JPH0527752A - 自動演奏装置 - Google Patents

自動演奏装置

Info

Publication number
JPH0527752A
JPH0527752A JP3100334A JP10033491A JPH0527752A JP H0527752 A JPH0527752 A JP H0527752A JP 3100334 A JP3100334 A JP 3100334A JP 10033491 A JP10033491 A JP 10033491A JP H0527752 A JPH0527752 A JP H0527752A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tempo
data
pitch
signal
sound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3100334A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2518742B2 (ja
Inventor
Eiichiro Aoki
栄一郎 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP3100334A priority Critical patent/JP2518742B2/ja
Publication of JPH0527752A publication Critical patent/JPH0527752A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2518742B2 publication Critical patent/JP2518742B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動演奏のテンポを歌声、楽器音等の外部入
力音の発音テンポに追従させるようにした自動演奏装置
において、ノイズ等の不所望の入力音によって自動演奏
のテンポが変動するのを防ぐ。 【構成】 電気−音響変換器66から入力したオーディ
オ信号AUの音高を検知すると共にこの音高をメモリ1
4から読出した音高データの示す音高と比較し、両者が
一致したことを条件にして一致信号EQを発生させる。
そして、一致信号EQの発生タイミングがメモリ18か
ら読出した符長データの示す次音の発音タイミングに対
して早いか遅いかに応じて自動演奏用のテンポクロック
信号TCLの周波数を高めるか低めることにより自動演
奏のテンポを外部入力音の発音テンポに追従させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、歌唱、楽器演奏等の
ための伴奏手段として用いるに好適な自動演奏装置に関
し、自動演奏のテンポを歌声、楽器音等の外部入力音の
発音テンポに追従させるべく自動的に制御することによ
り伴奏効果ないし合奏効果の向上を図ったものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子楽器の自動演奏装置として
は、鍵盤からの押鍵データの音高とメモリ等から読出し
た自動演奏データの音高とを比較して両者の一致を条件
として一致信号を発生させ、この一致信号に応じて自動
演奏用のテンポクロック信号の周波数を制御することに
より自動演奏のテンポをマニアル演奏のテンポに追従さ
せるようにしたものが知られている(例えば特開昭57
−5098号公報参照)。
【0003】また、自動演奏のテンポを楽器のマニアル
演奏のテンポに追従させるべく制御可能な他の自動演奏
装置としては、楽器からマイクロホン等を介して入力し
たオーディオ信号のレベルを検知して演奏タイミングパ
ルスを発生させ、このパルスに基づいて自動演奏用のテ
ンポクロック信号の周波数を制御するようにしたものが
知られている(例えば特開昭57−8598号公報参
照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した電子楽器の自
動演奏装置にあっては、鍵盤演奏ができないと自動演奏
がついてきてくれない不都合があった。すなわち、上記
電子楽器を伴奏手段として使用して歌を歌ったり、ピア
ノ、バイオリン等の楽器を演奏したりするときは、誰か
が上記電子楽器の鍵盤を操作する必要があり、不便であ
った。
【0005】また、上記した他の自動演奏装置にあって
は、上記のような不都合はないものの、演奏者又は歌う
人の意図した音とノイズとの区別がつかず、ノイズによ
り自動演奏のテンポが変動する不都合があった。
【0006】この発明の目的は、ノイズ等の不所望の入
力音による自動演奏のテンポ変動を防止した新規な自動
演奏装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、演奏情報を
記録又は記憶したストア手段と、このストア手段から演
奏情報を読出すことによりその読出速度に対応したテン
ポで自動演奏を遂行する演奏手段とをそなえた自動演奏
装置において、(a)前記自動演奏に伴って発生すべき
可聴音に対応した音高情報を発生する情報発生手段と、
(b)前記自動演奏とは独立に任意のタイミングで発生
される可聴音を受取ってオーディオ信号に変換する音響
−電気変換手段と、(c)この音響−電気変換手段から
のオーディオ信号の音高を検知して該音高に対応した音
高データを発生する音高検知手段と、(d)この音高検
知手段からの音高データと前記情報発生手段からの音高
情報とを比較して両者の音高一致を条件として一致信号
を発生する比較手段と、(e)前記自動演奏に伴って発
生すべき可聴音について発生すべきタイミングを指示す
る指示手段と、(f)この指示手段で指示される発生す
べきタイミングに対する前記一致信号の発生タイミング
のずれ分を検知して該ずれ分に対応したテンポ制御情報
を発生するずれ分検知手段と、(g)このずれ分検知手
段からのテンポ制御情報に基づいて該テンポ制御情報に
対応するずれ分を減少させるように前記演奏手段での読
出速度を制御することにより前記自動演奏のテンポを前
