて入出力対象の異常検出が行なわれ、異常診断
の信頼性向上を図ることができる。
【0085】また、エンジンの外部から所定の信号が入
力される入力端子を備え、該入力端子に前機所定の信号
がエンジンに入力されたときは前記異常確定手段により
確定される異常確定態様を前記異常検出手段による異常
検出と同時に異常確定するように変更する異常確定態様
変更手段を有していることにより、サービスステーショ
ン等で車輌の異常箇所を検査しているときは前記入出力
対象の異常検出と同時に該入出力対象の異常が確定し、
前記入出力対象の異常を迅速かつ容易に知ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る内燃エンジンの異常診断装置の一
実施例を示す全体構成図である。
【図2】O2センサ異常診断ルーチンのフローチャート
である。
【図3】Lセンサ異常診断ルーチンのフローチャートで
ある。
【図4】EGR弁異常診断ルーチンのフローチャートで
ある。
【図5】KO2異常診断ルーチンのフローチャートであ
る。
【図6】動作環境変動判別ルーチンのフローチャートで
ある。
【図7】異常検出集中管理システムのルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図8】異常検知モード解除ルーチンのフローチャート
である。
【符号の説明】
1 内燃エンジン 5b CPU(運転状態判別手段、異常検出手段、動作
環境変動判別手段、異常確定手段、消去手段、変更手
段) 5c 記憶手段(異常検出記憶手段) 10 TWセンサ(動作環境検出手段、水温検出手段) 20 O2センサ(排気濃度検出手段) 22 EGR弁(排気還流制御系) 35 Lセンサ(排気還流制御系) 36 SCS端子(入力手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃エンジンが所定の運転状態にあると
    きに該エンジンを制御する入出力対象の異常の有無を検
    出する異常検出手段と、該異常検出手段により前記入出
    力対象の異常が検出されたときは所定の異常時制御を実
    行する異常時制御実行手段とを備えた内燃エンジンの異
    常診断装置において、 前回異常検出時と今回異常検出時との間にエンジンの動
    作環境に変動があったか否かを判別する動作環境変動判
    別手段と、前記異常検出手段により前記入出力対象の異
    常が検出され且つ前記動作環境変動判別手段により前記
    動作環境に変動があったと判別されたときに前記入出力
    対象の異常を確定する異常確定手段と、該異常確定手段
    により前記入出力対象の異常が確定されたときは該異常
    の確定を表示する表示手段とを備えていることを特徴と
    する内燃エンジンの異常診断装置。
  2. 【請求項2】 前記動作環境変動判別手段は、エンジン
    始動時の冷却水温が所定温度以下のときにエンジンの動
    作環境に変動があったと判別することを特徴とする請求
    項1記載の内燃エンジンの異常診断装置。
  3. 【請求項3】 前記異常検出手段により前記入出力対象
    の異常が検出されたときは該異常検出データを記憶する
    異常検出記憶手段と、前記異常検出手段を実行した結果
    前記入出力対象の異常が今回検出されなかったときは前
    記異常検出記憶手段に記憶されている過去の前記異常検
    出データを消去する消去手段とを有していることを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載の内燃エンジンの異常
    診断装置。
  4. 【請求項4】 エンジンの外部から所定の信号が入力さ
    れる入力端子を備え、該入力端子に前記所定の信号がエ
    ンジンに入力されたときは前記異常確定手段により確定
    される異常確定態様を前記異常検出手段による異常検出
    と同時に異常確定するように変更する異常確定態様変更
    手段を有していることを特徴とする請求項1記載の内燃
    エンジンの異常診断装置。
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