JPH05280010A - ロードローラの駆動方法及びその装置 - Google Patents

ロードローラの駆動方法及びその装置

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JPH05280010A
JPH05280010A JP7767892A JP7767892A JPH05280010A JP H05280010 A JPH05280010 A JP H05280010A JP 7767892 A JP7767892 A JP 7767892A JP 7767892 A JP7767892 A JP 7767892A JP H05280010 A JPH05280010 A JP H05280010A
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wheel
hydraulic
oil
wheels
parallel
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JP7767892A
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Seiji Tsunashima
世二 綱島
Miyuki Fujino
幸 藤野
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Sakai Heavy Industries Ltd
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Sakai Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 前後の鉄輪からなる転圧輪に個別に設けられ
た油圧モータに、同一の油圧ポンプから並列に油を供給
してロードローラを駆動するにあたり、前進又は後進方
向への起動時,前後進の切り換え時又は登坂時に、進行
方向前側の転圧輪が空転することを防止する。 【構成】 各油圧モータ11,12を個別に備えた並列
の各油圧回路13,14に絞り弁16,17と逆止弁1
8,19を並列に設け、前記逆止弁18,19を、その
逆止弁が配置された油圧回路13,14側の転圧輪6,
7が進行方向後側になるときの油を通過させ、且つその
転圧輪6,7が進行方向前側になるときの油を遮断させ
る方向に配置して、ロードローラ1の前後いずれかの方
向への駆動時に、進行方向前側になる転圧輪用6,7の
油圧モータ11,12への油量を絞って進行方向前側の
転圧輪の回転力を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、いずれも鉄輪からな
る前後の両転圧輪に油圧モータを個別に設け、両油圧モ
ータに同一の油圧ポンプから並列に油を供給する形式の
前後両輪駆動のロードローラに関し、特に、前進又は後
進方向への起動時や、前後進の切り換え時、さらには登
坂時に、進行方向前側の転圧輪が空転することを防止す
る駆動方法及び駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】前後の転圧輪がいずれも鉄輪からなり、
両転圧輪の各油圧モータが同一の油圧ポンプに並列に接
続されてなるロードローラは、前後の両転圧輪に駆動力
が作用して転圧面がきれいであることから好評を得てい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のロードローラは平坦な路面を転圧することを前提に
設計されているために、多少の傾斜面は平坦面と同様に
円滑に転圧できるが、前後輪の荷重配分によっても相違
するものの或る程度以上の角度をもつ上り坂になると、
進行方向後側(下側)の転圧輪への荷重移動が大きくな
る結果、進行方向前側(上側)の転圧輪の荷重が小さく
なって、進行方向前側の転圧輪の摩擦力が小さくなり、
これが空転することによって転圧面に引きずりが発生
し、仕上げ面を傷めるという不具合があった。また、こ
のロードローラを搬送トラックに積み上げるために斜め
になった歩み板の上面を登坂する場合にも、前記と同様
