JPH05276580A - 機器の遠隔操作装置 - Google Patents
機器の遠隔操作装置Info
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- JPH05276580A JPH05276580A JP5004283A JP428393A JPH05276580A JP H05276580 A JPH05276580 A JP H05276580A JP 5004283 A JP5004283 A JP 5004283A JP 428393 A JP428393 A JP 428393A JP H05276580 A JPH05276580 A JP H05276580A
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q9/00—Arrangements in telecontrol or telemetry systems for selectively calling a substation from a main station, in which substation desired apparatus is selected for applying a control signal thereto or for obtaining measured values therefrom
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 長期間にわたり高い水密性が維持でき、耐久
性の高い機器の遠隔操作装置の提供。 【構成】 内部に電気信号発生器具１０１が収納され、
表面に該電気信号発生器具の操作手段１０２が設けられ
ている水密性ケース１の裏側部１３に、リード線Ｌ2 取
り出し用の筒状部２を突設し、該筒状部２を建物の壁に
開けた取付穴２００に嵌め込んで固定する機器の遠隔操
作装置１００において、前記リード線の取り出し部は、
前記筒状部２内に嵌め込んで水密的に固着させた栓体３
と、該栓体３を貫通して気密かつ水密的に設けたリード
ピン４、４と、それぞれリード線Ｌ1 、Ｌ2 が接続され
るとともに前記筒状部内に遊嵌され、かつ前記栓体３の
両側に突き出た前記リードピン４、４の突出部に接続さ
せた内側コンセント６および外側コンセント７とからな
る。
性の高い機器の遠隔操作装置の提供。 【構成】 内部に電気信号発生器具１０１が収納され、
表面に該電気信号発生器具の操作手段１０２が設けられ
ている水密性ケース１の裏側部１３に、リード線Ｌ2 取
り出し用の筒状部２を突設し、該筒状部２を建物の壁に
開けた取付穴２００に嵌め込んで固定する機器の遠隔操
作装置１００において、前記リード線の取り出し部は、
前記筒状部２内に嵌め込んで水密的に固着させた栓体３
と、該栓体３を貫通して気密かつ水密的に設けたリード
ピン４、４と、それぞれリード線Ｌ1 、Ｌ2 が接続され
るとともに前記筒状部内に遊嵌され、かつ前記栓体３の
両側に突き出た前記リードピン４、４の突出部に接続さ
せた内側コンセント６および外側コンセント７とからな
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、浴室など水が掛かり
易い場所に設置するのに好適な機器の遠隔操作装置に関
する。
易い場所に設置するのに好適な機器の遠隔操作装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】浴室用給湯機は、屋外に本体が設置さ
れ、主遠隔操作装置（メインリモコン）が所定の室内の
壁に固着され、副遠隔操作装置（サブリモコン）は浴室
の壁に固着される。このサブリモコンは、偏平箱状の水
密性ケースの内部に電気信号発生器具が収納され、表面
に該電気信号発生器具の操作手段が設けられており、ケ
ースの背面に、リード線取り出し用の筒状部が突設され
ている。このサブリモコンの固定は、筒状部を建物の壁
に開けた穴に嵌め込んでなされ、複数のリード線が筒状
部から引き出される。またサブリモコンは、水の掛かり
易い場所に設置されるので内部の電気部品保護のための
