JPH05280330A - マフラー - Google Patents

マフラー

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Publication number
JPH05280330A
JPH05280330A JP7771592A JP7771592A JPH05280330A JP H05280330 A JPH05280330 A JP H05280330A JP 7771592 A JP7771592 A JP 7771592A JP 7771592 A JP7771592 A JP 7771592A JP H05280330 A JPH05280330 A JP H05280330A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
muffler
exhaust pipe
muffler body
exhaust
outer peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7771592A
Other languages
English (en)
Inventor
Keigo Miyashita
恵吾 宮下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Shatai Co Ltd
Original Assignee
Nissan Shatai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Shatai Co Ltd filed Critical Nissan Shatai Co Ltd
Priority to JP7771592A priority Critical patent/JPH05280330A/ja
Publication of JPH05280330A publication Critical patent/JPH05280330A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マフラーの容積を可能な限り大きく形成して
も、バッフルプレートを装着するためのスポット溶接が
可能であり、製造コストの増大を招くことのないマフラ
ーを提供する。 【構成】 巻き締めにより形成された一定断面の円筒状
のマフラー本体12と、プレス成形により形成されると
共に一端がマフラー本体12の側面(端板)14aに連
結され他端が排気管11の外周面に連結され、側面14
aと排気管11の外周面との間で形成された容積室(部
屋)R2を有するマフラー部13とが連通されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、排気音を消音するた
めのマフラーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、排気音を消音するために排気管の
途中に設けられるマフラー(排気消音器)として、巻き
締めマフラー或はプレス成形マフラーが知られている。
【0003】マフラー1は、図6に示すように、バッフ
ルプレート(図示せず)を内接した円筒状のマフラー本
体2と、マフラー本体2両側に連結された排気通路であ
る排気管3を有しており、マフラーの効果を高めるため
できるだけマフラー本体2の容積を大きくすることが望
ましい。このマフラー1は、車体底部外表面に配置され
ている。
【0004】巻き締めマフラー1は、板体を巻いて締め
付け成形することから、マフラー本体2は両端面を結ぶ
側線が直線からなる直胴形筒体形状に形成され((a)
参照)、プレス成形マフラー1は、型を用いてプレス成
形することから、マフラー本体2は直胴形筒体形状に限
らず任意の形状に形成することができる((b)参
照)。
【0005】ところで、できるだけマフラー本体2の容
積を大きくするために、端面2aと排気管3との間に段
差が生じデッドスペースとなってしまうのが避けられな
い直胴形筒体形状に対して、排気管3との接続部が曲面
により形成されてデッドスペースを生じさせることがな
い上に、マフラー設置位置である車体底面形状に合わせ
た曲面形状を得ることができる、プレス成形マフラーを
採用することが考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マフラ
ー本体2が曲面形状を有するプレス成形マフラーにおい
ては、形状が複雑化してバッフルプレートを装着するた
めのスポット溶接が不可能になることから、スポット溶
接に変えて栓溶接を行わなければならず、製造コストの
増大を招くという問題点があった。
【0007】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、マフラーの容積
を可能な限り大きく形成しても、バッフルプレートを装
着するためのスポット溶接が可能であり、製造コストの
増大を招くことのないマフラーを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係るマフラーは、巻き締めにより形成さ