記音高一致に係る可聴音の発音テンポに追従させるテン
ポ制御手段とを設けたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】この発明の構成によれば、自動演奏に伴い音響
−電気変換手段に対して楽器演奏音又は歌声等を入力す
ると、自動演奏のテンポは、楽器演奏又は歌唱のテンポ
に追従すべく自動的に制御される。この発明では、入力
音から検知した音高が予め定めた音高と一致することを
条件にして一致信号を発生し、この一致信号に基づいて
テンポ追従制御を行なうようにしたので、自動演奏のテ
ンポが予め定めた音高とは異なる入力音やノイズによっ
て変動させられることがない。
【0009】
【実施例】第1図及び第2図は、この発明の一実施例に
よる自動演奏装置の異なる部分を示すものである。
【0010】外部記憶手段10は磁気カード、カセット
テープ等からなるもので、所定の楽曲の内容に対応した
楽譜データが記録されている。楽譜データは一例とし
て、主旋律音高データ、歌詞データ、主旋律符長デー
タ、副旋律音高データ、副旋律符長データ、和音名デー
タ、和音符長データ、伴奏パターンデータ及びテンポデ
ータを含んでいる。
【0011】データ読取装置12は、外部記録手段10
から楽譜データを読取ると共に、読取データRDを内部
記憶装置に書込むための書込制御信号WCを発生するよ
うになっている。
【0012】読取データRDのうち、主旋律音高データ
及び歌詞データはRAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)からなる主旋律音高・歌詞データメモリ14に書込
まれ、このときのデータ書込みは書込制御信号WCに応
答する書込・読出制御回路16によって制御される。ま
た、主旋律符長データはRAMからなる主旋律符長デー
タメモリ18に書込まれ、このときのデータ書込みは書
込制御信号WCに応答する書込・読出制御回路20によ
って制御される。
【0013】副旋律の音高データ及び符長データはRA
Mからなる副旋律データメモリ22に書込まれ、このと
きのデータ書込みは書込制御信号WCに応答する書込・
読出制御回路24によって制御される。
【0014】和音名データ及び和音符長データはRAM
からなる伴奏データメモリ26に書込まれ、このときの
データ書込みは書込制御信号WCに応答する書込・読出
制御回路26によって制御される。和音名データは発音
すべき和音を根音名(例えば「C」)と和音タイプ(例
えば「メジャ」)との組合せで表現するようになってい
る。
【0015】伴奏パターンデータはRAMからなる伴奏
パターンデータメモリ30に書込まれ、このときのデー
タ書込みは書込制御信号WCに応答する書込・読出制御
回路32によって制御される。
【0016】テンポデータTMPは書込制御信号WCに
含まれるイニシャルセット信号ISに応じてテンポ制御
回路34内のレジスタにロードされる。
【0017】上記のようなデータ書込みが終った後、ス
タート・ストップスイッチ(図示せず)をスタート位置
にセットすると、書込・読出制御回路16の作用により
メモリ14からラッチ回路36には最初の主旋律音に対
応した音高データが読出されると共にメモリ14からラ
ッチ回路38には歌詞の最初の言葉に対応する言語デー
タが読出される。また、書込・読出制御回路20の作用
によりメモリ18からラッチ回路40には最初の主旋律
音に対応した符長データが読出される。
【0018】これと同時にテンポ制御回路34はテンポ
データTMPの示す基準テンポに対応した周波数を有す
るテンポクロック信号TCLを送出する。このテンポク
ロック信号TCLは書込・読出制御回路32に供給さ
れ、これに応じて同回路32はメモリ30から特定の伴
奏パターンにしたがってリズムパルス信号RP及び伴奏
タイミング信号ATを送出させる。
【0019】リズムパルス信号RPは打楽器音形成回路
42に供給され、これに応じて同回路42は打楽器音信
号を形成する。形成された打楽器音信号は楽音信号MS
として送出され、出力アンプ44を介してスピーカ46
に供給されるので、スピーカ46からはオートリズム音
が発生される。
【0020】前述のスタート・ストップスイッチのスタ
ート位置へのセットに応じて書込・読出制御回路24は
メモリ22から副旋律音形成回路48に最初の副旋律音
に対応した音高データを読出し、これに続けてメモリ2
2から符長測定回路50に最初の副旋律音に対応した符
長データを読出す。
【0021】副旋律音形成回路48は読出された音高デ
ータに応じて最初の副旋律音信号を形成する。形成され
た副旋律音信号は楽音信号MSとして送出され、出力ア
ンプ44を介してスピーカ46に供給されるので、スピ
ーカ46からは最初の副旋律音が発生される。
【0022】符長測定回路50はテンポクロック信号T
CLを計数して最初の符長データの示す符長の終りにな
ると、出力信号NXaを発生する。この出力信号MXa
書込・読出制御回路24に供給され、これに応じて同回
路24はメモリ22から2番目の副旋律音に対応した音
高データ及び符長データを順次に読出す。そして、この
ようなデータ読出動作は以下同様にくりかえされるの
で、読出データに基づく自動的な副旋律音発生が可能に
なる。
【0023】前述のスタート・ストップスイッチのスタ
ート位置へのセットに応じて書込・読出制御回路28は
メモリ26からキーデータ形成回路52に最初の和音に
対応した和音名データを読出し、これに続けてメモリ2
6から符長測定回路54に最初の和音に対応した符長デ
ータを読出す。
【0024】キーデータ形成回路52は読出された和音
名データに基づいて発音すべき伴奏音(和音、ベース
音、アルペジヨ音等)に対応したキーデータを形成し、
メモリ30からの伴奏タイミング信号ATに応じて伴奏
音形成回路56に供給する。
【0025】伴奏音形成回路56は供給されたキーデー
タに応じて和音信号、ベース音信号、アルペジヨ音信号
等の伴奏音信号を形成する。これらの伴奏音信号は楽音
信号MSとして送出され、出力アンプ44を介してスピ
ーカ46に供給されるので、スピーカ46からは最初の