防水構造であることが必要である。
れ、主遠隔操作装置（メインリモコン）が所定の室内の
壁に固着され、副遠隔操作装置（サブリモコン）は浴室
の壁に固着される。このサブリモコンは、偏平箱状の水
密性ケースの内部に電気信号発生器具が収納され、表面
に該電気信号発生器具の操作手段が設けられており、ケ
ースの背面に、リード線取り出し用の筒状部が突設され
ている。このサブリモコンの固定は、筒状部を建物の壁
に開けた穴に嵌め込んでなされ、複数のリード線が筒状
部から引き出される。またサブリモコンは、水の掛かり
易い場所に設置されるので内部の電気部品保護のための
防水構造であることが必要である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかるに従来のサブリ
モコンは、筒状部内にシリコン等の防水性充填材を詰め
てリード線引き出し部の水密性を確保していたので、経
時的に水密性が失われ数年間経過すると防水性が低下
し、内部の電気信号発生器具が故障する欠点があった。
また、このサブリモコンの如く温度変化が急な室内で使
用される遠隔操作装置は、ケースの気密性が高いと浴室
温度の変動でケースが膨らんだり凹んだりするため、最
小限の通気性を有することが望ましい。この発明の目的
は、長期間に渡り高い水密性が維持でき、耐久性の高い
機器の遠隔操作装置の提供にある。
モコンは、筒状部内にシリコン等の防水性充填材を詰め
てリード線引き出し部の水密性を確保していたので、経
時的に水密性が失われ数年間経過すると防水性が低下
し、内部の電気信号発生器具が故障する欠点があった。
また、このサブリモコンの如く温度変化が急な室内で使
用される遠隔操作装置は、ケースの気密性が高いと浴室
温度の変動でケースが膨らんだり凹んだりするため、最
小限の通気性を有することが望ましい。この発明の目的
は、長期間に渡り高い水密性が維持でき、耐久性の高い
機器の遠隔操作装置の提供にある。
【０００４】請求項２に記載の発明の目的は、高い水密
性を確保するとともに、温度変化に対する内圧の変動を
防止できる通気性を有する機器の遠隔操作装置の提供に
ある。請求項３に記載の発明の目的は、外側コンセント
および内側コンセントの離脱防止機能を増大させた機器
の遠隔操作装置の提供にある。請求項４〜６に記載の発
明の目的は、外側コンセントのリード線が取り付け作業
中などに引っ張られても、外側コンセントが抜けにくい
機器の遠隔操作装置の提供にある。
性を確保するとともに、温度変化に対する内圧の変動を
防止できる通気性を有する機器の遠隔操作装置の提供に
ある。請求項３に記載の発明の目的は、外側コンセント
および内側コンセントの離脱防止機能を増大させた機器
の遠隔操作装置の提供にある。請求項４〜６に記載の発
明の目的は、外側コンセントのリード線が取り付け作業
中などに引っ張られても、外側コンセントが抜けにくい
機器の遠隔操作装置の提供にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は、内部に電気
信号発生器具が収納され、表面に該電気信号発生器具の
操作手段が設けられている水密性ケースの背面に、リー
ド線取り出し用の筒状部を突設し、該筒状部を建物の壁
に開けた穴に嵌め込んで固定する機器の遠隔操作装置に
おいて、前記リード線の取り出し部は、前記筒状部内に
嵌め込んで水密的に固着させた栓体と、該栓体を貫通し
て気密かつ水密的に設けたリードピンと、それぞれリー
ド線が接続されるとともに前記筒状部内に遊嵌され、か
つ前記栓体の両側に突き出た前記リードピンの突出部に
接続させた外側コンセントおよび内側コンセントとから
なることを特徴とする。
信号発生器具が収納され、表面に該電気信号発生器具の
操作手段が設けられている水密性ケースの背面に、リー
ド線取り出し用の筒状部を突設し、該筒状部を建物の壁
に開けた穴に嵌め込んで固定する機器の遠隔操作装置に
おいて、前記リード線の取り出し部は、前記筒状部内に
嵌め込んで水密的に固着させた栓体と、該栓体を貫通し
て気密かつ水密的に設けたリードピンと、それぞれリー
ド線が接続されるとともに前記筒状部内に遊嵌され、か
つ前記栓体の両側に突き出た前記リードピンの突出部に
