JP3272224B2 - 自転車用ハブダイナモ - Google Patents

自転車用ハブダイナモ

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JP3272224B2
JP3272224B2 JP31587795A JP31587795A JP3272224B2 JP 3272224 B2 JP3272224 B2 JP 3272224B2 JP 31587795 A JP31587795 A JP 31587795A JP 31587795 A JP31587795 A JP 31587795A JP 3272224 B2 JP3272224 B2 JP 3272224B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車用の発電機
である自転車用ハブダイナモに関する。
【0002】
【従来の技術】自転車用のハブに発電機を内蔵した自転
車用ハブダイナモとしては、例えば実公昭57−495
84号公報に記載されているものがある。
【0003】これを第4図を用いて説明すると、シャフ
ト41には、発電機の固定側ステータであるコイル48
がプレート47によって固定され、発電機の回転側ロー
タであるマグネット45が非磁性ハブドラム44に固着
され、また、ハブドラム44はハブ本体43に固着され
ている。発電機の固定側はプレート47とコイル48で
構成され、発電機の回転側はハブ本体43、ハブドラム
44及びマグネット45で構成されている。
【0004】そして、発電機の固定側と回転側とはベア
リング42を介して結合されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の自転車用発電機
においては、発電機の固定側とシャフトの固定、発電機
の回転側とベアリングの固定及びベアリングとシャフト
の固定については考慮されていなかった。
【0006】そのため、固定側、シャフト、ベアリング
及び回転側と分離しているため、部品がバラバラとな
り、特に組み立て時にベアリングとシャフトが抜け落ち
るという問題があった。
【0007】そこで、本発明はベアリングとシャフトが
抜け落ちることを防止した自転車用ハブダイナモを提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の自転車用ハブダ
イナモは、発電機のステータが固着されたシャフトに、
ダイナモケースキャップの内側に圧入された一方のベア
リングを固定し、マグネットが固着された発電機のロー
タであるダイナモケースとフランジとの間に他方のベア
リングを挟持固定し、前記ダイナモケースキャップが取
り付けられたシャフトを前記他方のベアリングに固着す
ることによって、前記ベアリングを介して前記ダイナモ
ケースキャップが取り付けられたシャフトを前記ダイナ
モケース及びフランジに結合したことを特徴とする。
【0009】このように、発電機の回転側であるダイナ
モケースとフランジの間にベアリングを挾み込むことに
より、ダイナモケースがフランジに固着されると同時に
ベアリングも固定されるので、ベアリングの抜けが防止
でき、このベアリングに発電機の固定側であるシャフト
をナットで固定することで、簡単に組み立てが行える。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を第1図から
第3図を用いて説明する。
【0011】第1図は、本発明の自転車用発電機である
ハブダイナモが組み込まれた自転車の前車輪を正面から
見た断面図である。
【0012】前車輪のタイヤのリムと連結された右側の
スポーク1は円形のフランジ3と連結され、左側のスポ
ーク2はダイナモケース4と連結されている。
【0013】フランジ3の中心凹部にはベアリング5が
圧入されると共に、ベアリング5のアウターライナー5
aはフランジ3とダイナモケース4とがリベット8で固
着されることにより抜け落ちないように挟持されてい
る。また、ベアリング5のインナーライナー5bは、一
体型スリーブ9のベアリング嵌合部9aに嵌着し、段部
10とワッシャ11を介したナット12で狭持されてい
る。
【0014】一体型スリーブ9は、全長に亘ってネジが
切られたシャフト13の所定の位置にアルミ材を用いて
ダイキャストインサート成型により一体的に形成された
もので、シャフト13上に強固に固定保持されている。
この一体型スリーブ9は、硬質樹脂成型によりシャフト
13上に一体成形することも可能である。
【0015】その一体型スリーブ9の外周面には、ハブ
ダイナモの固定側ステータのコイル14、コイルボビン
15及び鉄芯16がリベット17で固着されている。ま
た、一体型スリーブ9のベアリング嵌合部9bには、ベ
アリング19のインナーライナー19bが嵌着し、一体
型スリーブ9の段部18とワッシャ20及びハブダイナ
モの出力を取り出す端子21が設けられた絶縁性の端子
板を介在させてナット22とにより狭持されている。
【0016】ベアリング19のアウターライナー19a
は円形のダイナモケースキャップ23の中心凹部に圧入
