JPH05278934A - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
- Publication number
- JPH05278934A JPH05278934A JP4074905A JP7490592A JPH05278934A JP H05278934 A JPH05278934 A JP H05278934A JP 4074905 A JP4074905 A JP 4074905A JP 7490592 A JP7490592 A JP 7490592A JP H05278934 A JPH05278934 A JP H05278934A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stepping motor
- drive
- recording paper
- motor
- current
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ファクシミリ装置に関し、搬送機
構の負荷状態に対応したモータの駆動電流を最適に変更
することにより、記録紙の最適の搬送がすなわち紙送り
ができ、また、搬送機構の負荷状態に対応したモータの
駆動タイミングを最適値にすることにより、記録紙の最
適の搬送ができることを目的とする。 【構成】 記録紙を収納する収納箱と、搬送機構と、ス
テッピングモータと、電流制御手段と、を備えるファク
シミリ装置において、収納箱に記録紙の残量を検知する
残量センサを設け、前記電流制御手段は該記録紙の残量
に応じて前記ステッピングモータに供給する駆動電流を
増減するように構成する。
構の負荷状態に対応したモータの駆動電流を最適に変更
することにより、記録紙の最適の搬送がすなわち紙送り
ができ、また、搬送機構の負荷状態に対応したモータの
駆動タイミングを最適値にすることにより、記録紙の最
適の搬送ができることを目的とする。 【構成】 記録紙を収納する収納箱と、搬送機構と、ス
テッピングモータと、電流制御手段と、を備えるファク
シミリ装置において、収納箱に記録紙の残量を検知する
残量センサを設け、前記電流制御手段は該記録紙の残量
に応じて前記ステッピングモータに供給する駆動電流を
増減するように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置、例
えば、ステッピングモータを記録紙の搬送用の駆動源と
して用いているファクシミリ装置に関する。
えば、ステッピングモータを記録紙の搬送用の駆動源と
して用いているファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ファクシミリ装置では記録紙を
搬送する搬送機構の駆動にステッピングモータを用いた
ものが多く、このステッピングモータの駆動電流値は、
記録紙を含めた動力伝達系の負荷に依って決定される。
また、ステッピングモータは、同じ回転数で駆動すると
想定した場合、駆動電流値が多い方が発生トルクが大き
いものとなる。しかし、大きな駆動電流値で駆動すると
騒音、電流消費量、モータ発熱温度が増大するため、な
るべく少ない電流値で駆動することが望まれる。
搬送する搬送機構の駆動にステッピングモータを用いた
ものが多く、このステッピングモータの駆動電流値は、
記録紙を含めた動力伝達系の負荷に依って決定される。
また、ステッピングモータは、同じ回転数で駆動すると
想定した場合、駆動電流値が多い方が発生トルクが大き
いものとなる。しかし、大きな駆動電流値で駆動すると
騒音、電流消費量、モータ発熱温度が増大するため、な
るべく少ない電流値で駆動することが望まれる。
【0003】ステッピングモータを駆動する駆動電流値
を、低減させる従来のものとして、例えば、特開平2−
220561号公報に記載されたようなものがある。こ
れは、ステッピングモータを用いたファクシミリ装置に
おいて、ステッピングモータの回転停止時の駆動電流を
回転時の駆動電流よりも小さい量にすることにより、モ
ータ発熱量の低減および消費電流の低減を計かるもので
あり、それなりの効果はある。
を、低減させる従来のものとして、例えば、特開平2−
220561号公報に記載されたようなものがある。こ
れは、ステッピングモータを用いたファクシミリ装置に
おいて、ステッピングモータの回転停止時の駆動電流を
回転時の駆動電流よりも小さい量にすることにより、モ
ータ発熱量の低減および消費電流の低減を計かるもので
あり、それなりの効果はある。
【0004】一方、記録紙を搬送する搬送機構の負荷
は、一般に加速時の必要負荷と摩擦負荷に分かれるが、
摩擦負荷は記録紙のロール径が大きい程、大きいものと
なり、ロール径が小さくなると、小さいものとなる。ま
た、摩擦負荷の変動量は当然ながら、記録紙の通る通路
の構造で異なってくるが、約100 gfcm程度の値であ
る。
は、一般に加速時の必要負荷と摩擦負荷に分かれるが、
摩擦負荷は記録紙のロール径が大きい程、大きいものと
なり、ロール径が小さくなると、小さいものとなる。ま
た、摩擦負荷の変動量は当然ながら、記録紙の通る通路
の構造で異なってくるが、約100 gfcm程度の値であ
る。
【0005】また、前述以外に、記録中に負荷が変動す
る要因としては、スティキング、ペーパージャム、印字
部の黒字率の変化、駆動部のメカ部品のたわみに依る変
動等があるが、駆動電流値を最小値に絞って励磁してい
る場合は、モータが負荷に対し適性なものとならない可
能性がある。また、感熱記録紙としては多種類のものが
存在するが、ユーザーの好みに応じて、多種の記録紙を
取替えながら使う場合も考えられる。この場合、使われ
る記録紙に応じて摩擦負荷も変ってくる。
る要因としては、スティキング、ペーパージャム、印字
部の黒字率の変化、駆動部のメカ部品のたわみに依る変
動等があるが、駆動電流値を最小値に絞って励磁してい
る場合は、モータが負荷に対し適性なものとならない可
能性がある。また、感熱記録紙としては多種類のものが
存在するが、ユーザーの好みに応じて、多種の記録紙を
取替えながら使う場合も考えられる。この場合、使われ
る記録紙に応じて摩擦負荷も変ってくる。
【0006】このように、ファクシミリ装置の使用状態
において、ステッピングモータに加わる負荷は変化す
る。このため、最適の記録紙の搬送を望む場合、使用状
態に応じて駆動電流値を変化させる必要がある。また、
モータに加わる負荷の変化に対してモータのトルクを変
化させるものとして、例えば、特公昭63−27248
号公報に記載されたようなものがある。これは、前述と
同様な機構を有するファクシミリ装置に於いて、モータ
に瞬間的に大きな負荷がかかる場合、2相励磁で駆動し
ていたモータを1−2相励磁方法へ切り替えることによ
り、モータより大きなトルクを引出すものである。
において、ステッピングモータに加わる負荷は変化す
る。このため、最適の記録紙の搬送を望む場合、使用状
態に応じて駆動電流値を変化させる必要がある。また、
モータに加わる負荷の変化に対してモータのトルクを変
化させるものとして、例えば、特公昭63−27248
号公報に記載されたようなものがある。これは、前述と
同様な機構を有するファクシミリ装置に於いて、モータ
に瞬間的に大きな負荷がかかる場合、2相励磁で駆動し
ていたモータを1−2相励磁方法へ切り替えることによ
り、モータより大きなトルクを引出すものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ファクシミリ装置にあっては、前述のような負荷の変化
に対応して使用状態に適した最適の記録紙の搬送をする
ことができないという問題点がある。また、前述の相励
磁方法を切り替えた場合には、1−2相励磁では回転む
らが多く発生する例が多く、印字品質に影響を及ぼす可
能性が考えられる。また、2相励磁から1−2相励磁に
切り替える場合の過度的な現象として、モータ回転むら
が発生する事が考えられる。このため相励磁を切り替え
てトルクを引出すことは不可能ではないが、印字品質を
考慮すると、充分な対応にならないという問題点があ
る。
ファクシミリ装置にあっては、前述のような負荷の変化
に対応して使用状態に適した最適の記録紙の搬送をする
ことができないという問題点がある。また、前述の相励
磁方法を切り替えた場合には、1−2相励磁では回転む
らが多く発生する例が多く、印字品質に影響を及ぼす可
能性が考えられる。また、2相励磁から1−2相励磁に
切り替える場合の過度的な現象として、モータ回転むら
が発生する事が考えられる。このため相励磁を切り替え
てトルクを引出すことは不可能ではないが、印字品質を
考慮すると、充分な対応にならないという問題点があ
