JPH0421319Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0421319Y2 JPH0421319Y2 JP10133486U JP10133486U JPH0421319Y2 JP H0421319 Y2 JPH0421319 Y2 JP H0421319Y2 JP 10133486 U JP10133486 U JP 10133486U JP 10133486 U JP10133486 U JP 10133486U JP H0421319 Y2 JPH0421319 Y2 JP H0421319Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- seat cushion
- cover member
- base end
- back panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 3
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 5
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 3
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 2
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この考案は車両用シート（特に自動車座席）に
関し、より詳しくはシートバツク下部とシートク
ツシヨン基端部との隙間に配設される遮断体の改
良に係るものである。
関し、より詳しくはシートバツク下部とシートク
ツシヨン基端部との隙間に配設される遮断体の改
良に係るものである。
（従来の技術）
この種の自動車座席は、シートバツクとシート
クツシヨンとからなり、シートバツク下部とシー
トクツシヨン基端部との隙間に対して遮断体が設
けられている（実開昭59−164540号公報）。この
遮断体はシートバツク下部にフツクを設けるとと
もに、シートクツシヨン基端部に遮断膜を取付
け、前記フツクに前記遮断膜の端部を係止し、シ
ートバツク下部とシートクツシヨン基端部との間
に生じる隙間を遮断し、この隙間からシートクツ
シヨン上の小物等が落下することを防止してい
る。
クツシヨンとからなり、シートバツク下部とシー
トクツシヨン基端部との隙間に対して遮断体が設
けられている（実開昭59−164540号公報）。この
遮断体はシートバツク下部にフツクを設けるとと
もに、シートクツシヨン基端部に遮断膜を取付
け、前記フツクに前記遮断膜の端部を係止し、シ
ートバツク下部とシートクツシヨン基端部との間
に生じる隙間を遮断し、この隙間からシートクツ
シヨン上の小物等が落下することを防止してい
る。
（考案が解決しようとする問題点）
上記自動車座席はシートバツク下部とシートク
ツシヨン基端部との間に、フツクと遮断膜を設
け、前記フツクに前記遮断膜の端部を係止し、シ
ートバツク下部とシートクツシヨン基端部との間
に生じる隙間発生を防止していたが、シートバツ
クをシートクツシヨンに対して傾動可能に形成し
た際には、シートバツク下部がシートバツクの傾
動状態に応じて移動し、フツクと遮断膜の端部と
の係止状態がはずれる虞れがあつた。さらに、シ
ートクツシヨンがシートバツクに対して上下方向
に移動する自動車座席では、フツクと遮断膜の端
部とがはずれ、シートバツクとシートクツシヨン
との間に隙間が発生し、シートクツシヨン上の小
物等の落下防止を阻止することができなかつた。
ツシヨン基端部との間に、フツクと遮断膜を設
け、前記フツクに前記遮断膜の端部を係止し、シ
ートバツク下部とシートクツシヨン基端部との間
に生じる隙間発生を防止していたが、シートバツ
クをシートクツシヨンに対して傾動可能に形成し
た際には、シートバツク下部がシートバツクの傾
動状態に応じて移動し、フツクと遮断膜の端部と
の係止状態がはずれる虞れがあつた。さらに、シ
ートクツシヨンがシートバツクに対して上下方向
に移動する自動車座席では、フツクと遮断膜の端
部とがはずれ、シートバツクとシートクツシヨン
との間に隙間が発生し、シートクツシヨン上の小
物等の落下防止を阻止することができなかつた。
この考案は、かかる問題点を解決すべくなされ
たものであり、シートクツシヨンのリクライニン
グ作動時およびシートバツクの上下移動時にシー
トクツシヨン基端部とシートバツク下部との間の
隙間発生を防止しえる車両用シートを提供するこ
とを目的とする。
たものであり、シートクツシヨンのリクライニン
グ作動時およびシートバツクの上下移動時にシー
トクツシヨン基端部とシートバツク下部との間の
隙間発生を防止しえる車両用シートを提供するこ
とを目的とする。
（問題点を解決するための手段）
本考案に係る車両用シートは、シートバツク背
面のバツクパネルを前記シートバツクの下部より
下方へ延出形成するとともに、シートクツシヨン
の基端部に、内部に剛性材を設けたカバー部材の
下端部を縫着し、前記カバー部材の上端部を前記
バツクパネル下端部に当接したものである。
面のバツクパネルを前記シートバツクの下部より
下方へ延出形成するとともに、シートクツシヨン
の基端部に、内部に剛性材を設けたカバー部材の
下端部を縫着し、前記カバー部材の上端部を前記
バツクパネル下端部に当接したものである。
（作用）
この考案に係る車両用シートによれば、シート
バツク背面のバツクパネル下端部に、シートクツ
シヨン基端部に縫着したカバー部材の上端部が当
