JPH027240Y2 - - Google Patents

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JPH027240Y2
JPH027240Y2 JP6902983U JP6902983U JPH027240Y2 JP H027240 Y2 JPH027240 Y2 JP H027240Y2 JP 6902983 U JP6902983 U JP 6902983U JP 6902983 U JP6902983 U JP 6902983U JP H027240 Y2 JPH027240 Y2 JP H027240Y2
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JP
Japan
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engine
flywheel
output shaft
generator
rotor shaft
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JP6902983U
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JPS59174333U (ja
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、エンジンとゼネレータとの連結、及
びフアンを兼用したフライホイールの締結を改良
したエンジン駆動ゼネレータに関するものであ
る。
[従来の技術および考案が解決しようとする問題
点] 一般に、エンジンの出力軸とゼネレータとを直
結したエンジン駆動ゼネレータにあつては、実公
昭51−50929号公報、実開昭53−133011号公報及
び実開昭57−165072号公報に見られるように、エ
ンジンの出力軸をゼネレータ側に延出し、この延
出部にゼネレータのロータを軸着したものが知ら
れている。しかしながら、この連結構造では、エ
ンジン出力軸がかなり長尺となつてその形成、組
付が困難であり、又、このエンジン出力軸に直接
ゼネレータを組付けるので組付工数が煩雑となる
という不都合があつた。
さらに、エンジン駆動ゼネレータに冷却フアン
兼用のフライホイールを組付けるには、従来実開
昭53−133011号公報に見られるように、ゼネレー
タを組付けるエンジン出力軸に、キー及びボルト
によつて締結し取付け、或いはロータ駆動軸とエ
ンジン出力軸とを別体に形成して両者を連結した
ものにあつては、ロータ駆動軸にフライホイール
を圧入し取付けていた。しかしながら、前者にあ
つては、フライホイールの軸受ボスに径方向のね
じ孔を形成してボルトを螺入する必要があり、加
工工数、組付工数が多くなると共に、後者にあつ
てはフライホイールの取付位置に制約を受け好ま
しくなかつた。
本考案はこれらの事情に鑑みてなされたもの
で、フアン兼用のフライホイールのボスによりエ
ンジン出力軸とゼネレータのロータシヤフトとを
連結することによつて連結部の軸方向長さを短く
でき、又上記フライホイールボスのエンジン側及
びゼネレータ側内周面を、連結方向に向つて縮径
となるテーパ面に形成し、このエンジン側テーパ
状内周面とエンジン出力軸外周に形成したテーパ
面及びゼネレータ側テーパ状内周面とロータシヤ
フトの連結部外周に形成したテーパ面の2個所で
芯合せが行なえて、軸方向の2箇所で2点支持さ
れ、しかも前記ロータシヤフトを連結するための
アダプタシヤフトが不要で部品点数、加工工数及
び組付工数を低減でき、さらに前記フライホイー
ルのボス等連結部外周には径方向の突起がなく気
流の乱れが生じないようにしたエンジン駆動ゼネ
レータの連結装置を提供することを目的としてい
る。
又、本考案の他の目的は、フライホイールボス
のエンジン側及びゼネレータ側内周、並びにエン
ジン出力軸及びロータシヤフト外周が連結方向に
向つて縮径となる逆テーパに形成して締結効果を
大きくしたエンジン駆動ゼネレータの連結装置を
提供するにある。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するため本考案によるエンジン
駆動ゼネレータは、強制空冷エンジンの出力軸と
ゼネレータのロータシヤフトとを直結し、前記エ
ンジンとゼネレータとの間の直結部にフアン兼用
のフライホイールを軸着したものにおいて、前記
フライホイールボスのエンジン側及びゼネレータ
側内周面を孔中心を同一とし、かつ、両内周面を
直結方向(中心方向)に向つて縮径となるテーパ
面に形成し、該フライホイールボスの両テーパ状
内周面境界又はその近傍にナツト用空間を設けこ
の空間のエンジン側に座面を形成し、且つ前記エ
ンジン出力軸及びロータシヤフトの連結部外周を
連結方向に向つて縮径となるテーパ面に形成し
て、前記エンジン出力軸の連結部をフライホイー
ルボスのエンジン側に嵌入しその先端に有する雄
ねじ部をナツト用空間に挿入する一方ナツトを螺
合しフライホイールをエンジン出力軸に軸着する
と共に、ロータシヤフトの連結部をフライホイー
ルボスのゼネレータ側に嵌入する一方、前記ロー
タシヤフトの反エンジン側から挿入したボルト先
端をエンジン出力軸の連結部軸方向に有するねじ
孔に螺入してエンジン出力軸とロータシヤフトと
を互いに引き寄せフライホイールボスの両テーパ
面内周面に嵌合させ連結して構成されている。
[実施例] 以下図面を参照して本考案を具体的に説明す
る。
図面は本考案連結装置の一実施例を断面図にて
示している。この図において符号1は強制空冷エ
ンジン、2はゼネレータで、エンジン出力軸3に
ゼネレータ2の中空状ロータシヤフト4を連結し
たエンジン直結タイプのゼネレータを構成してい
る一方、前記連結部にフアン兼用のフライホイー
ル5を軸着している。前記フライホイール5はそ
のボス6のエンジン側及びゼネレータ側を連結方
向(中心方向)に向つて縮径となるテーパ状内周
面7,8に形成し、両内周面7,8の孔中心O−
Oを同一として連通させている一方、両テーパ状
内周面7,8の境界又はその近傍にナツト用空間
9を設け、且つこの空間9のエンジン側に座面1
0を形成している。又、前記エンジン出力軸3及
びロータシヤフト4の連結部11,12は、連結
方向に向つて縮径となり且つ前記テーパ状内周面