る。
【0008】本発明は、このような従来技術を背景にな
されたものであり、搬送機構の負荷状態に対応したモー
タの駆動電流を最適値に変更することにより、記録紙の
最適の搬送が、すなわち、最適の紙送りができ、また、
前述の負荷状態に対応したモータの駆動タイミングを最
適値にすることにより、記録紙の最適の搬送ができるフ
ァクシミリ装置を提供することを目的とするものであ
る。
されたものであり、搬送機構の負荷状態に対応したモー
タの駆動電流を最適値に変更することにより、記録紙の
最適の搬送が、すなわち、最適の紙送りができ、また、
前述の負荷状態に対応したモータの駆動タイミングを最
適値にすることにより、記録紙の最適の搬送ができるフ
ァクシミリ装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0009】ここでいうモータの駆動タイミングとは、
起動、停止時のスローアップ時間、スローダウン時間と
呼ばれているものをいう。スローアップ時間とは、起動
時の第1励磁パルスと第2励磁パルスの時間を指し、モ
ータ負荷に応じた適切な値を選択する事によって、起動
時のモータ回転むらを抑制する事ができ、画像上の白す
じ、騒音を減らす事ができる。
起動、停止時のスローアップ時間、スローダウン時間と
呼ばれているものをいう。スローアップ時間とは、起動
時の第1励磁パルスと第2励磁パルスの時間を指し、モ
ータ負荷に応じた適切な値を選択する事によって、起動
時のモータ回転むらを抑制する事ができ、画像上の白す
じ、騒音を減らす事ができる。
【0010】また、スローアップ時間を適切に設定する
ことで、多少の負荷変動であれば、駆動電流値を増大さ
せることなく、適切なモータ送りを得る事ができ、モー
タの駆動電流の抑制にもつながる効果が期待できる。こ
のスローアップ時間、スローダウン時間は従来からソフ
トウェアで制御できる場合が殆どで、電気的な回路付加
を伴わないので、簡単な構成で実現できる。
ことで、多少の負荷変動であれば、駆動電流値を増大さ
せることなく、適切なモータ送りを得る事ができ、モー
タの駆動電流の抑制にもつながる効果が期待できる。こ
のスローアップ時間、スローダウン時間は従来からソフ
トウェアで制御できる場合が殆どで、電気的な回路付加
を伴わないので、簡単な構成で実現できる。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ロール状に巻かれた記録紙を収納する収納箱と、前記記
録紙を記録部に搬送する搬送機構と、該搬送機構を駆動
するステッピングモータと、該ステッピングモータに供
給する駆動電流を制御する電流制御手段とを備え、受信
時に画像情報の受信状態に合せてステッピングモータを
間欠駆動して記録紙を搬送するファクシミリ装置におい
て、前記収納箱に前記記録紙の残量を検知する残量セン
サを設け、前記電流制御手段は該記録紙の残量に応じて
前記ステッピングモータに供給する駆動電流を増減する
ことを特徴とするものである。
ロール状に巻かれた記録紙を収納する収納箱と、前記記
録紙を記録部に搬送する搬送機構と、該搬送機構を駆動
するステッピングモータと、該ステッピングモータに供
給する駆動電流を制御する電流制御手段とを備え、受信
時に画像情報の受信状態に合せてステッピングモータを
間欠駆動して記録紙を搬送するファクシミリ装置におい
て、前記収納箱に前記記録紙の残量を検知する残量セン
サを設け、前記電流制御手段は該記録紙の残量に応じて
前記ステッピングモータに供給する駆動電流を増減する
ことを特徴とするものである。
【0012】また、請求項2記載の発明は、記録紙を記
録部に搬送する搬送軸を有する搬送機構と、該搬送機構
を駆動するステッピングモータと、該ステッピングモー
タに供給する駆動電流を制御する電流制御手段とを備
え、受信時に画像情報の受信状態に合せてステッピング
モータを間欠駆動して記録紙を搬送するファクシミリ装
置において、前記搬送軸の近傍に前記搬送軸の搬送回転
量を検知する搬送回転量センサを設け、前記電流制御手
段は前記搬送回転量が所定値と相違するとき前記ステッ
ピングモータに供給する駆動電流を調整することを特徴
とするものである。
録部に搬送する搬送軸を有する搬送機構と、該搬送機構
を駆動するステッピングモータと、該ステッピングモー
タに供給する駆動電流を制御する電流制御手段とを備
え、受信時に画像情報の受信状態に合せてステッピング
モータを間欠駆動して記録紙を搬送するファクシミリ装
置において、前記搬送軸の近傍に前記搬送軸の搬送回転
量を検知する搬送回転量センサを設け、前記電流制御手
段は前記搬送回転量が所定値と相違するとき前記ステッ
ピングモータに供給する駆動電流を調整することを特徴
とするものである。
【0013】また、請求項3記載の発明は、記録紙を記
録部に搬送する搬送機構を駆動するステッピングモータ
と、該ステッピングモータに供給する駆動電流を制御す
る電流制御手段と、を備え、受信時に画像情報の受信状
態に合せて前記ステッピングモータを間欠駆動して記録
紙を搬送するファクシミリ装置において、前記記録紙の
種類に対応する前記駆動電流の最適値を記憶する紙種別
駆動電流メモリを設け、前記電流制御手段は、使用する
前記記録紙の種類に合せて該紙種別駆動電流メモリに記
憶した駆動電流の最適値を設定して前記ステッピングモ
ータに供給することを特徴とするものである。
録部に搬送する搬送機構を駆動するステッピングモータ
と、該ステッピングモータに供給する駆動電流を制御す
る電流制御手段と、を備え、受信時に画像情報の受信状
態に合せて前記ステッピングモータを間欠駆動して記録
紙を搬送するファクシミリ装置において、前記記録紙の
種類に対応する前記駆動電流の最適値を記憶する紙種別
駆動電流メモリを設け、前記電流制御手段は、使用する
前記記録紙の種類に合せて該紙種別駆動電流メモリに記
憶した駆動電流の最適値を設定して前記ステッピングモ
ータに供給することを特徴とするものである。
【0014】また、請求項4記載の発明は、ロール状に
巻かれた記録紙を収納する収納箱と、前記記録紙を記録
部に搬送する搬送機構と、該搬送機構を駆動するステッ
ピングモータと、該ステッピングモータに供給する駆動
電流を制御する電流制御手段とを備え、受信時に画像情
報の受信情報に合せてステッピングモータを間欠駆動し
て記録紙を搬送するファクシミリ装置において、前記収
納箱に前記記録紙の残量を検知する残量センサを設け、
前記電流制御手段は前記残量に対応した前記ステッピン
グモータの駆動電流のスローアップ時間およびスローダ
ウン時間をタイミングテーブルとして記憶した駆動タイ
ミングメモリを有し、該駆動タイミングメモリから前記
残量に応じたスローアップ時間およびスローダウン時間
を読みだし、前記駆動電流を増減する際のスローアップ
時間およびスローダウン時間を変化することを特徴とす
るものである。
巻かれた記録紙を収納する収納箱と、前記記録紙を記録
部に搬送する搬送機構と、該搬送機構を駆動するステッ
ピングモータと、該ステッピングモータに供給する駆動
電流を制御する電流制御手段とを備え、受信時に画像情
報の受信情報に合せてステッピングモータを間欠駆動し
て記録紙を搬送するファクシミリ装置において、前記収
納箱に前記記録紙の残量を検知する残量センサを設け、
前記電流制御手段は前記残量に対応した前記ステッピン
グモータの駆動電流のスローアップ時間およびスローダ
ウン時間をタイミングテーブルとして記憶した駆動タイ
ミングメモリを有し、該駆動タイミングメモリから前記
残量に応じたスローアップ時間およびスローダウン時間
を読みだし、前記駆動電流を増減する際のスローアップ
時間およびスローダウン時間を変化することを特徴とす
るものである。
【0015】また、請求項5記載の発明は、記録紙を記
録部に搬送する搬送機構を駆動するステッピングモータ
と、該ステッピングモータに供給する駆動電流を制御す
る電流制御手段とを備え、受信時に画像情報の受信状態
に合せて該ステッピングモータを間欠駆動して記録紙を
搬送するファクシミリ装置において、前記ステッピング
モータのモータ軸のモータ回転量を検出するモータ回転
量センサを設け、前記電流制御手段は該ステッピングモ
ータの起動・停止時の該モータ回転量の回転むらが所定
値を越えると、前記ステッピングモータに供給する駆動
電流を増減する際のスローアップ時間およびスローダウ
ン時間を調整することを特徴とするものである。
録部に搬送する搬送機構を駆動するステッピングモータ
と、該ステッピングモータに供給する駆動電流を制御す
る電流制御手段とを備え、受信時に画像情報の受信状態
に合せて該ステッピングモータを間欠駆動して記録紙を
