JPH05278660A - 強制空冷エンジンの冷却装置 - Google Patents
強制空冷エンジンの冷却装置Info
- Publication number
- JPH05278660A JPH05278660A JP4080929A JP8092992A JPH05278660A JP H05278660 A JPH05278660 A JP H05278660A JP 4080929 A JP4080929 A JP 4080929A JP 8092992 A JP8092992 A JP 8092992A JP H05278660 A JPH05278660 A JP H05278660A
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- JP
- Japan
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- flange
- cooling fan
- engine
- forced air
- cooling
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- Pending
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- 238000001816 cooling Methods 0.000 title claims abstract description 98
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 17
- 239000007858 starting material Substances 0.000 claims description 15
- 238000010276 construction Methods 0.000 abstract 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 組立てが容易であり、構造が簡単な強制空冷
エンジンの冷却装置を提供する。 【構成】 テーパボス15のフランジ15aの外周面2
3を外側に拡開する傾斜面に形成し、クーリングファン
17の内面にフランジ外周面23と係合する傾斜面24
aを有し、リベット21の頭部と嵌合する嵌合部24b
を有する凹部24を形成した。
エンジンの冷却装置を提供する。 【構成】 テーパボス15のフランジ15aの外周面2
3を外側に拡開する傾斜面に形成し、クーリングファン
17の内面にフランジ外周面23と係合する傾斜面24
aを有し、リベット21の頭部と嵌合する嵌合部24b
を有する凹部24を形成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスクーター等に使用され
ている強制空冷エンジンの冷却装置に係り、特にボルト
等を用いることなくクーリングファンを固定できる強制
空冷エンジンの冷却装置に関する。
ている強制空冷エンジンの冷却装置に係り、特にボルト
等を用いることなくクーリングファンを固定できる強制
空冷エンジンの冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に強制空冷エンジンのクランクシャ
フトの一端にフランジを有するテーパボスを固着し、リ
ベットでテーパボスのフランジの内側にスタータのマグ
ネットロータを固定し、ボルト等でテーパボスのフラン
ジの外側にクーリングファンを固定した強制空冷エンジ
ンの冷却装置が知られている。図6はボルトでテーパボ
スのフランジの外側にクーリングファンを固定した従来
の強制空冷エンジンを示している。強制空冷エンジン3
1はケーシング32の内部にエンジンブロック33を有
している。エンジンブロック33はシリンダ34とピス
トン35とを有している。ピストン35はピストンロッ
ド36を介してクランクシャフト37と動力伝達可能に
連結されている。クランクシャフト37はベアリング3
8,39を介してエンジンのハウジング40によって回
転可能に支承されている。エンジンブロック33の左側
のクランクシャフト37には、キック・スタータ用のギ
ア41と、動力伝達用の一対のフェース42,43と、
スタータギア44とが嵌着されている。エンジンブロッ
ク33の右側のクランクシャフト37にはテーパボス4
5を介してスタータ用モータ46と、クーリングファン
47とが取り付けられている。テーパボス45はクラン
クシャフト37の右端に嵌着され、フランジ48を有し
ている。スタータ用モータ46は、ハウジング40に固
定されたステータ49と、テーパボス45のフランジ4
8に固定されたマグネットロータ50とを有している。
マグネットロータ50はリベット51によってテーパボ
ス45のフランジ48の内側に固定されている。一方、
クーリングファン47はボルト52によってテーパボス
45のフランジ48の外側に固定されている。