接続させた外側コンセントおよび内側コンセントとから
なることを特徴とする。
【０００６】請求項２に記載の遠隔操作装置は、前記栓
体に通気孔を設けるとともに、該通気孔は通気性を有し
且つ水密性を有する膜体で覆ったことを特徴とする。請
求項３に記載の遠隔操作装置は、前記栓体が樹脂製であ
り両面に係止段付き突起が一体成形されており、前記外
側コンセントおよび内側コンセントには、それぞれ前記
突起の係合部が形成されていることを特徴とする。
体に通気孔を設けるとともに、該通気孔は通気性を有し
且つ水密性を有する膜体で覆ったことを特徴とする。請
求項３に記載の遠隔操作装置は、前記栓体が樹脂製であ
り両面に係止段付き突起が一体成形されており、前記外
側コンセントおよび内側コンセントには、それぞれ前記
突起の係合部が形成されていることを特徴とする。
【０００７】請求項４に記載の遠隔操作装置は、前記突
起が板状を呈し、前記外側コンセントは樹脂製であり、
コンセント本体と、該コンセント本体と一体成形された
係止段付き板状を呈する前記係合部とからなり、前記突
起と前記係合部との係合は、前記突起および前記係合部
の弾性を利用して前記突起が前記係合部と前記コンセン
ト本体との間に差し込まれ、前記突起の係止段と前記係
合部の係止段とが係合してなされることを特徴とする。
請求項５に記載の遠隔操作装置は、前記係合部と前記筒
状部の内壁との間に、前記係合部の外側面を、前記筒状
部の内壁に支持させるスペーサを着脱可能に装着したこ
とを特徴とする。請求項６に記載の遠隔操作装置は、前
記スペーサが前記通気孔に通じる通気路を有することを
特徴とする。
起が板状を呈し、前記外側コンセントは樹脂製であり、
コンセント本体と、該コンセント本体と一体成形された
係止段付き板状を呈する前記係合部とからなり、前記突
起と前記係合部との係合は、前記突起および前記係合部
の弾性を利用して前記突起が前記係合部と前記コンセン
ト本体との間に差し込まれ、前記突起の係止段と前記係
合部の係止段とが係合してなされることを特徴とする。
請求項５に記載の遠隔操作装置は、前記係合部と前記筒
状部の内壁との間に、前記係合部の外側面を、前記筒状
部の内壁に支持させるスペーサを着脱可能に装着したこ
とを特徴とする。請求項６に記載の遠隔操作装置は、前
記スペーサが前記通気孔に通じる通気路を有することを
特徴とする。
【０００８】
【発明の作用、効果】この発明の遠隔操作装置は、筒状
部を栓体で塞ぐとともに該栓板に気密かつ水密的にリー
ドピンを貫設し、その両側にコンセントを接続している
ので、長期間防水が確実にできる。この結果、電気信号
発生器具の故障の発生を冗長的に防止することが可能と
なる。請求項２に記載の構成においては、通気性を有し
水密性を有する膜体で前記栓体に設けた通気孔を塞いで
いるので、内部の圧力を大気圧に維持でき、温度変化に
よるケースの変形ならびに湿気による錆、導通不良など
が防止できる。請求項３に記載の構成においては、外側
コンセントおよび内側コンセントの栓板への締結力が大
きくでき、接触不良の発生が生じ難い。請求項４〜請求
項６に記載の構成においては、外側コンセントのリード
線の引っ張り力に対する抗力を増大でき、外側コンセン
トが抜け難くなる。
部を栓体で塞ぐとともに該栓板に気密かつ水密的にリー
ドピンを貫設し、その両側にコンセントを接続している
ので、長期間防水が確実にできる。この結果、電気信号
発生器具の故障の発生を冗長的に防止することが可能と
なる。請求項２に記載の構成においては、通気性を有し
水密性を有する膜体で前記栓体に設けた通気孔を塞いで
いるので、内部の圧力を大気圧に維持でき、温度変化に
よるケースの変形ならびに湿気による錆、導通不良など
が防止できる。請求項３に記載の構成においては、外側
コンセントおよび内側コンセントの栓板への締結力が大
きくでき、接触不良の発生が生じ難い。請求項４〜請求
項６に記載の構成においては、外側コンセントのリード
線の引っ張り力に対する抗力を増大でき、外側コンセン
トが抜け難くなる。
【０００９】
【実施例】この発明を図１〜図３に示す実施例に基づき