搬送するファクシミリ装置において、前記ステッピング
モータのモータ軸のモータ回転量を検出するモータ回転
量センサを設け、前記電流制御手段は該ステッピングモ
ータの起動・停止時の該モータ回転量の回転むらが所定
値を越えると、前記ステッピングモータに供給する駆動
電流を増減する際のスローアップ時間およびスローダウ
ン時間を調整することを特徴とするものである。
【0016】また、請求項6記載の発明は、記録紙を記
録部に搬送する搬送機構を駆動するステッピングモータ
と、該ステッピングモータに供給する駆動電流を制御す
る電流制御手段と、を備え、受信時に画像情報の受信状
態に合せて前記ステッピングモータを間欠駆動して記録
紙を搬送するファクシミリ装置において、前記記録紙の
種類に対応する駆動タイミングの最適値を記憶する紙種
別駆動タイミングメモリを設け、前記電流制御手段は、
使用する記録紙の種類に合せて、前記紙種別駆動タイミ
ングメモリから前記駆動タイミングを読みだし、前記駆
動電流のスローアップ時間およびスローダウン時間を変
化させることを特徴とするものである。
録部に搬送する搬送機構を駆動するステッピングモータ
と、該ステッピングモータに供給する駆動電流を制御す
る電流制御手段と、を備え、受信時に画像情報の受信状
態に合せて前記ステッピングモータを間欠駆動して記録
紙を搬送するファクシミリ装置において、前記記録紙の
種類に対応する駆動タイミングの最適値を記憶する紙種
別駆動タイミングメモリを設け、前記電流制御手段は、
使用する記録紙の種類に合せて、前記紙種別駆動タイミ
ングメモリから前記駆動タイミングを読みだし、前記駆
動電流のスローアップ時間およびスローダウン時間を変
化させることを特徴とするものである。
【0017】
【作用】請求項1記載の発明では、収納箱に残量センサ
が設けられ、かつ駆動電流を増減する電流制御手段が設
けられているので、収納箱内の記録紙の残量が変化する
と、残量センサはその残量の変化を検知し、電流制御手
段は、この検知した残量に応じた増減した駆動電流をス
テッピングモータに供給する。
が設けられ、かつ駆動電流を増減する電流制御手段が設
けられているので、収納箱内の記録紙の残量が変化する
と、残量センサはその残量の変化を検知し、電流制御手
段は、この検知した残量に応じた増減した駆動電流をス
テッピングモータに供給する。
【0018】請求項2記載の発明では、搬送軸の近傍に
搬送回転量センサが設けられ、かつ、駆動電流を増減す
る電流制御手段が設けられているので、搬送軸の搬送回
転量が変化すると、搬送回転量センサはその搬送回転量
の変化を検知し、電流制御手段は、この検知した搬送回
転量に応じた増減した駆動電流をステッピングモータに
供給する。
搬送回転量センサが設けられ、かつ、駆動電流を増減す
る電流制御手段が設けられているので、搬送軸の搬送回
転量が変化すると、搬送回転量センサはその搬送回転量
の変化を検知し、電流制御手段は、この検知した搬送回
転量に応じた増減した駆動電流をステッピングモータに
供給する。
【0019】請求項3記載の発明では、紙種別駆動電流
メモリが設けられ、かつ、記録紙の種類に合わせた駆動
電流を供給する電流制御手段が設けられているので、記
録紙の種類が変わると、電流制御手段は紙種別駆動電流
メモリから変った記録紙の種類に対応する駆動電流の最
適値を読みだし、ステッピングモータに駆動電流の最適
値が供給されるようにし、ステッピングモータは記録紙
を最適に搬送する。
メモリが設けられ、かつ、記録紙の種類に合わせた駆動
電流を供給する電流制御手段が設けられているので、記
録紙の種類が変わると、電流制御手段は紙種別駆動電流
メモリから変った記録紙の種類に対応する駆動電流の最
適値を読みだし、ステッピングモータに駆動電流の最適
値が供給されるようにし、ステッピングモータは記録紙
を最適に搬送する。
【0020】請求項4記載の発明では、収納箱に残量セ
ンサが設けられ、電流制御手段が駆動タイミングメモリ
を有し、駆動タイミングメモリから読みだし処理するの
で、収納箱内の記録紙の残量が変化すると、残量センサ
は残量の変化を検知し、電流制御手段は駆動タイミング
メモリから変化した残量に応じたスローアップ時間およ
びスローダウン時間を読みだし、これに基づき駆動電流
の増減時のスローアップ時間およびスローダウン時間を
変化する。
ンサが設けられ、電流制御手段が駆動タイミングメモリ
を有し、駆動タイミングメモリから読みだし処理するの
で、収納箱内の記録紙の残量が変化すると、残量センサ
は残量の変化を検知し、電流制御手段は駆動タイミング
メモリから変化した残量に応じたスローアップ時間およ
びスローダウン時間を読みだし、これに基づき駆動電流
の増減時のスローアップ時間およびスローダウン時間を
変化する。
【0021】請求項5記載の発明では、ステッピングモ
ータのロータ回転量を検出するロータ回転量センサが設
けられ、電流制御手段がロータ回転量の回転むらから駆
動電流を調整するので、ロータ回転量センサはロータ回
転量を検知し、電流制御手段は検知したロータ回転量の
回転むらが所定値を越えると、駆動電流を増減する際の
スローアップ時間およびスローダウン時間を調整する。
ータのロータ回転量を検出するロータ回転量センサが設
けられ、電流制御手段がロータ回転量の回転むらから駆
動電流を調整するので、ロータ回転量センサはロータ回
転量を検知し、電流制御手段は検知したロータ回転量の
回転むらが所定値を越えると、駆動電流を増減する際の
スローアップ時間およびスローダウン時間を調整する。
【0022】請求項6記載の発明では、紙種別駆動タイ
ミングメモリが設けられ、電流制御手段が記録紙の種類
に合せ、駆動電流のスローアップ時間およびスローダウ
ン時間を変化させるので、記録紙の種類が変わると、電
流制御手段は、紙種別駆動タイミングメモリから変った
記録紙の種類に対応する駆動タイミングを読みだし、駆
動電流のスローアップ時間およびスローダウン時間を変
化させ、ステッピングモータは記録紙を最適に搬送す
る。
ミングメモリが設けられ、電流制御手段が記録紙の種類
に合せ、駆動電流のスローアップ時間およびスローダウ
ン時間を変化させるので、記録紙の種類が変わると、電
流制御手段は、紙種別駆動タイミングメモリから変った
記録紙の種類に対応する駆動タイミングを読みだし、駆
動電流のスローアップ時間およびスローダウン時間を変
化させ、ステッピングモータは記録紙を最適に搬送す
る。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1、2は本発明の請求項1に係るファクシミリ装
置の一実施例を示す図である。まず、構成について説明
する。図1において、11はファクシミリ装置であり、フ
ァクシミリ装置11は、ロール状に巻かれた記録紙12を収
納する収納箱13と、記録紙12を記録紙12上に印字する記
録部であるサーマルヘッド14の下側に搬送する搬送機構
15と、を有している。また、ファクシミリ装置11は搬送
機構15を駆動する駆動軸17を有するステッピングモータ
18と、ステッピングモータ18に供給する駆動電流を制御
する図示していない電流制御手段19と、を備えている。
る。図1、2は本発明の請求項1に係るファクシミリ装
置の一実施例を示す図である。まず、構成について説明
する。図1において、11はファクシミリ装置であり、フ
ァクシミリ装置11は、ロール状に巻かれた記録紙12を収
納する収納箱13と、記録紙12を記録紙12上に印字する記
録部であるサーマルヘッド14の下側に搬送する搬送機構
15と、を有している。また、ファクシミリ装置11は搬送
機構15を駆動する駆動軸17を有するステッピングモータ
18と、ステッピングモータ18に供給する駆動電流を制御
する図示していない電流制御手段19と、を備えている。
【0024】搬送機構15は駆動軸17の駆動力をサーマル
ヘッド14の下側に記録紙12を介して接触するプラテンロ
ーラ21のプラテン軸21Aに伝達するギヤとプーリから構
成されている。ステッピングモータ18は電流制御手段19
により受信時に画像情報の受信状態に合せて間欠駆動す
るように、パルスレート(駆動周波数)および駆動電流
値により制御され、記録紙12をサーマルヘッド14の下側
に搬送するようになされている。なお、搬送される記録
紙12は紙ガイド22により一定の張力が与えられている。
ヘッド14の下側に記録紙12を介して接触するプラテンロ
ーラ21のプラテン軸21Aに伝達するギヤとプーリから構
成されている。ステッピングモータ18は電流制御手段19
により受信時に画像情報の受信状態に合せて間欠駆動す
るように、パルスレート(駆動周波数)および駆動電流
値により制御され、記録紙12をサーマルヘッド14の下側