接しているため、リクライニング作動時およびシ
ートクツシヨンの上下移動時においても、シート
クツシヨンとシートバツクとの間の隙間を確実に
遮へいするとができ、シートクツシヨン上の小物
等の落下を防止することができる。
バツク背面のバツクパネル下端部に、シートクツ
シヨン基端部に縫着したカバー部材の上端部が当
接しているため、リクライニング作動時およびシ
ートクツシヨンの上下移動時においても、シート
クツシヨンとシートバツクとの間の隙間を確実に
遮へいするとができ、シートクツシヨン上の小物
等の落下を防止することができる。
（実施例）
この考案にかかる一実施例を第１図ないし第４
図に基づいて説明する。
図に基づいて説明する。
同図中、１は自動車座席で、シートバツク２と
シートクツシヨン３とからなり、図示しないリク
ライニング装置およびハイトアジヤスタ装置が装
着される。シートバツク２にはその背面２ａにバ
ツクパネル４が取付けられる。このバツクパネル
４はシートバツク背面２ａに沿つて設けられ、下
端部４ａがシートバツク２の下部より下方向へ延
出形成される。バツクパネル下端部４ａはシート
クツシヨン３の基端部３ａまで延出される。一
方、シートクツシヨン３の基端部３ａにはカバー
部材５がシートクツシヨン３の幅方向に沿つて設
けられる。このカバー部材５は第３図に示すよう
に、その基端部５ａがシートクツシヨン３の表皮
部材６に縫着され、上端部５ｂが上方に延出形成
される。カバー部材５は２枚の表皮部材６からな
り、表皮部材６の基端部６ａと上端部６ｂとをそ
れぞれ縫着し袋状に形成される。そして、表皮部
材６の上部側には剛性を有するウレタン部材７が
配設される。このカバー部材５の上端部５ｂはシ
ートバツク背面２ａのバツクパネル下端部４ａに
当接する。すなわち、カバー部材５は上端部５ｂ
がバツクパネル４により保持され、シートクツシ
ヨン３の基端部３ａとシートバツク２の下部との
間の隙間を遮へいする。
シートクツシヨン３とからなり、図示しないリク
ライニング装置およびハイトアジヤスタ装置が装
着される。シートバツク２にはその背面２ａにバ
ツクパネル４が取付けられる。このバツクパネル
４はシートバツク背面２ａに沿つて設けられ、下
端部４ａがシートバツク２の下部より下方向へ延
出形成される。バツクパネル下端部４ａはシート
クツシヨン３の基端部３ａまで延出される。一
方、シートクツシヨン３の基端部３ａにはカバー
部材５がシートクツシヨン３の幅方向に沿つて設
けられる。このカバー部材５は第３図に示すよう
に、その基端部５ａがシートクツシヨン３の表皮
部材６に縫着され、上端部５ｂが上方に延出形成
される。カバー部材５は２枚の表皮部材６からな
り、表皮部材６の基端部６ａと上端部６ｂとをそ
れぞれ縫着し袋状に形成される。そして、表皮部
材６の上部側には剛性を有するウレタン部材７が
配設される。このカバー部材５の上端部５ｂはシ
ートバツク背面２ａのバツクパネル下端部４ａに
当接する。すなわち、カバー部材５は上端部５ｂ
がバツクパネル４により保持され、シートクツシ
ヨン３の基端部３ａとシートバツク２の下部との
間の隙間を遮へいする。
上記構成にかかる自動車座席は、シートバツク
２の背面２ａとバツクパネル４を取付け、このバ
ツクパネル４の下端部４ａをシートバツク２下部
より下方向へ延出形成し、シートクツシヨン３の
基端部３ａにカバー部材５を縫着し、このカバー
部材５の上端部５ｂを前記シートバツク背面２ａ
のバツクパネル４の下端部４ａに当接しているた
め、シートクツシヨン３の基端部３ａとシートバ
ツク２の下部との間の隙間発生を防止し、シート
クツシヨン３上の小物等がこの隙間から落下する
ことがない。また、カバー部材５はシートクツシ
ヨン３の基端部３ａに縫着し、その上端部５ｂを
バツクパネル４に当接しているだけであるため、
シートバツク２のリクライニング作動時およびシ
ートクツシヨン３の上下移動時に、その作動を円
滑に行なうことができ、その際においても、カバ
ー部材５の上端部５ｂがバツクパネル４からはず
れることなく、確実に隙間を遮へいすることがで
きる。さらに、カバー部材５の表皮部材６の上部
側に、剛性を有するウレタン部材７を配設してい
るため、カバー部材５の上端部５ｂは常にバツク
パネル４に当接し、カバー部材５の上端部５ｂが
バツクパネル４の後方へ倒れることがなく、シー
トクツシヨン３とシートバツク２との隙間発生を
防止し得る。その上、カバー部材５はシートクツ
シヨン３の基端部３ａに縫着して取付けているた
め、シートクツシヨン３とシートバツク２を組付
けた後、単独で取付けることができるため、その
作業が簡単に行なえる。
２の背面２ａとバツクパネル４を取付け、このバ
ツクパネル４の下端部４ａをシートバツク２下部
より下方向へ延出形成し、シートクツシヨン３の
基端部３ａにカバー部材５を縫着し、このカバー
部材５の上端部５ｂを前記シートバツク背面２ａ
のバツクパネル４の下端部４ａに当接しているた
め、シートクツシヨン３の基端部３ａとシートバ
ツク２の下部との間の隙間発生を防止し、シート
クツシヨン３上の小物等がこの隙間から落下する
ことがない。また、カバー部材５はシートクツシ
ヨン３の基端部３ａに縫着し、その上端部５ｂを
バツクパネル４に当接しているだけであるため、
シートバツク２のリクライニング作動時およびシ
ートクツシヨン３の上下移動時に、その作動を円
滑に行なうことができ、その際においても、カバ
ー部材５の上端部５ｂがバツクパネル４からはず
れることなく、確実に隙間を遮へいすることがで
きる。さらに、カバー部材５の表皮部材６の上部