に進行方向前側の転圧輪が空転してグリップ力がなくな
り斜路を上りきれなくなるという不具合もある。
【0004】さらに、前後何れかの転圧輪に荷重配分の
偏りが大きい場合には、平坦又はこれに近い転圧面であ
っても、その輪荷重の大きなほうの転圧輪が進行方向の
後側になる方向にロードローラを発進させると、それが
停止状態からの起動の場合でもまた前後進の切り換えに
よる逆方向への発進の場合でも、慣性により荷重が一時
的に後方に移動して輪荷重がさらに増加することによ
り、荷重の小さい進行方向前側の転圧輪が空転を生じ
て、この場合にも前記引きずりが発生するという不具合
もある。
【0005】この発明は、かかる従来の不具合を解決し
て、ロードローラが上り坂であっても、また輪荷重の偏
りが大きい場合であっても、進行方向前側の転圧輪が空
転することを防止することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、ロードローラの
駆動方法の発明では、いずれも鉄輪からなる前後の両転
圧輪に油圧モータを個別に設け、両油圧モータに同一の
油圧ポンプから並列に油を供給して、前後両輪駆動のロ
ードローラを駆動する方法を前提としており、ロードロ
ーラの前後いずれかへの駆動時に、進行方向前側になる
転圧輪の油圧モータへの油量を絞ることにより進行方向
前側の転圧輪の回転力を抑制する方法とした。
【0007】また、ロードローラの駆動装置の発明で
は、いずれも鉄輪からなる前後の両転圧輪に油圧モータ
を個別に設け、両油圧モータに同一の油圧ポンプを並列
に連結して、前後両輪駆動のロードローラを駆動する装
置を前提としており、各油圧モータを個別に備えた並列
の各油圧回路に絞り弁と逆止弁を並列に設け、前記逆止
弁の向きを、その逆止弁が配置された油圧回路側の転圧
輪が進行方向後側になるときの油を通過させ、且つその
転圧輪が進行方向前側になるときの油を遮断させる向き
にした装置としている。
【0008】これら方法及び装置の発明において、前記
油圧回路の絞りは、前後輪の各荷重,ホイールベース,
車体の重心高さ等の条件に対応して、平坦路面又は角度
の小さい傾斜面での前後への走行中には前後の転圧輪が
路面との摩擦力により確実に転圧できる程度のものとす
る。
【0009】
【作用】前記方法及び装置のいずれの発明にあっても、
進行方向前側の転圧輪の油圧モータへの供給油量が絞ら
れるから、その転圧輪の回転力が抑制されて、登坂中で
あってもまた平坦路面の走行であっても、路面との間に
摩擦力が作用してその転圧輪が空転することがない。こ
のため、前後の両輪で路面を正常に転圧することができ
るし、トラックに積み込むための歩み板などの斜路を登
ることができる。なお、下り坂の場合には、ロードロー
ラ全体の重量によって下り方向に付勢されるために転圧
輪の空転は生じない。
【0010】
【実施例】第1,2図は第1実施例であって、ロードロ
ーラとしてハンドガイド式のものを適用した。このロー
ドローラ1は、エンジン2及びこれにより回転される油
圧ポンプ3やこれと連動するチャージポンプ4等の所定
機器が車体5に搭載され、また車体5の下側には、いず
れも鉄輪からなり内部に起振装置を配置した転圧輪とし
ての前輪6及び後輪7を懸架しており、車体5の後端に
はハンドガイドレバー8を装着してその後端にハンドル
9を備えている。
【0011】前記前輪6と後輪7の軸には、公知の通り
夫々油圧モータ11,12の出力軸が直結されていて、
各油圧モータ11,12の回転により両輪6,7が駆動
されるようになっている。油圧モータ11,12の各油
圧回路13,14は、油圧ポンプ3に対して並列に接続
されている。前記油圧ポンプ3の圧油の吐出方向及び吐
出量の制御,前輪6及び後輪7内の起振機の作動又は非
作動の制御等、ロードローラ1の運転に必要な制御は、
公知の通りハンドガイドレバー8のハンドル9近くに設
けられたレバー15を操作して行い、またロードローラ
1の操舵はハンドガイドレバー8を左右に振れ回すこと
により車体5を操向して行う。ここで、操舵角が大きい
ときには、ハンドル9を押し下げ後輪7を支点として前
輪6を路面から浮かせた状態で行うことが多いため、こ
