JP2012232669A - リアシートクッション構造 - Google Patents

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Yasuyuki Ito
康行 伊藤
Takahiko Nagasawa
隆彦 長澤
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Tachi S Co Ltd
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Abstract

【課題】本発明は、リア側シートの乗降性を向上させるようにしたリアシートクッション構造を提供する。
【解決手段】リアシートクッション構造において、リア側シート1のリアシートクッションSCのドア側コーナーCの下部には、凹状の足通過スペースSが形成されている。このような足通過スペースSの採用により、乗員が乗り込む際に、フロント側シートとリア側シート1のリアシートクッションSCとの間にドア開口Dから矢印B方向に乗員の足Fを通過させ易く、降りる際も足Fを通過させやすいので、これによって、リア側シート1の乗降性を向上させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、リア側シートのリアシートクッション構造に関するものである。
従来、このような分野の技術として、特開平4−237646号公報がある。この公報に記載されたリア側シートのシートクッションの前面は、下方向に斜めにカットされており、これに対して、シートクッションのドア側の側面は、鉛直面になっているのが一般的である。
特開平4−237646号公報
しかしながら、リア側シートのシートクッションの前面は、下方向に斜めにカットされているが、フロント側シートが後側に大きく移動させられている場合に、フロント側シートとリア側シートのシートクッションとの間のスペースが狭くなっており、リア側シートに着座する際に、足をドア開口側から床に向かって入れ難く、降りる際も足を出し難いといった問題点があった。なお、フロント側シートでは、ドア側の側面を下方に斜めにカットされたものがあるが、これは、リクライニングなどの操作部を収容するためのスペースとして利用されており、乗降性を考慮したものではない。
本発明は、リア側シートの乗降性を向上させるようにしたリアシートクッション構造を提供することを目的とする。
本発明は、フロント側シートの後方に配置されるリア側シートにおいて、
前記リア側シートのリアシートクッションのドア側コーナーの下部には、凹状の足通過スペースが形成されていることを特徴とする。
このリアシートクッション構造においては、リア側シートのリアシートクッションのドア側コーナーの下部に凹状の足通過スペースが形成されているので、フロント側シートとリア側シートのリアシートクッションとの間で乗員の足を通過させ易く、これによって、リア側シートの乗降性を向上させることができる。特に、リアシートクッションのドア側コーナーは、リア側シートの乗降性に大きく関与しており、本発明では、リアシートクッションの座面をドア側コーナーで大きくカットする必要がないので、リアシートクッションの座面を小さくすることなく、座り心地を確保することができる。更には、リアシートクッション側の足元に足を差し入れるための通路として、利用者が足通過スペースを認識することができるので、足が座面を通過するような入れ方を適切に回避でき、リアシートクッションの座面が足で汚されることが無くなる。
また、前記足通過スペースは、前記リアシートクッションのドア側の側面下部で後方に向かって延在していると好適である。
このような構成を採用すると、リアシートクッションを小さく見せることができ、これによって、車内の居住空間を広く見せることができる。
また、前記足通過スペースを形成するために、前記リアシートクッションの発泡体製のパッド材は凹状に成形され、この凹状部分の表面にトリムカバーが接着剤により貼着されていると好適である。
このような構成を採用すると、凹状の足通過スペースが湾曲していても、トリムカバーをリアシートクッションのパッド材に確実に沿わせることができ、トリムカバーの浮きを防止することができる。
本発明によれば、リア側シートの乗降性を向上させることができる。
本発明に係るリアシートクッション構造が適用されたリア側シートの一実施形態を示す斜視図である。 図4のA−A線に沿う断面図である。 リアシートクッションの要部を示す正面図である。 リアシートクッションの要部を示す平面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係るリアシートクッション構造の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1及び図2に示されるように、フロント側シートの後方に配置されるリア側シート1は、フロアパネルPの隆起部Pbに固定されたリアシートクッションSCと、リアシートクッションSCに対してリクライニング可能なシートバックSBとを備えている。
リアシートクッションSCは、発泡体からなるパッド材2を有し、このパッド材2は、フロアパネルPの隆起部Pbにボルトにより固定されるシートフレームの上面に設けられて水平に延在するワイヤフレーム3上に載置されている。パッド材2の表面はトリムカバー4で覆われ、トリムカバー4の端部は、結着部材としてのホブリング5によってワイヤフレーム3に結着されている。
図1〜図4に示されるように、リア側シート1のリアシートクッションSCの前側面14の外側と、外側面12の前面側との間であるドア側コーナーCの下部には、凹状の足通過スペースSが形成されている。この足通過スペースSは、下側にゆくにつれて凹みが大きくなるような湾曲形状をなす。
このような足通過スペースSの採用により、乗員が乗り込む際に、フロント側シートとリア側シート1のリアシートクッションSCとの間にドア開口D(図3参照)から矢印B方向に乗員の足F(図4参照)を通過させ易く、降りる際も足を通過させやすいので、これによって、リア側シート1の乗降性を向上させることができる。
特に、リアシートクッションSCのドア側コーナーCは、リア側シート1の乗降性に大きく関与しており、本発明では、リアシートクッションSCの座面11をドア側コーナーCで大きくカットする必要がないので、リアシートクッションSCの座面11を小さくすることなく、座り心地を確保することができる。
更には、リアシートクッションSC側の足元Pa(図1参照)に足を差し入れるための通路として、利用者が足通過スペースSを認識することができるので、足Fが座面11を通過するような入れ方を適切に回避でき、リアシートクッションSCの座面11が足Fで汚されることが無くなる。
更に、足通過スペースSは、リアシートクッションSCのドア側の外側面12で後方に向かって延在している、この足通過スペースSは、リアシートクッションSCの後端まで達している。
ドア側の外側面12の下部に足通過スペースSを形成することで、座面11を確保しつつ、リアシートクッションSCを小さく見せることができ、これによって、車内の居住空間を広く見せることができる。
図2に示されるように、足通過スペースSを形成するために、リアシートクッションSCのパッド材2は凹状に成形され、この凹状部分2aの表面にトリムカバー4が接着剤13により貼着されている。このトリムカバー4は、パッド材2の上面2bでも接着剤13により貼着されている。この接着剤13は、トリムカバー4の裏面に予め付着させられたものが利用されている。
このように、接着剤13を利用すると、凹状の足通過スペースSが湾曲していても、トリムカバー4をリアシートクッションSCのパッド材2に確実に沿わせることができ、トリムカバー4の浮きを防止することができる。
1…リア側シート、2…パッド材、2a…凹状部分、4…トリムカバー、11…座面、12…ドア側の外側面、13…接着剤、S…足通過スペース、C…ドア側コーナー、F…足、SC…リアシートクッション。

Claims (2)

  1. フロント側シートの後方に配置されるリア側シートにおいて、
    前記リア側シートのリアシートクッションのドア側コーナーの下部には、凹状の足通過スペースが形成されていることを特徴とするリアシートクッション構造。
  2. 前記足通過スペースは、前記リアシートクッションのドア側の側面下部で後方に向かって延在していることを特徴とする請求項1記載のリアシートクッション構造。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62137831U (ja) * 1986-02-26 1987-08-31
JPH078052U (ja) * 1993-07-13 1995-02-03 アラコ株式会社 車両用リヤシート
JP2002301975A (ja) * 2001-04-04 2002-10-15 T S Tec Kk 車両用シート

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