JPH05278542A - シートバック保持構造 - Google Patents

シートバック保持構造

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JPH05278542A
JPH05278542A JP8247392A JP8247392A JPH05278542A JP H05278542 A JPH05278542 A JP H05278542A JP 8247392 A JP8247392 A JP 8247392A JP 8247392 A JP8247392 A JP 8247392A JP H05278542 A JPH05278542 A JP H05278542A
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JP
Japan
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seat back
vehicle
seat
holding
occupant
Prior art date
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JP8247392A
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English (en)
Inventor
Shuichi Ishimoto
修一 石本
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 乗員の邪魔にならず、車両急減速時にシート
バックを乗員着座位置近傍に確実に保持することができ
るシートバック保持構造を得る。 【構成】 サイドドア16のドアトリム18の上下方向
略中央部には、車幅方向内側へ向けてアームレスト20
が突出されており、アームレスト20の突出部21の後
端部21Aの位置は、シートバック14の乗員着座位置
より若干前方にある。また、センターコンソール24の
上端部には、車幅方向外側へ向けて突出部26が形成さ
れており、シートバック14が前方へ揺動した場合に、
シートバック14の車幅方向外側端部14Aがアームレ
スト20の突出部21の後端部21Aと当接すると同時
に、シートバック14の車幅方向内側端部14Bがセン
ターコンソール24の突出部26の後端部26Aに当接
するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シートバック保持構造
に係り、特に、車両急減速時にシートバックを乗員着座
位置近傍に保持するシートバック保持構造に関する。
【0002】
【従来技術】従来、シートベルトのアンカ部をシートに
設けたベルトシステムをリクライニングシートに適用し
た車両用シートの一例が特開昭60−21710号公報
に開示されている。
【0003】図11に示される如く、この車両用シート
70では、シートクッション72にシートバック74が
回動可能に連結されており、所謂リクライニング機構と
されている。シートバック74の背面には、リトラクタ
73が固定されており、このリトラクタ73から伸びる
シートベルト75が、シートバック74の上端部に形成
されたベルト引出し口77内を通過している。また、シ
ートクッション72の側部72Aとシートバック74の
側部74Aとには、2本の剛性パイプ76、78からな
る伸縮可能な補強ロッド80の両端部80A、80Bが
連結されている。また、図12に示される如く、剛性パ
イプ78には、長手方向に沿って複数の孔82が形成さ
れており、他方の剛性パイプ76には、剛性パイプ78
の孔82に対して嵌脱可能とされた係合部材84と、図
11に示されるアジャスターレバー86の操作によっ
て、係合部材84と孔82との係合を解除する連結部材
88とが設けられている。
【0004】従って、車両急減速時に、乗員とともにシ
ートベルト75が車体前方へ移動しシートバック74が
前方へ倒れようとするが、補強ロッド80によって、シ
ートバック74は図11に示す乗員着座位置近傍に保持
されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このシ
ートバック保持構造にあっては、補強ロッド80によっ
て、シートクッション72の側部72Aとシートバック
74の側部74Aとが、常時連結された状態となってい
る。このため、この補強ロッド80が乗員の腰、腕等の
移動の邪魔となる。
【0006】また、シートベルトのアンカ部をシートに
設けたベルトシステムを使用していない通常のシートに
おいても、車両急減速時に、後部座席の乗員によって、
シートバックが前方へ押圧される恐れが有るため、車両
急減速時にシートバックを乗員着座位置近傍に保持する
機構が必要である。