のロードローラ1は前輪6の輪荷重が後輪7の輪荷重よ
りも小さくなっている。
【0012】この実施例では、油圧回路13,14にそ
れぞれ絞り弁16,17と逆止弁18,19とを設け
た。すなわち、油圧回路13には、前輪6の正転時すな
わちロードローラ1が前進する方向の回転時における油
圧モータ11への圧油の入側に、絞り弁16と逆止弁1
8とを並列に設け、また油圧回路14には、後輪7の逆
転時すなわちロードローラ1が後進する方向の回転時に
おける油圧モータ12への圧油の入側に、絞り弁17と
逆止弁19とを設けている。
【0013】前記逆止弁18は、前輪6の正転時には油
圧ポンプ3から油圧モータ11に向かう圧油を遮断し、
また前記逆止弁19は後輪7の逆転時には油圧ポンプ3
から油圧モータ12に向かう圧油を遮断し、いずれの逆
止弁18,19も前記とは逆方向には通過を許容する配
置としている。ここで、エンジン2により駆動される油
圧ポンプ3を、ロードローラ1を前進させる方向へ作動
させると、図2において実線矢印で示される方向に圧油
が流れる。すなわち、油圧ポンプ3の図2における上側
の口から圧油が吐出されて、油圧回路13,14に並行
して供給される。このとき油圧回路13では、圧油は逆
止弁18により遮断されていない回路の絞り弁16を経
由して、これにより流量が規制されて油圧モータ11に
供給され、この油圧モータ11の回転力により前輪6を
正転駆動させ、油圧モータ11から流出した油は油圧ポ
ンプ3の図2における下側の口から油圧ポンプ3に戻
る。
【0014】一方、油圧回路14では前記圧油は油圧モ
ータ12にそのまま供給され、この油圧モータ12の回
転力により後輪7を正転駆動させ、油圧モータ12から
流出した油は、絞り弁17による抵抗を受けるために、
これと並列の逆止弁19を経由して、前記油圧回路13
からの戻り油と合流した後に前記同様に油圧ポンプ3に
戻る。
【0015】油圧ポンプ3を、前記とは逆に、ロードロ
ーラ1を後進させる方向に作動させると、図2において
破線矢印で示されるように前記油圧ポンプ3の正転時と
逆方向に圧油が流れる。このときには油圧モータ11,
12の圧油の出入口が逆になって、油圧モータ11に供
給される圧油は絞られず、前記とは逆に油圧モータ12
に供給される圧油が絞り弁17によって絞られる。
【0016】なお、回路内の油はチャージポンプ4によ
って低圧側に補充されるようになっている。また、この
実施例では絞り弁16,17は油圧モータ11,12の
入側で作用するようになっているため、これら絞り弁1
6,17による背圧が油圧モータ11,12に作用する
ことはない。かくして、前記絞り弁16,17、逆止弁
18,19によって、ロードローラ1の前進時及び後進
時に、その進行方向前側になる転圧輪側への供給圧油が
絞られて油圧モータ11,12への圧油供給量が抑制さ
れるから、進行方向前側の転圧輪は回転力が抑制され
る。
【0017】このため、ロードローラ1が前進しながら
上り坂を登坂する場合には、一方で後輪7の輪荷重が平
坦路面での走行中よりも増加し、他方で前輪6の輪荷重
が低減することにより、前輪6と路面との摩擦力が低下
するが、この場合には前輪6の回転力が抑制されている
ために、前輪6が過回転力による空転の発生を抑制され
る。このため、両輪駆動のきれいな転圧面とすることが
できる。ロードローラ1が後進しながら上り坂を登坂す
る場合には、この実施例では輪荷重の大きい後輪7が進
行方向前側になるから、そのままでも路面との摩擦力が
前記の前進登坂の場合よりも大きいが、この場合にも後
輪7の回転力が抑制されて空転の発生の防止する。な
お、輪荷重が前後同等の場合にあっても、後輪の回転が
抑制されるから空転の発生を防止できる。
【0018】また、平坦又はこれに近い転圧面であって
も、輪荷重の大きなほうの後輪7が進行方向の後側にな
る前進方向にロードローラを発進させると、それが停止
状態からの起動の場合でもまた後進方向から前進方向へ
の切り換えの場合でも、慣性により荷重が一時的に後方
に移動して後輪7の輪荷重がさらに増加しても、前記の
ように前輪6の回転力が小さくなっているから、荷重の
小さい前輪6が空転を生じることも防止される。なお、