に搬送するようになされている。なお、搬送される記録
紙12は紙ガイド22により一定の張力が与えられている。
【0025】24は本発明に係る残量センサであるペーパ
ーセンサであり、ペーパーセンサ24は、収納箱13の側壁
13aに設けられ、記録紙12の残量を検知する。本発明
は、このペーパーセンサ24によって検知された記録紙12
の残量に基づき、電流制御手段19によりステッピングモ
ータ18に供給する駆動電流を増減するものである。図1
(b)は本発明に係る電流制御手段19を含むモータ制御
系のブロック図である。図1(b)において、CPU
(Central Processing Unit)25に接続されたシステムバ
ス26上には通常用いられている制御パーツ以外にペーパ
ーセンサ24、電流値テーブル27、モータドライバ28の駆
動電流を制御する機構を有するモータ電流コントローラ
29が配置されている。CPU25は、モータ制御系内の前
述の各制御パーツが相互間で各種制御信号やデータのや
りとりをする信号ラインである。電流値テーブル27は記
録紙12のロール径に対応する残量と、この残量に対応す
る最適の駆動電流値をテーブルとして記憶するROM(R
ead Only Memory)である。
ーセンサであり、ペーパーセンサ24は、収納箱13の側壁
13aに設けられ、記録紙12の残量を検知する。本発明
は、このペーパーセンサ24によって検知された記録紙12
の残量に基づき、電流制御手段19によりステッピングモ
ータ18に供給する駆動電流を増減するものである。図1
(b)は本発明に係る電流制御手段19を含むモータ制御
系のブロック図である。図1(b)において、CPU
(Central Processing Unit)25に接続されたシステムバ
ス26上には通常用いられている制御パーツ以外にペーパ
ーセンサ24、電流値テーブル27、モータドライバ28の駆
動電流を制御する機構を有するモータ電流コントローラ
29が配置されている。CPU25は、モータ制御系内の前
述の各制御パーツが相互間で各種制御信号やデータのや
りとりをする信号ラインである。電流値テーブル27は記
録紙12のロール径に対応する残量と、この残量に対応す
る最適の駆動電流値をテーブルとして記憶するROM(R
ead Only Memory)である。
【0026】次に、作用について説明する。受信時に、
ステッピングモータ18がモータドライバ28により画像情
報の受信状態に合せて予め定められた駆動電流により間
欠駆動され、ステッピングモータ18が駆動開始すると、
駆動軸17が搬送機構15を駆動し、搬送機構15が駆動力を
プラテン軸21Aに伝達し、プラテンローラ21がサーマル
ヘッド14に接触しながら回転し、記録紙12を収納箱13か
らサーマルヘッド14の下側に搬送する。
ステッピングモータ18がモータドライバ28により画像情
報の受信状態に合せて予め定められた駆動電流により間
欠駆動され、ステッピングモータ18が駆動開始すると、
駆動軸17が搬送機構15を駆動し、搬送機構15が駆動力を
プラテン軸21Aに伝達し、プラテンローラ21がサーマル
ヘッド14に接触しながら回転し、記録紙12を収納箱13か
らサーマルヘッド14の下側に搬送する。
【0027】収納箱13に設けられたペーパーセンサ24が
ロール状の記録紙12のロール径に対応する残量を検出
し、検出結果がシステムバス26を通して電流値テーブル
27に入力され、電流値テーブル27から記録紙12の残量す
なわち、ステッピングモータ18の負荷に対応する最適の
駆動電流値を読みだし、モータ電流コントローラ29は指
定された最適の駆動電流値でステッピングモータ18を駆
動するようにモータドライバ28を制御し、モータドライ
バ28によりステッピングモータ18に供給される駆動電流
は増減され最適値になされる。ステッピングモータ18の
駆動により、プラテンローラ21が回転し、記録紙12をサ
ーマルヘッド14に最適の紙送りで搬送する。この動作は
所定の時間毎に操作させる。このため、ステッピングモ
ータ18が記録紙12の残量に応じた最適の駆動電流で駆動
されるので、プラテンローラ21は記録紙12をサーマルヘ
ッド14の下側に最適の搬送で行い、記録紙12は最適の紙
送りがなされる。このように、最適の紙送りがなされる
ため、従来の白すじの発生、負荷変動に起用するステッ
ピングモータ18の脱調、騒音、電流の過剰消費が防止で
きる。
ロール状の記録紙12のロール径に対応する残量を検出
し、検出結果がシステムバス26を通して電流値テーブル
27に入力され、電流値テーブル27から記録紙12の残量す
なわち、ステッピングモータ18の負荷に対応する最適の
駆動電流値を読みだし、モータ電流コントローラ29は指
定された最適の駆動電流値でステッピングモータ18を駆
動するようにモータドライバ28を制御し、モータドライ
バ28によりステッピングモータ18に供給される駆動電流
は増減され最適値になされる。ステッピングモータ18の
駆動により、プラテンローラ21が回転し、記録紙12をサ
ーマルヘッド14に最適の紙送りで搬送する。この動作は
所定の時間毎に操作させる。このため、ステッピングモ
ータ18が記録紙12の残量に応じた最適の駆動電流で駆動
されるので、プラテンローラ21は記録紙12をサーマルヘ
ッド14の下側に最適の搬送で行い、記録紙12は最適の紙
送りがなされる。このように、最適の紙送りがなされる
ため、従来の白すじの発生、負荷変動に起用するステッ
ピングモータ18の脱調、騒音、電流の過剰消費が防止で
きる。
【0028】図2は本発明の請求項2に係るファクシミ
リ装置の一実施例を示す図であり、図1に示す実施例と
同じ構成には同じ符号をつけ、具体的な説明を省略す
る。図2に示すファクシミリ装置31においては、搬送機
構15のプラテンローラ21のプラテン軸21Aの近傍に、プ
ラテン軸21Aの搬送回転量R1 を検知する搬送回転量セ
ンサ33が設けられている。また、35は電流値テーブルで
あり、電流値テーブル35は搬送回転量センサ33の検知し
た搬送回転量R1 がプラテン軸21Aを駆動するステッピ
ングモータ18の回転量であるモータ回転量R2 との相違
量△Rが予め定められた所定値A以上に相違するとき、
ステッピングモータ18に供給する駆動電流の最適値をテ
ーブルとして記憶するROMである。
リ装置の一実施例を示す図であり、図1に示す実施例と
同じ構成には同じ符号をつけ、具体的な説明を省略す
る。図2に示すファクシミリ装置31においては、搬送機
構15のプラテンローラ21のプラテン軸21Aの近傍に、プ
ラテン軸21Aの搬送回転量R1 を検知する搬送回転量セ
ンサ33が設けられている。また、35は電流値テーブルで
あり、電流値テーブル35は搬送回転量センサ33の検知し
た搬送回転量R1 がプラテン軸21Aを駆動するステッピ
ングモータ18の回転量であるモータ回転量R2 との相違
量△Rが予め定められた所定値A以上に相違するとき、
ステッピングモータ18に供給する駆動電流の最適値をテ
ーブルとして記憶するROMである。
【0029】図2(b)は本発明に係る電流制御手段39
を含むモータ制御系のブロック図である。電流制御手段
39は、図1(b)に示す電流制御手段19において、ペー
パーセンサ24に代えて搬送回転量センサ33を、電流値テ
ーブル27に代えて電流値テーブル35を設けた場合であ
り、電流制御手段19と同様に制御するようになされてい
る。
を含むモータ制御系のブロック図である。電流制御手段
39は、図1(b)に示す電流制御手段19において、ペー
パーセンサ24に代えて搬送回転量センサ33を、電流値テ
ーブル27に代えて電流値テーブル35を設けた場合であ
り、電流制御手段19と同様に制御するようになされてい
る。
【0030】次に、作用について説明する。CPU25が
ステッピングモータ18のモータ回転量R2 と、搬送回転
量センサ33が検知したプラテンローラ21の搬送回転量R
1 とを監視し、搬送回転量R1 とモータ回転量R2 との
相違する相違量△Rが予め定められた所定量A以上であ
ると、電流値テーブル35から相違量△Rに対応する最適
の駆動電流を読みだし、モータ電流コントローラ29に渡
す。モータ電流コントローラ29は指定された駆動電流の
最適値でステッピングモータ18を駆動するように、モー
タドライバ28を制御し、モータドライバ28によりステッ
ピングモータ18に供給される駆動電流が最適になされ
る。ステッピングモータ18の駆動により、プラテンロー
ラ21が回転し、記録紙12をサーマルヘッド14に最適の紙
送りで搬送させる。この動作は所定の時間毎に繰返され
る。
ステッピングモータ18のモータ回転量R2 と、搬送回転
量センサ33が検知したプラテンローラ21の搬送回転量R