説明する。この発明の遠隔操作装置１００は、内部にス
イッチなど電気信号発生器具１０１が収納され、表面１
１に該信号発生器具１０１の操作手段１０２が設けられ
ているプラスチック製ケース（水密性箱）１を備える。
ケース１は偏平な矩形の箱状を呈し、何れも射出成形さ
れた表側部１２と裏側部１３とを気密に接合して形成さ
れている。表側部１２は前記表面１１の全面に気密でか
つ水密なフィルム１４が被着され、多数の押しボタン１
５が設けられて前記操作手段１０２を構成している。裏
側部１３の背面中心には筒状部２が突設されリード線Ｌ
1 の取り出し部となっている。
説明する。この発明の遠隔操作装置１００は、内部にス
イッチなど電気信号発生器具１０１が収納され、表面１
１に該信号発生器具１０１の操作手段１０２が設けられ
ているプラスチック製ケース（水密性箱）１を備える。
ケース１は偏平な矩形の箱状を呈し、何れも射出成形さ
れた表側部１２と裏側部１３とを気密に接合して形成さ
れている。表側部１２は前記表面１１の全面に気密でか
つ水密なフィルム１４が被着され、多数の押しボタン１
５が設けられて前記操作手段１０２を構成している。裏
側部１３の背面中心には筒状部２が突設されリード線Ｌ
1 の取り出し部となっている。
【００１０】このケース１は、浴室Ｂの壁Ｗに取付穴２
００を開け、この穴２００に前記筒状部２を差し込み、
壁Ｗの裏面に係止するフランジ部１６を有する締結筒１
７の先端に設けた外ネジ１８と、筒状部２の先端に設け
た内ネジ２１とを螺合して固定されている。前記裏側部
１３の背面と壁Ｗの表面との間には防水性のシール２０
１が介装されている。筒状部２の基側部には、内周突条
２２が設けてあり、該突条２２と前記内ネジ２１に螺合
させた外ネジ環２３との間にプラスチック製で円形板状
の栓体３が固定されている。突条２２と栓体３との間に
はＯリング２４が介装され、気密性および水密性が保た
れている。
００を開け、この穴２００に前記筒状部２を差し込み、
壁Ｗの裏面に係止するフランジ部１６を有する締結筒１
７の先端に設けた外ネジ１８と、筒状部２の先端に設け
た内ネジ２１とを螺合して固定されている。前記裏側部
１３の背面と壁Ｗの表面との間には防水性のシール２０
１が介装されている。筒状部２の基側部には、内周突条
２２が設けてあり、該突条２２と前記内ネジ２１に螺合
させた外ネジ環２３との間にプラスチック製で円形板状
の栓体３が固定されている。突条２２と栓体３との間に
はＯリング２４が介装され、気密性および水密性が保た
れている。
【００１１】栓体３には、一対のピン４、４を、その両
端を栓体３の両面から突出して平行して貫設している。
各ピン４は、金属製で角柱状を呈し、栓体３の射出成形
時に一体化され、ピン４が栓体３を貫通している貫通部
は気密性および水密性が保たれている。また、栓体３の
両面には、コンセントを固定するための係止段５１付き
の突起５、５が対称的に設けられている。各突起５は、
栓体３と同一プラスチック材で一体成型された平板状を
呈し、前記ピン４、４を結ぶ線と平行方向に形成されて
いる。突起５の先端部は肉厚で楔状を呈し、前記係止段
５１はピン４、４と反対側に設けられいる。
端を栓体３の両面から突出して平行して貫設している。
各ピン４は、金属製で角柱状を呈し、栓体３の射出成形
時に一体化され、ピン４が栓体３を貫通している貫通部
は気密性および水密性が保たれている。また、栓体３の
両面には、コンセントを固定するための係止段５１付き
の突起５、５が対称的に設けられている。各突起５は、
栓体３と同一プラスチック材で一体成型された平板状を
呈し、前記ピン４、４を結ぶ線と平行方向に形成されて
いる。突起５の先端部は肉厚で楔状を呈し、前記係止段
５１はピン４、４と反対側に設けられいる。
【００１２】前記ピン４、４が栓体３の両側に突出して
形成された内側端子部４１、４１には、前記電気信号発
生器具１０１からのリード線Ｌ1 の先端に設けられた内
側コンセント６が接続されている。ピン４、４が栓体３
の外側に突出して形成された外側端子４２、４２には給
湯器本体（図示せず）に接続されるリード線Ｌ2 の先端
に設けられた外側コンセント７が接続されている。外側