フトの一端にフランジを有するテーパボスを固着し、リ
ベットでテーパボスのフランジの内側にスタータのマグ
ネットロータを固定し、ボルト等でテーパボスのフラン
ジの外側にクーリングファンを固定した強制空冷エンジ
ンの冷却装置が知られている。図6はボルトでテーパボ
スのフランジの外側にクーリングファンを固定した従来
の強制空冷エンジンを示している。強制空冷エンジン3
1はケーシング32の内部にエンジンブロック33を有
している。エンジンブロック33はシリンダ34とピス
トン35とを有している。ピストン35はピストンロッ
ド36を介してクランクシャフト37と動力伝達可能に
連結されている。クランクシャフト37はベアリング3
8,39を介してエンジンのハウジング40によって回
転可能に支承されている。エンジンブロック33の左側
のクランクシャフト37には、キック・スタータ用のギ
ア41と、動力伝達用の一対のフェース42,43と、
スタータギア44とが嵌着されている。エンジンブロッ
ク33の右側のクランクシャフト37にはテーパボス4
5を介してスタータ用モータ46と、クーリングファン
47とが取り付けられている。テーパボス45はクラン
クシャフト37の右端に嵌着され、フランジ48を有し
ている。スタータ用モータ46は、ハウジング40に固
定されたステータ49と、テーパボス45のフランジ4
8に固定されたマグネットロータ50とを有している。
マグネットロータ50はリベット51によってテーパボ
ス45のフランジ48の内側に固定されている。一方、
クーリングファン47はボルト52によってテーパボス
45のフランジ48の外側に固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の強制空冷エンジンの冷却装置は、リベットでテー
パボスのフランジ内側にマグネットロータを固定した後
に、テーパボスのフランジの外側にボルトでクーリング
ファンを固定しなければならなかった。このため、強制
空冷エンジンの冷却装置の組立ての作業工程が多く、非
能率であった。また、部品点数が多く、装置全体が高価
になった。そこで、本発明の目的は上記従来の強制空冷
エンジンの冷却装置の課題を解決し、組立てが容易であ
り、構造が簡単な強制空冷エンジンの冷却装置を提供す
ることにある。
従来の強制空冷エンジンの冷却装置は、リベットでテー
パボスのフランジ内側にマグネットロータを固定した後
に、テーパボスのフランジの外側にボルトでクーリング
ファンを固定しなければならなかった。このため、強制
空冷エンジンの冷却装置の組立ての作業工程が多く、非
能率であった。また、部品点数が多く、装置全体が高価
になった。そこで、本発明の目的は上記従来の強制空冷
エンジンの冷却装置の課題を解決し、組立てが容易であ
り、構造が簡単な強制空冷エンジンの冷却装置を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明による強制空冷エンジンの冷却装置は、強制空
冷エンジンのクランクシャフトの一端にフランジを有す
るテーパボスを固着し、リベットで前記テーパボスのフ
ランジの内側にスタータ用モータのマグネットロータを
固定し、前記テーパボスのフランジの外側にクーリング
ファンを固定した強制空冷エンジンの冷却装置におい
て、前記テーパボスのフランジの外周面は外側に拡開す
る傾斜面に形成され、前記クーリングファンの内面には
凹部が形成され、前記凹部はフランジの外周面と係合す
る傾斜面と、前記リベットの頭部と嵌合する嵌合部とを
有していることを特徴とするものである。
に本発明による強制空冷エンジンの冷却装置は、強制空
冷エンジンのクランクシャフトの一端にフランジを有す
るテーパボスを固着し、リベットで前記テーパボスのフ
ランジの内側にスタータ用モータのマグネットロータを
固定し、前記テーパボスのフランジの外側にクーリング
ファンを固定した強制空冷エンジンの冷却装置におい
て、前記テーパボスのフランジの外周面は外側に拡開す
る傾斜面に形成され、前記クーリングファンの内面には
凹部が形成され、前記凹部はフランジの外周面と係合す
る傾斜面と、前記リベットの頭部と嵌合する嵌合部とを
有していることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】本発明による強制空冷エンジンの冷却装置は、
テーパボスのフランジの外周面が外側に拡開する傾斜面
に形成され、クーリングファンの内面にはフランジの外
周面と係合する傾斜面を有する凹部が形成されているの
で、クーリングファンをテーパボスのフランジに押圧す
ることによってクーリングファンをフランジに迅速に取
り付けることができる。また、取り付け後はフランジの
外周面とクーリングファンの凹部の傾斜面とが係合する
ことにより、クーリングファンが脱落することがない。
また、クーリングファンの凹部の底面には、リベットの
頭部と嵌合する嵌合孔が形成されているので、クーリン
グファンとフランジは一体に回転し、強制空冷エンジン