【0007】本発明は上記事実を考慮し、乗員の邪魔に
ならず、車両急減速時にシートバックを乗員着座位置近
傍に確実に保持することができるシートバック保持構造
を得ることが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
シートバック保持構造は、ボデー又はシートバックに設
けられ、シートバックが乗員着座位置から所定角度前方
へ揺動した場合にシートバック又はボデーと当接しシー
トバックを乗員着座位置近傍に保持する保持手段を備え
たことを特徴としている。
【0009】また、本発明の請求項2記載のシートバッ
ク保持構造は、シートバックの側部又はシートバックの
乗員着座位置から前方の位置となるボデーに格納位置か
ら突出位置へ移動可能に設けられ突出位置でボデー又は
シートバックと当接しシートバックを乗員着座位置近傍
に保持する保持手段と、所定値以上の車両の急減速状態
を検出する減速度検出手段と、この減速度検出手段が所
定値以上の車両の急減速状態を検出した場合に前記保持
手段を格納位置から突出位置へ移動する駆動手段と、を
備えたことを特徴としている。
【0010】
【作用】本発明の請求項1記載のシートバック保持構造
では、車両急減速時にシートバックが乗員着座位置から
所定角度前方へ揺動すると、シートバック又はボデーに
設けられた保持手段が、ボデー又はシートバックと当接
しシートバックを乗員着座位置近傍に保持する。このた
め、後部座席に着座した乗員によって、シートバックが
前方に押圧された場合にも、保持手段によってシートバ
ックを乗員着座位置近傍に確実に保持することができ
る。また、従来構造の様にロッドが乗員の腰、腕等の移
動の邪魔となることもない。
【0011】また、本発明の請求項2記載のシートバッ
ク保持構造では、車両急減速時に、減速度検出手段によ
って、所定値以上の車両の急減速状態が検出されると、
駆動手段によってシートバックの側部又はシートバック
の乗員着座位置から前方の位置となるボデーに格納位置
から突出位置へ移動可能に設けられ保持手段が突出位置
となる。これによって、保持手段がボデー又はシートバ
ックと当接しシートバックを乗員着座位置近傍に保持す
る。このため、後部座席に着座した乗員によって、シー
トバックが前方に押圧された場合にも、シートバックを
乗員着座位置近傍に確実に保持することができる。ま
た、従来構造の様にロッドが乗員の腰、腕等の移動の邪
魔となることもない。さらに、通常状態では、保持手段
が格納位置となっているため、車室内を広くすることが
できるとともに、シートバックを前方へ倒すことが可能
となる。
【0012】
【実施例】本発明のシートバック保持構造の第1実施例
について図1〜図3に従って説明する。なお、図中矢印
FRは車体前方方向を、矢印UPは車体上方方向を、矢
印INは車幅内方方向を示す。
【0013】図2に示される如く、本実施例の車両用シ
ート10は、シートクッション12とシートバック14
とを備えており、シートクッション12は図示しないシ
ートスライド装置によって、車両のフロアへ支持され、
車両前後方向へ移動可能となっている。一方、シートバ
ック14の下端部はシートクッション12の後端部に回
転可能に連結されており、リクライニング可能となって
いる。また、シートクッション12はクッションフレー
ムの周りに取付けられたクッション材及び表皮を備えた
構造となっている。
【0014】図1に示される如く、シートバック14
は、バックフレーム15とバックフレーム15の周りに
取付けられたクッション材及び表皮とを備えた構造とな
っている。
【0015】図3に示される如く、サイドドア16の車
室側には、ドアトリム18が配設されている。ドアトリ
ム18の上下方向略中央部には、車幅方向内側へ向けて
アームレスト20が突出されている。このアームレスト
20の車幅方向内側端部はさらに車幅方向内側へ突出さ
れ保持手段としての突出部21とされており、この突出
部21は、シートバック14の車幅方向外側端部14A
の前方に突出している。
【0016】図2に示される如く、アームレスト20の
突出部21の後端部21Aの位置は、シートバック14
の乗員着座位置(図2の実線の位置)より若干前方にあ
り、シートバック14が前方へ角度θ揺動した場合に、
シートバック14の車幅方向外側端部14Aが突出部2
1の後端部21Aに当接するようになっている。
【0017】図3に示される如く、フロアパン22の車
幅方向中央部には、上方へ向けてセンターコンソール2
4が突出されている。センターコンソール24の上端部
には、車幅方向外側へ向けて保持手段としての突出部2
6が形成されており、この突出部26は、シートバック
14の車幅方向内側端部14Bの前方に突出している。
【0018】図1に示される如く、センターコンソール
24の突出部26の後端部26Aの位置は、アームレス