伴奏音が発生される。
【0026】符長測定回路54はテンポクロック信号T
CLを計数して最初の符長データの示す符長の終りにな
ると、出力信号NXbを発生する。この出力信号NXb
書込・読出制御回路28に供給され、これに応じて同回
路28はメモリ26から2番目の和音に対応した和音名
データ及び符長データを順次に読出す。そして、このよ
うなデータ読出動作は以下同様にくりかえされるので、
読出データに基づく自動的な伴奏音発生が可能になる。
【0027】上記のようにしてリズム音、副旋律、伴奏
音の自動発生が開始された後は、モード選択スイッチ5
8a〜58cのいずれかをオンして歌を歌ったり、ピア
ノ、バイオリン等の楽器を演奏したりすることができ
る。ここで、スイッチ58aは歌詞モード選択スイッチ
であり、これをオンすると歌詞に関してテンポ追従制御
が行なわれる。また、スイッチ58bは階名モード選択
スイッチであり、これをオンすると階名(ド、レ、ミ
…)に関してテンポ追従制御が行なわれる。さらに、ス
イッチ58cはピッチモード選択スイッチであり、これ
をオンするとピッチに関してテンポ追従制御が行なわれ
る。
【0028】いま、歌詞モード選択スイッチ58aをオ
ンしたものとすると、このときのオン信号「1」はセレ
クタ60に入力Bを選択するための選択信号SBとして
供給される。このため、セレクタ60はラッチ回路38
からの最初の言語データを選択して比較回路62に供給
する。
【0029】スイッチ58aのオン信号「1」はまた、
セレクタ64に入力Aを選択するための選択信号SAと
して供給されるので、セレクタ64は入力Aを選択する
状態になる。
【0030】ここで、前述したいくつかの自動演奏音に
合わせて歌詞で歌うものとすると、マイクロホン等の音
響−電気変換器66は歌声をオーディオ信号AUに変換
して出力アンプ44及び音声認識装置68に供給する。
出力アンプ44はオーディオ信号AUを増幅してスピー
カ46に供給するので、スピーカ46からは歌声が発生
される。
【0031】また、音声認識装置68はオーディオ信号
AUの音声パターンを検知して発音された言葉に対応す
る言語データを発生するもので、この言語データはセレ
クタ64に入力Aとして供給される。このため、セレク
タ64は歌われた最初の言葉に対応する言語データを比
較回路62に供給する。
【0032】比較回路62はセレクタ60からの言語デ
ータとセレクタ64からの言語データとを比較し、歌詞
の最初の言葉と歌われた最初の言葉とが一致している
と、最初の一致信号EQを発生する。この一致信号EQ
は最初の発音タイミングを示すもので、テンポ制御回路
34に供給され、これに応じて同回路34にはラッチ回
路40からの最初の符長データLNGがプリセットされ
る。
【0033】一致信号EQはまた、ラッチ回路70にロ
ード信号Lとして供給されるので、ラッチ回路36から
ラッチ回路70には最初の音高データが取込まれる。そ
して、ラッチ回路70にロードされた最初の音高データ
は主旋律音形成回路72に供給され、これに応じて同回
路72は最初の主旋律音信号を形成する。形成された主
旋律音信号は出力アンプ44を介してスピーカ46に供
給されるので、スピーカ46からは前述の歌声の発生と
ほぼ同時に最初の主旋律音が発生される。
【0034】一致信号EQは書込・読出制御回路16及
び20に読出制御信号として供給されると共に、ラッチ
回路36、38及び40にロード信号Lとして供給され
る。このため、メモリ14からラッチ回路36には2番
目の主旋律音に対応した音高データが読出され、メモリ
14からラッチ回路38には歌詞の2番目の言葉に対応
した言語データが読出され、メモリ18からラッチ回路
40には2番目の主旋律音に対応した符長データが読出
される。
【0035】この後、テンポ制御回路34にプリセット
された最初の符長データの示す符長の終り近傍になっ
て、歌詞の2番目の言葉に対応した歌声を発生すると、
この歌声は前述したと同様にしてオーディオ信号AUに
変換され、スピーカ46によって発音される。また、こ
のときのオーディオ信号AUは前述したと同様に言語デ
ータに変換されて比較回路62に供給され、ラッチ回路
38からの言語データと比較される。このため、比較回
路62は2番目の一致信号EQを発生する。
【0036】この一致信号EQの発生タイミングが最初
の符長データの示す発音すべきタイミングより早いか遅
いかに応じてテンポ制御回路34はテンポクロック信号
TCLの周波数をそれぞれ高めるか低めるように動作す
る。このため、前述のリズム音、副旋律音、伴奏音等の
自動演奏のテンポは歌唱のテンポに追従して制御され
る。なお、このようなテンポ制御動作の詳細は第3図に
ついて後述する。
【0037】2番目の一致信号EQは、前回と同様にし
て、テンポ制御回路34に2番目の符長データLNGを
プリセットさせると共にスピーカ46から2番目の主旋
律音を発生させ、さらにラッチ回路36には3番目の主
旋律音に対応した音高データを、ラッチ回路38には歌
詞の3番目の言葉に対応した言語データを、ラッチ回路
40には3番目の主旋律音に対応した符長データをそれ
ぞれ読出させる。そして、上記したようなデータ読出動
作及びテンポ制御動作は歌詞の3番目以降の各言葉に対
応する歌声についても同様に行なわれる。
【0038】次に、階名モード選択スイッチ58bをオ
ンした場合の動作を述べる。この場合、スイッチ58b
のオン信号「1」はORゲート74を介してセレクタ6
0に入力Aを選択するための選択信号SAとして供給さ
れる。このため、セレクタ60はラッチ回路36からの
最初の音高データを選択して比較回路62に供給する。
【0039】スイッチ58bのオン信号「1」はまた、
セレクタ64に入力Bを選択するための選択信号SBと
して供給されるので、セレクタ64は入力Bを選択する
状態になる。
【0040】ここで、前述した各種の自動演奏音に合わ
せて階名で歌うものとすると、前述したと同様に音響−
電気変換器66は歌声に対応したオーディオ信号AUを
出力アンプ44及び音声認識装置68に供給する。この
