JPH025111Y2 - - Google Patents

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JPH025111Y2
JPH025111Y2 JP19754983U JP19754983U JPH025111Y2 JP H025111 Y2 JPH025111 Y2 JP H025111Y2 JP 19754983 U JP19754983 U JP 19754983U JP 19754983 U JP19754983 U JP 19754983U JP H025111 Y2 JPH025111 Y2 JP H025111Y2
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JP
Japan
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shaft
bearings
gear
bearing
positive displacement
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JP19754983U
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JPS60107385U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の対象および利用分野〕 本考案は、ハウジングに各々ベアリングで2点
支持される2つのシヤフト、該ベアリング間で該
シヤフトに各々嵌合配置される2つのロータ、前
記ベアリングの一方の反ロータ側の前記シヤフト
端に前記一方のベアリングに隣接して嵌合配置さ
れる2つのギヤから成る2つのロータメンバを軸
平行に配置しかつ前記2つのギヤを同期作動なす
ように噛合わせた2軸式容積型圧縮機のギヤ嵌合
の改良に関するもにであり、一般にコンプレツ
サ、送風機更には自動車用内燃機関の過給機系に
利用される。
〔従来技術〕 2軸式容積型圧縮機の従来技術として第1図に
示すものがある。これは、ハウジング1にベアリ
ング6a,6b,6c,6dで2点支持される2
つのシヤフト5a,5bにロータ7a,7b、ギ
ヤ10a,10bを嵌合し、各シヤフト5a,5
b、ロータ7a,7b、ギヤ10a,10bをナ
ツト11a,11bで止める構造のものである。
シヤフト5a,5bは平行に配置され、ギヤ10
a,10bは同期作動なすよう噛合わされてい
る。今、ギヤ10aの取付部を第2図に拡大し説
明すると、ギヤ10aはBの長さのスリーブ14
aを有し、ベアリング6aのインナレース側に当
接している。
〔従来技術の問題点及びその技術的分析〕
この従来技術のものは、シヤフト5a(シヤフ
ト5bに関しても構成作用は同じであるので、以
下5a側に対して説明する。)はベアリング6a,
6cによつて2点支持されているためベアリング
幅Aはもつと短かくても本来の支持機能は果すこ
とができる。しかしロータ作動容量からベアリン
グの容量が決定されるため、実際上Aという幅に
ならざるを得ない。一方、ギヤ10aのスリーブ
14aの幅Bは、ギヤ10aが振れないよう、ま
たトルク強度上必要なものである。しかしながら
単に両者を組付けるとA+Bという寸法が必要と
なり、これを内装するハウジング1もシヤフトの
軸方向長さの大きなものとなる、という問題点が
ある。
〔技術的課題〕
そこで本考案は、シヤフトの枢支機能を低下さ
せることもなく、またギヤの振れを大きくしたり
トルク強度を低下させることもなく、ハウジング
の軸方向長さを小さくすることを、その技術的課
題とするものである。
〔技術的手段およびその作用〕
上記技術的課題を解決するために講じた技術的
手段は、一方のベアリングのインナレース内周側
にギヤのシヤフト嵌合スリーブを一部嵌入するこ
とである。これによりベアリングは従来の大きさ
で枢支機能を満し、またギヤは従来のスリーブの
幅が確保でき、振れ増加、トルク強度の低下がな
く上記嵌入長さだけ軸方向長さを小さくできる。
〔本考案によつて生じた特有の効果〕
本考案では、ギヤのシヤフト嵌合部をベアリン
グインナーレースの内周側にまで嵌入させている
ので、容積型圧縮機本体の外部に向けて突出する
ことなくギヤのボス部の軸方向寸法を大きくと
れ、ギヤのたおれを防止できる。
従来では、ギヤのたおれを防止するために、シ
ヤフト及びギヤのボス部寸法を容積型圧縮機本体
の外部に向けて突出して長くする必要があり、こ
のためにエンジン搭載時に他部品との干渉が問題
となる。
本考案では、上記したように容積型圧縮機本体
を大きくすることなく、むしろコストアツプする
ことなく小型化が可能となる。
〔実施例〕
以下、上記技術的手段の一実施例について第3
図で説明する。
ハウジング101にはベアリング106が嵌め
られシヤフト105を支持し、該シヤフト105
の先端部は段105aがあり、ベアリング106
と空間115を有している。シヤフト105とベ
アリング106との嵌合長さは支持機能を果たす
長さDを確保している。ギヤ110のスリーブ1
14は段114aを有し、先端が前記空間115
に挿入される。スリーブ114の段114aの端
部はベアリング106のインナレースに当接し、
ナツト111で締結されている。ベアリング10
6の幅をA、スリーブ114の幅をB、スリーブ
の段114aの幅をCとすると組付け時の寸法は
A+B−Cとなり、幅方向長さをCだけ短くでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の基礎となる従来技術の断面
図、第2図は第1図のE部分拡大図、第3図は本
考案の一実施例図である。 図中、5a,105……シヤフト、6a,10
6……ベアリング、10a,110……ギヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジングに各々ベアリングで2点支持される
    2つのシヤフト、該ベアリング間でシヤフトに
    各々嵌合配置される2つのロータ、前記ベアリン
    グの一方の反ロータ側の前記シヤフト端に前記一
    方のベアリングに隣接して嵌合配置される2つの
    ギヤから成る2つのロータメンバを軸平行に配置
    しかつ前記2つのギヤを同期作動なすよう噛合わ
    せた2軸式容積型圧縮機において、前記一方のベ
    アリングのインナレース内周側に前記ギヤの前記
    シヤフト嵌合スリーブが一部嵌入してなる2軸式
    容積型圧縮機。
JP19754983U 1983-12-22 1983-12-22 2軸式容積型圧縮機 Granted JPS60107385U (ja)

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JP19754983U JPS60107385U (ja) 1983-12-22 1983-12-22 2軸式容積型圧縮機

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JP19754983U JPS60107385U (ja) 1983-12-22 1983-12-22 2軸式容積型圧縮機

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Publication Number Publication Date
JPS60107385U JPS60107385U (ja) 1985-07-22
JPH025111Y2 true JPH025111Y2 (ja) 1990-02-07

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JP19754983U Granted JPS60107385U (ja) 1983-12-22 1983-12-22 2軸式容積型圧縮機

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JPS60107385U (ja) 1985-07-22

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