1 とを監視し、搬送回転量R1 とモータ回転量R2 との
相違する相違量△Rが予め定められた所定量A以上であ
ると、電流値テーブル35から相違量△Rに対応する最適
の駆動電流を読みだし、モータ電流コントローラ29に渡
す。モータ電流コントローラ29は指定された駆動電流の
最適値でステッピングモータ18を駆動するように、モー
タドライバ28を制御し、モータドライバ28によりステッ
ピングモータ18に供給される駆動電流が最適になされ
る。ステッピングモータ18の駆動により、プラテンロー
ラ21が回転し、記録紙12をサーマルヘッド14に最適の紙
送りで搬送させる。この動作は所定の時間毎に繰返され
る。
【0031】また、このとき、ステッピングモータ18を
予め定められた一定時間、駆動回転させても未だ搬送回
転量R1 と搬送回転量Rとの相違量△Rが所定量A以上
の場合にはペーパージャムと判断し安全のためにステッ
ピングモータ18の駆動を停止する。上述のように、ステ
ッピングモータ18が搬送回転量センサ33の搬送回転量R
1に応じた駆動電流の最適値で駆動されるので、プラテ
ンローラ21は記録紙12をサーマルヘッド14の下側に最適
の搬送で行い、記録紙12は最適の紙送りがなされる。こ
のように、最適の紙送りがなされるため、従来の白すじ
の発生、負荷変動に起用するステッピングモータ18の脱
調、騒音、電流の過剰消費が防止できる。また、ペーパ
ージャムを検知し、ステッピングモータ18の駆動を停止
するので、より大きいペーパージャムを引起こすのが防
止できる。
予め定められた一定時間、駆動回転させても未だ搬送回
転量R1 と搬送回転量Rとの相違量△Rが所定量A以上
の場合にはペーパージャムと判断し安全のためにステッ
ピングモータ18の駆動を停止する。上述のように、ステ
ッピングモータ18が搬送回転量センサ33の搬送回転量R
1に応じた駆動電流の最適値で駆動されるので、プラテ
ンローラ21は記録紙12をサーマルヘッド14の下側に最適
の搬送で行い、記録紙12は最適の紙送りがなされる。こ
のように、最適の紙送りがなされるため、従来の白すじ
の発生、負荷変動に起用するステッピングモータ18の脱
調、騒音、電流の過剰消費が防止できる。また、ペーパ
ージャムを検知し、ステッピングモータ18の駆動を停止
するので、より大きいペーパージャムを引起こすのが防
止できる。
【0032】図3は本発明の請求項3に係るファクシミ
リ装置の一実施例を示す図であり、図1に示す実施例と
同じ構成には同じ符号をつけ、説明を省略する。図3
(a)に示すファクシミリ装置41は、記録紙12の種類に
対応する紙種別信号Sを発信する紙種別スイッチである
図示していない用紙切替スイッチ43と、記録紙12の種類
に対応する駆動電流の最適値を電流値テーブル45Aとし
て記憶する紙種別駆動電流メモリ45と、を設けた場合で
ある。図3(b)は本発明に係る電流制御手段47を含む
モータ制御系のブロック図である。電流制御手段47は、
図1(b)に示す電流制御手段19において、ペーパーセ
ンサ24に代えて用紙切替スイッチ43を、電流値テーブル
27に代えて紙種別駆動電流メモリ45の電流値テーブル45
Aを設けたものであり、電流制御手段19と同様に制御す
るようになされている。
リ装置の一実施例を示す図であり、図1に示す実施例と
同じ構成には同じ符号をつけ、説明を省略する。図3
(a)に示すファクシミリ装置41は、記録紙12の種類に
対応する紙種別信号Sを発信する紙種別スイッチである
図示していない用紙切替スイッチ43と、記録紙12の種類
に対応する駆動電流の最適値を電流値テーブル45Aとし
て記憶する紙種別駆動電流メモリ45と、を設けた場合で
ある。図3(b)は本発明に係る電流制御手段47を含む
モータ制御系のブロック図である。電流制御手段47は、
図1(b)に示す電流制御手段19において、ペーパーセ
ンサ24に代えて用紙切替スイッチ43を、電流値テーブル
27に代えて紙種別駆動電流メモリ45の電流値テーブル45
Aを設けたものであり、電流制御手段19と同様に制御す
るようになされている。
【0033】次に、作用について説明する。ユーザーが
収納箱13にロール状の記録紙12をセットする際、用紙切
替スイッチ43を紙種に応じた位置に切り替えると、CP
Uはステッピングモータ18の駆動開始時に、用紙切替ス
イッチ43からの紙種別信号Sに基づき紙種別駆動電流メ
モリ45の電流値テーブル45Aから紙種に応じた駆動電流
の最適値を読みだし、モータ電流コントローラ29に渡
す。モータ電流コントローラ29は指定された駆動電流の
最適値でステッピングモータ18を駆動するようにモータ
ドライバ28を制御し、モータドライバ28によりステッピ
ングモータ18に駆動電流が最適になされる。このため、
プラテンローラ21は前述と同様に記録紙12の種類に応じ
た最適の紙送りがなされ、白すじ、負荷変動に起因する
モータの変調、騒音、電流の過剰消費等が大幅に防止で
きる。このため、ユーザーは任意の記録紙12が使用で
き、安価な記録紙12も使用でき、ユーザーのコスト低減
ができる。
収納箱13にロール状の記録紙12をセットする際、用紙切
替スイッチ43を紙種に応じた位置に切り替えると、CP
Uはステッピングモータ18の駆動開始時に、用紙切替ス
イッチ43からの紙種別信号Sに基づき紙種別駆動電流メ
モリ45の電流値テーブル45Aから紙種に応じた駆動電流
の最適値を読みだし、モータ電流コントローラ29に渡
す。モータ電流コントローラ29は指定された駆動電流の
最適値でステッピングモータ18を駆動するようにモータ
ドライバ28を制御し、モータドライバ28によりステッピ
ングモータ18に駆動電流が最適になされる。このため、
プラテンローラ21は前述と同様に記録紙12の種類に応じ
た最適の紙送りがなされ、白すじ、負荷変動に起因する
モータの変調、騒音、電流の過剰消費等が大幅に防止で
きる。このため、ユーザーは任意の記録紙12が使用で
き、安価な記録紙12も使用でき、ユーザーのコスト低減
ができる。
【0034】図4は本発明の請求項4に係るファクシミ
リ装置51の一実施例のモータ制御系を示すブロック図
で、図1(a)はファクシミリ装置51の構成を示す概略
正面図でもあり、ファクシミリ装置11と同じ構成には同
じ符号をつけ、説明を省略する。図4において、モータ
制御系の本発明に係る電流制御手段57は、図1(b)に
示すブロック図において、電流値テーブル27の代りに、
タイミングテーブル55Aとして記憶した駆動タイミング
メモリ55を、また、モータ電流コントローラ29の代り
に、駆動タイミングコントローラ56を設けた場合であ
る。駆動タイミングメモリ55はペーパーセンサ24により
検出され記録紙12の残量に対応したステッピングモータ
18の駆動電流の駆動タイミングを、すなわち、スローア
ップ時間およびスローダウン時間をタイミングテーブル
55Aとして記憶してものである。駆動タイミングコント
ローラ56は駆動タイミングメモリ55から読みだされ、駆
動タイミングコントローラ56に渡されたデータに基づ
き、指定された電流値でステッピングモータ18を駆動す
るようにモータドライバ28を制御するようになされてい
る。
リ装置51の一実施例のモータ制御系を示すブロック図
で、図1(a)はファクシミリ装置51の構成を示す概略
正面図でもあり、ファクシミリ装置11と同じ構成には同
じ符号をつけ、説明を省略する。図4において、モータ
制御系の本発明に係る電流制御手段57は、図1(b)に
示すブロック図において、電流値テーブル27の代りに、
タイミングテーブル55Aとして記憶した駆動タイミング
メモリ55を、また、モータ電流コントローラ29の代り
に、駆動タイミングコントローラ56を設けた場合であ
る。駆動タイミングメモリ55はペーパーセンサ24により
検出され記録紙12の残量に対応したステッピングモータ
18の駆動電流の駆動タイミングを、すなわち、スローア
ップ時間およびスローダウン時間をタイミングテーブル
55Aとして記憶してものである。駆動タイミングコント
ローラ56は駆動タイミングメモリ55から読みだされ、駆
動タイミングコントローラ56に渡されたデータに基づ
き、指定された電流値でステッピングモータ18を駆動す
るようにモータドライバ28を制御するようになされてい
る。
【0035】次に、作用に付いて説明する。受信時に、
ステッピングモータ18がモータドライバ28により画像情
報の受信状態に合わせて予め定められた駆動電流により
間欠駆動され、ステッピングモータ18が駆動開始する
と、駆動軸17が搬送機構15を駆動し、搬送機構15が駆動
力をプラテン軸21Aに伝達し、プラテンローラ21がサー