ため、スピーカ46からは階名音が発生され、音声認識
装置68からは階名に対応する言語データが発生され
る。
【0041】音声認識装置68からの言語データは階名
/キーデータ変換回路76に供給され、対応するキーデ
ータに変換される。この場合、キーデータはメモリ14
から読出される音高データと同様にノートコードとオク
ターブコードとの組合せからなり、オクターブ決定用の
データはオーディオ信号AUを入力とする基本波検出回
路78から供給される。
【0042】階名/キーデータ変換回路76からのキー
データはセレクタ64に入力Bとして供給される。この
ため、セレクタ64は歌われた最初の階名に対応するキ
ーデータを比較回路62に供給する。
【0043】比較回路62はセレクタ60からの音高デ
ータとセレクタ64からのキーデータとを比較し、両デ
ータが音高において一致していると、最初の一致信号E
Qを発生する。この一致信号EQに基づく動作は先に歌
詞モードに関して述べたものと同様である。
【0044】この後、2番目の階名に対応する歌声が発
生され、その音高がラッチ回路36からの2番目の音高
データの示す音高に一致していると、比較回路62は2
番目の一致信号EQを発生する。この一致信号EQに基
づく動作も先に歌詞モードに関して述べたものと同様で
あり、3番目以降の各階名に対応する歌声についても同
様の動作がくりかえされる。
【0045】次に、ピッチモード選択スイッチ58cを
オンした場合の動作を述べる。この場合、スイッチ58
cのオン信号「1」はORゲート74を介してセレクタ
60に選択信号SAとして供給されるので、セレクタ6
0は前述の階名モードの場合と同様にラッチ回路36か
らの最初の音高データを選択して比較回路62に供給す
る。
【0046】スイッチ58cのオン信号「1」はまた、
セレクタ64に入力Cを選択するための選択信号SCと
して供給されるので、セレクタ64は入力Cを選択する
状態になる。
【0047】ここで、前述した各種の自動演奏音に合わ
せてピアノ、バイオリン等の楽器を演奏するものとする
と、前述したと同様に音響−電気変換器66は楽器音に
対応したオーディオ信号AUを出力アンプ44及び基本
波検出回路78に供給する。このため、スピーカ46か
らは楽器音が発生され、基本波検出回路78からは検出
基本波に対応した周波数データが発生される。
【0048】基本波検出回路78からの周波数データは
キーデータ変換回路80に供給され、対応又は近似する
キーデータに変換される。この場合、キーデータはメモ
リ14から読出される音高データと同様にノートコード
とオクターブコードとの組合せからなっている。なお、
メモリ14から読出される音高データを周波数データに
しておけばキーデータ変換回路80を省略することもで
きる。
【0049】キーデータ変換回路80からのキーデータ
はセレクタ64に入力Cとして供給される。このため、
セレクタ64は最初の楽器音に対応するキーデータを比
較回路62に供給する。
【0050】比較回路62はセレクタ60からの音高デ
ータとセレクタ64からのキーデータとを比較し、両デ
ータが音高において一致していると、最初の一致信号E
Qを発生する。この一致信号EQに基づく動作は先に歌
詞モードについて述べたものと同様である。
【0051】この後、2番目の楽器音が発生され、その
音高がラッチ回路36からの2番目の音高データの示す
音高に一致又は近似していると、比較回路62は2番目
の一致信号EQを発生する。この一致信号EQに基づく
動作も先に歌詞モードに関して述べたものと同様であ
り、3番目以降の各楽器音についても同様の動作がくり
かえされる。
【0052】次に、第3図を参照してテンポ制御回路3
4の動作を説明する。
【0053】データ読取装置12からのテンポデータT
MPはイニシャルセット信号ISに応じてレジスタ82
にロードされる。レジスタ82にロードされたテンポデ
ータは分周比メモリを内蔵した可変テンポ発振器84に
供給される。可変テンポ発振器84はテンポデータTM
Pによって分周比が指定されると、テンポデータTMP
の示すテンポに対応した周波数でテンポクロック信号T
CLを発生する。そして、前述のスタート・ストップス
イッチのスタート位置へのセットに応じてカウンタ等が
初期セットされると、ANDゲート86が導通してテン
ポクロック信号TCLを送出するので、前述した各種の
自動演奏音の発生が可能になる。
【0054】この後、最初の可聴音(歌声、楽器音等)
の適正発音に応じて最初の一致信号EQが発生される
と、この一致信号EQがダウンカウンタ88にプリセッ
ト信号PSとして供給されるので、カウンタ88にはラ
ツチ回路40からの最初の符長データLNGがプリセッ
トされる。このとき、カウンタ88の出力を受信するO
Rゲート90は出力信号「1」を発生し、この出力信号
「1」はANDゲート92及び94を導通させる。導通
したANDゲート92はテンポクロック信号TCLをカ
ウンタ88に供給するので、カウンタ88はテンポクロ
ック信号TCLの計数を開始する。
【0055】カウンタ88はプリセットされた符長デー
タの値から出発してテンポクロック信号TCLの計数の
たびに出力の値が第4図Aに示すように低下していき、
可聴音を発音すべきタイミングtsで計数値が0にな
る。
【0056】このようなカウンタ88の計数値減少中に
2番目の可聴音の適正発音に応じて2番目の一致信号E
Qが発生されると、この一致信号EQはANDゲート9
4を介してセレクタ96に入力Aを選択するための選択
信号SAとして供給される。このため、カウンタ88の
出力はリミッタ98、メモリ100及びセレクタ96を
介して加算回路102に供給される。
【0057】ここで、リミッタ98はカウンタ88の計
数値の上限を定めるために設けられたもので、第4図B
に示すように発音すべきタイミングtsより一定時間前
のカウンタ88の計数値を一定値に制限するようになっ
ている。
【0058】また、メモリ100はテンポ修正データを
記憶したROM(リード・オンリイ・メモリ)からなる
もので、実際の発音タイミングの発音すべきタイミング
sからのずれ分に対応した入力データを所望のテンポ