ト20の突出部21の後端部21Aの位置と対向してお
り、シートバック14が前方へ揺動した場合に、シート
バック14の車幅方向外側端部14Aがアームレスト2
0の突出部21の後端部21Aと当接すると同時に、シ
ートバック14の車幅方向内側端部14Bがセンターコ
ンソール24の突出部26の後端部26Aに当接するよ
うになっている。なお、図1及び図3の破線は各部材の
フレームを示している。
【0019】次に本実施例の作用を説明する。本実施例
のシートバック保持構造では、車両急減速時にシートバ
ック14が乗員着座位置(図2の実線の位置)から所定
角度θ以上前方へ揺動すると、シートバック14の車幅
方向外側端部14Aが、アームレスト20の突出部21
の後端部21Aと当接すると同時に、シートバック14
の車幅方向内側端部14Bがセンターコンソール24の
突出部26の後端部26Aに当接する。従って、シート
バック14を乗員着座位置近傍(図2の想像線の位置)
に保持することができる。このため、後部座席に着座し
た乗員によって、シートバック14が前方に押圧された
場合にも、保持手段としてのアームレスト20の突出部
21とセンターコンソール24の突出部26とによって
シートバック14を乗員着座位置近傍に確実に保持する
ことができる。また、従来構造の様にロッドが乗員の
腰、腕等の移動の邪魔となることもない。
【0020】次に、本発明のシートバック保持構造の第
2実施例について図4に従って説明する。なお、第1実
施例と同一部材については同一符号を付してその説明を
省略する。
【0021】図4に示される如く、本実施例では第1実
施例のアームレスト20の突出部21(図1参照)に代
えてシートバック14の外側壁部14Cが、車幅方向外
側へ突出され保持手段としての突出部28が形成されて
おり、この突出部28が、アームレスト20の後端部2
0Aと当接するようになっている。
【0022】従って、本実施例においても、第1実施例
と同様な効果が得られる。また、センターコンソール2
4の突出部26に代えて、図4の想像線で示される如
く、シートバック14の内側壁部14Dの上部を車幅方
向内側へ突出し、保持手段としての突出部30としても
良く、この突出部30が、センターコンソール24の後
端部24Aと当接するようにしても良い。
【0023】次に、本発明のシートバック保持構造の第
3実施例について図5に従って説明する。なお、第1実
施例と同一部材については同一符号を付してその説明を
省略する。
【0024】図5に示される如く、本実施例では第1実
施例のアームレスト20の突出部21(図1参照)に代
えてシートバック14の外側壁部14Cに、前方へ向け
てL字状に屈曲した保持手段としての突起32が設けら
れている。一方、アームレスト20の後端部には、車体
前方へ向けて凹部34が形成されており、シートバック
14が乗員着座位置(図2の実線の位置)から所定角度
θ以上前方へ揺動すると、突起32が凹部34に係合す
るようになっている。従って、本実施例においても、第
1実施例と同様な効果が得られる。
【0025】次に、本発明のシートバック保持構造の第
4実施例について図6〜図9に従って説明する。なお、
第1実施例と同一部材については同一符号を付してその
説明を省略する。
【0026】図7に示される如く、シートバック14の
バックフレーム15の上下方向略中央部には、円柱状と
された横方向フレーム42が設けられている。図8に示
される如く、この横方向フレーム42の両端部42Aは
それぞれ、バックフレーム40の側部40Aにリング状
のシール材44を挟んで当接されており、ボルト46に
よって固定されている。
【0027】横方向フレーム42の両端部42Aには、
円筒状の凹部48が形成されており、この凹部48の開
口側端部は、小径部48Aとされており、バックフレー
ム40の側部40Aには、この小径部48Aと略同径の
円孔50が穿設されている。凹部48内には、保持手段
としてのピン52が格納位置(図8の位置)から突出位
置(図9の位置)へ移動可能に挿入されており、突出位
置となった場合には、先端部52Aが、バックフレーム
40の側部40Aから突出し、図6に示される如く、シ
ートバック14の外側壁部14Cと内側壁部14Dとか
ら突出するようになっている。この時、図9に示される
如く、ピン52の後端部に設けられたつば部52Bが、
小径部48Aと当接しており、ピン52の抜けが防止さ
れている。
【0028】図6に示される如く、ピン52がシートバ
ック14の外側壁部14Cと内側壁部14Dとから突出
すると、シートバック14が乗員着座位置(図2の実線
の位置)から所定角度θ以上前方へ揺動した場合に、こ
れらのピン52がアームレスト20の後端部20Aと当
接するとともに、センターコンソール24の後端部24
Aに当接するようになっている。
【0029】図8に示される如く、横方向フレーム42
の凹部48の底部には、連通孔48Bで連結された小室
48Cが形成されており、この小室48C内には、駆動
手段としての周知のガス発生材53が充填されている。
このガス発生材53には、横方向フレーム42を貫通し
た電極54が当接しており、電極54が通電されると、
ガス発生材53が発火し、発生したガス圧によって、ピ
ン52が図9の左方(図9の矢印A方向)へ移動するよ
うになっている。
【0030】図6に示される如く、電極54は電線56
によって、制御回路58に接続されており、制御回路5
8は、車体の一部、例えばバンパに設けられた減速度検
出手段としての減速度センサ60に接続れている。従っ
て、減速度センサ60が所定値以上の車両の急減速状態
を検出した場合には、制御回路58によって、電極54
が通電されるようになっている。
【0031】次に、本実施例に作用を説明する。本実施
例のシートバック保持構造では、車両急減速時に、減速
度センサ60が所定値以上の車両の急減速状態を検出し
た場合には、制御回路58によって、電極54が通電さ
れる。これによって、ガス発生材53が発火し、発生し
たガス圧によって、ピン52が格納位置から図9の矢印
A方向へ移動し突出位置となり、シートバック14の外
側壁部14Cと内側壁部14Dとから突出する。この状
態でシートバック14が乗員着座位置(図2の実線の位
置)から所定角度θ以上前方へ揺動すると、これらのピ
ン52がアームレスト20の後端部20Aと当接すると
ともに、センターコンソール24の後端部24Aに当接
する。
【0032】従って、シートバック14を乗員着座位置
近傍(図2の想像線の位置)に保持することができる。
このため、後部座席に着座した乗員によって、シートバ
ック14が前方に押圧された場合にも、シートバック1
4を乗員着座位置近傍に確実に保持することができる。
また、従来構造の様にロッドが乗員の腰、腕等の移動の
邪魔となることもない。
【0033】さらに、通常状態では、ピン52が格納位
置となっているため、車室内を広くすることができると
ともに、シートバック14を前方へ倒すことが可能とな
る。
【0034】次に、本発明のシートバック保持構造の第
5実施例について図10に従って説明する。なお、第4
実施例と同一部材については同一符号を付してその説明
を省略する。
【0035】図10に示される如く、本実施例は、第4
実施例のピン52の突出構造を用いて、アームレスト2
0の後端部20Aと、センターコンソール24の後端部
24Aとをシートバック14の前方へ突出させるもので
ある。
【0036】即ち、アームレスト20は前端部20Bは
軸62によって軸支されており、アームレスト20は軸
62を回転中心として図10の反時計回転方向(図10
の矢印B方向)へ回転可能とされている。また、アーム
レスト20の車幅方向外側部には、サイドドア16内に
内蔵された、ピン52が当接しており、このピン52は
ガス発生材53の発生したガス圧によってアームレスト
20を図10の矢印B方向へ回転させるようになってい
る。
【0037】同様に、センターコンソール24の前端部
24Bは軸64よって軸支されており、センターコンソ
ール24は軸64を回転中心として図10の時計回転方
向方向(図10の矢印C方向)へ回転可能とされてい
る。また、センターコンソール24の車幅方向内側部に
は、ピン52が当接しており、このピン52はガス発生
材53の発生したガス圧によってセンターコンソール2
4を図10の矢印C方向へ回転させるようになってい
る。
【0038】従って、車両急減速時に、減速度センサ6
0が所定値以上の車両の急減速状態を検出した場合に
は、制御回路58によって、電極54が通電される。こ
れによって、ガス発生材53が発火し、発生したガス圧
によって、ピン52がアームレスト20を図10の矢印
B方向へ回転させるとともに、センターコンソール24
を図10の矢印C方向へ回転させる。この状態でシート
バック14が乗員着座位置(図2の実線の位置)から所
定角度θ以上前方へ揺動すると、シートバック14がア
ームレスト20の後端部20Aと、センターコンソール
24の後端部24Aとに当接する。
【0039】従って、本実施例においても、第4実施例
と同様な効果が得られる。
【0040】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のシートバック保
持構造は、ボデー又はシートバックに設けられ、シート
バックが乗員着座位置から所定角度前方へ揺動した場合
にシートバック又はボデーと当接しシートバックを乗員
着座位置近傍に保持する保持手段を備えた構成としたた
め、保持手段によってシートバックを乗員着座位置近傍
に確実に保持することができるという優れた効果を有す
る。また、従来構造の様にロッドが乗員の腰、腕等の移
動の邪魔となることもない。
【0041】また、本発明の請求項2記載のシートバッ
ク保持構造は、シートバックの側部又はシートバックの
乗員着座位置から前方の位置となるボデーに格納位置か
ら突出位置へ移動可能に設けられ突出位置でボデー又は
シートバックと当接しシートバックを乗員着座位置近傍
に保持する保持手段と、所定値以上の車両の急減速状態
を検出する減速度検出手段と、この減速度検出手段が所
定値以上の車両の急減速状態を検出した場合に保持手段
を格納位置から突出位置へ移動する駆動手段と、を備え
た構成としたため、保持手段によってシートバックを乗
員着座位置近傍に確実に保持することができるという優
れた効果を有する。また、従来構造の様にロッドが乗員
の腰、腕等の移動の邪魔となることもない。さらに、通
常状態では、保持手段が突出状態となっていないため、
車室内を広くすることができるとともに、シートバック
を前方へ倒すことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のシートバック保持構造を
示す平面図である。
【図2】本発明の第1実施例のシートバック保持構造を
示す側面図である。
【図3】本発明の第1実施例のシートバック保持構造を
示す正面図である。
【図4】本発明の第2実施例のシートバック保持構造を
示す平面図である。
【図5】本発明の第3実施例のシートバック保持構造を
示す平面図である。
【図6】本発明の第4実施例のシートバック保持構造を
示す平面図である。
【図7】本発明の第4実施例のシートバック保持構造の
シートバックを示す斜め前方から見た斜視図である。
【図8】図7の8−8線断面図である。
【図9】図8の動作説明図である。
【図10】本発明の第5実施例のシートバック保持構造
を示す平面図である。
【図11】従来例のシートバック保持構造を示す斜め前
方から見た斜視図である。
【図12】図11の12−12線断面図である。
【符号の説明】
10 車両用シート 14 シートバック 20 アームレスト 21 突出部(保持手段) 24 センターコンソール 26 突出部(保持手段) 28 突出部(保持手段) 30 突出部(保持手段) 32 突起(保持手段) 34 凹部 42 横方向フレーム 52 ピン(保持手段) 53 ガス発生材(駆動手段) 60 減速度センサ(減速度検出手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボデー又はシートバックに設けられ、シ
    ートバックが乗員着座位置から所定角度前方へ揺動した
    場合にシートバック又はボデーと当接しシートバックを
    乗員着座位置近傍に保持する保持手段を備えたことを特
    徴とするシートバック保持構造。
  2. 【請求項2】 シートバックの側部又はシートバックの
    乗員着座位置から前方の位置となるボデーに格納位置か
    ら突出位置へ移動可能に設けられ突出位置でボデー又は
    シートバックと当接しシートバックを乗員着座位置近傍
    に保持する保持手段と、所定値以上の車両の急減速状態
    を検出する減速度検出手段と、この減速度検出手段が所
    定値以上の車両の急減速状態を検出した場合に前記保持
    手段を格納位置から突出位置へ移動する駆動手段と、を
    備えたことを特徴とするシートバック保持構造。
JP8247392A 1992-04-03 1992-04-03 シートバック保持構造 Pending JPH05278542A (ja)

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JP8247392A JPH05278542A (ja) 1992-04-03 1992-04-03 シートバック保持構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006290117A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Nissan Motor Co Ltd 車両用シートの補強構造および補強方法
ES2804620A1 (es) * 2019-08-06 2021-02-08 Seat Sa Consola central para un vehículo

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JP2006290117A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Nissan Motor Co Ltd 車両用シートの補強構造および補強方法
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