れた一定断面の円筒状のマフラー本体と、プレス成形に
より形成されると共に一端が前記マフラー本体の側面に
連結され他端が排気管の外周面に連結され、前記側面と
前記排気管の外周面との間で形成された容積室を有する
マフラー部とが連通されていることを特徴としている。
【0009】
【作用】この発明に係るマフラーは、巻き締めにより形
成された円筒状のマフラー本体と、排気管の周囲にプレ
ス成形により形成したマフラー本体と連通するマフラー
部とを有しており、マフラー本体においては、断面が一
定形状なのでマフラーバッフルプレートを装着するため
のスポット溶接が可能であり、マフラー部においては、
マフラー本体と排気管との間に容積室を有するので、こ
のマフラー部とマフラー本体を連結することでマフラー
の容積を大きく形成することができる。
【0010】
【実施例】以下、この発明に係るマフラーの実施例を図
面を参照しつつ説明する。
【0011】図1において、10はマフラー、11a,
11bは排気管である。マフラー10は、排気管11
a,11bが形成する排気経路の途中に配置されてお
り、排気音を消すための排気消音器として機能する。
【0012】マフラー10は、マフラー本体12と、マ
フラー本体12両側部のマフラー部13a,13bとを
有しており、マフラー本体12の両側には、各マフラー
部13a,13bを貫通して、エグゾーストマニホール
ド(図示せず)に連通する排気管11aと、テールパイ
プ(図示せず)に連通する排気管11bが取り付けられ
ている。
【0013】マフラー本体12は、板体を巻いて締め付
け成形する巻き締めにより形成されており、同一形状の
楕円状両端板14a,14bと側板14cを有する一定
断面の直胴形筒体形状を有している。マフラー本体12
の内部には、縦軸と直交する方向に横断して内部を仕切
るバッフルプレート15が複数枚設けられると共に(図
2参照)、各バッフルプレート15を貫通する連通管1
6a,16bが上下に離間して二本装着されている。
【0014】各マフラー部13a,13bは、型を用い
てプレスし成形するプレス成形により形成されており、
各端板14a,14bの外側に排気管11a或は排気管
11bの周囲を覆って、各端板14a,14bの周縁と
各排気管11a,11bとをなだらかに結ぶ漏斗状を有
している。
【0015】このマフラー部13a(或はマフラー部1
3b)は、一端がマフラー本体12の側面を形成する端
板14a(或は端板14b)に連結されると共に、他端
が排気管11の外周面に連結され、端板14a(或は端
板14b)と排気管11の外周面との間で形成された容
積室としての部屋R2を有している。
【0016】各マフラー部13a,13bとマフラー本
体12とは、図2に示すように、各端板14a,14b
を貫通させた管17等を介して連通している。
【0017】なお、各マフラー部13a,13bを排気
経路途中に配置する方法として、管17によりマフラー
本体12と連通させたレゾネータータイプ((a)参
照)の他に、各排気管11a,11bに設けた複数の貫
通孔Hにより各排気管11a,11bと連通させた拡張
タイプ((b)参照)、或はレゾネータータイプと拡張
タイプを併用したタイプ((c)参照)がある。
【0018】上記各方法により、各マフラー部13a,
13bとマフラー本体12とを、それぞれ連通させるこ
とができる。これらマフラー部13a,13bの外郭形
状は、プレス成形により、各端板14a,14bの周縁
と各排気管11a,11bとをなだらかに結ぶと共にマ
フラー10が配置される車体底部外表面の形状に対応し
た任意の曲面形状に形成されている。
【0019】バッフルプレート15は、直胴形筒体形状
を有するマフラー本体12の内部に固着されており、各
バッフルプレート15により、内部は複数個の部屋R1
に区画されている(図2参照)。
【0020】連通管16a,16bは、全周に亙って無
数の貫通孔が開けられており、一方の連通管16aは、
一端を端板14aから露出させて排気管11aに、他方
の連通管16bは一端を端板14bから露出させて排気
管11bに、それぞれ連通させている(図1,2参照、
図2において一方のみ図示)。
【0021】マフラー10の組み立てに際しては、溶接
等により各部が位置決固定される。なお、以下の説明に
おいては、マフラー10の一端側について述べるが他端
側も同様の構成を有する。
【0022】マフラー本体12に位置決固定されるバッ
フルプレート15は、スポット溶接により取り付けられ
る。
【0023】マフラー部13aとマフラー本体12と
は、図3に示すように、端板14aとマフラー部13a
とをロール加工により接合した後、端板14aとマフラ
ー部13aとを溶接により接合する。この際、マフラー
部13aの接合場所は、端板14aのロール加工部下側
((a)参照)、或は端板14aのロール加工部上側
((b)参照)の何れでもよい。
【0024】また、マフラー部13aの突合せ端の接合
部は、図4に示すように、突合せ端に形成したフランジ
F((a)参照)を、或は突合せ端部((b)参照)を
直接、溶接により接合する。
【0025】この際、排気管11aとの接合部も密閉さ