マルヘッド14に接触しながら回転し記録紙12を収納箱13
からサーマルヘッド14の下側に搬送する。
ステッピングモータ18がモータドライバ28により画像情
報の受信状態に合わせて予め定められた駆動電流により
間欠駆動され、ステッピングモータ18が駆動開始する
と、駆動軸17が搬送機構15を駆動し、搬送機構15が駆動
力をプラテン軸21Aに伝達し、プラテンローラ21がサー
マルヘッド14に接触しながら回転し記録紙12を収納箱13
からサーマルヘッド14の下側に搬送する。
【0036】収納箱13に設けられたペーパーセンサ24が
ロール状の記録紙12のロール径に対応する残量を検出
し、検出結果がシステムバス26を通して駆動タイミング
メモリ55に入力され、駆動タイミングメモリ55のタイミ
ングテーブル55Aから記録紙12の残量すなわち、ステッ
ピングモータ18の負荷に対応する最適の駆動タイミング
を読みだし、駆動タイミングコントロール56に流され
る。駆動タイミングコントロールは指定された最適の駆
動タイミングでステッピングモータ18を駆動するように
モータドライバ28を制御し、モータドライバ28によりス
テッピングモータ18に供給させる駆動電流は最適の駆動
タイミングにより、すなわち最適のスローアップ時間お
よびスローダウン時間により駆動させる。ステッピング
モータ18の駆動により、プラテンローラ21が回転し、記
録紙12をサーマルヘッド14に最適の紙送りで搬送させ
る。この動作は所定の時間毎に繰返される。
ロール状の記録紙12のロール径に対応する残量を検出
し、検出結果がシステムバス26を通して駆動タイミング
メモリ55に入力され、駆動タイミングメモリ55のタイミ
ングテーブル55Aから記録紙12の残量すなわち、ステッ
ピングモータ18の負荷に対応する最適の駆動タイミング
を読みだし、駆動タイミングコントロール56に流され
る。駆動タイミングコントロールは指定された最適の駆
動タイミングでステッピングモータ18を駆動するように
モータドライバ28を制御し、モータドライバ28によりス
テッピングモータ18に供給させる駆動電流は最適の駆動
タイミングにより、すなわち最適のスローアップ時間お
よびスローダウン時間により駆動させる。ステッピング
モータ18の駆動により、プラテンローラ21が回転し、記
録紙12をサーマルヘッド14に最適の紙送りで搬送させ
る。この動作は所定の時間毎に繰返される。
【0037】このため、ステッピングモータ18が記録紙
12の残量に応じた最適の駆動電流で駆動させるので、プ
ラテンローラ21は記録紙12をサーマルヘッド14の下側に
最適の搬送で行い、記録紙12は最適の紙送りがなされ
る。このように、最適の紙送りがなされるため、従来の
白すじの発生、負荷変動に起因するステッピングモータ
18の脱調、騒音、電流の過剰消費が防止できる。
12の残量に応じた最適の駆動電流で駆動させるので、プ
ラテンローラ21は記録紙12をサーマルヘッド14の下側に
最適の搬送で行い、記録紙12は最適の紙送りがなされ
る。このように、最適の紙送りがなされるため、従来の
白すじの発生、負荷変動に起因するステッピングモータ
18の脱調、騒音、電流の過剰消費が防止できる。
【0038】図5は、本発明の請求項5に係るファクシ
ミリ装置61の一実施例を示す図であり、図2に示すファ
クシミリ装置31と同じ構成には同じ符号をつける。図5
に示すファクシミリ装置61は、ファクシミリ装置31と同
じ構成には同じ符号をつける。図5に示すファクシミリ
装置61は、ファクシミリ装置31におけるペーパーセンサ
24および搬送回転量センサ33の代りに、ステッピングモ
ータ18のモータ軸である駆動軸17の近傍に、駆動軸17の
モータ回転量を検出するモータ回転量センサ63を設け、
また図5(b)に示す電流制御手段67を設けた場合であ
る。
ミリ装置61の一実施例を示す図であり、図2に示すファ
クシミリ装置31と同じ構成には同じ符号をつける。図5
に示すファクシミリ装置61は、ファクシミリ装置31と同
じ構成には同じ符号をつける。図5に示すファクシミリ
装置61は、ファクシミリ装置31におけるペーパーセンサ
24および搬送回転量センサ33の代りに、ステッピングモ
ータ18のモータ軸である駆動軸17の近傍に、駆動軸17の
モータ回転量を検出するモータ回転量センサ63を設け、
また図5(b)に示す電流制御手段67を設けた場合であ
る。
【0039】図5(b)に示す電流制御手段67は本発明
に係るファクシミリ装置61のモータ制御系を示すブロッ
ク図である。電流制御手段67は、ステッピングモータ18
の起動時および停止時の駆動軸17のモータ回転量の回転
むらが所定値Bを超えると、ステッピングモータ18に供
給する駆動電流を増減する際のスローアップ時間、およ
びスローダウン時間である駆動タイミングの最適値をタ
イミングテーブル65Aとして記憶する駆動タイミングメ
モリ65と、駆動タイミングメモリ65から読みだされ、駆
動タイミングコントローラ66に渡されたデータに基づき
指定された駆動タイミングでステッピングモータ18を駆
動するようにモータドライバ28を制御する駆動タイミン
グコントローラ66とを有している。
に係るファクシミリ装置61のモータ制御系を示すブロッ
ク図である。電流制御手段67は、ステッピングモータ18
の起動時および停止時の駆動軸17のモータ回転量の回転
むらが所定値Bを超えると、ステッピングモータ18に供
給する駆動電流を増減する際のスローアップ時間、およ
びスローダウン時間である駆動タイミングの最適値をタ
イミングテーブル65Aとして記憶する駆動タイミングメ
モリ65と、駆動タイミングメモリ65から読みだされ、駆
動タイミングコントローラ66に渡されたデータに基づき
指定された駆動タイミングでステッピングモータ18を駆
動するようにモータドライバ28を制御する駆動タイミン
グコントローラ66とを有している。
【0040】次に、作用について説明する。CPU25が
ステッピングモータ18を間欠駆動する駆動電流の駆動信
号と、モータ回転量センサ63が検出した駆動軸17のモー
タ回転量R3 と、を監視し、モータ回転量R3 の回転む
ら△R3 が予め定められた所定値Bを超えると、駆動タ
イミングメモリ65から回転むら△R3 に対応する駆動タ
イミングの最適値を読みだし、駆動タイミングコントロ
ーラ66に渡す。駆動タイミングコントローラ66は指定さ
れた駆動タイミングの最適値でステッピングモータ18を
駆動するように、モータドライバ28を制御し、モータド
ライバ28によりステッピングモータ18の駆動電流のスロ
ーアップ時間およびスローダウン時間が最適になされ
る。このため、モータ回転量の回転むらはなくなり、プ
ラテンローラ21は前述に同様に、最適の紙送りで記録紙
12を搬送する。このため、従来の白すじの発生、負荷変
動に起因するステッピングモータ18の脱調、騒音、電流
の過剰消費が防止できる。
ステッピングモータ18を間欠駆動する駆動電流の駆動信
号と、モータ回転量センサ63が検出した駆動軸17のモー
タ回転量R3 と、を監視し、モータ回転量R3 の回転む
ら△R3 が予め定められた所定値Bを超えると、駆動タ
イミングメモリ65から回転むら△R3 に対応する駆動タ
イミングの最適値を読みだし、駆動タイミングコントロ
ーラ66に渡す。駆動タイミングコントローラ66は指定さ
れた駆動タイミングの最適値でステッピングモータ18を
駆動するように、モータドライバ28を制御し、モータド
ライバ28によりステッピングモータ18の駆動電流のスロ
ーアップ時間およびスローダウン時間が最適になされ
る。このため、モータ回転量の回転むらはなくなり、プ
ラテンローラ21は前述に同様に、最適の紙送りで記録紙
12を搬送する。このため、従来の白すじの発生、負荷変
動に起因するステッピングモータ18の脱調、騒音、電流
の過剰消費が防止できる。
【0041】図6は本発明の請求項6に係わるファクシ
ミリ装置71の一実施例のモータ制御系を示すブロック図
で、図3(a)はファクシミリ装置71の構成を示す概略
正面図でもあり、ファクシミリ装置41と同じ構成には同
じ符号をつけ、説明を省略する。図6において、モータ
制御系の本発明に係る電流制御手段77は、図3(b)に
示すブロック図において、紙種別駆動電流メモリ45の電
流値テーブル45Aの代りにタイミングテーブル75Aとし
て記憶した駆動タイミングメモリ75を、またモータ電流
コントローラ29の代りに、駆動タイミングコントローラ
76を設けた場合である。駆動タイミングメモリ75は記録
紙12の種類に対応する駆動電流の駆動タイミングの最適
値をタイミングテーブル75Aとして記憶したものであ
る。駆動タイミングコントローラ76は駆動タイミングメ