修正度に対応したデータに変換するようになっている。
この場合の発音タイミングずれとテンポ修正度との関係
は一例として第5図のグラフの第1象限に示すようにな
っており、例えば実際の発音タイミングが1/4拍早か
ったならばテンポを1/16拍早めるようなテンポ修正
データがメモリ100から加算回路102に供給され
る。
【0059】加算回路102はレジスタ82からのテン
ポデータとメモリ100からのテンポ修正データとを加
算するもので、加算回路102からの加算データは一致
信号EQに応じてレジスタ82にロードされるようにな
っている。
【0060】上記のように2番目の可聴音の発音タイミ
ングがタイミングtsより早かった場合には、レジスタ
82に新たにロードされるデータはテンポ修正度に対応
する分だけ前回より大きな値を示すものであり、このデ
ータに応じて可変テンポ発振器84の分周比は前回より
小さくなる。このため、可変テンポ発振器84から発生
されるテンポクロック信号TCLの周波数はテンポ修正
度に対応して高くなるように制御され、この結果として
前述した各種の自動演奏のテンポはテンポ修正度に対応
した分だけ早くなる。
【0061】上記したのは、2番目の可聴音の発音タイ
ミングがタイミングtsより早かった場合のテンポ制御
動作であるが、2番目の可聴音の発音タイミングがタイ
ミングtsより遅かった場合のテンポ制御動作は次のよ
うになる。すなわち、タイミングtsの時点でカウンタ
88の計数値は0になり、これに応じてORゲート90
の出力信号「0」がANDゲート92からカウンタ88
へのテンポクロック信号TCLの供給を禁止する。OR
ゲート90の出力信号「0」はまた、ANDゲート86
を非導通にするので、ANDゲート86からのテンポク
ロック信号TCLの送出が禁止され、これに応じて前述
した各種の自動演奏音の発生は一旦停止される。
【0062】ORゲート90の出力信号「0」はアップ
カウンタ104にも供給され、このカウンタ104をリ
セット解除する。カウンタ104は、このリセット解除
の後、ANDゲート106からのテンポクロック信号T
CLを計数するので、その計数値は第2図Cに示すよう
にタイミングtsの後徐々に増大する。
【0063】カウンタ104の計数開始後一定時間経過
すると、上限検知回路108が所定の上限値を検知して
出力信号「1」を発生する。この出力信号「1」はイン
バータ110を介してANDゲート106を非導通にす
るので、カウンタ104の計数値は上記した上限値をこ
えないようになっている。
【0064】いま、カウンタ104の計数値増大中に2
番目の可聴音の適正発音に応じて2番目の一致信号EQ
が発生されるものとすると、この一致信号EQはAND
ゲート94に供給される。このとき、ANDゲート94
にはORゲート90の出力信号「0」が供給されている
ので、ANDゲート94の出力信号は「0」のままであ
る。ANDゲート94の出力信号「0」はインバータ1
12を介してセレクタ96に入力Bを選択するための選
択信号SBとして供給されるので、カウンタ104の出
力はメモリ114及びセレクタ96を介して加算回路1
02に供給される。
【0065】ここで、メモリ114は前述のメモリ10
0と同様にテンポ修正データを記憶したROMからなる
もので、実際の発音タイミングの発音すべきタイミング
sからのずれ分に対応した入力データを所望のテンポ
修正度に対応したデータに変換するようになっている。
この場合の発音タイミングずれとテンポ修正度との関係
は一例として第5図のグラフの第3象限に示すようにな
っており、例えば実際の発音タイミングが2/4拍遅か
ったならばテンポを1/16拍遅らせるようなテンポ修
正データがメモリ114から送出される。なお、第5図
に示したように早発音の場合に比べて遅発音の場合のテ
ンポ修正度を小さくしておくと、遅れたテンポを元に戻
すのが容易になる利点がある。
【0066】加算回路102に供給されたテンポ修正デ
ータはレジスタ82からのテンポデータと加算され、加
算回路102からの加算データは一致信号EQに応じて
レジスタ82にロードされる。なお、遅発音の場合には
テンポ修正度がマイナス符号を有するので、加算回路1
02における加算は実質的には減算となる。
【0067】上記のように2番目の可聴音の発音タイミ
ングがタイミングtsより遅いと、レジスタ82に新た
にロードされるデータはテンポ修正度に対応する分だけ
前回より小さな値を示し、このデータに応じて可変テン
ポ発振器84の分周比は前回より大きくなる。このた
め、可変テンポ発振器84から発生されるテンポクロッ
ク信号TCLの周波数はテンポ修正度に対応して低くな
るように制御される。
【0068】2番目の一致信号EQはカウンタ88に2
番目の符長データをプリセットするのを可能にするの
で、このデータプリセットに応じてORゲート90の出
力信号は「1」になる。このため、ANDゲート92は
導通し、カウンタ88は周波数の低下したテンポクロッ
ク信号TCLの計数を始める。また、ORゲート90の
出力信号「1」はANDゲート86を導通させるので、
ANDゲート86から周波数の低下したテンポクロック
信号TCLが送出され、この結果として前述した各種の
自動演奏のテンポはテンポ修正度に対応した分だけ遅く
なる。
【0069】2番目の可聴音に関して上述したようなテ
ンポ制御動作は3番目以降の各可聴音についても同様に
行なわれる。
【0070】次に、第6図を参照してこの発明の他の実
施例を説明する。この実施例は、いわゆるカラオケ再生
装置にこの発明を適用したものである。
【0071】供給リール120に巻かれた2トラック磁
気テープ122は矢印Pの方向に走行して巻取リール1
24に巻取られるようになっており、磁気テープ122
の第1のトラックには所定の楽曲に関するオーケストラ
等の演奏内容に対応したアナログ信号が記録され、第2
のトラックには上記楽曲の流れにしたがって歌詞、階名
又は音高を表わすディジタルデータが記録されている。
【0072】第1の読取ヘッド126aは磁気テープ1
22の第1のトラックに対応して配置されるもので、第