コンセント７は、図５〜図７に示す如く、端面に前記外
側端子４２、４２が嵌まり込む一対のコンセント穴７
１、７１が形成されている樹脂製コンセント本体７２
と、該コンセント本体７２の側面に一体成形され、前記
突起５を係合するための係合部８とからなる。コンセン
ト穴７１内には、リード線Ｌ2 に接続された端子金具７
４が収容されている。
形成された内側端子部４１、４１には、前記電気信号発
生器具１０１からのリード線Ｌ1 の先端に設けられた内
側コンセント６が接続されている。ピン４、４が栓体３
の外側に突出して形成された外側端子４２、４２には給
湯器本体（図示せず）に接続されるリード線Ｌ2 の先端
に設けられた外側コンセント７が接続されている。外側
コンセント７は、図５〜図７に示す如く、端面に前記外
側端子４２、４２が嵌まり込む一対のコンセント穴７
１、７１が形成されている樹脂製コンセント本体７２
と、該コンセント本体７２の側面に一体成形され、前記
突起５を係合するための係合部８とからなる。コンセン
ト穴７１内には、リード線Ｌ2 に接続された端子金具７
４が収容されている。
【００１３】係合部８は、前記コンセント本体７２の側
壁中間部から側方に突設された連結部８１と、その先端
側長手方向に延設された板状部８２を有する。該板状部
８２の先端側（図示上側）は、前記突起５の係止爪８３
となっており、前記コンセント本体７２側には係止段８
４が設けられている。突起５と係合部８との係合は、突
起５および係合部８の弾性を利用して突起５が係合部８
とコンセント本体７２との間に差し込まれ、突起５の係
止段５１と係合部８の係止段８４とが係合してなされ
る。板状部８２の後端側は、係止爪８３の拡開てこ部８
５となっており、該てこ部８５をコンセント本体７２側
に押すことにより、係止爪８３とコンセント本体７２と
の隙間が拡開し、突起５との着脱を容易にしている。内
側コンセント６は、前記外側コンセント７と栓体３とを
対称面とした対称的構造を有する。
壁中間部から側方に突設された連結部８１と、その先端
側長手方向に延設された板状部８２を有する。該板状部
８２の先端側（図示上側）は、前記突起５の係止爪８３
となっており、前記コンセント本体７２側には係止段８
４が設けられている。突起５と係合部８との係合は、突
起５および係合部８の弾性を利用して突起５が係合部８
とコンセント本体７２との間に差し込まれ、突起５の係
止段５１と係合部８の係止段８４とが係合してなされ
る。板状部８２の後端側は、係止爪８３の拡開てこ部８
５となっており、該てこ部８５をコンセント本体７２側
に押すことにより、係止爪８３とコンセント本体７２と
の隙間が拡開し、突起５との着脱を容易にしている。内
側コンセント６は、前記外側コンセント７と栓体３とを
対称面とした対称的構造を有する。
【００１４】栓体３には通気孔３１が開けられており、
この通気孔３１は通気性を有し水密性を有する多孔質膜
３２（膜体）で塞がれている。この実施例では、通気孔
３１は、前記突起５の外側に形成されている。多孔質膜
３２は、たとえば多孔質フッ素樹脂膜、多孔質セラミッ
ク板など、最小限の通気性を有し、かつ水密性の材質が
使用でき、形状、構造は所望に選択できる。この通気孔
３１はケース１内の通気性を最小限確保するために設け
られるものであり、浴室Ｂ内が急に温度変化してケース
１内の気体が膨張し、ケース１が膨らんだり、逆に急な
降温でケース１は凹んだりすることが防止される。な
お、多孔質膜３２は栓体３とプラスチックの射出により
一体成形されていても良い。
この通気孔３１は通気性を有し水密性を有する多孔質膜
３２（膜体）で塞がれている。この実施例では、通気孔
３１は、前記突起５の外側に形成されている。多孔質膜
３２は、たとえば多孔質フッ素樹脂膜、多孔質セラミッ
ク板など、最小限の通気性を有し、かつ水密性の材質が
使用でき、形状、構造は所望に選択できる。この通気孔
３１はケース１内の通気性を最小限確保するために設け
られるものであり、浴室Ｂ内が急に温度変化してケース
１内の気体が膨張し、ケース１が膨らんだり、逆に急な
降温でケース１は凹んだりすることが防止される。な
お、多孔質膜３２は栓体３とプラスチックの射出により