モリ75から読みだされ、駆動タイミングコントローラ76
に渡されたデータに基づき、指定された駆動タイミング
でステッピングモータ18を駆動するようにモータドライ
バ28を制御するようになされている。
ミリ装置71の一実施例のモータ制御系を示すブロック図
で、図3(a)はファクシミリ装置71の構成を示す概略
正面図でもあり、ファクシミリ装置41と同じ構成には同
じ符号をつけ、説明を省略する。図6において、モータ
制御系の本発明に係る電流制御手段77は、図3(b)に
示すブロック図において、紙種別駆動電流メモリ45の電
流値テーブル45Aの代りにタイミングテーブル75Aとし
て記憶した駆動タイミングメモリ75を、またモータ電流
コントローラ29の代りに、駆動タイミングコントローラ
76を設けた場合である。駆動タイミングメモリ75は記録
紙12の種類に対応する駆動電流の駆動タイミングの最適
値をタイミングテーブル75Aとして記憶したものであ
る。駆動タイミングコントローラ76は駆動タイミングメ
モリ75から読みだされ、駆動タイミングコントローラ76
に渡されたデータに基づき、指定された駆動タイミング
でステッピングモータ18を駆動するようにモータドライ
バ28を制御するようになされている。
【0042】次に、作用について説明する。ユーザーが
収納箱13にロール状の記録紙12をセットする際、用紙切
替スイッチ43を紙種に応じた位置に切り替えると、CP
Uはステッピングモータ18の駆動開始時に、用紙切替ス
イッチ43からの紙種別信号Sに基づき、駆動タイミング
メモリ75のタイミングテーブル75Aから紙種に応じた駆
動電流の駆動タイミングの最適値を読みだし、駆動タイ
ミングコントローラ76に渡す。駆動タイミングコントロ
ーラ76は指定された駆動タイミングの最適値でステッピ
ングモータ18を駆動するようにモータドライバ28を制御
し、モータドライバ28によりステッピングモータ18に駆
動電流のスローアップ時間およびスローダウン時間が最
適になされる。このため、プラテンローラ21は前述と同
様に記録紙12の種類に応じた最適の紙送りがなされ、白
すじ、負荷変動に起因するモータの変調、騒音、電流の
過剰消費等が大幅に防止できる。このため、ユーザーは
任意の記録紙12が使用で安価な記録紙12も使用でき、ユ
ーザーのコスト低減ができる。
収納箱13にロール状の記録紙12をセットする際、用紙切
替スイッチ43を紙種に応じた位置に切り替えると、CP
Uはステッピングモータ18の駆動開始時に、用紙切替ス
イッチ43からの紙種別信号Sに基づき、駆動タイミング
メモリ75のタイミングテーブル75Aから紙種に応じた駆
動電流の駆動タイミングの最適値を読みだし、駆動タイ
ミングコントローラ76に渡す。駆動タイミングコントロ
ーラ76は指定された駆動タイミングの最適値でステッピ
ングモータ18を駆動するようにモータドライバ28を制御
し、モータドライバ28によりステッピングモータ18に駆
動電流のスローアップ時間およびスローダウン時間が最
適になされる。このため、プラテンローラ21は前述と同
様に記録紙12の種類に応じた最適の紙送りがなされ、白
すじ、負荷変動に起因するモータの変調、騒音、電流の
過剰消費等が大幅に防止できる。このため、ユーザーは
任意の記録紙12が使用で安価な記録紙12も使用でき、ユ
ーザーのコスト低減ができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、収納箱に記録紙の残量を検出する残量セン
サを設け、電流制御手段は残量に応じ、すなわち、搬送
機構の駆動電流を、負荷状態に対応した駆動電流の最適
値に変更するので、記録紙の最適の紙送りができ、白す
じの発生、モータの脱調、騒音、過剰電流ば防止でき
る。
明によれば、収納箱に記録紙の残量を検出する残量セン
サを設け、電流制御手段は残量に応じ、すなわち、搬送
機構の駆動電流を、負荷状態に対応した駆動電流の最適
値に変更するので、記録紙の最適の紙送りができ、白す
じの発生、モータの脱調、騒音、過剰電流ば防止でき
る。
【0044】また、請求項2記載の発明によれば、搬送
軸の近傍に搬送回転センサを設け、電流制御手段はステ
ッピングモータ18とプラテンローラ21との回転量のむら
が所定量A以上であると、すなわち、搬送機構の負荷状
態に対応してステッピングモータ18を駆動電流の最適値
で駆動するので、記録紙の最適の紙送りができ、白すじ
の発生、モータの脱調、騒音、過剰電流が防止できる。
また、ペーパージャムを検知し、停止するので、大きい
ペーパージャムを防止できる。
軸の近傍に搬送回転センサを設け、電流制御手段はステ
ッピングモータ18とプラテンローラ21との回転量のむら
が所定量A以上であると、すなわち、搬送機構の負荷状
態に対応してステッピングモータ18を駆動電流の最適値
で駆動するので、記録紙の最適の紙送りができ、白すじ
の発生、モータの脱調、騒音、過剰電流が防止できる。
また、ペーパージャムを検知し、停止するので、大きい
ペーパージャムを防止できる。
【0045】また、請求項3記載の発明によれば、紙種
別スイッチおよび紙種別駆動電流メモリを設け、電流制
御手段は、ステッピングモータに記録紙の種類に合せ
て、すなわち、搬送機構の負荷状態に対応して駆動電流
の最適値を供給するので、記録紙の種類の応じた最適の
紙送りができ、白すじの発生、モータの脱調、騒音、過
剰電流が防止できる。また、ユーザーは安価な記録紙が
使用でき、コスト低減ができる。
別スイッチおよび紙種別駆動電流メモリを設け、電流制
御手段は、ステッピングモータに記録紙の種類に合せ
て、すなわち、搬送機構の負荷状態に対応して駆動電流
の最適値を供給するので、記録紙の種類の応じた最適の
紙送りができ、白すじの発生、モータの脱調、騒音、過
剰電流が防止できる。また、ユーザーは安価な記録紙が
使用でき、コスト低減ができる。
【0046】また、請求項4記載の発明によれば、収納
箱に記録紙の残量を検出する残量センサを設け、電流制
御手段は、残量に応じすなわち、搬送機構の負荷状態に
対応した最適の駆動タイミングでステッピングモータを
駆動するので、記録紙の最適の紙送りができ、白すじの
発生、モータの脱調、騒音、過剰電流ば防止できる。ま
た、請求項5記載の発明によれば、ステッピングモータ
のモータ回転量を検知するモータ回転量センサを設け、
電流制御手段は、モータ回転量の回転むら(負荷状態の
変動)が所定値Bを超えると、ステッピングモータを駆
動電流の駆動タイミングの最適値で駆動するので、回転
むらはなくなり、記録紙の最適の紙送りができ、白すじ
の発生、モータの脱調、騒音、過剰電流が防止できる。
箱に記録紙の残量を検出する残量センサを設け、電流制
御手段は、残量に応じすなわち、搬送機構の負荷状態に
対応した最適の駆動タイミングでステッピングモータを
駆動するので、記録紙の最適の紙送りができ、白すじの
発生、モータの脱調、騒音、過剰電流ば防止できる。ま
た、請求項5記載の発明によれば、ステッピングモータ
のモータ回転量を検知するモータ回転量センサを設け、
電流制御手段は、モータ回転量の回転むら(負荷状態の
変動)が所定値Bを超えると、ステッピングモータを駆
動電流の駆動タイミングの最適値で駆動するので、回転
むらはなくなり、記録紙の最適の紙送りができ、白すじ
の発生、モータの脱調、騒音、過剰電流が防止できる。
【0047】また、請求項6記載の発明によれば、紙種
別駆動タイミングメモリを設け、電流制御手段は、記録
紙の種類に合せてすなわち、搬送機構の負荷状態に対応
して、最適の駆動タイミングでステッピングモータを駆
動するので、記録紙の最適の紙送りができ、白すじの発
生、モータの脱調、騒音、過剰電流が防止できる。
別駆動タイミングメモリを設け、電流制御手段は、記録
紙の種類に合せてすなわち、搬送機構の負荷状態に対応
して、最適の駆動タイミングでステッピングモータを駆
動するので、記録紙の最適の紙送りができ、白すじの発
生、モータの脱調、騒音、過剰電流が防止できる。
【図1】本発明の請求項1に係るファクシミリ装置の一
実施例を示す図で、(a)はその概略正面図、(b)は
そのモータ制御部の電流制御手段を示すブロック図であ
る。
実施例を示す図で、(a)はその概略正面図、(b)は
そのモータ制御部の電流制御手段を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の請求項2に係るファクシミリ装置の一
実施例を示す図で、(a)はその概略正面図、(b)は
そのモータ制御部の電流制御手段を示すブロック図であ
る。
実施例を示す図で、(a)はその概略正面図、(b)は
そのモータ制御部の電流制御手段を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の請求項3に係るファクシミリ装置の一