1のトラックからアナログ信号を読取ってアンプ128
に供給するようになっている。アンプ128で増幅され
たアナログ信号はスピーカ130に供給され、音響に変
換される。
【0073】第2の読取ヘッド126bは磁気テープ1
22の第2のトラックに対応して配置されるもので、発
音すべき個々の可聴音についてアナログ信号よりもディ
ジタルデータの読取りを先行させるための第1の読取ヘ
ッド126aより供給リール120の近くに配置されて
いる。第2の読取ヘッド126bは第2のトラックから
ディジタルデータを読取ってデータ検出記憶回路132
に供給するようになっている。
【0074】データ検出記憶回路132は第2の読取ヘ
ッド126bから歌詞、階名又は音高を示すデータが供
給されるたびにそれを検出してデータ検出信号DSを発
生すると共にそのデータを一時記憶して比較回路134
に供給するようになっている。
【0075】マイクロホン等からなる音響−電気変換器
136に歌詞又は階名による歌声あるいはピアノ、バイ
オリン等の楽器音をオーディオ信号に変換するためのも
ので、このオーディオ信号はアンプ128を介してスピ
ーカ130に供給され、音響に変換される。また、音響
−電気変換器136からのオーディオ信号は信号変換回
路138に供給され、可聴音入力が歌詞による歌声であ
れば歌われた言葉に対応するディジタル言語データに変
換され、可聴音入力が階名による歌声又は楽器音であれ
ばその音高を示すディジタル音高データに変換される。
そして、信号変換回路138からのディジタルデータは
比較回路134に供給され、データ検出記憶回路132
からのディジタルデータと比較される。
【0076】比較回路134は2つの比較入力データを
比較して一致していると、一致信号EQを発生する。こ
の一致信号EQは適正な可聴音が発生されたタイミング
を示すもので、ずれ分検出回路140に供給される。
【0077】遅延回路142はデータ検出信号DSを第
2の読取ヘッド126bから第1の読取ヘッド126a
までのテープ走行時間に対応する時間だけ遅延させるこ
とにより歌声、楽器音等の可聴音を発音すべきタイミン
グを示すタイミング信号TSを発生するもので、このタ
イミング信号TSはずれ分検出回路140に供給され
る。
【0078】ずれ分検出回路140は適当なクロック信
号を計数して一致信号EQとタイミング信号TSとの間
の時間ずれに対応したずれ分データを発生するもので、
このずれ分データはテープ速度制御データ発生回路14
4に供給される。
【0079】テープ速度制御データ発生回路144はス
タートスイッチのオン時に基準となるテープ速度を示す
テープ速度制御データを発生し、この後ずれ分検出回路
140からずれ分データが供給されると、そのずれ分デ
ータに応じてテープ速度制御データを発生するようにな
っている。この場合、ずれ分データに応じたテープ速度
制御データの発生は、早い発音テンポのずれ分について
はそのずれ分に応じてテープ速度を速くし、遅い発音テ
ンポのずれ分についてはそのずれ分に応じてテープ速度
を遅くするように行なわれる。
【0080】テープ速度制御データ発生回路144から
のテープ速度制御データは遅延回路142に遅延時間制
御データとして供給される。これは、第2の読取ヘッド
126bから第1の読取ヘッド126aまでのテープ走
行時間がテープ速度に依存しているので、適正なタイミ
ング信号TSを得るにはテープ速度に応じて遅延回路1
42の遅延時間を変更する必要があるからである。
【0081】テープ速度制御データ発生回路144から
のテープ速度制御データはテープ速度制御回路146を
介してテープ駆動装置148に供給されるので、磁気テ
ープ122の走行速度は回路144からのテープ速度制
御データに応じて制御され、この結果としてスピーカ1
30から発生される自動演奏音のテンポは歌唱テンポ又
は楽器演奏テンポに追従するようになる。
【0082】ここで、具体的な動作例を述べると、まず
歌い手又は楽器演奏者はスタートスイッチをオンする。
すると、テープ速度制御データ発生回路144が基準と
なるテープ速度を示すテープ速度制御データを発生する
ので、磁気テープ122は基準となるテープ速度で矢印
Pの方向に走行する。そして、第1の読取ヘッド126
aがアナログ信号の読取りを開始すると、これ以後スピ
ーカ130からはオーケストラ等の演奏音が自動的に奏
出される。
【0083】歌い手又は楽器演奏者はスピーカ130か
らの自動演奏音(特には前奏音)に合わせて歌唱又は楽
器演奏を始めるが、これより少し前に第2の読取ヘッド
126bが最初に発音すべき可聴音に対応したディジタ
ルデータを読取り、これに応じてデータ検出記憶回路1
32が最初のデータ検出信号DSを発生する。
【0084】このデータ検出信号DSは遅延回路142
を介してタイミング信号TSとして送出される。このタ
イミング信号TSの発生時は歌い手又は楽器演奏者が最
初の可聴音を発生すべき時点に対応するが、実際の発音
タイミングはタイミング信号TSの発生時点より前又は
後にずれることが多い。
【0085】最初の可聴音が発生されると、これに対応
したオーディオ信号がスピーカ130に供給され、音響
に変換される。また、このときのオーディオ信号は信号
変換回路138によって言葉又は音高を表わすディジタ
ルデータに変換されて比較回路134に供給され、デー
タ検出記憶回路132からの最初のディジタルデータと
比較される。
【0086】比較回路134は両データが言葉又は音高
において一致していると、最初の一致信号EQを発生す
る。この一致信号EQの発生タイミングがタイミング信
号TSの発生タイミングより早いか遅いかに応じてずれ
分検出回路140はそれぞれ早い発音テンポを示すずれ
分データ又は遅い発音テンポを示すずれ分データをテー
プ速度制御データ発生回路144に供給する。
【0087】このため、テープ速度制御データ発生回路
144は早い発音テンポのずれ分データを受信したなら
ばそのずれ分に応じてテープ速度を速くするようなテー
プ速度制御データを送出し、遅い発音テンポのずれ分デ
ータを受信したならばそのずれ分に応じてテープ速度を