れる。
【0026】なお、マフラー部13aとマフラー本体1
2とは、図5に示すように、端板14aとマフラー部1
3aとをスポット溶接により位置決固定した後、側板1
4cと端板14aとマフラー部13aとを共にロール加
工により接合してもよい。
【0027】このように、マフラー本体12に連通する
両マフラー部13a,13bにより、マフラー10は、
巻き締めにより形成された直胴形筒体形状のマフラー本
体12に加えて、排気管11との間に生じてしまうデッ
ドスペースにも部屋R2を形成することができる。
【0028】次に、上記構成を有するマフラーの作用を
説明する。
【0029】マフラー本体12にバッフルプレート15
が位置決固定されると共に、マフラー部13aがマフラ
ー本体12に接合されて、マフラー10が組み立てられ
る。
【0030】このマフラー10により、排気管11aか
らマフラー10に送られた排気ガスは、連通管16の穴
Hを介してマフラー本体12の部屋R1及びマフラー部
13aの部屋R2を通り、これらの部屋R1,R2を通る
際に消音されて、マフラー10から排気管11bへと通
り抜ける。
【0031】この際、マフラー10は、排気管11との
接続部が曲面により形成されてデッドスペースを生じさ
せることがない上に、マフラー設置位置である車体底面
形状の隙間に合わせた曲面形状を得ることができるた
め、各マフラー部13a,13bとマフラー本体12と
により、マフラー10の容積を可能な限り大きくするこ
とができる。
【0032】また、バッフルプレート15の装着に際し
ては、スポット溶接が可能であることから、製造コスト
の増大を招くことがない。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係るマ
フラーは、マフラーの容積を可能な限り大きく形成して
も、バッフルプレートを装着するためのスポット溶接が
可能であり、製造コストの増大を招くことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るマフラーの斜視図である。
【図2】マフラー部を排気経路途中に配置する方法を示
しており、(a)はレゾネータータイプの説明図、
(b)は拡張タイプの説明図、(c)はレゾネータータ
イプと拡張タイプを併用したタイプの説明図である。
【図3】(a)、(b)共にマフラー部とマフラー本体
との接合状態を示す断面説明図である。
【図4】(a)、(b)共にマフラー部の突合せ端の接
合状態を示す断面説明図である。
【図5】側板と端板とマフラー部とを共にロール加工に
より接合した状態を示す断面説明図である。
【図6】従来のマフラーを示しており、(a)は巻き締
めマフラーの斜視図、(b)はプレス成形マフラーの斜
視図である。
【符号の説明】
10 マフラー 11 排気管 12 マフラー本体 13 マフラー部 14a 端板(側面) R2 部屋(容積室)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻き締めにより形成された一定断面の円
    筒状のマフラー本体と、プレス成形により形成されると
    共に一端が前記マフラー本体の側面に連結され他端が排
    気管の外周面に連結され、前記側面と前記排気管の外周
    面との間で形成された容積室を有するマフラー部とが連
    通されていることを特徴とするマフラー。
JP7771592A 1992-03-31 1992-03-31 マフラー Pending JPH05280330A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7771592A JPH05280330A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 マフラー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7771592A JPH05280330A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 マフラー

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Publication Number Publication Date
JPH05280330A true JPH05280330A (ja) 1993-10-26

Family

ID=13641588

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7771592A Pending JPH05280330A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 マフラー

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JP (1) JPH05280330A (ja)

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