され、固定されている。
【0017】ダイナモケースキャップ23の周縁部はダ
イナモケース4に圧入されて嵌合固定されている。
【0018】ダイナモケース4とダイナモケースキャッ
プ23はハブダイナモの回転側ロータであり、深絞りの
プレス加工により成形された鉄製のダイナモケース4の
内側にはマグネット24が固着され、鉄製のダイナモケ
ース4がマグネット24の磁気回路を構成するヨークを
兼用している。
【0019】なお、フォーク25は自転車の本体に連絡
され、ボルト26でシャフト13に固定されている。
【0020】第2図は、本発明の自転車用発電機である
ハブダイナモの要部分解断面図で、ダイナモケースキャ
ップ23がダイナモケース4に圧入される以前の状態を
示している。
【0021】全長に亘ってネジが切られたシャフト13
の所定の位置に一体的にベアリング嵌合部9a、9b、
段部10、18を設けた一体型スリーブ9を形成し、そ
の一体型スリーブ9の外周面上に、コイル14、コイル
ボビン15及び鉄芯16からなる発電機のステータをリ
ベット17で固着する。
【0022】次いで、ダイナモケースキャップ23の中
心凹部にベアリング19のアウターライナー19aを圧
入し、一体型スリーブ9のベアリング嵌合部9bにベア
リング19のインナーライナー19bを段部18に当接
するまで圧入、嵌着する。次に、ワッシャ20、端子2
1を備えた絶縁性の端子板を挿入介在させて、ナット2
2で締め付け段部18との間にベアリング19を狭持す
る。
【0023】このナット22の段部18への締め付けに
よって、ベアリング19のインナーライナー19bと一
体型スリーブ9がシャフト13に固定され、ハブダイナ
モの固定側が一体的に構成される。
【0024】ハブダイナモの回転側は、ベアリング5の
アウターライナー5aがフランジ3とダイナモケース4
に挟持され、リベット8で固定されることにより一体的
に構成される。
【0025】この一体的に構成されたハブダイナモの回
転側第2図右側と固定側第2図左側を結合させるため、
固定側を構成する一体型スリーブ9のベアリング嵌合部
9aを回転側を構成するベアリング5のインナーライナ
ー5bに段部10が当接するまで圧入嵌合し、ワッシャ
11を介したナット12で一体に締め付け結合する。こ
のとき、ダイナモケースキャップ23はハブダイナモの
回転側であるダイナモケース4に圧入する。これによ
り、第1図に示されるハブダイナモが構成される。
【0026】第3図は、本発明の自転車用発電機である
ハブダイナモをフランジ3から見た側面図であって、フ
ランジ3はリベット8でダイナモケース4に固着されと
共に、シャフト13はナット12で固着されている。な
お、孔26にはスポーク1が挿入結合される。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ダイナモ
ケースとフランジとの間にベアリングを挾み込み固定
し、そのベアリングにシャフトを固定するようにしたの
で、ベアリングとシャフトの抜け止めをすることが出来
ると共に、発電機であるハブダイナモの固定側と回転側
とを分離して組み立てることができ、組み立て工程が簡
素化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自転車用発電機であるハブダイナモの
正面断面図。
【図2】本発明の自転車用発電機であるハブダイナモの
要部分解断面図。
【図3】本発明の自転車用発電機であるハブダイナモの
右側面図。
【図4】従来の自転車用ハブダイナモの側断面図。
【符号の説明】
3…フランジ 4…ダイナモケース 5…ベアリング 8…リベット 9…一体型スリーブ 11…ワッシャ 12…ナット 13…シャフト 14…コイル 19…ベアリング 22…ナット 23…ダイナモケースキャップ 24…マグネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62J 6/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自転車のハブに発電機を内蔵した自転車
    用ハブダイナモにおいて、 発電機のステータが固着されたシャフトに、ダイナモケ
    ースキャップの内側に圧入された一方のベアリングを固
    定し、マグネットが固着された発電機のロータであるダ
    イナモケースとフランジとの間に他方のベアリングを挟
    持固定し、前記ダイナモケースキャップが取り付けられ
    たシャフトを前記他方のベアリングに固着することによ
    って、前記他方のベアリングを介して前記ダイナモケー
    スキャップが取り付けられたシャフトを前記ダイナモケ
    ース及びフランジに結合したことを特徴とする自転車用
    ハブダイナモ。
JP31587795A 1995-11-10 1995-11-10 自転車用ハブダイナモ Expired - Fee Related JP3272224B2 (ja)

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