実施例を示す図で、(a)はその概略正面図、(b)は
そのモータ制御部の電流制御手段を示すブロック図であ
る。
実施例を示す図で、(a)はその概略正面図、(b)は
そのモータ制御部の電流制御手段を示すブロック図であ
る。
【図4】本発明の請求項4に係るファクシミリ装置の一
実施例のモータ制御部の電流制御手段を示すブロック図
である。
実施例のモータ制御部の電流制御手段を示すブロック図
である。
【図5】本発明の請求項5に係るファクシミリ装置の一
実施例を示す図で、(a)はその概略正面図、(b)は
そのモータ制御部の電流制御手段を示すブロック図であ
る。
実施例を示す図で、(a)はその概略正面図、(b)は
そのモータ制御部の電流制御手段を示すブロック図であ
る。
【図6】本発明の請求項6に係るファクシミリ装置の一
実施例のモータ制御部の電流制御手段を示すブロック図
である。
実施例のモータ制御部の電流制御手段を示すブロック図
である。
11、31、41、51、61、71 ファクシミリ装置 12 記録紙 13 収納箱 14 サーマルヘッド 15 搬送機構 17 駆動軸 18 ステッピングモータ 19、37、47、57、67、77 電流制御手段 21 プラテンローラ 24 ペーパーセンサ 33 搬送回転量センサ 43 用紙切替スイッチ 45 紙種別駆動電流メモリ 55 駆動タイミングメモリ 63 モータ回転量センサ 75 駆動タイミングメモリ
Claims (6)
- 【請求項1】ロール状に巻かれた記録紙を収納する収納
箱と、前記記録紙を記録部に搬送する搬送機構と、該搬
送機構を駆動するステッピングモータと、該ステッピン
グモータに供給する駆動電流を制御する電流制御手段と
を備え、受信時に画像情報の受信状態に合せてステッピ
ングモータを間欠駆動して記録紙を搬送するファクシミ
リ装置において、前記収納箱に前記記録紙の残量を検知
する残量センサを設け、前記電流制御手段は該記録紙の
残量に応じて前記ステッピングモータに供給する駆動電
流を増減することを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項2】記録紙を記録部に搬送する搬送軸を有する
搬送機構と、該搬送機構を駆動するステッピングモータ
と、該ステッピングモータに供給する駆動電流を制御す
る電流制御手段とを備え、受信時に画像情報の受信状態
に合せてステッピングモータを間欠駆動して記録紙を搬
送するファクシミリ装置において、前記搬送軸の近傍に
前記搬送軸の搬送回転量を検知する搬送回転量センサを
設け、前記電流制御手段は前記搬送回転量が所定値と相
違するとき前記ステッピングモータに供給する駆動電流
を調整することを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項3】記録紙を記録部に搬送する搬送機構を駆動
するステッピングモータと、該ステッピングモータに供
給する駆動電流を制御する電流制御手段と、を備え、受
信時に画像情報の受信状態に合せて前記ステッピングモ
ータを間欠駆動して記録紙を搬送するファクシミリ装置
において、前記記録紙の種類に対応する前記駆動電流の
最適値を記憶する紙種別駆動電流メモリを設け、前記電
流制御手段は、使用する前記記録紙の種類に合せて該紙
種別駆動電流メモリに記憶した駆動電流の最適値を設定
して前記ステッピングモータに供給することを特徴とす
るファクシミリ装置。 - 【請求項4】ロール状に巻かれた記録紙を収納する収納
箱と、前記記録紙を記録部に搬送する搬送機構と、該搬
送機構を駆動するステッピングモータと、該ステッピン
グモータに供給する駆動電流を制御する電流制御手段と
を備え、受信時に画像情報の受信情報に合せてステッピ
ングモータを間欠駆動して記録紙を搬送するファクシミ
リ装置において、前記収納箱に前記記録紙の残量を検知
する残量センサを設け、前記電流制御手段は前記残量に
対応した前記ステッピングモータの駆動電流のスローア
ップ時間およびスローダウン時間をタイミングテーブル
として記憶した駆動タイミングメモリを有し、該駆動タ
イミングメモリから前記残量に応じたスローアップ時間
およびスローダウン時間を読みだし、前記駆動電流を増
減する際のスローアップ時間およびスローダウン時間を
変化させることを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項5】記録紙を記録部に搬送する搬送機構を駆動
するステッピングモータと、該ステッピングモータに供
給する駆動電流を制御する電流制御手段とを備え、受信
時に画像情報の受信状態に合せて該ステッピングモータ
を間欠駆動して記録紙を搬送するファクシミリ装置にお
いて、前記ステッピングモータのモータ軸のモータ回転
量を検出するモータ回転量センサを設け、前記電流制御
手段は該ステッピングモータの起動・停止時の該モータ
回転量の回転むらが所定値を越えると、前記ステッピン
グモータに供給する駆動電流を増減する際のスローアッ
プ時間およびスローダウン時間を調整することを特徴と
するファクシミリ装置。 - 【請求項6】記録紙を記録部に搬送する搬送機構を駆動
するステッピングモータと、該ステッピングモータに供
給する駆動電流を制御する電流制御手段と、を備え、受
信時に画像情報の受信状態に合せて前記ステッピングモ
ータを間欠駆動して記録紙を搬送するファクシミリ装置
において、前記記録紙の種類に対応する駆動タイミング
の最適値を記憶する紙種別駆動タイミングメモリを設
け、前記電流制御手段は、使用する記録紙の種類に合せ
て、前記紙種別駆動タイミングメモリから前記駆動タイ
ミングの最適値を読みだし、前記駆動電流のスローアッ
プ時間およびスローダウン時間を変化させることを特徴
とするファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07490592A JP3350089B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07490592A JP3350089B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | ファクシミリ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05278934A true JPH05278934A (ja) | 1993-10-26 |
JP3350089B2 JP3350089B2 (ja) | 2002-11-25 |
Family
ID=13560876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07490592A Expired - Fee Related JP3350089B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3350089B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0865364A1 (en) * | 1996-07-05 | 1998-09-23 | Axiohm IPB | Low-paper sensing apparatus |
JP2018138339A (ja) * | 2017-02-24 | 2018-09-06 | 三菱電機株式会社 | 印刷装置および印刷制御方法 |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP07490592A patent/JP3350089B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0865364A1 (en) * | 1996-07-05 | 1998-09-23 | Axiohm IPB | Low-paper sensing apparatus |
EP0865364A4 (en) * | 1996-07-05 | 2000-03-29 | Axiohm Ipb | DEVICE DETECTING A LOW HEIGHT OF PAPER |
JP2018138339A (ja) * | 2017-02-24 | 2018-09-06 | 三菱電機株式会社 | 印刷装置および印刷制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3350089B2 (ja) | 2002-11-25 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |