JPH078052U - 車両用リヤシート - Google Patents
車両用リヤシートInfo
- Publication number
- JPH078052U JPH078052U JP3836593U JP3836593U JPH078052U JP H078052 U JPH078052 U JP H078052U JP 3836593 U JP3836593 U JP 3836593U JP 3836593 U JP3836593 U JP 3836593U JP H078052 U JPH078052 U JP H078052U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rear seat
- side portion
- vehicle
- seat cushion
- rocker panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 必要に応じてリヤシートクッションのサイド
部をリヤドアの開放部におけるロッカーパネル上に位置
させ、そこに腰を乗せることによりリヤシートに対する
乗降性をよくする。 【構成】 車両用リヤシートにおいて、リヤシートクッ
ション12とそのサイド部14とが別体に構成され、こ
のサイド部14が車内の正規の位置からリヤドアの開放
部20におけるロッカーパネル24の位置まで車体のフ
ロアに沿って移動操作可能に構成されている。
部をリヤドアの開放部におけるロッカーパネル上に位置
させ、そこに腰を乗せることによりリヤシートに対する
乗降性をよくする。 【構成】 車両用リヤシートにおいて、リヤシートクッ
ション12とそのサイド部14とが別体に構成され、こ
のサイド部14が車内の正規の位置からリヤドアの開放
部20におけるロッカーパネル24の位置まで車体のフ
ロアに沿って移動操作可能に構成されている。
Description
【0001】
本考案は、4ドアセダンなどのようにリヤドアを備えた車両用のリヤシートに 関する。
【0002】
一般に4ドアセダンなどの車両は、そのリヤシートへの乗り降りのための専用 ドア(リヤドア)を備えているものの、このリヤシートのシートクッションとリ ヤドアの開放部との間にはロッカーパネルが位置することとなる。
【0003】
したがって例えばリヤシートに乗り込むとき、それが高齢者や身障者の場合は 前記ロッカーパネルの奥に位置しているリヤシートのシートクッションに腰をお ろしてから足を入れており、降りるときはこの逆の行動をとっている。このよう にリヤシートに対する乗降は、リヤドアを備えた車両であっても比較的難儀なも のとなっている。 本考案の技術的課題は、必要に応じてリヤシートクッションのサイド部をリヤ ドアの開放部におけるロッカーパネル上に位置させ、そこに腰を乗せることによ りリヤシートに対する乗降性をよくすることである。
【0004】
前記課題を解決するために、本考案の車両用リヤシートはつぎのように構成さ れている。 すなわちリヤシートクッションとそのサイド部とが別体に構成され、このサイ ド部が車内の正規の位置からリヤドアの開放部におけるロッカーパネルの位置ま で車体のフロアに沿って移動操作可能に構成されている。
【0005】
【作用】 この構成によれば、前記リヤシートクッションのサイド部をロッカーパネルの 位置まで移動させることにより、乗員はこのサイド部に腰を乗せることが可能と なる。そしてこのサイド部に腰を乗せた姿勢で足を車外から車内に入れたり、逆 に車内から車外に出したりすることは容易であり、したがってリヤシートに対す る乗降性がよくなる。
【0006】
つぎに本考案の実施例を図面にしたがって説明する。 図1に4ドアセダンなどの車両のリヤシートが斜視図で示されている。このリ ヤシートは周知のように、シートクッション12とシートバック10とから構成 されている。そしてこのシートクッション12のサイド部14はシートクッショ ン本体と別体に構成されている。 図2に前記シートクッション12の一部がその背面側から見た斜視図で示され ている。この図面で明らかなように前記サイド部14とシートクッション本体と は、それぞれの背面においてヒンジ18により相互に結合されている。したがっ てサイド部14は、ヒンジ18のピンを支点として図1に示すリヤドアの開放部 20に向けて回動可能である。
【0007】 図3に図1のA−A線拡大断面図が示されている。この図面において前記シー トクッション12が位置している車体のフロア22上にはガス圧により制御され るシリンダー26が配置されている。つまりこのシリンダー26は前記サイド部 14も含むシートクッション12の下面の凹部19に設けられており、その外周 はカバー27で覆われている。またこのシリンダー26は、前記サイド部14の 側部に設けられている操作ボタン36を押すことでガス圧の給排が制御され、そ のロッド28を図3の左右方向に関して所定のストローク(通常 100〜150mm ) で突出あるいは引き込み動作させるようになっている。
【0008】 一方、前記サイド部14の内部には、金属ワイヤなどからなるフレーム15が ウレタンなどのクッション材17の発泡成形により一体化された状態で組込まれ ている。このフレーム15には金属製のプレート16が溶接などの手段で固定さ れており、このプレート16にはピン32が同じく溶接などにより固定されてい る。このピン32は前記ロッド28の先端に設けられている結合ソケット30の 孔に差し込まれ、Eリング34で抜け止めされている。