遅くするようなテープ速度制御データを送出する。従っ
て、磁気テープ122の走行速度は最初の可聴音の発音
テンポが早ければ早くなり、遅ければ遅くなり、この結
果としてアナログ信号再生による自動演奏のテンポは最
初の可聴音の発音テンポに追従して制御されるようにな
る。
【0088】最初の可聴音について上述したようなテン
ポ追従制御動作は2番目以降の各可聴音についても同様
に行なわれる。
【0089】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、自動
演奏のテンポを外部から入力した可聴音の発音テンポに
追従すべく自動的に制御するようにしたので、例えば歌
を歌ったり、ピアノ、バイオリン等の自然楽器を演奏し
たりするときにこの発明の自動演奏装置を伴奏手段とし
て用いると、人手によるテンポ調整操作なしで歌唱テン
ポ又は楽器演奏テンポに伴奏テンポが追従するようにな
り、伴奏効果ないし合奏効果は大幅に向上するものであ
る。
【0090】その上、入力音について音高一致を検知し
てテンポ追従制御を行なうようにしたので、自動演奏の
テンポが所望の楽器音又は歌声以外のノイズ等の不所望
の入力音によって変動するのを効果的に防止でき、マイ
ペースの演奏又は歌唱を楽しめる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】及び
【図2】 この発明の一実施例による自動演奏装置の異
なる部分を示すブロック図である。
【図3】 テンポ制御回路の回路図である。
【図4】 ダウンカウンタ、リミッタ及びアップカウン
タの出力変化を示すグラフである。
【図5】 発音タイミングずれとテンポ修正度との関係
を示すグラフである。
【図6】 この発明の他の実施例による自動演奏装置の
ブロック図である。
【符号の説明】
14,18,22,26,30…データメモリ、16,
20,24,28,32…書込・読出制御回路、34…
テンポ制御回路、46,130…スピーカ、58a〜5
8c…モード選択スイッチ、62,134…比較回路、
66,136…音響−電気変換器、68…音声認識装
置、78…基本波検出回路、82…テンポデータレジス
タ、84…可変テンポ発振器、88…ダウンカウンタ、
100,114…テンポ修正データメモリ、104…ア
ップカウンタ、122…磁気テープ、126a,126
b…読取ヘッド、132…データ検出記憶回路、138
…信号変換回路、140…ずれ分検出回路、142…遅
延回路、144…テープ速度制御データ発生回路、14
6…テープ速度制御回路、148…テープ駆動装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G10L 3/00 551 G 8622−5H

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 演奏情報を記録又は記憶したストア手段
    と、このストア手段から演奏情報を読出すことによりそ
    の読出速度に対応したテンポで自動演奏を遂行する演奏
    手段とをそなえた自動演奏装置において、 (a)前記自動演奏に伴って発生すべき可聴音に対応し
    た音高情報を発生する情報発生手段と、 (b)前記自動演奏とは独立に任意のタイミングで発生
    される可聴音を受取ってオーディオ信号に変換する音響
    −電気変換手段と、 (c)この音響−電気変換手段からのオーディオ信号の
    音高を検知して該音高に対応した音高データを発生する
    音高検知手段と、 (d)この音高検知手段からの音高データと前記情報発
    生手段からの音高情報とを比較して両者の音高一致を条
    件として一致信号を発生する比較手段と、 (e)前記自動演奏に伴って発生すべき可聴音について
    発生すべきタイミングを指示する指示手段と、 (f)この指示手段で指示される発生すべきタイミング
    に対する前記一致信号の発生タイミングのずれ分を検知
    して該ずれ分に対応したテンポ制御情報を発生するずれ
    分検知手段と、 (g)このずれ分検知手段からのテンポ制御情報に基づ
    いて該テンポ制御情報に対応するずれ分を減少させるよ
    うに前記演奏手段での読出速度を制御することにより前
    記自動演奏のテンポを前記音高一致に係る可聴音の発音
    テンポに追従させるテンポ制御手段とを設けたことを特
    徴とする自動演奏装置。
JP3100334A 1991-04-05 1991-04-05 自動演奏装置 Expired - Lifetime JP2518742B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3100334A JP2518742B2 (ja) 1991-04-05 1991-04-05 自動演奏装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3100334A JP2518742B2 (ja) 1991-04-05 1991-04-05 自動演奏装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57208940A Division JPS5999492A (ja) 1982-11-29 1982-11-29 自動演奏装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0527752A true JPH0527752A (ja) 1993-02-05
JP2518742B2 JP2518742B2 (ja) 1996-07-31

Family

ID=14271245