を効率良く冷却することができる。また、本発明の強制
空冷エンジンの冷却装置はクーリングファンをフランジ
に固定するボルトを省略することができるので、部品点
数が少なく、廉価な強制空冷エンジンを得ることができ
る。
テーパボスのフランジの外周面が外側に拡開する傾斜面
に形成され、クーリングファンの内面にはフランジの外
周面と係合する傾斜面を有する凹部が形成されているの
で、クーリングファンをテーパボスのフランジに押圧す
ることによってクーリングファンをフランジに迅速に取
り付けることができる。また、取り付け後はフランジの
外周面とクーリングファンの凹部の傾斜面とが係合する
ことにより、クーリングファンが脱落することがない。
また、クーリングファンの凹部の底面には、リベットの
頭部と嵌合する嵌合孔が形成されているので、クーリン
グファンとフランジは一体に回転し、強制空冷エンジン
を効率良く冷却することができる。また、本発明の強制
空冷エンジンの冷却装置はクーリングファンをフランジ
に固定するボルトを省略することができるので、部品点
数が少なく、廉価な強制空冷エンジンを得ることができ
る。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例について、添付の図面を
参照して説明する。本発明の要部はクーリングファンの
取付け構造にあるが、理解の容易のために、本発明のク
ーリングファンを有する強制空冷エンジンの全体につい
て以下に説明する。図1は強制空冷エンジンの全体を示
している。図1において、強制空冷エンジン1はケーシ
ング2の内部にエンジンブロック3を有している。この
エンジンブロック3はシリンダ4とピストン5とを有
し、ピストン5はピストンロッド6を介してクランクシ
ャフト7と動力伝達可能に連結されている。クランクシ
ャフト7はベアリング8,9を介してエンジンのハウジ
ング10によって水平に回転可能に支承されている。エ
ンジンブロック3の左側のクランクシャフト7には、キ
ック・スタータ用のギア11と、動力伝達用の一対のフ
ェース12,13と、スタータギア14とが嵌着されて
いる。エンジンブロック3の右側のクランクシャフト7
にはテーパボス15を介してスタータ用モータ16と、
クーリングファン17とが取り付けられている。テーパ
ボス15はクランクシャフト7の右端に嵌着され、フラ
ンジ15aを有している。スタータ用モータ16は、コ
イルを巻着したステータ18と、界磁用の永久磁石を有
するマグネットロータ19とによって構成されている。
ステータ18はボルト20によってエンジンのハウジン
グ10に固定されている。マグネットロータ19はリベ
ット21によってテーパボス15のフランジ15aの内
側に固定されている。クーリングファン17はテーパボ
ス15のフランジ15aの外側に固定されている。
参照して説明する。本発明の要部はクーリングファンの
取付け構造にあるが、理解の容易のために、本発明のク
ーリングファンを有する強制空冷エンジンの全体につい
て以下に説明する。図1は強制空冷エンジンの全体を示
している。図1において、強制空冷エンジン1はケーシ
ング2の内部にエンジンブロック3を有している。この
エンジンブロック3はシリンダ4とピストン5とを有
し、ピストン5はピストンロッド6を介してクランクシ
ャフト7と動力伝達可能に連結されている。クランクシ
ャフト7はベアリング8,9を介してエンジンのハウジ
ング10によって水平に回転可能に支承されている。エ
ンジンブロック3の左側のクランクシャフト7には、キ
ック・スタータ用のギア11と、動力伝達用の一対のフ
ェース12,13と、スタータギア14とが嵌着されて
いる。エンジンブロック3の右側のクランクシャフト7
にはテーパボス15を介してスタータ用モータ16と、
クーリングファン17とが取り付けられている。テーパ
ボス15はクランクシャフト7の右端に嵌着され、フラ
ンジ15aを有している。スタータ用モータ16は、コ
イルを巻着したステータ18と、界磁用の永久磁石を有
するマグネットロータ19とによって構成されている。
ステータ18はボルト20によってエンジンのハウジン
グ10に固定されている。マグネットロータ19はリベ
ット21によってテーパボス15のフランジ15aの内
側に固定されている。クーリングファン17はテーパボ
ス15のフランジ15aの外側に固定されている。
【0007】次に図2と図3と図4とを用いてクーリン
グファン17の取付け構造について説明する。図2は、
クーリングファン17の取付け部の断面を拡大して示し
ている。図2に示すように、テーパボス15のフランジ
15aはリベット用の孔22を有し、外周面23が外側
に拡開する傾斜面に形成されている。フランジ15aの
内側にはマグネットロータ19がリベット21によって
固定されている。フランジ15aの外側にはクーリング
ファン17が嵌着されている。クーリングファン17の
内面にはフランジ15aに嵌着可能な凹部24が形成さ