一体成形されていても良い。
【００１５】図４は第２実施例を示す。この実施例で
は、筒状部２と栓体３とが一体成形されている。この構
造では、部品点数は低減できる利点がある。
は、筒状部２と栓体３とが一体成形されている。この構
造では、部品点数は低減できる利点がある。
【００１６】図５〜図７は第３実施例を示す。同一符号
は同一機能物を示す。この実施例では、係合部８を筒状
部２の内壁２０に支持させるためのスペーサ９を着脱可
能に装着している。この実施例では、スペーサ９は略角
柱状を呈し、内側に係合部８との干渉を防ぐための縦溝
９１が設けられ、外側は円筒面９２となっている。ま
た、栓体３の通気孔３１に通じる２つの通気路９３、９
３を有し、楔状部付き先端部９４が外ネジ環２３の内周
壁２５と、板状部８２の外壁８６との間に差し込まれて
いる。
は同一機能物を示す。この実施例では、係合部８を筒状
部２の内壁２０に支持させるためのスペーサ９を着脱可
能に装着している。この実施例では、スペーサ９は略角
柱状を呈し、内側に係合部８との干渉を防ぐための縦溝
９１が設けられ、外側は円筒面９２となっている。ま
た、栓体３の通気孔３１に通じる２つの通気路９３、９
３を有し、楔状部付き先端部９４が外ネジ環２３の内周
壁２５と、板状部８２の外壁８６との間に差し込まれて
いる。
【００１７】スペーサ９は、リード線Ｌ2 が引っ張られ
たとき、前記突起５および係合部８が変形して弾性を利
用した係合が外れ、外側コンセント７が筒状部２から抜
けることを防止している。この構成により、外側コンセ
ント７のリード線Ｌ2 の引っ張り力に対する抗力を増大
でき、外側コンセント７が抜け難くなる。なお、スペー
サ９は、直接内壁２０に接触する構造であっても良く、
装着位置が通気孔３１に重ならない位置に設置する場合
は、通気路９３は不要である。
たとき、前記突起５および係合部８が変形して弾性を利
用した係合が外れ、外側コンセント７が筒状部２から抜
けることを防止している。この構成により、外側コンセ
ント７のリード線Ｌ2 の引っ張り力に対する抗力を増大
でき、外側コンセント７が抜け難くなる。なお、スペー
サ９は、直接内壁２０に接触する構造であっても良く、
装着位置が通気孔３１に重ならない位置に設置する場合
は、通気路９３は不要である。
【図１】この発明の機器の遠隔操作装置の要部断面図で
ある。
ある。
【図２】この発明の機器の遠隔操作装置の筒状部の斜視
図である。
図である。
【図３】この発明の機器の遠隔操作装置の栓体の斜視図
である。
である。
【図４】第２実施例にかかる筒状部の断面図である。
【図５】第３実施例にかかる筒状部の断面図である。
【図６】第３実施例にかかる筒状部の底面図である。
【図７】第３実施例にかかる栓体およびスペーサの斜視
図である。
図である。
１ ケース ２ 筒状部 ３ 栓体 ４ ピン ５ 突起 ６ 内側コンセント ７ 外側コンセント ８ 係合部 ９ スペーサ １３ ケースの裏側部（裏面） ３１ 通気孔 ３２ 多孔質膜（膜体） １００ 遠隔操作装置 １０１ 電気信号発生器具 １０２ 操作手段 ２００ 取付穴（穴） Ｌ1 、Ｌ2 リード線
Claims (6)
- 【請求項１】 内部に電気信号発生器具が収納され、表
面に該電気信号発生器具の操作手段が設けられている水
密性ケースの背面に、リード線取り出し用の筒状部を突
設し、該筒状部を建物の壁に開けた穴に嵌め込んで固定
する機器の遠隔操作装置において、 前記リード線の取り出し部は、前記筒状部内に嵌め込ん
で水密的に固着させた栓体と、該栓体を貫通して気密か
つ水密的に設けたリードピンと、それぞれリード線が接
続されるとともに前記筒状部内に遊嵌され、かつ前記栓
体の両側に突き出た前記リードピンの突出部に接続させ
た外側コンセントおよび内側コンセントとからなること
を特徴とする機器の遠隔操作装置。 - 【請求項２】 請求項１において、前記栓体に通気孔を
設けるとともに、該通気孔は通気性を有し且つ水密性を
有する膜体で覆ったことを特徴とする機器の遠隔操作装
置。 - 【請求項３】 請求項１において、前記栓体は樹脂製で
あり両面に係止段付き突起が一体成形されており、前記