【0009】 そこで前記操作ボタンを押して前記シリンダー26のロッド28を突出させる と、前記サイド部14がシートクッション本体に対して前記ヒンジ18の箇所を 支点として回動し、このサイド部14は図3の仮想線で示すように前記リヤドア の開放部20におけるロッカーパネル24の位置まで移動する。したがってリヤ シートに乗り込む場合には、ロッカーパネル24の上に位置している前記サイド 部14に腰をおろしてから車内に足を入れればよい。またリヤシートから降りる ときは、ロッカーパネル24の上に位置しているサイド部14に腰をおろして足 を車外に出せばよく、これらの行動が楽に行える。 なおリヤシートに対する乗降を終えたら前記操作ボタン36を押して前記シリ ンダー26のロッド28を引き込み動作させ、前記サイド部14をロッカーパネ ル24の上からシートクッション本体に接触させた正規の位置に戻す。
【0010】
このように本考案は、ロッカーパネルの位置まで移動させたリヤシートクッシ ョンのサイド部に腰を乗せることで、リヤシートに対する乗降性がよくなる。
【図1】車両のリヤシートを表した斜視図である。
【図2】シートクッションの一部をその背面側から見た
斜視図である。
斜視図である。
【図3】図1のA−A線拡大断面図である。
12 シートクッション 14 サイド部 20 リヤドアの開放部 22 フロア 24 ロッカーパネル
Claims (1)
- 【請求項1】 リヤシートクッションとそのサイド部と
が別体に構成され、このサイド部が車内の正規の位置か
らリヤドアの開放部におけるロッカーパネルの位置まで
車体のフロアに沿って移動操作可能に構成されているこ
とを特徴とした車両用リヤシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3836593U JPH078052U (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | 車両用リヤシート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3836593U JPH078052U (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | 車両用リヤシート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH078052U true JPH078052U (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=12523262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3836593U Pending JPH078052U (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | 車両用リヤシート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH078052U (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6427865A (en) * | 1987-07-23 | 1989-01-30 | Okada Kinzoku Kogyosho Kk | Mounting structure of shank and saw blade in razor-blade type saw |
JPH0584604A (ja) * | 1992-03-23 | 1993-04-06 | Nikken Kosakusho:Kk | 工具把持装置 |
JP2012232669A (ja) * | 2011-05-02 | 2012-11-29 | Tachi S Co Ltd | リアシートクッション構造 |
JP2012232688A (ja) * | 2011-05-06 | 2012-11-29 | Tachi S Co Ltd | リアシートクッション構造 |
JP2012232687A (ja) * | 2011-05-06 | 2012-11-29 | Tachi S Co Ltd | リアシートクッション構造 |
-
1993
- 1993-07-13 JP JP3836593U patent/JPH078052U/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6427865A (en) * | 1987-07-23 | 1989-01-30 | Okada Kinzoku Kogyosho Kk | Mounting structure of shank and saw blade in razor-blade type saw |
JPH0584604A (ja) * | 1992-03-23 | 1993-04-06 | Nikken Kosakusho:Kk | 工具把持装置 |
JP2012232669A (ja) * | 2011-05-02 | 2012-11-29 | Tachi S Co Ltd | リアシートクッション構造 |
JP2012232688A (ja) * | 2011-05-06 | 2012-11-29 | Tachi S Co Ltd | リアシートクッション構造 |
JP2012232687A (ja) * | 2011-05-06 | 2012-11-29 | Tachi S Co Ltd | リアシートクッション構造 |
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