れている。この凹部24はフランジ15aの外周面と係
合する傾斜面24aと、リベット21頭部と嵌合する嵌
合部24bとを有している。
グファン17の取付け構造について説明する。図2は、
クーリングファン17の取付け部の断面を拡大して示し
ている。図2に示すように、テーパボス15のフランジ
15aはリベット用の孔22を有し、外周面23が外側
に拡開する傾斜面に形成されている。フランジ15aの
内側にはマグネットロータ19がリベット21によって
固定されている。フランジ15aの外側にはクーリング
ファン17が嵌着されている。クーリングファン17の
内面にはフランジ15aに嵌着可能な凹部24が形成さ
れている。この凹部24はフランジ15aの外周面と係
合する傾斜面24aと、リベット21頭部と嵌合する嵌
合部24bとを有している。
【0008】図3は図1に示す矢印A−A方向に見たテ
ーパボス15とマグネットロータ19を示している。図
3に示すように、マグネットロータ19はテーパボス1
5のフランジ15aの内側に配置され、複数のリベット
21によって固定されている。これらリベット21はフ
ランジの中心からほぼ等しい距離に配置されている。フ
ランジ15aの外周面23は外側に拡開する傾斜面を有
している。
ーパボス15とマグネットロータ19を示している。図
3に示すように、マグネットロータ19はテーパボス1
5のフランジ15aの内側に配置され、複数のリベット
21によって固定されている。これらリベット21はフ
ランジの中心からほぼ等しい距離に配置されている。フ
ランジ15aの外周面23は外側に拡開する傾斜面を有
している。
【0009】これに対し、図4は図1に示す矢印B−B
方向に見たクーリングファン17を示している。図4に
示すように、クーリングファン17の内側には凹部24
が形成され、この凹部24はフランジ15aの外周面2
3と係合する傾斜面24aと、リベット21頭部と嵌合
する嵌合部24bとを有している。符号25はクーリン
グファン17のブレードを示している。
方向に見たクーリングファン17を示している。図4に
示すように、クーリングファン17の内側には凹部24
が形成され、この凹部24はフランジ15aの外周面2
3と係合する傾斜面24aと、リベット21頭部と嵌合
する嵌合部24bとを有している。符号25はクーリン
グファン17のブレードを示している。
【0010】次に上記構造に基づいて本発明の作用につ
いて以下に説明する。本発明の強制空冷エンジン1にク
ーリングファン17を取り付けるには、フランジ15a
に対してクーリングファン17を押圧してクーリングフ
ァン17の凹部24とフランジ15aとを嵌合させれば
良い。クーリングファン17を嵌合させた後は、フラン
ジの外周面23と凹部24の傾斜面24aとが係合して
クーリングファン17が脱落することがない。また、リ
ベット21の頭部と凹部24の嵌合孔24bとが係合す
ることによって、クーリングファン17とフランジ15
aは一体に回転し、エンジンブロック3を効率良く冷却
することができる。本発明によれば、クーリングファン
17を固定するために複数のボルトを締め付ける従来の
作業を省略することができ、組立て作業が容易である。
また、本発明によれば、クーリングファン17を取り付
けるボルトを省略することにより、安価な冷却装置を有
する強制空冷エンジンを得ることができる。
いて以下に説明する。本発明の強制空冷エンジン1にク
ーリングファン17を取り付けるには、フランジ15a
に対してクーリングファン17を押圧してクーリングフ
ァン17の凹部24とフランジ15aとを嵌合させれば
良い。クーリングファン17を嵌合させた後は、フラン
ジの外周面23と凹部24の傾斜面24aとが係合して
クーリングファン17が脱落することがない。また、リ
ベット21の頭部と凹部24の嵌合孔24bとが係合す
ることによって、クーリングファン17とフランジ15
aは一体に回転し、エンジンブロック3を効率良く冷却
することができる。本発明によれば、クーリングファン
17を固定するために複数のボルトを締め付ける従来の
作業を省略することができ、組立て作業が容易である。
また、本発明によれば、クーリングファン17を取り付
けるボルトを省略することにより、安価な冷却装置を有
する強制空冷エンジンを得ることができる。
【0011】図5は本発明の強制空冷エンジンの冷却装
置の異なる実施態様を示している。図1と同一部分に同
一符号を付した図5において、マグネットロータ19の
外周面にスタータ用ギア19aが形成されている。マグ
ネットロータ19の外周にスタータ用ギア19aが形成
されていることにより、図1に示したスタータギア14
を省略することができる。このことにより、より構造簡
単な強制空冷エンジンを得ることができる。
置の異なる実施態様を示している。図1と同一部分に同
一符号を付した図5において、マグネットロータ19の
外周面にスタータ用ギア19aが形成されている。マグ
ネットロータ19の外周にスタータ用ギア19aが形成