側に、剛性を有するウレタン部材７を配設してい
るため、カバー部材５の上端部５ｂは常にバツク
パネル４に当接し、カバー部材５の上端部５ｂが
バツクパネル４の後方へ倒れることがなく、シー
トクツシヨン３とシートバツク２との隙間発生を
防止し得る。その上、カバー部材５はシートクツ
シヨン３の基端部３ａに縫着して取付けているた
め、シートクツシヨン３とシートバツク２を組付
けた後、単独で取付けることができるため、その
作業が簡単に行なえる。
なお、上記実施例においては、カバー部材５の
上部側表皮部材６にウレタン部材７を配設したも
のについて説明したが、第４図に示すようにカバ
ー部材５の上下部表皮部材１６間にウレタン部材
１７を配設することもでき、カバー部材の剛性が
増す。
上部側表皮部材６にウレタン部材７を配設したも
のについて説明したが、第４図に示すようにカバ
ー部材５の上下部表皮部材１６間にウレタン部材
１７を配設することもでき、カバー部材の剛性が
増す。
（考案の効果）
本考案によれば、シートバツク背面のバツクパ
ネルを前記シートバツクの下部より下方へ延出形
成するとともに、シートクツシヨンの基端部にカ
バー部材の下端部を縫着し、前記カバー部材の上
端部を前記バツクパネル下端部に当接するという
簡単な構造により、リクライニング作動時および
シートクツシヨンの上下移動時においても、シー
トクツシヨンとシートバツクとの隙間を内部に剛
性材を設けたカバー部材により確実に遮へいし、
シートクツシヨンからの小物等の落下を防止で
き、しかもカバー部材の下端部をシートクツシヨ
ンの基端部に縫着するだけでよく、カバー部材の
組付作業が容易である。
ネルを前記シートバツクの下部より下方へ延出形
成するとともに、シートクツシヨンの基端部にカ
バー部材の下端部を縫着し、前記カバー部材の上
端部を前記バツクパネル下端部に当接するという
簡単な構造により、リクライニング作動時および
シートクツシヨンの上下移動時においても、シー
トクツシヨンとシートバツクとの隙間を内部に剛
性材を設けたカバー部材により確実に遮へいし、
シートクツシヨンからの小物等の落下を防止で
き、しかもカバー部材の下端部をシートクツシヨ
ンの基端部に縫着するだけでよく、カバー部材の
組付作業が容易である。
第１図はこの考案にかかる一実施例を示す自動
車座席の斜視図、第２図は第１図に示す自動車座
席の側面図、第３図は第２図に示す座席の要部の
拡大側面図、第４図は他の実施例を示す第３図相
当の側面図である。 図中、２はシートバツク、３はシートクツシヨ
ン、４はバツクパネル、５はカバー部材である。
車座席の斜視図、第２図は第１図に示す自動車座
席の側面図、第３図は第２図に示す座席の要部の
拡大側面図、第４図は他の実施例を示す第３図相
当の側面図である。 図中、２はシートバツク、３はシートクツシヨ
ン、４はバツクパネル、５はカバー部材である。
Claims (1)
- シートバツク背面のバツクパネルを前記シート
バツクの下部より下方へ延出形成するとともに、
シートクツシヨンの基端部に、内部に剛性材を設
けたカバー部材の下端部を縫着し、前記カバー部
材の上端部を前記バツクパネル下端部に当接した
ことを特徴とする車両用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10133486U JPH0421319Y2 (ja) | 1986-07-01 | 1986-07-01 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10133486U JPH0421319Y2 (ja) | 1986-07-01 | 1986-07-01 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS639944U JPS639944U (ja) | 1988-01-22 |
| JPH0421319Y2 true JPH0421319Y2 (ja) | 1992-05-15 |
Family
ID=30971977
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10133486U Expired JPH0421319Y2 (ja) | 1986-07-01 | 1986-07-01 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0421319Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011067458A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Panasonic Electric Works Co Ltd | マッサージ機 |
-
1986
- 1986-07-01 JP JP10133486U patent/JPH0421319Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011067458A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Panasonic Electric Works Co Ltd | マッサージ機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS639944U (ja) | 1988-01-22 |
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