後進方向にロードローラ1が発進した場合には、輪荷重
の大きい後輪7が進行方向前側になるから、そのままで
も路面との摩擦力が前記の前進の場合よりも大きいが、
この場合にも後輪7の回転力が抑制されて空転の発生の
防止する。
【0019】さらに、ロードローラ1を搬送トラックに
積み上げるために斜めになった歩み板の上面を登坂する
場合にも、前記の登坂時と同様に進行方向前側の転圧輪
の空転が防止されるから、両輪によって斜路を確実にグ
リップすることができて円滑に歩み板の上面を登坂する
ことができる。なお、この実施例では、前後の両油圧モ
ータ11,12の吸入容量を同一とすることにより両油
圧モータ11,12の最大回転力を相互に同一としてい
るが、これらを同一にすることには限られない。例え
ば、油圧モータ11の吸入容量を油圧モータ12の吸入
容量より小さくして前輪6の最大回転力を後輪7よりも
小さくしてもよい。これは、ロードローラ1を、歩み板
でトラックに積み込みを行う際などには前進により作業
することが多いことから、常時前輪6の回転力を抑制し
ておいたうえ、さらに前進時と後進時に絞り弁16,1
7によって前記の圧油量の抑制をするためである。
【0020】また、前記実施例では、前輪6より後輪7
の輪荷重を大きなものとしたが、両輪6,7の輪荷重が
同等のロードローラ1においてもこの発明を適用するこ
とができるし、さらに、ハンドガイド式のロードローラ
1ではなく、オペレータが車体上に搭乗して操縦する形
式のロードローラにこの発明を適用することができるの
も勿論である。
【0021】図3は第2実施例を示すものであり、第
1,2図に示した第1実施例の絞り弁16,17を可変
絞り弁としたものであり、これらは手動による可変絞り
弁であってもよいし、電磁式の可変絞り弁であってもよ
い。手動による場合には、登坂路の傾斜角や転圧面と転
圧輪との摩擦力等に応じてオペレータが手動操作するよ
うに構成することができる。この場合には手動操作のた
めのレバーやハンドル類に絞りの度合を示す目盛を付し
ておけばよい。
【0022】電磁式の場合には、特に前輪6及び後輪7
の輪荷重を検出する手段により、いずれかの輪荷重が所
定値より低下したことを検出したときに制御装置を介し
て作動装置を作動させることにより、可変絞り弁16,
17のうち輪荷重が低下した側を絞るように構成するの
に好適である。なお、このときの可変絞り弁16,17
の開度を多段階に設定できるものであれば、前記検出手
段による検出を輪荷重の変化の程度に応じて多段階で検
出すればよい。また、前記輪荷重の変化を検出する代わ
りに、ロードローラ1が登坂する斜路の角度を検出して
前記制御を行うことも可能である。
【0023】他の部位は前記第1実施例と同一であり、
したがって他の説明は前記第1実施例についての説明を
そのまま適用することができる。図4は第3実施例を示
すものであり、前記第1実施例において説明した、前輪
6側の油圧モータ11の吸入容量を後輪7側の油圧モー
タ12より小さくして、前輪6の最大回転力を後輪7よ
りも小さくする手段に代えて、油圧モータ11,12の
各出力軸と前輪6及び後輪7の各回転軸との間に、個別
に減速機構21,22を介在させたものである。かかる
減速機構21,22は、油圧モータ11,12の各出力
軸と前輪6及び後輪7の回転軸とにそれぞれ歯車を固定
して、これらを相互に噛合させるか、これらの間に別の
中間歯車を介在させることによって構成する。勿論、前
輪6側の減速機構21の減速比を小さくして前輪6の回
転力を小さくしている。なお、油圧回路13,14は並
列になっているために油圧の低いほうの回路に圧油は供
給されるから、前輪6側と後輪7とが路面をグリップし
ている限り両輪の周速は同一となる。
【0024】なお、この第3実施例における前記減速機
構21,22以外については前記第1実施例と同一であ
るから、他の説明は前記第1実施例についての説明をそ
のまま適用することができるし、またその絞り弁16,
17については前記第2実施例に基づく説明を援用する
こともできる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この方法の発明及