されていることにより、図1に示したスタータギア14
を省略することができる。このことにより、より構造簡
単な強制空冷エンジンを得ることができる。
【0012】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
による強制空冷エンジンの冷却装置は、テーパボスのフ
ランジの外周面が外側に拡開する傾斜面に形成され、か
つ、クーリングファン内面にフランジとリベットの頭部
と嵌合する凹部が形成されているので、フランジに対し
てクーリングファンを押圧することによってクーリング
ファンを迅速に取り付けることができる。また、クーリ
ングファンの取付後は、フランジとリベットとクランク
シャフトの凹部とが互いに係合することにより、クーリ
ングファンは脱落することがなく、かつ、効率良く冷却
を行うことができる。また、クーリングファンの固定用
のボルトを省略することができるので、安価かつ構造簡
単な冷却装置を有する強制空冷エンジンを得ることがで
きる。
による強制空冷エンジンの冷却装置は、テーパボスのフ
ランジの外周面が外側に拡開する傾斜面に形成され、か
つ、クーリングファン内面にフランジとリベットの頭部
と嵌合する凹部が形成されているので、フランジに対し
てクーリングファンを押圧することによってクーリング
ファンを迅速に取り付けることができる。また、クーリ
ングファンの取付後は、フランジとリベットとクランク
シャフトの凹部とが互いに係合することにより、クーリ
ングファンは脱落することがなく、かつ、効率良く冷却
を行うことができる。また、クーリングファンの固定用
のボルトを省略することができるので、安価かつ構造簡
単な冷却装置を有する強制空冷エンジンを得ることがで
きる。
【図1】本発明による冷却装置を有する強制空冷エンジ
ンを示した縦断面図。
ンを示した縦断面図。
【図2】クーリングファンの取付け部を拡大して示した
断面図。
断面図。
【図3】テーパボスとマグネットロータとを示した正面
図。
図。
【図4】クーリングファンを示した正面図。
【図5】他の実施態様による本発明の冷却装置を有する
強制空冷エンジンの縦断面図。
強制空冷エンジンの縦断面図。
【図6】従来の冷却装置を有する強制空冷エンジンを示
した縦断面図。
した縦断面図。
【符号の説明】 1 強制空冷エンジン 7 クランクシャフト 15 テーパボス 15a フランジ 16 スタータ用モータ 17 クーリングファン 19 マグネットロータ 21 リベット 23 フランジ外周面 24 凹部 24a 凹部傾斜面 24b 嵌合部
Claims (1)
- 【請求項1】強制空冷エンジンのクランクシャフトの一
端にフランジを有するテーパボスを固着し、リベットで
前記テーパボスのフランジの内側にスタータ用モータの
マグネットロータを固定し、前記テーパボスのフランジ
の外側にクーリングファンを固定した強制空冷エンジン
の冷却装置において、 前記テーパボスのフランジの外周面は外側に拡開する傾
斜面に形成され、前記クーリングファンの内面には凹部
が形成され、前記凹部はフランジの外周面と係合する傾
斜面と、前記リベットの頭部と嵌合する嵌合部とを有し
ていることを特徴とする強制空冷エンジンの冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4080929A JPH05278660A (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 強制空冷エンジンの冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4080929A JPH05278660A (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 強制空冷エンジンの冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05278660A true JPH05278660A (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=13732134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4080929A Pending JPH05278660A (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 強制空冷エンジンの冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05278660A (ja) |
-
1992
- 1992-04-02 JP JP4080929A patent/JPH05278660A/ja active Pending
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