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3100334A Expired - Lifetime JP2518742B2 (ja) 1991-04-05 1991-04-05 自動演奏装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2518742B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9711119B2 (en) 2015-12-14 2017-07-18 Casio Computer Co., Ltd. Audio processing device, method of audio processing, storage medium, and electronic musical instrument
WO2018016639A1 (ja) * 2016-07-22 2018-01-25 ヤマハ株式会社 タイミング制御方法、及び、タイミング制御装置
WO2018016637A1 (ja) * 2016-07-22 2018-01-25 ヤマハ株式会社 制御方法、及び、制御装置
WO2018016638A1 (ja) * 2016-07-22 2018-01-25 ヤマハ株式会社 制御方法、及び、制御装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56167195A (en) * 1980-05-29 1981-12-22 Pioneer Electronic Corp Rhythm sound generating and adding device
JPS578598A (en) * 1980-06-18 1982-01-16 Nippon Musical Instruments Mfg Automatic performance tempo controller
JPS5751994U (ja) * 1980-09-08 1982-03-25

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56167195A (en) * 1980-05-29 1981-12-22 Pioneer Electronic Corp Rhythm sound generating and adding device
JPS578598A (en) * 1980-06-18 1982-01-16 Nippon Musical Instruments Mfg Automatic performance tempo controller
JPS5751994U (ja) * 1980-09-08 1982-03-25

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9711119B2 (en) 2015-12-14 2017-07-18 Casio Computer Co., Ltd. Audio processing device, method of audio processing, storage medium, and electronic musical instrument
WO2018016639A1 (ja) * 2016-07-22 2018-01-25 ヤマハ株式会社 タイミング制御方法、及び、タイミング制御装置
WO2018016637A1 (ja) * 2016-07-22 2018-01-25 ヤマハ株式会社 制御方法、及び、制御装置
WO2018016638A1 (ja) * 2016-07-22 2018-01-25 ヤマハ株式会社 制御方法、及び、制御装置
JPWO2018016637A1 (ja) * 2016-07-22 2019-01-24 ヤマハ株式会社 制御方法、及び、制御装置
JPWO2018016639A1 (ja) * 2016-07-22 2019-01-24 ヤマハ株式会社 タイミング制御方法、及び、タイミング制御装置
JPWO2018016638A1 (ja) * 2016-07-22 2019-01-24 ヤマハ株式会社 制御方法、及び、制御装置
CN109478398A (zh) * 2016-07-22 2019-03-15 雅马哈株式会社 控制方法以及控制装置
US10636399B2 (en) 2016-07-22 2020-04-28 Yamaha Corporation Control method and control device
US10650794B2 (en) 2016-07-22 2020-05-12 Yamaha Corporation Timing control method and timing control device
CN109478398B (zh) * 2016-07-22 2023-12-26 雅马哈株式会社 控制方法以及控制装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2518742B2 (ja) 1996-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3299890B2 (ja) カラオケ採点装置
JP3293745B2 (ja) カラオケ装置
JP3718919B2 (ja) カラオケ装置
JPH0452960B2 (ja)
JP2518742B2 (ja) 自動演奏装置
JPS6364799B2 (ja)
JP3645030B2 (ja) 電子楽器
JPH047520B2 (ja)
JPH08328555A (ja) 演奏制御装置
JP2000330580A (ja) カラオケ装置
JPH0631977B2 (ja) 電子楽器
JP2660462B2 (ja) 自動演奏装置
JPH0155471B2 (ja)
JP2000181471A (ja) カラオケ採点装置
JP2000010572A (ja) 歌声発生装置およびカラオケ装置
JP2600630B2 (ja) 自動演奏装置
JP2639380B2 (ja) 自動演奏装置
JPH0436398B2 (ja)
JPH04331990A (ja) 音声電子楽器
JPS58152291A (ja) 自動学習型伴奏装置
JPH058638Y2 (ja)
JPH0343638B2 (ja)
JPH10171475A (ja) カラオケ装置
JPS6365157B2 (ja)
JPH07225591A (ja) カラオケシステムの制御装置