7,8に合致したテーパ面に形成されている。前
記エンジン出力軸3のテーパ状連結部11は、先
端にやや小径の雄ねじ部13を有していると共
に、端面から中途にかけた中心軸方向にねじ孔1
4を設けている。そして、エンジン出力軸3の連
結部11は、フライホイールボス6のエンジン側
テーパ状内周面7に嵌入されキー15によりキー
結合されており、その先端の雄ねじ部13をナツ
ト用空間9に挿入して該雄ねじ部13にワツシヤ
16を介してロツクナツト7を螺合・締結し雄ね
じ部13をボス6のテーパ状内周面7に引き寄せ
て嵌合させフライホイール5をエンジン出力軸3
に軸着している。又、前記ロータシヤフト4の連
結部12は、フライホイールボス6のゼネレータ
側テーパ状内周面8に嵌入されている一方、ロー
タシヤフト4の図示しない反エンジン側から挿入
したボルト18先端部を前記エンジン出力軸3の
ねじ孔14に螺入してエンジン出力軸3とロータ
シヤフト4とを互いに引き寄せ、そのテーパ状連
結部11,12をフライホイールボス6のテーパ
状内周面7,8に嵌合させ強固に連結するように
なつている。
尚、図中符号19はクランクケース、20はオ
イルシール、21はベアリング、22はブロアケ
ース、23はロータ、24はステータである。
このような構成では、エンジン出力軸3とロー
タシヤフト4とをフライホイール5を介して強固
に連結できる上に、ナツト17等が外部に表われ
ることがなくブロアケース22内の気流の乱れが
生じないものである。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によれば、エンジン
出力軸とロータシヤフトとを強固に連結でき、そ
の連結部の軸方向長さを短くできる上に、エンジ
ン出力軸とロータシヤフトとを軸方向の2箇所で
2点支持でき、しかも前記ロータシヤフトを連結
するためのアダプタシヤフトが不要で部品点数、
加工工数及び組付工数を低減でき、さらに前記フ
ライホイールのボス等連結部外周には径方向の突
起がなく気流の乱れが生じない効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案連結装置の一実施例を示す要部断
面図である。 1……強制空冷エンジン、2……ゼネレータ、
3……エンジン出力軸、4……ロータシヤフト、
5……フアン兼用フライホイール、6……ボス、
7……エンジン側テーパ状内周面、8……ゼネレ
ータ側テーパ状内周面、9……ナツト用空間、1
0……座面、11……エンジン出力軸の連結部、
12……ロータシヤフトの連結部、13……雄ね
じ部、14……ねじ孔、17……ナツト、18…
…ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 強制空冷エンジンの出力軸とゼネレータのロー
    タシヤフトとを直結し、前記エンジンとゼネレー
    タとの間の直結部にフアン兼用のフライホイール
    を軸着したものにおいて、前記フライホイールボ
    スのエンジン側及びゼネレータ側内周面を孔中心
    を同一とし、かつ、両内周面を連結方向(中心方
    向)に向つて縮径となるテーパ面に形成し、該フ
    ライホイールボスの両テーパ状内周面境界又はそ
    の近傍にナツト用空間を設けこの空間のエンジン
    側に座面を形成し、且つ前記エンジン出力軸及び
    ロータシヤフトの連結部外周を連結方向に向つて
    縮径となるテーパ面に形成して、前記エンジン出
    力軸の連結部をフライホイールボスのエンジン側
    に嵌入しその先端に有する雄ねじ部をナツト用空
    間に挿入する一方ナツトを螺合しフライホイール
    をエンジン出力軸に軸着すると共に、ロータシヤ
    フトの連結部をフライホイールボスのゼネレータ
    側に嵌入する一方前記ロータシヤフトの反エンジ
    ン側から挿入したボルト先端をエンジン出力軸の
    連結部軸方向に有するねじ孔に螺入してエンジン
    出力軸の連結部軸方向に有するねじ孔に螺入して
    エンジン出力軸とロータシヤフトとを互いに引き
    寄せフライホイールボスの両テーパ内周面に嵌合
    させ連結したことを特徴とするエンジン駆動ゼネ
    レータの連結装置。
JP6902983U 1983-05-09 1983-05-09 エンジン駆動ゼネレ−タの連結装置 Granted JPS59174333U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6902983U JPS59174333U (ja) 1983-05-09 1983-05-09 エンジン駆動ゼネレ−タの連結装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6902983U JPS59174333U (ja) 1983-05-09 1983-05-09 エンジン駆動ゼネレ−タの連結装置

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Publication Number Publication Date
JPS59174333U JPS59174333U (ja) 1984-11-21
JPH027240Y2 true JPH027240Y2 (ja) 1990-02-21

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ID=30199193

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JP6902983U Granted JPS59174333U (ja) 1983-05-09 1983-05-09 エンジン駆動ゼネレ−タの連結装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6017271B2 (ja) * 2012-11-09 2016-10-26 株式会社Cfcデザイン 軸部材の接続構造

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JPS59174333U (ja) 1984-11-21

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