び装置の発明においては、進行方向前側の転圧輪の油圧
モータへの供給油量が絞られるから、その転圧輪の回転
力が抑制されて、登坂中であってもまた平坦路面の走行
であっても、路面との間の摩擦力に相応した回転力を得
ることができるから、その転圧輪が空転することがな
い。このため、前進又は後進方向への起動時や前後進の
切り換え時、さらには登坂時に前後の両輪で路面を正常
に転圧することができるし、歩み板などの斜路を確実に
登ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の全体側面図。
【図2】 第1実施例の油圧回路図。
【図3】 第2実施例の油圧回路図。
【図4】 第3実施例の部分説明図。
【符号の説明】
1・・・ロードローラ 2・・・エンジン 3・・・油圧ポンプ 5・・・車体 6・・・前輪 7・・・後輪 11,12・・・油圧モータ 13,14・・・油圧回路 16,17・・・絞り弁 18,19・・・逆止弁
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年4月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【請求項2】 いずれも鉄輪からなる前後の両転圧輪に
油圧モータを個別に設け、両油圧モータを並列に同一の
油圧ポンプに連結して、前後両輪駆動のロードローラを
駆動する装置において、各油圧モータを個別に備えた並
列の各油圧回路に絞り弁と逆止弁を並列に設け、前記逆
止弁を、その逆止弁が配置された油圧回路側の転圧輪が
進行方向後側になるときの油を通過させ、且つその転圧
輪が進行方向前側になるときの油を遮断させる方向に配
置したことを特徴とするロードローラの駆動装置。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年4月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】また、ロードローラの駆動装置の発明で
は、いずれも鉄輪からなる前後の両転圧輪に油圧モータ
を個別に設け、両油圧モータを並列に同一の油圧ポンプ
に連結して、前後両輪駆動のロードローラを駆動する装
置を前提としており、各油圧モータを個別に備えた並列
の各油圧回路に絞り弁と逆止弁を並列に設け、前記逆止
弁の向きを、その逆止弁が配置された油圧回路側の転圧
輪が進行方向後側になるときの油を通過させ、且つその
転圧輪が進行方向前側になるときの油を遮断させる向き
にした装置としている。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 いずれも鉄輪からなる前後の両転圧輪に
    油圧モータを個別に設け、両油圧モータに同一の油圧ポ
    ンプから並列に油を供給して、前後両輪駆動のロードロ
    ーラを駆動する方法において、ロードローラの前後いず
    れかの方向への駆動時に、進行方向前側になる転圧輪用
    の油圧モータへの油量を絞ることにより進行方向前側の
    転圧輪の回転力を抑制することを特徴とするロードロー
    ラの駆動方法。
  2. 【請求項2】 いずれも鉄輪からなる前後の両転圧輪に
    油圧モータを個別に設け、両油圧モータに同一の油圧ポ
    ンプを並列に連結して、前後両輪駆動のロードローラを
    駆動する装置において、各油圧モータを個別に備えた並
    列の各油圧回路に絞り弁と逆止弁を並列に設け、前記逆
    止弁を、その逆止弁が配置された油圧回路側の転圧輪が
    進行方向後側になるときの油を通過させ、且つその転圧
    輪が進行方向前側になるときの油を遮断させる方向に配
    置したことを特徴とするロードローラの駆動装置。
JP7767892A 1992-03-31 1992-03-31 ロードローラの駆動方法及びその装置 Pending JPH05280010A (ja)

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Cited By (4)

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