外側コンセントおよび内側コンセントには、それぞれ前
記突起の係合部が形成されていることを特徴とする機器
の遠隔操作装置。 - 【請求項４】 請求項３において、前記突起は板状を呈
し、前記外側コンセントは樹脂製であり、コンセント本
体と、該コンセント本体と一体成形された係止段付き板
状を呈する前記係合部とからなり、 前記突起と前記係合部との係合は、前記突起および前記
係合部の弾性を利用して前記突起が前記係合部と前記コ
ンセント本体との間に差し込まれ、前記突起の係止段と
前記係合部の係止段とが係合してなされることを特徴と
する機器の遠隔操作装置。 - 【請求項５】 請求項４において、前記係合部と前記筒
状部の内壁との間に、前記係合部の外側面を、前記筒状
部の内壁に支持させるスペーサを着脱可能に装着したこ
とを特徴とする機器の遠隔操作装置。 - 【請求項６】 請求項５において、前記スペーサは前記
通気孔に通じる通気路を有することを特徴とする機器の
遠隔操作装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1019930028120A KR970002766B1 (ko) | 1992-01-14 | 1993-12-16 | 기기의 원격조작장치 |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4-4931 | 1992-01-14 | ||
| JP493192 | 1992-01-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05276580A true JPH05276580A (ja) | 1993-10-22 |
| JPH0697798B2 JPH0697798B2 (ja) | 1994-11-30 |
Family
ID=11597336
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5004283A Expired - Fee Related JPH0697798B2 (ja) | 1992-01-14 | 1993-01-13 | 機器の遠隔操作装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0697798B2 (ja) |
| KR (2) | KR960002837B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100676177B1 (ko) * | 2005-03-22 | 2007-02-01 | 엘지전자 주식회사 | 유기전계발광표시소자의 제조장치 |
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1992
- 1992-10-31 KR KR1019920020298A patent/KR960002837B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1993
- 1993-01-13 JP JP5004283A patent/JPH0697798B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1993-12-16 KR KR1019930028120A patent/KR970002766B1/ko not_active IP Right Cessation
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
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| KR930017466A (ko) | 1993-08-30 |
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| KR970002766B1 (ko) | 1997-03-10 |
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